JP2016020246A - エレベータシステム - Google Patents

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寛典 金田
Hironori Kaneda
寛典 金田
昌則 山岸
Masanori Yamagishi
昌則 山岸
潤 鳥谷部
Jun Toyabe
潤 鳥谷部
孝道 星野
Takamichi Hoshino
孝道 星野
洋平 杉山
Yohei Sugiyama
洋平 杉山
岩本 晃
Akira Iwamoto
晃 岩本
雅弘 田子
Masahiro Tago
雅弘 田子
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Abstract

【課題】エレベータシステムにおいて、変換ケーブルを要することなく、2つのエンコーダの相の違いを解消する。【解決手段】かご2と、つり合いおもり3と、かご2とつり合いおもり3とを連結する主ロープ4と、昇降路1の上部に設置され主ロープ4を駆動する巻上機5と、調速機ロープ6b及び調速機プーリ6c、6dを有する調速機6と、制御装置7と、を備えたエレベータシステムにおいて、調速機プーリ6dの回転軸には、調速機エンコーダ8が設置され、巻上機5の回転軸には、モータエンコーダ9が設置され、制御装置7は、調速機エンコーダ8から出力される第1の信号に基づき演算処理を行う第1の演算部7aと、モータエンコーダ9から出力される第2の信号に基づき演算処理を行う第2の演算部7bと、を含み、第1の信号と第2の信号との相の対比をする機能を有し、当該相が異なる場合には、巻上機5の回転軸の回転方向を反転する制御信号を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータシステムに関する。
電子安全システムを有するエレベータ装置の例としては、WO2006/106574号公報(特許文献1)に記載されているものがある。特許文献1に記載のエレベータ装置は、調速機に取付けられた調速機エンコーダから出力される調速機エンコーダ信号を取り込み、かごの速度や変位量、運転方向を監視している。また、このエレベータ装置には、前述の調速機エンコーダとは別に、巻上機に取付けられたモータエンコーダを設置してある。このモータエンコーダから出力されるモータエンコーダ信号に基づいてかごの位置及び速度を求め、巻上機を制御している。
WO2006/106574号公報
特許文献1に記載のエレベータ装置は、調速機エンコーダ及びモータエンコーダの2系統のエンコーダにより制御を行うものである。このため、据付け先によっては、昇降路内における調速機の配置の違いから、調速機の回転方向と、かごの運転方向すなわちモータ軸の回転方向とが異なり、調速機エンコーダとモータエンコーダとの相が異なってしまうことがある。このような、いわゆる勝手違いが生じた場合、従来、変換ケーブルを用いてエンコーダのパルス出力の入れ替えを行う必要があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、エレベータシステムにおいて、変換ケーブルを要することなく、調速機エンコーダとモータエンコーダとの相の違いを解消することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、かごと、つり合いおもりと、かごとつり合いおもりとを連結する主ロープと、昇降路の上部に設置され主ロープを駆動する巻上機と、調速機ロープ及び調速機プーリを有する調速機と、制御装置と、を備えたエレベータシステムにおいて、調速機プーリの回転軸には、調速機エンコーダが設置され、巻上機の回転軸には、モータエンコーダが設置され、制御装置は、調速機エンコーダから出力される第1の信号に基づき演算処理を行う第1の演算部と、モータエンコーダから出力される第2の信号に基づき演算処理を行う第2の演算部と、を含み、第1の信号と第2の信号との相の対比をする機能を有し、当該相が異なる場合には、巻上機の回転軸の回転方向を反転する制御信号を出力することを特徴とする。
本発明によれば、エレベータシステムにおいて、変換ケーブルを要することなく、調速機エンコーダとモータエンコーダとの相の違いを解消することができる。
本発明のエレベータシステムを示す概略構成図である。 エレベータシステムにおいて調速機エンコーダからの信号の相とモータエンコーダからの信号の相とが同一である場合を示す概略構成図である。 エレベータシステムにおいて調速機エンコーダからの信号の相とモータエンコーダからの信号の相とが異なる場合を示す概略構成図である。 本発明のエレベータシステムの階高測定の際における処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係るエレベータシステムについて図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のエレベータシステムを示す概略構成図である。
本図に示すように、エレベータシステムは、かご2と、つり合いおもり3と、かご2とつり合いおもり3とを連結する主ロープ4と、昇降路1の上部に設置され主ロープ4を駆動する巻上機5と、調速機6と、を備えている。これらは、建屋に設けた昇降路1に設置されている。かご2及びつり合いおもり3は、昇降路1を昇降する昇降体である。調速機6は、かご2の昇降速度を監視し、かご2が所定の過速状態に陥ったときにかご2を非常停止させる機能を有する。また、エレベータシステムは、制御装置7を備えている。制御装置7は、調速機6からの信号を検出する機能、巻上機5を制御する機能等を有している。なお、制御装置7の設置位置は限定されない。
調速機6は、調速機ロープ6bと、上部調速機プーリ6cと、下部調速機プーリ6dと、を備えている。調速機ロープ6bは、無端状をなして昇降路1に配置され、その一部が連結部材6aを介してかご2に連結されている。上部調速機プーリ6cは、調速ロープ6bの上端の湾曲部が巻き掛けられている。下部調速機プーリ6dは、昇降路1の下部に配設され、調速ロープ6bの下端の湾曲部が巻き掛けられている。下部調速機プーリ6dの回転軸には、調速機エンコーダ8が取付けられている。ここで、上部調速機プーリ6c及び下部調速機プーリ6dはそれぞれ、調速機プーリともいう。なお、調速機エンコーダ8は、上部調速機プーリ6cに取付けてもよい。
かご2が昇降する際、調速機ロープ6bが移動し、かご2の走行速度に応じた回転速度で調速機プーリ6c、6dが回転する。調速機エンコーダ8は、かご2の走行速度を機械的に検出する。この走行速度が過速度に達したことが検出されると、制御装置7からの信号により巻上機5又はかご2を非常停止する。検出する過速度としては、定格速度よりも高い第1の過速度と、第1の過速度よりも高い第2の過速度とが設定されている。そして、かご2の走行速度が第1の過速度に達すると、調速機6の図示しない過速度検出スイッチが投入され、電源遮断により巻上機5を非常停止する。一方、かご2の走行速度が第2の過速度に達すると、調速機ロープ6bが把持され、調速機ロープ6bの循環が停止し、かご2の下部等に設けられた図示しない非常止め装置が制動動作してかご2を機械的に非常停止する。
制御装置7は、エレベータに設置される安全装置を制御する安全マイコン7a(第1の演算部)と、エレベータの運転を制御するエレベータ制御マイコン7b(第2の演算部)と、を有している。そして、安全マイコン7aには、下部調速機プーリ6dの回転軸に取付けられた調速機エンコーダ8からの調速機エンコーダ信号(第1の信号)が入力され、安全マイコン7aは、調速機エンコーダ信号を演算処理し、かごの速度や変位量、運転方向を監視している。一方、エレベータ制御マイコン7bには、巻上機5の回転軸に取付けられたモータエンコーダ9からのモータエンコーダ信号(第2の信号)が入力されており、エレベータ制御マイコン7bは、モータエンコーダ信号を演算処理し、かご2の位置及び速度を求め、巻上機5を制御している。
このように調速機6の下部調速機プーリ6dに取付けられた調速機エンコーダ8と巻上機5に取付けられたモータエンコーダ9との2系統のエンコーダにより制御を行うエレベータ本体を建屋に据付ける際、昇降路1内における調速機6の配置の違いから、調速機6の回転方向とかご2の運転方向が異なることがある。
すなわち、図1及び図2Aに示すものは、図中、調速機6がかご2の右側に配置されている。この場合、巻上機5を図中、時計回りさせてかご2を上昇させると、調速機6の下部調速機プーリ6dも図中、時計回りとなり、調速機エンコーダ8とモータエンコーダ9の相は同一となる。
一方、図2Bに示すもののように、図中、調速機6がかご2の左側に配置されている場合、巻上機5を図中、時計回りさせてかご2を上昇させると、調速機6の下部調速機プーリ6dは図中、反時計回りとなり、調速機エンコーダ8とモータエンコーダ9の相が異なる。
言い換えると、制御装置7は、第1の信号と第2の信号との相の対比をする機能を有し、当該相が異なる場合には、巻上機5の回転軸の回転方向を反転する制御信号を出力する。
図3は、本発明のエレベータシステムの階高測定の際における処理手順を示すフローチャートである。
エレベータを建物の昇降路1に設置した後、立上げの際には、階高測定を行う。
本図に示すように、その階高測定を開始すると(S1)、制御装置7の安全マイコン7aは、下部調速機プーリ6dの回転軸に取付けられた調速機エンコーダ8から送られる調速機エンコーダ信号に基づく階高データを取得する(S2)。一方、制御装置7のエレベータ制御マイコン7bは、巻上機5の回転軸に取付けられたモータエンコーダ9から送られるモータエンコーダ信号に基づく階高データを取得する(S3)。
次いで、制御装置7は、調速機エンコーダ8の階高データとモータエンコーダ9の階高データとの比較(対比)をする(S4)。
このとき、モータエンコーダ9の階高データが調速機エンコーダ8の階高データに対して負、すなわち図2Bの状態のように、調速機エンコーダ8とモータエンコーダ9との相が異なっているとなっていることを判断すると、エレベータ制御マイコン7bのかご運転方向を反転させる(S5)。これは、見かけ上、それぞれのマイコン7a、7bにおけるかご運転方向を同一とすることである。言い換えると、巻上機5の回転軸の回転方向を反転する制御信号を出力することである。
この後、階高測定を終了する(S6)。
一方、手順S4において、モータエンコーダ9の階高データが調速機エンコーダ8の階高データに対して負とならない場合、すなわち図2Aの状態のように、調速機エンコーダ8とモータエンコーダ9との相が同一であると判定し、手順S5の反転処理を行うことなく、手順S6として、階高測定を終了する。
上記の判定は、階高測定におけるかごの初動時に行うことが望ましい。早期に2つのエンコーダの相を一致させた方が望ましいからである。また、かごの移動距離は階高より短くてもよく、階高の10%程度であっても判定は可能である。
本実施の形態によれば、始動運転時に第1のエンコーダ信号と第2のエンコーダ信号との相が異なる場合、すなわち、階高測定運転時にモータエンコーダ9の階高データが調速機エンコーダ8の階高データに対して負となる場合に、制御装置7からの信号によりエレベータ制御マイコン7bにおけるかご運転方向を反転する。これにより、見かけ上、それぞれのマイコン7a、7bにおけるかご運転方向を同一とする。このように変換ケーブルを要することなく2つのエンコーダ8、9の相の違いを解消することができ、したがって、低コストの装置とすることができる。
また、エレベータの立上げ時に行う階高測定の際に、調速機エンコーダ8とモータエンコーダ9との相が異なっているかどうかを判断し、必要に応じてエレベータ制御マイコン7bにおけるかご運転方向を反転する処理を行うことにより、効率良くエレベータの初期設定を行うことができる。
図3においては、階高測定の際に対比を行っているが、本発明は、これに限定されるものではなく、エレベータを建物の昇降路に設置した後、階高測定以外の試運転の際に、第1の信号と第2の信号との相の対比を行ってもよい。
なお、前述した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。例えば、前述した実施の形態では、一方のエンコーダをモータエンコーダ9、他方のエンコーダを調速機エンコーダ8とし、モータエンコーダ9の階高データが調速機エンコーダ8の階高データに対して負となったときに、エレベータ制御マイコン7bにおけるかご運転方向を反転するようにしたが、本発明はこれに限らず、一方のエンコーダを調速機エンコーダ8、他方のエンコーダをモータエンコーダ9とし、調速機エンコーダ8の階高データがモータエンコーダ9の階高データに対して負となったときに、安全マイコン7aにおけるかご運転方向を反転させるようにしてもよい。
1:昇降路、2:かご、3:つり合いおもり、4:主ロープ、5:巻上機、6:調速機、6a:連結部材、6b:調速機ロープ、6c:上部調速機プーリ、6d:下部調速機プーリ、7:制御装置、7a:安全マイコン、7b:エレベータ制御マイコン、8:調速機エンコーダ、9:モータエンコーダ。

Claims (3)

  1. かごと、つり合いおもりと、前記かごと前記つり合いおもりとを連結する主ロープと、昇降路の上部に設置され前記主ロープを駆動する巻上機と、調速機ロープ及び調速機プーリを有する調速機と、制御装置と、を備えたエレベータシステムにおいて、
    前記調速機プーリの回転軸には、調速機エンコーダが設置され、
    前記巻上機の回転軸には、モータエンコーダが設置され、
    前記制御装置は、前記調速機エンコーダから出力される第1の信号に基づき演算処理を行う第1の演算部と、前記モータエンコーダから出力される第2の信号に基づき演算処理を行う第2の演算部と、を含み、前記第1の信号と前記第2の信号との相の対比をする機能を有し、当該相が異なる場合には、前記巻上機の回転軸の回転方向を反転する制御信号を出力することを特徴とするエレベータシステム。
  2. 前記対比は、階高測定の際に行い、前記第1の信号及び前記第2の信号に基づく階高データの正負が異なる場合に、前記相が異なるとの判定をする、請求項1記載のエレベータシステム。
  3. 前記判定は、前記階高測定における前記かごの初動時に行う、請求項2記載のエレベータシステム。
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