JP2016020235A - 梱包方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】梱包用箱の小型化、梱包した箱の設置スペースの節約を図る梱包方法を提供する。
【解決手段】調理器に取り付けられた状態において調理器の筐体の第1の方向に沿った第1支持部と、筐体の第1の方向とは異なる第2の方向に沿った第2支持部とを備える調理器用支持装置が、調理器から取り外され、第1支持部が調理器の天板側に沿った状態で、調理器と共に箱体内に収納される梱包方法である。
【選択図】図11

Description

本発明は、梱包方法に関する。
調理に用いられる調理器として、電力のみで動作する電磁調理器が知られている。電磁調理器は、誘導加熱コイルによって発生した磁束が金属の調理鍋に作用して調理鍋自体が発熱するものである。また、ガスや火を用いる調理器も広く知られている。設置する台などの高さによっては、調理器が調理に適した高さにならずに調理がしにくいという問題がある。そこで、調理器の底面に脚を設ける提案がなされている。
特許第4289374号公報
調理器は、使用者がその上に鍋、フライパンなどを載置して調理を行うものであり、非常に高温になるものであるため、高い安定性が求められる。
したがって、本発明の目的は、梱包用箱の小型化、梱包した箱の設置スペースの節約などを図る梱包方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、調理器に取り付けられた状態において調理器の筐体の第1の方向に沿った第1支持部と、筐体の第1の方向とは異なる第2の方向に沿った第2支持部とを備える調理器用支持装置が、調理器から取り外され、第1支持部が調理器の天板側に沿った状態で、調理器と共に箱体内に収納される梱包方法である。
本発明によれば、梱包用箱の小型化、梱包した箱の設置スペースの節約などを図ることができる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、明細書中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
図1は、調理器用支持装置により支持される電磁調理器の斜視図である。 図2は、電磁調理器の側面図である。 図3は、電磁調理器の底面図である。 図4は、調理器用支持装置の外観構成を示す斜視図である。 図5Aは調理器用支持装置の平面図であり、図5Bは調理器用支持装置の底面図である。 図6は、調理器用支持装置の側面図である。 図7は、電磁調理器に調理器用支持装置を接続した状態を示す上面側斜視図である。 図8は、電磁調理器に調理器用支持装置を接続した状態の底面側斜視図である。 図9は、電磁調理器に調理器用支持装置を接続した状態の背面図である。 図10は、電磁調理器に調理器用支持装置を接続した状態の底面図である。 図11は、電磁調理器と調理器用支持装置の梱包状態の分解図である。 図12は、電磁調理器と調理器用支持装置の梱包状態の側面図である。 図13は、電磁調理器と調理器用支持装置の梱包状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。ただし、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。なお、説明は以下の順序で行う。
<1.実施の形態>
[1−1.調理器の構成]
[1−2.調理器用支持装置の構成]
[1−3.電磁調理器と調理器用支持装置の梱包]
<2.変形例>
<1.実施の形態>
[1−1.調理器の構成]
まず、調理器用支持装置により支持される調理器の一例である電磁調理器1について説明する。なお、以下の電磁調理器1および調理器用支持装置の説明においては、電磁調理器1の筐体の前後方向である奥行き方向を縦方向とし、縦方向に対して直交する幅方向を横方向とする。電磁調理器1は、例えば、100Vの商用電源を利用する2個の加熱部に磁気シールドを有する電磁調理器である。
電磁調理器1は、薄い直方体の箱形状に構成されている。電磁調理器1は、例えば、60mm程度の厚さを有する。電磁調理器1は、上側部10及び下側部20からなり、上側部10が下側部20を覆う形(上側部10の側板が下側部20の壁部の外側に位置する形)で箱形状をなしている。上側部10は、略四角形状の平板部11と、平板部11の周縁から下方に延びている上側縁部12を有する。平板部11上に略四角形状の天板30が載置され、接着などの方法により固定されている。
天板30は、調理に供する鍋などの調理器具(図示せず。)を載置するための領域を有する。なお、天板30は奥行方向(前後方向)において上側部10の平板部11よりも小さく構成されており、平板部11の前方が天板30に覆われないように構成されている。天板30の表面には、2つの同心円の組が2組描かれている。同心円の組はそれぞれ左加熱領域31、右加熱領域32を示しており、それぞれその下方に加熱部が位置していることを表している。左加熱領域31、右加熱領域32の2つの同心円のうち半径が小さい方の円は、対応する加熱部の後述する誘導コイルが巻回されている円の外周を表しており、すなわち、誘導コイルに電流が流れることにより電磁誘導作用が働く領域を表している。2つの同心円のうち半径が大きい方の円は、対応する加熱部で加熱し得る調理器具の直径の目安を与えるものである。
本実施の形態における電磁調理器1の場合、左側の加熱部に加熱時に供給し得る最大電力が、右側の加熱部に加熱時に供給し得る最大電力より大きくなっている。これに対応するように、左加熱領域31の同心円は右加熱領域32の同心円よりも大きく構成されている。これは、使用者に最大加熱能力の違いを直観的に認識させようとしたものである。
下方に加熱部が位置していることを表している2つの同心円の中心に「IH」などの文字や記号を描画しておき、加熱部が電磁誘導作用を利用した加熱部であることを明示するようにしても良い。このようにした場合には、加熱部が、ラジエントヒーターやハロゲンヒーターによるという誤解を利用者に与えることを防止できる。
天板30は、例えば1枚のガラス板によって構成されている。これにより、天板30の上面を凹凸等がない平面とすることができる。また、鍋などの調理器具を載せたり下ろしたりする際に、天板30を損傷させるようなことを未然に防止することができる。さらに、調理器具などから噴きこぼれた液体等を容易に拭き取ることができる。なお、天板30の表面が平面でも、市販のタブレット端末と同様なガラス表面に対する加工により、後述する各種のキースイッチなどを設けることができる。
上側部10の平板部11における天板30が載置されていない領域は前方に向けて傾斜するように構成されており、ボタン、表示部などを備える操作領域40として構成されている。操作領域40を前方に向けて傾斜させることにより、操作領域40が使用者の方向を向くようになり、操作がし易くなる。
操作領域40は左側の加熱部における各種操作に対応する左加熱部用操作領域41と、右側の加熱部における各種操作に対応する右加熱部用操作領域42とに分かれている。左加熱部用操作領域41には、通常加熱のオンオフを指示する加熱ボタン、湯沸かし加熱のオンオフを指示する湯沸かしボタン、揚げ物加熱のオンオフを指示する揚げ物ボタンなどが設けられている。また、加熱の段階を上下させるためのボタン、タイマの計時時間を設定するためのボタンなども設けられている。また、左加熱部用操作領域41には、各加熱モードのいずれが動作しているかを示す発光素子、加熱の段階を表示する発光素子、タイマの残り時間や揚げ物加熱時の温度等を表示する数字表示部などが設けられている。
右加熱部用操作領域42には、通常加熱のオンオフを指示する加熱ボタン、湯沸かし加熱のオンオフを指示する湯沸かしボタン、揚げ物加熱のオンオフを指示する揚げ物ボタンなどが設けられている。また、加熱の段階を上下させるためのボタン、タイマの計時時間を設定するためのボタンなどが設けられている。各ボタンは例えば、触感のあるプッシュスイッチにより構成されている。ただし、プッシュスイッチに限定されるものではなく、タッチパネル方式のスイッチにより構成されてもよい。
また、右加熱部用操作領域42には、各加熱モードのいずれが動作しているかを示す発光素子、加熱の段階を表示する発光素子、タイマの残り時間や揚げ物加熱時の温度等を表示する数字表示部などが設けられている。なお、本実施の形態においては、左加熱部の加熱時における最大電力が右加熱部よりも大きいため、右加熱部における加熱段階の数よりも左加熱部の段階数が多くなっている。また、操作領域40には、その他、電源スイッチ、電源スイッチのオンオフ状態を表す発光素子なども設けられている。
下側部20は、四角形状の底板21と、底板21周辺から上方に立設されている下側縁部22とを有し、底板21と下側縁部22とは一体成形されている。上側部10の上側縁部12の内面と、下側部20の下側縁部22の外面とが接触し固定され、上側部10及び下側部20による筐体が完成されている。
下側部20の底板21には、2つの吸気口、第1吸気口51、第2吸気口52が設けられている。第1吸気口51、第2吸気口52はそれぞれ、中心開口と、その周囲に設けられている同心円状の複数の円環部材と、径方向に放射状に延びている直線部材とでなっている。第1吸気口51は、筐体内部に設けられたファン(図示せず。)の回転により筐体内に空気を取り込むものであり、第2吸気口52は、第1吸気口51に対応するファンとは異なるファン(図示せず。)の回転により筐体内に空気を取り込むものである。
また、下側部20の底板21には排気口60が設けられている。排気口60は、複数のスリットを左右方向に並設することにより構成されており、底板21の後端に設けられている。吸気口11A、11Bから周囲の空気を筐体内に取り込み、筐体内部の空気を排気口60から排出するようになされている。これにより、電磁調理器1の筐体内を強制空冷する空気流の流路が形成されている。
さらに、底板21の左側には、左側支持体100が備える第1組み立てガイドリブ102A、第2組み立てガイドリブ103Aを挿入するための第1ガイドリブ挿入穴81A、第2ガイドリブ挿入穴82Aが設けられている。また、底板21の右側には右側支持体200が備える第1組み立てガイドリブ、第2組み立てガイドリブを挿入するための第1ガイドリブ挿入穴81B、第2ガイドリブ挿入穴82Bも設けられている。第1組み立てガイドリブ102A、第2組み立てガイドリブ103Aの詳細について後述する。
下側部20内の底板21側には調理器用支持装置としての左側支持体100、右側支持体200と接続するためのインサートナットのネジ受け部が設けられている。ネジ受け部は、後述する第1ネジ穴141、第2ネジ穴152、第3ネジ穴153に対応した位置に設けられている。
底板の4隅のそれぞれには足部70、70、・・・が設けられている。足部70は、電磁調理器1を安定した状態で支持するものである。足部70は、例えばゴム、シリコンなどの弾性体で構成することにより、載置面に傷がつくことを防止するとともに、電磁調理器1が載置面上で滑ることも防止することができる。
電磁調理器1は、左右方向及び奥行方向の長さに比較して厚みが薄く(例えば、560mm×450mm×60mm)、重心が載置面に近い器具となっており、安定した載置状態を実現することができる。また、天板30として、厚さが4mm程度のガラスを適用すると共に、底板21として、単なる樹脂ではなくガラス繊維を充填した充填材含有樹脂(例えば、ガラス入りナイロン;PA6+GF15%)を適用しているので、筐体の容積に比較して大きな重量を稼ぐことができ、安定した載置状態を実現することができる。
また、ガラス繊維を充填した充填材含有樹脂で底板21を構成することにより、底板21として十分な強度を得ることができると共に、機械的な共振を防止することができる。因みに、天板30以外の上側部10は、例えば、ポリカーボネートとABSのアロイ樹脂(PC+ABS)で構成され、強度と耐熱性を満足している。
上述したように、天板30を除いた上側部10、下側部20の材質として合成樹脂を適用している。100Vの商用電源を適用した場合、筐体内部で生じる不要な電磁波が従来より少なく、筐体外への電磁波放出を避けるシールドを考慮する必要がない。そのため、上側部10の部分や下側部20の材質として合成樹脂を適用することができる。
電磁調理器1の内部には、左加熱部、右加熱部の中心的な構成要素である2つの誘導コイルが上述した同心円組の半径が小さい円の下方である位置にそれぞれ設けられている。また、電磁調理器1内部には、誘導コイルを支持するベース板、磁気シールド部、インバータ回路、ヒートシンク、制御部(いずれも図示せず。)等が設けられている。各誘導コイルにおいてはそれぞれ、対応するインバータ回路からの高周波数(例えば数万Hz)の交流電流により、コイルの周辺に磁束が発生する。発生した磁束が金属製鍋を通過するときに鍋の内部に無数のうず電流が発生し、うず電流が流れるとき、調理器具の底の電気抵抗で熱が発生し、その熱によって加熱が行われる。
誘導コイルの外周近傍には、磁気シールド部を設けてある。磁気シールド部は、例えば、1本の帯状導電板をリング状にして両端部を半田などで接続した構成のものである。各インバータ回路はそれぞれ、100Vの商用電源を整流して得た直流を電力制御のためのスイッチング用の半導体素子を複数適用し、所定周波数の交流に変換するものである。電力制御用の半導体素子としては、例えば、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor;IGBT)が使用される。ヒートシンクは、誘導コイル用のインバータ回路を構成する複数のIGBTが搭載されており、IGBTの冷却用のものである。
制御部は、例えば、CPU、ROM、RAM等を備えたマイクロコンピュータで構成され、電磁調理器1の各部と接続していて各種信号を授受できるようになされている。例えば、制御部は、電力分配器やインバータ回路と接続しているだけでなく、入力部や、各種のセンサ群や、上述したファン群などと接続している。なお、制御部は、図示を省略している電源スイッチのオンによる電源供給により動作するようになされている。制御部においては、CPUが、ROMに格納されているプログラムや固定データ、並びに、各部からの入力信号や現在の状態などに基づき、RAMをワーキングメモリとして利用しながら、操作部に対する入力内容に応じた各種の制御などを行う。電磁調理器1は以上のようにして構成されている。ただし、電磁調理器1は、卓上型のものであってもよいし、据置き型のものであってもよい。
[1−2.調理器用支持装置の構成]
次に電磁調理器1を支持する調理器用支持装置である左側支持体100と右側支持体200について説明する。左側支持体100と右側支持体200とは2つで一組の電磁調理器1用の調理器用支持装置として機能するものである。左側支持体100と右側支持体200は、段差を設けたレンジ台収容部に載置され、電磁調理器1の天板30とキッチンの調理台をほぼ面一にするための支持装置である。
左側支持体100は、電磁調理器1を左側において下方から支持するものである。また、右側支持体200は、電磁調理器1を右側において下方から支持するものである。左側支持体100、右側支持体200は電磁調理器1に着脱可能に装着されるものである。以下、左側支持体100の構成について説明するが、右側支持体200は左側支持体100と左右対称の形状に構成されている。
左側支持体100は、底面部101と、底面部101から略垂直方向に起立する外側面部102、内側面部103、前面部104、テーパー部105、外背面部106、内背面部107、端面部108とから、上面が開口し、かつ、内部が中空のものとして構成されている。また、左側支持体100は、電磁調理器1の前後方向に沿って延びる縦支持部110と、電磁調理器1の横方向に沿った横支持部120、縦支持部110と横支持部120間の屈曲部130を備えるように構成されている。左側支持体100は、縦支持部110、横支持部120および屈曲部130とから平面視略L字状に構成されている。
左側支持体100は、縦支持部110と横支持部120とから略L字状に構成されることにより、直線上の形状に比べて安定した状態で電磁調理器1を支持できる。また、L字状に構成することにより、左側支持体100自体の強度も高めることができる。
縦支持部110の前端は、外側から内側にむけて斜めに形成されたテーパー部105として構成されている。縦支持部110の前端をテーパー状に構成することにより、前端が直角の面として構成されている場合より、前方から電磁調理器1の下方への空気の流れをスムーズにすることができる。
縦支持部110の前端内側の角には略水平方向に張り出すように前方鍔部140が設けられている。前方鍔部140には左側支持体100と電磁調理器1とをネジ止めにより固定するための第1ネジ穴141が形成されている。テーパー部105により凹んだ位置に前方鍔部140を設けることにより、内側面部103と前面部104の延長線上からはみ出ることがなく前方鍔部140を設けることができる。これにより、縦支持部110の前方にネジ穴を設けるために大きく突出した箇所を設ける必要がない。
また、左側支持体100の後端には後方の略水平方向に張り出すように後方鍔部150が設けられている。後方鍔部150には左側支持体100と電磁調理器1とをネジ止めにより固定するための第2ネジ穴152、第3ネジ穴153が形成されている。第2ネジ穴152は、L字状に構成された左側支持体100の屈曲部130の近傍に位置するように設けられている。また、第3ネジ穴153は、横支持部120の端部の近傍に位置するように設けられている。
左側支持体100の3つの端である縦支持部110の前端、横支持部120の端部近傍、屈曲部130の近傍にそれぞれ第1ネジ穴141、第2ネジ穴152、第3ネジ穴153を設けることにより、安定した状態で左側支持体100を電磁調理器1に固定することができる。また、安定した状態で電磁調理器1を支持することにより、電磁調理器1内における誘導コイルなどの振動による共振音の低減も図ることができる。なお、電磁調理器1と左側支持体100、右側支持体200との接続に用いるものはネジに限られず、例えば、インサートナット、係合する爪状のアタッチメントなどでもよい。
外側面部102の上端には上方に向かって突出する突起状の第1組み立てガイドリブ102Aが設けられている。また、内側面部103の上端には上方に向かって突出する突起状の第2組み立てガイドリブ103Aが設けられている。第1組み立てガイドリブ102Aは外形がひけないように肉薄に構成されている。第1組み立てガイドリブ102A、第2組み立てガイドリブ103Aは、左側支持体100を電磁調理器1に接続する際に電磁調理器1の底板21に設けられた第1ガイドリブ挿入穴81A、第2ガイドリブ挿入穴82Aにそれぞれ挿入するものである。これにより、左側支持体100と電磁調理器1の位置合わせを容易に行うことができる。
なお、第1組み立てガイドリブ102Aは第2組み立てガイドリブ103Aに比べて高く形成されている。これは、第1組み立てガイドリブ102Aを先に第1ガイドリブ挿入穴81Aに入れ、次に第2組み立てガイドリブ103Aを第2ガイドリブ挿入穴82Aに入れるようにするためである。よって、左側支持体100を電磁調理器1に接続する場合は、まず、第1組み立てガイドリブ102Aを第1ガイドリブ挿入穴81Aに挿入し、第2組み立てガイドリブ103Aを第2ガイドリブ挿入穴82Aに挿入してから、第1ネジ穴141、第2ネジ穴152、第3ネジ穴153で用いてネジ止めする。右側支持体200も同様にして接続される。
左側支持体100の底面部101には、2つの足部160が設けられている。足部160は、左側支持体100と載置面との間に介在することにより左側支持体100を安定した状態で支持するものである。足部160は、例えばゴム、シリコンなどの弾性体により構成されていることにより、載置面に傷がつくことを防止するとともに、左側支持体100が載置面上で滑ることも防止する。
足部160は、左側支持体100を安定した状態で支持するために、ある程度の距離を開けて底面部101に設けるとよい。実施の形態においては、縦支持部110の前方および屈曲部130の近傍に設けられている。なお、足部160の数は2つに限られるものではなく、2つ以上の数であればいくつ設けてもよい。また、足部160を構成する素材としては、ゴム以外であっても、左側支持体100を安定した状態で支持し、かつ、載置面に傷をつけない弾性を有する素材であればどのようなものであってもよい。左側支持体100は上方が開口し、内部が中空に構成されている。これにより、左側支持体100の軽量化、材料費の削減を図ることができる。
左側支持体100の底面には、複数の孔部170が設けられている。孔部170は、開口している上方から左側支持体100内部に入り込んだ水などの液体を排出するための水抜き孔として機能する。また、孔部170は、左側支持体100の内部の通気孔としても機能する。これにより、電磁調理器1により熱せられた空気が左側支持体100内に滞留することを防止することができる。なお、上述のように左側支持体100の底面には足部160が設けられているため、載置面によって孔部170が塞がれてしまうことはない。
左側支持体100の内側面部103の上端には下方に向けて凹んだ切り欠き部180が設けられている。切り欠き部180は、電磁調理器1の底面に設けられた吸気口51と左側支持体100が重なる位置に設けられている。その吸気口51と左側支持体100とが重なる位置に切り欠き部180を設けることにより、左側支持体100が吸気口51を塞いで吸気を遮ることを防止することができる。切り欠き部180の寸法は、吸気口51の大きさに応じて適宜設定するとよい。
左側支持体100の外背面部106にはフック状のコードかけ190が設けられている。コードかけ190は一体成型により左側支持体100に設けられている。コードかけ190は電磁調理器1の電源用コード(図示せず。)を引き出した状態で維持するためにひっかけるためのものである。なお、右側支持体200にも同様の構成のコードかけが設けられているため、電磁調理器1の電源用コードは左右どちらの方向に引き出してもよい。
以上のようにして左側支持体100が構成されている。右側支持体200は左側支持体100と左右対称に構成されている。なお、左側支持体100、右側支持体200の両方が電磁調理器1の底面に設けられた吸気口に重なる場合には、左側支持体100、右側支持体200のどちらにも切り欠き部180を設ける必要がある。
一方、左側支持体100、右側支持体200のいずれか一方のみが電磁調理器1の底面に設けられた吸気口に重なる場合、重ならない方の支持体には切り欠き部180は不要である。左側支持体100、右側支持体200の両方が電磁調理器1の底面に設けられた吸気口に重ならない場合には、左側支持体100、右側支持体200のどちらにも切り欠き部180は不要である。
図7乃至図10は、左側支持体100、右側支持体200を電磁調理器1に接続した状態を示す図である。上述したように、左側支持体100、右側支持体200は上面が開口し、内部が中空のものとして構成されているため、電磁調理器1に左側支持体100、右側支持体200を接続した際、電磁調理器1の左側の足部70は左側支持体100内に収納されることになる。また、電磁調理器1の右側の足部70は右側支持体200内に収納されることになる。よって、電磁調理器1に左側支持体100、右側支持体200を接続する際に足部70が邪魔になることがない。
左側支持体100と右側支持体200はそれぞれ電磁調理器1の左端と右端において電磁調理器1を支持するものである。よって、電磁調理器1に左側支持体100と右側支持体200を接続した状態にあっては電磁調理器1の下に前方に向けて開口する空間が形成される。
また、横支持部120は電磁調理器1の幅方向の寸法の半分よりも短く構成されている。これにより、左側支持体100の横支持部120と右側支持体200の横支持部120との間にある程度の広さを有する空隙が形成される。これにより、電磁調理器1の下には、左側支持体100と右側支持体200の間において、電磁調理器1の前方から後方に向けて開口する空間が形成される。左側支持体100の横支持部120と右側支持体200の横支持部120との間に空間が形成されることにより、前方から後方に向けて空気が吹き抜けることが可能であるため、空気の流れを妨げず冷却効率を低下させることがない。また、電磁調理器1の下の空間は鍋、フライパンなどの調理器具を収納するという使い方も可能である
図8および図10に示されるように電磁調理器1においては、左側支持体100が電磁調理器1の底面の左側に設けられた吸気口51の一部に重なっている。よって、左側支持体100には吸気口51に重なる位置に切り欠き部180が設けられている。これにより、吸気口における空気の流れを左側支持体100が遮ってしまうことがない。なお、図8および図10に示される電磁調理器1においては、右側支持体200は電磁調理器1の底面の左側に設けられた吸気口52に重なっていない。したがって、右側支持体200には切り欠き部180を設ける必要がない。
以上のようにして左側支持体100、右側支持体200が構成され、その左側支持体100、右側支持体200により電磁調理器1が支持される。なお、電磁調理器1は、卓上型、据置き型、どちらの型であっても支持体を用いて支持することができる。
[1−3.電磁調理器と調理器用支持装置の梱包]
次に電磁調理器1、左側支持体100および右側支持体200の梱包方法について説明する。ここで説明する梱包例は、電磁調理器1、左側支持体100および右側支持体200を一つのセットとして提供、販売するような場合に、それらを一つの箱に収めるためのものである。図11は、梱包状態を説明するための梱包状態の分解図であり、図12は梱包状態の側面図である。図13は、梱包用箱内部における梱包状態および梱包用の箱を示す図である。梱包状態においては、電磁調理器1の両側面を保護するように第1側面用緩衝材310および第2側面用緩衝材320が電磁調理器1の左右にそれぞれ配置されている。第1側面用緩衝材310および第2側面用緩衝材320としては例えば発泡スチロールを用いることができる。また、第1側面用緩衝材310および第2側面用緩衝材320は、折り曲げ加工されたダンボール、気泡緩衝材などを用いてもよい。
また、天板30を保護するための天板保護材330が天板30を覆うように設けられている。天板保護材330としては例えばダンボール、板状の発泡スチロールなどを用いることができる。なお、天板保護材330は、位置のズレ等を防ぐために粘着テープで数箇所をとめることにより位置を固定するとよい。
そして、図12に示されるように左側支持体100の縦支持部110が天板保護材330上に載り、左側支持体100の横支持部120が電磁調理器1の背面に沿うように左側支持体100を天板保護材330上に載置する。同様に、右側支持体200も縦支持部110が天板保護材330上に載り、横支持部120が電磁調理器1の背面に沿うように天板保護材330上に載置する。このように略L字状である左側支持体100と右側支持体200の屈曲部130を利用して収納することにより、収納状態を小さくすることができる。これにより、梱包用箱の小型化、梱包した箱の設置スペースの節約などを図ることができる。
左側支持体100と右側支持体200の間には支持体用緩衝材340が配置されている。支持体用緩衝材340を設けることにより、左側支持体100と右側支持体200とが接触して傷がつくことを防止することができる。また、左側支持体100と右側支持体200の位置を固定して左側支持体100と右側支持体200とが箱400内部で振動することを防止することもできる。支持体用緩衝材340としては例えば発泡スチロールを用いることができる。また、支持体用緩衝材340として折り曲げ加工されたダンボール、気泡緩衝材などを用いてもよい。
そして、図13に示されるように一体となった電磁調理器1、左側支持体100および右側支持体200を第1の箱400に収納する。さらに、2つの電磁調理器と支持体のセットを一つの箱に収納する場合には、2つの第1の箱400、400を内箱としてそれぞれに電磁調理器1と支持体のセットを収納し、それらを外箱としての第2の箱500に収納する。第1の箱400、第2の箱500は例えばダンボールにより構成される。このようにして電磁調理器1、左側支持体100および右側支持体200の梱包が行われる。
なお、第1側面用緩衝材310および第2側面用緩衝材320のサイズは、第1側面用緩衝材310および第2側面用緩衝材320の電磁調理器1と接する面以外の全面が第1の箱400の内面に接するサイズにするとよい。これにより、第1の箱400内部で電磁調理器1、左側支持体100および右側支持体200が振動することを防止できる。
この梱包の説明においては、電磁調理器1、左側支持体100および右側支持体200がセットで提供、販売されるものとして説明を行った。しかし、左側支持体100および右側支持体200からなる支持体セットと、電磁調理器1とは分けて提供、販売するようにしてもよい。その場合、左側支持体100および右側支持体200からなる支持体セットを高さが異なる複数種類用意して提供、販売するようにしてもよい。それにより、使用者が電磁調理器1の使用環境、使用者の身長などに合わせて適切な高さの支持体セットを選ぶことができる。
<2.変形例>
以上、本発明の実施の形態について具体的に説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。実施の形態においては、調理器として電磁調理器を挙げて説明を行ったが、支持体により支持する調理器は電磁調理器に限定されるものではなく、ガスを用いた加熱調理器、電力を用いたいわゆるホットプレートなどでもよい。
実施形態では、排気口60を筐体の背面に設けたものを示したが、筐体の背面に加え、右側面や左側面の背面寄りの部分にも設けるようにしても良い。実施形態においては、加熱部が2個の電磁調理器1を示したが、加熱部の数は2個に限定されるものではない。加熱部の数がいくつであっても本発明に係る調理器用支持装置を適用することは可能である。また、加熱部は100Vのものに限られず、例えば200Vのものであってもよい。さらに、誘導加熱に基づく加熱部が2つ以上ある場合には、誘導加熱以外の原理による加熱部を有するものであってもよい。
1・・・電磁調理器、30・・・天板、40・・・操作領域、51、52・・・吸気口、
100・・・左側支持体、200・・・右側支持体、110・・・縦支持部、120・・・横支持部、130・・・屈曲部、170・・・孔部、180・・・切り欠き部

Claims (4)

  1. 調理器に取り付けられた状態において前記調理器の筐体の第1の方向に沿った第1支持部と、前記筐体の前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿った第2支持部とを備える調理器用支持装置が、前記調理器から取り外され、前記第1支持部が前記調理器の天板側に沿った状態で、前記調理器と共に箱体内に収納される
    梱包方法。
  2. 前記第2支持部が前記調理器の背面に沿った状態で前記調理器と調理器用支持装置が前記箱体内に収納される
    請求項1に記載の梱包方法。
  3. 前記調理器用支持装置は前記第1支持部と前記第2支持部とで略L字型に構成されており、前記第1支持部と前記第2支持部の境界部分である屈曲部が前記調理器の前記天板と前記背面の境界である角部に沿った状態で前記調理器と調理器用支持装置が前記箱体内に収納される
    請求項2に記載の梱包方法。
  4. 前記調理器用支持装置は、2つであり、
    2つの前記調理器用支持装置間に緩衝材が設けられている
    請求項1に記載の梱包方法。
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