JP6731879B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP6731879B2
JP6731879B2 JP2017064264A JP2017064264A JP6731879B2 JP 6731879 B2 JP6731879 B2 JP 6731879B2 JP 2017064264 A JP2017064264 A JP 2017064264A JP 2017064264 A JP2017064264 A JP 2017064264A JP 6731879 B2 JP6731879 B2 JP 6731879B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating coil
heating
coil
support members
heating cooker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017064264A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018170073A (ja
Inventor
裕司 横井川
裕司 横井川
隆司 須永
隆司 須永
杉本 芳之
芳之 杉本
大久保 直也
直也 大久保
導生 田仲
導生 田仲
晃一 星野
晃一 星野
信夫 吉元
信夫 吉元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2017064264A priority Critical patent/JP6731879B2/ja
Publication of JP2018170073A publication Critical patent/JP2018170073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6731879B2 publication Critical patent/JP6731879B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Description

本発明は、トッププレートに載置された被加熱物を加熱する加熱調理器に関するものである。
従来より、加熱コイルをトッププレートに押し付けるためのスプリングとスプリングを支持する筐体を設けている加熱調理器が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−59489号公報
特許文献1に記載の加熱調理器は、加熱コイルを支持する支持軸が加熱コイル支持台に直接設けられている。しかし、加熱調理器は、加熱コイルの設置数、デザイン上の問題等から同一の筐体の中で加熱コイルの位置を変更し、あるいは、別の加熱コイルを使用する場合がある。その場合、加熱調理器は、加熱コイルの設置位置を考慮して複数の支持軸を予め設けた加熱コイル支持台を用意し、あるいは、支持軸の位置が異なる複数の種類の加熱コイル支持台を用意する必要がある。そのため、従来の加熱調理器は、加熱コイルの設置数あるいは加熱コイルの種類にあわせて加熱コイルの設置位置を容易に変更することができない。
本発明は、上記のような課題を解決する為になされたもので同一の筐体の中で加熱コイルの位置を変更したり、あるいは、別の加熱コイルを使用したりする場合でも、加熱コイルの設置位置を容易に変更できる加熱調理器の提供を目的とする。
本発明に係る加熱調理器は、上部に開口を有する箱状に形成された筐体と、筐体の開口を覆い、被加熱物が載置されるトッププレートと、トッププレートの下方に配置され、被加熱物を加熱する加熱コイルと、加熱コイルを保持するコイル保持部材と、コイル保持部材を支持する複数の支持部材と、複数の支持部材が配設される加熱コイル支持台と、を備え、加熱コイル支持台は、複数の支持部材として加熱コイル支持台と一体形成された複数の固定支持部材と、複数の支持部材としての複数の追加支持部材が挿入されることとなる複数の挿入孔部と、を備え、加熱コイルが複数の固定支持部材に対応する位置とは相違する位置に配置される場合には、複数の挿入孔部に複数の追加支持部材が挿入され、複数の追加支持部材がコイル保持部材を支持し、複数の挿入孔部のそれぞれは、貫通孔である複数の位置決用孔部と、複数の位置決用孔部よりも開口形状の面積が大きく形成された貫通孔である複数の係合用孔部とから構成され、複数の追加支持部材のそれぞれは、側壁と天井壁とを有する柱状の本体部と、本体部の天井壁から外側に突出するように形成された円柱部と、本体部の側壁から円柱部とは反対方向に延設する板状の脚部を有し、複数の位置決用孔部に挿入される複数の位置決用爪部と、本体部の側壁から円柱部とは反対方向に延設する板状に形成された可撓性の基部と該基部の先端に形成された鉤状部とを有し、複数の係合用孔部と係合する複数の係合用爪部と、を有するものである。
本発明による加熱調理器によれば、加熱コイルが複数の固定支持部材に対応する位置とは相違する位置に配置される場合には、複数の挿入孔部に複数の追加支持部材が挿入され、複数の追加支持部材がコイル保持部材を支持するものである。そのため、加熱調理器は、加熱コイルの設置数あるいは加熱コイルの種類にあわせて加熱コイルの設置位置を容易に変更することができる。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の分解斜視図である。 図1の加熱調理器から加熱コイルを取り出した分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の筐体内に収納されている基板ユニットと加熱コイルを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の追加支持部材の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の追加支持部材の正面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の追加支持部材の右側面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の支持部材とコイル保持部材との間の距離を示す概略化した拡大断面図である。 本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の加熱コイル支持台の平面図である。
以下、本発明における加熱調理器100について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の分解斜視図である。図2は、図1の加熱調理器から加熱コイルを取り出した分解斜視図である。図1および図2を参照して加熱調理器100の各部の構成を説明する。なお、図1および図2において示すX軸は、X1側を左、X2側を右として加熱調理器100の左右の幅方向を示す。また、Y軸は、Y1側を前、Y2側を後として加熱調理器100の前後の奥行き方向を示す。さらに、Z軸は、Z1側を上、Z2側を下として加熱調理器100の上下方向を示すものである。
[加熱調理器]
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100は、例えば、キッチン台に組み込まれて使用される2口用の誘導加熱調理器である。加熱調理器100は、上部に開口を有する箱状に形成された筐体10と、筐体10の開口を覆い、被加熱物が載置されるトッププレート20と、トッププレート20の下方に配置され、被加熱物を加熱する加熱コイル30と、加熱コイル30を保持するコイル保持部材40と、コイル保持部材40を支持する複数の支持部材50と、複数の支持部材50が配設される加熱コイル支持台60と、を備える。
[筐体]
筐体10は、前後の側壁として外郭を形成する前側壁部10aおよび後側壁部10cと、左右の側壁として外郭を形成する左側壁部10bおよび右側壁部10dと、底部として外郭を形成する底板10eとで構成され、上部に開口を有する箱状に形成されている。筐体10は、前側壁部10a、後側壁部10c、左側壁部10b、右側壁部10dの各上縁部が筐体10の外側に向かって折り曲げられており、各上縁部がキッチン天板の上に設置されて筐体10はキッチン天板に懸吊される。後側壁部10cには、複数の貫通孔で構成された吸気口が形成されており、前側壁部10aは、収納庫11の扉体11aと、化粧パネル12とで覆われている。扉体11aと化粧パネル12とは、例えば、キッチンテーブルの正面に設けられた引出パネルと同一面上になるように設置されている。
図1および図2に示すように、筐体10は、筐体10の内部において、前側壁部10a、左側壁部10b、後側壁部10c、および右側壁部10dの上端と下端との間(Z軸)の位置において、仕切板13を設けている。仕切板13は、加熱コイル30と収納庫11との間に設置された隔壁である。仕切板13には、トッププレート20に載置される鍋などの被加熱物を誘導加熱する加熱コイル30bが配置されている。加熱コイル30bは、コイル保持部材40bによって仕切板13上に保持されている。
筐体10の扉体11a側の内部には、前側壁部10aに開口部を有する収納庫11が配置されている。収納庫11は、筐体10の奥行き方向(Y軸方向)において、前側壁部10aの開口部(Y1側)から筐体10内の奥側(Y2側)に長く延びる板金製の箱形状に形成されている。この収納庫11には、例えば、鍋のような調理容器、あるいは、樹脂製のしゃもじ、へら、おろし金等の調理小物、調味料のような収納物が収納される。収納庫11の左右の側面板にそれぞれガイド部が設けられている。収納庫11の開口部を開閉する扉体11aには、ガイド部にそれぞれ設けられた固定レール内を前後に摺動する一対の摺動レールが取り付けられている。
図3は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の筐体内に収納されている基板ユニットと加熱コイルを示す斜視図である。筐体10の化粧パネル12側の内部には、スイッチング素子、整流回路、その他電子部品等から構成される加熱コイル30用の制御基板を収納した基板ユニット70が配置されている。また、この基板ユニット70の内部には制御基板を冷却する冷却ファン(図示せず)が配設されている。基板ユニット70は上部を加熱コイル支持台60で覆われており、加熱コイル支持台60は、冷却ファンによる冷却風が通る基板ユニット70内の風路を形成する。冷却ファンの冷却風は、後側壁部10cに形成された吸気口から吸引され、基板ユニット70内を通り、制御基板を冷却した後、加熱コイル支持台60から吹き出され、加熱コイル30を冷却している。加熱コイル支持台60には、図1〜図3に示すように、トッププレート20に載置される鍋などの被加熱物を誘導加熱する加熱コイル30aが配置されている。加熱コイル30aは、コイル保持部材40aによって加熱コイル支持台60上に保持されている。なお、加熱コイル支持台60の詳細な構成については後述する。
[トッププレート]
トッププレート20は、図1に示すように、加熱コイル30と対向するように筐体10の開口を覆う。トッププレート20は、例えば、全体が耐熱強化ガラス又は結晶化ガラスにより形成され、天板フレーム21の開口部の形状に合わせて長方形又は正方形等の矩形状に形成されている。トッププレート20の上には誘導加熱される鍋等の被加熱物が載置される。トッププレート20の裏面には、印刷が施されており、例えば、加熱コイル30aおよび加熱コイル30bのそれぞれに対応した加熱位置の表示、加熱調理器100の使用方法、加熱調理器100の使用上の注意等の表示が印刷されている。
天板フレーム21は、トッププレート20の外周部に設けられ、筐体10内の空気が排出される排気口22が形成されている。天板フレーム21は、全体が非磁性ステンレス板又はアルミ板などの金属製板によって額縁状に形成されている。トッププレート20の外周部と天板フレーム21の開口部との間には、ゴム製パッキンあるいはシール材(図示せず)を介在させており、両者が水密状態に固定されている。このように、天板フレーム21とトッププレート20との対面部分に形成される隙間はゴム製パッキンあるいはシール材により塞がれているため、トッププレート20の上面から筐体10の内部に液体などが浸入しないように構成されている。図1に示すように、天板フレーム21は、筐体10の奥行き方向(Y軸方向)において、トッププレート20よりも手前側(Y1側)を前部枠体21aとして操作表示部21a1が設けられている。また、天板フレーム21は、筐体10の奥行き方向(Y軸方向)において、トッププレート20よりも奥側(Y2側)を後部枠体21bとして排気口22が形成されている。
操作表示部21a1は、使用者による操作を受け付けるとともに加熱調理器100の加熱量あるいは動作状態を表示する。操作表示部21a1は、例えば、加熱コイル30の電源を入り切りするスイッチ、加熱コイル30の加熱量を操作する複数の操作ボタン、加熱コイル30の現在の加熱量を表示する表示部等を備えている。また、操作表示部21a1の下方には操作基板が設けられており、使用者により操作表示部21a1の操作ボタンを介して操作基板に操作信号が入力される。
排気口22は、筐体10内を冷却した空気を筐体10から外部に排出するための開口部である。排気口22は、2つの排気口22aおよび排気口22bから構成され、排気口22aは、複数のスリット状の開口孔を有する形態として天板フレーム21に形成されており、排気口22bは、矩形状の開口孔として天板フレーム21に形成されている。排気口22bは、加熱調理器100の左右の幅方向が長手方向として形成され、加熱調理器100の前後の奥行き方向が短手方向として形成されている。排気カバー23は、排気口22に対して左右に2分割された右排気カバー23aと左排気カバー23bとで構成され、それぞれ後部枠体21bに取り外し自在に設置されている。この排気カバー23は、排気口22に異物が入らないようにするためのものである。なお、図1に示す排気口22aおよび排気口22bの開口形状は一例であり、例えば、排気口22aも矩形状の開口孔として形成されてもよい。
[加熱コイル]
加熱コイル30は、筐体10の内部においてトッププレート20の下方に配置され、被加熱物を加熱するものである。加熱コイル30は、誘導加熱コイル、あるいは、略密着して渦巻状に巻かれた抵抗コイル等である。加熱コイル30は、図1および図2に示す加熱コイル30aおよび加熱コイル30bの総称である。加熱コイル30aは、図1および図2では筐体10の内部において右側(X2側)に配置された加熱コイルであり、制御基板をカバーする加熱コイル支持台60上に配置された加熱コイルである。加熱コイル30bは、図1および図2では筐体10の内部において左側(X1側)に配置された加熱コイルであり、仕切板13上に配置された加熱コイルである。なお、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100では、加熱コイル30aおよび加熱コイル30bの2つの加熱コイルが筐体10内に配設されているが、加熱コイル30の配設数は、1つ又は3以上の複数であってもよい。また、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器100では、加熱手段として加熱コイル30を用いているが、いずれか1つ又は複数の加熱コイルを、例えばラジエントヒーターのような電熱線からなる輻射式加熱手段としてもよい。
[コイル保持手段]
コイル保持部材40は、筐体10内において加熱コイル30を保持するものである。加熱コイル30aおよび加熱コイル30bは、フェライトあるいは防磁リングなどと共に概ね円板状のコイルベースに収容され、このコイルベースを含んだコイル保持部材40aおよびコイル保持部材40bによってそれぞれ下方から保持されている。2つのコイル保持部材40aおよびコイル保持部材40bのそれぞれは、取付け先の部材によって形状は異なるが、概ね円板状であり、加熱コイル30aおよび加熱コイル30bよりもサイズが一回り大きく形成されている。2つのコイル保持部材40aおよびコイル保持部材40bは、たとえば金属あるいは耐熱性を有する合成樹脂で構成される。2つのコイル保持部材40aおよびコイル保持部材40bは、加熱コイル30aおよび加熱コイル30bと同様に、左右に並べて配置されている。
コイル保持部材40aについてさらに詳細に説明する。コイル保持部材40aの下方には、図2および図3に示すように、コイルバネなどで構成された弾性部材16が取付けられている。加熱コイル30aが載置されたコイル保持部材40aは、弾性部材16の弾性力によって上方向に付勢される。すなわち、弾性部材16は、コイル保持部材40aをトッププレート20に押し付ける方向に付勢する。弾性部材16は、図2および図3に示すようにコイル保持部材40aの外周の3箇所に配置される。弾性部材16は、図3に示すように、コイル保持部材40aの前方側(Y1側)左右および奥側(Y2側)に周方向で3等分された位置に配置される。弾性部材16は、コイル保持部材40aの下方に向けて凹んだ凹部が形成されたバネ受け部41に位置決めされて配置される。
コイル保持部材40aは、3つの弾性部材16のそれぞれの同一軸線上の直上に、トッププレート20に押し当たる押し当て部42を有している。すなわち、押し当て部42は、コイル保持部材40aの外周の3箇所に配設されている。押し当て部42は、図3に示すように、コイル保持部材40aの前方側(Y1側)左右および奥側(Y2側)に周方向で3等分された位置に配置される。押し当て部42は、上下方向に延びる円柱状に形成されている。押し当て部42がトッププレート20に押し当たることで、加熱コイル30aは、トッププレート20の下面に対して上下方向に位置決めされる。これにより、加熱コイル30aとトッププレート20との距離は、常に一定に保持される。なお、押し当て部42は、上下方向に延びる円柱状に限られず、柱状であればよく、たとえば、三角柱状、四角柱状、六角柱状などの多角柱状であってもよい。
[支持部材]
図2に示す支持部材50は、弾性部材16を介してコイル保持部材40aを支持する。弾性部材16は、コイル保持部材40aと複数の支持部材50との間に配置されている。支持部材50は、弾性部材16を保持し、弾性部材16を介してコイル保持部材40aを支え、コイル保持部材40aをトッププレート20に押し当てながらコイル保持部材40aを支持している。支持部材50は、例えば金属や耐熱性を有する合成樹脂で構成される。支持部材50は、加熱コイル支持台と一体形成されている複数の固定支持部材51と、加熱コイル支持台60に着脱自在に設置される複数の追加支持部材52と、を有する。
固定支持部材51は、図3に示すように、加熱コイル支持台60からトッププレート20の設置位置側に突出した第1固定支持部材51aと、加熱コイル支持台60の内部に凹んだ凹み部55内に形成された第2固定支持部材51bと、加熱コイル支持台60の内部に凹んだ凹み部56内に形成された第3固定支持部材51cと、を有する。
第1固定支持部材51aは、加熱コイル支持台60の上面を形成する壁において、左右の幅方向(X軸方向)の両端から上方(Z軸方向)に突出するように形成されている。第1固定支持部材51aは、側壁と天井壁とを有する円柱状の本体部51a1と、本体部51a1の天井壁から上方(Z軸方向)に突出するように形成された円柱部51a2と、を有する。
第2固定支持部材51bは、加熱コイル支持台60の上面を形成する壁から内部に凹んだ凹み部55内に形成されている。凹み部55は、加熱コイル支持台60の奥行き方向(Y軸方向)において、第1固定支持部材51aの形成位置よりも奥側(Y2側)に位置しており、加熱コイル支持台60の左右の幅方向(X軸方向)においての中央付近に位置している。第2固定支持部材51bは、凹み部55内において凹み部55の内周壁と離間した円柱部51b1を有する。
第3固定支持部材51cは、加熱コイル支持台60の上面を形成する壁から内部に凹んだ凹み部56内に形成されている。凹み部56は、加熱コイル支持台60の奥行き方向(Y軸方向)において、凹み部55の形成位置よりも奥側(Y2側)位置しており、加熱コイル支持台60左右の幅方向(X軸方向)においての中央付近に位置している。第3固定支持部材51cは、凹み部56内において凹み部55の内周壁と離間した円柱部51c1を有する。円柱部51a2、円柱部51b1、円柱部51c1の外周壁に沿って、弾性部材16が配置される。
図4は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の追加支持部材の斜視図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の追加支持部材の正面図である。図6は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の追加支持部材の右側面図である。図3〜図6を用いて、追加支持部材52について説明する。複数の追加支持部材52のそれぞれは、側壁52a1と天井壁52a2とを有する柱状の本体部52aと、本体部52aの天井壁52a2から外側に突出するように形成された円柱部52bと、を有する。本体部52aは、図4〜図6に示すように四角柱状に形成されている。そのため、天井壁52a2は、平面視で略四角形に形成されている。本体部52aが四角柱状に形成されているため、作業者は追加支持部材52を持ちやすく、また、追加支持部材52の周方向の向きがわかりやすいために追加支持部材52を位置決めしやすい。天井壁52a2は、本体部52a内に凹んで形成されている。すなわち、天井壁52a2の外周は、本体部52aの側壁52a1で囲まれている。円柱部52bは、天井壁52a2に形成されており、円柱部52bと側壁52a1との間は離間している。弾性部材16は、円柱部52bの外周壁に沿って配置され、下端部が天井壁52a2と接する。弾性部材16の一部は、円柱部52bと側壁52a1との間に配置されている。
また、複数の追加支持部材52のそれぞれは、本体部52aの側壁52a1から円柱部52bとは反対方向に延設する板状の脚部52c1を備えた位置決用爪部52cを有する。位置決用爪部52cは、本体部52aの互いに対向する側壁52a1に設けられている。すなわち、位置決用爪部52cは、本体部52aにおいて互いに対向するように2つ設けられている。脚部52c1の先端は、面取りされ半円状に形成されている。そのため、追加支持部材52は、位置決用爪部52cの先端を後述する位置決用孔部61aに挿入しやすい。
さらに、複数の追加支持部材52のそれぞれは、本体部52aの側壁52a1から円柱部52bとは反対方向に延設する板状に形成された可撓性の基部52d1と基部52d1の先端に形成された鉤状部52d2とを備えた係合用爪部52dを有する。係合用爪部52dは、本体部52aの互いに対向する側壁52a1に設けられている。すなわち、係合用爪部52dは、本体部52aにおいて互いに対向するように2つ設けられている。鉤状部52d2は、基部52d1の弾性揺動側とは反対側に突出するように形成されている。位置決用爪部52cと係合用爪部52dとは、追加支持部材52を平面視した際の中心位置から90度毎の位置に設けられている。位置決用爪部52cの本体部52aから下端部までの長さ(Z軸方向)は、図5及び図6に示すように、係合用爪部52dの本体部52aから下端部までの長さ(Z軸方向)よりも長い。位置決用爪部52cが係合用爪部52dよりも長いため、追加支持部材52の位置決めが容易である。
図4及び図6に示すように、本体部52aの位置決用爪部52cが設けられている側壁52a1には、突起部52a3が設けられている。追加支持部材52に突起部52a3が設けられていることで、指の触感で追加支持部材52において位置決用爪部52cの形成位置がわかり、追加支持部材52の周方向の位置決めが容易となる。図4及び図6では、突起部52a3は、本体部52aの側壁上に、上下方向に延設された細長いリブとして示されている。しかし、突起部52a3は、追加支持部材52において位置決用爪部52cが形成されている位置がわかればよく、例えば、円柱状の突起、半球状の突起、本体部52aの幅方向に設けられたリブ等他の形状であってもよい。また、突起部52a3は、追加支持部材52において位置決用爪部52cが形成されている位置と係合用爪部52dが形成されている位置とを区別できればよく、突起部52a3は、係合用爪部52dが設けられている側壁52a1にのみ形成されていてもよい。
コイル保持部材40aは、第1固定支持部材51aと、第2固定支持部材51bとによって支持される。または、コイル保持部材40aは、追加支持部材52と、第3固定支持部材51cとによって支持される。コイル保持部材40aは、加熱コイルの位置を変更する場合、あるいは、別の加熱コイルを使用する場合には、第1固定支持部材51a及び第2固定支持部材51bを使用した位置で支持されるか、追加支持部材52及び第3固定支持部材51cを使用した位置で支持されるかを選択することができる。換言すれば、加熱コイル30が複数の固定支持部材51に対応する位置とは相違する位置に配置される場合には、後述する複数の挿入孔部61に複数の追加支持部材52が挿入され、複数の追加支持部材52がコイル保持部材40aを支持する。
図7は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の支持部材とコイル保持部材との間の距離を示す概略化した拡大断面図である。加熱調理器100は、加熱コイル30の設置数、デザイン上の問題等から同一の筐体10の中で加熱コイル30の設置位置を変更し、あるいは、別の加熱コイルを使用する場合がある。このような場合でも、加熱調理器100は、弾性部材16によるコイル保持部材40aをトッププレート20に押し付ける方向に付勢する力を一定にする必要がある。上下方向(Z軸方向)の大きさの異なる追加支持部材52を用意することで、図7に示すように、追加支持部材52とコイル保持部材40aとの間の距離Lを第1固定支持部材51aとコイル保持部材40aとの間の距離Lと等しくすることができる。そのため、加熱コイル30の設置状況あるいは加熱コイル30の種類に対応した追加支持部材52を用いることで、弾性部材16によるコイル保持部材40aをトッププレート20に押し付ける方向に付勢する力を一定にすることができるので、加熱コイル30とトッププレート20との距離が一定、言い換えると加熱コイル30と被加熱物との距離が一定となり、加熱ムラを抑えることができる。
[加熱コイル支持台]
図8は、本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の加熱コイル支持台の平面図である。加熱コイル支持台60は、複数の支持部材50として加熱コイル支持台60と一体形成された複数の固定支持部材51と、複数の支持部材50としての複数の追加支持部材52が挿入されることとなる複数の挿入孔部61とを備える。加熱コイル支持台60には、図2に示すように複数の支持部材50が配設される。また、加熱コイル支持台60には、図2及び図8に示すように複数の追加支持部材52が挿入される複数の挿入孔部61が形成されている。挿入孔部61は、加熱コイル支持台60の上面を形成する壁において、左右の幅方向(X軸方向)の両端に形成されており、第1固定支持部材51aの形成位置よりも奥側(Y2側)位置している。複数の挿入孔部61は、加熱コイル30を冷却するための空気が通過する第1通風孔となる。また、加熱コイル支持台60には、複数の挿入孔部61に隣接して加熱コイル30を冷却するための空気が通過する第2通風孔62が形成されている。第2通風孔62は、加熱コイル支持台60の上面を形成する壁において、挿入孔部61の形成位置よりも奥側(Y2側)に形成されている。
複数の挿入孔部61のそれぞれは、貫通孔である複数の位置決用孔部61aと、位置決用孔部61aよりも開口形状の面積が大きく形成された貫通孔である複数の係合用孔部61bとから構成される。位置決用孔部61aは、矩形状の開口であり、加熱コイル支持台60の奥行き方向(Y軸方向)が長手方向となり、加熱コイル支持台60の幅方向(X軸方向)が短手方向となる開口である。挿入孔部61は、2つの位置決用孔部61aを有しており、2つの位置決用孔部61aは、加熱コイル支持台60の幅方向(X軸方向)において、互いに対向するように配置されている。2つの位置決用孔部61aには、追加支持部材52の位置決用爪部52cが挿入される。係合用孔部61bは、矩形状の開口であり、加熱コイル支持台60の幅方向(X軸方向)が長手方向となり、加熱コイル支持台60の奥行き方向(Y軸方向)が短手方向となる開口である。挿入孔部61は、2つの係合用孔部61bを有しており、2つの係合用孔部61bは、加熱コイル支持台60の奥行き方向(Y軸方向)において、互いに対向するように配置されている。2つの係合用孔部61bには、追加支持部材52の2つの係合用爪部52dが挿入され、図7に示すように、係合用孔部61bと係合用爪部52dとが係合する。追加支持部材52は、係合用孔部61bと係合用爪部52dとが係合することで加熱コイル支持台60に固定される。なお、追加支持部材52は、加熱コイル支持台60に係合されて固定された後、係合用爪部52dを熱溶着または超音波溶着で加熱コイル支持台60に完全に固定してもよい。
(追加支持部材の取り付け方法)
次に、追加支持部材52の加熱コイル支持台60への取り付け方法について説明する。追加支持部材52を加熱コイル支持台60に取り付けする際には、まず、追加支持部材52に形成されている位置決用爪部52cを位置決用孔部61aに挿入して追加支持部材52の加熱コイル支持台60に対する位置決めを行う。この際、作業者は、追加支持部材52の突起部52a3を指で触れることにより速やかに位置決用爪部52cと係合用爪部52dとの向きを認識することができる。また、作業者は、位置決用孔部61aと係合用孔部61bとの開口形状の面積の大きさの相違から速やかに位置決用爪部52cと係合用爪部52dとの設置すべき位置を認識でき追加支持部材52の加熱コイル支持台60への位置決めが容易となる。また、位置決用爪部52cが係合用爪部52dよりも長いため、追加支持部材52の位置決めが容易である。
次に、追加支持部材52の両側に形成されている係合用爪部52dを係合用孔部61bに挿入する。追加支持部材52と加熱コイル支持台60とは、追加支持部材52の両側で係合用爪部52dと係合用孔部61bとが嵌合するので、基部52d1が内側へ撓むように弾性変形し、鉤状部52d2の端部が係合用孔部61bの内周縁に接触しながら移動する。この状態でさらに係合用爪部52dを押し込むと、鉤状部52d2は、加熱コイル支持台60の裏面(追加支持部材52が取り付けられる面とは反対の面)から次第に露出する。そして、この状態で、係合用爪部52dをさらに押し込むと、撓んだ基部52d1は弾性復元し、鉤状部52d2と係合用孔部61bとが係合し、追加支持部材52は加熱コイル支持台60に取り付けられて固定される。
(加熱調理器の動作)
次に、図1及び図2を用いて加熱調理器100の動作と加熱調理器100内を流れる空気の流れについて説明する。図1及び図2の鎖線矢印は、筐体10内に流れる空気の流れを示すものである。加熱コイル30が設けられた加熱口で加熱調理を行う場合、使用者がトッププレート20の加熱位置の表示上に鍋等の被加熱物を載置して操作表示部21a1に加熱開始の指示を入力する。操作表示部21a1に加熱開始の指示をすると、駆動基板から加熱コイル30に高周波電力が供給され、トッププレート20の上に載置された被加熱物が誘導加熱される。また、冷却ファンが動作を開始する。
冷却ファンが動作すると、筐体10内の後側壁部10c側が負圧となり、筐体10の外側の空気が、後側壁部10cに形成された吸気口から筐体10の内部へと吸い込まれる。筐体10の内部へと吸い込まれた空気は、筐体10内の基板ユニット70内に設けられた駆動基板等の機器の周囲を通過してこれらの機器を冷却して筐体10の前方に向かう。この際、基板ユニット70を覆う加熱コイル支持台60は、風路の一部として機能する。基板ユニット70内を流れる一部の空気は、第1通風孔となる挿入孔部61、第2通風孔62から上部空間に吹き出される。また、筐体10の前方に向かった空気は、上方に向かって流れ、下部空間から上部空間に吹出される。
上部空間に吹出された空気は、加熱コイル30に吹き付けられて加熱コイル30の周囲を通過する。加熱コイル30は、加熱コイル30の周囲を通過する空気によって冷却される。加熱コイル30の周囲を通過する空気は、排気口22から加熱調理器100の外部へと流出する。
以上のように、本発明による加熱調理器100によれば、加熱コイル30が複数の固定支持部材51に対応する位置とは相違する位置に配置される場合には、複数の挿入孔部61に複数の追加支持部材52が挿入され、複数の追加支持部材52がコイル保持部材40aを支持するものである。そのため、加熱調理器100は、加熱コイル30の設置数あるいは加熱コイル30の種類にあわせて加熱コイル30の設置位置を容易に変更することができる。
また、加熱調理器100は、加熱コイル30の設置位置を考慮して従来の加熱コイル支持台60に挿入孔を形成するだけでよく、加熱コイル支持台に複数の支持軸を予め設けた加熱コイル支持台を用意し、あるいは、支持軸の位置が異なる複数の種類の加熱コイル支持台用意する必要がない。その結果、加熱調理器100は、新たな加熱コイル支持台を製造する必要はなく、金型コストを抑制することができる。
また、加熱調理器100は、コイル保持部材40aが、加熱コイルの位置を変更する場合、あるいは、別の加熱コイルを使用する場合には、第1固定支持部材51a及び第2固定支持部材51bを使用した位置で支持されるか、追加支持部材52及び第3固定支持部材51cを使用した位置で支持されるかを選択することができる。
また、加熱調理器100は、追加支持部材52が、本体部52aの側壁52a1から円柱部52bとは反対方向に延設する板状の脚部52c1を備え、複数の位置決用孔部61aに挿入される複数の位置決用爪部52cを有する。また、加熱調理器100は、追加支持部材52が、本体部52aの側壁52a1から円柱部52bとは反対方向に延設する板状に形成された可撓性の基部52d1と該基部52d1の先端に形成された鉤状部52d2とを備え、複数の係合用孔部61bと係合する複数の係合用爪部52dを有する。そのため、加熱調理器100は、追加支持部材52の取り付けにネジを使わず、位置決めしやすいので組立が容易である。
また、加熱調理器100は、複数の挿入孔部61のそれぞれが、貫通孔である複数の位置決用孔部61aと、位置決用孔部61aよりも開口形状の面積が大きく形成された貫通孔である複数の係合用孔部61bとから構成されている。そのため、加熱調理器100は、追加支持部材52の位置決め及び加熱コイル支持台60への取り付けができると共に、取り付け方向を容易に認識でき、追加支持部材52の位置決めが容易となる。
また、加熱調理器100は、追加支持部材52の位置決用爪部52cが、係合用爪部52dよりも長い。加熱調理器100は、位置決用爪部52cが係合用爪部52dよりも長いため、追加支持部材52の位置決めが容易である。
また、加熱調理器100は、追加支持部材52の本体部52aの位置決用爪部52cが設けられている側壁52a1には、突起部52a3が設けられている。その結果、加熱調理器100は、追加支持部材52に突起部52a3が設けられていることで、指の触感で追加支持部材52において位置決用爪部52cの形成位置がわかり、追加支持部材52の位置決めが容易となる。
また、加熱調理器100は、追加支持部材52の本体部52aは、四角柱状に形成されている。加熱調理器100は、本体部52aが四角柱状に形成されているため、作業者は追加支持部材52を持ちやすく、また、位置決用爪部52cの方向がわかりやすく追加支持部材52を位置決めしやすい。
また、加熱調理器100は、コイル保持部材40と複数の支持部材50との間に弾性部材16が配置されている。そのため、加熱調理器100は、コイル保持部材40がトッププレート20の方向に付勢され、押し当て部42がトッププレート20に押し当たることで、加熱コイル30aは、トッププレート20の下面に対して上下方向に位置決めされる。そして、加熱調理器100は、加熱コイル30aとトッププレート20との距離は、常に一定に保持される。また、加熱調理器100は、追加支持部材52を使用することで、同一の筐体10で、別の加熱コイルを使用する際に、トッププレート20への押し付け圧力の調整が容易となる。その結果、トッププレートの応力割れを防ぐことができる。
また、加熱調理器100は、挿入孔部61が、加熱コイル30を冷却するための空気が通過する第1通風孔となる。そのため、加熱調理器100は、加熱コイル30を冷却する風路を確保することができ、加熱コイル30を冷却することができる。
また、加熱調理器100は、加熱コイル支持台60には、複数の挿入孔部61に隣接して加熱コイル30を冷却するための空気が通過する第2通風孔62が形成されている。そのため、加熱調理器100は、加熱コイル30の設置位置を変更しても、第2通風孔62を通過する空気によって、加熱コイル30の冷却を行うことができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態1に限定されない。たとえば、加熱調理器100は、収納庫11を有しているが、収納庫11の代わりに、例えば魚焼きグリル、あるいは、オーブンなどの調理庫を備えていてもよい。また、図4〜図6では、追加支持部材52の本体部52aは、四角柱状に形成されているが、例えば、円柱状等他の柱状の形状であってもよい。また、位置決用爪部52cと係合用爪部52dとは、図4〜図6では、本体部52aにそれぞれ2つ設けられているが本体部52aの形状によって、それぞれ1つ又は3つ以上設けられていてもよい。
10 筐体、10a 前側壁部、10b 左側壁部、10c 後側壁部、10d 右側壁部、10e 底板、11 収納庫、11a 扉体、12 化粧パネル、13 仕切板、16 弾性部材、20 トッププレート、21 天板フレーム、21a 前部枠体、21a1 操作表示部、21b 後部枠体、22 排気口、22a 排気口、22b 排気口、23 排気カバー、23a 右排気カバー、23b 左排気カバー、30 加熱コイル、30a 加熱コイル、30b 加熱コイル、40 コイル保持部材、40a コイル保持部材、40b コイル保持部材、41 バネ受け部、42 押し当て部、50 支持部材、51 固定支持部材、51a 第1固定支持部材、51a1 本体部、51a2 円柱部、51b 第2固定支持部材、51b1 円柱部、51c 第3固定支持部材、51c1 円柱部、52 追加支持部材、52a 本体部、52a1 側壁、52a2 天井壁、52a3 突起部、52b 円柱部、52c 位置決用爪部、52c1 脚部、52d 係合用爪部、52d1 基部、52d2 鉤状部、55 凹み部、56 凹み部、60 加熱コイル支持台、61 挿入孔部、61a 位置決用孔部、61b 係合用孔部、62 第2通風孔、70 基板ユニット、100 加熱調理器。

Claims (7)

  1. 上部に開口を有する箱状に形成された筐体と、
    前記筐体の開口を覆い、被加熱物が載置されるトッププレートと、
    前記トッププレートの下方に配置され、被加熱物を加熱する加熱コイルと、
    前記加熱コイルを保持するコイル保持部材と、
    前記コイル保持部材を支持する複数の支持部材と、
    前記複数の支持部材が配設される加熱コイル支持台と、
    を備え、
    前記加熱コイル支持台は、
    前記複数の支持部材として前記加熱コイル支持台と一体形成された複数の固定支持部材と、
    前記複数の支持部材としての複数の追加支持部材が挿入されることとなる複数の挿入孔部と、を備え、
    前記加熱コイルが前記複数の固定支持部材に対応する位置とは相違する位置に配置される場合には、前記複数の挿入孔部に前記複数の追加支持部材が挿入され、当該複数の追加支持部材が前記コイル保持部材を支持し、
    前記複数の挿入孔部のそれぞれは、
    貫通孔である複数の位置決用孔部と、
    前記複数の位置決用孔部よりも開口形状の面積が大きく形成された貫通孔である複数の係合用孔部とから構成され、
    前記複数の追加支持部材のそれぞれは、
    側壁と天井壁とを有する柱状の本体部と、
    前記本体部の前記天井壁から外側に突出するように形成された円柱部と、
    前記本体部の前記側壁から前記円柱部とは反対方向に延設する板状の脚部を有し、前記複数の位置決用孔部に挿入される複数の位置決用爪部と、
    前記本体部の前記側壁から前記円柱部とは反対方向に延設する板状に形成された可撓性の基部と該基部の先端に形成された鉤状部とを有し、前記複数の係合用孔部と係合する複数の係合用爪部と、
    を有する加熱調理器。
  2. 前記位置決用爪部は、前記係合用爪部よりも長い請求項に記載の加熱調理器。
  3. 前記本体部の前記位置決用爪部が設けられている前記側壁には、突起部が設けられている請求項又は請求項に記載の加熱調理器。
  4. 前記本体部は、四角柱状に形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  5. 前記コイル保持部材と前記複数の支持部材との間に弾性部材が配置されている請求項1〜のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. 前記複数の挿入孔部は、前記加熱コイルを冷却するための空気が通過する第1通風孔である請求項1〜のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  7. 前記加熱コイル支持台には、前記複数の挿入孔部に隣接して前記加熱コイルを冷却するための空気が通過する第2通風孔が形成されている請求項に記載の加熱調理器。
JP2017064264A 2017-03-29 2017-03-29 加熱調理器 Active JP6731879B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017064264A JP6731879B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017064264A JP6731879B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018170073A JP2018170073A (ja) 2018-11-01
JP6731879B2 true JP6731879B2 (ja) 2020-07-29

Family

ID=64020471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017064264A Active JP6731879B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6731879B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018170073A (ja) 2018-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101851862B1 (ko) 벤트를 구비하는 조리기기
JP2005353457A (ja) 加熱調理器
JP6731879B2 (ja) 加熱調理器
JP2014054466A (ja) 加熱調理器
JP2010277906A (ja) 誘導加熱調理器
JP6552384B2 (ja) 加熱調理器
JP2015231469A (ja) 加熱調理器
JP2010282926A (ja) 誘導加熱調理器
JP6755213B2 (ja) 加熱調理器
JP2010277905A (ja) 誘導加熱調理器
JP6412833B2 (ja) 調理器用支持装置、調理器セットおよび脚付き調理器
JPWO2016098420A1 (ja) 加熱調理器
JP5896658B2 (ja) 加熱調理器
JP2014074572A (ja) 加熱調理器
JP4703636B2 (ja) 加熱調理器
JP5268435B2 (ja) 加熱調理器
JP6706964B2 (ja) 加熱調理器
JP5279884B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP6556026B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP6055942B2 (ja) 加熱調理器
JP2018018662A (ja) 加熱調理器
US11519608B2 (en) Embossed feature for cooktop assembly
JP6457790B2 (ja) ガスこんろ及び五徳
JP2018173208A (ja) 加熱調理器
JP5152071B2 (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6731879

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250