JP2016020163A - フィラーパイプの取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】異なった孔にも使用でき、強度の大きな取付用クランプを提供する。
【解決手段】燃料を車体の給油口から燃料タンクへ注入するフィラーパイプを、取付用クランプ50を用いて車体1へ取付けるフィラーパイプの取付構造において、取付用クランプ50は、フィラーパイプを保持するフィラーパイプ保持部52と、取付用クランプ50を車体に形成された取付孔に取付ける車体係合部56を有する。車体係合部56は、根本側に第1係合部54と、先端側に第2係合部55を形成し、第1係合部54の外径は、第2係合部55の外径よりも大きく形成した。
【選択図】図1
【解決手段】燃料を車体の給油口から燃料タンクへ注入するフィラーパイプを、取付用クランプ50を用いて車体1へ取付けるフィラーパイプの取付構造において、取付用クランプ50は、フィラーパイプを保持するフィラーパイプ保持部52と、取付用クランプ50を車体に形成された取付孔に取付ける車体係合部56を有する。車体係合部56は、根本側に第1係合部54と、先端側に第2係合部55を形成し、第1係合部54の外径は、第2係合部55の外径よりも大きく形成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料を車体の給油口から燃料タンクへ注入するフィラーパイプを車体へ取付けるフィラーパイプの取付構造に関する。
自動車用燃料タンクと車体の間には、燃料タンク内に燃料を注入するフィラーパイプが取付けられている。
図7に示すように、フィラーパイプ110は、ブリーザチューブ120と大気チューブ130等が組付けられている(例えば、特許文献1参照。)。
図7に示すように、フィラーパイプ110は、ブリーザチューブ120と大気チューブ130等が組付けられている(例えば、特許文献1参照。)。
図7に示すように、このようなフィラーパイプ110及びブリーザチューブ120と大気チューブ130は、取付用クランプ150により車体に取付けられている。取付用クランプ150は、車体に形成された取付孔に取付用クランプの車体係合部を挿入して取付けている。
この車体に形成された取付孔は、車体の仕様により異なった孔径を有するため、他の部分は同じであるが、車体係合部の外径を孔径に合わせた車体係合部を有する取付用クランプを準備する必要があった。しかしながら、異なった孔に適合する取付用クランプを別々に準備することは部品点数が増加して、取扱いも不便であった。
この場合に、図8に示すように、取付部の嵌合孔に係合するために、十字状に4本の係止片を形成し、大きな孔に係合する2本の係止片251、251と、係止片251、251に直交する小さな孔に係合する2本の係止片252、252を設けるものがある(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながらこの場合には、取付ける部材がワイヤーハーネス等の比較的重量の軽いものを取付けるため、大きな強度は必要としないが、フィラーパイプ等の比較的重量の重いものを取付けるためには、係止片で車体の孔に保持するには不十分であった。
そのため、異なった孔径にも使用でき、強度の大きな取付用クランプを提供することが求められていた。
そのため、異なった孔径にも使用でき、強度の大きな取付用クランプを提供することが求められていた。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、燃料を車体の給油口から燃料タンクへ注入するフィラーパイプを、取付用クランプを用いて車体へ取付けるフィラーパイプの取付構造において
取付用クランプは、フィラーパイプを保持するフィラーパイプ保持部と、取付用クランプを車体に形成された取付孔に取付ける車体係合部を有し、
車体係合部は、根本側に第1係合部と、先端側に第2係合部を形成し、第1係合部の外径は、第2係合部の外径よりも大きく形成したことを特徴とするフィラーパイプの取付構造である。
取付用クランプは、フィラーパイプを保持するフィラーパイプ保持部と、取付用クランプを車体に形成された取付孔に取付ける車体係合部を有し、
車体係合部は、根本側に第1係合部と、先端側に第2係合部を形成し、第1係合部の外径は、第2係合部の外径よりも大きく形成したことを特徴とするフィラーパイプの取付構造である。
請求項1の本発明では、燃料を車体の給油口から燃料タンクへ注入するフィラーパイプを車体へ取付ける取付用クランプにおいて、取付用クランプは、フィラーパイプを保持するフィラーパイプ保持部と、取付用クランプを車体に形成された取付孔に取付ける車体係合部を有する。このため、取付用クランプの車体係合部を車体に取付けることにより、フィラーパイプ保持部に保持したフィラーパイプを、車体の所定場所に保持させることができる。
車体係合部は、根本側に第1係合部と、先端側に第2係合部を形成し、第1係合部の外径は、第2係合部の外径よりも大きく形成した。このため、車体に形成した取付孔の大きさが車体の仕様により2種類あっても、それぞれの大きさに応じて、第1係合部又は第2係合部のいずれかをその取付孔に嵌め込むことができ、1つの取付用クランプで取付けることができ、部品点数を削減することができる。
請求項2の本発明は、第1係合部と第2係合部の外周には、車体の取付孔に係止される係止爪がそれぞれ形成されたフィラーパイプの取付構造である。
請求項2の本発明では、第1係合部と第2係合部の外周には、車体の取付孔に係止される係止爪がそれぞれ形成されたため、第1係合部又は第2係合部を車体の取付孔に挿入したときに、取付孔の周囲に係止爪が係合して、第1係合部又は第2係合部が車体の取付孔から抜け難くすることができる。
請求項3の本発明は、第1係合部と第2係合部の外周には、それぞれの係止爪の周囲に、切欠き部が形成されたフィラーパイプの取付構造である。
請求項3の本発明では、第1係合部と第2係合部の外周には、それぞれの係止爪の周囲に、切欠き部が形成されたため、係止部が撓みやすく、車体の取付孔に挿入しやすくなり、組付け作業が容易である。
請求項4の本発明は、第1係合部の内面と第2係合部の外周の間には、第1係合部肉抜き部が形成され、第2係合部の内部には第2係合部肉抜き部が形成されたフィラーパイプの取付構造である。
請求項4の本発明では、第1係合部の内面と第2係合部の外周の間には、第1係合部肉抜き部が形成されたため、第1係合部を車体の取付孔に挿入するときに、第1係合部が撓みやすく、挿入が容易である。第2係合部の内部には第2係合部肉抜き部が形成されたため、第2係合部を車体の取付孔に挿入するときに、第2係合部が撓みやすく、挿入が容易である。
請求項5の本発明は、取付用クランプは、フィラーパイプ保持部とブリーザチューブを保持するブリーザチューブ保持部が形成されたフィラーパイプの取付構造である。
請求項5の本発明では、取付用クランプは、フィラーパイプ保持部とブリーザチューブを保持するブリーザチューブ保持部が形成されたため、1個の取付用クランプでフィラーパイプを保持するとともに、ブリーザチューブも合わせて保持できるため、車体への取付作業が容易である。また、フィラーパイプとブリーザチューブの干渉を防止することができる。
請求項6の本発明は、第1係合部の上面は、第1係合部車体受け面が形成されたフィラーパイプの取付構造である。
請求項6の本発明では、第1係合部の上面は、第1係合部車体受け面が形成されたため、第2係合部を車体の取付孔に挿入して取付用クランプを取付る場合に、第1係合部車体受け面に車体の取付孔の周囲が当接して保持されるため、取付用クランプが安定して取付けられることができる。
請求項7の本発明は、車体に形成された取付孔の大きさは、2種類のいずれか一方で、大きい方の取付孔の直径と第1係合部の外径が略同じ又は若干大きく形成され、小さい方の取付孔の直径と第2係合部の外径が略同じ又は若干大きく形成されたフィラーパイプの取付構造である。
請求項7の本発明では、車体に形成された取付孔の大きさは、2種類のいずれか一方で、大きい方の取付孔の直径と第1係合部の外径が略同じ又は若干大きく形成され、小さい方の取付孔の直径と第2係合部の外径が略同じ又は若干大きく形成された。このため、第1係合部を車体に形成された大きい方の取付孔に挿入して取付けるときに、第1係合部は、車体の取付孔にがたつきがなく、適切に挿入され、安定して取付用クランプが保持されることができる。また、第2係合部を車体に形成された小さい方の取付孔に挿入して取付けるときに、第2係合部は、車体の取付孔にがたつきがなく、適切に挿入され、安定して取付用クランプが保持されることができる。
請求項8の本発明は、取付用クランプは、合成樹脂で形成されたフィラーパイプの取付構造である。
請求項8の本発明では、取付用クランプは、合成樹脂で形成されたため、車体やライナーと摺動して、錆びることがなく、製造が容易であるとともに、軽量化に貢献することができる。
フィラーパイプの取付構造において、車体係合部は、根本側に第1係合部と、先端側に第2係合部を形成し、第1係合部の外径は、第2係合部の外径よりも大きく形成したため、車体に形成した取付孔の大きさがそれぞれの車体で、車体の仕様により2種類あっても、いずれの車体についても、それぞれの大きさに応じて、第1係合部又は第2係合部のいずれかをその取付孔に嵌め込むことができ、1つのクリップで取付けることができ、部品点数を削減することができる。
本発明は、車体1とライナーの間にフィラーパイプ10を取付けるフィラーパイプ10の取付構造に関するものであるが、本発明をフィラーパイプ10とブリーザチューブ20を車体1に取付用クランプ50で取付ける取付構造を例にとり、その実施の形態を図1〜図7に基づき説明する。
まず、フィラーパイプ10について図7に基づき説明する。
フィラーパイプ10は、車体1に設けられた給油口(図示せず)と燃料タンク(図示せず)を連結し、給油口から燃料を燃料タンクに注入するパイプである。フィラーパイプ10は、車体1の形状と、給油口と燃料タンクの位置により屈曲して形成されている。フィラーパイプ10の先端の給油口側には給油口側先端部11が設けられ、燃料タンク側の先端には、タンク側先端部12が設けられている。
フィラーパイプ10は、車体1に設けられた給油口(図示せず)と燃料タンク(図示せず)を連結し、給油口から燃料を燃料タンクに注入するパイプである。フィラーパイプ10は、車体1の形状と、給油口と燃料タンクの位置により屈曲して形成されている。フィラーパイプ10の先端の給油口側には給油口側先端部11が設けられ、燃料タンク側の先端には、タンク側先端部12が設けられている。
そして、フィラーパイプ10の側面に沿って、ブリーザチューブ20と大気チューブ30が取付けられて、フィラーパイプアッシーを構成している。ブリーザチューブ20と大気チューブ30は、給油口側先端部11にそれぞれその先端が開口して取付けられている。ブリーザチューブ20の燃料タンク側の先端は、タンク側先端部12として、開口して取付けられている。
大気チューブ30の燃料タンク側の先端は、燃料タンクに開口して取付けられている。そして、後述する取付用クランプ50によって、ブリーザチューブ20と大気チューブ30は、フィラーパイプ10に括り付けられている。また、フィラーパイプ10の途中にはフィラーパイプ10を保持するためのパイプ保持部40を設けてもよい。
なお、取付用クランプ50は、フィラーパイプ10のみを取付けてもよく、フィラーパイプ10と、ブリーザチューブ20と大気チューブ30を一緒に取付けてもよく、或いは、フィラーパイプ10と、ブリーザチューブ20又は大気チューブ30の何れかを一緒に取付けてもよい。
なお、取付用クランプ50は、フィラーパイプ10のみを取付けてもよく、フィラーパイプ10と、ブリーザチューブ20と大気チューブ30を一緒に取付けてもよく、或いは、フィラーパイプ10と、ブリーザチューブ20又は大気チューブ30の何れかを一緒に取付けてもよい。
フィラーパイプ10を車体1に取付ける取付用クランプ50について、図1〜図6に基づき説明する。
取付用クランプ50は、クランプ本体部51と、取付用クランプ50を車体1に取付ける車体係合部56から構成される。
取付用クランプ50は、クランプ本体部51と、取付用クランプ50を車体1に取付ける車体係合部56から構成される。
クランプ本体部51は、フィラーパイプ10を取付けるフィラーパイプ保持部52と、ブリーザチューブ20を取付けるブリーザチューブ保持部53を有している。フィラーパイプ保持部52及びブリーザチューブ保持部53は、一体的に合成樹脂で形成されている。ブリーザチューブ保持部53は省略することができる。なお、更に図7に示すように、大気チューブ30を取付ける大気チューブ保持部をブリーザチューブ保持部53と併せて、或いは、大気チューブ保持部又はブリーザチューブ保持部53の何れか一方をクランプ本体部51に形成することもできる。
フィラーパイプ保持部52は、フィラーパイプ10を保持するフィラーパイプ保持部凹部52cが中心部分に形成されている。フィラーパイプ保持部凹部52cは、断面が円弧形で円弧の一部が切欠かれて、フィラーパイプ10を挿入し、取出すことができるように形成されている。
フィラーパイプ保持部凹部52cを形成するために、フィラーパイプ保持部凹部52cを囲むように円弧状のフィラーパイプ保持部第1アーム52aとフィラーパイプ保持部第2アーム52bが形成されている。フィラーパイプ保持部凹部52cの内径は、フィラーパイプ10の外径と略同じである。
フィラーパイプ保持部第1アーム52aとフィラーパイプ保持部第2アーム52bは、円弧状に湾曲した板状に形成され、フィラーパイプ保持部凹部52cの開口部分が広がったり、閉じたりすることができるように撓み可能に形成されている。このため、フィラーパイプ10をフィラーパイプ保持部凹部52cに挿入し、或いは、取出すときに、フィラーパイプ保持部第1アーム52aとフィラーパイプ保持部第2アーム52bを撓ませて行うことができる。フィラーパイプ保持部第1アーム52aとフィラーパイプ保持部第2アーム52bの先端は、外側に向かって開くように、屈曲して形成され、フィラーパイプ10を挿入するときに、先端が摺動し易く形成されている。
ブリーザチューブ保持部53は、ブリーザチューブ20を保持するブリーザチューブ保持部凹部53cが中心部分に形成されている。ブリーザチューブ保持部凹部53cは、断面が円弧形で円弧の一部が切欠かれて、ブリーザチューブ20を挿入し、取出すことができるように形成されている。ブリーザチューブ保持部凹部53cを形成するために、ブリーザチューブ保持部凹部53cの開口部分を囲むように先端が内側に屈曲して形成されたブリーザチューブ保持部第1アーム53aとブリーザチューブ保持部第2アーム53bが形成されている。
ブリーザチューブ保持部第1アーム53aとブリーザチューブ保持部第2アーム53bは、内側に屈曲して形成されたため、ブリーザチューブ20を嵌め込むときに、屈曲部分が撓んで、容易に嵌め込むことができる。屈曲したブリーザチューブ保持部第1アーム53aとブリーザチューブ保持部第2アーム53bの先端は、ブリーザチューブ保持部凹部53cと併せて、ブリーザチューブ20の外径と略同じ内径の円弧状の凹部を形成する。
クランプ本体部51は、外面(図1における上面)が平面状に形成された本体上面57が形成されている。本体上面57は、取付用クランプ50が車体1の取付孔2に取付けられたときに、後述する第1係合部54が車体1に取付けられる場合は、車体1の外面に密着して、安定して取付用クランプ50が固定されることができる。
図1〜図4に示すように、車体係合部56は、外側側に第1係合部54と、内側に第2係合部55を2段階の円筒状に形成している。第1係合部54よりも第2係合部55の方が長く形成され、第1係合部54の外径は、第2係合部55の外径よりも大きく形成されている。第1係合部54は、第2係合部55よりも短く形成されているため、第1係合部54は、車体係合部56の根本側に形成され、第2係合部55は、車体係合部56の先端側に延設して形成されている。
このため、後述するように、車体1に形成した取付孔2の大きさが車体1の仕様により2種類あっても、それぞれの大きさに応じて、第1係合部54又は第2係合部55のいずれかをその取付孔2に嵌め込むことができ、取付孔2の大きさに応じて2種類の取付用クランプ50を製造する必要がなく、1つの取付用クランプ50で取付けることができ、部品点数を削減することができる。
図4に示すように、第1係合部54と第2係合部55はそれぞれ円筒状に形成されているため、第1係合部54の内面と第2係合部55の下側の外周の間には、空間である第1係合部肉抜き部54cが形成されている。このため、後述するように、第1係合部54を車体1の取付孔2に挿入するときに、第1係合部54と後述する第1係合部係止爪54aが第1係合部肉抜き部54cの方向に撓みやすく、挿入が容易である。また、円筒状に形成されているため、成形時に第1係合部54と第2係合部55に熱が溜り、第1係合部54と第2係合部55の中心軸が変形することを防止することができる。
第1係合部54の外径は、第2係合部55の外径よりも大きく形成され、第2係合部55は、第1係合部54よりも長く形成されているため、第1係合部54の上面は、第2係合部55の上面の間に段差が形成されて、平面状の第1係合部車体受け面54dとして形成されている。
図5に示すように、車体1の取付孔2が小さくて、第2係合部55を車体1の取付孔2に挿入して取付用クランプ50を取付る場合に、第1係合部車体受け面54dに車体1の取付孔2の周囲が当接して保持されるため、取付用クランプ50の第1係合部車体受け面54dが車体1の取付孔2の周囲のパネル面に安定して取付けられることができる。
第2係合部55は、円筒状に形成され、内部は中空状の第2係合部肉抜き部55cが形成されている。このため、第2係合部25を車体1の取付孔2に挿入するときに、第2係合部55と、後述する第2係合部係止爪55aが、第2係合部肉抜き部55cの側に撓みやすく、挿入が容易である。
図1〜図4に示すように、第1係合部54と第2係合部55の外周には、車体1の取付孔2に係止される第1係合部係止爪54aと第2係合部係止爪55aがそれぞれ2個ずつ形成されている。車体係合部56を車体1の取付孔2に挿入したときに、取付孔2が大きい場合には、第1係合部54が取付孔2に取付けられるが、その時に第1係合部係止爪54aが車体1の取付孔2の周囲に係合して、車体1の取付孔2から抜け難くすることができる。
図5に示すように、車体1の取付孔2が小さい場合には、第2係合部55が取付孔2に取付けられるが、その時に、第1係合部車体受け面54dに保持された車体1のパネルは、第2係合部係止爪55aが車体1の取付孔2の周囲に係合して、車体1の取付孔2から抜け難くすることができる。
図6に示すように、車体1の取付孔2が大きい場合には、第1係合部54が取付孔2に取付けられるが、その時に、クランプ本体部51の本体上面57に保持された車体1のパネルは、第1係合部係止爪54aが車体1の取付孔2の周囲に係合して、車体1の取付孔2から抜け難くすることができる。
図1〜図3に示すように、第1係合部54と第2係合部55の外周に形成された第1係合部係止爪54aと第2係合部係止爪55aの周囲に、それぞれ第1係合部切欠き部54bと第2係合部切欠き部55bが形成されている。このため、取付用クランプ50を金型で成形するときに、第1係合部切欠き部54bと第2係合部切欠き部55bが金型のスライド方向(第1係合部54と第2係合部55の軸方向)に対して、アンダーカットにならないようにすることができる。
さらに、図2と図3に示すように、第1係合部54と第2係合部55の外周に形成された第1係合部係止爪54aと第2係合部係止爪55aの周囲に、それぞれ第1係合部肉抜き部54cと第2係合部肉抜き部55cが形成されている。このため、第1係合部54を取付孔2に挿入するときに、第1係合部肉抜き部54cが撓んで、挿入荷重が増加することを防止できるとともに、第2係合部55を取付孔2に挿入するときに、第2係合部肉抜き部55cが撓んで、挿入荷重が増加することを防止できる。
更に、図1と図2に示すように、第1係合部54の第1係合部車体受け面54dの第2係合部係止爪55aと対向する部分に、第1係合部凹部54eが形成されている。取付用クランプ50を成形するときに、第2係合部係止爪55aの部分を成形するためのスライドコアを設けるためである。
1 車体
2 取付孔
10 フィラーパイプ
20 ブリーザチューブ
50 取付用クランプ
51 クランプ本体部
52 フィラーパイプ保持部
53 ブリーザチューブ保持部
54 第1係合部
54a 第1係合部係止爪
54d 第1係合部車体受け面
55 第2係合部
55a 第2係合部係止爪
2 取付孔
10 フィラーパイプ
20 ブリーザチューブ
50 取付用クランプ
51 クランプ本体部
52 フィラーパイプ保持部
53 ブリーザチューブ保持部
54 第1係合部
54a 第1係合部係止爪
54d 第1係合部車体受け面
55 第2係合部
55a 第2係合部係止爪
Claims (8)
- 燃料を車体の給油口から燃料タンクへ注入するフィラーパイプを取付用クランプを使用して上記車体へ取付ける上記フィラーパイプの取付構造において、
該取付用クランプは、上記フィラーパイプを保持するフィラーパイプ保持部と、上記取付用クランプを上記車体に形成された取付孔に取付ける車体係合部を有し、
該車体係合部は、根本側に第1係合部と、先端側に第2係合部を形成し、上記第1係合部の外径は、上記第2係合部の外径よりも大きく形成したことを特徴とするフィラーパイプの取付構造。 - 上記第1係合部と上記第2係合部の外周には、上記車体の取付孔に係止される係止爪がそれぞれ形成された請求項1に記載のフィラーパイプの取付構造。
- 上記第1係合部と上記第2係合部の外周にはそれぞれの上記係止爪の周囲に、切欠き部が形成された請求項2に記載のフィラーパイプの取付構造。
- 上記第1係合部の内面と上記第2係合部の外周の間には、第1係合部肉抜き部が形成され、上記第2係合部の内部には第2係合部肉抜き部が形成された請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載に記載のフィラーパイプの取付構造。
- 上記取付用クランプは、上記フィラーパイプ保持部とブリーザチューブを保持するブリーザチューブ保持部が形成された請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のフィラーパイプの取付構造。
- 上記第1係合部の上面は、第1係合部車体受け面が形成された請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のフィラーパイプの取付構造。
- 上記車体に形成された上記取付孔の大きさは、2種類のいずれか一方で、大きい方の取付孔の直径と上記第1係合部の外径が略同じ又は若干大きく形成され、小さい方の取付孔の直径と上記第2係合部の外径が略同じ又は若干大きく形成された請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のフィラーパイプの取付構造。
- 上記取付用クランプは、合成樹脂で形成された請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のフィラーパイプの取付構造。
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JP2020076353A (ja) * | 2018-11-07 | 2020-05-21 | トヨタ自動車株式会社 | バルブ取付構造 |
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