JP2016018480A - 現金処理装置 - Google Patents
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Description
A.紙幣が排出される出金口(102)と、
B.紙幣が正常であるか否かを認識する紙幣認識部(104)と、
C.紙幣の収納および繰り出しが可能な紙幣収納庫(紙幣カセット106〜110)と、
D.紙幣を一時的に収納する紙幣保留部(一時保留部105)と、
E.紙幣を搬送する搬送路(103)と、
F.紙幣の搬送中にリジェクト紙幣が発生した際、リジェクト紙幣を前記一時保留部に搬送し、出金動作終了後に、前記一時保留部に集積したリジェクト紙幣を前記紙幣収納庫に搬送するよう制御する制御部(CPU40)と、
を有する。
まず、一般的な現金処理装置90の構成について図1を参照して説明する。図1は、一般的な現金処理装置90の要部構成図である。例えば、現金処理装置90は、金融機関の受付窓口員などのオペレータによる操作に基づいて金銭の取引を実行する操作型端末であってよい。また、例えば、この現金処理装置90は、金融機関の営業店などに設置される。以下では、現金処理装置90が窓口用現金入出金機(TCR:Teller Cash Recycler)である場合を主に想定する。
続いて、本発明の実施形態に係る現金処理装置10について詳細に説明する。なお、本発明の実施形態に係る現金処理装置10の構成要素のうち、一般的な現金処理装置90と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明は省略する。
図4は、本発明の実施形態に係る現金処理装置10の要部構成図である。上述した一般的な現金処理装置90においては、入金庫F(リジェクトカセット)が使用されるが、本発明の実施形態に係る現金処理装置10においては、入金庫Fは使用されなくてよい。したがって、図4に示すように、本発明の実施形態に係る現金処理装置10は、入金庫F(リジェクトカセット)を有していなくてよい。ただし、入金庫Fが使用されなくてよいだけであるため、本発明の実施形態に係る現金処理装置10は、入金庫Fを備えてもよいことは言うまでもない。
次に、本実施形態による現金処理装置10の機能構成について図5を参照して説明する。図5は、本発明の実施形態に係る現金処理装置10の機能構成例を示すブロック図である。図5に示すように、本発明の実施形態に係る現金処理装置10は、制御部210と、検知部220と、記憶部230と、搬送部240とを備える。
まず、本発明の第1の実施形態を説明する。第1の実施形態では、搬送中に発生したリジェクト紙幣を一時保留部105に搬送し、動作終了後にリジェクト紙幣を紙幣カセットまたは出金口に搬送する。
まず、第1の実施形態による出金動作について説明する。具体的には、複数の紙幣が紙幣カセットAに収納されている状態において、出金動作が開始されると、紙幣カセットAから1枚ずつ紙幣が分離されて繰り出される。ここでは、紙幣カセットAを用いて説明するが、紙幣カセットAの代わりに紙幣カセットB〜Eが用いられてもよい。制御部210は、紙幣カセットAから分離された紙幣が認識部104によってリジェクト紙幣であると認識された場合、当該紙幣を出金口102に搬送させる。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る現金処理装置10の出金時における動作の流れの例を示すフローチャートである。図6に示すように、出金時において、制御部210は、紙幣カセットAから分離された紙幣が認識部104によって認識され、認識結果が正常紙幣である旨を示す場合には(ステップS401において「No」)、出金口102に当該紙幣を搬送させる(ステップS402)。
以上説明したように、紙幣出金動作時にリジェクト紙幣が発生した場合に、リジェクト紙幣を一時保留部105に搬送し、出金動作終了後に一時保留部105のリジェクト紙幣を紙幣カセットA〜Eに搬送することで、入金庫F(リジェクトカセット)を使用せずに運用を継続することができる。これにより、オペレータが金庫扉を開閉することなく運用を継続することが可能である。また、金庫扉を開閉することで発生する依頼料が削減する。また、入金庫が不要な構成であるため、コストを削減することも可能である。
次に、第1の実施形態による出金口回収動作について図7を参照して説明する。図7は、本発明の第1の実施形態に係る現金処理装置10の出金口回収時における動作の流れの例を示すフローチャートである。ここでは、一例として、指定カセット内の全紙幣を回収する場合の動作について説明する。
図7に示すように、出金口回収時において、制御部210は、紙幣カセットAから分離された紙幣が認識部104によって認識され、認識結果が正常紙幣である旨を示す場合には(ステップS501において「No」)、出金口102に当該紙幣を搬送させる(ステップS502)。
以上説明したように、紙幣出金口回収動作時にリジェクト紙幣が発生した場合に、リジェクト紙幣を一時保留部105に搬送し、出金口回収動作終了後に一時保留部105のリジェクト紙幣を出金口102に搬送することで、入金庫F(リジェクトカセット)を使用せずに運用を継続することができる。これにより、オペレータが金庫扉を開閉することなく運用を継続することが可能である。また、金庫扉を開閉することで発生する依頼料が削減する。また、入金庫が不要な構成であるため、コストを削減することも可能である。
上述した出金口回収は、指定カセット内の全紙幣を出金口回収する場合であるが、出金口回収の対象はこれに限定されず、例えば指定枚数を出金口回収することも可能である。この例について、図8を参照して説明する。
以上説明した第1の実施形態では、搬送中に発生したリジェクト紙幣を一時保留部105に搬送することで、入金庫F(リジェクトカセット)を使用せずに運用を継続しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、搬送中に発生したリジェクト紙幣を出金口102に搬送することで、入金庫F(リジェクトカセット)を使用せずに運用を継続することも可能である。以下、搬送中に発生したリジェクト紙幣を出金口102に搬送する第2の実施形態について具体的に説明する。
まず、第2の実施形態による出金動作について説明する。図9は、本発明の第2の実施形態に係る現金処理装置10の出金時における動作の流れの例を示すフローチャートである。
図9に示すように、出金時において、制御部210は、紙幣カセットAから分離された紙幣が認識部104によって認識され、認識結果が正常紙幣である旨を示す場合には(ステップS601において「No」)、第1の出金口102−1に当該紙幣を搬送させる(ステップS602)。
以上説明したように、紙幣出金動作時にリジェクト紙幣が発生した場合に、リジェクト紙幣を第2の出金口102−2に搬送することで、入金庫F(リジェクトカセット)を使用せずに運用を継続することができる。これにより、オペレータが金庫扉を開閉することなく運用を継続することが可能である。また、金庫扉を開閉することで発生する依頼料が削減する。また、入金庫が不要な構成であるため、コストを削減することも可能である。
次に、第2の実施形態による出金口回収動作について図10を参照して説明する。図10は、本発明の第2の実施形態に係る現金処理装置10の出金口回収時における動作の流れの例を示すフローチャートである。ここでは、一例として、指定カセット内の全紙幣を回収する場合の動作について説明する。
図10に示すように、出金口回収時において、制御部210は、紙幣カセットAから分離された紙幣が認識部104によって認識され、認識結果が正常紙幣である旨を示す場合には(ステップS701において「No」)、第1の出金口102−1に当該紙幣を搬送させる(ステップS702)。
以上説明したように、紙幣出金口回収動作時にリジェクト紙幣が発生した場合に、リジェクト紙幣を第2の出金口102−2に搬送することで、入金庫F(リジェクトカセット)を使用せずに運用を継続することができる。これにより、オペレータが金庫扉を開閉することなく運用を継続することが可能である。また、金庫扉を開閉することで発生する依頼料が削減する。また、入金庫が不要な構成であるため、コストを削減することも可能である。
上述した出金口回収は、指定カセット内の全紙幣を出金口回収する場合であるが、出金口回収の対象はこれに限定されず、例えば指定枚数を出金口回収することも可能である。この例について、図11を参照して説明する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される
101 入金口
102 出金口
102−1 第1の出金口
102−2 第2の出金口
103 搬送路
104 認識部
105 一時保留部
106 紙幣カセット
111 入金庫
112 ブレード
113 ブレード
114 下部ユニット
115 金庫扉
210 制御部
220 検知部
230 記憶部
240 搬送部
Claims (8)
- 紙幣が排出される出金口と、
紙幣が正常であるか否かを認識する紙幣認識部と、
紙幣の収納および繰り出しが可能な紙幣収納庫と、
紙幣を一時的に収納する紙幣保留部と、
紙幣を搬送する搬送路と、
紙幣の搬送中にリジェクト紙幣が発生した際、リジェクト紙幣を前記紙幣保留部に搬送し、出金動作終了後に、前記紙幣保留部に集積したリジェクト紙幣を前記紙幣収納庫に搬送するよう制御する制御部と、
を備える、現金処理装置。 - 前記制御部は、前記リジェクト紙幣を再認識して前記紙幣収納庫に搬送するよう制御する、請求項1に記載の現金処理装置。
- 前記制御部は、前記紙幣収納庫の紙幣を回収するために繰り出した紙幣を前記出金口に搬送する出金口回収処理中に前記リジェクト紙幣が発生した際、リジェクト紙幣を前記紙幣保留部に搬送し、出金口回収動作終了後に、前記紙幣保留部に集積したリジェクト紙幣を前記出金口へ搬送するよう制御する、請求項1に記載の現金処理装置。
- 前記制御部は、前記出金動作または出金口回収動作終了後、正常紙幣の受け取りをオペレータ端末に通知し、前記出金口に集積紙幣がないことが認識されてから、前記紙幣保留部からのリジェクト紙幣の搬送を行う、請求項1〜3のいずれか1項に記載の現金処理装置。
- 前記出金口は、複数の出金口からなり、
前記制御部は、出金処理中に前記リジェクト紙幣が発生した際、正常紙幣が搬送されている第1の出金口と異なる第2の出金口に前記リジェクト紙幣を搬送し、出金動作終了後に、前記第2の出金口にリジェクト紙幣を集積したことをオペレータ端末に通知するよう制御する、請求項1に記載の現金処理装置。 - 前記出金口は、複数の出金口からなり、
前記制御部は、出金口回収処理中に前記リジェクト紙幣が発生した際、正常紙幣が搬送されている第1の出金口と異なる第2の出金口に前記リジェクト紙幣を搬送し、出金口回収動作終了後に、前記第2の出金口からのリジェクト紙幣受け取りをオペレータ端末に通知するよう制御する、請求項1に記載の現金処理装置。 - 前記制御部は、前記出金動作または出金口回収動作終了後、正常紙幣の受け取りをオペレータ端末に通知し、前記第1の出金口に集積紙幣がないことが認識されてから、前記第2の出金口からのリジェクト紙幣受け取りをオペレータ端末に通知する、請求項5または6に記載の現金処理装置。
- 前記制御部は、前記第2の出金口からリジェクト紙幣が受け取られたか否かを認識する、請求項7に記載の現金処理装置。
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JP2013117898A (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙幣処理装置 |
JP2014109963A (ja) * | 2012-12-04 | 2014-06-12 | Glory Ltd | 紙幣処理装置 |
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