JP2016017497A - 高圧ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 燃料を所望の圧力まで確実に加圧しつつシリンダとプランジャとの焼き付きを防止する高圧ポンプを提供する。【解決手段】 高圧ポンプ1の外郭を形成するポンプカバー30の内部は、環状部材35によって第一燃料室301と第二燃料室302とに区画されている。シリンダ10や加圧室120を形成する加圧室形成部材12などを収容する第一燃料室301は、内部に燃料を流入する流入口と連通している。流入口から第一燃料室301に流入する低圧燃料の一部は、環状部材35によって第二燃料室302への流れが遮断されるため第一燃料室301に滞留した後、加圧室120に吸入される。これにより、プランジャ14の往復移動の摩擦熱が蓄積するシリンダ10を第一燃料室301の低圧燃料によって効率的に冷却することができる。したがって、シリンダ10とプランジャ14との摩擦熱による燃料の気化を防止することができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、高圧ポンプに関する。
従来、燃料タンクに貯留されている燃料を高圧燃料用噴射弁及び低圧燃料用噴射弁の少なくとも一方に供給する燃料供給システムが知られている。当該燃料供給システムでは、低圧ポンプが吐出する比較的低圧の燃料は、一旦高圧ポンプに供給される。高圧ポンプに供給された低圧燃料は、車両制御用ECUの指令に応じて所望の圧力まで加圧されたのち高圧燃料用噴射弁に供給される一方、高圧ポンプによって加圧されることなく低圧燃料用噴射弁にも供給される。
高圧ポンプは、プランジャ、燃料を加圧する加圧室を形成する加圧室形成部材、プランジャを往復移動可能に収容するシリンダ、加圧室において加圧される燃料の量を調整する燃料調整部、及び、加圧室において加圧された燃料を高圧燃料用噴射弁に吐出する吐出部などを備える。例えば、特許文献1には、加圧室に吸入される前の燃料を一旦貯留する燃料室を有し、当該燃料室に貯留されている燃料を低圧燃料用噴射弁に供給する高圧ポンプが記載されている。
特表2006−504903号公報
しかしながら、特許文献1に記載の高圧ポンプでは、燃料が高圧燃料用噴射弁または低圧燃料用噴射弁のいずれに供給されるかにかかわりなく、内燃機関が有するクランクシャフトの回転運動によってプランジャがシリンダの内部を往復移動する。このため、高圧ポンプの内部にはプランジャとシリンダとの摩擦による熱が蓄積する。特許文献1に記載の高圧ポンプでは、高圧燃料用噴射弁に燃料を供給するとき、加圧室を通る燃料によって加圧室形成部材やシリンダなどを冷却することができるが、低圧燃料用噴射弁に燃料を供給するとき、燃料室にのみ燃料が流れるため、加圧室形成部材やシリンダなどを十分に冷却できない。このため、プランジャとシリンダとの摩擦熱によって加圧室に吸入される燃料が気化し、加圧室において燃料を所望の圧力まで加圧できないおそれがある。また、シリンダを十分に冷却できないため、シリンダとプランジャとの摺動面における潤滑の役割をなす液体状の燃料が気化する。このため、当該摺動面において油膜切れが起こり、シリンダとプランジャとが焼き付くおそれがある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料を所望の圧力まで確実に加圧しつつシリンダとプランジャとの焼き付きを防止する高圧ポンプを提供することにある。
本発明は、高圧ポンプであって、プランジャ、シリンダ、加圧室形成部材、燃料調整部、吐出部、ポンプカバー、及び、区画部材を備える。プランジャは、シリンダに往復移動可能に収容されている。加圧室形成部材は、シリンダのプランジャが挿入される側とは反対側の端部に設けられ、プランジャが往復移動すると燃料を加圧する加圧室を形成する。燃料調整部は、加圧室において加圧される燃料の量を調整する。吐出部は、加圧室において加圧された燃料を吐出する。ポンプカバーは、内部に燃料を流入する流入口を有し加圧室形成部材を収容する。本発明の高圧ポンプは、区画部材がポンプカバーの内部を流入口に連通し加圧室形成部材の少なくとも一部を収容する第一燃料室と第一燃料室に連通する第二燃料室とに区画することを特徴とする。
本発明の高圧ポンプでは、区画部材によってポンプカバーの内部が第一燃料室と第二燃料室とに区画されている。第一燃料室には燃料が流入する流入口が連通しつつプランジャの往復移動によって摩擦熱が発生するシリンダの端部に設けられる加圧室形成部材の少なくとも一部が収容されている。流入口から流入する燃料は、区画部材によって第二燃料室への流れが一部遮蔽され、第一燃料室に滞留する。これにより、加圧室形成部材を第一燃料室に滞留する燃料によって冷却することができる。したがって、シリンダとプランジャとの摩擦熱による燃料の気化を防止し、加圧室において燃料を所望の圧力まで確実に加圧することができる。
また、加圧室形成部材や加圧室形成部材と接続するシリンダを第一燃料室に滞留する燃料によって冷却することができるため、シリンダとプランジャとの摺動面を流れる燃料が摩擦熱によって気化することを防止できる。これにより、シリンダとプランジャとの摺動面において液体状の燃料が潤滑の役割をなし、シリンダとプランジャとの焼き付きを防止することができる。
本発明の第一実施形態による高圧ポンプの断面図である。 図1のII−II線断面図である。 本発明の第一実施形態による高圧ポンプのポンプボディ及び区画部材の斜視図である。 本発明の第二実施形態による高圧ポンプの断面図である。 本発明の第三実施形態による高圧ポンプの断面図である。 本発明の第三実施形態による高圧ポンプの断面図であって、図5とは異なる位置における断面図である。 本発明の第三実施形態による高圧ポンプのポンプボディ、区画部材及び板状部材の斜視図である。
以下、本発明の複数の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第一実施形態)
第一実施形態による高圧ポンプ1は、図示しない燃料タンクから汲み上げ低圧ポンプが吐出する比較的低圧の燃料(以下、「低圧燃料」という)を比較的高圧に加圧し、図示しない高圧用デリバリパイプへ吐出する。高圧用デリバリパイプに蓄圧された燃料は、高圧用デリバリパイプに接続する比較的高圧の燃料(以下、「高圧燃料」という)を噴射可能な高圧燃料用噴射弁から内燃機関の気筒内に噴射される。
高圧ポンプ1は、図1に示すように、シリンダ10、加圧室形成部材12、プランジャ14、下ポンプボディ16、上ポンプボディ18、ポンプカバー30、「燃料調整部」としての吸入弁部40及び電磁駆動部50、並びに、「吐出部」としての吐出弁部60などを備えている。
シリンダ10は、筒状に形成されている。シリンダ10の内部には柱状のプランジャ14が往復移動可能に収容されている。
加圧室形成部材12は、シリンダ10のプランジャ14が挿入される側とは反対側の端部にシリンダ10の一端を塞ぐよう設けられている。第一実施形態による高圧ポンプ1では、加圧室形成部材12は、シリンダ10と一体に形成されている。加圧室形成部材12は、プランジャ14の往復移動によって燃料を加圧する加圧室120、加圧室120に連通しつつ径方向の一方に開口する吸入孔121、加圧室120に連通しつつ他方に開口する吐出孔122などを有する。
シリンダ10及び加圧室形成部材12の径外方向の外壁には、下ポンプボディ16及び上ポンプボディ18が設けられる。
下ポンプボディ16は、略筒状に形成されている金属部材である。下ポンプボディ16は、鍔部161、上筒部162、下筒部163などから形成されている。鍔部161、上筒部162及び下筒部163は、一体に形成されている。
鍔部161は、上筒部162及び下筒部163の径方向外側に径外方向に延びるよう形成されている環状の部位である。鍔部161の径方向外側の端部にはポンプカバー30の端部が固定されている。鍔部161は、下筒部163及び後述するオイルシールホルダ17との間にプランジャ14の往復移動にともない容積が変化する副燃料室160を形成する。鍔部161には、副燃料室160とポンプカバー30の内部とを連通する連通路164が形成されている。下ポンプボディ16及びオイルシールホルダ17は、特許請求の範囲に記載の「副燃料室形成部材」に相当する。
上筒部162は、鍔部161の中心軸方向の一方の側、具体的には、鍔部161の加圧室形成部材12側に設けられる筒状の部位である。上筒部162にはシリンダ10が挿通されている。シリンダ10は、圧入などによって上筒部162に固定されている。
下筒部163は、鍔部161に対して上筒部162とは反対側に設けられている。下筒部163は、図示しない内燃機関に設けられた取付穴に取り付け可能である。下筒部163の鍔部161と接続する側とは反対側の端部には、下筒部163の内燃機関側の開口を塞ぐようオイルシールホルダ17が設けられている。オイルシールホルダ17の略中央には、プランジャ14が挿通されている。オイルシールホルダ17には、第一スプリング15の一端が当接している。第一スプリング15の他端は、プランジャ14の下端部に固定されたスプリングシート19に当接している。第一スプリング15は、プランジャ14が内燃機関の図示しないカムシャフトに当接するよう付勢する。プランジャ14は、カムシャフトのプロファイルに沿ってシリンダ10の軸方向に往復移動する。
上ポンプボディ18は、略筒状に形成され、上筒部162の鍔部161と接続する側とは反対側の端部に当接するよう設けられている。上ポンプボディ18は、略中央に貫通孔181を有している。貫通孔181には、加圧室形成部材12及びシリンダ10の加圧室形成部材12と接続する側の端部が挿入されている。また、上ポンプボディ18は、貫通孔181に連通する吸入弁部取付孔182及び吐出弁部取付孔183を有する。吸入弁部取付孔182は、貫通孔181の中心軸に対して略垂直な方向から貫通孔181に連通するよう形成されている。吐出弁部取付孔183は、貫通孔181の中心軸に対して略垂直な方向であって、吸入弁部取付孔182が形成される側とは反対側から貫通孔181に連通するよう形成されている。上ポンプボディ18は、後述する吸入弁部40及び吐出弁部60を支持する。
ポンプカバー30は、有底筒状に形成されている。ポンプカバー30の開口側の端部は、下ポンプボディ16に液密に固定されている。ポンプカバー30の内部には、加圧室120に吸入される前の燃料が一旦貯留される主燃料室が形成される。ポンプカバー30には、燃料流入部31が設けられる(図2参照)。燃料流入部31が有する燃料通路312は、ポンプカバー30の外壁に形成される流入口311と連通する。
ポンプカバー30の内部には、「ダンパ部材」としてのパルセーションダンパ32及び「区画部材」としての環状部材35が設けられる。
パルセーションダンパ32は、2枚のダイアフラム321、322、上固定部材33、下固定部材34などから形成されている。パルセーションダンパ32は、上ポンプボディ18とポンプカバー30との間に設けられている。2枚のダイアフラム321、322は、外縁部が上固定部材33と下固定部材34に挟まれるよう設けられている。2枚のダイアフラム321、322は、外縁が接合され内側の密閉空間に所定圧の気体が密封されている。2枚のダイアフラム321、322は、主燃料室の燃料の圧力変化に応じて、中央部を中心として板厚方向に弾性変形することによって主燃料室の燃料の圧力脈動を低減する。
環状部材35は、図2、3に示すように、円環状に形成される平板部材である。環状部材35は、上ポンプボディ18のパルセーションダンパ32側の端部に支持されている。環状部材35は、主燃料室を二つの燃料室、具体的には、流入口311に連通する第一燃料室301、及び、パルセーションダンパ32が収容される第二燃料室302に区画する。第一燃料室301と第二燃料室302とは、環状部材35の径方向外側の端部とポンプカバー30の内壁との間に形成される隙間などを介して連通している。第一燃料室301には、上ポンプボディ18、下ポンプボディ16の一部、シリンダ10の一部、加圧室形成部材12などが収容されている。第二燃料室302には、パルセーションダンパ32が収容されている。
吸入弁部40は、吸入弁ボディ41、吸入弁座形成部材42、吸入弁部材43、及び、ストッパ部材44などを有する。
吸入弁ボディ41は、筒状に形成され、上ポンプボディ18の吸入弁部取付孔182を形成する内壁に固定される。吸入弁ボディ41の内側には、筒状の吸入弁座形成部材42が設けられている。吸入弁座形成部材42の内側に形成されている吸入室45は、上ポンプボディ18が形成する複数の連通路184を通じて第一燃料室301及び第二燃料室302と連通している。吸入弁座形成部材42は、吸入室45の加圧室120側の開口に弁座421を有している。
吸入弁部材43は、弁座421の加圧室120側に弁座421に当接または離間可能なよう設けられている。吸入弁部材43は、弁座421と離間するとき、ストッパ部材44に当接可能である。
ストッパ部材44と吸入弁部材43との間には、第二スプリング47が設けられる。第二スプリング47は、吸入弁部材43を弁座421に当接するよう付勢する。
電磁駆動部50は、フランジ51、固定コア52、可動コア53、ロッド54、コイル55、及び、第三スプリング56などを有する。
フランジ51は、吸入弁ボディ41の外壁に固定される。吸入弁ボディ41の内側に可動コア53が往復移動可能に設けられる。可動コア53の中央にはロッド54が固定されている。吸入弁ボディ41の内側に固定されたガイド部材57は、ロッド54を軸方向に往復移動可能に支持する。第三スプリング56は、吸入弁部材43が弁座421から離間するようロッド54を加圧室120の方向に付勢している。
可動コア53の加圧室120側とは反対側には、固定コア52が設けられる。固定コア52の径方向外側には、コイル55が設けられる。コネクタ58の端子581を通じてコイル55に電力が供給されると、可動コア53、固定コア52、フランジ51、ヨーク59などに磁気回路が形成され、可動コア53とロッド54は、第三スプリング56の付勢力に抗して固定コア52の方向に磁気吸引される。一方、コイル55への電力の供給が停止すると、磁気回路が消滅し、可動コア53とロッド54は、第三スプリング56によって加圧室120の方向に付勢される。
吐出弁部60は、吐出弁ボディ61、中間部材62、吐出弁部材63、第四スプリング64、ストッパ部材65、リリーフ弁部材66、第五スプリング67、スプリングホルダ68などを有する。
吐出弁ボディ61は、略筒状に形成されている金属部材である。吐出弁ボディ61は、上ポンプボディ18の吐出弁部取付孔183を形成する内壁に固定されている。吐出弁ボディ61の内部には、中間部材62、吐出弁部材63、第四スプリング64、ストッパ部材65、リリーフ弁部材66、第五スプリング67、スプリングホルダ68などが収容されている。
中間部材62は、吐出弁ボディ61の内部に圧入固定されている金属部材である。中間部材62は、吐出弁ボディ61の加圧室120側と吐出弁ボディ61の加圧室120とは反対側とを連通する連通路621、622を有する。連通路621の加圧室120とは反対側の開口の縁部には、吐出弁部材63が当接可能な吐出弁座623が形成されている。また、連通路622の加圧室120側の開口の縁部には、リリーフ弁部材66が当接可能なリリーフ弁座624が形成されている。
吐出弁部材63は、中間部材62の加圧室120とは反対側に往復移動可能に設けられている。吐出弁部材63は、吐出弁部材63を吐出弁座623に当接するよう付勢する第四スプリング64の一端を支持する。吐出弁部材63は、吐出弁座623に当接すると連通路621を閉塞し、吐出弁座623から離間すると連通路621を開放する。
ストッパ部材65は、有底筒状に形成され、吐出弁部材63の加圧室120とは反対側に設けられている。ストッパ部材65は、吐出弁部材63を吐出弁座623に当接するよう付勢する第四スプリング64の他端を支持している。ストッパ部材65は、吐出弁部材63の往復移動を案内しつつ、吐出弁部材63の加圧室120とは反対側への移動可能な位置を規制する。
リリーフ弁部材66は、中間部材62の加圧室120側に往復移動可能に設けられている。リリーフ弁部材66は、リリーフ弁部材66をリリーフ弁座624に当接するよう付勢する第五スプリング67の一端を支持する。リリーフ弁部材66は、リリーフ弁座624に当接または離間する球体を有する。当該球体がリリーフ弁座624に当接すると連通路622を閉塞し、リリーフ弁座624から離間すると連通路622を開放する。
スプリングホルダ68は、有底筒状に形成され、リリーフ弁部材66の加圧室120側に設けられている。スプリングホルダ68は、第五スプリング67の他端を支持する。スプリングホルダ68は、径方向に形成される複数の連通路681を有する。連通路681は、スプリングホルダ68の内部と外部とを連通する。
次に、高圧ポンプ1の作動について説明する。
(1)吸入行程
カムシャフトの回転によってプランジャ14が上死点から下死点に向かって下降すると、加圧室120の容積が増加し、加圧室120の燃料が減圧される。このとき、吐出弁部60では、吐出弁部材63が吐出弁座623に当接し連通路622を閉塞する。一方、吸入弁部40では、吸入弁部材43が加圧室120と吸入室45との差圧により第二スプリング47の付勢力に抗して加圧室120側に移動し、開弁状態となる。吸入弁部40の開弁により、主燃料室の燃料は、連通路184及び吸入室45を通り、加圧室120に流入する。
(2)調量行程
カムシャフトの回転によってプランジャ14が下死点から上死点に向かって上昇すると、加圧室120の容積が減少する。このとき、コイル55への電力の供給は所定の時期まで停止しているため、ロッド54は、第三スプリング56の付勢力により吸入弁部材43を加圧室120側へ押圧する。これにより、吸入弁部40は開弁状態を維持する。吸入弁部40の開弁によって加圧室120と主燃料室とは連通した状態が維持されるため、一旦加圧室120に吸入された低圧燃料が主燃料室へ戻され、加圧室120の燃料の圧力は上昇しない。
プランジャ14が下死点から上死点に向かって上昇する途中の所定の時刻にコイル55に電力が供給される。電力が供給されるコイル55が発生する磁界によって固定コア52と可動コア53との間に磁気吸引力が発生する。発生する磁気吸引力が第二スプリング47の付勢力と第三スプリング56の付勢力との差よりも大きくなると、可動コア53は、固定コア52側へ移動する。これにより、吸入弁部材43に対するロッド54の押圧力が解除される。
ロッド54の押圧力が解除された吸入弁部材43は、第二スプリング47の付勢力、及び、加圧室120から吸入室45へ排出される低圧燃料の動圧によってロッド54の動作に追従して閉弁方向へ移動し、弁座421に当接する。これにより、加圧室120と吸入室45とが遮断される。
(3)吐出行程
吸入弁部材43が閉弁した後、加圧室120の燃料の圧力は、プランジャ14の上昇とともに高くなる。加圧室120の燃料の圧力によって吐出弁部材63に作用する力が燃料出口側の燃料の圧力によって吐出弁部材63に作用する力と第四スプリング64の付勢力との和よりも大きくなると、吐出弁部材63が開弁する。これにより、加圧室120で加圧された高圧燃料が高圧燃料用噴射弁に向けて吐出される。
なお、吐出行程の途中でコイル55への電力の供給が停止される。加圧室120の燃料の圧力が吸入弁部材43に作用する力は、第三スプリング56の付勢力よりも大きいので、吸入弁部材43は閉弁状態を維持する。
高圧ポンプ1は、このようにして、吸入行程、調量行程、及び、吐出行程を繰り返し、内燃機関に必要な量の燃料を加圧し吐出する。
第一実施形態による高圧ポンプ1では、加圧室120に吸入される燃料は、流入口311からポンプカバー30の内部である主燃料室に流入する。主燃料室は、流入口311に連通する第一燃料室301とパルセーションダンパ32を収容する第二燃料室302に環状部材35によって区画されているため、流入口311からポンプカバー30の内部に流入する低圧燃料の一部は、環状部材35によって第一燃料室301から第二燃料室302への流れが遮蔽され、第一燃料室301に滞留する。第一燃料室301に一部が収容されているシリンダ10では、プランジャ14の往復移動によって摩擦熱が発生するため、比較的高温となる。そこで、第一実施形態による高圧ポンプ1では、第一燃料室301に滞留する比較的低温の燃料によってシリンダ10などを効率的に冷却する。これにより、シリンダ10とプランジャ14との摩擦熱によって加圧室120などの燃料が気化することを防止し、加圧室120において燃料を所望の圧力まで確実に加圧することができる。
また、従来、高圧ポンプでは、シリンダとプランジャとの摺動面に沿って加圧室から副燃料室に向かって燃料が漏れ出している。この漏れ出している液体状の燃料は、シリンダとプランジャとの摺動面における潤滑の役割をなしており、当該潤滑面の燃料が気化すると、シリンダとプランジャとが焼き付くおそれがある。
第一実施形態による高圧ポンプ1では、第一燃料室301に滞留する比較的低温の燃料によってシリンダ10を効率的に冷却するため、シリンダ10とプランジャ14との摺動面に沿って加圧室120から副燃料室160に向かって漏れ出す液体状の燃料の気化を防止することができる。これにより、シリンダ10とプランジャ14との焼き付きを防止し、高圧ポンプ1の破損を防止することができる。
第一実施形態による高圧ポンプ1は、パルセーションダンパ32を備えている。これにより、主燃料室の燃料の圧力脈動を低減することができる。
また、第一実施形態による高圧ポンプ1は、副燃料室160を有している。これにより、主燃料室の燃料の圧力脈動を低減するとともに、加圧室120に供給可能な燃料の量を多くし、高圧ポンプ1の吸入効率を向上することができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態による高圧ポンプを図4に基づいて説明する。第二実施形態は、ポンプカバーに燃料流出部が備えられている点が第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第二実施形態による高圧ポンプ2は、低圧ポンプが高圧ポンプ2に供給する低圧燃料を高圧ポンプ2からそのまま図示しない低圧デリバリパイプに流出する燃料流出部36がポンプカバー30に設けられている。すなわち、高圧ポンプ2は、高圧ポンプ2を介して高圧燃料を噴射可能な高圧燃料用噴射弁、及び、低圧燃料を噴射可能な低圧燃料用噴射弁のそれぞれに燃料を供給可能に設けられている。
燃料流出部36は、低圧デリバリパイプの内部に連通する流出通路362を形成する。流出通路362は、ポンプカバー30の外壁に形成される流出口361を介して第一燃料室301と連通する。これにより、流入口311から第一燃料室301に流入する燃料は、第一燃料室301に滞留した後、流出口361を通って低圧デリバリパイプに供給される。
第二実施形態による高圧ポンプ2では、低圧燃料用噴射弁に供給される燃料が一旦高圧ポンプ2に供給される。高圧ポンプ2に供給された低圧燃料は、第一燃料室301においてシリンダ10や加圧室形成部材12の周囲を流れた後、加圧室120に吸入される一方、流出口361から低圧燃料用噴射弁に向けて流出する。これにより、高圧ポンプ2が高圧燃料用噴射弁に燃料を供給しないときでも比較的高温となるシリンダ10などを低圧燃料用噴射弁に供給される低圧燃料によって冷却することができる。したがって、第二実施形態は、第一実施形態の効果を奏するとともに、シリンダ10などをさらに効率的に冷却することができる。
(第三実施形態)
次に、本発明の第三実施形態による高圧ポンプを図5〜7に基づいて説明する。第三実施形態は、第一燃料室に燃料の流れを誘導可能な誘導部材を収容している点が第二実施形態と異なる。なお、第一実施形態及び第二実施形態と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第三実施形態による高圧ポンプ3は、図5、及び、図5に比べ加圧室120に近い部位の断面であって図5に示す断面に略平行な断面を示す図6に示すように、ポンプカバー30の燃料流入部31が接続する部位と燃料流出部36が接続する部位との間に「誘導部材」としての板状部材37が設けられている。
板状部材37は、第一燃料室301において、上ポンプボディ18の外壁とポンプカバー30の内壁との間に形成される隙間にプランジャ14が往復移動する方向に略平行に設けられている。
また、第一燃料室301と副燃料室160とを連通する連通路164は、図5〜7に示すように、板状部材37からみて流出口361側であって流出口361の近傍に形成されている。
第三実施形態による高圧ポンプ3では、流入口311から第一燃料室301に流入する低圧燃料は、板状部材37によって、図6の点線矢印Fに示すように、シリンダ10や加圧室形成部材12の周囲を一方向にのみ回るよう誘導される。シリンダ10などの周囲を流れる低圧燃料の一部は、流出口361を通って低圧燃料用噴射弁に供給される。これにより、第一燃料室301の燃料を使ってシリンダ10などをさらに効率的に冷却することができる。したがって、第三実施形態は、第二実施形態と同じ効果を奏する。
また、高圧ポンプ3では、第一燃料室301と副燃料室160とを連通する連通路164が板状部材37からみて流出口361側であって流出口361の近傍に形成されている。これにより、副燃料室160の燃料が比較的高温の場合、連通路164を通って第一燃料室301に排出される副燃料室160の燃料は速やかに第一燃料室301から外部に流出することができる。したがって、第一燃料室301の燃料の温度が上昇することを防止し、シリンダ10などをさらに効率的に冷却することができる。
(他の実施形態)
(ア)上述の実施形態では、第二燃料室にパルセーションダンパが収容されるとした。しかしながら、パルセーションダンパはなくてもよい。
(イ)上述の実施形態では、区画部材は、上ポンプボディのパルセーションダンパ側の端部に支持されるとした。しかしながら、区画部材を支持する部位はこれに限定されない。ポンプカバーに固定されてもよいし、パルセーションダンパに固定されてもよい。
(ウ)第三実施形態では、副燃料室と第一燃料室とを連通する連通路は、流入口と流出口との間であって、板状部材からみて流出口が形成される側に設けられるとした。しかしながら、連通路が形成される位置はこれに限定されない。副燃料室と第一燃料室とを連通する連通路は、流入口と流出口との間であって板状部材からみて流出口が形成される側に設けられてもよい。この場合、副燃料室の燃料の温度が比較的低温であると第一燃料室におけるシリンダなどの冷却に副燃料室の燃料を利用することができるため、シリンダをさらに効率的に冷却することができる。
(エ)第三実施形態では、板状部材は、第一燃料室において上ポンプボディの外壁とポンプカバーの内壁との間に形成される隙間にプランジャが往復移動する方向に略平行に設けられるとした。しかしながら、「誘導部材」の形状及び設けられる位置はこれに限定されない。第一燃料室に流入する燃料がシリンダの周囲を回るよう誘導する部材であればよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1、2、3 ・・・高圧ポンプ、
10 ・・・シリンダ、
12 ・・・加圧室形成部材、
120 ・・・加圧室、
14 ・・・プランジャ、
30 ・・・ポンプカバー、
301 ・・・第一燃料室、
302 ・・・第二燃料室、
311 ・・・流入口、
35 ・・・環状部材(区画部材)、
40 ・・・吸入弁部(燃料調整部)、
50 ・・・電磁駆動部(燃料調整部)、
60 ・・・吐出弁部(吐出部)。

Claims (5)

  1. プランジャ(14)と、
    前記プランジャを往復移動可能に収容するシリンダ(10)と、
    前記シリンダの前記プランジャが挿入される側とは反対側の端部に設けられ、前記プランジャが往復移動すると燃料を加圧する加圧室(120)を形成する加圧室形成部材(12)と、
    前記加圧室において加圧される燃料の量を調整する燃料調整部(40、50)と、
    前記加圧室において加圧された燃料を吐出する吐出部(60)と、
    内部に燃料を流入する流入口(311)を有し前記加圧室形成部材を収容するポンプカバー(30)と、
    前記ポンプカバーの内部を前記流入口に連通し前記加圧室形成部材の少なくとも一部を収容する第一燃料室(301)と前記第一燃料室に連通する第二燃料室(302)とに区画する区画部材(35)と、
    を備えることを特徴とする高圧ポンプ(1、2、3)。
  2. 前記第二燃料室に収容されるダンパ部材(32)を備えることを特徴とする請求項1に記載の高圧ポンプ。
  3. 前記ポンプカバーは、前記第一燃料室の燃料を外部に流出する流出口(361)を有することを特徴とする請求項1または2に記載の高圧ポンプ。
  4. 前記ポンプカバーに収容され、前記流入口から前記第一燃料室に流入した燃料が前記加圧室形成部材の周囲を流れるよう誘導可能な誘導部材(37)を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の高圧ポンプ。
  5. 前記第一燃料室に連通し前記プランジャの往復移動に伴い容積が変化する副燃料室(160)を形成する副燃料室形成部材(16、17)を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の高圧ポンプ。
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