JP2016017356A - コンクリート用ボイド部材 - Google Patents
コンクリート用ボイド部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016017356A JP2016017356A JP2014142147A JP2014142147A JP2016017356A JP 2016017356 A JP2016017356 A JP 2016017356A JP 2014142147 A JP2014142147 A JP 2014142147A JP 2014142147 A JP2014142147 A JP 2014142147A JP 2016017356 A JP2016017356 A JP 2016017356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main
- concrete
- void
- intermediate portion
- slopes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
【解決手段】コンクリート構造体1にボイド部材3を埋設する。ボイド部材3は、横長の4つの側面11を有し、水平断面が四角形である中間部10と、上下一対の錐部20,30を備えている。錐部20は、八角形の頂面21と、好ましくは六角形の4つの主斜面22と、4つの三角斜面23とを有している。各主斜面22が、対応する1つの側面11と頂面21の1の辺21aとを結ぶ。各三角斜面23が、隣接する2つの主斜面22と頂面21との間に介在されるとともに、頂面21に向かって水平方向に拡幅する三角形になっている。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1のボイド部材は、上下方向の中間部の水平断面形状が八角形になっている。したがって、平面投影視で八角形になっている。また、上面及び下面は、前記中間部の水平断面よりも小さい四角形になっている。前記中間部の4つの側面と上下の面の4つの辺とが4つの四角形の傾斜面によってそれぞれ結ばれている。前記中間部の残り4つの側面と上下の面の4つの角部とが4つの三角斜面によってそれぞれ結ばれている。上側の4つの三角斜面は、それぞれ上面に向かって尖る三角形の斜面になっている。下側の4つの三角斜面は、それぞれ下面に向かって尖る三角形の斜面になっている。
本発明は、コンクリートの充填性を確保しながら、コンクリートの減量度合を大きくすることを目的とする。
横長の4つの側面を有し、水平断面が四角形である中間部と、
前記中間部から上下方向へ突出するともに前記中間部から遠ざかるにしたがって水平断面が小さくなる上下一対の錐部と、
を備え、前記各錐部が、前記中間部とは反対側を向く頂面と、4つの主斜面と、4つの三角斜面とを有し、
前記頂面が、前記中間部の水平断面積より小さい八角形であり、
前記主斜面の各々が、前記中間部における対応する1つの側面と、前記頂面における前記1つの側面と平行な1の辺とを結び、
前記三角斜面の各々が、隣接する2つの主斜面と前記頂面との間に介在されるとともに前記頂面に向かって水平方向に拡幅する三角形になっていることを特徴とする
このコンクリート用ボイド部材によれば、前記中間部を四角形断面にすることによって、八角形断面にするよりもコンクリートの減量度合を大きくできる。また、前記錐部の隅角部に三角斜面を設け、頂面を八角形にすることによって、コンクリートの充填性を確保できる。
これによって、前記錐部の頂面側の部分が八角形断面になるために、コンクリートの充填性を確保できる。また、前記錐部の前記中間部側の部分が四角形断面になるために、コンクリートの減量度合を大きくできる。
図4〜図6は、建物の例えば床等として用いられるコンクリートスラブ1(コンクリート構造体)を示したものである。コンクリートスラブ1は、コンクリート2と、鉄筋組立体4とを備えている。鉄筋組立体4は、互いに直交する主筋40及び配力筋41を含む。さらに、コンクリート2には、減量化のために、複数のコンクリート用ボイド部材3(以下「ボイド部材3」と称す)が埋設されている。複数のボイド部材3が縦横に並べられて配置されている。これらボイド部材3は、コンクリート2よりも軽量の材質にて構成され、好ましくは発泡スチロール等の発泡樹脂にて構成されている。
なお、ボイド押え筋42が配力筋41と平行になり、かつボイド受け筋43が主筋40と平行になっていてもよい。
一方、ボイド部材3における水平断面積が最大になる中間部10が四角形断面であることによって、ボイド部材3の体積を大きくでき、コンクリート2を十分に減量することができる。更には、錐部20,30における交点20c,30cよりも中間部10側の部分をも四角形断面にすることによって、ボイド部材3の体積を十分に大きくでき、コンクリート2を一層減量することができる。
例えば、中間部10の水平断面は、正方形に限られず、長方形などの他の四角形であってもよい。
交点20cが、上側錐部20と中間部10との境まで延びて側面11,11どうしの角に達していてもよい。この場合、主斜面22は、台形(四角形)になる。
交点30cが、下側錐部30と中間部10との境まで延びて側面11,11どうしの角に達していてもよい。この場合、主斜面32は、台形(四角形)になる。
上側錐部20及び下側錐部30が非対称であってもよい。
凸面部24を省略してもよい。凸面部34を省略してもよい。上面21又は下面31に、凸面部24,34に代えてボイド押え筋42又はボイド受け筋43が嵌り込む溝を形成してもよい。
2 コンクリート
3 ボイド部材
10 中間部
11 側面
20 上側錐部(錐部)
21 上面(頂面)
21a 主辺(1の辺)
22 主斜面
23 三角斜面
30 下側錐部(錐部)
31 下面(頂面)
31a 主辺(1の辺)
32 主斜面
33 三角斜面
Claims (2)
- コンクリート構造体に埋設されるボイド部材であって、
横長の4つの側面を有し、水平断面が四角形である中間部と、
前記中間部から上下方向へ突出するともに前記中間部から遠ざかるにしたがって水平断面が小さくなる上下一対の錐部と、
を備え、前記各錐部が、前記中間部とは反対側を向く頂面と、4つの主斜面と、4つの三角斜面とを有し、
前記頂面が、前記中間部の水平断面積より小さい八角形であり、
前記主斜面の各々が、前記中間部における対応する1つの側面と、前記頂面における前記1つの側面と平行な1の辺とを結び、
前記三角斜面の各々が、隣接する2つの主斜面と前記頂面との間に介在されるとともに前記頂面に向かって水平方向に拡幅する三角形になっていることを特徴とするコンクリート用ボイド部材。 - 前記主斜面の各々が、当該主斜面の横幅方向の両側の2つの主斜面と、前記1つの側面と、前記頂面と、2つの三角斜面とに交差する六角形になっていることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート用ボイド部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014142147A JP6378563B2 (ja) | 2014-07-10 | 2014-07-10 | コンクリート用ボイド部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014142147A JP6378563B2 (ja) | 2014-07-10 | 2014-07-10 | コンクリート用ボイド部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016017356A true JP2016017356A (ja) | 2016-02-01 |
JP6378563B2 JP6378563B2 (ja) | 2018-08-22 |
Family
ID=55232784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014142147A Active JP6378563B2 (ja) | 2014-07-10 | 2014-07-10 | コンクリート用ボイド部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6378563B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000011281A1 (en) * | 1998-08-20 | 2000-03-02 | Harm Benjamin Steyn | Void formers and a cover for void formers |
JP2006322135A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Jsp Corp | 中空コンクリートスラブ構法に使用する発泡合成樹脂製埋込体 |
JP5259465B2 (ja) * | 2009-03-18 | 2013-08-07 | 株式会社ダイサン | コンクリートスラブ用埋込体 |
JP2016028181A (ja) * | 2014-07-10 | 2016-02-25 | フジモリ産業株式会社 | コンクリート用ボイド部材 |
-
2014
- 2014-07-10 JP JP2014142147A patent/JP6378563B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000011281A1 (en) * | 1998-08-20 | 2000-03-02 | Harm Benjamin Steyn | Void formers and a cover for void formers |
JP2006322135A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Jsp Corp | 中空コンクリートスラブ構法に使用する発泡合成樹脂製埋込体 |
JP5259465B2 (ja) * | 2009-03-18 | 2013-08-07 | 株式会社ダイサン | コンクリートスラブ用埋込体 |
JP2016028181A (ja) * | 2014-07-10 | 2016-02-25 | フジモリ産業株式会社 | コンクリート用ボイド部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6378563B2 (ja) | 2018-08-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES2629654T3 (es) | Palé con elementos de soporte configurados como patines monopieza y método relacionado | |
KR101580940B1 (ko) | 유지되는 발산 브렌치들을 구비하는 건축 요소들을 위한 조종 앵커 | |
JP5496121B2 (ja) | 貯水空間形成ブロック | |
JP2008031722A (ja) | 盛土構造物及び盛土構造物の補強方法 | |
JP6378563B2 (ja) | コンクリート用ボイド部材 | |
JP5832658B2 (ja) | 捨石が除去された防波堤構造物 | |
CN104196115B (zh) | 地下室集水坑结构 | |
JP5623268B2 (ja) | 床構造 | |
JP6529317B2 (ja) | 液状化対策構造 | |
US20150033660A1 (en) | Interlocking masonry unit | |
JP5982374B2 (ja) | エレクションピース及びその取付構造 | |
JP2018145774A (ja) | 鉄筋スペーサー用板部材及びそれからなる鉄筋スペーサー | |
CN105155406B (zh) | 空心薄壁墩框架承台以及桥 | |
JP6532708B2 (ja) | コンクリート用ボイド部材 | |
JP2015229881A (ja) | 構造物 | |
KR101069326B1 (ko) | 원추형 기초용기 | |
KR101391950B1 (ko) | 분할판재가 내설된 콘크리트 충전 강관 거더 | |
JP2017043922A (ja) | 護岸構築用ブロックおよびこれを用いた護岸構造 | |
JP6250330B2 (ja) | 壁構造 | |
JP3930544B2 (ja) | 軽量盛土 | |
JP6815734B2 (ja) | 柱梁接合部構造 | |
JP6644235B2 (ja) | ユニット部材 | |
JP6178171B2 (ja) | 既存構造物における既存基礎の補強構造 | |
JP6796409B2 (ja) | 基礎パッキン | |
KR100872999B1 (ko) | 결속 수단을 구비한 보강토 블록 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170413 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180724 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180727 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6378563 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |