JP2016016986A - 物品搬送設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬入位置IPが、第1位置P1と第2位置P2とのいずれかの位置であり、搬出位置OPが、第1位置P1と第2位置P2とのいずれかの位置であり、基準位置SPが、第1位置P1と第2位置P2とのいずれかの位置であり、設定変更指令に応じて基準位置SPを第1位置P1と第2位置P2との間で入れ替える設定変更が行われた場合に、搬入位置IP及び搬出位置OPについても第1位置P1と第2位置P2との間で入れ替える設定変更を行う。
【選択図】図9
Description
特許文献1の物品搬送設備には、設備に搬入された物品を搬送する搬入コンベヤが設けられた搬入用のステーション1c、及び、移載対象装置としての入庫コンベヤが設けられた入庫用のステーション1bが設置されている。そして、搬入用のステーション1cから入庫用のステーション1bに物品を搬送する場合は次のようにして物品を搬送する。つまり、まず、搬送台車としての荷捌き台車3を搬入位置(搬入用のステーション1cに対応する位置)に移動させ、荷捌き台車3が搬入位置に停止している状態で荷捌き台車3が物品を受け取る。次に、荷捌き台車3を搬入位置から搬入用移載位置(入庫用のステーション1bに対応する位置)に移動させ、荷捌き台車3が搬入用移載位置に停止している状態で荷捌き台車3から入庫コンベヤに物品を移載する。
また、特許文献1の物品搬送設備には、移載対象装置としての出庫コンベヤが設けられた出庫用のステーション1a、及び、設備から搬出される物品を搬送する搬出コンベヤが設けられた搬出用のステーション1dが設けられている。そして、出庫用のステーション1aから搬出用のステーション1dに物品を搬送する場合は次のようにして物品を搬送する。つまり、まず、荷捌き台車3を搬出用移載位置(出庫用のステーション1aに対応する位置)に移動させ、荷捌き台車3が搬出用移載位置に停止している状態で、出庫コンベヤから荷捌き台車3に物品を移載する。次に、荷捌き台車3を搬出用移載位置から搬出位置(搬出用のステーション1dに対応する位置)に移動させ、荷捌き台車3が搬出位置に停止している状態で荷捌き台車3から搬出コンベヤに物品が渡される。
このような場合では、コンベヤから荷捌き台車3に物品を移載する搬入位置は、搬出用のステーション1dに対応する位置となり、荷捌き台車3から搬出コンベヤに物品が渡される搬出位置は、搬入用のステーション1cに対応する位置となり、搬入位置と搬出位置とが入れ替わることになる。
前記台車制御装置が、搬入移動制御と、搬出移動制御と、基準移動制御と、を実行するように構成され、前記搬入移動制御は、前記搬入位置から前記搬入用移載位置まで前記搬送台車を移動させる制御であり、前記搬出移動制御は、前記搬出用移載位置から前記搬出位置まで前記搬送台車を移動させる制御であり、前記基準移動制御は、前記搬入移動制御及び前記搬出移動制御が完了するに伴って、前記搬送台車を基準位置に移動させる制御であり、前記搬入位置が、前記移動経路に設定した第1位置と前記移動経路の前記第1位置とは異なる位置に設定した第2位置とのいずれかの位置であり、前記搬出位置が、前記第1位置と前記第2位置とのいずれかの位置であり、前記基準位置が、前記第1位置と前記第2位置とのいずれかの位置であり、設定変更指令に応じて前記基準位置を前記第1位置と前記第2位置との間で入れ替える設定変更を行う基準位置選択部と、前記基準位置選択部により前記基準位置を前記第1位置と前記第2位置との間で入れ替える設定変更が行われた場合に、前記搬入位置及び前記搬出位置についても前記第1位置と前記第2位置との間で入れ替える設定変更を行う入替制御部と、を更に備えている点にある。
具体例を挙げると、例えば、第1位置に基準位置及び搬入位置が設定され、第2位置に搬出位置が設定されている状態で、基準位置選択部により、基準位置を第1位置と第2位置との間で入れ替える設定変更が行われると、基準位置が第1位置から第2位置に設定変更され、これに伴って、入替制御部により、搬入位置は第1位置から第2位置に設定変更され、搬出位置は第2位置から第1位置に設定変更される。
そして、もう一度、基準位置選択部により、基準位置を第1位置と第2位置との間で入れ替える設定変更が行われると、基準位置が第2位置から第1位置に設定変更され、これに伴って、入替制御部により、搬入位置は第2位置から第1位置に設定変更され、搬出位置は第1位置から第2位置に設定変更される。
具体的には、上述のように、第1位置及び第2位置のうち、基準位置と搬入位置との双方が同じ位置に設定され、搬出位置が基準位置及び搬入位置と異なる位置に設定されている場合は、基準位置に停止している搬送台車の位置を認識することで、第1位置及び第2位置のうち、搬送台車が停止している位置が搬入位置であり、異なる位置が搬出位置であると認識できる。
このように、搬入位置や搬出位置を入れ替える設定変更が行われた場合に、これら搬入位置や搬出位置の位置を作業者が認識し易くなる。
また、同様に、搬出位置が、第1位置及び第2位置のどちらに設定されている場合でも、動作指令装置の搬出指令操作部を操作するという同じ操作で、搬出用移載位置から搬出位置に搬送台車を移動させることができる。
このように、搬入位置や搬出位置を第1位置と第2位置との間で切り換える設定変更を行った場合でも、同じ操作により搬送台車に同じ機能(搬入のための移動や搬出のための移動等の機能)を実現させることができる。
また、例えば、移動経路を有端形状に形成して、移動経路の一方の端部に第1位置を設定し、移動経路の他方の端部に第2位置を設定した場合に、搬入位置や搬出位置を第1位置と第2位置との間で入れ替える設定変更を行うことで、保管されている複数の物品のうちの両端部の何れに対しても物品を移載することができる。
つまり、保管庫を、複数の物品を移動経路に沿って並べて保管する簡素な構成としながら、移動経路に沿う方向に並ぶ複数の物品のうちの両端部に配置された両方の物品を移載することができる。
このように構成された搬送台車は、移動経路に沿って複数の物品が並ぶように保管庫に物品を渡し、移動経路に沿う方向に並ぶ複数の物品のうちの両端部に配置された物品のみを掬い取ることができる。そして、物品は移動経路の上方に保管庫が形成されるため、保管庫を移動経路の横側方に形成する場合に比べて、狭い床面積で物品搬送設備を設置できる。
そして、保管庫を、移動経路に沿って複数の物品を並べて保管し且つその複数の物品のうちの両端部に配置された物品のみが移載できるように構成した場合でも、搬入位置や搬入位置を第1位置と第2位置との間で入れ替える設定変更を行うことで、保管されている複数の物品のうちの両端部の何れについても物品を移載することができる。
図1に示すように、本実施形態の物品搬送設備100は、物品W(図3等参照)を収納する物品収納棚1と、物品収納棚1において物品Wを搬送する搬送台車3とを備えて構成されている。本実施形態において、物品Wは、単体のパレット及び荷物が積載されたパレットである。物品収納棚1に対しては、作業者によって運転操作されるフォークリフト20などの荷役運搬車両によって、物品Wの積み下ろしが行われる。
具体的には、物品Wの入庫の際には、フォークリフト20によって物品収納棚1の端部に載置される。搬送台車3は、物品収納棚1に載置された物品Wを積載して物品収納棚1上を走行し、物品収納棚1に奥詰めで収納する。物品Wの出庫の際には、物品収納棚1の最も手前側に収納されている物品Wを搬送台車3が積載して物品収納棚1の端部まで走行し、物品収納棚1の端部に物品Wを載置する。物品収納棚1の端部に載置された物品Wは、フォークリフト20によって物品収納棚1から取り出される。
物品倉庫10に物品収納棚1が複数段形成され且つ複数列形成されることで、物品倉庫10には、移動経路Cが複数備えられている。そして、複数の物品収納棚1の夫々に対する移動経路Cに、フォークリフト20によって搬送台車3が載置されることで、複数の移動経路Cの夫々に搬送台車3が備えられる状態となる。
そして、搬送台車3は、所定の走行位置まで走行した後、物品載置部33を下降位置に向けて下降させる。物品Wの荷重は物品載置部33には掛からなくなっていき、図3に示すように、物品Wの全ての荷重が物品支持面13hに移った時点で一対のビーム材13への載置が完了する。搬送台車3は、物品Wを支持しない状態(空荷状態)で走行するときは、物品載置部33を下降位置に下降させた状態で移動経路Cに沿って移動する。
また、移動経路Cには、搬送台車3が入庫部(搬入部)に入庫された物品Wを受け取る位置である入庫位置IPと、搬送台車3が出庫部(搬出部)に物品Wを受け渡す位置である出庫位置OPと、が設定されている。入庫位置IPは、第1位置P1と第2位置P2のいずれかの位置であり、出庫位置OPは、第1位置P1と第2位置P2のいずれかの位置である。図7及び図8に示すように、物品収納棚1における第1位置P1が設定されている端部(図上の左側端部)を入庫部及び出庫部とした場合は、入庫位置IP及び出庫位置OPは第1位置P1であり、図10及び図11に示すように、物品収納棚1における第2位置P2が設定されている端部(図上の右側端部)を入庫部及び出庫部とした場合は、入庫位置IP及び出庫位置OPの何れもが第2位置P2である。また、移動経路Cには、基準位置SPが設定されており、この基準位置SPは、第1位置P1と第2位置P2のいずれかの位置である。本実施形態では、基準位置SPは、入庫位置IP及び出庫位置OPと同じ位置に設定される。
そして、移動経路Cには、搬送台車3が物品収納棚1との間で物品Wを授受する位置である移載位置TPが設定されている。この移載位置TPとして、図7や図10に示す、搬送台車3がビーム材13上に物品Wを降ろして物品収納棚1に物品Wを渡す位置である入庫用移載位置と、図8や図11に示す、搬送台車3がビーム材13上の物品Wを掬って物品収納棚1から搬送台車3に物品Wを渡す位置である出庫用移載位置と、が設定されている。
また、搬送台車3には、主電源スイッチ40が設けられているが、主電源スイッチ40が投入されただけでは、主制御部43には電源が供給されておらず、搬送台車3はスリープ状態である。ここで、搬送台車3に設けられた不図示の操作パネルに設けられた不図示の電源スイッチが投入される、或いはリモートコントローラ7を介して起動指示が与えられると、リレーや半導体電力スイッチ等により構成されたサブ電源スイッチ42が接続され、主制御部43にバッテリ37から電力が供給される。尚、図5では同じバッテリ37から通信制御部41と主制御部43とに電力が供給される形態を示しているが、異なるバッテリから電力が供給される形態であってもよい。
リモートコントローラ7は、作業者による入庫指示キー71の操作に応じて台車制御装置50に入庫指令を出力し、作業者による出庫指示キー72の操作に応じて台車制御装置50に出庫指令を出力するように構成されている。尚、入庫指示キー71及び出庫指示キー72が、作業者が手動操作する搬入指令操作部及び搬出指令操作部に相当し、リモートコントローラ7が、動作指令装置に相当する。
図7に示すように、物品収納棚1には既に1つの物品W(W1)が収納されている。基準位置SPは第1位置P1に設定されており、搬送台車3は、基準位置SP(第1位置P1)で停止している〔#1〕。作業者は、物品収納棚1に入庫する物品W(W2)をフォークリフト20を用いてビーム材13の入庫部(物品収納棚1における入庫位置IPが設定されている側の端部)に載置する〔#1〜#2〕。
このような状況において、作業者がリモートコントローラ7の入庫指示キー71を押し操作すると、リモートコントローラ7から搬送台車3に入庫指令が出力され、その入庫指令は台車本体部31の通信制御部41にて受信されて主制御部43に伝達され、主制御部43は入庫処理を実行する。入庫処理では、搬送台車3は次のように動作する。
次に、搬送台車3は、物品載置部33を下降位置に下降させ〔#4〜#5〕、入庫対象の物品W(W2)を、ビーム材13の物品支持面13hに支持させて物品収納棚1に物品Wを渡す。搬送台車3は、空荷状態で基準位置SP側に向けて後進走行し、端部距離センサ44aにて検出される距離情報に基づいて基準位置SPで停止する〔#5〜#6〕。
図8に示すように、物品収納棚1には既に2つの物品W(W1、W2)が収納されている。基準位置SPは第1位置P1に設定されており、搬送台車3は、基準位置SP(第1位置P1)で停止している〔#7〕。
このような状況において、作業者がリモートコントローラ7の出庫指示キー72を押し操作すると、リモートコントローラ7から搬送台車3に出庫指令が出力され、その出庫指令は台車本体部31の通信制御部41にて受信されて主制御部43に伝達され、主制御部43は出庫処理を実行する。出庫処理では、搬送台車3は次のように動作する。
そして、物品載置部33を上昇位置に上昇させて、物品W(W2)を物品収納棚1から物品載置部33に物品Wを移載する〔#9〕。搬送台車3は、実荷状態で基準位置SP側に向けて後進走行し、端部距離センサ44aにて検出される距離情報に基づいて基準位置SPで停止し、その後、物品載置部33を下降位置に下降させて、物品W(W2)を出庫部(物品収納棚1における入庫位置IPが設定されている側の端部)に移載する〔#10〜#11〕。
図9に示すように、基準位置SPは第1位置P1に設定されており、搬送台車3は、基準位置SP(第1位置P1)で停止している〔#13〕。
このような状況において、作業者がリモートコントローラ7の複数の機能選択キー78にて端部移動操作をすると、リモートコントローラ7から搬送台車3に端部移動指令が出力され、その端部移動指令は台車本体部31の通信制御部41にて受信されて主制御部43に伝達され、主制御部43は端部移動処理を実行する。設定変更処理では、搬送台車3は次のように動作する。
そして、図9に示すように、搬送台車3は、第1位置P1から前進走行し、端部距離センサ44aにて検出される距離情報に基づいて、第2位置P2で停止する〔#14〕。
図10に示すように、物品収納棚1には物品W(W1)が収納されていない。基準位置SPは第2位置P2に設定されており、搬送台車3は、基準位置SP(第2位置P2)で停止している〔#10〕。このような状況における入庫処理では、搬送台車3は次のように動作する。尚、主に、図8に示す入庫処理のときの搬送台車3の動作と異なる点について説明する。
図11に示すように、物品収納棚1には既に1つの物品W(W1)が収納されている。基準位置SPは第2位置P2に設定されており、搬送台車3は、基準位置SP(第2位置P2)で停止している。このような状況における入庫処理では、搬送台車3は次のように動作する。尚、主に、図9に示す出庫処理のときの搬送台車3の動作と異なる点について説明する。
(1)上記実施形態では、移動経路Cを一直線状の有端形状としたが、移動経路Cを、曲線形状の有端形状に形成してもよく、図12及び図13に示すように、移動経路Cをループ状の無端形状に形成してもよく、この場合、移動経路Cの途中に第1位置P1や第2位置P2が設定される。
また、上記実施形態では、移動経路Cの一方の端部に第1位置P1を設定し、移動経路Cの他方の端部に第2位置P2に設定したが、第1位置P1及び第2位置P2のうちの一方又は両方を、移動経路Cの中央部に設定してもよい。
また、図12及び図13に示すように移動経路Cを無端形状に形成した場合でも、移動経路Cの上方に物品Wを保管するように構成して、移動経路Cに沿う方向に並ぶ複数の物品Wのうちの両端部に配置された物品Wのみが移載できるように構成してもよい。
つまり、例えば、リモートコントローラ7を、端部移動操作に伴って第1指令状態と第2指令状態とに切り替わるように構成し、第1指令状態では、入庫指令操作部の操作により第1位置P1を基準位置SPとした第1搬入指令を出力するとともに、搬出指令操作部の操作により第1位置P1を基準位置SPとした第1搬出指令を出力し、第2指令状態では、入庫指令操作部の操作により第2位置を基準位置とした第2搬入指令を出力するようにするとともに、搬出指令操作部の操作により第2位置を基準位置とした第2搬出指令を出力するようにしてもよい。
3 搬送台車
7 リモートコントローラ(動作指令装置)
13 ビーム材(物品支持部材)
13h 物品支持面(支持面)
31 台車本体部
33 物品載置部
50 台車制御装置(基準位置選択部、入替制御部)
71 入庫指示キー(搬入指令操作部)
72 出庫指示キー(搬出指令操作部)
77 号機選択キー(選択操作部)
C 移動経路
SP 基準位置
IP 入庫位置(搬入位置)
OP 出庫位置(搬出位置)
TP 移載位置(搬入用移載位置、搬出用移載位置)
P1 第1位置
P2 第2位置
W 物品
Claims (7)
- 物品を保持して移動経路に沿って移動する搬送台車と、前記搬送台車との間で物品が移載される移載対象装置と、前記搬送台車の動作を制御する台車制御装置と、を備え、
前記移動経路に、前記搬送台車が搬入部に搬入された物品を受け取る位置である搬入位置と、前記搬送台車が搬出部に物品を渡す位置である搬出位置と、前記搬送台車から前記移載対象装置に物品を移載する位置である搬入用移載位置と、前記移載対象装置から前記搬送台車に物品を移載する位置である搬出用移載位置と、が設定されている物品搬送設備であって、
前記台車制御装置が、搬入移動制御と、搬出移動制御と、基準移動制御と、を実行するように構成され、
前記搬入移動制御は、前記搬入位置から前記搬入用移載位置まで前記搬送台車を移動させる制御であり、
前記搬出移動制御は、前記搬出用移載位置から前記搬出位置まで前記搬送台車を移動させる制御であり、
前記基準移動制御は、前記搬入移動制御及び前記搬出移動制御が完了するに伴って、前記搬送台車を基準位置に移動させる制御であり、
前記搬入位置が、前記移動経路に設定した第1位置と前記移動経路の前記第1位置とは異なる位置に設定した第2位置とのいずれかの位置であり、
前記搬出位置が、前記第1位置と前記第2位置とのいずれかの位置であり、
前記基準位置が、前記第1位置と前記第2位置とのいずれかの位置であり、
設定変更指令に応じて前記基準位置を前記第1位置と前記第2位置との間で入れ替える設定変更を行う基準位置選択部と、
前記基準位置選択部により前記基準位置を前記第1位置と前記第2位置との間で入れ替える設定変更が行われた場合に、前記搬入位置及び前記搬出位置についても前記第1位置と前記第2位置との間で入れ替える設定変更を行う入替制御部と、を更に備えている物品搬送設備。 - 作業者が手動操作する搬入指令操作部及び搬出指令操作部を備えた動作指令装置を更に備え、
前記動作指令装置が、作業者による前記搬入指令操作部の操作に応じて前記台車制御装置に搬入指令を出力し、作業者による前記搬出指令操作部の操作に応じて前記台車制御装置に搬出指令を出力するように構成され、
前記台車制御装置は、前記動作指令装置からの前記搬入指令に応じてその時点で設定されている前記搬入位置に基づいて前記搬入移動制御を実行し、前記動作指令装置からの前記搬出指令に応じてその時点で設定されている前記搬出位置に基づいて前記搬出移動制御を実行する請求項1記載の物品搬送設備。 - 前記移動経路が複数設けられていると共に、前記複数の移動経路の夫々に前記搬送台車が設けられ、
前記動作指令装置が、前記搬入指令及び前記搬出指令の対象となる対象搬送台車を複数の前記搬送台車の中から選択する選択操作部を備えている請求項2記載の物品搬送設備。 - 前記台車制御装置は、前記搬送台車が前記基準位置にある状態で、前記基準位置選択部により前記基準位置の設定変更が行われた場合には、変更後の新たな前記基準位置に前記搬送台車を移動させる入替移動制御を実行する請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品搬送設備。
- 前記移載対象装置は、複数の物品を保管できる保管庫であり、
前記保管庫は、前記移動経路に沿って複数の物品を並べて保管するように構成されていると共に、前記移動経路に沿う方向に並ぶ複数の物品のうちの両端部に配置された物品のみが移載できるように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の物品搬送設備。 - 前記保管庫は、前記移動経路に沿う物品支持部材を、前記移動経路の横幅方向に間隔を空けた状態で一対備えると共に、前記一対の物品支持部材の上面によって形成された物品支持面に物品を載置支持する状態で物品を保管するように構成され、
前記搬送台車が、前記物品支持面より下方において前記一対の物品支持部材の間を前記移動経路に沿って走行する台車本体部と、当該台車本体部に昇降自在に支持されて搬送対象の物品を載置支持する物品載置部と、を備え、
前記物品載置部が、前記物品支持面より上方に突出して物品を載置支持する上昇位置と、前記物品支持面より下方に引退する下降位置と、に昇降する請求項5に記載の物品搬送設備。 - 前記移動経路が、有端形状に形成され、
前記第1位置は、前記移動経路の一方の端部であり、
前記第2位置は、前記経路の他方の端部である請求項1〜6のいずれか1項に記載の物品搬送設備。
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