JP4026440B2 - 物品保管設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば自動倉庫などの物品保管設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記物品保管設備は、物品を保管する複数の物品保管部と、この物品保管部と所定の搬入出口との間で物品の搬送を行う物品搬送手段とを備え、搬入出口において物品の出し入れを行うように構成されている。すなわち、物品保管部として、収納棚に上下多段かつ左右に並設された物品を保管可能な区画空間を備え、物品搬送手段として、スタッカークレーン(物品出し入れ装置)を備えている。このスタッカークレーンは、前記収納棚に沿って走行する走行車体、この走行車体に垂設されたマストに沿って昇降される昇降台(昇降体)、この昇降台上に設けられ、物品保管部と搬入出口においてフォークを出退させて前記物品の受け渡しを行うフォーク装置(物品の受け渡し手段)、および走行車体上に設けられ、これら走行車体、昇降台、フォーク装置の駆動を制御する本体コントローラを有している。
【0003】
また地上側に、スタッカークレーンが物品の受け渡しを行う物品保管部などを指定する指令信号をスタッカークレーン上の本体コントローラへ伝送する地上側コントローラが設けられ、この地上側コントローラからスタッカークレーン上の本体コントローラへ通信装置を介して前記指令信号が伝送されることにより、スタッカークレーン上の本体コントローラにより走行車体、昇降台、フォーク装置が駆動され、このスタッカークレーンの動作により搬入出口と物品保管部との間で物品の入出庫、収納棚の一方の物品保管部と他方の物品保管部との間での物品の移載が行われる。またスタッカークレーンの検出器などのデータがスタッカークレーン上の本体コントローラより通信装置を介して地上側のコントローラへ伝送されて、地上側のコントローラにおいてスタッカークレーンの状態が監視されている。
【0004】
最近、物品保管設備では、設備の取換え時に(リプレース時に)、スタッカークレーンの本体機構(走行車体、昇降台、フォーク装置)の取換えは実行せずに、本体コントローラのみの取換えや、地上側のコントローラのみの取換えが行われることが多くなっている。このとき、取換えずに残す古いコントローラの通信フォーマット(通信仕様)は時代や接続機器によって異なっており、実際にどのような通信仕様を採用していたかが不明なときがあり、また設置当時の通信フォーマットの記録が残っていたとしても時代の影響を受けて、変更になっている場合がある。そこで、一方を新しいコントローラに取換えるとき、現地で取換えずに残す古いコントローラの通信テストを行って、通信仕様の確認を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような現地での古いコントローラの通信テストには、多くの費用と手間がかかるという問題があった。
【0006】
また地上側のコントローラの取換えが行われると、物品保管設備の構成に合わせて各種の設定を新たに行う必要があり、作業者の負担となるとともに、設定ミスが発生しやすいという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、一方のコントローラを取換えたときに通信テストを実行せずに通信可能とし、また地上側のコントローラの取換えが行われたときの作業者の負担を軽減し設定ミスを防止できる物品保管設備を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、物品を保管する複数の物品保管部を設けた収納棚と、前記物品保管部と所定の搬入出口との間で、駆動手段を駆動することにより前記物品の搬送を行う物品搬送手段と、この物品搬送手段を制御して前記搬入出口と前記物品保管部との間において物品の出し入れを行う物品制御手段を備えた物品保管設備であって、
前記物品搬送手段に、前記物品保管設備の設定情報を有し、前記駆動手段を制御する搬送駆動制御手段を設け、この搬送駆動制御手段と前記物品制御手段にそれぞれ、互いの情報を相互に送受信する第1通信手段と第2通信手段を設け、前記物品制御手段の第2通信手段は、通信初期化の際に、前記搬送駆動制御手段の第1通信手段に対して、この第1通信手段に設定されている通信仕様の情報の要求を送信し、前記第1通信手段はこの要求に応答してこの第1通信手段の通信仕様を前記第2通信手段へ送信し、前記第2通信手段は、複数の通信仕様の通信機能を有し、受信した搬送駆動制御手段の第1通信手段の通信仕様にしたがって前記通信機能を選択し、通信初期化プロセス終了信号を前記物品制御手段へ出力し、前記物品制御手段は、前記通信初期化プロセス終了信号を入力すると、前記搬送駆動制御手段が有する物品保管設備の設定情報の要求を、前記第2通信手段および第1通信手段を介して搬送駆動制御手段へ送信し、前記搬送駆動制御手段は、受信した前記設定情報の要求に応答して、有している物品保管設備の設定情報を、前記第1通信手段および第2通信手段を介して前記物品制御手段へ送信し、前記物品制御手段は、受信した搬送駆動制御手段が有する物品保管設備の設定情報を設定することを特徴とするものである。
【0009】
上記構成によれば、地上側の物品制御手段の第2通信手段は、通信初期化の際に、搬送駆動制御手段の第1通信手段に対して、この第1通信手段に設定されている通信仕様の情報の要求を送信し、第1通信手段はこの要求に応答してこの第1通信手段の通信仕様を第2通信手段へ送信する。このように、地上側の物品制御手段が取換えられると、物品制御手段の第2通信手段は、搬送駆動制御手段の第1通信手段の通信仕様を確認する。
また物品制御手段の第2通信手段は、搬送駆動制御手段の第1通信手段の通信仕様を確認すると、この第1通信手段の通信仕様にしたがって通信機能を選択し、通信初期化プロセス終了信号を前記物品制御手段へ出力し、前記物品制御手段は、前記通信初期化プロセス終了信号を入力すると、前記搬送駆動制御手段が有する物品保管設備の設定情報の要求を、前記第2通信手段および第1通信手段を介して搬送駆動制御手段へ送信し、前記搬送駆動制御手段は、受信した前記設定情報の要求に応答して、有している物品保管設備の設定情報を、第2通信手段および第1通信手段を介して物品制御手段へ送信し、物品制御手段は、搬送駆動制御手段が有する物品保管設備の設定情報を設定する。
【0010】
また請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明であって、前記設定情報は、前記収納棚の規模、前記物品保管部に物品保管が禁止されている場合の情報、物品保管部に収納可能な物品の高さの情報からなることを特徴とするものである。
【0011】
上記構成によれば、物品制御手段に、搬送駆動制御手段が有する物品保管設備の収納棚の規模、物品保管部に物品保管が禁止されている場合の情報、物品保管部に収納可能な物品の高さの情報からなる設定情報が設定されることにより、作業者が物品制御手段に物品保管設備の設定情報を入力する必要がなくなり、作業者の負担が軽減されるとともに、設定ミスが防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2は本発明の実施の形態における物品保管設備の概略斜視図である。
【0018】
図2に示すように、物品保管設備FSには、物品出し入れ方向が互いに対向するように間隔を隔てて設置した2基の収納棚Aと、それらの収納棚Aどうしの間に形成した作業通路Bを自動走行するスタッカークレーン(物品搬送手段の一例)Cとが設けられ、各収納棚Aには物品(商品など)Fを載せたパレットPを収納する複数の物品保管部Dが上下多段かつスタッカークレーンCの走行方向(以下、前後方向と称す)に並設されている。
【0019】
前記作業通路Bには、収納棚Aの長手方向に沿って走行レール1が設置され、作業通路Bの一端側(HP側)に設置した物品搬出入部Eには、スタッカークレーンCを制御して搬入出口と物品保管部Dとの間において物品Fを載せたパレットPの出し入れを行う地上コントローラ(物品制御手段の一例)29(図1)を内蔵した地上制御盤E1と、走行レール1を挟んで、物品F(パレットP)の捌き手段として一対の固定の物品受け台(搬入出口)E2a,E2bとが設けられ、スタッカークレーンCは、入出庫指令に基づいて走行レール1に沿って走行して、物品受け台E2と物品保管部Dとの間での物品Fの出し入れを行う入出庫用の搬送車として構成されている。前記物品保管部Dの収納棚Aにおける位置(棚番)は、バンクのナンバー(収納棚Aの列ナンバー)とレベルのナンバー(収納棚Aの最も下段の物品保管部Dからの段のナンバー)とベイのナンバー(HP位置からの物品保管部Dの前後方向ナンバー)により特定され、物品保管部Dに対する入出庫の作業データは、この物品保管部Dの棚番等により形成される。
【0020】
前記スタッカークレーンCは、走行レール1に沿って走行する走行車体2と、この走行車体2に垂設された前後一対の昇降マスト4に沿って(支持案内されて)昇降される昇降台3を有し、この昇降台3に物品移載用のフォーク装置5を設けている。
【0021】
また天井部には、走行レール1に対向してガイドレール6が敷設され、上記一対の昇降マスト4の上端部には、これら上端部を連結するとともに、前記ガイドレール6を左右から挟み込んで、スタッカークレーンCの走行に伴ってスタッカークレーンCの上部位置を規制する上部フレーム7が設けられている。
【0022】
前記昇降台3は、その左右両側に連結した昇降用チェーン(図示せず)にて吊下げ支持され、インバータ式のモータである昇降用電動モータ10によりこの昇降用チェーンを繰り出し、巻き取りすることにより昇降させるように構成されている。
【0023】
また昇降台3の昇降位置は、走行車体2上に設けられた第1測距装置11の検出情報に基づいて管理される。この第1測距装置11は、垂直測距用のビーム光を投射し、その反射光により距離を測定する第1レーザ測距計12と、昇降台3の下面に設置され、レーザ測距計12から投射されたビーム光を反射する第1反射体(ミラー;図示せず)から構成されている。この第1測距装置11の検出情報は、図1に示すように、本体コントローラ21に入力されている。
【0024】
前記走行車体2は、走行レール1上を走行自在な前後二つの車輪(図示せず)により支持され、二つの車輪のうちの車体前後方向の一端側の車輪が、走行用電動モータ14により駆動されることにより走行レール1に案内されて走行されるように構成されている。
【0025】
また走行車体2の走行位置は、走行車体2の側面に設けられた第2測距装置15の検出情報に基づいて管理される。この第2測距装置15は、水平測距用のビーム光を投射し、その反射光により距離を測定する第2レーザ測距計16と、作業通路Bの一端側(HP側)に設置され、第2レーザ測距計16から投射されたビーム光を反射する第2反射体(ミラー)(図示せず)から構成されている。この第2測距装置15の検出情報は、図1に示すように、本体コントローラ21に入力されている。
【0026】
なお、スタッカークレーンCの駆動手段は、上記フォーク装置5、昇降用電動モータ10、走行用電動モータ14により構成される。
また走行車体2上には、物品搬出入部E側の昇降マスト4の外方位置に、コンピュータからなる本体コントローラ(搬送駆動制御手段の一例)21を内蔵した本体制御盤Gが設けられており、この本体制御盤G上には、物品搬出入部Eの地上コントローラ29との間でデータの送受信を行う第1光伝送装置18が設けられている。また物品搬出入部Eには、この第1光伝送装置18に対向して第2光伝送装置19(図1)が設けられ、コントローラE1に接続されている。
【0027】
また図1に示すように、本体制御盤Gには、本体コントローラ21の他に、走行用電動モータ13およびフォーク装置5が切り換えて接続される走行用インバータ22と、昇降用電動モータ12が接続される昇降用インバータ23と、第1光伝送装置18,本体コントローラ21間に介装され通信を行う第1通信コントローラ(第1通信手段の一例)24が設けられている。
【0028】
上記本体コントローラ21は、図1に示すように、地上制御盤E1から光送受信器19,18を介して搬送指令を受けて、第1測距装置11の検出情報をフィードバックしながら昇降用インバータ23を介して昇降用電動モータ10を作動させて昇降台3を指定された昇降位置に昇降させ、また第2測距装置15の検出情報をフィードバックしながら走行用インバータ22を介して走行用電動モータ14を作動させて走行車体2を指定された走行位置に移動させ、切り換えた走行用インバータ22を介してフォーク装置5を出退作動させて物品Fを移載させるように構成され、本体コントローラ21により制御されて、物品Fの搬送並びに各物品保管部Dなどとの間の物品Fの移載が行われる。
【0029】
また地上制御盤E1には、地上コントローラ(物品制御手段の一例)29の他に、第2光伝送装置19,地上コントローラ29間に介装され通信を行う第2通信コントローラ(第2通信手段の一例)25が設けられている。
【0030】
これらの第1通信コントローラ24と第2通信コントローラ25はそれぞれ、通信仕様(通信フォーマット)を記憶したメモリ26と、設定された通信仕様により通信を実行するCPU27から構成され、第1通信コントローラ24と第2通信コントローラ25は互いに情報の送受信を行う。
【0031】
また上記地上制御盤E1の表面には、図2に示すように、クレーンの地上設定器30が設けられている。この地上設定器30は、図3に示すように、操作パネル31とリモートコントローラ(以下、リモコンと称す)32により構成されている。前記操作パネル31はリモコン32を支持する支持手段を構成しており、操作パネル31に形成された長方形状の凹部33にリモコン32を嵌め込むことによって、リモコン32が支持されるように構成されている。
【0032】
また、操作パネル31には、表示パネル35と、非常停止ボタン36と、起動ボタン37と、異常解除用の解除ボタン38と、物品保管設備FSの運転モードを切り換える切換スイッチ39とが設けられている。
【0033】
また上記表示パネル35には、左側の物品受け台E2aに対して実施される作業モード(入庫モードまたは出庫モード)の別を示すランプ41と、右側の物品受け台E2bに対して実施される作業モード(入庫モードまたは出庫モード)の別を示すランプ42と、入出庫作業を実行する物品収納部Dの番号(棚番)またはエラーコードなどを表示する5桁の7セグメントの液晶表示器(表示手段)43が設けられている。物品収納部Dの番号を表示する場合、液晶表示器43の最も左の1桁はBANK(バンク)の番号を示し、次の2桁はBAY(ベイ)の番号を示し、さらに次の2桁はLEVEL(レベル)の番号を示す。
【0034】
また、上記リモコン32には、図4に示すように、物品Fの入庫作業を選択する入庫モード選択ボタン(モード選択手段)45と、物品Fの出庫作業を選択する出庫モード選択ボタン(モード選択手段)46と、物品Fのピッキング作業を選択するピッキングモード選択ボタン(モード選択手段)47と、入出庫を行う物品収納部Dを特定する情報である物品収納部Dの棚番などを入力するテンキースイッチ(入力手段)48と、左側の物品受け台E2aを選択する物品受け台選択ボタン49aと、右側の物品受け台E2bを選択する物品受け台選択ボタン49bと、設定ボタン50と、クリアボタン51と、IDボタン52と、非常停止ボタン53と、シフトボタン54と、これらボタン・キー45〜54に接続され各ボタン・キー45〜54の操作毎に予め設定されたデータ(コード)を出力するCPUからなるコントローラ55(図1)と、コントローラ55から出力されたコードデータを光信号にして送信するリモコン光送受信装置(情報通信手段;図1)56とが設けられている。
【0035】
また上記操作パネル31の凹部33の上方には、リモコン32の光送受信装置56との間でデータ(光信号)の送受信を行う固定光送受信装置(情報通信手段の一例)57が設けられている。なお、上記凹部33にリモコン32を嵌め込んだ際、リモコン光送受信装置56が固定光送受信装置57に対向するように構成されている。
【0036】
上記物品搬出入部Eの地上コントローラ29は、図1に示すように、地上設定器30、および第2通信コントローラ25,第2光伝送装置19,第1光伝送装置18,第1通信コントローラ24を介してスタッカークレーンCの本体コントローラ21に接続され、設定器30から入力した操作データを認識し、また作業データを記憶し、さらに記憶された作業データをスタッカークレーンCの本体コントローラ21へ送信して物品Fの入出庫作業を制御し、また収納棚Aの各物品保管部Dにおける在庫管理を行っている。
【0037】
上記作業データは、「作業モード」、「使用する物品受け台の別」、「棚番(バンク−ベイ−レベル)」から構成され、作業者によるこの作業データの地上コントローラ29への設定は、表示パネル35を見ながら、リモコン32の操作により行われる。
【0038】
上記構成において、地上制御盤E1または本体制御盤Gを新しく取換えた場合の動作について、図5〜図7を参照しながら説明する。
なお、地上制御盤E1を新しく取換えた場合、新設の地上制御盤E1の第2通信コントローラ25には、予めメモリ26に複数の通信仕様が選択可能に組み込まれ、その選択はCPU27により実行される。また本体制御盤Gを新しく取換えた場合、新設の本体制御盤Gの第1通信コントローラ24には、予めメモリ26に複数の通信仕様が選択可能に組み込まれ、その選択はCPU27により実行される。
【0039】
光送受信器19,18が対向して配置され、通信が可能な状態となると、通信初期化プロセスを実行する。
ステップ−1
作業者は、地上コントローラ29に実行させるジョブを入力可能とする操作を行う。たとえば、リモコン32のシフトキー54を押しながら物品受け台左側選択ボタン49a、物品受け台右側選択ボタン49bを順に操作する。
ステップ−2
地上コントローラ29は、このリモコン32の操作に応じて、図5に示すように、液晶表示器43にジョブの番号を要求する表示[job_]を行う。
ステップ−3
作業者は、この表示を確認すると、通信初期化プロセスのジョブ番号、たとえば8をテンキー48により入力し、設定ボタン50を操作する。
ステップ−4,5
地上コントローラ29は、このジョブ番号“8”を図5に示すように、液晶表示器43に表示するととも、ジョブ番号“8”により通信初期化プロセスの要求と判断し、第2通信コントローラ25に対して通信初期化プロセスの実行を指令する。
ステップ−6
第2通信コントローラ25のCPU27は、通信初期化プロセスの実行指令を入力すると、この第2通信コントローラ25が新設かどうかを判断する。
[地上制御盤E1(第2通信コントローラ25)を新しく取換えた場合]
ステップ−7
第2通信コントローラ25のCPU27は、新設と判断すると、光伝送装置19,18を介して、既設のスタッカークレーンCの第1通信コントローラ24に対して、ASCIIコードで下記の要求コード(第1通信コントローラ24に設定されている通信仕様の情報を要求するコード)を送信し続ける。
【0040】
「STX+識別子4byte+ETX+Parity」
なお、識別子4byteは特定のコード、たとえば“0X30”である。
ステップ−8
既設の第1通信コントローラ24は、この要求コードを受信すると、その返答としてメモリ26に記憶している自身の通信仕様のTypeを「4byteの部分」に入れて返信する。
【0041】
「STX+識別子4byte+ETX+Parity」
なお、識別子4byteの内容は、Major Type2桁(時代)+Minor Type2桁(Pattern)である。
ステップ−9,10
第2通信コントローラ25は、この第1通信コントローラ24のTypeを入れた情報を入力すると、自身の通信仕様を、メモリ26に記憶された通信仕様の中から、第1通信コントローラ24の識別子4byteで表されるTypeに合う通信仕様を選択し変更し、第1通信コントローラ24へ“ACK”を返信する。これにより、通信初期化プロセスにおける通信仕様の確認が終了し、通信が確立される。
ステップ−11
続いて、第2通信コントローラ25は、通信初期化プロセス終了信号を地上コントローラ29へ出力する。
ステップ−12
地上コントローラ29は、通信初期化プロセス終了信号を入力すると、第2通信コントローラ25、光伝送装置19,18、および第1通信コントローラ24を介して本体コントローラ21へ本体コントローラ21が有する物品保管設備の設定情報の要求を送信する。
【0042】
上記設定情報は、収納棚Aの規模(バンク数、ベイ数、レベル数)、物品保管部Dに物品保管が禁止されている場合の情報(禁止棚情報)、物品保管部Dに収納可能な物品の高さの情報などである。
ステップ−13
本体コントローラ21は、この設定情報の要求を受信すると、その返答として設定されている情報を、第1通信コントローラ24、光伝送装置18,19、および第2通信コントローラ25を介して地上コントローラ29へ返信する。
ステップ−14
地上コントローラ29は、この設定情報に基づいて内部のパラメータを設定する。
ステップ−15
地上コントローラ29は、液晶表示器43に通信初期化プロセス終了としてENDを表示させて、終了する。
[スタッカークレーンCの本体制御盤Gを新しく取換えた場合]
ステップ−16
上記ステップ−6において、第2通信コントローラ25のCPU27は既設であると判断すると、光伝送装置19,18を介して、新設のスタッカークレーンCの第1通信コントローラ24に対して、ASCIIコードで下記の第2通信コントローラ25のメモリ26に記憶されている自身の通信仕様を送信し続ける。
【0043】
「STX+識別子4byte+ETX+Parity」
なお、識別子4byteの内容は、Major Type2桁(時代)+Minor Type2桁(Pattern)である。
ステップ−17,18
スタッカークレーンCの第1通信コントローラ24は、この情報により既設の第2通信コントローラ25の通信仕様を受信すると、自身の通信仕様を、メモリ26に記憶された通信仕様の中から、第2通信コントローラ25のTypeに合わせて選択し変更し、第2通信コントローラ25へ“ACK”を返信する。これにより、通信初期化の際の通信仕様の確認により通信が確立される。
ステップ−19
第2通信コントローラ25は、このACKを受信すると、自身の通信仕様の送信を終了するとともに、通信初期化プロセス終了信号を地上コントローラ29へ出力する。
【0044】
そして、ステップ−15、すなわち地上コントローラ29は、液晶表示器43に通信初期化プロセス終了としてENDを表示させて、終了する。
このように、通信初期化の際、リモコン32の操作により、第2通信コントローラ25と第1通信コントローラ24間において通信仕様が伝送され、通信が確立される。
【0045】
以上のように本実施の形態によれば、地上制御盤E1が取換えられると、運転開始前の通信初期化プロセスの際に、地上側の第2通信コントローラ25は、スタッカークレーンCの第1通信コントローラ24に対して、この第1通信コントローラ24に設定されている通信仕様の情報の要求を送信し、第1通信コントローラ24はこの要求に応答してこの第1通信コントローラ24の通信仕様を第2通信コントローラ25へ送信することにより、地上側の第2通信コントローラ25は、既設の第1通信コントローラ24の通信仕様を認識することができ、第2通信コントローラ25は、第1通信コントローラ24の通信仕様にしたがって通信機能を選択し、その後の情報の送受信を行うことができる。このように、自動で通信が確立されることにより、事前に既設の第1通信コントローラ24の通信仕様を調査するための通信テスト(調査)を行う必要がなくなり、現地での通信テストにかかる多くの費用を削減することができ、作業者の負担を軽減することができる。また既設の第1通信コントローラ24の通信仕様を当時の資料により確認する手間を省くことができる。
【0046】
また本実施の形態によれば、地上制御盤E1が取換えられると、通信確立後、スタッカークレーンCの本体コントローラ21が有する物品保管設備の設定情報、たとえば物品保管部Dに物品保管が禁止されている場合の情報(禁止棚情報)が、第1通信コントローラ24および第2通信コントローラ25を介して地上コントローラ29へ送信され、地上コントローラ29に本体コントローラ21が有する物品保管設備の設定情報が設定されることにより、作業者が地上コントローラ29に物品保管設備の設定情報を入力する必要がなくなり、作業者の負担を軽減できるとともに、設定ミスを防止することができる。
【0047】
また本実施の形態によれば、本体制御盤Gが取換えられると、運転開始前の通信初期化プロセスの際に、既設の地上側の第2通信コントローラ25は、新設の本体制御盤Gの第1通信コントローラ24に対して、第2通信コントローラ25の通信仕様を送信し、新設の第1通信コントローラ24は、受信した第2通信コントローラ25の通信仕様にしたがって通信機能を選択することができ、その後の情報の送受信を行うことができる。このように、自動で通信が確立されることにより、事前に既設の第2通信コントローラ25の通信仕様を調査するための通信テスト(調査)を行う必要がなくなり、現地での通信テストにかかる多くの費用を削減することができる。また既設の第2通信コントローラ25の通信仕様を当時の資料により確認する手間を省くことができる。
【0048】
なお、本実施の形態では、地上側の地上側制御盤E1とスタッカークレーンCの本体制御盤Gとの間の空間通信手段として光伝送装置27,28を使用しているが、光伝送装置に限ることはなく、電波を使用して通信を行うことも可能である。
【0049】
また本実施の形態では、走行用インバータ24を走行用電動モータ13とフォーク装置5に兼用して使用しているが、走行用電動モータ13とフォーク装置5毎にインバータを設けてもよい。
【0050】
また本実施の形態では、左右方向に並設された各収納棚Aをそれぞれ、前後方向に物品保管部Dを有する構成としているが、各収納棚Aを前後方向のみでなく左右方向(奥行き方向)に物品保管部Dを並べた構成とすることもできる。このとき、フォーク装置5を、フォーク(出し入れ具)が各収納棚Aの左右方向の各物品保管部Dに対して位置決め出退可能な構成(ダブルディープタイプ)とする。
【0051】
また本実施の形態では、搬入出口Eの一対の固定の物品受け台E2a,E2bを物品Fの搬入出を行う搬入出口として使用しているが、これら物品受け台E2a,E2bを、物品Fの搬入口専用または搬出口専用として使用することもできる。また物品Fの捌き手段として固定の物品受け台E2a,E2bを使用しているが、自走台車、リフター付荷受け台、コンベヤなどを使用することもできる。
【0052】
また本実施の形態では、物品保管設備としてスタッカークレーンCを使用した棚設備(自動倉庫)を挙げているが、スタッカークレーンCの走行車体2に相当する構成を備えていない物品搬送手段を有する物品保管設備(たとえば、収納棚Aと、この収納棚Aの上下高さのほぼ全域にわたって垂直方向に昇降される昇降台3と、この昇降台3上に横動自在に設けられ、収納棚Aの物品保管部Dまたは搬入出口Eに対して物品Fの受け渡しを行うフォーク装置5を備えた立体型のピッキングシステムなど)であってもよい。物品保管設備の物品搬送手段としてのスタッカークレーンCに代えて、物品Fの移載手段を有する自走台車を使用するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、地上側の物品制御手段の第2通信手段は、通信初期化の際に、搬送駆動制御手段の第1通信手段に対して、この第1通信手段に設定されている通信仕様の情報の要求を送信し、第1通信手段はこの要求に応答してこの第1通信手段の通信仕様を第2通信手段へ送信することにより、物品制御手段の第2通信手段は、搬送駆動制御手段の第1通信手段の通信仕様を確認することができ、作業者の負担を軽減することができる。また、物品制御手段の要求に応答して搬送駆動制御手段が有する物品保管設備の設定情報が、第2通信手段および第1通信手段を介して物品制御手段へ送信され、物品制御手段にこの搬送駆動制御手段が有する物品保管設備の設定情報が設定されることにより、作業者が物品制御手段に物品保管設備の設定情報を入力する必要がなくなり、作業者の負担を軽減できるとともに、設定ミスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における物品保管設備の制御構成図である。
【図2】同物品保管設備の要部斜視図である。
【図3】同物品保管設備の地上設定器の正面図であり、リモコンを装着した状態を示す。
【図4】同物品保管設備のリモコンの正面図である。
【図5】同物品保管設備の通信初期化プロセスのフローチャートである。
【図6】同物品保管設備の通信初期化プロセスのフローチャートである。
【図7】同物品保管設備の通信初期化プロセスのフローチャートである。
【符号の説明】
FS 物品保管設備
A 収納棚
B 作業通路
C スタッカークレーン
D 物品保管部
E 物品搬出入部
E1 地上制御盤
E2a,E2b 物品受け台
F 物品
G 本体制御盤
1 走行レール
2 走行車体
3 昇降台
4 昇降マスト
5 フォーク装置
10 昇降用電動モータ
14 走行用電動モータ
18,19 光伝送装置
21 本体コントローラ
22 走行用インバータ
23 昇降用インバータ
24,25 通信コントローラ
29 地上コントローラ
30 地上設定器
31 操作パネル
32 リモートコントローラ(リモコン)

Claims (2)

  1. 物品を保管する複数の物品保管部を設けた収納棚と、前記物品保管部と所定の搬入出口との間で、駆動手段を駆動することにより前記物品の搬送を行う物品搬送手段と、この物品搬送手段を制御して前記搬入出口と前記物品保管部との間において物品の出し入れを行う物品制御手段を備えた物品保管設備であって、
    前記物品搬送手段に、前記物品保管設備の設定情報を有し、前記駆動手段を制御する搬送駆動制御手段を設け、
    この搬送駆動制御手段と前記物品制御手段にそれぞれ、互いの情報を相互に送受信する第1通信手段と第2通信手段を設け、
    前記物品制御手段の第2通信手段は、通信初期化の際に、前記搬送駆動制御手段の第1通信手段に対して、この第1通信手段に設定されている通信仕様の情報の要求を送信し、前記第1通信手段はこの要求に応答してこの第1通信手段の通信仕様を前記第2通信手段へ送信し、
    前記第2通信手段は、複数の通信仕様の通信機能を有し、受信した搬送駆動制御手段の第1通信手段の通信仕様にしたがって前記通信機能を選択し、通信初期化プロセス終了信号を前記物品制御手段へ出力し、
    前記物品制御手段は、前記通信初期化プロセス終了信号を入力すると、前記搬送駆動制御手段が有する物品保管設備の設定情報の要求を、前記第2通信手段および第1通信手段を介して搬送駆動制御手段へ送信し、
    前記搬送駆動制御手段は、受信した前記設定情報の要求に応答して、有している物品保管設備の設定情報を、前記第1通信手段および第2通信手段を介して前記物品制御手段へ送信し、
    前記物品制御手段は、受信した搬送駆動制御手段が有する物品保管設備の設定情報を設定すること
    を特徴とする物品保管設備。
  2. 前記設定情報は、前記収納棚の規模、前記物品保管部に物品保管が禁止されている場合の情報、物品保管部に収納可能な物品の高さの情報からなること
    を特徴とする請求項1に記載の物品保管設備。
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