JP6048206B2 - 被搬送物の取り扱い方法及び取り扱いシステム - Google Patents
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Description
図1に示すように、前記搬入エリア22の近傍の床面21上には、被搬送物24を搬送するための台車33を待機させるための待機ステーション34が設けられている。床面21上において、待機ステーション34、搬入エリア22の各搬入ステーション221、ストックエリア26の各ストックステーション271、搬出エリア29の各搬出ステーション301の間には、台車33の移動経路を構成するための磁性体よりなる誘導ライン35が形成されている。誘導ライン35の各分岐部における床面21上には、分岐部を指示する磁性体よりなるマーク36が貼付されている。
図2(a)〜(c)及び図3〜図5に示すように、台車33には、平面形長四角枠状のフレームを構成するとともに、上面を被搬送物24の載置面とした移動台41が備えられている。移動台41の下面四隅には、床面21上において移動台41の移動を可能にするための4つの車輪としての補助輪43が取り付けられている。これらの補助輪43は、走行方向を360度にわたって自在に変更可能なキャスタにより構成されている。そして、この移動台41の上面前部に被搬送物24が載置される。
図3〜図5に示すように、前記台車33における両アーム54の先端部外面には、上面を開放したほぼ箱型の支持筐体71が取り付けられている。図6〜図8に示すように、支持筐体71内の前部には、昇降台72が左右一対の四節リンク機構73を介して昇降可能に支持されている。各四節リンク機構73は、基端において支軸74により支持筐体71の側壁内面に回動可能に支持された第1リンク75と、その第1リンク75から間隔をおいた位置で、基端において支持ピン76により支持筐体71の側壁内面に回動可能に支持された第2リンク77とを備えている。また、第1リンク75及び第2リンク77の先端部間には連結軸78,79を介して連結リンク80が相対回動可能に連結されている。支持筐体71が四節リンクの残りのリンクを構成している。そして、両四節リンク機構73の連結リンク80間に、前記昇降台72が架設支持されている。
この台車33においては、通常時には、図2(a)に示すように、移動台41の両側のアーム54が後退位置に移動されて、各昇降装置58が移動台41の側方に配置されている。また、図3及び図6に実線で示すように、各昇降装置58においては、昇降台72が移動台41の上面の載置面よりも低い位置に下降されている。この状態で、被搬送物24の搬送作業が開始されると、移動機構59の移動用モータ63により車輪62が回転されるとともに、必要に応じて方向転換されたり、後退されたりして、移動台41が床面21上で誘導ライン35に沿って、所定のストックエリア26のストックステーション271等に移動される。この場合、ライン読取センサ66が誘導ライン35を読み取ることにより、移動台41の移動方向が決定されるとともに、マーク読取センサ67がマーク28,36を読み取ることにより、移動台41が方向転換される。そして、図2(a)に示すように、移動台41が被搬送物24を支持する一対の輪木23間の位置において、被搬送物24の幅方向の中央部に対向して配置され、被搬送物検出センサ65により被搬送物24の存在が確認される。
図9に示すように、前記台車33上に搭載された制御装置46には、制御部91、プログラム記憶部92、データ記憶部93及び通信部94が備えられている。制御部91は、プログラム記憶部92に記憶されたプログラムに従って取り扱いシステム全体の動作を制御する。通信部94は、搬入計画及び搬出計画よりなる搬送計画を実行するためのプログラム等の各種データを無線電波を介して外部から入力し、制御部91は、そのデータをプログラム記憶部92やデータ記憶部93に記憶させる。また、制御部91は、作業者によって操作される表示操作パネル48から被搬送物24の搬入計画及び搬出計画を含む諸データを入力したとき、それらのデータをプログラム記憶部92及びデータ記憶部93に記憶させる。制御部91は、演算部及び判別部を構成する。
この被搬送物の取り扱いシステムの運転においては、制御部91の制御によりプログラム記憶部92に記憶されたプログラムに従って、図12に示す各ステップ(以下、単にSという)の動作が順に実行される。
続くS7においては、空き時間内において前記要搬出時間の確保が可能であるか否かが判別される。
以上のように、台車33の稼働空き時間を利用して、ストックエリア26にストックされた被搬送物24を整理のために搬出エリア29へ順に効率よく搬出することができる。なお、被搬送物24上に載置された無線タグ25は、被搬送物24がエレベータ32に移載される前に、作業者によって回収される。
前記被搬送物24の搬送処理動作は、1つの搬入ステーション221、ストックステーション271及び搬出ステーション301にそれぞれ配置可能な大きさの被搬送物24を搬送する場合について説明したが、それよりも大きな被搬送物24を搬送処理する場合には、次のように取り扱われる。
(1) 前記実施形態においては、被搬送物24を整理搬送するために要する要搬送時間を演算するとともに、その要搬送時間と台車33の稼働空き時間と照合し、前記要搬送時間を確保できるときに、被搬送物24を整理搬送するようにしている。よって、台車33の稼働空き時間を利用して、被搬送物24を所要の位置へ整理搬送して、次の作業に備えることができる。従って、搬送作業全体を能率よく行なうことができる。
(3) 前記実施形態においては、前記搬送計画は、被搬送物をストックエリア26にストックのために搬入し、そのストックエリア26にストックされた被搬送物24を搬出エリア29に搬出する手順に従うようになっている。このため、搬出エリア29からの被搬送物24を施工位置に搬送する作業を施工の進行段階に対して先行して行なうことができ、施工を円滑に進行させることができる。
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 被搬送物24上の無線タグ25及び台車33上のタグ情報受信器64を省略すること。そして、搬送計画内に取り込まれた被搬送物24の種類や量、あるいは搬出先等の被搬送物24に関する情報に基づいて被搬送物24をストックエリア26のストックステーション271に搬送してストックしたり、搬出エリア29に搬送したりするように構成すること。つまり、前記搬送計画の外に、被搬送物24の搬送履歴を記憶して、それらを利用することにより、被搬送物24に識別のための無線タグ25を用いなくても、被搬送物24の搬送を誤ることなく行なうことができる。
・ 搬送計画を作業者の判断に従って実行すること。
・ 前記実施形態では、ひとつの種類の被搬送物24をストックエリア26のひとつのライン27内において混在しないようにしたが、混在してストックするように取り扱うこと。
前記実施形態から把握される技術的思想を以下に述べる。
従って、四節リンクを下側から適切に昇降させることができる。
Claims (6)
- 搬送計画に従い台車を用いて被搬送物を搬送する被搬送物の取り扱い方法において、
前記台車が稼働しない空き時間が生じた場合に、被搬送物を整理搬送するために要する要搬送時間を演算するとともに、演算された要搬送時間と前記空き時間とを照合し、その空き時間中に前記要搬送時間を確保できるときに、前記台車を稼働させて被搬送物を所定位置に搬送する被搬送物の取り扱い方法。 - 複数枚積層された一群の被搬送物を一搬送単位として取り扱う請求項1に記載の被搬送物の取り扱い方法。
- 前記搬送計画は、被搬送物をそのストックエリアにストックのために搬入し、ストックエリアにストックされた被搬送物を搬出エリアに搬出する手順である請求項1または2に記載の被搬送物の取り扱い方法。
- 整理搬送は、搬出エリアの空き状況を確認し、ストックエリアにストックされた被搬送物を搬出エリアの空き位置に搬送する請求項3に記載の被搬送物の取り扱い方法。
- 搬送計画に従い被搬送物を搬送するための台車を備えた被搬送物の取り扱いシステムにおいて、
被搬送物の搬送計画を記憶する記憶部と、
被搬送物が搬出される搬出エリアの空き状況と被搬送物を搬出エリアに搬出するために要する要搬出時間とを演算する演算部と、
前記台車が稼働しない空き時間と前記要搬出時間とを照合して要搬出時間の確保の有無を判別する判別部と、
その判別部が要搬出時間の確保可能と判別したときに、前記台車の動作を制御して被搬送物を搬出エリアの空き位置へ搬送させる制御部と
を備えた被搬送物の取り扱いシステム。 - 搬入位置に搬入された被搬送物をストックエリアにストックするとともに、ストックされた被搬送物を搬出エリアに搬出するための台車を備えた被搬送物の取り扱いシステムにおいて、
被搬送物の搬送計画を記憶する記憶部と、
搬出エリアの空き状況と被搬送物をストックエリアから搬出エリアに搬出するために要する要搬出時間とを演算する演算部と、
前記搬送計画を参照して前記要搬出時間の確保の有無を判別する判別部と、
その判別部が要搬出時間の確保可能と判別したときに、前記台車の動作を制御して被搬送物をストックエリアから搬出エリアへ搬送させる制御部と
を備えた被搬送物の取り扱いシステム。
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