JP2016014853A5 - - Google Patents

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Claims (16)

  1. 支持体および該支持体上に形成された感光層を有する電子写真感光体であって、
    該感光層が、有機化合物を結晶内に含有するクロロガリウムフタロシアニン結晶を含有し、
    該有機化合物のハンセン溶解度パラメーターδtotalが24.0以上35.0以下、極性項δPが13.5以上21.0以下、分散項δDが15.0以上19.5以下であり、
    該クロロガリウムフタロシアニン結晶が下記式(1)で示される化合物であることを特徴とする電子写真感光体。
    Figure 2016014853

    (式(1)中のX〜Xは、それぞれ独立に、水素原子または塩素原子を示す。)
  2. 前記有機化合物の含有量が、前記クロロガリウムフタロシアニン結晶中のクロロガリウムフタロシアニンに対して0.1質量%以上1.5質量%以下である請求項1に記載の電子写真感光体。
  3. 前記クロロガリウムフタロシアニン結晶がCuKα線のX線回折におけるブラッグ角2θ±0.2°において7.4°、16.6°、25.5°および28.4°に上位4点のピークを有する請求項1または2に記載の電子写真感光体。
  4. 前記有機化合物が、N−メチルホルムアミド、N−メチルアセトアミド、N−ビニルホルムアミド、2−ピロリドン、N−メチルメタンスルホンアミド、N−プロピルホルムアミド、アセトニトリル、及びホルムアミドからなる群より選択される少なくとも1つである請求項1から3のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
  5. 前記有機化合物のハンセン溶解度パラメーターδtotalが、24.2以上30.0以下である請求項1から4のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
  6. 前記有機化合物の極性項δPが、14.0以上18.0以下である請求項1から5のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
  7. 前記有機化合物の分散項δDが、17.7以上19.1以下である請求項1から6のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
  8. 支持体および該支持体上に形成された感光層を有する電子写真感光体であって、
    該感光層が、有機化合物を結晶内に含有するクロロガリウムフタロシアニン結晶を含有し、
    該有機化合物が、N−メチルホルムアミド、N−メチルアセトアミド、N−ビニルホルムアミド、2−ピロリドン、N−メチルメタンスルホンアミド、N−プロピルホルムアミド、アセトニトリル、及びホルムアミドからなる群より選択される1つであり、
    該クロロガリウムフタロシアニン結晶が下記式(1)で示される化合物であることを特徴とする電子写真感光体。
    Figure 2016014853

    (式(1)中のX 〜X は、それぞれ独立に、水素原子または塩素原子を示す。)
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の電子写真感光体と、帯電手段、現像手段、及びクリーニング手段からなる群より選択される少なくとも1つの手段とを一体に支持し、
    電子写真装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジ。
  10. 請求項1から8のいずれか1項に記載の電子写真感光体と、帯電手段、露光手段、現像手段および転写手段を有する電子写真装置。
  11. 請求項1から8のいずれか1項に記載の電子写真感光体を製造する電子写真感光体の製造方法であって、
    クロロガリウムフタロシアニンを硫酸と混合してヒドロキシガリウムフタロシアニンを得るアシッドペースティング工程を有することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
  12. 請求項11に記載の電子写真感光体の製造方法が、
    ガリウム化合物とフタロシアニン環を形成する化合物とをクロロ化芳香族化合物中で反応させてクロロガリウムフタロシアニンを合成する合成工程、
    該合成工程で得られたクロロガリウムフタロシアニンを用いて前記アシッドペースティング工程を行い、前記ヒドロキシガリウムフタロシアニンを得る工程、
    前記ヒドロキシガリウムフタロシアニンと塩酸水溶液を混合し、クロロガリウムフタロシアニンを得る塩酸処理工程、
    該塩酸処理工程で得られた該クロロガリウムフタロシアニンと前記有機化合物を混合し、湿式ミリング処理し前記クロロガリウムフタロシアニン結晶を得る工程、および
    前記クロロガリウムフタロシアニン結晶を含有する感光層を形成する工程、
    をこの順に有することを特徴とする請求項11に記載の電子写真感光体の製造方法。
  13. 前記塩酸水溶液の濃度が10質量%以上であり、ヒドロキシガリウムフタロシアニン1molに対して塩酸が10mol以上である請求項12に記載の電子写真感光体の製造方法。
  14. 前記感光層が電荷発生層、該電荷発生層上に形成された電荷輸送層を有し、
    前記感光層を形成する工程が、前記クロロガリウムフタロシアニン結晶を含有する該電荷発生層を形成する工程である請求項12または13に記載の電子写真感光体の製造方法。
  15. クロロガリウムフタロシアニン結晶が、有機化合物を結晶内に含有し、
    該有機化合物のハンセン溶解度パラメーターδtotalが24.0以上35.0以下、極性項δPが13.5以上21.0以下、分散項δDが15.0以上19.5以下であり、
    該クロロガリウムフタロシアニン結晶が下記式(1)で示される化合物であることを特徴とするクロロガリウムフタロシアニン結晶。
    Figure 2016014853

    (式(1)中のX〜Xは、それぞれ独立に、水素原子または塩素原子を示す。)
  16. 前記クロロガリウムフタロシアニン結晶が、CuKα線のX線回折におけるブラッグ角2θ±0.2°において7.4°、16.6°、25.5°および28.4°に上位4点のピークを有する請求項15に記載のクロロガリウムフタロシアニン結晶。
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