JP2016013813A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画面と開口との位置ずれに起因した見栄えの悪化を抑制する車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置は、前面部12に画面12aを有し、画面12aにおいて車両情報を画像表示する表示器10と、表示器10を保持するホルダ30と、画面12aを露出させる開口52、及び表示器10の後面部14側に向かって前面部12側から突出する第1リブ54を有する表示板50とを備える。ホルダ30は、表示器10において前面部12を第1方向D1に挟んで両側に設けられた一対の第1側面部16a〜bのうち、一方の第1側面部16aに第1リブ54を挟んで弾性接触する第1接触部32と、第1接触部32の弾性反力を受け止めることにより、他方の第1側面部16bに押し当てられる第1押当部34とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両情報を表示する車両用表示装置に関する。
従来、車両情報を表示する車両用表示装置が知られている。特許文献1に開示の車両用表示装置は、前面部に画面を有し、画面において車両情報を画像表示する表示器、表示器を保持するホルダ、及び開口を有する表示板を備えている。そして、ホルダは、表示器において前面部を第1方向に挟んで両側に設けられた一対の側面部のうち、一方の側面部に弾性接触する第1接触部を有している。また、ホルダは、第1接触部の弾性反力を受け止めることにより、他方の側面部に押し当てられる第1押当部を有している。
特開2011−178350号公報
しかしながら、特許文献1では、ホルダと表示板とが装着ピンとネジ止めにより組付けされており、表示器と表示板が直接組み合う構造となっていない。このため、組付け誤差又は車両の振動により、表示器と表示板との位置ずれが発生することで、表示器の画面が表示板の開口に対する所望の位置からずれて、車両用表示装置の見栄えが悪化することが懸念されている。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、画面と開口との位置ずれに起因した見栄えの悪化を抑制する車両用表示装置を提供することにある。
本発明は、前面部(12)に画面(12a)を有し、画面において車両情報を画像表示する表示器(10)と、
表示器を保持するホルダ(30)と、
画面を露出させる開口(52)、及び表示器の後面部(14)側に向かって前面部側から突出する第1リブ(54)を有する表示板(50)とを備え、
ホルダは、
表示器において前面部を第1方向(D1)に挟んで両側に設けられた一対の第1側面部(16a,16b)のうち、一方の第1側面部(16a)に第1リブを挟んで弾性接触する第1接触部(32)と、
第1接触部の弾性反力を受け止めることにより、他方の第1側面部(16b)に押し当てられる第1押当部(34)とを有することを特徴とする。
このような発明によると、表示板の第1リブが前面部から後面部側に向かって突出する。ここで、ホルダは、第1接触部により表示器の一方の第1側面部に第1リブを挟んで弾性接触し、第1押当部により第1接触部の弾性反力を受け止めて表示器の他方の第1側面部に押し当てる。これによれば、第1リブが表示器の一方の側面部と接触した状態でホルダに保持されるので、表示板の開口に対して画面を正確に位置決めすることができる。以上により、画面と開口との位置ずれに起因した車両用表示装置の見栄えの悪化を抑制することができる。
なお、括弧内の符号は、記載内容の理解を容易にすべく、後述する実施形態において対応する構成を例示するものに留まり、発明の内容を限定するものではない。
一実施形態における車両用表示装置を模式的に示す正面図である。 一実施形態における表示器及びホルダを示す正面図である。 図2のIII−III線断面における表示器、ホルダ、及び表示板を示す断面図である。 図2のIV−IV線断面における表示器、ホルダ、及び表示板を示す断面図である。 図2のV−V線断面における表示器、ホルダ、及び表示板を示す断面図である。 一実施形態におけるホルダを示す斜視図である。 図6のVII部を示す拡大図である。 図6のVIII方向の矢視図であって、弾性爪を拡大して示す図である。 図3のIX部を示す拡大図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す本発明の一実施形態による車両用表示装置100は、コンビネーションメータ2及び制御部4等から構成されている。
車両において座席前方のインストルメントパネルに設置されるコンビネーションメータ2は、表示板50にデジタル表示部2a及びアナログ表示部2bを設けてなる。
複数のアナログ表示部2bは、それぞれ指針2cを有し、それら指針2cがステッピングモータ等の個別の駆動源2dによって回転駆動可能となっている。指針2cは、各々の回転位置に応じて車両の所定の物理量を指示する。ここで、各指針2cによる指示対象の物理量としては、例えば車速、エンジン回転数が採用されることとなる。
デジタル表示部2aは、複数の画素を配列してなるドットマトリクス型の表示器10を有し、当該表示器10の矩形状の画面12aにおいて画像表示を実現する。本実施形態の表示器10は、TFT液晶パネルを採用したものであり、画面12aの各構成画素が駆動されることにより画像をカラー表示する。ここで、画面12aに表示される画像は、車両の運転に必要な車両情報につきその種を固定して又は切り換えて報知するものであり、そうした車両情報としては、例えば燃費、冷却水温度、シフトレンジ、道路交通情報、警告情報等が採用されることとなる。
制御部4は、マイクロコンピュータを主体に構成され、デジタル表示部2a及びアナログ表示部2bに電気的に接続されており、制御信号をデジタル表示部2a及びアナログ表示部2bに出力する。
このような車両用表示装置100が備える、表示器10、ホルダ30、及び表示板50について、さらに図2〜9を用いつつ以下に詳細に説明する。
表示器10は、画面12aにおいて車両情報を画像表示する。図2〜5,9に示すように、具体的に表示器10は、六面体状に形成され、前面部12、後面部14、一対の第1側面部16a,16b、及び一対の第2側面部18a,18bを設けている。前面部12は、矩形状に形成され、画面12aを有している。後面部14は、前面部12の反対側に設けられ、矩形状に形成されている。一対の第1側面部16a〜bは、矩形状に形成され、前面部12を第1方向D1に挟んで両側に設けられている。一対の第2側面部18a〜bは、矩形状に形成され、前面部12を第2方向D2に挟んで両側に設けられている。ここで、第1方向D1とは、前面部12及び後面部14に沿った所定方向であり、第2方向D2とは、前面部12及び後面部14に沿うと共に第1方向D1と交わる方向である。特に本実施形態では、第1方向D1と第2方向D2とは、実質垂直に交差している。
加えて、特に本実施形態では、第2方向D2は、前面部12及び後面部14の矩形の長手方向となっている。
また、表示器10は、後面部14に露出する回路20を有している。回路20は、画像表示を行なうTFT液晶パネル10aの駆動回路として機能している。より詳細には、表示器10の後面部14付近から表示器10と回路20とを電気的に接続するケーブル22が出ており、また回路20からも回路20と制御部4とを電気的に接続する別のケーブル24が出ている。このような表示器10は、後面部14とホルダ30の底部42とが対向するように配置されることとなる。
ホルダ30は、図2〜9に示すように、合成樹脂により形成され、表示器10を保持するケースである。図2に示すように、具体的にホルダ30は、第1方向D1及び第2方向D2に沿って配置されている制御部4の基板4aに、ネジ止めにより締結されている。すなわち、ホルダ30の外周部44にある4つの通し穴44aにネジ60が通されることにより、ホルダ30が基板4aに締結されている。
ホルダ30は、表示器10を保持又は係止するための機構として、弾性壁32a、第1凸柱34a、係止腕36a、空洞筒36f、第2凸柱38a、引っ掛け爪48、及び弾性爪40aを有している。
弾性壁32aは、図2,3,6,9に示すように、第2方向D2に沿って後面部14側からに前面部12側に向かって突出する突出壁33における2箇所に、突出壁33の突出方向に沿った溝33aを設けることにより、壁状に形成されている。弾性壁32aでは、表示器10の組付け前の自由な状態(図6参照)で僅かに第1凸柱34a側に傾斜する後壁部32bと、後壁部32bよりも前面部12側の先端において第1凸柱と34aは反対側に傾斜する前壁部32cとが設けられている。このような形状により、弾性壁32aは、第1方向D1に弾性変形することが可能となっている。
第1凸柱34aは、図2,3,6に示すように、弾性壁32aから第1方向D1に隔てて配置され、第2方向D2に沿って後面部14側からに前面部12側に向かって突出する別の突出壁35から弾性壁32a側に突出する形態で半円柱状に2箇所に形成されている突起である。2つの第1凸柱34aは、溝33a間の距離よりも距離を隔てて配置されている。
係止腕36aは、図2,4,6,7に示すように、第1方向D1に並んで2つ配置され、それぞれ全体として弾性変形可能に形成されている。各係止腕36aには、突出部36b及び爪部36dが形成されている。突出部36bは、後面部14側から前面部12側に突出している部分である。突出部36bの内面36cは、表示器10の組付け前の自由な状態で僅かに第2凸柱38a側に傾斜しており、爪部36dは突出部36bの先端においてさらに第2凸柱38a側に屈曲している。これにより、表示器10の組付け後には、爪部36dは突出部36bから画面12a側に屈曲する姿勢となる。
空洞筒36fは、図2,5,6に示すように、2つの係止腕36aの間に配置され、後面部14側からに前面部12側に向かって沿って突出している。空洞筒36fでは、内側に空洞36gが形成されており外側を厚みが十分薄い外周壁36hで囲まれている。このような形状により、空洞筒36fは、弾性変形することが可能となっている。
第2凸柱38aは、図2,4に示すように、係止腕36a及び空洞筒36fから第2方向D2に隔てて配置され、第2方向D2に沿って後面部14側からに前面部12側に向かって突出する2つの固定突出壁46から、突出部36b及び空洞筒36f側に突出する形態で半円柱状に2箇所に形成されている突起である。各第2凸柱38aは、各係止腕36aと第1方向D1の位置が重なって配置される各引っ掛け爪48よりも、第1方向D1の外側に配置されている。
引っ掛け爪48は、図2,4〜6に示すように、各固定突出壁46から係止腕36a側に突出して全部で2つ設けられている爪である。
弾性爪40aは、図4〜6,8に示すように、ホルダ30の底部42から後面部14に向かって突出する爪であり、2箇所に配置されている。各弾性爪40aでは、底部42と接続されている根元部40bと、中央から外側に向かって底部42側に湾曲する湾曲部40cとが形成されており、湾曲部40cに対応する箇所には開口42aが形成されている。
ここで各弾性爪40aは、回路20を避けて配置されている。具体的には、後面部14の中央に矩形状に配置される回路20に対し、弾性爪40aは、後面部14に沿って回路20を対角線状に挟む両側の2箇所に配置されている。
また、ホルダ30は、底部42において、弾性爪40aと干渉しない箇所にケーブル24配回しのためのケーブル配回し孔42bを形成している。
表示板50は、図1,3〜5,9に示すように、合成樹脂により、デジタル表示部2a及びアナログ表示部2bに亘って一体的に形成されている板状部材である。表示板50は、デジタル表示部2aにおいて、開口52、第1リブ54、及び第2リブ56aを有している。
開口52は、画面12aと同様の矩形状の開口であり、座席側に画面12aを露出させる。画面12aに対する開口52の位置は、車両用表示装置100の見栄え、及び画面12aにおける画像表示の視認性等を考慮して、設計上予め設定されている。
第1リブ54は、表示板50の開口52よりも外側において、第2方向D2に沿って形成され、表示器10の後面部14側に向かって前面部12側から突出している。第1リブ54の先端は、開口52に対する外側から内側に傾斜する傾斜部54aを形成している。また、傾斜部54aの両側は、突出方向に沿った突出面54b,54cを形成している。
第2リブ56aは、表示板50の開口52よりも外側かつ第1リブ54よりも内側において、開口52の内周縁に沿って形成され、前面部12側から後面部14側に向かって突出している。ただし、第2リブ56aは、爪部36d及び引っ掛け爪48に対応する箇所には設けられていないため、分断されている。
ここで、製造方法である表示器10及び表示板50のホルダ30への組付けを、以下に説明する。
まず、自由な状態のホルダ30に、係止腕36aと第2側面部18aが対向する斜め姿勢の表示器10を、係止腕36aの突出部36bに当てて斜めに表示器10を押すことで、係止腕36aを弾性変形させる。そして、後面部14で2つの弾性爪40aを押して弾性変形させながら、他方の第2側面部18bについて引っ掛け爪48の脇を通過させる。これにより表示器10は、突出部36bと第2凸柱38aとの間に滑り込まされる。このとき、表示器10の一端は弾性爪40aと引っ掛け爪48との間に配置されることとなる。また、表示器10は突出部36bと第2凸柱38aとの間に配置されることとなる。そして、表示器10は、係止腕36aが弾性復元することで、爪部36dと弾性爪40aとの間に配置されることとなる。
この係止状態において、弾性壁32aは第1側面部16aと弾性接触するが、弾性壁32aの前壁部32cの傾斜により、表示器10の第1側面部16aと弾性壁32aとの間には後面部14から前面部12に向かって隙間が空いた状態となる。なお、図2は、この係止状態を示している。
次に、第1リブ54が表示器10に対向する姿勢の表示板50を、第1リブ54が第1側面部16aと弾性壁32aとの間の隙間に合うようにして上から挿入する。このように前壁部32cに沿って挿入すると、第1側面部16aと弾性壁32aとの間に第1リブ54が挟まれた状態となる。また、引っ掛け爪48及び爪部36dは前面部12と離れて、第2リブ56aと前面部12が接触する状態となる。
以上により、図9に拡大して示すように、第1接触部32としての弾性壁32aは、表示器10において前面部12を第1方向D1に挟んで両側に設けられた一対の第1側面部16a〜bのうち、一方の第1側面部16aに第1リブ54を挟んで弾性接触する。そして、図3に示すように、第1押当部34としての第1凸柱34aは、弾性壁32aの弾性反力を受け止めることにより、他方の第1側面部16bに押し当てられる。
また、図4,5に示すように、第2接触部36としての各突出部36b及び空洞筒36fは、第2方向D2に前面部12を挟んで両側に設けられた一対の第2側面部18a〜bのうち、一方の第2側面部18aに弾性接触する。そして、第2押当部38としての第2凸柱38aは、各突出部36b及び空洞筒36fの弾性反力を受け止めることにより、他方の第1側面部16bに押し当てられる。
また、図4,5に示すように、後面接触部40としての弾性爪40aは、後面部14に弾性接触する。そして、図3,5,9に示すように、前面押当部56としての第2リブ56aは、第1リブ54が挟まれた状態の下、弾性爪40aからの弾性反力を後面部14に受け止める表示器10において前面部12に押し当てられる。
(作用効果)
以上説明した本実施形態の作用効果を以下に説明する。
本実施形態によると、表示板50の第1リブ54が前面部12から後面部14側に向かって突出する。ここで、ホルダ30は、第1接触部32により表示器10の一方の第1側面部16aに第1リブ54を挟んで弾性接触し、第1押当部34により第1接触部32の弾性反力を受け止めて表示器10の他方の第1側面部16bに押し当てる。これによれば、第1リブ54が表示器10の一方の第1側面部16aと接触した状態でホルダ30に保持されるので、表示板50の開口52に対して画面12aを正確に位置決めすることができる。以上により、画面12aと開口52との位置ずれに起因した車両用表示装置100の見栄えの悪化を抑制することができる。
また、本実施形態によると、ホルダ30は、第2方向D2において第2接触部36により一方の第2側面部18aと弾性接触し、第2押当部38により第2接触部36の弾性反力を受け止めて他方の第2側面部18bに押し当てられる。さらに、ホルダ30は、後面接触部40により後面部14に弾性接触し、表示器10は、前面押当部56により後面接触部40の弾性反力を受け止めて前面部12に押し当てられる。したがって、表示器10は、第1方向D1に加えて、第2方向D2及び第1リブ54の突出方向についても保持されることとなるので、表示板50の開口52に対して画面12aを正確に位置決めすることができる。以上により、画面12aと開口52との位置ずれに起因した車両用表示装置100の見栄えの悪化を抑制することができる。
また、本実施形態によると、ホルダ30は、弾性変形可能な係止腕36aを有する。この係止腕36aは、第2接触部36として後面部14側から前面部12側に突出する突出部36b、及び突出部36bから画面12a側に屈曲する爪部36dを形成している。そして、表示器10は、係止腕36aを弾性変形させることで突出部36bと第2押当部38との間に配置され、かつ、係止腕36aが弾性復元することで爪部36dと後面接触部40との間に配置される。これらにより、表示器10をホルダ30に組付ける際に、表示器10は、係止腕36aが弾性変形することで突出部36bと第2押当部38との間に滑り込まされた後、係止腕36aが弾性復元することでホルダ30において、爪部36dと後面接触部40との間に係止される。さらに、前面部12側から後面部14側に向かって突出し、第1リブ54が挟まれた状態の下、後面接触部40からの弾性反力を後面部14に受け止める表示器10において前面部12に押し当てられる第2リブ56aを、表示板50が有している。これによれば、表示板50の組付けの際、ホルダ30に係止された状態の表示器10に、前面部12側から表示板50の第1リブ54を差し込むことで、第2リブ56aによって第1リブ54の突出方向の表示器10と表示板50との位置が容易に決まる。したがって、容易な組付けで、第1リブ54の突出方向においても、表示板50の開口52に対して画面12aを正確に位置決めすることができる。以上により、画面12aと開口52との位置ずれに起因した車両用表示装置100の見栄えの悪化を抑制することができる。
また、本実施形態によると、表示器10の前面部12及び後面部14は矩形に形成され、第2方向D2は、当該矩形の長手方向である。これによれば、一対の第2側面部18a〜b間の距離が長くなることで、一対の第2側面部18a〜bに対応する第2接触部36と第2押当部38との距離が長くなるので、表示器10をホルダ30に滑り込ませる際のホルダ30に対する角度を抑制して、容易に表示器10をホルダ30に係止できる。
また、本実施形態によると、表示器10は、後面部14に露出する回路20を有し、後面接触部40は、回路20を避けて配置されている。これによれば、後面接触部40が回路20を避けることにより、回路20の破損を抑制しつつ、表示板50の開口52に対して画面12aを正確に位置決めすることができる。
また、本実施形態によると、回路20は、後面部14の中央に配置され、後面接触部40は、回路20を挟む両側の2箇所に配置される。このような配置により、後面接触部40が回路20を避けつつ、ホルダ30により表示器10を安定して保持することが可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的に変形例1としては、車両用表示装置100は、第2接触部36、第2押当部38、後面接触部40、及び前面押当部56のうち少なくとも1つを有していなくてもよい。なお、変形例1では、ホルダ30は、第2方向D2及び第1リブ54の突出方向において、前述の実施形態以外の方法で表示器10を保持するようにしてもよい。また、ホルダ30が前面押当部56を有するようにしてもよい。
変形例2としては、ホルダ30は、表示器10を保持又は係止するための機構として、弾性壁32a、第1凸柱34a、係止腕36a、空洞筒36f、第2凸柱38a、引っ掛け爪48、及び弾性爪40a以外の構造や組み合わせを採用してもよい。
変形例3としては、第1方向D1が前面部12及び後面部14の矩形の長手方向であってもよい。
変形例4としては、後面接触部40は、回路20を避けずに配置されていてもよい。なお、変形例4では、表示器10は、後面部14に露出する回路20を有していなくてもよい。
変形例5としては、後面接触部40は、1箇所又は3か所以上に配置されていてもよく、回路20を挟むように配置されていなくてもよい。
100 車両用表示装置、10 表示器、12 前面部、12a 画面、14 後面部、16a〜b 第1側面部、18a〜b 第2側面部、20 回路、30 ホルダ、32 第1接触部、34 第1押当部、36 第2接触部、36a 係止腕、36b 突出部、36d 爪部、38 第2押当部、40 後面接触部、50 表示板、52 開口、54第1リブ、56 前面押当部、56a 第2リブ、D1 第1方向、D2 第2方向

Claims (6)

  1. 前面部(12)に画面(12a)を有し、前記画面において車両情報を画像表示する表示器(10)と、
    前記表示器を保持するホルダ(30)と、
    前記画面を露出させる開口(52)、及び前記表示器の後面部(14)側に向かって前記前面部側から突出する第1リブ(54)を有する表示板(50)とを備え、
    前記ホルダは、
    前記表示器において前記前面部を第1方向(D1)に挟んで両側に設けられた一対の第1側面部(16a,16b)のうち、一方の前記第1側面部(16a)に前記第1リブを挟んで弾性接触する第1接触部(32)と、
    前記第1接触部の弾性反力を受け止めることにより、他方の前記第1側面部(16b)に押し当てられる第1押当部(34)とを有することを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記ホルダは、
    前記表示器において前記第1方向と交わる第2方向(D2)に前記前面部を挟んで両側に設けられた一対の第2側面部(18a,18b)のうち、一方の前記第2側面部(18a)に弾性接触する第2接触部(36)と、
    前記第2接触部の弾性反力を受け止めることにより、他方の前記第2側面部(18b)が押し当てられる第2押当部(38)と、
    前記後面部に弾性接触する後面接触部(40)とを有し、
    前記表示板は、前記後面接触部の弾性反力を受け止めることにより、前記前面部に押し当てられる前面押当部(56)を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記ホルダは、弾性変形可能な係止腕(36a)を有し、
    前記係止腕は、前記第2接触部として前記後面部側から前記前面部側に突出する突出部(36b)、及び前記突出部から前記画面側に屈曲する爪部(36d)を形成し、
    前記表示器は、前記係止腕を弾性変形させることで前記突出部と前記第2押当部との間に配置され、かつ、前記係止腕が弾性復元することで前記爪部と前記後面接触部との間に配置され、
    前記表示板は、前記前面押当部としての第2リブ(56a)を有し、
    前記第2リブは、前記前面部側から前記後面部側に向かって突出し、前記第1リブが挟まれた状態の下、前記後面接触部からの弾性反力を前記後面部に受け止める前記表示器において前記前面部に押し当てられることを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記表示器の前記前面部及び前記後面部は矩形に形成され、
    前記第2方向は、前記矩形の長手方向であることを特徴とする請求項3に記載の車両用表示装置。
  5. 前記表示器は、前記後面部に露出する回路(20)を有し、
    前記後面接触部は、前記回路を避けて配置されていることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
  6. 前記回路は、前記後面部の中央に配置され、
    前記後面接触部は、前記回路を挟む両側に配置されることを特徴とする請求項5に記載の車両用表示装置。
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