JP2016013045A - 制御装置、モータ制御装置、及びステアリング装置 - Google Patents

制御装置、モータ制御装置、及びステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な構成で複数の演算部の同期を取ることのできる制御装置を提供する。
【解決手段】モータ制御装置30は、第1PWM信号αa〜αfを生成する第1演算部35と、第2PWM信号βa〜βfを生成する第2演算部36とを備える。モータ制御装置30は、第1PWM信号αa〜αfあるいは第2PWM信号βa〜βfに基づきモータ21をPWM制御する。第2演算部36は、第1演算部35から出力される第1PWM信号αaを取り込み、同第1PWM信号αaに基づき第1演算部35と同期を取る。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の演算部が搭載された制御装置、モータ制御装置、及びステアリング装置に関する。
車両の操舵機構にモータのアシスト力を付与することにより運転者のステアリング操作を補助する電動パワーステアリング装置が知られている。この電動パワーステアリング装置は、運転者の操舵トルクを検出するトルクセンサと、トルクセンサの検出操舵トルクに基づきモータの駆動を制御するモータ制御装置とを備えている。モータ制御装置は、モータを駆動させるための駆動回路と、駆動回路をPWM信号に基づき駆動させるマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と略記する)とを有している。マイコンは、トルクセンサの検出操舵トルクに基づき電流指令値を演算し、モータに実際に供給される電流値を電流指令値に追従させるべく、それらの偏差に応じた電流フィードバック制御を実行することによりPWM信号を生成する。マイコンは、生成したPWM信号に基づき駆動回路を駆動させることにより、モータをPWM(パルス幅変調)制御する。こうしたモータのPWM制御により操舵トルクに応じたアシスト力が操舵機構に付与され、運転者のステアリング操作が補助される。
ところで、このようなモータ制御装置では、マイコンに何らかの異常が生じると、マイコンが電流指令値の演算やPWM信号の生成を適切に行うことができなくなる。これがモータの動作に異常を来す要因となる。そこで、特許文献1に記載のモータ制御装置では、PWM信号の生成を主として行うメインマイコンとは別に、サブマイコンが設けられている。各マイコンは所定の周期でパルス信号を相互に送信している。各マイコンは、相手側のマイコンから送信されるパルス信号の周期を監視することで、相互に状態を監視している。
特開2004−129421号公報
特許文献1に記載のモータ制御装置のように、メインマイコン及びサブマイコンが相互に状態を監視する構成の場合、各マイコンの同期を取る必要がある。各マイコンの同期を取るための方法としては、例えばメインマイコン及びサブマイコンに所定のトリガ信号を同時に送信し、このトリガ信号に基づいてメインマイコン及びサブマイコンが動作を開始することにより、各マイコンの同期を取るという方法が考えられる。しかしながら、この方法を用いる場合には、各マイコンにトリガ信号を送信する装置が別途必要となるため、部品点数が増加し、コストの増加を招いてしまう。
なお、このような課題は、電動パワーステアリング装置のモータ制御装置に限らず、マイコンを中心に構成された複数の演算部を備える制御装置に共通する課題である。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡素な構成で複数の演算部の同期を取ることのできる制御装置、モータ制御装置、及びステアリング装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、PWM信号を生成する複数の演算部を備え、前記PWM信号に基づき制御対象をPWM制御する制御装置において、前記演算部が、別の演算部により生成されるPWM信号に基づき前記別の演算部と同期を取ることとした。
この構成によれば、同期を取るための装置を複数の演算部とは別に設けることなく各演算部の同期を取ることができるため、構成を簡素化することができる。
上記制御装置について、前記演算部は、前記別の演算部により演算されたPWM信号のエッジの時期と、自身が生成したPWM信号のエッジの時期との時間差を検出し、同エッジの時間差が小さくなるように自身のクロックを調整することにより前記別の演算部と同期を取ることが好ましい。
この構成によれば、各演算部の同期を容易に取ることができる。
上記制御装置について、前記演算部は、前記エッジの時間差に基づき前記別の演算部と周期的に同期を取ることが好ましい。
この構成によれば、仮に各演算部の同期が一旦取られた後にそれらの同期が時間の経過と共にずれた場合でも、各演算部の同期のずれが事後的に修正されるため、各演算部の動作の信頼性を確保することができる。
ところで、上記構成により各演算部の同期が一旦取られた場合でも、いずれかの演算部に異常が生じると、各演算部の同期が事後的にずれる可能性がある。
そこで、上記制御装置について、前記演算部が、前記別の演算部と同期を一旦取った後、前記エッジの時間差が所定の閾値以上となることに基づいて異常を検出するという構成を採用すれば、各演算部の異常を検出することができる。
また、いずれかの演算部に異常が生じた場合には、各演算部のPWM信号のデューティ比が異常値になる可能性がある。
そこで、上記制御装置について、前記演算部が、前記別の演算部と同期を一旦取った後、前記別の演算部により演算されたPWM信号のデューティ比と、自身が生成したPWM信号のデューティ比との差分値を検出し、前記デューティ比の差分値が所定の閾値以上となることに基づいて異常を検出するという構成を採用すれば、同様に各演算部の異常を検出することが可能である。
一方、モータを駆動させるための駆動回路と、前記駆動回路をPWM信号に基づき駆動させることにより前記モータをPWM制御する制御装置と、を備えるモータ制御装置において、前記制御装置として上述の制御装置が用いられることが好ましい。
この構成によれば、簡素な構成で各演算部の同期を取ることの可能なモータ制御装置を実現することができる。
また、車両の操舵機構に動力を付与するモータと、前記モータを駆動させるための駆動回路と、前記駆動回路をPWM信号に基づき駆動させることにより前記モータをPWM制御する制御装置と、を備えるステアリング装置において、前記制御装置として上述の制御装置が用いられることが好ましい。
この構成によれば、簡素な構成で各演算部の同期を取ることの可能なステアリング装置を実現することができる。
本発明によれば、簡素な構成で複数の演算部の同期を取ることができる。
電動パワーステアリング装置の一実施形態についてその概略構成を示すブロック図。 実施形態の電動パワーステアリング装置についてそのモータ制御装置の構成を示すブロック図。 実施形態のモータ制御装置についてその駆動回路の構成を示すブロック図。 実施形態のモータ制御装置についてその第1演算部の構成を示す制御ブロック図。 (a)〜(g)は、デューティ指示値Du,Dv,Dwと第1PWM信号αa〜αfとの関係を示すタイミングチャート。 実施形態のモータ制御装置についてその第2演算部により実行される初回同期処理の手順を示すフローチャート。 (a)〜(d)は、実施形態の第1演算部及び第2演算部によりそれぞれ用いられる搬送波δ1,δ2、第1PWM信号αa、及び第2PWM信号βaの推移を示すタイミングチャート。 実施形態のモータ制御装置についてその第2演算部により実行される異常検出処理の手順を示すフローチャート。
以下、電動パワーステアリング装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の電動パワーステアリング装置1は、運転者のステアリングホイール11の操作に基づき転舵輪16を転舵させる操舵機構10と、モータ21により操舵機構10にアシスト力を付与するアシスト機構20と、モータ21の駆動を制御するモータ制御装置30とを備えている。
操舵機構10は、ステアリングホイール11の回転軸となるステアリングシャフト12と、ステアリングシャフト12の下端部にラックアンドピニオン機構13を介して連結されたラックシャフト14とを有している。操舵機構10では、運転者のステアリングホイール11の操作に伴いステアリングシャフト12が回転すると、その回転運動がラックアンドピニオン機構13を介してラックシャフト14の軸方向の往復直線運動に変換される。このラックシャフト14の軸方向の往復直線運動がその両端に連結されたタイロッド15を介して転舵輪16に伝達されることにより転舵輪16の転舵角が変化し、車両の進行方向が変更される。
アシスト機構20は、モータ21と、モータ21の出力軸21a及びステアリングシャフト12を連結する減速機22とを備えている。モータ21はブラシレスモータからなる。アシスト機構20は、モータ21の出力軸21aの回転を減速機22により減速してステアリングシャフト12に伝達することによりステアリングシャフト12にアシスト力(アシストトルク)を付与する。
電動パワーステアリング装置1には、車両の状態量や運転者の操作量を検出する各種センサが設けられている。例えばステアリングシャフト12には、運転者のステアリング操作に際してステアリングシャフト12に付与される操舵トルクThを検出するトルクセンサ40が設けられている。モータ21には、その出力軸21aの回転角θを検出する回転角センサ41が設けられている。車両には、その走行速度Spdを検出する車速センサ42が設けられている。これらのセンサ40〜42の出力はモータ制御装置30に取り込まれる。モータ制御装置30は、各センサ40〜42により検出される操舵トルクTh、モータ回転角θ、及び車速Spd等に基づきモータ21をPWM制御することによりステアリングシャフト12にアシスト力を付与するアシスト制御を実行する。
図2に示すように、モータ制御装置30は、駆動回路31と、電流センサ32u,32v,32wと、プリドライバ33と、信号選択部34と、マイクロコンピュータを中心に構成された第1及び第2演算部35,36とを備えている。
図3に示すように、駆動回路31は、上側FET31a及び下側FET31dの直列回路と、上側FET31b及び下側FET31eの直列回路と、上側FET31c及び下側FET31fの直列回路とを並列接続してなる周知のインバータ回路を有している。各上側FET31a〜31cは電源(電源電圧「+Vcc」)に電気的に接続されている。各下側FET31d〜31fは接地されている。上側FET31aと下側FET31dとの接続点P1、上側FET31bと下側FET31eとの接続点P2、及び上側FET31cと下側FET31fとの接続点P3は給電線Wu,Wv,Wwを介してモータ21の各相コイルにそれぞれ接続されている。各FET31a〜31fは、プリドライバ33から出力される駆動信号Ga〜Gfに基づきスイッチングされる。この各FET31a〜31fのスイッチングに基づき、電源から供給される直流電力が三相の交流電力に変換される。変換された三相の交流電力が給電線Wu,Wv,Wwを介してモータ21の各相コイルにそれぞれ供給されることによりモータ21が駆動する。
電流センサ32u,32v,32wは、下側FET31d〜31fに直列接続されたシャント抵抗をそれぞれ有する周知の構成からなる。電流センサ32u,32v,32wは、モータ21に供給される各相電流値Iu,Iv,Iwをそれぞれ検出する。
図2に示すように、第1演算部35は、トルクセンサ40、車速センサ42、回転角センサ41、及び電流センサ32u,32v,32wのそれぞれの出力を取り込む。第1演算部35は、これらのセンサにより検出される操舵トルクTh、車速Spd、モータ回転角θ、及び各相電流値Iu,Iv,Iwに基づき第1PWM信号αa〜αfを生成する。
詳しくは、図4に示すように、第1演算部35は、電流指令値演算部50と、第1及び第2減算器51a,51bと、第1及び第2フィードバック(F/B)制御部52a,52bと、二相/三相変換部53と、デューティ指示値演算部54と、PWM信号生成部55と、三相/二相変換部56とを有している。
電流指令値演算部50はd軸電流指令値Id*及びq軸電流指令値Iq*を演算する。d軸電流指令値Id*及びq軸電流指令値Iq*は、d/q座標系におけるモータ21の供給電流の目標値を示す。電流指令値演算部50は操舵トルクThと車速Spdとに基づきq軸電流指令値Iq*を演算する。例えば、電流指令値演算部50は、操舵トルクThの絶対値が大きくなるほど、また車速Spdが遅くなるほどq軸電流指令値Iq*の絶対値をより大きい値に設定する。また、電流指令値演算部50はd軸電流指令値Id*を零に設定する。電流指令値演算部50は、演算したd軸電流指令値Id*及びq軸電流指令値Iq*を第1及び第2減算器51a,51bにそれぞれ出力する。
三相/二相変換部56は各相電流値Iu,Iv,Iw及びモータ回転角θを取り込む。三相/二相変換部56はモータ回転角θを用いて各相電流値Iu,Iv,Iwをd/q座標系に写像することによりd軸電流値Id及びq軸電流値Iqを演算する。d軸電流値Id及びq軸電流値Iqは、d/q座標系におけるモータ21の実際の供給電流値を示す。三相/二相変換部56は、演算したd軸電流値Id及びq軸電流値Iqを第1及び第2減算器51a,51bにそれぞれ出力する。
第1減算器51aは、d軸電流指令値Id*からd軸電流値Idを減算することによりd軸電流偏差ΔIdを求め、このd軸電流偏差ΔIdを第1F/B制御部52aに出力する。第1F/B制御部52aは、d軸電流値Idをd軸電流指令値Id*に追従させるべく、それらの偏差ΔIdに基づく電流フィードバック制御を実行することによりd軸電圧指令値Vd*を生成し、このd軸電圧指令値Vd*を二相/三相変換部53に出力する。
第2減算器51bは、q軸電流指令値Iq*からq軸電流値Iqを減算することによりq軸電流偏差ΔIqを求め、このq軸電流偏差ΔIqを第2F/B制御部52bに出力する。第2F/B制御部52bは、q軸電流値Iqをq軸電流指令値Iq*に追従させるべく、それらの偏差ΔIqに基づく電流フィードバック制御を実行することによりq軸電圧指令値Vq*を生成し、このq軸電圧指令値Vq*を二相/三相変換部53に出力する。
二相/三相変換部53はモータ回転角θを取り込む。二相/三相変換部53はモータ回転角θを用いてd軸電圧指令値Vd*及びq軸電圧指令値Vq*を三相座標系に写像することにより、三相座標系における各相電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*を演算し、これらの各相電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*をデューティ指示値演算部54に出力する。
デューティ指示値演算部54は各相電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*に対応する各相のデューティ指示値Du,Dv,Dwを演算する。デューティ指示値Du,Dv,Dwは、駆動回路31の各上側FET31a〜31cのオンデューティ比をそれぞれ示したものである。デューティ指示値演算部54は、演算したデューティ指示値Du,Dv,DwをPWM信号生成部55に出力する。
PWM信号生成部55は、例えば図5(a)〜(g)に示すように、デューティ指示値Du,Dv,Dwと、三角波からなる搬送波(PWMキャリア)δとの比較に基づき第1PWM信号αa〜αfを生成する。詳しくは、図5(b),(d),(f)に示すように、PWM信号生成部55は、搬送波δの値よりもデューティ指示値Du,Dv,Dwの方が大きい場合にはオン信号を示し、搬送波δの値よりもデューティ指示値Du,Dv,Dwの方が小さい場合にはオフ信号を示す第1PWM信号αa〜αcをそれぞれ生成する。また、図5(c),(e),(g)に示すように、PWM信号生成部55は、搬送波δの値よりもデューティ指示値Du,Dv,Dwの方が小さい場合にはオン信号を示し、搬送波δの値よりもデューティ指示値Du,Dv,Dwの方が大きい場合にはオフ信号を示す第1PWM信号αd〜αfをそれぞれ生成する。第1PWM信号αa〜αfは駆動回路31のFET31a〜31fをそれぞれオン/オフさせるための信号である。例えば第1PWM信号αaがオン信号である場合には、上側FET31aがオン状態となり、第1PWM信号αaがオフ信号である場合には、上側FET31aがオフ状態となる。そして、図2に示すように、PWM信号生成部55は、生成した第1PWM信号αa〜αfを信号選択部34に出力する。
第1演算部35は自身の状態を監視する自己診断機能を有しており、自己診断の結果Sd1を例えばウォッチドック信号等により信号選択部34に送信する。したがって、信号選択部34は、第1演算部35から送信される自己診断結果Sd1に基づいて第1演算部35が正常であるか否かを検出することができる。
第2演算部36は第1演算部35と同一の性能を有している。すなわち、第2演算部36は、第1演算部35と同様の演算手法により、操舵トルクTh、車速Spd、モータ回転角θ、及び各相電流値Iu,Iv,Iwに基づき第2PWM信号βa〜βfを生成する。また、第2演算部36も自身の状態を監視する自己診断機能を有しており、自己診断の結果Sd2を信号選択部34に送信する。したがって、信号選択部34は、第2演算部36から送信される自己診断結果Sd2に基づいて第2演算部36が正常であるか否かを検出することができる。
信号選択部34は、第1演算部35及び第2演算部36からそれぞれ送信される自己診断結果Sd1,Sd2に基づき各演算部35,36の状態を監視している。信号選択部34は、第1演算部35が正常である場合には、第1演算部35から出力される第1PWM信号αa〜αfをプリドライバ33に出力する。また、信号選択部34は、第1演算部35の異常を検出した場合には、第1演算部35を停止させるとともに、第2演算部36が正常であることを条件に、第2演算部36から出力される第2PWM信号βa〜βfをプリドライバ33に出力する。さらに、信号選択部34は、第1演算部35及び第2演算部36の両者の異常を検出した場合には、各演算部35,36を停止させ、モータ21を停止させる。
図3に示すように、プリドライバ33は、信号選択部34から出力される第1PWM信号αa〜αfあるいは第2PWM信号βa〜βfを増幅することにより駆動信号Ga〜Gfを生成する。プリドライバ33は、駆動信号Ga〜Gfを駆動回路31のFET31a〜31fのそれぞれのゲート端子に印加することにより各FET31a〜31fを開閉駆動させる。この各FET31a〜31fの開閉駆動に基づきモータ21が駆動し、ステアリングシャフト12にアシスト力を付与するアシスト制御が実行される。
次に、第1演算部35と第2演算部36との間で同期を取る方法について説明する。
図2に示すように、第2演算部36は、第1演算部35から出力される第1PWM信号αa〜αfを取得し、この第1PWM信号αa〜αfと、自身が生成した第2PWM信号βa〜βfとを比較することにより第1演算部35と同期を取る。本実施形態では、一例として、第2演算部36が第1PWM信号αa及び第2PWM信号βaを利用して第1演算部35と同期を取る。
詳しくは、第2演算部36は、例えば電動パワーステアリング装置1の起動時に実行されるイニシャルチェックの際に図6に示す初回同期処理を実行することにより第1演算部35と同期を取る。すなわち、第2演算部36は、まず、第1演算部35から出力される第1PWM信号αaを取得する(S1)。そして、第2演算部36は、第1PWM信号αaの立ち上がりエッジの時期Te1と、自身が生成した直近の第2PWM信号βaの立ち上がりエッジの時期Te2との間の時間差ΔTeを検出する(S2)。具体的には、第2演算部36は、図4のPWM信号生成部55により演算された第2PWM信号βaの変化を監視することにより、すなわち第2PWM信号βaの演算結果をそのまま監視することにより、第2PWM信号βaの立ち上がりエッジの時期Te2を検出する。そして、第2演算部36は、時間差ΔTeに基づき同期処理を実行する(S3)。具体的には、第2演算部36は、第1PWM信号αaの立ち上がりエッジの時期Te1に対して第2PWM信号βaの立ち上がりエッジの時期Te2が時間差ΔTeだけ遅れている場合には、自身のクロックを時間差ΔTeだけ早めるように調整する。また、第2演算部36は、第1PWM信号αaの立ち上がりエッジの時期Te1に対して第2PWM信号βaの立ち上がりエッジの時期Te2が時間差ΔTeだけ早い場合には、自身のクロックを時間差ΔTeだけ遅らせるように調整する。すなわち、第2演算部36は、時間差ΔTeが小さくなるように自身のクロックを調整する。
次に、第2演算部36が図6に示す処理を実行した際の各演算部35,36の動作を説明する。
本実施形態では、電動パワーステアリング装置1が起動した際、各演算部35,36が自身のタイミングで動作を開始するため、各演算部35,36のクロックがずれる可能性がある。各演算部35,36のクロックがずれると、図7(a),(b)に示すように、各演算部35,36により用いられる搬送波δ1,δ2の間に時間差ΔTeが生じる可能性がある。これが、図7(c),(d)に示すように、第1PWM信号αaと第2PWM信号βaとの間に時間差ΔTeを生じさせる要因となる。なお、図示しない第1PWMαb〜αf及び第2PWM信号βb〜βfのそれぞれの間にも同様の時間差ΔTeが生じていることは言うまでもない。
このとき、第2演算部36が時刻t1で図6に示す処理を実行すると、第2演算部36は、自身のクロックを時間差ΔTeだけ遅らせるように調整する。これにより、時刻t1以降は、図7(a),(b)に示すように、各演算部35,36により用いられる搬送波δ1,δ2のそれぞれの波形を一致させることができる。そのため、図7(c),(d)に示すように、第1PWM信号αa及び第2PWM信号βaを一致させることができる。同様に第1PWM信号αb〜αf及び第2PWM信号βb〜βfもそれぞれ一致させることができる。すなわち、第1演算部35及び第2演算部36の同期を取ることができる。
ところで、第2演算部36が図6に示す処理を実行することにより各演算部35,36の同期が一旦取られた場合でも、例えば第1演算部35及び第2演算部36のいずれか一方に異常が生じると、各演算部35,36の同期が事後的にずれる可能性がある。そこで、本実施形態の第2演算部36は、第1演算部35と同期を一旦取った以降も第1PWM信号αaと第2PWM信号βaとを比較し、それらの同期がずれた場合には異常を検出する。また、第1演算部35及び第2演算部36のいずれか一方に異常が生じた場合には、第1PWM信号αaのデューティ比及び第2PWM信号βaのデューティ比のいずれか一方が異常値となる可能性がある。そこで、第2演算部36は、各PWM信号αa,βaのデューティ比の差分値を検出し、同差分値が所定の閾値以上となることに基づいて異常を検出する。なお、本実施形態の第2演算部36は、便宜上、各PWM信号αa,βaのデューティ比に代えて、それらと相関関係のある各PWM信号αa,βaのオン時間を用いる。各PWM信号αa,βaのオン時間とは、パルス信号においてオン状態が継続されている時間的な長さを示す。
次に、この異常検出処理の具体的な手順について図8を参照して説明する。なお、第2演算部36は、図6に示す処理に基づき第1演算部35との同期を一旦取った後、図8に示す処理を所定の周期で繰り返し実行する。
図8に示すように、第2演算部36は、まず、第1PWM信号αaを取得し(S10)、第1PWM信号αaに含まれるパルス信号のオン時間Ton1と、自身が生成した直近の第2PWM信号βaに含まれるパルス信号のオン時間Ton2との間の時間差ΔTonを検出する(S11)。次に、第2演算部36は、オン時間の時間差ΔTonが所定の閾値Th1未満であるか否かを判断する(S12)。そして、オン時間の時間差ΔTonが所定の閾値Th1未満である場合には(S12:YES)、各PWM信号αa,βaのデューティ比が所定の閾値未満であると判断し、第1PWM信号αaの立ち上がりエッジの時期Te1と、自身が生成した直近の第2PWM信号βaの立ち上がりエッジの時期Te2との間の時間差ΔTeを検出する(S13)。そして、第2演算部36は、エッジの時間差ΔTeが所定の閾値Th2未満であるか否かを判断し(S14)、エッジの時間差ΔTeが所定の閾値Th2未満である場合には(S14:YES)、図6に示したS3の処理と同様に時間差ΔTeに基づき同期処理を実行する(S15)。
また、第2演算部36は、オン時間の時間差ΔTonが閾値Th1以上の場合(S12:NO)、あるいはエッジの時間差ΔTeが閾値Th2以上の場合(S14:NO)には、フェイルセーフ制御を実行する(S16)。フェイルセーフ制御としては、例えば第1演算部35及び第2演算部36のうちの正常な演算部のPWM信号を用いてモータ21の駆動制御を継続する処理や、モータ21を停止させる処理等が実行される。
以上説明した本実施形態の電動パワーステアリング装置1及びモータ制御装置30によれば以下の作用及び効果を得ることができる。
(1)第2演算部36が図6の処理を実行することにより、図7に示すように第1演算部35と第2演算部36との間の同期を取ることができる。これにより、同期を取るための装置を第1演算部35及び第2演算部36とは別に設けることなく各演算部35,36の同期を取ることができるため、モータ制御装置30の構成を簡素化することができる。また、簡素な構成で各演算部35,36の同期を取ることが可能な電動パワーステアリング装置1を実現することができる。
(2)仮に各演算部35,36の同期が一旦取られた後にそれらの同期が時間の経過と共にずれた場合でも、第2演算部36が図8の処理を周期的に実行することにより各演算部35,36の同期が周期的に取られる。これにより、各演算部35,36の同期のずれを事後的に修正することができるため、各演算部35,36の動作の信頼性を確保することができる。
(3)第2演算部36が図8の処理を実行することにより、各演算部35,36の異常を検出することができる。
なお、上記実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態では、PWM信号生成部55により演算された第2PWM信号βaに基づき第2演算部36が図6及び図8のそれぞれの処理を実行した。これに代えて、図2に破線で示すように、第2演算部36は、一旦出力した第2PWM信号βaを取り込み、同第2PWM信号βaに基づき図6及び図8のそれぞれの処理を実行してもよい。これにより、第2演算部36のハードウェア的な出力遅れの影響等が含まれた第2PWM信号βaを第2演算部36が用いることとなる。そのため、第2演算部36が図6及び図8のそれぞれの処理を実行することにより、第2演算部36のハードウェア的な出力遅れの影響等が加味された状態で各演算部35,36の同期を取ることができるため、同期の精度を高めることが可能となる。
・第2演算部36は、図6のS2の処理において、第1PWM信号αaの立ち下がりエッジの時期と、第2PWM信号βaの立ち下がりエッジの時期との間の時間差を検出し、同時間差に基づきS3の同期処理を実行してもよい。図8のS13〜S15の処理についても同様である。
・第2演算部36は、図8のS11及びS12の処理において各PWM信号αa,βaのオン時間Ton1,Ton2を用いたが、それらに代えて、各PWM信号αa,βaのデューティ比の実際の値を用いてもよい。具体的には、第2演算部36は、各PWM信号αa,βaのオン時間及びオフ時間をそれぞれ検出するとともに、それらの値から各PWM信号αa,βaのデューティ比を演算する。そして、第2演算部36は、それらの差分値が所定の閾値未満の場合には、S13以降の処理を実行し、それらの差分値が所定の閾値以上の場合には、S15の処理を実行する。
・第1演算部35及び第2演算部36の間で同期を取るために利用されるPWM信号は第1PWM信号αa及び第2PWM信号βaに限らず、他のPWM信号αb〜αf,βb〜βfを用いてもよい。
・第2演算部36により実行される同期処理は、第1演算部35により生成される第1PWM信号αa〜αfを利用する処理であれば、適宜変更可能である。例えば、第2演算部36は第1PWM信号αaの立ち上がりエッジ、あるいは立ち下がりエッジをトリガとして自身のクロックを開始することにより、第1演算部35と同期を取ってもよい。
・各演算部35,36の同期を取るための構成として、上記実施形態のPWM信号を利用した構成に加え、それ以外の方法で同期を取る他の構成を組み合わせてもよい。すなわち、各演算部35,36の同期を取るための構成を冗長化してもよい。この場合、例えば通常は他の構成で各演算部35,36の同期を取るとともに、他の構成に異常が生じた場合に、上記実施形態の構成を利用して各演算部35,36の同期を取ってもよい。これにより、他の構成の異常時のバックアップ処置が可能となる。
・第2演算部36により生成される第2PWM信号βaに基づき第1演算部35が第2演算部36と同期をとってもよい。
・第2演算部36は、第1演算部35と同一の性能を有するものに限らず、第1演算部35の機能の一部のみを有するものであってもよい。
・モータ制御装置30は3個以上の演算部を有していてもよい。この場合、例えば一つの演算部により演算されるPWM信号に基づき他の複数の演算部が同期を取ればよい。
・モータ21として、ブラシレスモータに代えて、ブラシ付きモータを用いてもよい。
・上記実施形態のモータ制御装置30は、例えばモータによりラックシャフト14にアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置に用いることも可能である。また、電動パワーステアリング装置に限らず、例えばステアバイワイヤ式のステアリング装置等、操舵機構に動力を付与するモータと、モータを駆動させるための駆動回路と、駆動回路をPWM信号に基づき駆動させることによりモータをPWM制御する制御装置とを備える各種ステアリング装置に用いることが可能である。さらに、上記実施形態のモータ制御装置30の構成は、ステアリング装置のモータ制御装置に限らず、適宜のモータ制御装置に適用可能である。
・上記実施形態の構成は、モータ制御装置に限らず、例えばLEDの調光装置等、制御対象をPWM制御する適宜の制御装置に適用することが可能である。
αa〜αf…第1PWM信号、βa〜βf…第2PWM信号、1…電動パワーステアリング装置、10…操舵機構、21…モータ、30…モータ制御装置、31…駆動回路、35…第1演算部、36…第2演算部。

Claims (7)

  1. PWM信号を生成する複数の演算部を備え、
    前記PWM信号に基づき制御対象をPWM制御する制御装置において、
    前記演算部は、別の演算部により生成されるPWM信号に基づき前記別の演算部と同期を取ることを特徴とする制御装置。
  2. 前記演算部は、前記別の演算部により演算されたPWM信号のエッジの時期と、自身が生成したPWM信号のエッジの時期との時間差を検出し、同エッジの時間差が小さくなるように自身のクロックを調整することにより前記別の演算部と同期を取る
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記演算部は、前記エッジの時間差に基づき前記別の演算部と周期的に同期を取る
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記演算部は、前記別の演算部と同期を一旦取った後、前記エッジの時間差が所定の閾値以上となることに基づいて異常を検出する
    請求項2又は3に記載の制御装置。
  5. 前記演算部は、前記別の演算部と同期を一旦取った後、前記別の演算部により演算されたPWM信号のデューティ比と、自身が生成したPWM信号のデューティ比との差分値を検出し、前記デューティ比の差分値が所定の閾値以上となることに基づいて異常を検出する
    請求項2〜4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. モータを駆動させるための駆動回路と、
    前記駆動回路をPWM信号に基づき駆動させることにより前記モータをPWM制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置として、請求項1〜5のいずれか一項に記載の制御装置が用いられるモータ制御装置。
  7. 車両の操舵機構に動力を付与するモータと、
    前記モータを駆動させるための駆動回路と、
    前記駆動回路をPWM信号に基づき駆動させることにより前記モータをPWM制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置として、請求項1〜5のいずれか一項に記載の制御装置が用いられるステアリング装置。
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