JP2016012246A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信ケーブルを使用しない簡易な構成で、外部の様々な電子機器に適切に接続することができ、良好にデータ伝送や給電を行うことができる電子機器を提供する。【解決手段】電子機器100は、一面側にスライド溝113が設けられた機器本体110と、スライド溝113に対して着脱可能に構成され、外部機器200に接続するためのプラグ部123を備えたコネクタ部120と、を有し、スライド溝113にコネクタ部120を装着してスライドさせることにより、コネクタ部120のプラグ部123が機器本体110から突出する。このとき、コネクタ部120の接続端子122と機器本体110の接続端子112が接触して、機器本体110の内部回路とコネクタ部120のプラグ部123とが電気的に接続される。突出したプラグ部123を外部機器200のプラグ挿入部210に直接接続することにより、外部機器200との間でデータ伝送や給電が行われる。【選択図】図2

Description

本発明は、データ等の送受信や給電のために様々な外部機器と接続される機構を備えた電子機器に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(PC)をはじめ、スマートフォンやタブレット端末、生体情報の収集を目的としたウェアラブル端末等の普及により、様々な電子機器間で各種のデータや情報を送受信することが行われている。また、携帯可能な(モバイル型の)電子機器の普及により、機器に内蔵された二次電池(充電池)への充電等のための給電も頻繁に行なわれている。
このような電子機器間でのデータ等の送受信(以下、「データ伝送」と記す)や給電においては一般に、有線ケーブルを使用する手法や無線通信を用いた手法が知られている。例えば特許文献1には、PCと他の電子機器との間のデータ伝送や給電に、USB(Universal Serial Bus)ケーブルを使用することが開示されている。また、例えば特許文献2には、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等の通信規格による無線通信技術を用いて、データ伝送を行うことが開示されている。
特開2000−339067号公報 特開2001−251335号公報
上述した特許文献等に開示された手法においては、電子機器間のデータ伝送や給電を行う際に、通信ケーブルを常備しておく必要があるうえ、電気機器相互を通信ケーブルにより接続する操作が必要であり、機器使用者(ユーザ)にとって取り扱いが煩わしいという問題を有していた。特に、データ伝送や給電に使用する通信ケーブルの形状や仕様は、電子機器のメーカや通信規格等により異なっていることが多いため、複数の電子機器を有している場合には、異なる種類の複数の通信ケーブルを常備して、接続し直したり差し替えたりしなければいけないという問題を有していた。
また、無線通信により電子機器間のデータ伝送を行う場合には、電子機器に無線通信に対応した機能部をあらかじめ内蔵する必要があり、電子機器が大型化したり構造が複雑化したりするうえ、製品コストにも影響を与えるという問題を有していた。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑み、通信ケーブルを使用しない簡易な構成で、様々な外部機器に適切に接続することができ、良好にデータ伝送や給電を行うことができる電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、
外面に特定方向に延在して設けられた溝部を有し、内部に内部回路を有する機器本体と、
前記機器本体の前記溝部に対して着脱可能に構成されたコネクタ部と、
を備え、
前記コネクタ部は、外部機器に接続するための機能部と、前記機能部に接続された第1の端子群と、を有し、
前記機器本体は、前記溝部の内面に露出し、前記溝部に装着される前記コネクタ部の前記第1の端子群に接触して、前記機能部と前記内部回路とを電気的に接続する前記第2の端子群を有することを特徴とする。
本発明によれば、通信ケーブルを使用しない簡易な構成で、様々な外部機器に適切に接続することができ、良好にデータ伝送や給電を行うことができる。
本発明に係る電子機器の第1の実施形態を示す概略構成図である。 第1の実施形態に係る電子機器の第1の具体例を示す構成図である。 第1の実施形態に係る電子機器の第2の具体例を示す構成図である。 第1の実施形態に係る電子機器の第3の具体例を示す構成図である。 第1の実施形態に係る電子機器の第4の具体例を示す構成図である。 第2の実施形態に係る電子機器の一具体例を示す構成図である。 第3の実施形態に係る電子機器を説明するための図である。 第3の実施形態の第2の具体例におけるコネクタ部の認識処理及び入出力ポートの切替処理を説明するための概略構成図である。 第3の実施形態の第2の具体例に係る電子機器におけるコネクタ部の装着、スライド状態の例(第1〜第4の例)を示す概略図である。 第4の実施形態に係る電子機器の一具体例を示す構成図である。 第4の実施形態に係る電子機器に適用されるコネクタ部のスライド機構の一例を示す概略構成図である。 第4の実施形態に係る電子機器に適用される接続端子構造の一例を示す構成図である。 第4の実施形態に係る電子機器の変形例を示す構成図である。
以下、本発明に係る電子機器について、実施形態を示して詳しく説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明に係る電子機器の第1の実施形態を示す概略構成図である。図1(a)は本実施形態に係る電子機器と他の電子機器との接続方法を示す概略図であり、図1(b)は電子機器の内部回路を示す概略ブロック図である。ここでは、本発明に係る電子機器を、モーションセンサを備えた運動データ収集装置(いわゆる、ロガー)に適用し、運動データの解析装置となるパーソナルコンピュータ等の電子機器(以下、「外部機器」と記す)に接続してデータ伝送を行うとともに、二次電池への給電を受ける場合について実施形態を示す。なお、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、様々な外部機器との間でデータ伝送や給電を行うものであれば良好に適用することができる。
第1の実施形態に係る電子機器は、例えば図1(a)に示すように、機器使用者(ユーザ)の運動中等の各種のセンサデータを収集する電子機器100であって、パーソナルコンピュータ等の外部機器200のプラグ挿入部210に、電子機器100の機器本体110から突出するプラグ構造を有するコネクタ部120を挿入することにより、電子機器100と外部機器200が電気的に接続される。ここで、本実施形態においては、コネクタ部120が有線通信による汎用のインターフェース(I/F)規格に対応したプラグ形状を有している。
本実施形態に係る電子機器100は、例えば図1(b)に示すように、加速度センサ10、ジャイロセンサ20、磁気センサ30を備え、CPU40により所定の制御プログラムを実行することにより、ユーザの運動中のセンサデータ(加速度や角速度、地磁気等)を測定してメモリ50に蓄積する。電子機器100は、コネクタ部120を介して外部機器200に接続されることにより、外部機器200からの指示に応じてメモリ50に蓄積されたセンサデータを、通信I/F回路60を介して外部機器200に転送する。また、電子機器100は、充電I/F回路90を介して外部機器200から供給される電力を電源回路70により二次電池80に充電する。二次電池80に充電された電力は、電源回路70により電子機器100の各部に駆動電力として供給される。
このような電子機器100は、例えば胸部や頸部、腹部等の人体の中心を通る体軸上や体幹に沿った位置に装着される。その装着方法としては、例えばトレーニングウェアにクリップで挟み込む形態やテープ部材等で貼り付ける形態、ベルト等により体に巻き付ける形態等、種々の手法が適用される。
(第1の具体例)
次に、本実施形態に係る電子機器の具体的な構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る電子機器の第1の具体例を示す構成図である。図2(a)は、電子機器の機器本体を示す平面図であり、図2(b)は、電子機器のコネクタ部を示す平面図であり、図2(c)は、機器本体へのコネクタ部の装着方法を示す斜視図である。また、図2(d)、(e)は、コネクタ部の装着状態を示す斜視図及び平面図であり、図2(f)、(g)は、コネクタ部のスライド状態を示す斜視図及び平面図である。
本実施形態の第1の具体例に係る電子機器は、例えば図2(a)〜(c)に示すように、本体ケース111外面の一面側に、特定方向(図2(a)の上下方向)に直線状に延在するスライド溝(溝部)113が設けられた機器本体110と、機器本体110のスライド溝113に対して着脱可能に構成され、外部機器200に直接接続するためのプラグ部(機能部)123を備えたコネクタ部120と、を有している。
機器本体110は、例えば図1(b)に示した内部回路を有し、例えば図2(a)、(c)に示すように、スライド溝113の内面に、少なくとも通信I/F回路60の通信用接続端子(D-、D+)112b、112c、及び、充電I/F回路90の給電用接続端子(Vbus、GND)112a、112dの4端子(以下、「接続端子112」と総称する;第1の端子群)が露出している。ここで、接続端子112は、後述するように、コネクタ部120に設けられた接続端子122に接触して電気的に接続される構成を有しているものであればよく、例えば本体ケース111に板状の電極の一部が露出するように埋め込まれているものであってもよいし、また、バネ材やスプリング等の弾性部材により、電極の一部が本体ケース111表面から弾性的に突出するように構成されているものであってもよい。
また、機器本体110のスライド溝113の内部には、コネクタ部120が装着された状態及びプラグ部123が機器本体110から突出した終端位置にスライドされた状態において、コネクタ部120が簡易に脱落しないように保持するための機構(脱落防止機構)、及び、コネクタ部120をスライド溝113の延在方向に沿って、装着位置(始端位置)から終端位置までスライドさせるための機構(スライド機構)が設けられている。なお、本発明に係る電子機器100に適用される脱落防止機構及びスライド機構については、後述する実施形態において詳述する。
コネクタ部120は、例えば図2(b)、(c)に示すように、コネクタ本体121とプラグ部123とを有し、コネクタ本体121の一面側には、少なくとも通信用接続端子122b、122c、及び、給電用接続端子122a、122dの4端子(以下、「接続端子122」と総称する;第2の端子群)が露出している。これらの接続端子122は、コネクタ本体121から突出して設けられたプラグ部123に電気的に接続されている。プラグ部123は、有線通信における汎用のインターフェース規格であるUSB TYPE−A型のプラグ形状を有している。ここで、接続端子122は、上述した機器本体110に設けられた接続端子112に接触して電気的に接続される構成を有しているものであればよい。具体的には、機器本体110に設けられる接続端子112が、例えば本体ケース111表面から電極の一部が弾性的に突出する構成を有する場合には、コネクタ部120に設けられる接続端子122は、例えばコネクタ本体121に板状の電極の一部が露出するように埋め込まれた構成を適用することができる。また、機器本体110に設けられる接続端子112が、例えば本体ケース111に板状の電極の一部が露出するように埋め込まれた構成を有する場合には、コネクタ部120に設けられる接続端子122は、例えばコネクタ本体121表面から電極の一部が弾性的に突出する構成を適用することができる。
このような構成を有する電子機器100において、まず、ユーザは、図2(c)、(d)に示すように、運動中等のセンサデータを収集した機器本体110にコネクタ部120を装着する。具体的には、機器本体110の本体ケース111に設けられたスライド溝113の内面に、コネクタ部120のコネクタ本体121の外面が当接して係合するように嵌め込むことにより、コネクタ部120が機器本体110に装着される。この装着状態においては、図2(d)、(e)に示すように、コネクタ部120は、プラグ部123が機器本体110から突出しない、スライド溝113の初期位置にあって、コネクタ部120の接続端子122と、機器本体110の接続端子112は相互に離間して接触しておらず、電気的に接続されていない。
次いで、ユーザは、図2(f)、(g)に示すように、機器本体110に装着されたコネクタ部120をスライドさせる。具体的には、スライド溝113の内面に沿ってコネクタ本体121の外面を摺動させることにより(図中、矢印で表記)、コネクタ部120がスライド溝113の延在方向に沿って、終端位置までスライドする。ここで、コネクタ部120は、スライド溝113の内面及びコネクタ本体121の外面に設けられた脱落防止機構により、スライド溝113に装着された状態、及び、スライド状態(すなわち、コネクタ部120のスライド中、及び、終端位置)において、本体ケース111から脱落しないように係合されている。
このスライドの終端位置においては、図2(f)、(g)に示すように、少なくともコネクタ部120のプラグ部123が機器本体110(本体ケース111)の端部から、外部機器200との接続に必要な所定の寸法だけ突出する。また、図2(f)、(g)に示すように、コネクタ部120の各接続端子122と機器本体110の各接続端子112が1対1の関係で接触して、それぞれ電気的に接続される。具体的には、図2(a)、(b)に示した機器本体110の各通信用接続端子(D-、D+)112b、112cが、それぞれコネクタ部120の各通信用接続端子122b、122cに電気的に接続され、また、機器本体110の各給電用接続端子(Vbus、GND)112a、112dが、それぞれコネクタ部120の各給電用接続端子122a、122dに電気的に接続される。これにより、機器本体110の内部回路とコネクタ部120のプラグ部123とが電気的に接続された状態となる。そして、ユーザが、図1(a)に示したように、コネクタ部120のプラグ部123を外部機器200のプラグ挿入部210に直接挿入して接続することにより、通信ケーブル等を使用することなく簡易な構成で、電子機器100と外部機器200との間で良好にデータ伝送を行うことができるとともに、外部機器200から供給される電力を電子機器100に良好に充電することができる。
(第2の具体例)
次に、本実施形態に係る電子機器の第2の具体例について説明する。
図3は、本実施形態に係る電子機器の第2の具体例を示す構成図である。図3(a)は、電子機器の機器本体を示す平面図であり、図3(b)は、電子機器のコネクタ部を示す平面図であり、図3(c)は、機器本体へのコネクタ部の装着方法を示す斜視図である。また、図3(d)、(e)は、コネクタ部の装着状態を示す斜視図及び平面図であり、図3(f)、(g)は、コネクタ部のスライド状態を示す斜視図及び平面図である。ここで、上述した第1の具体例と同等の構成については説明を簡略化する。
第2の具体例に係る電子機器においては、例えば図3(a)、(c)に示すように、機器本体110は、第1の具体例と同等の構成を有するスライド溝113の内面に、少なくとも通信用接続端子(D-、D+)112b、112c、及び、給電用接続端子(Vbus、GND)112a、112dに加え、通信I/F回路60の通信用接続端子(ID)112eを含めた5端子(以下、「接続端子112」と総称する)が露出した構成を有している。
また、コネクタ部120は、例えば図3(b)、(c)に示すように、コネクタ本体121の一面側に、少なくとも通信用接続端子122b、122c、及び、給電用接続端子122a、122dに加え、通信用接続端子122eを含めた5端子(以下、「接続端子122」と総称する)が露出した構成を有している。プラグ部123は、有線通信における汎用のインターフェース規格であるUSB TYPE−miniB型のプラグ形状を有し、上記の接続端子122に電気的に接続されている。
このような構成を有する電子機器100において、上述した第1の具体例と同様に、図3(c)〜(e)に示すように、ユーザは機器本体110のスライド溝113にコネクタ部120を装着し、次いで、図3(f)、(g)に示すように、プラグ部123が機器本体110の端部から突出するようにコネクタ部120を終端位置までスライドさせる。これにより、コネクタ部120の各接続端子122と機器本体110の各接続端子112が1対1の関係で接触して、それぞれ電気的に接続され、機器本体110の内部回路とコネクタ部120のプラグ部123とが電気的に接続された状態となる。そして、ユーザが、コネクタ部120のプラグ部123を外部機器200のUSB TYPE−miniB型のプラグ挿入部210に直接挿入して接続することにより、通信ケーブル等を使用することなく簡易な構成で、電子機器100と外部機器200との間のデータ伝送や給電(充電)を良好に行うことができる。
また、このような構成を有する電子機器100においては、機器本体110のスライド溝113の内面に露出する5端子のうち、4端子(112a〜112d)の配置及び機能が、第1の具体例に示した接続端子112、122と同一である。したがって、本具体例の機器本体110のスライド溝113に、第1の具体例に示した、USB TYPE−A型のプラグ形状のプラグ部123を有するコネクタ部120を装着することにより、電子機器100とUSB TYPE−A型のプラグ挿入部210を有する外部機器200との間でもデータ伝送や給電(充電)を行うことができる。すなわち、本実施形態に係る電子機器は、接続対象となる外部機器200のインターフェース規格や種類に応じて、異なるプラグ形状のプラグ部123を有する複数のコネクタ部120の中から、適合するコネクタ部120を選択して装着する、いわゆる交換アダプタ構造を有している。これにより、外部機器200のインターフェース規格等に制限されたり、変換ケーブル等を必要としたりすることなく、コネクタ部120を交換して装着し直す簡易な操作により、インターフェース規格の異なる複数の外部機器に対しても良好に接続することができる。
(第3の具体例)
次に、本実施形態に係る電子機器の第3の具体例について説明する。
図4は、本実施形態に係る電子機器の第3の具体例を示す構成図である。図4(a)は、電子機器の機器本体を示す平面図であり、図4(b)は、電子機器のコネクタ部を示す平面図であり、図4(c)は、コネクタ部の内部配線の例を示す図である。また、図4(d)、(e)は、コネクタ部の第1の装着、スライド状態を説明するための図であり、図4(f)、(g)は、コネクタ部の第2の装着、スライド状態を説明するための図である。ここで、上述した第1又は第2の具体例と同等の構成については説明を簡略化する。
第3の具体例に係る電子機器においては、例えば図4(a)に示すように、機器本体110は、第2の具体例と同等の構成を有し、スライド溝113の内面に、接続端子112(通信用接続端子112b、112c、112e、及び、給電用接続端子112a、112d)が露出した構成を有している。コネクタ部120は、例えば図4(b)に示すように、コネクタ本体121の対向する両端面(図面上面と下面)から、それぞれ異なるプラグ形状を有するプラグ部123a、123bが突出して設けられた構成を有している。具体的には、プラグ部123aは、汎用のインターフェース規格であるUSB TYPE−A型のプラグ形状を有し、プラグ部123bは、USB TYPE−miniB型のプラグ形状を有している。また、コネクタ部120は、例えば図4(b)に示すように、コネクタ本体121の一面側に、第2の具体例と同等の接続端子122が露出した構成を有している。プラグ部123a、123bと接続端子122との接続関係は、例えば図4(c)に示すように、通信用接続端子122b、122cがそれぞれプラグ部123a、123bの通信用端子電極(D-、D+)に、また、給電用接続端子122a、122dがそれぞれプラグ部123a、123bの給電用端子電極(Vbus、GND)に、また、通信用接続端子122eがプラグ部123bの通信用端子電極(ID)に、内部配線により接続されている。
このような構成を有する電子機器100において、外部機器200のUSB TYPE−A型のプラグ挿入部210に電子機器100を直接接続する場合には、ユーザは第1の具体例に示した場合と同様に、コネクタ部120のプラグ部123aを機器本体110のスライド溝113の突出側(図4(a)又は図4(e)の上方側)に向けた状態で、スライド溝113にコネクタ部120を装着する。そして、ユーザは図4(d)、(e)に示すように、プラグ部123aが機器本体110の端部から突出するようにコネクタ部120を終端位置までスライドさせる。これにより、プラグ部123aの各端子電極に接続されたコネクタ部120の各接続端子122(122a〜122dの4端子)と機器本体110の各接続端子112(112a〜112dの4端子)が1対1の関係で接触して、機器本体110の内部回路とコネクタ部120のプラグ部123aとが電気的に接続された状態となる。
一方、外部機器200のUSB TYPE−miniB型のプラグ挿入部210に電子機器100を直接接続する場合には、ユーザは第2の具体例に示した場合と同様に、コネクタ部120のプラグ部123bを機器本体110のスライド溝113の突出側(図4(a)又は図4(g)の上方側)に向けた状態で、スライド溝113にコネクタ部120を装着する。そして、ユーザは図4(f)、(g)に示すように、プラグ部123bが機器本体110の端部から突出するようにコネクタ部120を終端位置までスライドさせる。これにより、プラグ部123bの各端子電極に接続されたコネクタ部120の各接続端子122(122a〜122eの5端子)と機器本体110の各接続端子112(112a〜112eの5端子)が1対1の関係で接触して、機器本体110の内部回路とコネクタ部120のプラグ部123bとが電気的に接続された状態となる。
すなわち、本具体例においては、単一のコネクタ部120を、機器本体110のスライド溝113に装着する際に、コネクタ部120のプラグ部123a、123bの向きを変えることにより、外部機器200のプラグ挿入部210に対応したプラグ形状を有するプラグ部123a、123bを機器本体110から突出させることができる。これにより、通信ケーブル等を使用することなく簡易な構成で、インターフェース規格の異なる複数の外部機器200に電子機器100を直接接続して、両者間でデータ伝送や給電(充電)を良好に行うことができる。
なお、本具体例においては、コネクタ本体121から突出して設けられたプラグ部123a、123bとして、それぞれUSB TYPE−A型のプラグ形状、及び、USB TYPE−miniB型のプラグ形状を有している場合について示したが、本具体例はこれに限定されるものではない。すなわち、コネクタ部に適用されるプラグ部は、互いに異なるプラグ形状を有するものであれば、他のインターフェース規格を適用するものであってもよい。
(第4の具体例)
次に、本実施形態に係る電子機器の第4の具体例について説明する。
図5は、本実施形態に係る電子機器の第4の具体例を示す構成図である。図5(a)は、電子機器の機器本体を示す平面図であり、図5(b)は、電子機器のコネクタ部を示す平面図であり、図5(c)は、機器本体へのコネクタ部の装着方法を示す斜視図である。また、図5(d)、(e)は、コネクタ部の装着状態を示す斜視図及び平面図であり、図5(f)、(g)は、コネクタ部のスライド状態を示す斜視図及び平面図である。ここで、上述した各具体例と同等の構成については説明を簡略化する。
第4の具体例に係る電子機器においては、例えば図5(a)、(c)に示すように、機器本体110は、本体ケース111に設けられたスライド溝113の内面に、少なくとも通信用接続端子(TPA+、TPA-、TPB+、TPB-)112f〜112i、及び、給電用接続端子(Vbus、GND)112a、112dの6端子(以下、「接続端子112」と総称する)が露出した構成を有している。
また、コネクタ部120は、例えば図5(b)、(c)に示すように、コネクタ本体121の一面側に、少なくとも通信用接続端子122f〜122i、及び、給電用接続端子122a、122dの6端子(以下、「接続端子122」と総称する)が露出した構成を有している。これらの接続端子122は、シリアル有線通信における汎用のインターフェース規格であるIEEE1394に対応したプラグ形状を有するプラグ部123に電気的に接続されている。
このような構成を有する電子機器100においても、上述した各具体例と同様に、図5(c)〜(e)に示すように、ユーザが機器本体110のスライド溝113にコネクタ部120を装着し、図5(f)、(g)に示すように、コネクタ部120を終端位置までスライドさせる。これにより、プラグ部123が機器本体110の端部から突出するとともに、コネクタ部120の各接続端子122と機器本体110の各接続端子112が1対1の関係で接触して、機器本体110の内部回路とコネクタ部120のプラグ部123とが電気的に接続された状態となる。したがって、IEEE1394規格のプラグ挿入部210を有する外部機器200に対して、通信ケーブル等を使用することなく簡易な構成で、電子機器100と外部機器200とを直接接続することができ、両者間でデータ伝送や給電を良好に行うことができる。
また、このような構成を有する電子機器100においては、機器本体110のスライド溝113の内面に、IEEE1394に対応した接続端子(112a、112d、112f〜112iの6端子)に加え、例えば上述した各具体例と同様の配置及び機能を有する接続端子(112b、112c、112e)を設けた構成を適用することもできる。これによれば、各具体例に示したUSB TYPE−A型やUSB TYPE−miniB型のプラグ形状のプラグ部123を有するコネクタ部120に交換して装着し直すことにより、IEEE1394規格だけでなく、他のインターフェース規格を有する外部機器200に対しても電子機器100を直接接続して、両者間でデータ伝送や給電(充電)を良好に行うことができる。
なお、本実施形態においては、コネクタ本体121から突出して設けられたプラグ部123として、たUSB TYPE−A型やUSB TYPE−miniB型、IEEE1394に対応したプラグ形状を有している場合について示したが、本具体例はこれに限定されるものではなく、外部機器200に適用されるインターフェース規格に対応したものであれば、他のプラグ形状を有するものであってもよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る電子機器の第2の実施形態について説明する。
図6は、第2の実施形態に係る電子機器の一具体例を示す構成図である。図6(a)は、電子機器の機器本体を示す平面図であり、図6(b)は、電子機器のコネクタ部を示す平面図であり、図6(c)は、機器本体へのコネクタ部の装着方法を示す斜視図である。また、図6(d)、(e)は、コネクタ部の装着状態を示す斜視図及び平面図である。ここで、上述した第1の実施形態の各具体例と同等の構成については説明を簡略化する。
第2の実施形態に係る電子機器においては、例えば図6(a)、(c)に示すように、機器本体110は、本体ケース111に設けられたスライド溝113の内面に、少なくとも通信I/F回路60のアンテナ接続端子112jが露出した構成を有している。
また、コネクタ部120は、例えば図6(b)、(c)に示すように、コネクタ本体121の一面側に、少なくともアンテナ接続端子122jが露出した構成を有している。また、コネクタ本体121の内部には、接続端子122に電気的に接続されたアンテナ素子(例えばラインアンテナ;機能部)124が設けられている。ここで、アンテナ素子124は、少なくとも電子機器100と外部機器200との間で、無線通信によりデータ伝送を行うためのものであって、その無線通信方式としては、例えばブルートゥース(Bluetooth(登録商標))通信やワイファイ(WiFi;wireless fidelity(登録商標))通信、携帯電話回線網を利用した高速モバイル通信等の、汎用の無線通信規格が適用される。
このような構成を有する電子機器100において、例えば図6(c)〜(e)に示すように、ユーザが機器本体110のスライド溝113にコネクタ部120を装着することにより、コネクタ部120のアンテナ接続端子122jと機器本体110のアンテナ接続端子112jが1対1の関係で接触して、機器本体110の内部回路とコネクタ部120のアンテナ素子124とが電気的に接続された状態となる。したがって、機器本体110にコネクタ部120を装着する簡易な構成及び操作により、無線通信における汎用のインターフェース規格を有する外部機器200に対して電子機器100を無線接続することができ、両者間でデータ伝送を良好に行うことができる。
また、このような構成を有する電子機器100においては、機器本体110のスライド溝113の内面に、無線通信用のアンテナ接続端子112jに加え、例えば上述した第1の実施形態の各具体例と同様の配置及び機能を有する接続端子(112a〜112i)を設けた構成を適用することもできる。これによれば、第1の実施形態に示したUSB TYPE−A型やUSB TYPE−miniB型、IEEE1394に対応したプラグ形状のプラグ部123を有するコネクタ部120に交換して装着し直すことにより、無線通信だけでなく、有線通信における他のインターフェース規格を有する外部機器200に対しても電子機器100を直接接続して、両者間でデータ伝送や給電(充電)を良好に行うことができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明に係る電子機器の第3の実施形態について説明する。
図7は、第3の実施形態に係る電子機器を説明するための図である。図7(a)は、電子機器の第1の具体例の要部を示す概略構成図であり、図7(b)は、第1の具体例におけるコネクタ部の認識機能を説明するための図であり、図7(c)は、電子機器の第2の具体例の要部を示す概略構成図であり、図7(d)は、第2の具体例におけるコネクタ部の認識機能を説明するための図である。図8は、第2の具体例におけるコネクタ部の認識処理及び入出力ポートの切替処理を説明するための概略構成図である。図9は、第2の具体例に係る電子機器におけるコネクタ部の装着、スライド状態の例(第1〜第4の例)を示す概略図である。ここで、上述した各実施形態と同等の構成については説明を簡略化する。
(第1の具体例)
第3の実施形態の第1の具体例に係る電子機器においては、例えば図7(a)に示すように、機器本体110は、本体ケース111に設けられたスライド溝113の内面に、内部回路に電気的に接続された主接続端子112X及び認識用端子(第3の端子群)115が露出した構成を有している。主接続端子112Xは、通信用接続端子及び給電用接続端子を含む6個の接続端子(図中、「1」〜「6」で表記)を有している。また、認識用端子115は、機器本体110に装着されるコネクタ部120の種類を認識(識別)するための5個の接続端子(図中、「a」〜「e」で表記)を有している。
また、コネクタ部120は、コネクタ本体121の一面側であって、機器本体110側に露出する主接続端子112Xに対応する位置に、通信用及び給電用の接続端子が露出し、また、認識用端子115に対応する位置に、認識用端子(第4の端子群)が露出した構成を有している。ここで、コネクタ部120に露出する通信用及び給電用の接続端子や、認識用端子の数や配置は、機器本体110に装着可能とされるコネクタ部120の種類の数に応じて設定されている。
本具体例においては、例えば図7(b)に示すように、機器本体110において、コネクタ部120を装着、又は、装着してスライドした際の、5個の接続端子a〜eからなる認識用端子115とコネクタ部120の認識用端子との接続状態(接続、非接続の組み合わせ)に応じて、機器本体110内のCPU40によりコネクタ部120の種類の認識処理が実行される。そして、この認識処理の結果に基づいてCPU40の入出力ポートの切替えが行われる。すなわち、コネクタ部120の種類に応じて、主接続端子112Xの6個の接続端子1〜6がそれぞれCPU40の所定の入出力ポートに切り替えられて、装着されたコネクタ部120の通信用及び給電用の接続端子が、それぞれ主接続端子112Xの各接続端子1〜6を介して、所定の入出力ポートに電気的に接続される。あるいは、主接続端子112Xの接続端子1〜6のいずれかが非接続状態(NC)に設定される。
(第2の具体例)
本実施形態の第2の具体例に係る電子機器においては、例えば図7(c)に示すように、機器本体110は、本体ケース111に設けられたスライド溝113の内面に、内部回路に電気的に接続された、9個の接続端子(図中、「1」〜「9」で表記)からなる主接続端子112Xと、3個の接続端子(図中、「a」〜「c」で表記)からなる認識用端子115とが露出した構成を有している。第1の具体例と同様に、主接続端子112Xは、通信用接続端子及び給電用接続端子を含むものであり、認識用端子115は、コネクタ部120の種類を認識(識別)するためのものである。また、コネクタ部120は、第1の具体例と同様に、機器本体110側に露出する主接続端子112Xに対応する位置に、通信用及び給電用の接続端子が露出し、また、認識用端子115に対応する位置に、認識用端子が露出した構成を有している。
本具体例においても、上述した第1の具体例と同様に、例えば図7(d)に示すように、機器本体110において、コネクタ部120を装着、又は、装着してスライドした際の、3個の接続端子a〜cからなる認識用端子115とコネクタ部120の認識用端子との接続状態(接続、非接続の組み合わせ)に応じて、例えば図8に示すようなCPU40によりコネクタ部120の種類の認識処理が実行される。そして、その認識結果に基づいてCPU40の入出力ポートの切替えが行われる。これにより、コネクタ部120の種類に応じて、主接続端子112Xの9個の接続端子1〜9がそれぞれCPU40の所定の入出力ポートに切り替えられて、コネクタ部120の通信用及び給電用の接続端子がそれぞれ所定の入出力ポートに電気的に接続される。あるいは、主接続端子112Xの接続端子1〜9のいずれかが非接続状態(NC)に設定される。以下、具体的に説明する。
例えば図9(a)に示すように、コネクタ部120がUSB TYPE−A型に対応したプラグ部123を有する第1の例においては、図7(c)に示す機器本体110の主接続端子112Xのうち、2個の接続端子2、3に対応するように、コネクタ本体121に通信用の接続端子122が露出するように設けられ、2個の接続端子1、6に対応するように、コネクタ本体121に給電用の接続端子122が露出するように設けられている。また、機器本体110の認識用端子115のうち、1個の接続端子cに対応するように、コネクタ本体121に認識用端子125が露出するように設けられている。
そして、図9(b)に示すように、機器本体110にコネクタ部120を装着してスライドさせることにより、機器本体110の接続端子cとコネクタ部120の認識用端子125とが接続状態になる。これにより、図7(d)に示すように、機器本体110内のCPU40においてコネクタ部120の種類(USB TYPE−A型)が認識されて、図8に示す分配回路41により主接続端子112Xの各接続端子1〜9とCPU40の各入出力ポートとの接続が切替えられる。具体的には、図7(d)に示すように、主接続端子112Xの2個の接続端子2、3がそれぞれデータ通信用ポート(D-、D+)に接続され、2個の接続端子1、6がそれぞれ給電用ポート(Vbus、GND)に接続される。また、5個の接続端子4、5及び7〜9が非接続状態(NC)に設定される。したがって、コネクタ部120の通信用の接続端子122が機器本体110の主接続端子112Xの接続端子2、3を介してデータ通信用ポート(D-、D+)に接続され、コネクタ部120の給電用の接続端子122が主接続端子112Xの接続端子1、6を介して給電用ポート(Vbus、GND)に接続される。
そして、図7(d)及び図9(c)〜(h)に示すように、コネクタ部120がUSB TYPE−miniB型に対応したプラグ部123を有する場合(第2の例)や、IEEE1394に対応したプラグ形状のプラグ部123を有する場合(第3の例)、無線通信用のアンテナ素子を内蔵する場合(第4の例)、USB 3.0型に対応したプラグ部123を有する場合(第5の例)、RS232Cに対応したプラグ形状のプラグ部123を有する場合(第6の例)等においても、上述した第1の例と同様の概念を適用することができる。これにより、コネクタ部120に設けられた認識用端子125の数や配置に基づいて、機器本体110内のCPU40によりコネクタ部120の種類が認識されて、主接続端子112Xの各接続端子とCPU40の入出力ポートとの接続関係が切り替え制御される。
このように、本実施形態に係る各具体例においては、認識用端子を用いて機器本体110に装着されたコネクタ部120の種類を認識して、機器本体110に設けられた所定数の接続端子の機能を切り替えることができるので、機器本体110の内部回路とコネクタ部120のプラグ部123又はアンテナ素子等の機能部とが良好に電気的に接続される。したがって、機器本体110に装着されるコネクタ部120が複数種類ある場合であっても、機器本体110及びコネクタ部120に設けられる接続端子の数の増加を抑制することができる。また、この場合においても、上述した各実施形態と同様に、通信ケーブル等を使用することなく簡易な構成で、電子機器100と外部機器200との間のデータ伝送や給電(充電)を良好に行うことができる。
<第4の実施形態>
次に、本発明に係る電子機器の第4の実施形態について説明する。
図10は、第4の実施形態に係る電子機器の一具体例を示す構成図である。図10(a)は、電子機器の機器本体を示す平面図であり、図10(b)は、電子機器のコネクタ部を示す斜視図であり、図10(c)は、電子機器のコネクタ部を示す平面図及び側面図であり、図10(c)は、電子機器のコネクタ部を示す断面図である。また、図10(e)は、コネクタ部の装着状態を示す平面図であり、図10(f)は、コネクタ部のスライド状態を示す平面図及び側面図である。また、図11は、本実施形態に係る電子機器に適用されるコネクタ部のスライド機構の一例を示す概略構成図である。図11(a)は、コネクタ部の装着状態を示す平面図であり、図11(b)は、コネクタ部の装着状態を示す断面図であり、図11(c)は、コネクタ部の装着状態を示す要部詳細図である。また、図11(d)は、コネクタ部のスライド状態を示す平面図及び側面図であり、図11(e)は、コネクタ部のスライド状態を示す断面図である。図12は、本実施形態に係る電子機器に適用される接続端子構造の一例を示す構成図である。ここで、上述した各実施形態と同等の構成については説明を簡略化する。
第4の実施形態に係る電子機器は、例えば図10(a)、(b)に示すように、上述した各実施形態と同等の構成を有する機器本体110と、機器本体110のスライド溝113に対して着脱可能に構成され、外部機器200に直接接続される薄型の構造を有するコネクタ部120と、を有している。
機器本体110は、例えば図10(a)に示すように、本体ケース111に設けられたスライド溝113の内面に、少なくとも複数の接続端子112(112a〜112d)が露出した構成を有している。また、機器本体110のスライド溝113内には、スライド溝113の延在方向(図面上下方向)に沿って、溝内に突出するガイド部117が設けられている(スライド機構、脱落防止機構)。また、機器本体110のコネクタ部突出側(図面上方側)のガイド部117には、後述するコネクタ部120のスライド状態の終端位置を確定するためのストッパ凸部117sが設けられ、一方、機器本体110のコネクタ突出側とは反対側(図面下方側)のスライド溝113内には、コネクタ部120のスライド状態の始端位置(又は、装着位置)を確定するためのストッパ凹部118が設けられている(脱落防止機構)。
コネクタ部120は、例えば図10(b)、(c)に示すように、概略、平板状の絶縁性部材からなるコネクタ本体121の一面側に、棒状の接続端子126が露出するように設けられている。ここで、接続端子126は、例えば通信用接続端子126b、126c、及び、給電用接続端子126a、126dの4端子からなり、それぞれコネクタ本体121の長手方向(図10(c)の左右方向)に延在するように平行に配置されている。特に、本実施形態においては、板状のコネクタ本体121及び接続端子126がUSB TYPE−A型のプラグの内部に設けられる基板及び端子電極と同等の寸法及び配置を有し(図4(c)参照)、コネクタ部120が概略、USB TYPE−A型のプラグの金属シェルを省いた形状を有している。また、コネクタ本体121の長手方向の両側面には、機器本体110のスライド溝113内に突出するガイド部117に係合するガイド溝127が設けられている(スライド機構、脱落防止機構)。また、例えば図10(d)に示すように、コネクタ本体121のガイド溝127内には、ストッパ凸部127sが設けられている。ストッパ凸部127sは、図11(d)、(e)に示すように、機器本体110のガイド部117に設けられたストッパ凸部117sに当接して、コネクタ部120のスライド状態の終端位置を確定するとともに、コネクタ部120のスライド溝113からの脱落を防止する。また、コネクタ本体121の一面側には、ストッパ凸部128が設けられている。ストッパ凸部128は、図11(a)〜(c)に示すように、機器本体110のスライド溝113内に設けられたストッパ凹部118に係止して、コネクタ部120のスライド状態の始端位置(又は、装着位置)を確定するとともに、コネクタ部120のスライド溝113からの脱落を防止する(脱落防止機構)。ここで、ストッパ凸部128は、例えば図10(b)、図11(c)に示すように、板バネ等の弾性部材を適用して、コネクタ本体121の一面側に弾性的に突出した構成を有している。これにより、コネクタ部120がスライド溝113の延在方向に沿ってスムーズにスライドするとともに、コネクタ部120がスライド溝113から脱落しないように保持される。
このような構成を有する電子機器100において、上述した各実施形態と同様に、図10(e)に示すように、ユーザが機器本体110のスライド溝113にコネクタ部120を装着し、図10(f)に示すように、コネクタ部120をスライド溝113内の終端位置までスライドさせる。これにより、コネクタ部120の接続端子126が機器本体110の端部から突出するとともに、コネクタ部120の各接続端子126と機器本体110の各接続端子112が1対1の関係で接触して、機器本体110の内部回路とコネクタ部120の接続端子126とが電気的に接続された状態となる。そして、ユーザが、機器本体110の端部から突出したコネクタ部120を、外部機器200のUSB TYPE−A型のプラグ挿入部210に直接挿入して接続することにより、通信ケーブル等を使用することなく簡易な構成で、電子機器100と外部機器200との間のデータ伝送や給電(充電)を良好に行うことができる。
特に、本実施形態においては、コネクタ部120がUSB TYPE−A型のプラグの金属シェルを省いた形状を有しているので、通常のUSB TYPE−A型のプラグ形状を有する場合(例えば図2参照)に比較して、コネクタ部120を薄型化することができるとともに、コネクタ部120が装着される機器本体110の厚みも薄くすることができる。
なお、機器本体110のスライド溝113の内面に露出する接続端子112は、例えば図12に示すような端子構造を適用することができる。具体的には、接続端子112がスライド溝113の内面から電極の一部が弾性的に突出する構成を有する場合には、例えば図12(a)に示すように、接続端子112を構成する端子ピンが、コイルスプリング131により常時機器本体110の外部方向(すなわち、スライド溝113方向;図面下方)に付勢される。また、接続端子112を構成する端子ピンと本体ケース111との間には、防水用のゴム製のパッキン(例えばOリング)132が両者に密着するように組み込まれている。
これにより、コネクタ部120が機器本体110に装着されていない状態や、装着されたコネクタ部120がスライドされていない状態(始端位置に装着され、外部機器200と接続されていない状態)においては、図12(a)に示すように、接続端子112(112a〜112d)のスライド溝113側(図面下方)の端部が、スライド溝113内に突出して露出する。また、このとき、機器本体110の内部側(図面上方)の接続端子112(112a〜112d)の端部112tは、機器本体110の内部回路(図示を省略)に接続された本体接点プレート133から離間して電気的には接続されていない。
したがって、コネクタ部120が装着されていない状態やスライドされていない状態のように、電子機器100が外部機器200に接続されていない状態においては、機器本体110に露出する接続端子112は、内部回路に電気的に接続されていないので、接続端子112の短絡等による内部回路の電気的な損傷等を防止することができる。また、接続端子112は、防水構造を有しているので、外部から機器本体110の内部への水分の侵入が防止され、電子機器100の防水性を確保することができる。
一方、コネクタ部120が機器本体110に装着されてスライドされた状態(終端位置までスライドし、外部機器200と接続可能な状態)においては、図12(b)に示すように、接続端子112(112a〜112d)のスライド溝113側(図面下方)の端部が、コネクタ部120の接続端子126(126a〜126d)に押圧されながら接触する。また、このとき、接続端子112(112a〜112d)がコイルスプリング131の付勢力に反して、機器本体110の内部方向(図面上方)に押し込まれることにより、接続端子112の端部112tが本体接点プレート133に接触して電気的に接続される。これにより、コネクタ部120の接続端子126と、機器本体110の内部回路とが電気的に接続される。
なお、図11に示したコネクタ部のスライド機構、及び、図12に示したような接続端子の端子構造は、本実施形態に限定されるものではなく、上述した各実施形態に示した電子機器100(機器本体110及びコネクタ部120)に適用することができるものである。
(変形例)
図13は、本実施形態に係る電子機器の変形例を示す構成図である。図13(a)は、電子機器のコネクタ部を示す斜視図であり、図13(b)は、電子機器のコネクタ部を示す平面図及び側面図であり、図13(c)は、外部機器のプラグ挿入部の一例を示す平面図及び断面図である。また、図13(d)は、コネクタ部とプラグ挿入部との接続状態を示す平面図及び断面図である。ここで、上述した各実施形態と同等の構成については説明を簡略化する。
本実施形態の変形例に係る電子機器においては、機器本体110は、上述した具体例(図10(a)参照)と同等の構成を有し、スライド溝113の内面に、接続端子112が露出した構成を有している。コネクタ部120は、例えば図13(a)、(b)に示すように、上述した具体例(図10(b)〜(d)参照)に示した構成において、接続端子126が配置されたコネクタ本体121の一面側に、コネクタ本体121の長手方向の両側面に沿って、一対の逆挿し防止突起(突起部)129が突出して設けられた構成を有している。具体的には、例えば図13(c)、(d)に示すように、外部機器がUSB TYPE−A型のプラグ挿入部210を有する場合には、コネクタ部をプラグ挿入部210に挿入した際に、コネクタ本体121の接続端子126が配置された面と一対の逆挿し防止突起129とによりプラグ挿入部210内のソケット基板211に3面で当接する形状を有している。図13(a)、(b)においては、コネクタ本体121の長手方向の両側面近傍に、それぞれ逆挿し防止突起129が突出して設けられた構成を示す。ここで、逆挿し防止突起129の形状や寸法、配置は、プラグ挿入部210内のソケット基板211の形状や幅に対応して設定されるものであり、例えば一対の逆挿し防止突起129間の寸法はソケット基板211の幅よりも僅かに大きく設定されている。
このような構成を有する電子機器100において、上述した各実施形態と同様にユーザが機器本体110のスライド溝113にコネクタ部120を装着し、スライド溝113内の終端位置までスライドさせる。これにより、コネクタ部120の接続端子126が機器本体110の端部から突出するとともに、コネクタ部120の各接続端子126が機器本体110の各接続端子112を介して、機器本体110の内部回路に電気的に接続される。そして、図13(d)に示すように、ユーザが、機器本体110の端部から突出したコネクタ部120を、外部機器200のUSB TYPE−A型のプラグ挿入部210に直接挿入して接続する。このとき、コネクタ本体121の接続端子126が配置された面と逆挿し防止突起129とにより、コネクタ部120はプラグ挿入部210内のソケット基板211を3方向から(断面コの字型に)囲んだ状態で、ソケット基板211に沿ってプラグ挿入部210に挿入される。すなわち、図13(d)に示すように、コネクタ部120を正規の方向に挿入した場合にはコネクタ部120の逆挿し防止突起129が、プラグ挿入部210内のソケット基板211の両側面と金属シェル212との間の空間に入り込むことより、コネクタ部120が正常な向きに挿入される。一方、コネクタ部120を正規の方向とは逆向きに(表裏を逆にした状態で)挿入しようとした場合にはコネクタ部120の逆挿し防止突起129がプラグ挿入部210の金属シェル212に干渉して、コネクタ部120はプラグ挿入部210に挿入できない。これにより、通信ケーブル等を使用することなく簡易な構成で、コネクタ部120の逆挿しを防止して電子機器100と外部機器200とを正常に接続することができ、両者間のデータ伝送や給電(充電)を良好に行うことができる。
なお、本変形例においては、図13(d)に示したように、コネクタ本体121の両側面近傍にそれぞれ逆挿し防止突起129を設けて、プラグ挿入部210内のソケット基板211を3方向から断面コの字状に囲んだ状態で、コネクタ部120をプラグ挿入部210に挿入する場合について説明した。本実施形態はこれに限定されるものではなく、薄型化されたコネクタ部120の逆挿しを防止できるものであれば、他の構成を有するものであってもよい。例えばコネクタ本体121の一側面近傍にのみ逆挿し防止突起129を設けて、プラグ挿入部210内のソケット基板211を2方向から断面L字状に囲んだ状態で、コネクタ部120をプラグ挿入部210に挿入するものであってもよい。
また、本実施形態においては、コネクタ部120の薄型化や逆挿し防止構造について、USB TYPE−A型のプラグに適用した場合について説明したが、他の汎用のインターフェース規格に適用するものであってもよい。その場合、特に本変形例においては、上述したように、コネクタ本体121に設けられる逆挿し防止突起129は、適用するインターフェース規格のプラグ挿入部210内のソケット基板211に対応して、その形状や寸法、配置が設定される。したがって、インターフェース規格に応じてプラグ挿入部210とコネクタ部120との関係が1対1に特定されるので、同一のインターフェース規格におけるコネクタ部120の逆挿しを防止するだけでなく、異なるインターフェース規格におけるコネクタ部120の誤接続(誤挿入)を防止することもできる。
なお、上述した各実施形態においては、有線通信における汎用のインターフェース規格のプラグ形状としてコネクタ本体121の一面側にのみ接続端子が配置された端子構造を有するコネクタ部120を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、コネクタ本体121の一面側及び他面側(すなわち、裏表両面)に接続端子が配置された端子構造を有するものであってもよい。
また、上述した各実施形態においては、電子機器100と外部機器200とを接続する際(本実施形態においては電子機器100によりセンサデータを収集した後)に、コネクタ部120を装着、又は、装着してスライドさせる場合について説明した。本発明はこれに限定されるものではなく、予め機器本体110に所定の汎用のインターフェース規格に対応したコネクタ部120を装着した状態(初端位置であって、コネクタ部120のプラグが機器本体110から突出していない状態)でセンサデータを収集するものであってもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
[1]
外面に特定方向に延在して設けられた溝部を有し、内部に内部回路を有する機器本体と、
前記機器本体の前記溝部に対して着脱可能に構成されたコネクタ部と、
を備え、
前記コネクタ部は、外部機器に接続するための機能部と、前記機能部に接続された第1の端子群と、を有し、
前記機器本体は、前記溝部の内面に露出し、前記溝部に装着される前記コネクタ部の前記第1の端子群に接触して、前記機能部と前記内部回路とを電気的に接続する前記第2の端子群を有することを特徴とする電子機器。
[2]
前記機能部は、互いに異なる複数の種類の汎用のインターフェース規格の何れかに対応し、
前記コネクタ部は、前記機能部が対応する前記汎用のインターフェース規格の種類を示す第3の端子群を有し、
前記機器本体は、前記溝部の内面に露出し、前記溝部に装着される前記コネクタ部の前記第3の端子群に接触して、前記機能部の前記種類を認識するための第4の端子群を有し、
前記機器本体は、前記第3の端子群と前記第4の端子群との接触状態に基づいて前記機能部の前記種類を認識して、前記機能部の前記種類に応じて、前記第1の端子群と前記内部回路との接続関係を切り替えることを特徴とする[1]に記載の電子機器。
[3]
互いに異なる種類の前記機能部を1つの前記コネクタ部に有し、前記コネクタ部の前記機器本体に対する装着状態に応じて前記複数の機能部を使い分けることを特徴とする[1]又は[2]に記載の電子機器。
[4]
前記コネクタ部の前記機能部は、有線通信における互いに異なる複数の種類の汎用のインターフェース規格の何れかに対応したプラグ部を有し、
前記コネクタ部を前記溝部に装着して、前記コネクタ部を前記溝部の前記特定方向に沿ってスライドさせることにより、前記機器本体から前記プラグ部を突出させて、突出させた前記プラグ部を前記外部機器に挿入して、前記外部機器と直接接続することを特徴とする[1]乃至[3]のいずれかに記載の電子機器。
[5]
前記コネクタ部の前記機能部は、無線通信における互いに異なる複数の種類の汎用のインターフェース規格の何れかに対応したアンテナ素子を有し、
前記コネクタ部を前記溝部に装着することにより、対応する前記汎用のインターフェース規格の無線通信方式で前記外部機器と接続することを特徴とする[1]乃至[3]のいずれかに記載の電子機器。
[6]
前記コネクタ部の前記機能部は、有線通信における互いに異なる複数の種類の汎用のインターフェース規格の何れかに対応して、板状の絶縁性部材の一面側に前記第1の端子群が露出して配置された構成を有し、
前記コネクタ部を前記溝部に装着して、前記コネクタ部を前記溝部の前記特定方向に沿ってスライドさせることにより、前記機器本体から前記機能部を突出させて、突出させた前記機能部を前記外部機器に挿入して、前記外部機器と直接接続することを特徴とする[1]乃至[3]のいずれかに記載の電子機器。
[7]
前記コネクタ部は、前記板状の絶縁性部材の所定の位置に設けられた突起部を有し、
前記突起部は、前記コネクタ部の前記機能部を前記外部機器に挿入する際に、前記コネクタ部を正規の方向ではない向きに挿入できなくする形状及び寸法に設定されていることを特徴とする[6]に記載の電子機器。
40 CPU
60 通信I/F回路
90 充電I/F回路
100 電子機器
110 機器本体
111 本体ケース
112 接続端子
113 スライド溝
115 認識用端子
120 コネクタ部
121 コネクタ本体
122、126 接続端子
123 プラグ部
124 アンテナ素子
125 認識用端子
129 逆挿し防止突起
200 外部機器
210 プラグ挿入部

Claims (7)

  1. 外面に特定方向に延在して設けられた溝部を有し、内部に内部回路を有する機器本体と、
    前記機器本体の前記溝部に対して着脱可能に構成されたコネクタ部と、
    を備え、
    前記コネクタ部は、外部機器に接続するための機能部と、前記機能部に接続された第1の端子群と、を有し、
    前記機器本体は、前記溝部の内面に露出し、前記溝部に装着される前記コネクタ部の前記第1の端子群に接触して、前記機能部と前記内部回路とを電気的に接続する前記第2の端子群を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記機能部は、互いに異なる複数の種類の汎用のインターフェース規格の何れかに対応し、
    前記コネクタ部は、前記機能部が対応する前記汎用のインターフェース規格の種類を示す第3の端子群を有し、
    前記機器本体は、前記溝部の内面に露出し、前記溝部に装着される前記コネクタ部の前記第3の端子群に接触して、前記機能部の前記種類を認識するための第4の端子群を有し、
    前記機器本体は、前記第3の端子群と前記第4の端子群との接触状態に基づいて前記機能部の前記種類を認識して、前記機能部の前記種類に応じて、前記第1の端子群と前記内部回路との接続関係を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 互いに異なる種類の前記機能部を1つの前記コネクタ部に有し、前記コネクタ部の前記機器本体に対する装着状態に応じて前記複数の機能部を使い分けることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記コネクタ部の前記機能部は、有線通信における互いに異なる複数の種類の汎用のインターフェース規格の何れかに対応したプラグ部を有し、
    前記コネクタ部を前記溝部に装着して、前記コネクタ部を前記溝部の前記特定方向に沿ってスライドさせることにより、前記機器本体から前記プラグ部を突出させて、突出させた前記プラグ部を前記外部機器に挿入して、前記外部機器と直接接続することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記コネクタ部の前記機能部は、無線通信における互いに異なる複数の種類の汎用のインターフェース規格の何れかに対応したアンテナ素子を有し、
    前記コネクタ部を前記溝部に装着することにより、対応する前記汎用のインターフェース規格の無線通信方式で前記外部機器と接続することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記コネクタ部の前記機能部は、有線通信における互いに異なる複数の種類の汎用のインターフェース規格の何れかに対応して、板状の絶縁性部材の一面側に前記第1の端子群が露出して配置された構成を有し、
    前記コネクタ部を前記溝部に装着して、前記コネクタ部を前記溝部の前記特定方向に沿ってスライドさせることにより、前記機器本体から前記機能部を突出させて、突出させた前記機能部を前記外部機器に挿入して、前記外部機器と直接接続することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記コネクタ部は、前記板状の絶縁性部材の所定の位置に設けられた突起部を有し、
    前記突起部は、前記コネクタ部の前記機能部を前記外部機器に挿入する際に、前記コネクタ部を正規の方向ではない向きに挿入できなくする形状及び寸法に設定されていることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
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