JP2016012012A - 反射型表示装置の製造方法及び反射型表示装置を製造するためのマザーパネル基板 - Google Patents

反射型表示装置の製造方法及び反射型表示装置を製造するためのマザーパネル基板 Download PDF

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刈 久実子 穂
梅 谷 雅 規
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谷 雅 規 梅
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Abstract

【課題】外周シールの配置バランスを工夫することで2枚の基板を貼り合わせる際の圧力の影響を均質化し、不十分な接着と表示ムラの発生との両方を回避できる反射型表示装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】外周シール配置工程では、複数の表示領域をそれぞれ取り囲む複数の分離した外周シールが配置される。複数の外周シールの各々は、一方の基板と他方の基板との貼り合わせ方向に垂直な第1辺部を有している。一方の基板と他方の基板との貼り合わせ方向に垂直な方向に隣接する2つの外周シールの前記第1辺部の対の少なくとも1つにおいて、当該少なくとも1つの第1辺部の対が、前記貼り合わせ方向に所定の距離だけオフセットされている。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子ペーパー等に応用されている反射型表示装置の製造方法及び反射型表示装置を製造するためのマザーパネル基板に関する。
反射型表示装置として、最近、表示媒体に含まれる電気応答性材料として電気泳動体を用いた電気泳動表示装置が広く用いられている。電気泳動表示装置とは、空気中または溶媒中の電気泳動体(通常は電気泳動する粒子)の電気的な泳動、すなわち粒子移動を利用して情報を表示する装置である。通常、2枚の基板間に電界を与えることで電気的な泳動の状態が制御され、それによって所望の表示が実現されるように構成される。電気泳動体としては、荷電粒子の他、荷電粉体をも利用され得る。その場合、当該荷電粉体は気体中を電気的に泳動する。
電気泳動表示装置は、近年では特に、電子ペーパーとしての応用が注目されている。電子ペーパーとして応用する場合には、印刷物レベルの視認性(目にやさしい)、情報書き換えの容易性、低消費電力、軽量といった利点を享受できる。
電気泳動表示装置では、しかし、粒子や粉体の沈降や偏在に起因して、表示の不良、特にコントラストの低下が生じることがある。この現象を防止するべく、上下の電極基板間に隔壁を形成して、電気泳動する粒子や粉体の泳動空間、すなわち移動空間を微小な空間に分割することが採用されている。この微小な空間は、セルあるいは画素と呼ばれている。各セルの中に、電気泳動体を含むインキやガス(表示媒体)が封入されている。例えば特許文献1(特開2005−202245号公報)には、そのようなタイプの電気泳動表示装置の従来例が開示されている。
また、電気泳動表示装置には、例えば特許文献2(特開2006−343576号公報)に開示されるように、基板上において表示領域の周囲を囲うように外周シールが配置されて、当該外周シールが表示媒体の流出を抑制するものもある。
また、特許文献3(特許第5408373号)には、複数配置された表示領域の間に、さらにシール材を配置する方法について開示されている。
また、特許文献4(特許第5408374号)には、複数配置された表示領域の外側に、さらにシール材を配置する方法について開示されている。
また、特許文献5(特開2014− 26097号公報)には、シール材を隔壁の高さと同じ高さまで押しつぶして硬化させる方法について開示されている。
特開2005−202245号公報 特開2006−343576号公報 特許第5408373号 特許第5408374号 特開2014− 26097号公報
表示領域を囲む外周シールは、従来、当該表示領域の周りを一筆書きするように塗布されて配置されていた。そして、表示領域が複数配置される場合には、マトリクス状に整列されることが一般的であった。
本件発明者は、そのような従来方法では、外周シールが密に配置された部分と外周シールが配置されていない部分とにおいて、2枚の基板を貼り合わせる際の圧力の影響に偏りが生じてしまうことを知見した。すなわち、外周シールが密に配置された部分では、単位面積あたりの外周シールにかかる圧力が小さくなるため、接着が不十分になる傾向がある。一方、そのような不十分な接着を回避するために貼り合わせの圧力を高くすると、外周シールが配置されていない部分で表示ムラが発生する傾向がある。
本発明は、このような事情に基づいて行われたものであり、その目的は、外周シールの配置バランスを工夫することで2枚の基板を貼り合わせる際の圧力の影響を均質化し、不十分な接着と表示ムラの発生との両方を回避できる反射型表示装置の製造方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、そのような反射型表示装置を製造するためのマザーパネル基板を提供することである。
本発明は、少なくとも一方が透光性を有する対向する2枚の基板間に少なくとも1種以上の電気応答性材料を含む表示媒体が封入されていて、前記2枚の基板間に所定の電界が与えられる際に所望の表示をする反射型表示装置、を製造する方法であって、一方の基板の互いに分離された複数の表示領域の各々を取り囲むように、または、他方の基板の互いに分離された複数の表示領域の各々を取り囲むように、外周シールを配置する外周シール配置工程と、一方の基板の上、または、他方の基板の上に、表示媒体を配置する表示媒体配置工程と、前記一方の基板と前記他方の基板とを所定方向に沿って互いに貼り合わせることで前記表示媒体を前記外周シールによって各表示領域に封入する基板接着工程と、を備え、前記外周シール配置工程では、前記複数の表示領域をそれぞれ取り囲む複数の分離した外周シールが配置され、前記複数の外周シールの各々は、前記一方の基板と前記他方の基板との貼り合わせ方向に垂直な第1辺部を有しており、前記一方の基板と前記他方の基板との貼り合わせ方向に垂直な方向に隣接する2つの外周シールの前記第1辺部の対の少なくとも1つにおいて、当該少なくとも1つの第1辺部の対が、前記貼り合わせ方向に所定の距離だけオフセットされていることを特徴とする方法である。
好ましくは、前記一方の基板と前記他方の基板との貼り合わせ方向に垂直な方向に隣接する2つの外周シールの前記第1辺部の対の全てにおいて、当該第1辺部の各対が、前記貼り合わせ方向に所定の距離だけオフセットされている。
また、好ましくは、前記複数の外周シールの各々は、前記第1辺部と平行な第2辺部を有しており、前記所定の距離は、前記第1辺部と前記第2辺部との間の距離の半分以下である。
また、本発明は、少なくとも一方が透光性を有する対向する2枚の基板間に少なくとも1種以上の電気応答性材料を含む表示媒体が封入されていて、前記2枚の基板間に所定の電界が与えられる際に所望の表示をする反射型表示装置、を製造するためのマザーパネル基板であって、少なくとも一方が透光性を有する対向する2枚の基板と、前記2枚の基板間に配置され、互いに分離された複数の表示領域の各々を取り囲む複数の分離した外周シールと、前記外周シールによって各表示領域に封入された表示媒体と、を備え、前記複数の外周シールの各々は、所定の第1方向に整列された第1辺部を有しており、前記第1方向に隣接する2つの外周シールの前記第1辺部の対の少なくとも1つにおいて、当該少なくとも1つの第1辺部の対が、前記第1方向に垂直な方向に所定の距離だけオフセットされていることを特徴とするマザーパネル基板。
この場合も、好ましくは、前記一方の基板と前記他方の基板との前記第1方向に隣接する2つの外周シールの前記第1辺部の対の全てにおいて、当該第1辺部の各対が、前記第1方向に垂直な方向に所定の距離だけオフセットされている。
また、この場合も、好ましくは、前記複数の外周シールの各々は、前記第1辺部と平行な第2辺部を有しており、前記所定の距離は、前記第1辺部と前記第2辺部との間の距離の半分以下である。
本発明によれば、外周シールの配置バランスを工夫することで2枚の基板を貼り合わせる際の圧力の影響を均質化し、不十分な接着と表示ムラの発生との両方を回避できる反射型表示装置の製造方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態による反射型表示装置の構成を概略的に示す図であって、(A)は断面図であり、(B)は平面図である。 図1に示す反射型表示装置の製造方法を概略的に示すフロー図である。 表示領域毎に切り出される前の、一方の基板及び他方の基板を示す図である。 図1の隔壁形成工程の一例を概略的に示す図である。 図1の外周シール配置工程の一例を概略的に示す図である。 外周シールが配置された基板の概略平面図である。 図1の表示媒体配置工程の一例を概略的に示す図である。 図1の基板接着工程において、一方の基板上に他方の基板が接着される様子を示す断面図である。 図1の断裁工程の一例を概略的に示す図である。 図5とは異なる態様で外周シールが配置された基板の概略平面図である。 図5とは更に異なる態様で外周シールが配置された基板の概略平面図である。 比較例を説明する図である。
図1は、本発明の一実施の形態による反射型表示装置の構成を概略的に示す図であって、(A)は断面図であり、(B)は平面図である。本実施の形態による反射型表示装置は、少なくとも一方が透光性を有する各々電極が形成されている対向する2枚の基板11,16間に少なくとも1種以上の電気応答性材料を含む2種以上の材料を有する流体状の表示媒体(インキ)13が封入されていて、2枚の基板11,16間に所定の電界が与えられる際に所望の表示をするようになっている。表示媒体13は、外周シール61によって取り囲まれている。図1(B)では、表示媒体13、並びに、後述する隔壁12及び接着層22の図示が省略されている。
本実施の形態の反射型表示装置は矩形状であり、これに対応して、矩形状を有する2枚の基板11,16の外周縁部の間に、外周シール61が矩形状に配置されている。
ここで、本件の明細書及び特許請求の範囲において「透光性」とは、光を透過する性質、という程度の意味である。本実施の形態においては、視認側に配置される基板(一方の基板11)は、全光透過率が50%以上、好ましくは80%以上、さらに好ましくは90%以上となるような透光性を有している。
図1乃至図8において、一方の基板11及び他方の基板16の面上には、各々電極が設けられているが、当該電極の図示は省略されている。本実施の形態においては、一方の基板11が視認側に配置され、他方の基板16が非視認側に配置される。
一方の基板11としては、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルサルホン(PES)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等の透光性フィルムや透光性ガラスに、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)等の透光性を有する電極(透光性電極)を一方の基板11の少なくとも表示領域60を覆うように付したものが、典型的に用いられ得る。ここで、「表示領域60」とは、反射型表示装置における所望の表示に利用される領域をいう。
透光性電極は、塗工法や蒸着法等によって形成され得る。透光性電極は、アクティブマトリクス駆動の場合及びセグメント駆動の場合は共通電極として用いられるので、必ずしもパターンが形成されている必要は無く、基板全面が電極であってもよい。一方、パッシブマトリクス駆動の場合、対向する両方の基板はパターン電極である必要があるため、当該透光性電極もストライプなどのパターンで形成される。
一方の基板11の厚みは、10μm〜1mmが好適である。10μmよりも薄いと、パネルとしての強度を得ることができず、破損に至る危険度が増す一方、1mmよりも厚いと、パネル重量が重くなり過ぎて取り扱いが不便になるし、コストも高くなるからである。破損しにくく取り扱いが容易である好適な厚みの範囲は、50μm〜300μm程度である。
一方の基板11は、ロール状でもシート状でもどちらでも適用可能である。
他方の基板16としては、樹脂フィルム、樹脂板、ガラス、エポキシガラス(ガラエポ)等の基材が用いられ得る。また他方の基板16は、透光性を有する基材が用いられてもよい。さらに透光性を有しているが不透明な基材であってもよく、電極面とは異なるもう一方の面を粗面化した不透明なガラス基材、樹脂フィルム、樹脂板、ガラス、エポキシガラス(ガラエポ)等が用いられ得る。本実施の形態では、他方の基板16は、視認側と反対側の位置に配置されるため、透光性を有している必要性はない。しかし、熱膨張特性など一方の基板11と同じ物性が必要とされる場合は、一方の基板11と同様の透光性の部材が使用され得る。
電極としては、セグメント駆動およびパッシブマトリクス駆動の場合はパターン状の電極、また、アクティブマトリクス駆動の場合はTFT(Thin Film Transistor)が配置される画素電極が用いられる。
他方の基板16の厚みも、一方の基板11の厚みと同様に、10μm〜1mmが好適である。10μmよりも薄いと、パネルとしての強度を得ることができず、破損に至る危険度が増す一方、1mmよりも厚いと、パネル重量が重くなり過ぎて取り扱いが不便になるし、コストも高くなるからである。破損しにくく取り扱いが容易である好適な厚みの範囲は、50μm〜300μm程度である。
他方の基板16も、ロール状でもシート状でもどちらでも適用可能である。
表示媒体13を取り囲む外周シール61は、一方の基板11上、あるいは、他の基板16上に、例えば紫外線硬化樹脂のような接着剤がディスペンサを用いて塗布され、その後、紫外線によって硬化されることで形成されている。紫外線硬化樹脂の他に、熱硬化樹脂、常温硬化樹脂、ヒートシール樹脂等によっても構成可能である。また、外周シール61は、ディスペンサの他に、各種の印刷法によって、あるいは、熱圧着によって配置可能である。
<反射型表示装置の製造方法>
図2Aは、本実施の形態の反射型表示装置の製造方法を概略的に示すフロー図である。本実施形態の製造方法では、後述するパターンで配置された複数の表示領域60を有するマザーパネル基板81(後述)から1つの表示領域60を有する表示パネルが複数切り出されて、当該複数の表示パネルから複数の反射型表示装置が製造される。従って、図2Bに示すように、表示領域60毎に切り出される前の一方の基板11及び他方の基板16には、それぞれ複数の表示領域60が含まれる基板が用いられる。ここで、表示領域60とは、反射型表示装置における所望の表示に利用される領域をいう。複数の表示領域60の配置パターンについては、後述する。
まず、図2Aに示すように、透光性を有する一方の基板11の透光性電極上に所定のパターンで隔壁12が形成される(隔壁形成工程)。ここで、隔壁12は、一方の基板11の複数の表示領域60の各々に対応して形成される。隔壁12の形成パターンは、複数の表示領域60の配置パターンとは無関係に選択可能である。但し、本発明において、隔壁形成工程は必須の工程ではなく、任意の工程である。
図3は、隔壁形成工程の一例を概略的に示す図である。図3に示すように、まず、一般には水平方向に載置される一方の基板11の電極の上面に、例えばフォトリソグラフィ法(紫外線(UV)照射による露光→現像→焼成)によって、所定のパターンの隔壁12が形成される。隔壁12は、少なくとも表示領域60において、後述する複数のセルを規定する部材である。隔壁12は、表示領域の外側にも設けられていて構わない。なお、本発明においては、隔壁12は必須の構成ではなく、隔壁の代わりにマイクロカプセルで仕切られていてもよいし、表示媒体の沈降等の問題が発生しなければ隔壁等を設けなくてもよい。
隔壁12は、紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂、常温硬化樹脂等によって構成可能であり、隔壁12の形成方法としては、フォトリソグラフィ法の他、エンボス加工等の型転写方法も採用され得る。さらに、所望のパターンの構造物を隔壁として製造しておいて、それを一方の基板11に貼り付けるという方法も採用され得る。
隔壁12の頂面の幅は、9μm〜50μm、好ましくは9μm〜20μmである。9μmというのは、隔壁12が倒れることなくパターニングできる線幅の下限である。隔壁12の頂面の幅が9μm未満である場合、隔壁12の長さが60μm以上に亘るようなパターンでは、少なくとも隔壁12の一部が倒れたり、剥がれたり、剥がれた隔壁12が基板上を移動したりする。そうなった場合には、隔壁12による粒子の移動を防ぐという機能が失われ、表示品質が劣化してしまう。一方、好適な範囲の上限である50μmというのは、目視したときに隔壁12が目立ち過ぎない上限である。
隔壁12のパターン形状は、円、格子、ハニカム状(六角形)、その他の多角形等、基本的に任意である。開口率は、70%以上が好ましく、特に90%以上が好ましい。高開口率であるほど、表示可能領域が広くなるため、高コントラストを得ることができる。
隔壁12の高さは、5μm〜50μm、好ましくは10μm〜50μmである。5μm以下では、充填するインキ量が少なく、十分な表示特性、特にコントラストが得られない一方、50μm以上では、パネルの厚みが厚すぎて、駆動電圧が上昇し過ぎてしまう。低駆動電圧で良好な表示特性が得られるという観点から、10μm〜50μmの範囲の高さが好適である。
セルのサイズ(ピッチL)は、表示パネルの大きさにもよるが、0.05〜1mmピッチ、好ましくは0.1〜0.5mmピッチである。ここで、ピッチとは、隣接するセルの中心点間の距離、すなわち、隣接するセルを重ねるべく移動させるのに必要な距離を意味している。
次に、本実施の形態では、隔壁12上に接着層22が形成される(接着層形成工程)。この接着層形成工程では、例えば転写法や印刷法により、ポリエステル系熱可塑性接着剤のようなヒートシール剤が、1μm〜100μmの厚みで形成される。好ましくは、1μm〜50μmの厚みで形成され、特に好ましくは、1μm〜20μmの厚みで形成される。
隔壁12とヒートシール剤22との密着性を上げるために、隔壁12に紫外線照射やプラズマ処理等により表面処理が施されてもよいし、プライマーが形成されてもよい。あるいは、ヒートシール剤22の方にシランカップリング剤が添加されてもよい。
次に、表示領域60を囲むように外周シール61が配置される(外周シール配置工程)。ここで、外周シール61は、一方の基板11に設けられた透光性電極の上面において複数の表示領域60の各々の外側に設けられる。図4に示すように外周シール61は、例えば紫外線硬化樹脂のような接着剤を、ディスペンサ31を用いて線状に塗布することによって配置される。ディスペンサ31を用いる場合、均質な外周シール61を均一の幅で配置することが容易である。
本実施の形態では、図5に示すように、複数の表示領域60をそれぞれ取り囲む複数の分離した外周シール61が配置される。ここで、複数の外周シール61の各々は、後述する一方の基板11と他方の基板16との貼り合わせ方向に垂直な第1辺部62を有している。本実施の形態では、外周シール61の各々は、正方形状である。
そして、一方の基板11と他方の基板16との貼り合わせ方向に垂直な方向に隣接する2つの外周シール61の第1辺部62の対の少なくとも1つ62a、62bにおいて、当該少なくとも1つの第1辺部の対62a、62bが、前記貼り合わせ方向に所定の距離だけオフセットされている。本実施の形態では、当該所定の距離は、外周シール61の一辺の長さの半分である。なお、隣接する2つの外周シール61の第1辺部62の対とは、隣接する2つの外周シール61の第1辺部62同士の組合せを意味する。
また、本実施の形態では、図5に示すように、一方の基板11と他方の基板16との貼り合わせ方向に垂直な方向に隣接する2つの外周シール61の第1辺部62の対の他の1つ62b,62cにおいて、当該第1辺部の対62b,62cも、前記貼り合わせ方向に所定の距離だけオフセットされている。当該所定の距離も、外周シール61の一辺の長さの半分である。
以上のような外周シール61は、ディスペンサを用いて、通常は一筆書きで配置される。外周シール61は、例えば0.3mm〜3mmの幅寸法とすることが好ましい。ここで、外周シールの線幅とは、一方の基板11上に配置された後の平面視の際の幅寸法、すなわち、平面視の際にそれぞれ側方端縁として認識される両側端縁の離間距離であり、具体的には、例えば画像処理技術によって把握され得る。あるいは、外周シールの線幅は、ディスペンサのノズルのサイズに関連付けて把握され得る。
次に、一方の基板11上に流体状の表示媒体としてのインキ13が配置される(表示媒体配置工程)。図6は、表示媒体配置工程の一例を概略的に示す図である。ここでは、(1)ディスペンサ41あるいはインクジェット、ダイコートからインキ13が滴下され(インキ滴下工程)、(2)アプリケータ42あるいはドクターブレード、ドクターナイフ、中央スキージによって面内均一となるようにインキ13が塗工される(インキ塗布工程)。この状態で、一方の基板11の複数の表示領域60の各々の上において、各セルの容積を超えるインキ13の量が存在している、すなわち、インキ13の余剰分が存在している。なお、インキ13は、他方の基板16上に配置されてもよい。
流体状の表示媒体としては、少なくとも1種以上の電気応答性材料を含む2種以上の材料を有する流体状の表示媒体が用いられ得る。電気応答性材料としては、電荷粒子材料、液晶材料があり、電荷粒子材料には白や黒、カラー等の色づけされた粒子が電場に応答して移動するいわゆる電気泳動材料、または、電場により移動するナノ粒子材料等がある。一方、液晶材料は、PDLC(Polymer Dispersed Liquid Crystal)で知られる透過と散乱を電気的に制御する材料や、液晶に色素を混合した材料、コレステリック液晶材料等がある。
その後、隔壁12上の接着層22と、一方の基板11に対して対向する他方の基板16とが接着される(基板接着工程)。これにより、外周シール61によって表示媒体(インキ13)が各表示領域60に封入され、各表示領域60において隔壁12によって形成される各セル内に表示媒体13が封止(封入)される。
基板接着工程は、図7に示すように、接着層として塗工されたヒートシール剤(接着層22)及び外周シール61を加熱させて接着力を得るようになっている。具体的には、ローラ体であるラミネータ91によって所定の熱圧着圧力(ラミネート圧力)を付与しながら、ヒートシール剤22及び外周シール61を周辺からその軟化温度を超える温度にまで加熱して軟化させることによって、隔壁12と他方の基板16とを接着する。
基板接着工程では、一方の基板11と他方の基板16との間でセル内に気泡が残らないように、一方の側(図7の場合、左側)から対向する他方の側(図7の場合、右側)に向けて、ラミネータ91によって一方の基板11と他方の基板16とが互いに押圧される部位を移動させ、一方の基板11上の余剰のインキを、外周シール61で囲まれた領域から押し出しながら貼り合わせる。
ここで、本実施の形態の外周シール61は、図5に示すように、一方の基板11と他方の基板16との貼り合わせ方向に垂直な方向に隣接する2つの外周シール61の第1辺部62の対の1つ62a、62bにおいて、前記貼り合わせ方向に所定の距離だけオフセットされており、また、一方の基板11と他方の基板16との貼り合わせ方向に垂直な方向に隣接する2つの外周シール61の第1辺部62の対の他の1つ62b,62cにおいても、前記貼り合わせ方向に所定の距離だけオフセットされている。本実施の形態では、前記所定の距離は、外周シール61の一辺の長さの半分である。
すなわち、本実施の形態では、図5に示す上から3列目の外周シール61が、列ごと、貼り合わせ方向に突き出るようにオフセットされている。図5に示す上から1、2、4列目の外周シール61は、従来のマトリクス状配置と同じパターンで配置されている。
これにより、図5に示す上から1、2、4列目の外周シール61の第1辺部62、62a、62cがラミネータ91によって押圧される際、図5に示す上から3列目の外周シール61の第1辺部62bはラミネータ91によって押圧されない。すなわち、ラミネータ91によって同時に押圧される外周シール61の配置密度が低減されている。
このことにより、一方の基板11と他方の基板16との不十分な接着が回避される。また、過大な押圧力を適用する必要がないために表示ムラが発生することも回避される。特に2種以上の材料を有する流体状の表示媒体の場合には、押圧力が少しでも過大であると表示ムラを引き起こし易いので、本実施の形態の効果は極めて有用である。
その後、外周シール61を硬化させることによって各表示領域60の外周が封止され、マザーパネル基板81が製造される。
更にその後、図2Aに示すように、マザーパネル基板81は、ギロチン、上刃スライド装置、レーザカット装置、レーザーカッター等の断裁装置51によって所定のサイズに断裁される(断裁工程(切断工程))。図8は、断裁工程の一例を概略的に示す図である。図8における破線は、断裁工程における切断ラインLを示している。
以上のように、本実施の形態によれば、図5に示す上から3列目の外周シール61が、列ごと、貼り合わせ方向に突き出るようにオフセットされている。このため、ラミネータ91によって同時に押圧される外周シール61の配置密度が低減されており、ラミネータ91による押圧の影響の偏りが抑制され、単位面積あたりの外周シール61にかかる圧力が適度に維持されて一方の基板11と他方の基板16との不十分な接着が回避されると共に、外周シール61が配置されていない部分で表示ムラが発生することも効果的に回避される。
次に、図9は、図5とは異なる態様で外周シールが配置された基板の概略平面図である。
図9に示す例では、上から1列目の外周シール61も、列ごと、上から3列目の外周シール61と同様に、貼り合わせ方向に突き出るようにオフセットされている。その他の構成は、図5に示す例と同様である。図9に示す例では、上から2、4列目の外周シール61と共に、全体で千鳥状のパターンが形成されている。
図9に示す例によれば、上から1、3列目の外周シール61が、それぞれ、列ごと、貼り合わせ方向に突き出るようにオフセットされている。このため、ラミネータ91によって同時に押圧される外周シール61の配置密度がより一層低減されており、ラミネータ91による押圧の影響の偏りが抑制され、単位面積あたりの外周シール61にかかる圧力が適度に維持されて一方の基板11と他方の基板16との不十分な接着が回避されると共に、外周シール61が配置されていない部分で表示ムラが発生することも効果的に回避される。
次に、図10は、図5ないし図9とは異なる態様で外周シールが配置された基板の概略平面図である。
図10に示す例では、上から1〜3列目の外周シール61が、それぞれ、列ごと、貼り合わせ方向に突き出るようにオフセットされている。但し、オフセットの距離については、上から3列目の外周シール61が、外周シール61の一辺の長さの1/3であり、上から2列目の外周シール61が、外周シール61の一辺の長さの2/3であり、上から1列目の外周シール61が、外周シール61の一辺の長さである。これにより、全体で階段状のパターンが形成されている。
図10に示す例によれば、外周シール61が、列ごとに、貼り合わせ方向に突き出るようにオフセットされている。このため、ラミネータ91によって同時に押圧される外周シール61の配置密度が更に一層低減されており、ラミネータ91による押圧の影響の偏りが抑制され、単位面積あたりの外周シール61にかかる圧力が適度に維持されて一方の基板11と他方の基板16との不十分な接着が回避されると共に、外周シール61が配置されていない部分で表示ムラが発生することも効果的に回避される。
なお、以上の実施の形態において、オフセットの距離については、外周シール61の一辺の長さの半分以下であることが好ましい。一般化して説明すれば、複数の外周シール61の各々が、複数の外周シール61間で互いに対応し合う第1辺部62に加えて、第1辺部62と平行であって、且つ、複数の外周シール61間で互いに対応し合う第2辺部を有する場合、第1辺部62と第2辺部との間の距離の半分以下であることが好ましい。この場合、外周シール61の配置レイアウトに関して無駄なスペースが過大になることを回避することができる。もっとも、オフセットの距離については、(外周シール61の一辺の長さ−10mm)程度であってもよい。逆に、オフセットの距離の最小値は、ラミネータ91が弾性変形して同時に押圧する幅の値であり、具体的には10mm程度である。なお、第1辺部62と第2辺部とは、それぞれ、複数の外周シール61間で互いに対応し合っていれば、すなわち、複数の外周シール61間で互いに同じ位置にあればよい。換言すれば、第1辺部62とは、複数の外周シール61間で互いに同じ位置にある辺であり、第2辺部とは、第1辺部62に平行であって、且つ、複数の外周シール61間で互いに同じ位置にある辺である。
<実施例1>
一方の基板11として、300mm×400mm×厚さ0.125mmのPETフィルム(東洋紡製A4100)の一方の面に透光性電極として酸化インジウムスズ(ITO)蒸着膜(厚さ0.2μm)が設けられた基板が用意された。透光性電極は、スパッタリング、真空蒸着法、CVD法などの一般的な成膜方法によって形成され、酸化インジウムスズ(ITO)の他に、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)等によっても形成され得る。
次に、当該一方の基板11に、ネガ型感光性樹脂材料(デュポンMRCドライフィルムレジスト(株)製のドライフィルムレジスト)を30μmの厚さにラミネートして100℃、1分間の条件で加熱し、次いで露光マスクを使用して露光(露光量500mJ/cm)し、その後、1%KOH水溶液を用いた現像を30秒行い、200℃、60分間の条件で焼成することで、隔壁12の他方の基板16側の端部の幅が15μm、セルピッチが300μmのハニカム状パターンの隔壁12が形成された。ここで、一方の基板11には、50mm×50mmの寸法の正方形状の表示領域60が、互いに10mmの間隙を空けて(校閲用注釈:ご確認ください)、4行4列の計16個だけ含まれており(図5参照)、隔壁12は、16個の表示領域60の各々に対応して形成された。
次に、ヒートシール剤(東洋紡製バイロン550)をPETフィルム21上に、厚さ10μmで形成し、歪み防止基板として厚さ2mmのガラス基板にシリコーンシートを貼り合わせた粘着性基板を用いて、ヒートシール層付きPETフィルム21を平坦に固定し、隔壁12の他方の基板16側の端部にヒートシール層を熱圧着(130℃、1kPa)した後に、PETフィルム21を隔壁12から離すことで隔壁の他方の基板16側の端部全面に接着層を形成した。
次に、一方の基板11において、図5に示すように、それぞれディスペンサ31から塗布される接着剤によって描くことで、16個の表示領域60に対応する外周シール61が配置された。すなわち、上から3列目の外周シール61だけが、列ごと、貼り合わせ方向に突き出るようにオフセットされて配置された。
続いて、表示媒体として、以下の成分を有するインキ13が用いられ、ディスペンサ41から滴下されて、中央スキージ42(ニューロング製のスキージ1:ウレタン樹脂製)にてスキージ処理されて、各セル内に充填された。
<インキ成分>
・電気泳動粒子(二酸化チタン)・・・60重量部
・分散液 ・・・40重量部
次いで、他方の基板16として、300mm×400mm×厚さ0.7mmの無アルカリガラス(日本電気硝子製OA−10G)に、Cu電極等の各種電極がパターン状に形成されたものが用いられた。各種電極のパターン形成は、一般的なエッチング法によって形成された。
そして、大気中にて、一方の基板11の隔壁12上の接着層22の上に他方の基板16を位置合わせして重ね合わせた後、ラミネータ91で一定の熱圧着圧力を付与しつつ隔壁12内のセル容積を超えるインク13の余剰分を押し出しながら、一方の基板11の隔壁12と他方の基板16とが密着された(図7参照)。このとき、他方の基板16は、セル内に気泡が残らないように隔壁12に密着された。熱圧着時の温度は、100℃であった。また、熱圧着圧力は、0.1MPaであった。これにより、マザーパネル基板が得られた。
その後、外周シール61が位置する部分の外側で、外周シール61に沿って断裁装置51が移動されることで、基板11,16が切断された。これにより、複数の表示領域60毎に正方形状に、表示パネルが切り出された。
以上のようにして得られた表示パネルでは、ラミネータ91によって同時に押圧される外周シール61の配置密度が低減されていたため、ラミネータ91による押圧の影響の偏りが抑制されて単位面積あたりの外周シール61にかかる圧力が適度に維持されて一方の基板11と他方の基板16との不十分な接着が回避された。また、外周シール61が配置されていない部分で表示ムラが発生することもなかった。
<実施例2>
表示領域60の配置及び外周シール61の配置として、図9に示すパターンが採用された他は、実施例1と同様の方法で表示パネルが製造された。なお、表示領域60及び外周シール61の形状及び大きさも、実施例1と同様とされた。
以上のようにして得られた表示パネルでは、ラミネータ91によって同時に押圧される外周シール61の配置密度がより一層低減されていたため、ラミネータ91による押圧の影響の偏りが抑制されて単位面積あたりの外周シール61にかかる圧力が適度に維持されて一方の基板11と他方の基板16との不十分な接着が回避された。また、外周シール61が配置されていない部分で表示ムラが発生することもなかった。
<実施例3>
表示領域60の配置及び外周シール61の配置として、図10に示すパターンが採用された他は、実施例1と同様の方法で表示パネルが製造された。なお、表示領域60及び外周シール61の形状及び大きさも、実施例1と同様とされた。
以上のようにして得られた表示パネルでは、ラミネータ91によって同時に押圧される外周シール61の配置密度が更に一層低減されていたため、ラミネータ91による押圧の影響の偏りが抑制されて単位面積あたりの外周シール61にかかる圧力が適度に維持されて一方の基板11と他方の基板16との不十分な接着が回避された。また、外周シール61が配置されていない部分で表示ムラが発生することもなかった。
<実施例4>
表示領域60の配置及び外周シール61の配置として、図10に示すパターンから更にオフセットの距離を変更した他は、実施例3と同様の方法で表示パネルが製造された。表示領域60及び外周シール61の形状及び大きさは、実施例3と同様とされたが、オフセットの距離については、上から3列目の外周シールが、外周シール61の一辺の長さの1/5である10mmであり、上から2列目の外周シール61が、外周シール61の一辺の長さの2/5である20mmであり、上から1列目の外周シール61が、外周シール61の一辺の長さの3/5である30mmであった。これにより、全体で階段状のパターンが形成された。
以上のようにして得られた表示パネルでは、ラミネータ91によって同時に押圧される外周シール61の配置密度が更に一層低減されていたため、ラミネータ91による押圧の影響の偏りが抑制されて単位面積あたりの外周シール61にかかる圧力が適度に維持されて一方の基板11と他方の基板16との不十分な接着が回避された。また、外周シール61が配置されていない部分で表示ムラが発生することもなかった。
(比較例)
表示領域60の配置及び外周シール61の配置として、図11に示す従来パターンが採用された他は、実施例1と同様の方法で表示パネルが製造された。なお、表示領域60及び外周シール61の形状及び大きさは、実施例1と同様とされた。
以上のようにして得られた表示パネルでは、ラミネータ91によって同時に押圧される外周シール61の配置密度が低減されていなかったため、ラミネータ91による押圧の影響の偏りのため、単位面積あたりの外周シール61にかかる圧力が適度に維持されず、一方の基板11と他方の基板16との不十分な接着が認められた。具体的には、1ヶ月程度で、インキ13の溶媒の揮発に起因すると思われる表示欠陥が発生した。
11 一方の基板
12 隔壁
13 インキ(表示媒体)
16 他方の基板
22 ヒートシール剤(接着層)
41 ディスペンサ
42 アプリケータ
51 断裁装置
60 表示領域
61 外周シール
62、62a〜62c 第1辺部
91 ラミネータ

Claims (6)

  1. 少なくとも一方が透光性を有する対向する2枚の基板間に少なくとも1種以上の電気応答性材料を含む表示媒体が封入されていて、前記2枚の基板間に所定の電界が与えられる際に所望の表示をする反射型表示装置、を製造する方法であって、
    一方の基板の互いに分離された複数の表示領域の各々を取り囲むように、または、他方の基板の互いに分離された複数の表示領域の各々を取り囲むように、外周シールを配置する外周シール配置工程と、
    一方の基板の上、または、他方の基板の上に、表示媒体を配置する表示媒体配置工程と、
    前記一方の基板と前記他方の基板とを所定方向に沿って互いに貼り合わせることで前記表示媒体を前記外周シールによって各表示領域に封入する基板接着工程と、
    を備え、
    前記外周シール配置工程では、前記複数の表示領域をそれぞれ取り囲む複数の分離した外周シールが配置され、
    前記複数の外周シールの各々は、前記一方の基板と前記他方の基板との貼り合わせ方向に垂直な第1辺部を有しており、
    前記一方の基板と前記他方の基板との貼り合わせ方向に垂直な方向に隣接する2つの外周シールの前記第1辺部の対の少なくとも1つにおいて、当該少なくとも1つの第1辺部の対が、前記貼り合わせ方向に所定の距離だけオフセットされている
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記一方の基板と前記他方の基板との貼り合わせ方向に垂直な方向に隣接する2つの外周シールの前記第1辺部の対の全てにおいて、当該第1辺部の各対が、前記貼り合わせ方向に所定の距離だけオフセットされている
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の外周シールの各々は、前記第1辺部と平行な第2辺部を有しており、
    前記所定の距離は、前記第1辺部と前記第2辺部との間の距離の半分以下である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 少なくとも一方が透光性を有する対向する2枚の基板間に少なくとも1種以上の電気応答性材料を含む表示媒体が封入されていて、前記2枚の基板間に所定の電界が与えられる際に所望の表示をする反射型表示装置、を製造するためのマザーパネル基板であって、
    少なくとも一方が透光性を有する対向する2枚の基板と、
    前記2枚の基板間に配置され、互いに分離された複数の表示領域の各々を取り囲む複数の分離した外周シールと、
    前記外周シールによって各表示領域に封入された表示媒体と、
    を備え、
    前記複数の外周シールの各々は、所定の第1方向に整列された第1辺部を有しており、
    前記第1方向に隣接する2つの外周シールの前記第1辺部の対の少なくとも1つにおいて、当該少なくとも1つの第1辺部の対が、前記第1方向に垂直な方向に所定の距離だけオフセットされている
    ことを特徴とするマザーパネル基板。
  5. 前記一方の基板と前記他方の基板との前記第1方向に隣接する2つの外周シールの前記第1辺部の対の全てにおいて、当該第1辺部の各対が、前記第1方向に垂直な方向に所定の距離だけオフセットされている
    ことを特徴とする請求項4に記載のマザーパネル基板。
  6. 前記複数の外周シールの各々は、前記第1辺部と平行な第2辺部を有しており、
    前記所定の距離は、前記第1辺部と前記第2辺部との間の距離の半分以下である
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のマザーパネル基板。
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