JP2016011154A - 密封キャップ - Google Patents

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耕太 坂田
Kota Sakata
耕太 坂田
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Abstract

【課題】使用樹脂量を少なくすることができ、またコストも削減することができる密封キャップを提供する。
【解決手段】本発明の密封キャップは、口部3の周壁4を取り囲む筒状壁11を有し、筒状壁11の内面に雄ねじ5に対応する雌ねじ12を備えるとともに、筒状壁11の上部に径方向内側に向けて突出する突起部13を有する筒状部材10と、口部3の開口を閉鎖するとともに突起部13の内縁部よりも大径になる天壁21を有し、天壁21の下面に周壁4の内面に密着するシール筒22を有する蓋状部材20とを備え、蓋状部材20は、天壁21の下面から下向きに延在するとともに突起部13の内縁部よりも大径になる突端部23を有する爪部24を有し、突起部13の内縁部と爪部24の下端部とを薄肉部30でつないで筒状部材10と蓋状部材20とを一体に連結したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器の口部に装着されて容器内を密封する密封キャップに関するものである。
例えば化粧料や食品等を収納する容器においては、内容物と外気との接触を避けたり、内容物の漏れ出しを防止したりする目的で、容器の口部に装着されるキャップの下面に、口部の周壁内面と密着するシール筒を設けることがある。このようなシール筒を設けたキャップは、容器の口部にねじ付ける際、シール筒が周壁内面に対して摺動するため、それらの間で摩擦力が生じることになる。ここで、密封性を高めるためにシール筒と周壁とが強く当接するようにすると、より強い摩擦力が生じることになるため、キャップを強い力で回転させなければ締め付けられなくなるうえ、外す際も強い力でキャップを回転させる必要が生じる。
このような問題を解決するものとして、例えば特許文献1には、容器の口部にねじ付けられる周壁部材と、口部周壁の内面に密着するシール筒を有する蓋状部材とからなり、蓋状部材を周壁部材に対して回転可能に支持するように構成した密封キャップが示されている。この密封キャップによれば、口部周壁に対して周壁部材を回転させても、蓋状部材は口部周壁に対して回転しないままであるので、密封性を高めつつ周壁部材に加える回転力を軽減することができる。
特開2012−232767号公報
ところで特許文献1に記載の密封キャップは、周壁部材と蓋状部材の2つの合成樹脂部材で構成されているため、シール筒を一体に形成した1つの部材からなるキャップに比して、金型の数量が増える分コストが増えることになり、また成形の際に必要となる樹脂量も嵩むことになっていた。
本発明は、このような点を解決することを課題とするものであり、2つの合成樹脂部材で形成される従来のものよりも使用樹脂量を少なくすることができ、また、コストも削減することができる、新たな密封キャップを提案するところにある。
本発明は、上方を開口させた容器の口部に装着する密封キャップであって、
前記口部の周壁を取り囲む筒状壁を有し、該筒状壁の内面に該周壁の雄ねじに対応する雌ねじを備えるとともに、該筒状壁の上部に径方向内側に向けて突出する突起部を有する筒状部材と、前記口部の開口を閉鎖するとともに前記突起部の内縁部よりも大径になる天壁を有し、該天壁の下面に前記周壁の内面に密着するシール筒を有する蓋状部材とを備え、
前記蓋状部材は、前記天壁の下面から下向きに延在するとともに前記突起部の内縁部よりも大径になる突端部を有する爪部を有し、
前記突起部の内縁部と前記爪部の下端部とを薄肉部でつないで前記筒状部材と前記蓋状部材とを一体に連結してなる密封キャップである。
前記爪部及び薄肉部を、前記突起部の内縁部に沿って間欠状に設けることが好ましい。
本発明によれば、筒状部材に設けた突起部の内縁部と蓋状部材に設けた爪部の下端部とを薄肉部でつなぎ、これによって筒状部材と蓋状部材とを一体に連結しているので、これを形成する金型は、部材1つ分で済むことになる。これにより、成形の際に必要となる樹脂量も減らすことができる。また成形後は、蓋状部材を筒状部材に向けて押し込むことによって、薄肉部で破断させて蓋状部材を筒状部材に嵌め込むことができるので、これらを組み立てる際に要する工数も減らすことができる。
爪部及び薄肉部を、突起部の内縁部に沿って間欠状に設ける場合は、爪部及び薄肉部の樹脂量を減らすことができるうえ、爪部が径方向内側に撓みやすくなることから蓋状部材を筒状部材に向けて押し込む際に必要となる力が少なくて済むので組み立てやすくなる。
本発明に従う密封キャップの一実施形態につき、(a)は側面視での半断面図であり、(b)は下面図である。 図1(a)の拡大図である。 図2の状態から蓋状部材を筒状部材に向けて押し込んだ状態を示す図である。 図3の状態の密封キャップを容器の口部に装着した状態を示す、側面視での半断面図である。
以下、図面を示しながら本発明をより具体的に説明する。なお、本明細書、特許請求の範囲、要約書において、「上」とは、筒状部材に対して蓋状部材が位置する側(図1(a)における上側)であり、「下」とは、その反対側である。
図1において符号1は、本発明に従う密封キャップの一実施形態を示している。密封キャップ1は、例えば図4に示す容器2の口部3に装着されるものである。密封キャップ1は合成樹脂製であって、筒状部材10と蓋状部材20とが一体に連結するように構成されている。
筒状部材10は、円筒状になる筒状壁11を備えている。図4に示すように容器2には、口部3の周壁4の外周面に雄ねじ5が設けられていて、筒状壁11の内面には、この雄ねじ5に対応する雌ねじ12が設けられている。
また筒状壁11の上部には、径方向内側に向けて突出する突起部13が設けられていて、突起部13の径方向内側には円形になる穴14が形成されている。本実施形態では、筒状壁11と突起部13とが連結する内側コーナーに、径方向外側に向かいつつ上方に傾く除肉部15が設けられている。
蓋状部材20は、円板板状になる天壁21を有している。天壁21の外径は、突起部13の内縁部よりも大径(穴14の外径よりも大径)になっている。天壁21の下面には、円筒状になるシール筒22が設けられている。シール筒22は、容器2における周壁4の内面に対して密着するよう、その外径は周壁4の内径と略同じかこの内径よりも大きくなっている。
更に天壁21の下面において、シール筒22の径方向外側には、下向きに延在するとともに突起部13の内縁部よりも大径(穴14の外径よりも大径)になる突端部23を有する爪部24が設けられている。図2に示すように爪部24は、天壁21に連結する垂直部25と、垂直部25に連結するとともに径方向外側に延在する水平部26(水平部26の外縁が突端部23になる)と、水平部26の外縁から下向きに径方向内側に向けて傾く傾斜部27とを備えている。垂直部25の外径は、本実施形態では突起部13の内縁部よりも小径(穴14の外径よりも小径)になっている。また、天壁21の下面から水平部26までの長さは、突起部13の厚み(上下方向の長さ)よりも長くなっている。また爪部24は、図1(b)に示すように突起部13の内縁部に沿って間欠状に設けられている(本実施形態では、等間隔で合計4つ)。
更に密封キャップ1は、図2に示すように、突起部13の内縁部と爪部24の下端部(本実施形態では傾斜部27の下端部)との間に薄肉部30を備えていて、これにより筒状部材10と蓋状部材20とを一体に連結している。薄肉部30は、図2に示すように突起部13の内縁部に沿って間欠状に設けられていて、本実施形態では爪部24の幅よりも狭くしている。
このように構成される密封キャップ1は、蓋状部材20を筒状部材10に向けて押し込むと、薄肉部30が破断し、爪部24が径方向内側に撓みながら筒状部材10の穴14に進入する。本実施形態では爪部24に傾斜部27を設けているので、傾斜部27は突起部13の内縁部に当接しながら下方に進行することになる。このため、爪部24の撓みが誘導されるので、より小さな力で押し込むことができる。そして、水平部26が突起部13の下端部を越えると爪部24が復元するため、蓋状部材20は、筒状部材10に回転可能かつ抜け出し不能に保持されることになる(図3参照)。
蓋状部材20を筒状部材10に嵌め合わせた密封キャップ1は、図4に示すように容器2にねじ込む際、シール筒22が周壁4の内面に当接しても、蓋状部材20は回転させずに筒状部材10だけが回転するので、シール筒22と周壁4との間に働く摩擦力が筒状部材10に及ぶことがない。このため、密封キャップ1をねじ込む際に過大な力で回転させる必要がない。また、筒状部材10のねじ込みに伴って、突起部13が爪部24に押し当たるので、天壁21の下面が周壁4の上面に押し当たるまで蓋状部材20を確実に押し下げることができる。また、密封キャップ1を容器2から外す際も、蓋状部材20は回転させずに筒状部材10だけが回転可能であるので、強い回転力が必要となることはない。
本発明に従う密封キャップは、本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更が可能である。例えば爪部及び薄肉部は、突起部の内縁部に沿って間欠状に設けたが、これらを環状に設けてもよい。また、筒状部材と蓋状部材とは、シール筒が周壁の内面に密着する際に生じる強い摩擦力が作用する際に回転可能であればよい。このため、天壁の下面から水平部までの長さは、突起部の厚みと同等或いは若干短くてもよく、また、垂直部25の外径は、筒状部材における穴の外径と同等或いは若干大きくてもよい。
本発明によれば、容器の口部周壁に対する密着性を高めても、口部にねじ付ける際に過大な力で回転させる必要はなく、また、使用樹脂量が少なくなるとともにコストも削減することができる、新規の密封キャップを提供することができる。
1:密封キャップ
2:容器
3:口部
4:周壁
5:雄ねじ
10:筒状部材
11:筒状壁
12:雌ねじ
13:突起部
14:穴
15:除肉部
20:蓋状部材
21:天壁
22:シール筒
23:突端部
24:爪部
25:垂直部
26:水平部
27:傾斜部
30:薄肉部

Claims (2)

  1. 上方を開口させた容器の口部に装着する密封キャップであって、
    前記口部の周壁を取り囲む筒状壁を有し、該筒状壁の内面に該周壁の雄ねじに対応する雌ねじを備えるとともに、該筒状壁の上部に径方向内側に向けて突出する突起部を有する筒状部材と、前記口部の開口を閉鎖するとともに前記突起部の内縁部よりも大径になる天壁を有し、該天壁の下面に前記周壁の内面に密着するシール筒を有する蓋状部材とを備え、
    前記蓋状部材は、前記天壁の下面から下向きに延在するとともに前記突起部の内縁部よりも大径になる突端部を有する爪部を有し、
    前記突起部の内縁部と前記爪部の下端部とを薄肉部でつないで前記筒状部材と前記蓋状部材とを一体に連結してなる密封キャップ。
  2. 前記爪部及び薄肉部を、前記突起部の内縁部に沿って間欠状に設けてなる請求項1に記載の密封キャップ。
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