JP2016008852A - ドップラレーダ装置及びそのレーダ信号処理方法 - Google Patents

ドップラレーダ装置及びそのレーダ信号処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ドップラ速度以下の高分解能で速度を算出することができるドップラレーダ装置を提供する。
【解決手段】複数のパルスを繰り返し送受信するドップラレーダ装置において、前記複数のパルスのうちヒットされた受信信号について、それぞれPRI軸方向にFFTして周波数領域の信号に変換し、前記周波数領域に変換された信号からCFARにより極大値を検出し、前記極大値が検出されたレンジセルを抽出し、前記抽出されたレンジセルのPRI軸の信号から複数ポイントの信号を抽出して相関行列を生成し、それを1または複数セルずつスライディングさせ、忘却係数により加算平均して平均相関行列を演算し、PRI軸の移動平均による相関行列を用いてMUSIC処理することによりドップラ周波数軸で目標を分離してその速度を検出する。
【選択図】図1

Description

本実施形態は、ドップラレーダ装置及びそのレーダ信号処理方法に関する。
従来のドップラレーダ装置では、複数PRI(Pulse Repetition Interval)によるレーダ送信パルスの受信信号をFFT(Fast Fourier Transform)処理して周波数軸の信号に変換し、そのFFT処理結果からドップラにより所定のスレショルドを超える周波数成分をセル単位で検出し、検出したセル(ドップラセル)から速度を算出している。ところが、この方法では、検出したドップラセルにより速度分解能が決まるため、CPI(Coherent Pulse Interval)時間の逆数で決まるドップラ速度以下の分解能では速度を算出できない。
CFAR(Constant False Alarm Rate)処理、吉田、‘改定レーダ技術’、電子情報通信学会、pp.87-89(1996) MUSIC、菊間、‘アダプティブアンテナ技術’、Ohmsha、pp.137-164(2003) 測角方式(モノパルス)、吉田、‘改定レーダ技術’、電子情報通信学会、pp.260-264(1996) パルス圧縮、吉田、‘改定レーダ技術’、電子情報通信学会、pp.275-280(1996)
以上述べたように、従来のドップラレーダ装置は、検出したドップラセルにより速度分解能が決まるため、CPI時間の逆数で決まるドップラ速度以下の分解能では速度を算出できないという課題を有している。
本実施形態は上記課題に鑑みなされたもので、CPI時間の逆数で決まるドップラ速度以下の高分解能で速度を算出することができるドップラレーダ装置及びそのレーダ信号処理方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本実施形態は、複数のパルスを繰り返し送受信するドップラレーダ装置において、前記複数のパルスのうちヒットされた受信信号について、それぞれPRI(Pulse Repetition Interval)軸方向にFFT(Fast Fourier Transform)して周波数領域の信号に変換し、前記周波数領域に変換された信号からCFAR(Constant False Alarm Rate)により極大値を検出し、前記極大値が検出されたレンジセルを抽出し、前記抽出されたレンジセルのPRI軸の信号から複数ポイントの信号を抽出して相関行列を生成し、それを1または複数セルずつスライディングさせ、忘却係数により加算平均して平均相関行列を演算し、前記平均相関行列を用いて高分解能処理することによりドップラ周波数軸で目標を分離してその速度を検出する信号処理を実行する。
第1の実施形態に係るドップラレーダ装置の構成を示すブロック図。 図1に示すレーダ装置において、信号処理の流れを示すフローチャート。 図1に示すレーダ装置の処理を説明するための図。 第2の実施形態に係るドップラレーダ装置の構成を示すブロック図。 図4に示すレーダ装置において、信号処理の流れを示すフローチャート。 図4に示すレーダ装置の処理について説明するための図。 第3の実施形態に係るドップラレーダ装置の構成を示すブロック図。 図7に示すレーダ装置において、信号処理の流れを示すフローチャート。 図7に示すレーダ装置の処理について説明するための図。 第4の実施形態に係るドップラレーダ装置の構成を示すブロック図。 図10に示すレーダ装置において、信号処理の流れを示すフローチャート。 図10に示すレーダ装置の処理について説明するための図。 第5の実施形態に係るパルス圧縮レーダ装置の構成を示すブロック図。 図13に示すレーダ装置において、信号処理の流れを示すフローチャート。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。尚、各実施形態の説明において、同一部分には同一符号を付して示し、重複する説明を省略する。
(第1の実施形態)
以下、図1乃至図3を参照して、第1の実施形態に係るドップラレーダ装置を説明する。
図1は上記レーダ装置の系統構成を示すブロック図、図2はその具体的な処理の流れを示すフローチャート、図3は上記レーダ装置の処理を説明するための図である。
図1に示すレーダ装置において、アンテナ1は複数のアンテナ素子を配列して大開口アレイを形成してなるフェーズドアレイアンテナであり、送受信器2の送受信部21から繰り返し供給される特定周波数の送信パルス信号(以下、PRF(Pulse Repetition Frequency)信号)を指定方向に送出してその反射波を受信する。送受信器2では、送受信部21において、アンテナ1の複数のアンテナ素子でそれぞれ受信された信号をビーム制御部22からの指示に従って位相制御を施し合成することで、任意の方向に受信ビームを形成してPRF受信信号を取得し、ベースバンドに周波数変換する(図2:ステップS11)。このようにして得られたPRF受信信号は信号処理器3に送られる。
上記信号処理器3は、AD(Analog-Digital)変換部31、パルス圧縮部32、PRI軸FFT(Fast Fourier Transformation)処理部33、CFAR(Constant False Alarm Rate)検出部34、レンジ抽出部35、平均相関行列演算部36、MUSIC(Multiple Signal Classification)処理部37、CFAR検出部38、速度算出部39を備える。
上記信号処理器3において、AD変換部31は、送受信部21で周波数変換された受信信号をディジタル信号に変換する(図2:ステップS12)。パルス圧縮部32は、ディジタル信号に変換された受信信号をチャープ信号によりパルス圧縮する(図2:ステップS13)。PRI軸FFT処理部33は、パルス圧縮された信号をPRI軸についてFFT処理して周波数領域の信号に変換する(図2:ステップS14)。CFAR検出部34は、周波数領域に変換されたパルス圧縮信号からスレショルドを超える信号を抽出して極大値を検出する(図2:ステップS15)。レンジセル抽出部35は、検出された極大値に対応するレンジセルを抽出する(図2:ステップS16)。
平均相関行列演算部36は、PRI軸に沿って抽出レンジセルを移動させ、その間に得られる極大値から平均相関行列を演算して複数の目標信号を求める(図2:ステップS17,S18)。MUSIC処理部37は、平均相関行列から得られた複数の目標信号について、互いの相関成分を抑圧してMUSICスペクトルを取得する(図2:ステップS19)。CFAR検出部38は、複数の目標信号のMUSICスペクトルからスレショルドを超える信号の極大値を検出する(図2:ステップS20)。速度算出部39は複数の目標信号の極大値について、それぞれのドップラ速度を算出する(図2:ステップS21)。
上記構成において、図3を参照して動作を説明する。
まず、アンテナ1により送受信した信号をビーム制御部22により目標方向に指向させ、そのビームの受信信号を信号処理部3に入力する。信号処理部3では、ビーム受信信号をAD変換部31によりディジタル信号に変換し、パルス圧縮部32によりパルス圧縮した後、PRI軸FFT処理部32でレンジ軸についてFFT処理して周波数領域の信号に変換する。ここまでの処理を数式にて示すと、以下のようになる。
まず、図3(a)に示す入力信号sig(n,t)(n:PRI番号、t:時間)をPRI軸でFFT処理して図3(b)に示すバンク単位の信号に変換する。
Figure 2016008852
次に、CFAR検出部34でバンク毎にCFAR処理(非特許文献1参照)して極大値を検出し、レンジセル抽出部35で極大値の検出があったレンジセルndを抽出する。
Figure 2016008852
このレンジセルのPRI軸の信号(信号X)に対して、平均相関行列演算部36で平均相関行列を求めてMUSIC処理部37でMUSIC処理(非特許文献2参照)する。すなわち、レーダ送受信による複数の目標信号は互いに相関をもつため、Swの相関行列Rxxの相関成分を抑圧するために、図3(c)に示すように、PRI軸における位相成分について、Swの信号長のうちMr(Mr =1〜複数)セルずつずらしながら、順にNrセルずつ抽出し、そのたびに相関行列Rxxの算出を行って極大値が検出されるレンジセルの選定を行う。
Figure 2016008852
次に、忘却係数を用いた平均処理により相関行列Rxx(n,ω)を算出する。
Figure 2016008852
なお、Rxx(n,ω)は、CPI(Coherent Pulse Interval:nヒットの処理、第1の実施形態では1ヒット)毎にクリアして演算する場合と、前のCPIのRxxをクリアせずに、そのまま(4)式の演算を継続する場合がある。継続する場合の効果としては、目標間の相関を抑圧しやすいことである。
このRxx(n,ω)を用いて、図3(d)に示すように、目標1〜nのMUSICスペクトルSmusic(ω)を算出する。
Figure 2016008852
上記のMUSICスペクトルSmusicにおいて、CFAR検出部38のCFAR処理によりスレショルドを超える信号の極大値ωtを抽出し、速度算出部39にて次式の換算により目標速度を算出する。
Figure 2016008852
以上のように、第1の実施形態に係るドップラレーダ装置では、PCInヒットの送受信パルスを用いるレーダ装置において、Nパルスの受信信号をPRI軸方向にFFT処理し、CFARにより検出したレンジセルのPRI軸の信号により、Nrポイントの信号を抽出して相関行列Rxxを生成し、それをMrセルずつスライディングさせて、忘却係数により加算平均した相関行列Rxxを用いるMUSIC処理により、ドップラ周波数軸で目標を分離して検出するようにした。
上記構成によれば、PRI軸の移動平均による相関行列を用いたMUSIC処理により、レーダ送受信信号の相関をもつ目標信号でもドップラセル以下の分解能で速度を出力することができる。
(第2の実施形態)
図4乃至図6を参照して、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、Nパルスの受信信号をPRI軸方向にFFT処理し、Nrポイントの信号を抽出して、平均相関行列を用いたMUSIC処理により、ドップラ周波数軸で目標を分離して速度分解能を向上させる手法について述べた。この場合、Nrが大きいと、相関行列の次元数が大きく、演算規模が増える問題がある。第2の実施形態は、その問題を解決するために、対象とするPRI軸セル数を減らして処理する手法である。
図4は第2の実施形態に係るドップラレーダ装置の系統構成を示すブロック図、図5はその具体的な処理の流れを示すフローチャート、図6はその信号処理を説明するための図である。尚、第4及び図5において、図1及び図2と同一部分には同一符号を付して示し、ここでは異なる点を述べる。
図4及び図5において、第1の実施形態と異なる点は、PRI軸FFT処理部33でNパルスのパルス圧縮信号をPRI軸方向にFFTし、CFAR検出部34及びレンジセル抽出部35により抽出したレンジセルについて、バンク抽出部3Aにより周波数バンクPを中心に±Npバンク分の信号を抽出して(図5:ステップS22)、逆FFT処理部3BでPRI軸について逆FFT処理して時間域信号に変換して(図5:ステップS23)、平均相関行列演算部36に送るようにしたことにある。
その後、PRI軸の信号に対して、Nrポイントの信号を抽出して相関行列Rxxを生成し、それをMrセルずつスライディングさせて、忘却係数により加算平均したRxxを用いるMUSIC処理により、ドップラ周波数軸で目標を分離して速度を算出する流れは、第1の実施形態と同様である。
上記構成において、図6を参照して、第2の実施形態の処理を説明する。
まず、図6(a)に示す入力信号sig(n,t)(nはPRI番号、tは時間)をPRI軸でFFTする。
Figure 2016008852
バンク毎にCFAR処理し、極大値の検出があったレンジセルをndとし、更に目標信号が存在する付近のバンクを抽出する。
Figure 2016008852
これを逆FFTして、次式を得る。
Figure 2016008852
このsig(t)に対して、第1の実施形態と同様の処理を行うと、MUSICスペクトルが得られ、速度を算出することができる。
以上のように、第2の実施形態では、Nヒットの送受信パルスを用いるドップラレーダ装置において、NパルスのPRI軸方向にFFTし、CFARにより検出したレンジセルで周波数バンクPを中心に±Npバンク分の信号を逆FFTして、そのPRI軸の信号に対して、Nrポイントの信号を抽出して相関行列Rxxを生成し、それをMrセルずつスライディングさせて、忘却係数により加算平均したRxxを用いるMUSIC処理により、ドップラ周波数軸で目標を分離して検出する。
上記構成によれば、目標が存在する付近のPRI軸に対して、PRI軸の移動平均による相関行列を用いたMUSIC処理により、レーダ送受信信号の相関をもつ目標信号でも、処理規模を小さくして、レンジサンプル以下の分解能でレンジを出力することができる。
(第3の実施形態)
図7乃至図9を参照して、第3の実施形態について説明する。
図7は第3の実施形態に係るパルス圧縮レーダ装置の系統構成を示すブロック図、図8はその具体的な処理の流れを示すフローチャート、図9はその信号処理を説明するための図である。尚、図7及び図8において、図1及び図2、図4及び図5と同一部分には同一符号を付して示し、ここでは異なる部分について説明する。
図7及び図8において、第2の実施形態と異なる点は、バンク抽出部3Aの出力(図8:ステップS22)を平均相関行列演算部36に入力し、この平均相関行列演算部36において、CPI間による平均相関行列Rxxを演算するようにした点にある(図8:ステップS24)。
すなわち、第3の実施形態は、第1及び第2の実施形態では、PRI軸の信号に対してMUSIC処理を実施したのに対して、ドップラ軸のままMUSIC処理する手法である。この方式では、ドップラ軸の信号を用いてMUSIC処理する点がポイントであるため、その部分について以下に述べる。
まず、図9(a)に示す入力信号sig(n,t)(nはPRI番号、tは時間)をPRI軸でFFTして、図9(b)に示す周波数領域の信号Sinを取得する。
Figure 2016008852
図9(b)において、バンク毎にCFAR処理し、極大値の検出があったレンジセルをndとし、さらに目標信号が存在する付近のバンクを抽出する(レンジ選定、バンク選定)。
Figure 2016008852
次に、このS(ω)(信号Xに対応)を用いて、図9(c)に示すMUSIC処理する。レーダの送受信による複数の目標信号は、互いに相関をもつため、Sの相関行列Rxxの相関成分を抑圧する。
ここで、第1の実施形態の処理では時間軸における処理であり、時間軸では各目標信号は位相勾配に置き換わっているため、レーダ目標間の相関を抑圧するためにSの要素を順にNrセルずつスライディング抽出して平均値により相関を抑圧した。
一方、本実施形態では図9(c)に示すようにドップラ周波数軸であり、目標は各ドップラセルのみに存在するため、ドップラ軸をスライディングさせる手法は意味がなくなる。そのため、レーダ目標間の無相関化については、CPI間の平均処理によるものとする。
また、本実施形態ではドップラセルを限定することで処理規模が削減できる長所があるため、CFAR検出部34及びレンジセル抽出部35で取得したレンジセルをP(Pは1〜複数)として、±Prセル抽出したものを列ベクトルS(t)(Nr次元:Nr=2*Pr+1)とする。列ベクトルSの信号長のうち、順にNrセルずつ抽出し、そのたびに相関行列Rxxの算出を行う。
Figure 2016008852
次に、相関行列Rxx(n,ω)を忘却係数を用いた平均処理により算出する。
Figure 2016008852
この相関行列Rxx(n,w)をNr×Nr次元のRxxと置き換えて、図9(d)に示すように、MUSICスペクトルを算出する。
Figure 2016008852
このスペクトルSmusicにおいて、例えばCFAR処理によりスレショルドを超える信号の極大値を抽出すれば、もともとドップラ周波数軸の信号であり、次式の換算により速度を算出できる。
Figure 2016008852
以上のように、第3の実施形態では、Nヒットの送受信パルスを用いるドップラレーダ装置において、NパルスのPRI軸方向にFFTし、CFARにより検出したレンジセルのドップラ軸の信号により、Nrポイントの信号を抽出して相関行列Rxxを生成し、それをMrセルずつスライディングさせてRxxを生成し、忘却係数により加算平均したドップラ軸の平均相関行列Rxxを用いてMUSIC処理することにより、ドップラ周波数軸で目標を分離して検出する。すなわち、ドップラ周波数軸の移動平均による相関行列を用いたMUSIC処理により、レーダ送受信信号の相関をもつ目標信号でもドップラセル以下の分解能で速度を出力することができる。特に、ドップラ周波数軸のままMUSIC処理するため、目標信号が含まれるドップラ周波数付近の信号を用いてMUSIC処理することができ、第2の実施形態のレーダ装置に比して、処理規模を削減することができる。
(第4の実施形態)
図10乃至図12を参照して、第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態は、Az及びELの測角を行う手法である。図10は第4の実施形態に係るドップラレーダ装置の系統構成を示すブロック図、図11はその具体的な処理の流れを示すフローチャート、図12はその説明図である。
図10及び図11において特徴となる点は、測角のために、送受信部21において、位相モノパルス信号(Σ、Δ:非特許文献3参照)を用い、Σ、Δ信号それぞれをAD変換部31でディジタル信号に変換した後、Σch生成部3Cで開口2分割の第1の信号Σch1と第2の信号Σch2を生成して2系統に分配出力し(図11:ステップS25)、Σ1形成部3D1、Σ2形成部3D2で異なる指向方向を持つΣ1ビームとΣ2ビームを形成し(図11:ステップS26,S27)、それぞれパルス圧縮部321,322でパルス圧縮し(図11:ステップS13,S13′)、PRI軸FFT処理部331,332でPRI軸方向にFFT処理する(図11:ステップS14,S14′)。
以後、CFAR検出部341,342の極大値検出処理(図11:ステップS15,S15′)、レンジセル抽出部351,352のレンジセル抽出処理(図11:ステップS16,S16′)、バンク抽出部3A1,3A2のバンク抽出処理(図11:ステップS22,S22′)、逆FFT処理部3B1,3B2の逆FFT処理(図11:ステップS23,S23′)、平均相関行列演算部361,362の演算処理(図11:ステップS17〜S18,S17′〜S18′)、MUSIC処理部371,372のMUSIC処理(図11:ステップS19,S19′)、CFAR検出部381,382の極大値検出処理(図11:ステップS20,S20′)、速度算出部391,392の速度算出処理(図11:ステップS21,S21′)を順に実行し、最終的に測角値算出部3Eで測角演算を実行する(図11:ステップS28)。
すなわち、第4の実施形態では、測角のために、位相モノパルス信号(Σ、Δ:非特許文献3)を用いる。
Figure 2016008852
したがって、位相モノパルスの出力信号をΣとΔとすると、次式でS1とS2を算出できる。
Figure 2016008852
このS1とS2に、ビーム指向方向を決める位相を設定すれば異なる指向方向を持つΣ1ビームとΣ2ビームを形成できる。
Figure 2016008852
このb1とb2の信号を入力信号sig1とsig2にして、第2の実施形態(第1の実施形態でもよい)の手法で各々のMUSICスペクトルの極値により、速度vを算出し、このvにより、次式により電力(b1、b2に対応してS1とS2)を算出する(非特許文献2参照)。
Figure 2016008852
この行列S(S1とS2)の第p番目の対角成分から、p番目の目標に対する受信電力(P1とP2)が得られ、この平方根により受信振幅(E1とE2)が得られる。これを用いて、次式により誤差電圧を算出する。
Figure 2016008852
この誤差電圧と角度については、図12(a)(b)に示すように、Σ1,Σ2の関係に基づいて予め角度に対する誤差電圧をテーブル化しておき、誤差電圧テーブルを作成しておく。(20)式により算出したεにより、テーブルを用いて角度θを算出する。
3次元レーダの場合は、Az面及びEL面に対して、それぞれ、上述の方式を用いればよいのは言うまでもない。
以上のように、第4の実施形態では、アンテナ開口を2分割して和(Σ)と差(ΔAZまたはΔEL)ビームによりパルスを送受信するドップラレーダ装置において、ΣとΔ信号より左右(上下)の開口信号を生成し、その信号により所定の方向にビームを向ける位相を与えて2本のΣビーム(Σ1とΣ2)を形成し、Σ1とΣ2について第2の実施形態(第1または第3の実施形態でもよい)に基づく処理をしてMUSICスペクトルに対応するレンジセルを抽出し、Σ1とΣ2のMUSICスペクトルに対応する振幅比による誤差電圧を用いて測角するようにした。
すなわち、上記構成によれば、PRI軸の移動平均による相関行列を用いたMUSIC処理により、レーダ送受信信号の相関をもつ目標信号でもドップラセル以下の分解能で速度を算出することができ、さらにΣ及びΔのモノパルス出力を用いた2ビームの出力により測角をも行うことができる。
(第5の実施形態)
図13及び図14を参照して、第5の実施形態について説明する。
第5の実施形態もAz及びELの測角を行う手法である。図13は第5の実施形態に係るドップラレーダ装置の系統構成を示すブロック図、図14はその具体的な処理の流れを示すフローチャートである。
図13及び図14において、図10及び図11と異なる点は、バンク抽出部3A1,3A2の後段の逆FFT処理部3B1,3B2を採用しないようにしたことにある。すなわち、処理規模削減のために、第3の実施形態の手法を採用してレンジセルを抽出する手法である。
第5の実施形態では、アンテナ開口を2分割して和(Σ)と差(ΔAZまたはΔEL)ビームによりパルスを送受信するパルス圧縮レーダ装置において、ΣとΔ信号より左右(上下)の開口信号を生成し、その信号により所定の方向にビームを向ける位相を与えて2本のΣビーム(Σ1とΣ2)を形成し、Σ1とΣ2により第1乃至第3の実施形態のいずれかの処理をしてMUSICスペクトルの対応するドップラセルを抽出し、Σ1とΣ2のMUSICスペクトルの振幅比による誤差電圧を用いて測角する。
すなわち、第5の実施形態に係るドップラレーダ装置では、ドップラ速度軸の移動平均による相関行列を用いたMUSIC処理により、レーダ送受信信号の相関をもつ目標信号でもドップラ速度以下の分解能でレンジを出力し、さらにΣ及びΔのモノパルス出力を用いた2ビームの出力により測角を行うことができる。
この場合、第3の実施形態と同様に、ドップラ周波数軸のままMUSIC処理するため、目標信号が含まれるドップラ周波数付近の信号を用いてMUSIC処理することができ、第4の実施形態のドップラレーダ装置に比して、処理規模を削減することができる。
本発明はMUSIC手法について述べたが、処理規模削減のために、既知の手法であるROOT−MUSICや、ESPRIT(非特許文献5参照)法等を用いてもよいのは言うまでもない。
また、上記の各実施形態では、信号処理器3において、PRI軸FFTの前処理としてパルス圧縮部を採用したが、パルス圧縮は任意であり、必須ではない。また、PRI軸FFTの後処理としてパルス圧縮部を配置するようにしてもよい。
その他、本実施形態は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…アンテナ、2…送受信器、21…送受信部、22…ビーム制御部、3…信号処理器、31…AD(Analog-Digital)変換部、32,321,322…パルス圧縮部、33,331,332…PRI軸FFT(Fast Fourier Transformation)処理部、34,341,342…CFAR処理部、35,351,352…レンジセル抽出部、36,361,362…平均相関行列演算部、37,371,372…MUSIC(Multiple Signal Classification)処理部、38,381,382…CFAR検出部、39,391,392…速度算出部、3A,3A1,3A2…バンク抽出部、3B,3B1,3B2…逆FFT処理部、3D…Σch生成部、3E1…Σ1形成部、3E2…Σ2形成部、3F…測角値算出部

Claims (12)

  1. 複数のパルスを繰り返し送受信するドップラレーダ装置において、
    前記複数のパルスのうちヒットされた受信信号について、それぞれPRI(Pulse Repetition Interval)軸方向にFFT(Fast Fourier Transform)して周波数領域の信号に変換する手段と、
    前記周波数領域に変換された信号からCFAR(Constant False Alarm Rate)により極大値を検出する手段と、
    前記極大値が検出されたレンジセルを抽出する手段と、
    前記抽出されたレンジセルのPRI軸の信号から複数ポイントの信号を抽出して相関行列を生成し、それを1または複数セルずつスライディングさせ、忘却係数により加算平均して平均相関行列を演算する手段と、
    前記平均相関行列を用いて高分解能処理することによりドップラ周波数軸で目標を分離してその速度を検出する手段と
    を具備するドップラレーダ装置。
  2. 複数のパルスを繰り返し送受信するドップラレーダ装置において、
    前記複数のパルスのうちヒットされた受信信号について、それぞれPRI(Pulse Repetition Interval)軸方向にFFT(Fast Fourier Transform)して周波数領域の信号に変換する手段と、
    前記周波数領域に変換された信号からCFAR(Constant False Alarm Rate)により極大値を検出する手段と、
    前記極大値が検出されたレンジセルを抽出する手段と、
    前記抽出されたレンジセルで特定の周波数バンクを中心に前後数バンクの信号を抽出する手段と、
    前記抽出された周波数バンクの信号を逆FFTしてPRI軸の信号に変換する手段と、
    前記PRI軸の信号から複数ポイントの信号を抽出して相関行列を生成し、それを1または複数セルずつスライディングさせ、忘却係数により加算平均して平均相関行列を演算する手段と、
    前記平均相関行列を用いて高分解能処理によりドップラ周波数軸で目標を分離してその速度を検出する手段と
    を具備するドップラレーダ装置。
  3. 複数のパルスを繰り返し送受信するドップラレーダ装置において、
    前記複数のパルスのうちヒットされた受信信号について、それぞれPRI(Pulse Repetition Interval)軸方向にFFT(Fast Fourier Transform)して周波数領域の信号に変換する手段と、
    前記周波数領域に変換された信号からCFAR(Constant False Alarm Rate)により極大値を検出する手段と、
    前記極大値が検出されたレンジセルを抽出する手段と、
    前記抽出されたレンジセルのドップラ周波数軸の信号から複数ポイントの信号を抽出して相関行列を生成し、忘却係数によりCPI(Coherent Pulse Interval)間で加算平均して平均相関行列を演算する手段と、
    前記平均相関行列を用いて高分解能処理することによりドップラ周波数軸で目標を分離してその速度を検出する手段と
    を具備するドップラレーダ装置。
  4. 複数のパルスを繰り返し送受信するドップラレーダ装置において、
    前記複数のパルスのうちヒットされた受信信号について、それぞれPRI(Pulse Repetition Interval)軸方向にFFT(Fast Fourier Transform)して周波数領域の信号に変換する手段と、
    前記周波数領域に変換された信号からCFAR(Constant False Alarm Rate)により極大値を検出する手段と、
    前記極大値が検出されたレンジセルを抽出する手段と、
    前記抽出されたレンジセルで特定の周波数バンクを中心に前後数バンクの信号を抽出する手段と、
    前記抽出された周波数バンクの信号から相関行列を生成し、忘却係数によりCPI(Coherent Pulse Interval)間で加算平均して平均相関行列を演算する手段と、
    前記平均相関行列を用いて高分解能処理によりドップラ周波数軸で目標を分離してその速度を検出する手段と
    を具備するドップラレーダ装置。
  5. アンテナ開口を2分割して和(Σ)ビームと差(ΔAZまたはΔEL)ビームにより複数のパルスを繰り返し送受信するドップラレーダ装置において、
    前記和ビームによるΣ信号と差ビームによるΔ信号より一対の開口信号を生成する手段と、
    前記Σ信号とΔ信号により所定の方向にビームを向ける位相を与えて2本の和ビームを形成し、各ビームの受信信号からΣ1、Σ2信号を生成する手段と、
    前記Σ1、Σ2信号に請求項1または2に記載の処理を施してPRI軸における高分解能処理を行うことにより両信号の振幅比による誤差電圧を算出する手段と、
    前記誤差電圧から測角値を取得する手段と
    を具備するドップラレーダ装置。
  6. アンテナ開口を2分割して和(Σ)ビームと差(ΔAZまたはΔEL)ビームにより複数のパルスを繰り返し送受信するドップラレーダ装置において、
    前記和ビームによるΣ信号と差ビームによるΔ信号より一対の開口信号を生成する手段と、
    前記Σ信号とΔ信号により所定の方向にビームを向ける位相を与えて2本の和ビームを形成し、各ビームの受信信号からΣ1、Σ2信号を生成する手段と、
    前記Σ1、Σ2信号に請求項3または4に記載の処理を施してドップラ周波数軸における高分解能処理を行うことにより両信号の振幅比による誤差電圧を算出する手段と、
    前記誤差電圧から測角値を取得する手段と
    を具備するドップラレーダ装置。
  7. 複数のパルスを繰り返し送受信するドップラレーダ装置のレーダ信号処理方法において、
    前記複数のパルスのうちヒットされた受信信号について、それぞれPRI(Pulse Repetition Interval)軸方向にFFT(Fast Fourier Transform)して周波数領域の信号に変換し、
    前記周波数領域に変換された信号からCFAR(Constant False Alarm Rate)により極大値を検出し、
    前記極大値が検出されたレンジセルを抽出し、
    前記抽出されたレンジセルのPRI軸の信号から複数ポイントの信号を抽出して相関行列を生成し、それを1または複数セルずつスライディングさせ、忘却係数により加算平均して平均相関行列を演算し、
    前記平均相関行列を用いて高分解能処理することによりドップラ周波数軸で目標を分離してその速度を検出するドップラレーダ装置のレーダ信号処理方法。
  8. 複数のパルスを繰り返し送受信するドップラレーダ装置のレーダ信号処理方法において、
    前記複数のパルスのうちヒットされた受信信号について、それぞれPRI(Pulse Repetition Interval)軸方向にFFT(Fast Fourier Transform)して周波数領域の信号に変換し、
    前記周波数領域に変換された信号からCFAR(Constant False Alarm Rate)により極大値を検出し、
    前記極大値が検出されたレンジセルを抽出し、
    前記抽出されたレンジセルで特定の周波数バンクを中心に前後数バンクの信号を抽出し、
    前記抽出された周波数バンクの信号を逆FFTしてPRI軸の信号に変換し、
    前記PRI軸の信号から複数ポイントの信号を抽出して相関行列を生成し、それを1または複数セルずつスライディングさせ、忘却係数により加算平均して平均相関行列を演算し、
    前記平均相関行列を用いて高分解能処理によりドップラ周波数軸で目標を分離してその速度を検出するドップラレーダ装置のレーダ信号処理方法。
  9. 複数のパルスを繰り返し送受信するドップラレーダ装置のレーダ信号処理方法において、
    前記複数のパルスのうちヒットされた受信信号について、それぞれPRI(Pulse Repetition Interval)軸方向にFFT(Fast Fourier Transform)して周波数領域の信号に変換し、
    前記周波数領域に変換された信号からCFAR(Constant False Alarm Rate)により極大値を検出し、
    前記極大値が検出されたレンジセルを抽出し、
    前記抽出されたレンジセルのドップラ周波数軸の信号から複数ポイントの信号を抽出して相関行列を生成し、忘却係数によりCPI(Coherent Pulse Interval)間で加算平均して平均相関行列を演算し、
    前記平均相関行列を用いて高分解能処理することによりドップラ周波数軸で目標を分離してその速度を検出するドップラレーダ装置のレーダ信号処理方法。
  10. 複数のパルスを繰り返し送受信するドップラレーダ装置のレーダ信号処理方法において、
    前記複数のパルスのうちヒットされた受信信号について、それぞれPRI(Pulse Repetition Interval)軸方向にFFT(Fast Fourier Transform)して周波数領域の信号に変換し、
    前記周波数領域に変換された信号からCFAR(Constant False Alarm Rate)により極大値を検出し、
    前記極大値が検出されたレンジセルを抽出し、
    前記抽出されたレンジセルで特定の周波数バンクを中心に前後数バンクの信号を抽出して相関行列を生成し、忘却係数によりCPI(Coherent Pulse Interval)間で加算平均して平均相関行列を演算し、
    前記平均相関行列を用いて高分解能処理によりドップラ周波数軸で目標を分離してその速度を検出するドップラレーダ装置のレーダ信号処理方法。
  11. アンテナ開口を2分割して和(Σ)ビームと差(ΔAZまたはΔEL)ビームにより複数のパルスを繰り返し送受信するドップラレーダ装置のレーダ信号処理方法において、
    前記和ビームによるΣ信号と差ビームによるΔ信号より一対の開口信号を生成し、
    前記Σ信号とΔ信号により所定の方向にビームを向ける位相を与えて2本の和ビームを形成し、各ビームの受信信号からΣ1、Σ2信号を生成し、
    前記Σ1、Σ2信号に請求項7または8に記載の処理を施してPRI軸における高分解能処理を行うことにより両信号の振幅比による誤差電圧を算出し、
    前記誤差電圧から測角値を取得するドップラレーダ装置のレーダ信号処理方法。
  12. アンテナ開口を2分割して和(Σ)ビームと差(ΔAZまたはΔEL)ビームにより複数のパルスを繰り返し送受信するドップラレーダ装置のレーダ信号処理方法において、
    前記和ビームによるΣ信号と差ビームによるΔ信号より一対の開口信号を生成し、
    前記Σ信号とΔ信号により所定の方向にビームを向ける位相を与えて2本の和ビームを形成し、各ビームの受信信号からΣ1、Σ2信号を生成し、
    前記Σ1、Σ2信号に請求項9または10に記載の処理を施してドップラ周波数軸における高分解能処理を行うことにより両信号の振幅比による誤差電圧を算出し、
    前記誤差電圧から測角値を取得するドップラレーダ装置のレーダ信号処理方法。
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