JP6466263B2 - レーダ装置及びレーダ信号処理方法 - Google Patents

レーダ装置及びレーダ信号処理方法

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Description

本実施形態は、レーダ装置及びレーダ信号処理方法に関する。
レーダ装置にあっては、画像により目標を識別する方法として、目標の重心等をレンジ及びドップラの両軸で追跡して画像中心を取得し、レンジ圧縮及びAZ圧縮することにより、レンジ−ドップラ軸で目標を画像化するISAR(Inverse Synthetic Aperture Radar:逆合成開口レーダ)処理が知られている(非特許文献1参照)。従来のISAR処理では、剛体目標が移動している場合、その目標の回転運動により、目標上の各反射点におけるドップラ速度が異なる。このため、ISAR処理によって生成した画像は、真の目標形状と異なり、形状寸法の絶対値とも異なるのが通常である。
したがって、ISAR画像により目標を識別する方法では、目標の回転や振動によるドップラ速度の変化により、生成画像の形状や寸法が真の目標とは大きく異なってしまい、識別が困難になる場合があった。また、ISAR画像を基に、大きさを持つ目標内の特定の点を検出して追跡する場合には、クロスレンジが絶対値と異なるため、誤差が大きく追跡できなくなるという問題があった。また、剛体目標の回転運動が小さく、合成開口長が小さい場合には、画像品質が劣化し、識別能力の低下等が生じるという問題があった。
SAR方式(ISAR)、吉田、‘改訂レーダ技術’、電子情報通信学会、pp.280-283(1996) SAR方式(レンジ圧縮)、大内、‘リモートセンシングのための合成開口レーダの基礎’、東京電機大学出版局、pp.131-149(2003) SAR方式(AZ圧縮)、大内、‘リモートセンシングのための合成開口レーダの基礎’、東京電機大学出版局、pp.171-178(2003) SAR処理方式(ポーラフォーマット変換再構成処理)、MEHRDAD SOUMEKH, ‘Synthetic Aperture Radar Signal Processing’, JOHN WILEY & SONS,INC., pp.319-325(1999) 位相モノパルス(位相比較モノパルス)方式、吉田、‘改訂レーダ技術’、電子情報通信学会、pp.262-264(1996) 振幅モノパルス(振幅比較モノパルス)方式、吉田、‘改訂レーダ技術’、電子情報通信学会、pp.260-262(1996) レンジ−ドップラ補正、CANER, ‘Inverse Synthetic Aperture Radar imaging with Matlab Algorithms’, Willey, pp.303-304 回転角によるドップラ、CANER, ‘Inverse Synthetic Aperture Radar imaging with Matlab Algorithms’, Willey, pp.300-302 主成分分析、田村、‘コンピュータ画像処理’、オーム社、pp.272-273(2002) テンプレートマッチング、田村、‘コンピュータ画像処理’、オーム社、pp.251-255(2002) MUSIC、菊間、‘アダプティブアンテナ技術’、オーム社、pp.137-141(2003) 空間平均法、菊間、‘アレーアンテナによる適応信号処理’、科学技術出版、pp.163-170, pp.336-337(1999) CFAR処理、吉田、‘改訂レーダ技術’、電子情報通信学会、pp.87-89(1996) アフィン変換、田村、‘コンピュータ画像処理’、オーム社、pp288-290(2002)
以上述べたように、従来のレーダ装置に適用されるISAR処理では、目標の回転や振動によるドップラ速度の変化により、ISAR生成画像の形状や寸法が真の目標とは大きく異なってしまい、識別が困難になる、ISAR画像を基に、大きさを持つ目標内の特定の点を検出して追跡する場合には、クロスレンジが絶対値と異なるため、誤差が大きく追跡できなくなる、剛体目標の回転運動が小さく、合成開口長が小さい場合には、画像品質が劣化し、識別能力の低下等が生じるという課題があった。
本実施形態は上記課題に鑑みなされたもので、目標の複数反射点における相対速度が異なる場合でも、真の目標形状や寸法に近い画像を生成することができ、これによって識別能力の向上、目標内の特定点の位置観測の精度向上を実現し、ドップラーレーダ等におけるグリントノイズを低減して高精度に測角し目標の位置を観測でき、剛体目標の回転運動が小さく、合成開口長が小さい場合でも絶対位置精度の高いISAR画像を得ることのできるレーダ装置及びレーダ信号処理方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本実施形態は、実開口アンテナの受信信号から取得される目標をレンジ及びドップラ周波数の両軸で追跡し、前記目標の画像中心を得てレンジ圧縮及びAZ圧縮することにより、レンジ−ドップラ周波数軸で目標を画像化するISAR(Inverse Synthetic Aperture Radar:逆合成開口レーダ)方式のレーダ装置において、合成開口長を重複を含めて時系列にP分割して、各々ISAR画像を生成し、P個の目標画像の主軸を抽出して、主軸の回転の時間変化を回転速度として観測し、その回転速度より、クロスレンジの画像寸法を補正して、目標画像の絶対位置情報を取得する。
第1の実施形態に係るレーダ装置の構成を示すブロック図。 図1に示すレーダ装置において、狭帯域処理器の構成を示すブロック図。 図1に示すレーダ装置において、合成開口におけるISAR処理の概要を説明するための概念図。 図1に示すレーダ装置において、合成開口による取得データからPRI毎のデータ列を抽出する様子を示す図。 図1に示すレーダ装置において、SAR画像を取得する手順を示す図。 図1に示すレーダ装置において、ポーラフォーマット変換により格子点のデータを生成する様子を示す図。 図1に示すレーダ装置において、開口分割された各々の画像の主となる軸の回転角の変化(回転速度)を算出する様子を示す図。 図1に示すレーダ装置において、回転速度からクロスレンジの補正を行う様子を示す概念図。 図1に示すレーダ装置において、回転速度の抽出結果と補正による座標変換により真値位置に近い画像が生成される様子を示す概念図。 第2の実施形態に係るレーダ装置の構成を示すブロック図。 第3の実施形態に係るレーダ装置の構成を示すブロック図。 第4の実施形態に係るレーダ装置の構成を示すブロック図。 第5の実施形態に係るレーダ装置の構成を示すブロック図。 図13に示すレーダ装置において、MUSICスペクトルの算出方法を説明するための図。 図13に示すレーダ装置において、複数の目標信号間の平均化処理を説明するための図。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。尚、各実施形態の説明において、同一部分には同一符号を付して示し、重複する説明を省略する。
(第1の実施形態)
以下、図1乃至図9を参照して、第1の実施形態に係るレーダ装置について説明する。
図1は第1の実施形態に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。図1に示すレーダ装置において、アンテナ1は複数のアンテナ素子を配列して大開口アレイを形成してなるフェーズドアレイアンテナであり、送受信器2の送受信部21から特定の周期で繰り返し供給される特定周波数の送信パルス信号(以下、PRF(Pulse Repetition Frequency)信号)を指定方向に送出してその反射波を受信する。送受信器2は、送受信部21において、アンテナ1の複数のアンテナ素子でそれぞれ受信された信号をビーム制御部22からの指示に従って位相制御を施し合成することで、任意の方向に受信ビームを形成してPRF受信信号を取得する。ここで、ビーム制御部22は指定された目標方向の測角値に基づいてΣビーム、ΔAZビーム、ΔELビームを形成するように、送受信部21に対して各ビームに対応する位相制御を施す。これにより、送受信部21はΣ信号、ΔAZ信号、ΔEL信号を生成して信号処理器3へ出力する。
上記信号処理器3に入力されたΣ信号、ΔAZ信号、ΔEL信号は、それぞれの系統において、AD(Analog-Digital)変換部31で系統別にデジタル信号に変換されて狭帯域処理部32に送られる。狭帯域処理部32は、入力したΣ信号、ΔAZ信号、ΔEL信号から目標方向を測角演算する。ここで得られた測角値(Σ、ΔAZ、ΔEL)はビーム制御部22に送られる。
図2に上記狭帯域処理部32の具体的な構成を示す。図2において、デジタル化されたΣ信号、ΔAZ信号、ΔEL信号は、それぞれの系統において、データ抽出部3211〜3213に送られる。データ抽出部3211〜3213は、サンプリングレートを下げて処理規模を削減するために、入力されたΣ信号、ΔAZ信号、ΔEL信号を所定の周波数フィルタに通した後、PRI(Pulse repetition Interval)内のデータをレンジセル単位で取得する。各データ抽出部3211〜3213で得られたΣ、ΔAZ、ΔELそれぞれのレンジセル信号は、PRI軸FFT(Fast Fourier Transformation)処理部3221〜3223によってPRI軸の周波数領域信号に変換された後、レンジ(時間)圧縮部3231〜3233によってレンジ軸上でパルス圧縮されてレンジ圧縮信号となる。
このうち、Σ系統のレンジ圧縮信号については、CFAR(Constant False Alarm Rate)処理部324に送られ、そのCFAR処理によって複数の極値を持つレンジセルが検出される。ここで検出されたレンジセルに対し、スレショルド検出部325は、閾値以上の極値を持つレンジセルを検出してそのレンジ圧縮信号を出力する。また、ΔAZ系統、ΔEL系統のレンジ圧縮信号については、それぞれセル検出部3261,3262に送られ、それぞれΣ系統のスレショルド検出部325で検出されたレンジセルに対応するレンジセルの信号が抽出されて、Σ系統の検出セルの信号と共に測角部327に送られ、ここで目標方向の測角演算が行われる。
一方、上記AD変換部31でデジタル化されたΣ系統の受信信号は、データ抽出部33に送られる。このデータ抽出部33では、目標重心等の代表点のドップラ−レンジを観測してビームを目標方向に指向させ、ドップラ−レンジの情報を基にして、AZ圧縮用の際の参照信号を生成するためのデータを抽出する。ここで抽出されたデータは、PRI軸FFT処理部34にてCPI(Coherent Processing Interval)毎にPRI軸の周波数領域信号に変換され、レンジ圧縮部35にてレンジ軸上でパルス圧縮される。さらにAZ圧縮部36によって参照信号に基づいてクロスレンジ圧縮(AZ圧縮)された後、ポーラフォーマット変換による画像化部37に送られる。画像化部37は、レンジ・クロスレンジ圧縮された受信信号に対して2次元FFT処理により周波数領域の信号に変換した後、ポーラフォーマット変換による画像処理を行い、2次元逆FFT処理により時間領域に信号に戻して画像化する。尚、画像化部37は、画像品質を向上する場合に用いればよく、省略可能である。
その後、回転速度抽出部38において、画像化部37で生成されたCPI各々の画像について、画像の主となる軸の回転角の変化(回転速度)を抽出した後、その抽出された回転速度に基づいて回転速度補正部39で目標そのものの回転速度を補正し、画像化部3Aで目標回転速度によるクロスレンジ画像寸法の変化を補正した画像を生成出力する。
上記構成によるレーダ装置において、以下、図3乃至図8を参照してそのISAR処理を説明する。
まず、図3を参照してレーダ装置の合成開口の概要を説明する。飛翔体搭載のレーダ装置では、実開口ビームを目標に常に照射するように向けて、合成開口時間(1サイクル)内にPRI(Pulse Repetition Interval)間隔でパルスを送信し、その反射波を受信してパルス毎にPRI内のデータをレンジセル単位で取得する。この取得データを用いてISAR処理を実施して目標のISAR画像を得る。尚、図3は飛翔体搭載のレーダ装置の場合を示しているが、ISAR画像を得られれば、レーダ装置は固定の場合でもよい。
図1において、ビーム制御部22により画像化したい範囲にビームを指向させて送受信し、その受信信号をΣ、ΔAZ、ΔELそれぞれの系統振り分けてデジタル信号に変換する。ビーム指向方向は、狭帯域処理部32により、目標方向を位相モノパルス(非特許文献5参照)、振幅モノパルス(非特許文献6参照)等により測角した方向とする。この測角については、狭帯域処理を用いなくても、広帯域のモノパルス測角の結果を用いてもよい。
狭帯域処理部32では、図2に示すように、図1の系統のΣ、ΔAZ及びΔELのAD変換出力を入力とし、データ抽出部3211〜3213により、サンプリングレートを下げて処理規模を削減するために、周波数フィルタで所定の帯域を抽出した後、サンプリングする。そのうち、Σ系統の信号をPRI軸FFT処理部3221でPRI軸の周波数領域信号に変換して、レンジ圧縮部3231でレンジ方向にパルス圧縮し、CFAR処理部324で複数の極値を持つレンジセルを検出し、スレショルド検出部325で閾値以上の極値を持つレンジセルを検出する。この検出したセルに対応するΔAZとΔELのセルをセル抽出部3261,3262で抽出し、測角部327でΣ、ΔAZ及びΔEL信号を用いて測角する。この測角値を用いて、図1のビーム制御部22によりビームを目標方向に指向させる。
次に、図1のΣ系のデータ抽出部33により、必要なサンプルデータを抽出する。データ抽出部33では、目標重心等の代表点のドップラ−レンジを観測し、ビームを目標方向に指向させたときのドップラ−レンジ情報をもとにして、変調信号の波形に対応するAZ圧縮用の参照信号を生成するためのデータを抽出する。すなわち、図4に示すように、合成開口のために取得したデータNallの中から、重複を含めてMヒットのPRIデータをPRI1〜PRIMまで抽出する。ここで、CPI(q)(q=1〜Q)とすると、CPI毎にPRI軸FFT処理部34でPRI軸の周波数領域信号に変換し、レンジ圧縮部35でレンジ方向にパルス圧縮した後、AZ圧縮部36でレンジ圧縮用の参照信号と相関演算してAZ圧縮する。
上記レンジ圧縮について説明する(非特許文献2参照)。レンジ圧縮は、入力信号とレンジ圧縮用信号の相関処理であり、これを周波数領域で行う場合について定式化すると次の通りである。
Figure 0006466263
また、参照信号sref(線形チャープ信号)は次式で表現できる。
Figure 0006466263
この参照信号sref(t) のサンプル長を入力信号に合わせて0埋めした信号に置き換える。
Figure 0006466263
時間軸上の信号にするには、このsを逆フーリエ変換すればよいが、この後クロスレンジ圧縮(AZ圧縮、非特許文献3参照)を行うために、信号sの(ω,u)軸のままとする。次にクロスレンジ圧縮を行うが、その参照信号は(1)式を用い、ω軸については同じ値を入れたものとする。
Figure 0006466263
(5)式と(6)式を乗算して信号csを得る。
Figure 0006466263
これを用いて、u軸でFFT処理して周波数領域の信号fcs(ω,ku)を得る。
Figure 0006466263
FFT画像出力は、信号fcsのω軸に関する逆FFTにより算出することができる。
Figure 0006466263
次に、より精度の高い画像生成手法として、図5及び図6を参照してポーラフォーマット変換による画像化部37のSAR画像処理について述べる(非特許文献4参照)。
図5は第1の実施形態に係るレーダ装置でSAR画像を取得する手順を示している。まず、サンプリング時間tに対する合成開口長のサンプル点のデータuを入力信号sig(t,u)として取り込んで(S11)、t軸に対するフーリエ変換(FFTx(ω,u))を行い(S12)、その結果Sin(ω,u)に参照信号のt軸に対するフーリエ変換(FFTx(ω,u))の結果を乗算してレンジ圧縮を行い(S13)、レンジ圧縮の出力sを得る。このレンジ圧縮信号sを用いて、u軸に関してフーリエ変換する(S14)。
Figure 0006466263
次にAZ圧縮用の参照信号を生成する。
Figure 0006466263
また、kx,kyは次式により求めることができる。
Figure 0006466263
画像中心については、レンジ、ドップラ、角度を観測して、次式により算出する位置とする。
Figure 0006466263
ここで、観測距離、観測AZ角度、観測EL角度については、例えば、図4の各CPIにおける観測値の平均値とすればよい。
このAZ圧縮参照信号を用いて、次式によりfsmを算出する(S15)。
Figure 0006466263
fsmを用いて、図6に示すポーラフォーマット変換を行い、kx軸、ky軸で格子点のデータF(kx,ky)を生成する(S16)。ポーラフォーマット変換は、取得データを用いて、(kx,ky)軸の格子点の補間後データを内挿手法等を用いて算出する手法であり、細部については非特許文献4の通りであるため、ここではその説明を割愛する。このfsmを用いて、2次元逆FFTによりポーラフォーマット変換を用いた画像fsarを出力する(S17)。
Figure 0006466263
このポーラフォーマット変換による画像処理は、常に必要ではなく、画像品質を向上する場合に用いればよい。
次に、図7に示すCPI1〜CPIQの各々の画像について、画像の主となる軸の回転角の変化(回転速度)を算出する。この手法としては、例えば主成分分析手法(非特許文献9参照)やテンプレートマッチング(非特許文献10参照)等の手法が考えられるが、他の手法でもよい。
回転速度ωの具体的な抽出方法としては、P個の画像毎に回転角Φ(p)を抽出し、P個の画像の合成開口時間の中心時刻等を時間t(p)として、t(p)とΦ(p)の最小2乗直線の傾きにより算出することができる。回転速度が加速度をもつ場合も考慮して、最小2乗曲線によりフィッティングし、回転速度ωを時間tの関数ω(t)として算出してもよい。
回転速度ωが算出できれば、クロスレンジの補正ができる。図8を用いて、これを定式化する。レーダと目標のラジアル位置の変化によるドップラ成分(非特許文献7参照)と目標回転によるドップラ成分が次式となる(非特許文献8参照)。
Figure 0006466263
fd_transについては、目標の重心位置の変化をレンジ−ドップラ追跡して補正する(非特許文献8参照)。
本実施形態では、(16)式のfd_rotを補正する。このために、回転速度ωrを抽出すると、(16)式によりfd_rotを算出する。この際に、初期角度Φ0については、最初のCPIの画像の角度を用いる。
また、目標の回転速度には、その回転速度を0として、フライト移動による見かけ上の回転速度と目標そのものの回転速度が含まれる。
Figure 0006466263
ωvは、図8の関係により回転角βを合成開口時間で除算すれば算出できる。したがって、補正するのは目標そのものの回転速度ωrotである。
Figure 0006466263
画像化部3Aにおいて、fd_rot_cal分を減算したドップラ成分でクロスレンジを画像化する。これにより、目標回転速度によるクロスレンジ画像寸法の変化を補正することができ、レンジと同様に絶対寸法による画像化ができる。この変換の様子を図9に示す。
図9において、(a)はレンジ−ドップラ画像であり、(b)は(a)の画像の回転速度抽出と補正による座標変換を行った変換画像である。図9から明らかなように、画像の回転速度抽出と補正による座標変換により、真値の位置に近い画像を生成することができる。
以上のように、第1の実施形態に係るレーダ装置では、逆合成開口レーダ(ISAR)において、合成開口長を重複を含めて時系列に複数分割して各々ISARによる目標画像を生成し、目標画像毎に主軸を抽出して、主軸の回転の時間変化を回転速度として観測し、その回転速度よりクロスレンジの画像寸法を補正して、目標画像の絶対位置の出力を得る。このように、時系列の複数画像の主軸の回転速度を抽出して、クロスレンジを補正する。これにより、大きさを持つ目標の各位置の絶対位置を観測することができる。
尚、第1の実施形態の手法によれば、被搭載機のフライト方向に目標があり、目標が回転運動を持たず、クロスレンジ方向にアンビギュイティを持ち、SAR画像が実際の目標形状と大きく異なる場合でも、実開口の測角はクロスレンジ方向の区別ができるため、実際の形状に近い画像を得ることができる。尚、第1の実施形態の手法によれば、被搭載機のフライト方向に目標があり、目標が回転運動を持たず、クロスレンジ方向にアンビギュイティを持ち、SAR画像が実際の目標形状と大きく異なる場合でも、実開口の測角はクロスレンジ方向の区別ができるため、実際の形状に近い画像を得ることができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、画像回転速度を抽出することで、絶対画像を補正する手法について述べた。第2の実施形態では、画像回転速度を抽出する手法として、主成分分析(非特許文献9参照)を用いる方式について述べる。
図10は第2の実施形態に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。図10において、図1に示した構成と異なる点は、主成分分析法(PCA:Principal Component Analysis)を用いた回転速度抽出部3Bを採用したことにある。
主成分分析法について定式化する。まず、画像の振幅において、所定のスレショルドを超える画素を抽出し、その座標をd次元(d=2,3)で表現した座標をベクトルに並べて、さらに入力行列として表現すると、次式となる。
Figure 0006466263
この共分散行列は、次式となる。
Figure 0006466263
次に、下記の固有値問題を解く。
Figure 0006466263
この最大の固有値に対する固有ベクトルは、画像の主成分の軸を表している。したがって、所定のスレショルドを超える固有値を選定し、その固有ベクトルがなす角度θmを算出する。これをCPI1〜CPIQの各画像において処理して、θ1〜θQを算出し、各画像の取得時間t1〜tQを抽出して、時間tに対するθの変化率を最小2乗近似により算出する。これにより、回転速度ωを算出することができる。
また、時間に対してωが変化する場合には、ω(t)の関数で近似し、時間に応じて(18)式のfd_rot_cal(t)を変えることで、画像を補正することができる。
以上のように、第2の実施形態に係るレーダ装置では、時系列の複数の目標画像の主軸を主成分分析手法(PCA)を用いて算出し、各画像の主軸の回転速度を抽出して、クロスレンジを補正する。これにより、大きさを持つ目標の各位置の絶対位置を観測することができる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、画像回転速度を抽出することで、絶対画像を補正する手法について述べた。第3の本実施形態では、画像回転速度を抽出する手法として、テンプレートマッチング(非特許文献10参照)による方式について述べる。系統を図11に示す。
図11は第3の実施形態に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。図11において、図1に示した構成と異なる点は、テンプレートマッチング法を用いた回転速度抽出部3Cを採用したことにある。
テンプレートマッチング法では、図7示したCPI1〜CPIQのQ個の画像において、所定のスレショルドを超える画素を抽出してImg1〜ImgQを作成する。その中で代表的な参照画像Img_refを選定する。その参照画像の振幅強度の重心を算出し、その重心を中心として、所定のステップ間隔Δθ1〜ΔθPにより、アフィン変換(非特許文献14参照)を用いた回転画像を生成する。この回転画像をテンプレートとしてImg1〜ImgQの画像とのテンプレート・マッチング処理により、最も一致度の高いテンプレートの回転角により回転角θ1〜θQを抽出する。
また各画像Img1〜ImgQの取得時間t1〜tQを抽出して、時間tに対するθの変化率を最小2乗近似により算出すれば、回転速度ωを算出することができる。
また、時間に対してωが変化する場合には、ω(t)の関数で近似し、時間に応じて(18)式のfd_rot_cal(t)を変えることで、画像を補正することができる。
以上のように、第3の実施形態に係るレーダ装置では、複数個の目標画像の主軸を、基準画像の回転画像を用いたテンプレートマッチングにより算出する。これにより、時系列の複数画像の主軸の回転速度を抽出し、クロスレンジを補正することで、大きさを持つ目標の各位置の絶対位置を観測することができる。
(第4の実施形態)
合成開口長を一定にした場合の画像分割数Qについては、その数を多くすると分割単位の画像品質が劣化し、抽出した回転速度の精度が劣化する。一方、その数が少ないと、回転速度の平滑数が少なくなり、やはり回転速度の精度が劣化する。そこで、第4の実施形態では、画像分割数を制御して、高品質の画像を得る方式について述べる。
図12は第4の実施形態に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。図12において、図1に示した構成と異なる点は、分割数制御部3Dを用いて、回転速度抽出部3A(3B、3Cでもよい)で得られた回転速度に応じてデータ抽出部33におけるデータ分割数を増減するようにしたことにある。
すなわち、本実施形態に係るレーダ装置では、一度回転速度を抽出して、回転速度に応じて分割数を変える。具体的には、回転速度と分割数をテーブル化か定式化しておき、回転速度が速い場合には画像分割数を多くし、逆に回転速度が遅い場合には画像分割数を少なくする。これにより、回転速度の精度を適切に維持することができ、高品質の画像を得ることができる。
(第5の実施形態)
画像によっては、画像分解能が低く、画像回転軸の抽出ができない場合が考えられる。この対策として、第5の実施形態では、レンジ−ドップラ軸の少なくともいずれか一方についてMUSIC処理等の高分解能化処理を用いて画像分解能を向上させる。
図13は第5の実施形態に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。図10において、図1に示した構成と異なる点は、分割数制御部3Dを用いて、回転速度抽出部38(3B、3Cでもよい)で得られた回転速度に応じてデータ抽出部33におけるデータ分割数を増減すると共に、高分解能処理を行うレンジ圧縮部3E、AZ圧縮部3Eを採用するようにしたことにある。
高分解能処理については、レンジ圧縮とAZ圧縮において、MUSIC処理(非特許文献11参照)等を適用すればよい。本実施形態では、図14(a)〜(f)に示すように、レンジ−ドップラの2次元MUSIC処理を採用した例を示す。
図14(a)の出力に示すPRI軸FFT処理部34の出力を図14(b)として、レンジ圧縮3Eにおいてパルス圧縮し、図14(c)のレンジ−ドップラ軸の信号fp(t,ku)(tはレンジ軸に対応し、kuはドップラ軸に対応)を得る。次にまず、目標付近の信号を抽出するために、CFAR処理部3FにおいてCFAR処理(非特許文献13参照)を行い、ドップラ−レンジセル抽出部3Gにおいて、検出があがった時間tsel(p)とドップラ周波数fsel(p)(pは目標番号)を中心にした幅(N,M)セルであるfp_selを抽出する。以降の処理は目標番号毎に行うが、簡単のためにp番目の処理以降を説明する。
まず、ドップラ逆FFT・レンジFFT処理部3Hにおいて、抽出したセルのドプラ軸を逆FFTしてu軸に変換し、レンジ軸をFFTしてω軸に変換する(図14(d))。
Figure 0006466263
この信号は、レンジ周波数ωと合成開口長のサンプル点でu軸の信号であり、目標位置に応じて位相勾配をもつ信号であるため、MUSIC処理を適用することができる。
次に、これを1次元に並べ替えする。その並べ替えした信号Xをもとに、平均相関行列算出部3Iにて平均相関行列(共分散行列)Rxxを算出する。以下に定式化する。
Figure 0006466263
このRxxを用いてMUSIC処理部3JでMUSIC処理し、次式によりMUSICスペクトルを算出する(非特許文献11参照)。
Figure 0006466263
以上は、目標信号間の相関が小さい場合について述べた。レーダの送受信による複数の目標信号は、互いに相関をもつため、(24)式のRxxの相関成分を抑圧するために、平均化処理(引用文献12)を行う。このために、u−ω軸の行列データにおいて部分行列Swprを抽出し、そのたびにRxxprの算出を行い、その要素毎の平均値の行列をRxxとする(図14(e)、図15(a),(b)参照)。
Figure 0006466263
この平均Rxxを用いて、(25)式により、MUSIC処理部3JにおいてMUSICスペクトルを算出すれば、レンジ−ドップラ軸(t−ku軸)の高分解能な画像を生成することができる(図14(f))。以上の処理は、レンジ圧縮とAZ圧縮を同時に行ったことに相当する。
本実施形態は、2次元の信号をもとに、相関行列の平均値を求めてMUSIC処理することが主旨であり、平均化の手法は、各相関行列の平均値やForward-Backward空間平均法(非特許文献12参照)等、他の手法でもよいのは言うまでもない。また、この高分解能な画像出力により、第1乃至第4の実施形態の処理を適用すればよい。
以上のように、第5の実施形態に係るレーダ装置では、レンジ−ドップラ軸の少なくともいずれか一方について高分解能化処理により画像分解能を向上させている。すなわち、画像分解能が低い場合に、高分解能化して得た時系列の複数画像の主軸の回転速度を抽出して、クロスレンジを補正する。これにより、画像分解能が低い場合でも、大きさを持つ目標の各位置の絶対位置を観測することができる。
尚、第1乃至第5の実施形態において、処理規模を低減するために狭帯域処理部32により、ビ−ム方向を制御する手法について述べたが、広帯域処理(SAR処理)や、他のセンサからの情報等によりビーム方向がわかれば、狭帯域処理を行わなくてもよい。
その他、本実施形態は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…アンテナ、11…送信アンテナ素子、2…送受信器、21…送受信器、22…ビーム制御器、23…サンプル切り替え部、3…信号処理器、31…AD変換部、32…狭帯域処理部、3211〜3213…データ抽出部、3221〜3223…PRI軸FFT処理部、3231〜3233…レンジ(時間)圧縮部、324…CFAR処理部、325…スレショルド検出部、3261,3262…セル検出部、327…測角部、33…データ抽出部、34…PRI軸FFT処理部、35…レンジ圧縮部、36…AZ圧縮部、37…ポーラフォーマット変換による画像化部、38…回転速度抽出部、39…回転速度補正部、3A…画像化部、3B…PCA法回転速度抽出部、3C…テンプレートマッチング法回転速度抽出部、3D…分割数制御部、3E…高分解能レンジ圧縮部、3F…CFAR処理部、3G…ドップラーレンジセル抽出部、3H…ドップラー逆FFT・レンジFFT処理部、3I…平均相関行列(Rxx)演算部、3J…MUSIC処理部。

Claims (10)

  1. 実開口アンテナの受信信号から取得される目標をレンジ及びドップラ周波数の両軸で追跡し、前記目標の画像中心を得てレンジ圧縮及びAZ圧縮することにより、レンジ−ドップラ周波数軸で目標を画像化するISAR(Inverse Synthetic Aperture Radar:逆合成開口レーダ)方式のレーダ装置において、
    前記実開口アンテナの合成開口長を重複を含めて時系列にP(P≧2)分割し、それぞれの分割開口長で前記レンジ−ドップラ周波数軸でISAR処理してP個の目標画像を生成する画像生成手段と、
    前記P個の目標画像の主軸を抽出して前記主軸の回転の時間変化を回転速度として観測する回転速度観測手段と、
    前記回転速度の観測結果に基づいて前記目標画像のクロスレンジの画像寸法を補正する補正手段と、
    前記クロスレンジの画像寸法の補正結果に基づいて前記目標画像の絶対位置の出力を得る出力手段と
    を具備するレーダ装置。
  2. 前記回転速度観測手段は、前記P個の目標画像の主軸を、主成分分析手法(PCA:Principle Component Analysis)を用いて算出する請求項1記載のレーダ装置。
  3. 前記回転速度観測手段は、前記P個の目標画像の主軸を、基準画像の回転画像を用いたテンプレートマッチングにより算出する請求項1記載のレーダ装置。
  4. 前記回転速度観測手段は、前記主軸の回転速度が基準より速い場合には、前記分割の数Pを大きくし、回転速度が基準より遅い場合には、前記分割の数Pを小さくする請求項1乃至3のいずれか記載のレーダ装置。
  5. 前記画像生成手段は、前記レンジ−ドップラ軸の少なくともいずれか一方について、高分解能化処理により画像分解能を向上する請求項1乃至4のいずれか記載のレーダ装置。
  6. 実開口アンテナの受信信号から取得される目標をレンジ及びドップラ周波数の両軸で追跡し、前記目標の画像中心を得てレンジ圧縮及びAZ圧縮することにより、レンジ−ドップラ周波数軸で目標を画像化するISAR(Inverse Synthetic Aperture Radar:逆合成開口レーダ)方式のレーダ信号処理方法において、
    前記実開口アンテナの合成開口長を重複を含めて時系列にP(P≧2)分割し、
    それぞれの分割開口長で前記レンジ−ドップラ周波数軸でISAR処理してP個の目標画像を生成し、
    前記P個の目標画像の主軸を抽出して前記主軸の回転の時間変化を回転速度として観測し、
    前記回転速度の観測結果に基づいて前記目標画像のクロスレンジの画像寸法を補正し、
    前記クロスレンジの画像寸法の補正結果に基づいて前記目標画像の絶対位置の出力を得るレーダ信号処理方法。
  7. 前記回転速度の観測は、前記P個の目標画像の主軸を、主成分分析手法(PCA:Principle Component Analysis)を用いて算出する請求項6記載のレーダ信号処理方法。
  8. 前記回転速度の観測は、前記P個の目標画像の主軸を、基準画像の回転画像を用いたテンプレートマッチングにより算出する請求項6記載のレーダ信号処理方法。
  9. 前記回転速度の観測は、前記主軸の回転速度が基準より速い場合には、前記分割の数Pを大きくし、回転速度が基準より遅い場合には、前記分割の数Pを小さくする請求項6乃至8のいずれか記載のレーダ信号処理方法。
  10. 前記目標画像の生成は、前記レンジ−ドップラ軸の少なくともいずれか一方について、高分解能化処理により画像分解能を向上する請求項6乃至9のいずれか記載のレーダ信号処理方法。
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