JP2016008400A - 作業機械 - Google Patents

作業機械 Download PDF

Info

Publication number
JP2016008400A
JP2016008400A JP2014128307A JP2014128307A JP2016008400A JP 2016008400 A JP2016008400 A JP 2016008400A JP 2014128307 A JP2014128307 A JP 2014128307A JP 2014128307 A JP2014128307 A JP 2014128307A JP 2016008400 A JP2016008400 A JP 2016008400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
bottom plate
fastening
fixed
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014128307A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6303860B2 (ja
Inventor
泰彦 島津
Yasuhiko Shimazu
泰彦 島津
恭平 小坂
kyohei Kosaka
恭平 小坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2014128307A priority Critical patent/JP6303860B2/ja
Publication of JP2016008400A publication Critical patent/JP2016008400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6303860B2 publication Critical patent/JP6303860B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

【課題】スイベルジョイントの回り止め処理が容易にできる作業機械を提供する。【解決手段】上部旋回体30に、挿入口39が開口している底板31bが備えられ、下部走行体10に、挿入口39に挿入されるスイベルジョイント21が備えられている。スイベルジョイント21は、下部走行体10に固定される下側接続部21bと、挿入口39を通じて底板31bの上に突出する上側接続部21aとを有している。上側接続部21aを固定する回り止め構造50は、回り止め部材51と、固定片61及び締結片62を有する回り止め支持部60とを有し、回り止め部材51が、固定片61と締結片62とで挟まれて支持されている。【選択図】図6

Description

本発明は、油圧ショベル等の作業機械に関し、その中でも特にスイベルジョイントの回り止め構造に関する。
図1に、従来の作業機械の一例として油圧ショベル100を示す。油圧ショベル100は、大略、下部走行体10と上部旋回体30とで構成されている。下部走行体10には、油圧モータ11で回転駆動する一対のクローラ12,12が設置されていて、上部旋回体30は、その下部走行体10の上に旋回自在に搭載されている。
具体的には、上部旋回体30の土台は、旋回ベアリング20を介して下部走行体10に支持されたアッパーフレーム31によって構成されており、そのアッパーフレーム31が旋回軸Jを中心に旋回自在となっている。アッパーフレーム31の上には、その前後方向に互いに対向して延びる一対の縦板31a,31aが立設されていて、これら縦板31a,31aの前部に油圧制御によって作業動作を行うアタッチメント33が軸支されている。
アッパーフレーム31の前部には、オペレータが乗り込むキャブ34が設置されており、アッパーフレーム31の中間部には、エンジンや油圧機器37等を収容した機械室35が設置されている。アッパーフレーム31の後部には、アタッチメント33との間で前後のバランスを保つ高重量のカウンターウエイト36が設置されている。
そして、旋回ベアリング20の中心部には、下部走行体10と上部旋回体30との間で、油圧配管を中継するスイベルジョイント21が設置されている。
スイベルジョイント21は、図2に詳しく示すように、下部走行体10のロアフレーム13の中央部に設置されている。スイベルジョイント21は、中心が旋回軸Jと一致するようにロアフレーム13に立設された縦長な略円柱形状の部材からなり、互いに回動自在に連結された上側接続部21aと下側接続部21bとを有している。
下側接続部21bは、ロアフレーム13に固定されていて、図1に示すように、油圧モータ11から延びる複数の下側油圧配管14が、下側接続部21bに設けられた不図示の下側接続口に接続されている。一方、上側接続部21aはアッパーフレーム31に固定されていて、油圧機器37から延びる複数の上側油圧配管38が、上側接続部21aに設けられた所定の上側接続口22に接続されている。
なお、図示はしないが、スイベルジョイント21の内部には、下側接続部21bに対して上側接続部21aが回動しても、互いに対応する上側接続口22と下側接続口との間で常に連通状態が維持される複数の油路が形成されている。
図3に、アッパーフレーム31を詳しく示す。アッパーフレーム31は、肉厚な金属板からなる底板31bや、底板31bの左右に張り出すように組み付けられたサイドデッキ31cなどで構成されている。一対の縦板31a,31aは、底板31bの上に立設されている。
旋回ベアリング20は、底板31bの前部を支持しており、底板31bの前部における旋回ベアリング20の中心部に、スイベルジョイント21が挿入される円形の挿入口39が形成されている。
挿入口39の上方のスペースの左右両側は、上方に大きく張り出した縦板31aの前部によって仕切られており、また、挿入口39の上方のスペースの前側は、左右の縦板31a,31aの間に架設された補強板31dによって仕切られている。なお、挿入口39の後方に形成されている孔40は、旋回モータを設置するための取付孔である。
油圧ショベル100の製造過程において、アッパーフレーム31は、ロアフレーム13の上の所定位置に載置するようにして下部走行体10に組み付けられる。アッパーフレーム31が下部走行体10に組み付けられると、上側接続部21aは、挿入口39を通じて底板31bの上に突出する。
底板31bと上側接続部21aとの間には、回り止め構造50が設けられている。その回り止め構造50を用いて回り止め処理することにより、上側接続部21aは、底板31bに対して回動不能に支持される。
図4を用い、その回り止め構造50及び回り止め処理の従来例を詳しく説明する。図4の(a)は、アッパーフレーム31が下部走行体10に組み付けられて、上側接続部21aが底板31bの上に突出した状態を表している。
上側接続部21aの上部にある複数の短管は、上側油圧配管38が接続される上側接続口22である。図示はしていないが、これら上側接続口22の各々には、長尺な油圧ホースが予め装着されている場合もある。
上側接続部21aの側部には、ボルト様の回り止め部材51が締結される締結孔52が設けられている。締結孔52は、上側接続部21aの外周面から径方向を中心に向かって延びている。
そして、挿入口39の近傍の底板31bの上面には回り止め支持部101が設けられている。この油圧ショベル100の回り止め支持部101は、上端部から下方に延びる縦長溝101aが形成されたU字状の金属プレートからなり、底板31bに溶接して固定されている。縦長溝101aの幅は、回り止め部材51の外径よりも僅かに大きく設定されている。
回り止め処理では、まず、縦長溝101aと締結孔52とが径方向に重なり合うように、上側接続部21aを回動させて位置決めする作業が行われる。その後、回り止め部材51を縦長溝101aに上方から差し入れて、回り止め部材51を回り止め支持部101に組み付ける。そうして、回り止め部材51を締結孔52に締結し、更に回り止め部材51に装着されているナット51aを締め込むことで、回り止め部材51を上側接続部21aに固定する。
そうすることで、図4の(b)に示すように、上側接続部21aは、回り止め部材51及び回り止め支持部101を介して底板31bに回動不能に支持される。
この種の回り止め構造は、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1では、スイベルジョイントの外周面に凸部が形成されていて、その凸部を、テーブルに設けられた凹部に嵌合させることによって回り止めしている。
実開平4−89149号公報
上述したような回り止め構造50の場合、締結孔52と縦長溝101aとが、径方向にぴったりと重なり合わなければ、回り止め部材51の締結ができない。そのため、上側接続部21aを回動させてこれらの位置を合わせる位置決め作業が行われているが、その作業が作業者にとって負担となっている。
図5に、その作業状況を示す。底板31bの上に突出した上側接続部21aの左右両側には、縦板31aがあるため、通常は、補強板31dの上に作業者が身を乗り掛けるようにして作業することになる。
上側接続部21aには、手で掴むのに適当な部分が無いため、上側接続部21aを確りと持つのは難しいうえに、腕力の強い作業者でも困難なほど、上側接続部21aを回動させるには強い力が必要とされる。上側接続口22に油圧ホースが装着されている場合には、油圧ホースの重みが加わるし、作業の邪魔になって尚更である。
このように、スイベルジョイント21の回り止め処理は、微妙な位置調整を、窮屈な姿勢で力を込めて行う必要があるため、作業者にとって困難な作業となっている。
そこで、本発明の目的は、スイベルジョイントの回り止め処理が容易にでき、組立作業性に優れた作業機械を提供することにある。
本発明は、下部走行体の上に、上部旋回体が旋回自在に搭載されている作業機械に関する。前記上部旋回体には、前記下部走行体に旋回ベアリングを介して支持されて当該旋回ベアリングの中心部に挿入口が開口している底板が備えられている。前記下部走行体には、前記挿入口に挿入されるスイベルジョイントが備えられている。
前記スイベルジョイントは、前記下部走行体に固定される下側接続部と、前記下側接続部に回動自在に設けられて前記挿入口を通じて前記底板の上に突出する上側接続部とを有している。前記底板と前記上側接続部との間には、当該上側接続部を当該底板に対して回動不能に支持する回り止め構造が設けられていて、前記回り止め構造は、前記上側接続部の側部に、外方に突き出すように接続される回り止め部材と、前記底板の前記挿入口の近傍に設けられた回り止め支持部とを有している。
そして、前記回り止め支持部が、前記底板に固定された固定片と、前記固定部に締結して固定される締結片とを有し、前記回り止め部材が、前記固定片と前記締結片とにより、その回動方向の両側から挟まれて支持されている。
すなわち、この作業機械によれば、回り止め支持部が、底板に固定された固定片と、固定部に締結して固定される締結片とを有していて、回り止め部材が、その固定片と締結片とで、回り止め部材が回動する方向の両側から挟まれて支持されているので、先に回り止め部材を上側接続部に接続しても、後から固定片と締結片とで挟み込んで回り止め部材を回動不能に支持できる。
先に回り止め部材を上側接続部に接続すれば、回り止め部材が把手として利用できるため、上側接続部の回動操作が容易になる。しかも、回り止め部材は、上側接続部の側部から外方に突き出しているため、力のモーメントを利用して、より弱い力で上側接続部を回動できるようになる。
従って、スイベルジョイントの回り止め処理が容易になり、組立作業性が向上する。
特に、前記挿入口が、前記底板の前部に配置され、前記挿入口の上方の前側及び左右両側が、前記底板に立設された部材によって仕切られている場合には、前記締結片が、締結具を上方から締結することによって前記固定片に固定されているようにするとよい。
そうすれば、作業者が締結片にアクセスし易い方向と、締結片の締結方向とが一致するので、締結片の締結作業も容易になり、よりいっそう組立作業性を向上させることができる。
本発明の作業機械によれば、スイベルジョイントの回り止め処理が容易にできるため、組立作業の負担軽減が図れる。
従来の油圧ショベルを示す概略図である。 従来の油圧ショベルの下部走行体を示す概略斜視図である。 従来の油圧ショベルのアッパーフレームを示す概略斜視図である。 (a),(b)は、従来の油圧ショベルにおける、スイベルジョイントの回り止め処理を説明する概略図である。 従来の油圧ショベルにおける、スイベルジョイントの回り止め処理を説明する概略図である。 本発明の実施形態における、油圧ショベルの要部を示す概略図である。 (a),(b)は、本発明の実施形態における、スイベルジョイントの回り止め処理を説明する概略図である。 (a)〜(d)は、回り止め支持部の変形例を示す概略斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限するものではない。
図6及び図7に、本実施形態の油圧ショベル1の要部を示す。この油圧ショベル1は、上述した油圧ショベル100と比べると、回り止め構造50の一部が異なっており、その他の構造は実質的に同じである。従って、その異なる部分について詳しく説明し、上述した従来の油圧ショベル100と同じ構造や部材については同じ符合を用いてその説明は省略する。
(回り止め構造)
この油圧ショベル1の回り止め構造50は、上側接続部21aに設けられた締結孔52や回り止め部材51、回り止め支持部60などで構成されている。締結孔52及び回り止め部材51の構造は、上述した油圧ショベル100と同じである。
一方、回り止め支持部60は、固定片61や締結片62などで構成されていて、回り止め支持部101とは異なっている。
具体的に、固定片61は、一方の側面(支持側面)に縦長な凹部61bが形成されたコ字状の金属部材からなり、底板31bに溶接して固定されている。固定片61は、旋回軸Jの周方向に凹部61bを向けた状態で挿入口39の近傍に配置されている。
凹部61bの深さは、その上端から下端までほぼ同じであり、回り止め部材51の外径よりも僅かに大きく設定されている。凹部61bの上下端の各々に隣接して、ネジ孔nが横向きに開口する一対の締結座t,tが形成されている。
締結片62は、固定片61の支持側面側に取り付けられる角柱状の金属部材からなり、その両端部の各々には、各ネジ孔nに対応して、横方向に貫通した貫通孔kが形成されている。
従って、この油圧ショベル1の場合、スイベルジョイント21の回り止め処理は次のようにして行うことができる。
図7の(a)に示すように、まず、締結孔52に回り止め部材51を締結(接続)し、上側接続部21aに回り止め部材51を固定する。そうすることで、回り止め部材51が上側接続部21aの側面から外方に突き出した状態となるため、回り止め部材51を把手として利用できるようになる。
そうして、回り止め部材51を掴み、矢印で示すように、回り止め支持部60の凹部61bの底面に接するまで上側接続部21aを回動させる。回り止め部材51は、上側接続部21aの中心から径方向に延びているため、弱い力でも上側接続部21aを容易に回動させることができる。
その後、貫通孔kとネジ孔nとが各々重なり合うように、締結片62の両端部を締結座tに合わせ、各貫通孔kに横方から差し込んだ締結ボルトBをネジ孔nにねじ込んで、締結片62を固定片61に締結する。
その結果、図7の(b)に示すように、回り止め部材51は、固定片61と締結片62とにより、その回動方向の両側から挟まれた状態となるため、回動不能に支持される。
すなわち、この油圧ショベル1によれば、回り止め処理の過程で、回り止め部材51を把手としても利用できるので、作業負担の軽減を無駄なく図ることができる。
(変形例)
回り止め支持部60は、様々な変形例が考えられる。その一例を、図8に示す。
図8の(a)に、締結ボルトBを上方から差し込んで、締結片62Aを固定片61Aに締結できるようにした回り止め支持部60Aを示す(変形例の主な部材の符合は、A等の付加により区別する。以下の変形例も同様)。この回り止め支持部60Aの場合、締結作業が上方から行えるので、十分な作業スペースが利用できるし、作業姿勢が楽になるため、より作業性に優れる。
具体的には、この回り止め支持部60Aの固定片61Aは、上述した固定片61と同じ形状及び配置の金属部材であり、支持側面に凹部61bが形成され、挿入口39の近傍に所定の状態で固定されている。締結座t2が、固定片61Aの上端面に1つ設けられていて、その締結座t2に、第2ネジ孔n2が上向きに開口している。
締結片62Aは、固定片61Aの支持側面に密着される縦長な規制片部71と、規制片部71の上端部から横方に張り出して、固定片61Aの締結座t2と密着される取付片部72と、で構成された逆L字状の金属部材からなる。取付片部72には、第2ネジ孔n2に対応して、上下方向に貫通した第2貫通孔k2が形成されている。
従って、この回り止め支持部60Aの場合、規制片部71を支持側面に、取付片部72を締結座t2に、それぞれ密着させて、重なり合った第2貫通孔k2と第2ネジ孔n2とに、上方から締結ボルトBをねじ込むことにより、締結片62Aを固定片61Aに締結する。それにより、凹部61bの開口部分は規制片部71で塞がれるため、この回り止め支持部60Aの場合も、固定片61Aと締結片62Aとで、回り止め部材51を挟み込んで回動不能に支持できる。
この回り止め支持部60Aの場合、短い締結ボルトBで固定片61Aと締結片62Aとを確りと固定できる利点がある。
図8の(b)に、締結ボルトBが上方から差し込める別の変形例を示す。
本変形例の回り止め支持部60Bでは、固定片61Bの形状が異なっている。支持側面における凹部61bの下側に、載置部75が延設されている。その載置部75の上端面に締結座t3が設けられていて、その締結座t3に、第3ネジ孔n3が2つ上向きに開口している。
本変形例の締結片62Bは、載置部75に載置可能な矩形プレート状の金属部材からなり、各第3ネジ孔n3に対応して、上下方向に貫通した第3貫通孔k3が2つ形成されている。
従って、この回り止め支持部60Bの場合、締結片62Bを載置部75の上に置き、重なり合った各第3貫通孔k3と第3ネジ孔n3とに、上方から締結ボルトBをねじ込むことにより、締結片62Bを固定片61Bに締結する。それにより、凹部61bの開口部分は締結片62Bで塞がれるため、この回り止め支持部60Bの場合も、固定片61Bと締結片62Bとで、回り止め部材51を挟み込んで回動不能に支持できる。
この回り止め支持部60Bの場合、締結片62Bが横方向にがたつき難いため、安定して回り止め部材51の回動を規制できる利点がある。なお、締結ボルトBは2つに限らず、1つ又は3つ以上であってもよい。
図8の(c)に、従来の回り止め支持部101と同様の形状にできる変形例を示す。
本変形例の回り止め支持部60Cの固定片61Cは、底板31bに固定される横長な横片部77と、横片部77の一方の端部から上方に延びる縦片部78とでL字状に形成されている。横片部77の先端部分の上端面に締結座t4が設けられていて、その締結座t4に、第4ネジ孔n4が1つ上向きに開口している。
本変形例の締結片62Cは、縦片部78と略同一寸法の角柱状の金属部材からなる。締結片62Cには、その上下端間を貫通する第4貫通孔k4が形成されている。
従って、この回り止め支持部60Cでは、縦片部78と対向するように締結片62Cを締結座t4の上に置き、重なり合った第4貫通孔k4と第4ネジ孔n4とに、上方から締結ボルトBをねじ込めば、従来の回り止め支持部101と同様の形状にすることができる。
図8の(d)に、(a)と(b)の変形例を組み合わせた回り止め支持部60Dを示す。
本変形例の回り止め支持部60Dの固定片61Dは、(b)の固定片61Bと略同一の形状となっている。具体的には、支持側面における凹部61bの下側に、締結座が設けられた載置部75が延設されている。その締結座には、ネジ孔が1つ上向きに開口している。更に、固定片61Dの上端面にも、上向きに開口したネジ孔が形成された締結座が設けられている。
本変形例の締結片62Dは、(a)の締結片62Aと略同一の形状となっており、規制片部71と、その上端部から横方に張り出した取付片部72とで逆L字状に形成されている。取付片部72には、上下方向に貫通した貫通孔が形成されている。更に、規制片部71にも、上下方向に貫通した貫通孔が形成されている。
従って、この回り止め支持部60Dの場合、取付片部72を固定片61Dの上端面の締結座の上に置くとともに、規制片部71を載置部75の締結座の上に置き、重なり合った各貫通孔と各第5ネジ孔とに、上方から締結ボルトBをねじ込むことにより、締結片62Dを固定片61Dに締結する。
この回り止め支持部60Dの場合、固定片61Dと締結片62Dとを強固に固定できる利点がある。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、それ以外の種々の構成をも包含する。例えば、本発明の作業機械は、油圧ショベルに限らず、クレーン等にも適用できる。回り止め部材51は、上側接続部21aに接続できればよい。従って、回り止め部材51は、ボルト以外でもよく、その形状は変形できる。
上側接続部21aの対向する二箇所に、2つの回り止め部材51を逆向きに接続してもよい。そうすれば、よりいっそう上側接続部21aが回動し易くなる。
1 油圧ショベル
10 下部走行体
20 旋回ベアリング
21 スイベルジョイント
21a 上側接続部
21b 下側接続部
30 上部旋回体
31 アッパーフレーム
31a 縦板
31b 底板
39 挿入口
50 回り止め構造
51 回り止め部材
60 回り止め支持部
61 固定片
62 締結片

Claims (2)

  1. 下部走行体の上に、上部旋回体が旋回自在に搭載されている作業機械であって、
    前記上部旋回体には、前記下部走行体に旋回ベアリングを介して支持されて、当該旋回ベアリングの中心部に挿入口が開口している底板が備えられ、
    前記下部走行体には、前記挿入口に挿入されるスイベルジョイントが備えられ、
    前記スイベルジョイントは、
    前記下部走行体に固定される下側接続部と、
    前記下側接続部に回動自在に設けられ、前記挿入口を通じて前記底板の上に突出する上側接続部と、
    を有し、
    前記底板と前記上側接続部との間に、当該上側接続部を当該底板に対して回動不能に支持する回り止め構造が設けられていて、
    前記回り止め構造は、
    前記上側接続部の側部に、外方に突き出すように接続される回り止め部材と、
    前記底板の前記挿入口の近傍に設けられた回り止め支持部と、
    を有し、
    前記回り止め支持部が、
    前記底板に固定された固定片と、
    前記固定部に締結して固定される締結片と、
    を有し、
    前記回り止め部材が、前記固定片と前記締結片とにより、その回動方向の両側から挟まれて支持されている作業機械。
  2. 請求項1に記載の作業機械において、
    前記挿入口は、前記底板の前部に配置され、
    前記挿入口の上方の前側及び左右両側は、前記底板に立設された部材によって仕切られていて、
    前記締結片が、締結具を上方から締結することによって前記固定片に固定されている作業機械。
JP2014128307A 2014-06-23 2014-06-23 作業機械 Active JP6303860B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014128307A JP6303860B2 (ja) 2014-06-23 2014-06-23 作業機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014128307A JP6303860B2 (ja) 2014-06-23 2014-06-23 作業機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016008400A true JP2016008400A (ja) 2016-01-18
JP6303860B2 JP6303860B2 (ja) 2018-04-04

Family

ID=55226167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014128307A Active JP6303860B2 (ja) 2014-06-23 2014-06-23 作業機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6303860B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2781134A (en) * 1953-06-09 1957-02-12 Lee D Weir Apparatus for controlling truck operation from crane cab
JPH0489149U (ja) * 1991-08-22 1992-08-04
JPH05112966A (ja) * 1991-10-21 1993-05-07 Iseki & Co Ltd 作業車両のスイベルジヨイント装置
JPH10291789A (ja) * 1997-04-15 1998-11-04 Toyota Autom Loom Works Ltd 産業車輌の旋回装置及び旋回装置の組み付け方法
JPH11351472A (ja) * 1998-06-12 1999-12-24 Hitachi Constr Mach Co Ltd スイベルジョイントおよびその回り止め構造
JP2003172033A (ja) * 2001-12-04 2003-06-20 Kobelco Contstruction Machinery Ltd スイベルジョイントおよびそれを用いた散水装置付き破砕機
JP2004301305A (ja) * 2003-04-01 2004-10-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd スイベルジョイントの回り止め装置
JP2006144303A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Kubota Corp ロータリジョイント
JP2008202364A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械のスイベルジョイント
JP2014095183A (ja) * 2012-11-07 2014-05-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機械

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2781134A (en) * 1953-06-09 1957-02-12 Lee D Weir Apparatus for controlling truck operation from crane cab
JPH0489149U (ja) * 1991-08-22 1992-08-04
JPH05112966A (ja) * 1991-10-21 1993-05-07 Iseki & Co Ltd 作業車両のスイベルジヨイント装置
JPH10291789A (ja) * 1997-04-15 1998-11-04 Toyota Autom Loom Works Ltd 産業車輌の旋回装置及び旋回装置の組み付け方法
JPH11351472A (ja) * 1998-06-12 1999-12-24 Hitachi Constr Mach Co Ltd スイベルジョイントおよびその回り止め構造
JP2003172033A (ja) * 2001-12-04 2003-06-20 Kobelco Contstruction Machinery Ltd スイベルジョイントおよびそれを用いた散水装置付き破砕機
JP2004301305A (ja) * 2003-04-01 2004-10-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd スイベルジョイントの回り止め装置
JP2006144303A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Kubota Corp ロータリジョイント
JP2008202364A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 建設機械のスイベルジョイント
JP2014095183A (ja) * 2012-11-07 2014-05-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP6303860B2 (ja) 2018-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5177201B2 (ja) 建設機械の配管クランプ
WO2018061475A1 (ja) 建設機械
JP2018178574A (ja) 作業機械のキャブ抜止構造
JP4941571B2 (ja) 建設機械のポンプサクション配管構造
JP5353795B2 (ja) 作業機械
JP6303860B2 (ja) 作業機械
JP2008297896A (ja) 建設機械用ドア開閉装置
JP4236645B2 (ja) 旋回作業機におけるロータリジョイントの取付構造
JP2009041338A (ja) 固定具
JP2018040155A (ja) 建設機械のフロント装置
JP5639099B2 (ja) 配管クランプ具及び作業機の配管固定構造
JP2013256766A (ja) 作業機
JP5957328B2 (ja) 覆工板の締結装置
JP6036359B2 (ja) 建設機械のバルブ固定構造
JP2013007235A (ja) 建設機械
JP2008155886A (ja) 建設機械のトラックフレーム
JP2016102373A (ja) 建設機械
JP2007063850A (ja) 開閉扉固定装置
JP6896469B2 (ja) 位置調整シム
JP2015190259A (ja) 建設機械
JP2009215712A (ja) 建設機械の油圧ホースクランプ装置
JPH11336124A (ja) 建設機械
JP6149875B2 (ja) 建設機械のエンジン支持構造及びその組立方法
JP7047648B2 (ja) 建設機械のロック装置及びロック装置の位置決め方法
JP2011121454A (ja) キャブを備えた建設機械

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6303860

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150