JP2003172033A - スイベルジョイントおよびそれを用いた散水装置付き破砕機 - Google Patents

スイベルジョイントおよびそれを用いた散水装置付き破砕機

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JP2003172033A
JP2003172033A JP2001370410A JP2001370410A JP2003172033A JP 2003172033 A JP2003172033 A JP 2003172033A JP 2001370410 A JP2001370410 A JP 2001370410A JP 2001370410 A JP2001370410 A JP 2001370410A JP 2003172033 A JP2003172033 A JP 2003172033A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 散水装置付き破砕機のコンパクト化を図り、
その散水装置の散水効率を高めるとともに耐久性を高め
る。 【解決手段】 破砕アーム20,21が旋回部24を介して回
転し得る構成の散水装置付き破砕機において、スイベル
ジョイント31のインナージョイントに水圧通路を形成す
るとともにその水圧通路の出口ポート34j,34kをそのイ
ンナージョイントの下端部に設け、この出口ポートと支
持フレーム22に取り付けられた散水ノズルとをホース4
3,44,45,46を介して接続し、インナージョイントにおけ
る作業アタッチメント側且つスイベルジョイント31の回
転軸上にロータリージョイント52を設けこのロータリー
ジョイントに給水源から延設されるホース12を接続して
なることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
物の解体作業や砕石作業に用いられる破砕機に関し、よ
り詳しくは散水装置付き破砕機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物の解体作業では、粉
塵の飛散によって周辺の環境が汚染される虞れがあるた
め、従来から散水を行いつつ解体作業が行なわれてい
る。
【0003】この散水装置は、通常、作業アタッチメン
トの先端部に装着された破砕機に装備されており、例え
ば特開平11−336336号公報に記載の“破砕機用の散水装
置”が知られている。
【0004】この種の破砕機は、図8(a)の正面図に
示すように、メインフレーム60に対しアームピン61
を介して一方の破砕アーム63が設けられ、同じくアー
ムピン62を介して他方の破砕アーム64が設けられ、
これらの破砕アーム63および64の上部63aおよび
64aに油圧シリンダ65が架設されている。
【0005】この油圧シリンダ65のロッド65aを伸
長させると、各破砕アーム63および64がアームピン
61および62を中心としてそれぞれ矢印方向に閉じ、
対象物を把持または破砕することができる。
【0006】また、メインフレーム60の上部は旋回部
67を介して取付ブラケット68が備えられており、こ
の取付ブラケット68は、建設機械の例えばブームに接
続される。
【0007】旋回部67にはスイベルジョイント69が
設けられており、油圧配管、水圧配管はこのスイベルジ
ョイント69を介して破砕アームに延設される。
【0008】その水圧配管が接続される散水装置70
は、図8(b)の拡大側面図に示すように、スイベルジ
ョイント69を貫通する給水用ホース70aと、その給
水用ホース70aをメインフレーム60に固定するため
の中継ブロック70bと、給水用ホース70aの先端に
設けられる散水ノズル70cとから構成されている。そ
して、破砕アーム63,64を回転させることによって
給水用ホース70bにねじれが生じた場合は中継ブロッ
ク70bに備えられたロータリージョイント70b´
(図8(a)参照)で吸収するようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の散水装置付き破砕機では、旋回部67の下方に
中継ブロック70bを配置し、その中継ブロック70b
のさらに下方に散水ノズル70cを配置していたため、
自ずとメインフレーム60の長さが長くなり、コンパク
ト化が図れないという問題がある。
【0010】また、スイベルジョイント69の構造にし
ても、破砕アーム駆動用の油圧配管や散水用の水圧配管
を集合して通しているため、油圧配管において所定の流
量を確保しようとすると、スイベルジョイントを径方向
に拡大しなければならず、メインフレーム60の小型化
を妨げる要因となっている。
【0011】また、上記中継ブロック70bは油圧シリ
ンダ65と干渉しないようにスイベルジョイント69の
旋回中心から偏心した位置に配置しているため、メイン
フレーム60を回転させると、ロータリージョイント2
5の滑動部内周側に負荷が偏って作用する。しかも粉塵
や汚泥などが直接、ロータリージョイント25に接触し
たり破片が衝突することもあるため、ロータリージョイ
ントの寿命が短くなるという問題もある。
【0012】さらにまた上記構成では、破砕アーム6
3,64との干渉を避けて散水ノズル70を配置してい
るため、対象物を把持した状態では、その対象物が邪魔
して散水効率が低下するという問題もある。
【0013】本発明は以上のような従来の散水装置付き
破砕機における課題を考慮してなされたものであり、第
一の目的はコンパクト化を図ることのできるスイベルジ
ョイントを提供することにあり、第二の目的は、破砕機
のコンパクト化を図ることができ、さらに散水装置の散
水効率を高めるとともに耐久性を高めることができる散
水装置付き破砕機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のスイベルジョイ
ントは、可動側に設けられた油圧配管と固定側に設けら
れた油圧配管とを接続するスイベルジョイントにおい
て、このスイベルジョイントに設けられるこの油圧給排
路が、アウターケースに設けられた固定側油圧ポート
と、インナージョイントの外周面に形成されその固定側
油圧ポートに連通し得る環状溝と、インナージョイント
に設けられその環状溝と連通してスイベルジョイント軸
方向に穿設される複数の分岐油圧通路と、インナージョ
イントの端部に設けられ分岐油圧通路と連通する可動側
油圧ポートとから構成されることを要旨とする。
【0015】本発明のスイベルジョイントに従えば、ス
イベルジョイント内に複数の分岐油圧通路を設けたた
め、固定側油圧ポートから導入された圧油は、それらの
分岐油圧通路に分かれてスイベルジョイント内を流れ、
可動側油圧ポートで合流して導出される。それにより、
スイベルジョイント内に最大流路を確保しながらスイベ
ルジョイントのコンパクト化が図れる。
【0016】この構成のスイベルジョイントを、破砕ア
ームが回転する破砕機に組み込めば、破砕機の軽量化が
図れるとともに破砕機のコンパクト化が図れる。
【0017】上記スイベルジョイントにおいて、分岐油
圧通路は隣接してインナージョイントに配置し可動側油
圧ポートに結合することが好ましい。この構成に従え
ば、スイベルジョイント内に最大流路を確保しつつ流路
抵抗も小さくすることができる。また、上記分岐油圧通
路から可動側油圧ポートに通じる通路は、インナージョ
イントの端部に接続されたマニホールド内に形成するこ
とができる。
【0018】また、複数の分岐油圧通路を設けることに
よってスイベルジョイントの回転中心軸部にスペースが
できるようになり、そこに配管、ケーブル等を挿通する
ための貫通孔を設けることができる。
【0019】本発明の散水装置付き破砕器は、破砕体
と、その破砕体を駆動させるアクチュエータと、上記破
砕体を支持する支持フレームと、この支持フレームに設
けられる散水装置と、その支持フレームを作業アタッチ
メントに取り付けるための取付部と、上記支持フレーム
と上記取付部との間に介設され上記破砕体を回転させる
ための旋回部と、この旋回部に設けられ上記アクチュエ
ータ側の配管と上記作業アタッチメント側の配管とを接
続するスイベルジョイントとを備えた散水装置付き破砕
機において、スイベルジョイントのインナージョイント
に水圧通路を形成するとともにその水圧通路の出口をそ
のインナージョイントの下端部に設け、この水圧通路出
口と支持フレームに取り付けられた散水ノズルとを給水
管を介して接続し、インナージョイントにおける作業ア
タッチメント側且つスイベルジョイントの回転軸上にロ
ータリージョイントを設けこのロータリージョイントに
給水源から延設される給水管を接続してなることを要旨
とする。
【0020】本発明の破砕機に従えば、油圧シリンダの
近傍にロータリージョイントを配置する必要がないた
め、そのロータリージョイントに通じる給水管に余裕を
持たせる必要がなく、従って支持フレームの長さを短く
することが可能になる。破砕機がコンパクトになり軽量
化されると、破砕機の操作性が高まるとともにオペレー
タの視界も広がり作業効率が高まる。
【0021】また、ロータリージョイントの回転軸を、
スイベルジョイントの回転軸延長線上に配置したため、
ロータリージョイントの回転滑動面に無理な力が働か
ず、ロータリージョイントの耐久性が高められる。
【0022】上記破砕機において、散水ノズルを支持フ
レーム先端部の外壁に設け、給水管は、支持フレーム内
壁に沿って配管された後、支持フレームに穿設された貫
通孔を通して支持フレーム外壁に導き、散水ノズルに接
続することができる。
【0023】このように配管すれば、破砕物との干渉、
衝突を極力避けながら給水管を支持フレームの先端部ま
で導くことができる。
【0024】また、支持フレーム外壁に設けられた配管
および散水ノズルの少なくともいずれか一方を保護する
保護カバーが着脱自在に備えることが好ましい。
【0025】また、ロータリージョイントに接続される
給水管を所望の取付角度で固定する固定手段を備えるこ
とができる。
【0026】この固定手段を備えれば、給水管としての
ホースの曲がりと方向を最適な方向に選択した状態でロ
ータリージョイントに接続することができる。
【0027】また、水圧通路を、スイベルジョイントの
回転軸に形成された貫通孔と、その貫通孔に挿入される
ステンレススチール製配管とから構成すれば、スイベル
ジョイントに対してメッキや特殊な防錆処理を施す必要
がなくなる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。
【0029】図1は、本発明に係る散水装置付き破砕機
を装着したクローラ式建設機械の全体構成を示したもの
である。
【0030】同図において、建設機械1は、クローラ2
aを備えた下部走行体2と、この下部走行体2上に旋回
自在に搭載される上部旋回体3とを備えており、この上
部旋回体3の前部に作業アタッチメント4が起伏自在に
装備されている。
【0031】作業アタッチメント4は、第1ブーム5a
および第2ブーム5bからなるセパレートブーム5と、
その第2ブーム5bの先端部に連結されるアーム6とか
ら構成されており、そのアーム6の先端部に散水装置付
き破砕機(以下、破砕機と略称する)7が取り付けられ
ている。
【0032】上記第1ブーム5aは第1ブームシリンダ
8の伸縮動作によって起伏し、第2ブーム5bは第2ブ
ームシリンダ9の伸縮動作によって起伏し、アーム6は
アームシリンダ10の伸縮動作によって上下方向に揺動
し、破砕機7は破砕機用シリンダ11の伸縮動作によっ
て上下方向に回動する。
【0033】また、太い実線で示すライン12は、破砕
機7の散水装置に給水するためのホースであり、一方は
後述する散水装置に接続され、他方は図示しないポンプ
に接続されている。
【0034】なお、図1において実線で示す破砕機7は
高所での破砕作業姿勢を示し、破線で示す破砕機7は低
い位置での破砕作業姿勢を示している。
【0035】図2は、破砕機7の構成を拡大して示した
ものであり、同図(a)は正面図、同図(b)はその右
側面図を示している。
【0036】両図において、破砕機7は、クラッシャー
部20a,21aおよび鋼剪断刃20b,21bを備え
た一対の破砕アーム(破砕体)20,21と、それらの
破砕アーム20,21を開閉自在に支持する支持フレー
ム22と、破砕アームの図面上の上部同士に架設された
油圧シリンダ(アクチュエータ)23とを備えている。
図の破砕アーム20,21は開状態を示している。
【0037】支持フレーム22の下端部には、ボス部2
2aおよび22bが離間配置されており、これらのボス
部22a,22bに、破砕アーム20,21の中間部に
形成されているボス部を対応させて位置決めし、両ボス
部に連結ピン26a,26bを挿入することにより、破
砕アーム20,21はその連結ピン26a,26bを介
して支持フレーム22に支持される。
【0038】一方、支持フレーム22の上端部には、回
転ベアリングを有する旋回部24が固定されており、こ
の旋回部24の上部には取付部25が設けられている。
この取付部25は、上記したアーム6の先端部に対し図
示しない連結ピンを介して接続するためのものである。
なお、図中25aおよび25bはその連結ピンが挿入さ
れるボス部である。
【0039】支持フレーム22は回転軸R.Aまわりに
回転することができ、27および28は、その支持フレ
ーム22の正面側外壁に取り付けられた散水ノズルであ
り、29,30は、同じく背面側外壁に取り付けられた
散水ノズルである。
【0040】図3は、回転軸R.Aと同軸に上記旋回部
24内に設けられるスイベルジョイント31の構成を示
したものであり、同図(a)は同図(d)のA−A断面を
示した正面図、(b)は同じくB−B断面を示した正面
図、(c)は右側面図、(d)は底面図である。
【0041】各図において、スイベルジョイント31
は、回転軸R.Aを筒軸とする円筒状のアウターケース
32と、そのアウターケース32内に収納され回転軸
R.Aを中心として回転する円柱状のインナージョイン
ト33と、そのインナージョイント33の下部に接続さ
れるマニホールドプレート34と、インナージョイント
33の上部に接続されインナージョイント33がアウタ
ーケース32から抜けることを防止するエンドプレート
35とから主として構成されている。なお、36はこの
スイベルジョイント31を旋回部24に固定するための
ステムである。
【0042】まず、このスイベルジョイント31内に形
成される油圧通路の構成について説明する。
【0043】スイベルジョイント31には破砕アーム2
0および21を開閉動作させるための圧油給排路が形成
されるが、第1の圧油給排路は、アウターケース32に
設けられた第1固定側油圧ポート(固定側油圧ポート)
32aと、その第1固定側油圧ポート32aと連通して
インナージョイント33の外周面に周設されている環状
溝32cと、この環状溝32cに対してそれぞれ直交す
る方向(回転軸R.Aと平行に)に穿設された2本の分
岐油圧通路33a,33b(油圧通路33c,33dの
奥側に形成されている)と、これらの分岐油圧通路33
a,33bの延長線上であってマニホールドプレート3
4に形成されている連絡油圧通路34a,34bと、こ
れらの連絡油圧通路34a,34bを集合させてその向
きを水平方向に変える1本の集合油圧通路34eとから
構成されている。
【0044】一方、第2の圧油給排路は、アウターケー
ス32に設けられた第2固定側油圧ポート(固定側油圧
ポート)32bと、その第2油圧ポート32bと連通し
ておりインナージョイント33の外周面に周設されてい
る環状溝32d(環状溝32cの上段側に形成されてい
る)と、この環状溝32dに対してそれぞれ直交する方
向に穿設された2本の分岐油圧通路33c,33dと、
これらの分岐油圧通路33c,33dと連通してマニホ
ールド34に形成されている2本の連絡油圧通路34
c,34dと、これらの油圧通路34c,34dを集合
させてその向きを水平方向に変える1本の集合油圧通路
34f(油圧通路34eとは逆向きに)とから構成され
ている。
【0045】上記油圧通路34e,34fの各出口はマ
ニホールド34における第1可動側油圧ポート(可動側
油圧ポート)34gおよび第2可動側油圧ポート(可動
側油圧ポート)34hを構成する。
【0046】なお、分岐油圧通路33a,33b(また
は分岐油圧通路33c,33d)がその途中で外周側に
向けてシフトしているのは、Oリング37によるシール
スペースを確保するためである。また、38は給脂通路
であり、39はマニホールドプレート34をインナージ
ョイント33に接続するための固定ボルトである。
【0047】次に、スイベルジョイント31内に形成さ
れる水圧通路について説明する。
【0048】スイベルジョイント31には散水ノズル2
7〜30に給水を行なうための水圧通路が形成される。
【0049】詳しくは、スイベルジョイント31の回転
軸R.Aに貫通孔が設けられており、この貫通孔にステ
ンレス製の水圧配管40が挿入されている。この水圧配
管40の下端部はマニホールド34内に延設されてお
り、そのマニホールド34内に形成されている逆T字状
の分岐水圧通路34iに接続されている。この分岐水圧
通路34iの各出口にはそれぞれ水圧ポート34j,3
4kが設けられている。
【0050】図4は、上記マニホールド34から導出さ
れるホースの配置を示したものであり、同図(a)は正
面図、(b)は右側面図である。
【0051】図4(b)において、マニホールド34の
水圧ポート34jにはティー41が接続され、このティ
ー41の両端にコネクタ42を介してホース43および
44がそれぞれ接続されている。
【0052】一方のホース43は、旋回部24の下面に
沿ってその直径方向に延設され(図4(b)参照)、正
面側の支持フレーム22aの内壁に沿って垂下し、その
支持フレーム22aに設けられた切欠き穴22cを抜
け、今度は支持フレーム22aの外壁に沿って垂下され
る。
【0053】支持フレーム22aの外壁に沿って垂下す
るホース43は、支持フレーム22aの下端部に取り付
けられている散水ノズル28(図2(a)参照)に接続
される。
【0054】他方のホース44はホース43と左右対称
(図4(b)において)に配置されており、旋回部24
の下面に沿ってホース43と逆方向に延設され、背面側
の支持フレーム22bの内壁に沿って垂下し、その支持
フレーム22bに設けられた切欠き穴22c´を抜け、
支持フレーム22bの外壁に沿って垂下される。
【0055】そして、支持フレーム22bの外壁に沿っ
て垂下するホース44は、支持フレーム22bの下端部
に取り付けられている散水ノズル30(図2(b)参
照)に接続される。
【0056】それにより、ホース43および44は、ス
イベルジョイント31から垂下されることなく、一旦、
横向きに配設され、支持フレーム22a,22bに沿っ
て配管されることになる。
【0057】なお、図4(b)において、上記ホース4
3,44と同じ配置でこの奥側にもホース45,46が
配置されており、ホース45は散水ノズル27に接続さ
れ、ホース46は散水ノズル29に接続されている。
【0058】従って、支持フレーム22aの下端部には
一対の散水ノズル27,28が、支持フレーム22bの
下端部には一対の散水ノズル29,30がそれぞれ配置
され、この支持フレーム22a,22bの先端部には合
計4つの散水ノズル27〜30が配置されていることに
なる。
【0059】散水ノズル28を代表してその構成を図5
に示す。
【0060】同図において、散水ノズル28の下方に
は、散水ノズル28をガードするためのガードブロック
47が備えられ、散水ノズル28を含むホース43につ
いては帯板状のガードプレート48が支持フレーム22
aの外壁に固定され、散水ノズル28およびホース43
を保護するようになっている。
【0061】ガードブロック47には散水ノズル28の
吐出孔に対応して貫通孔47aが穿設されており、破砕
作業時に飛び散る破片が散水ノズル28に衝突すること
を防いでいる。なお、図中49は散水ノズル28とホー
ス43との間に設けられたサイズ調整のためのコネクタ
であり、50はクランプである。
【0062】図6は、スイベルジョイント31に導入さ
れるホース12の接続構造を示したものであり、同図
(a)は平面図、(b)は正面図である。
【0063】両図において、スイベルジョイント31の
インナージョイント33に通じる水圧配管40は、ロー
タリージョイント52を介してホース12に接続されて
いる。それにより、破砕アーム20,21を回転させて
いても、各散水ノズル27〜30へ給水することができ
る。
【0064】このロータリージョイント52は、U字状
の切欠き部53aを有する角度調整プレート53によっ
て所定の取付角度に保持されている。詳しくは、角度調
整プレート53は扇状に形成されており、その裾部にロ
ータリージョイント52の平行側壁52aと係合し得る
切欠き部53aが形成され、この切欠き部53aと反対
側に複数の固定用孔53bが円周上に配列されている。
【0065】この角度調整プレート53は、スタンド5
4からL字状に折り曲げられた取付部54aに固定ボル
ト55を介して固定されており、その取付部54aには
固定用孔53bと同じピッチで長孔54bが形成されて
いる。
【0066】各長孔54bのうちの二つには、上記固定
用孔53bを貫通した2本の固定ボルト55が挿通され
るようになっており、長孔54bをさらに貫通した固定
ボルト55の雄ねじ部は、二つの長孔54bに跨がる長
さの当て板56に形成されている二つのねじ部と螺合さ
れる。すなわち、この当て板56は、2本の固定ボルト
55を連結した状態で固定することができるようになっ
ている。
【0067】なお、57はスタンド54をスイベルジョ
イント31に固定するための固定ねじである。
【0068】上記角度調整プレート53およびスタンド
54は、給水管としてのホース12を所望の取付角度で
固定する固定手段として機能する。
【0069】ロータリージョイント52にホース12を
接続する際は、ホースの曲がりや方向等を考慮して取付
方向を最適な角度に選択し、固定する必要があるが、上
記角度調整プレート53を使用すれば、ロータリージョ
イント52に接続するホース12の取付角度を任意に選
択することが可能になるため、ロータリージョイント5
2に不要な負荷が加わらないような最適角度に設定する
ことができるようになる。
【0070】また、ロータリージョイント52からスイ
ベルジョイント31につながる水圧配管40は、スイベ
ルジョイント31から立設されたU字断面を有するホル
ダ58によって保持されている。
【0071】このホルダ58は、図7に示すように、ロ
ータリージョイント52下部のナット52aを両側から
挟み込むことができるように構成されており、ホルダ5
8の開口縁部には締付けボルト59を挿通するためのボ
ルト孔58a,58aが形成されている。このボルト孔
58a,58aに締付けボルト59を通し、ナット59
aを用いて締め付ければ、水圧配管40をスイベルジョ
イント31に対し安定した状態で保持することができ
る。
【0072】また、このように、上記ホルダ58を用い
て水圧配管40を保持するように構成すれば、ロータリ
ージョイント52と水圧配管40との接続部分に緩みが
発生せず、ロータリージョイント52の耐久性を向上さ
せることができるようになる。
【0073】なお、本発明のスイベルジョイントは、上
記実施形態では破砕機の旋回部24に内蔵したが、これ
に限らず、可動側の油圧配管と固定側の油圧配管とを接
続する任意のジョイント部に適用することができる。
【0074】また、本発明のスイベルジョイントにおい
て複数の分岐油圧通路は、上記実施形態では2本の平行
通路で構成したが、これ以上の本数の平行通路で構成す
ることもできる。
【0075】また、本発明の散水装置付き破砕機は、上
記実施形態では下部走行体がクローラで構成されている
建設機械に適用したが、これに限らず、ホイールで構成
されている建設機械にも適用することもできる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1の本発明によれば、スイベルジョイントに設け
られる油圧給排路を、アウターケースの固定側油圧ポー
トから環状溝を通じてインナージョイントに導くととも
に、インナージョイントに設けられた複数の分岐油圧通
路で分配させ、インナージョイントの端部に設けられた
可動側油圧ポートに集合させるように構成したため、ス
イベルジョイント内に最大流路を確保しつつスイベルジ
ョイントのコンパクト化を図ることができる。
【0077】従って、このスイベルジョイントを、破砕
アームが回転する破砕機に組み込めば、破砕機の軽量化
が図れるとともに破砕機のコンパクト化が図れる。
【0078】請求項2の本発明によれば、分岐油圧通路
を隣接してインナージョイントに配置し可動側油圧ポー
トに結合したため、スイベルジョイント内に最大流路を
確保しつつ流路抵抗も小さくすることができる。
【0079】請求項3の本発明によれば、複数の分岐油
圧通路を設けることによってスイベルジョイントの回転
中心軸部に生まれるスペースに、配管、ケーブル等を挿
通するための貫通孔を設けたため、この貫通孔を利用し
て動力を伝達するロッド等の機械部品、電気配線、別の
油圧路、水圧配管、ドレン等を通すことができ、様々な
作業形態に対応することができる。
【0080】請求項4の本発明によれば、破砕体が回転
し得る構成の散水装置付き破砕機において、スイベルジ
ョイントのインナージョイントに形成した水圧通路の出
口をそのインナージョイントの下端部に設け、この水圧
通路出口と支持フレームに取り付けられた散水ノズルと
を給水管を介して接続し、インナージョイントにおける
作業アタッチメント側且つスイベルジョイントの回転軸
上にロータリージョイントを設けこのロータリージョイ
ントに給水源を接続したため、支持フレームの長さを短
くすることが可能になり、その結果、破砕機がコンパク
トになり軽量化され、破砕機の操作性が高まるとともに
オペレータの視界も広がり作業効率が高まる。
【0081】また、ロータリージョイントの回転軸を、
スイベルジョイントの回転軸延長線上に配置したため、
ロータリージョイントの回転滑動面に無理な力が働か
ず、ロータリージョイントの耐久性が高められる。
【0082】請求項5の本発明によれば、散水ノズルを
支持フレーム先端部の外壁に設け、給水管を支持フレー
ム内壁に沿って配管した後、支持フレームに穿設された
貫通孔を通して支持フレーム外壁に導き、散水ノズルに
接続したため、破砕物との干渉、衝突を極力避けながら
給水管を支持フレームの先端部まで導くことができる。
【0083】請求項6の本発明によれば、支持フレーム
外壁に設けられた配管および散水ノズルの少なくともい
ずれか一方を保護する保護カバーを着脱自在に備えたた
め、散水ノズルに破砕物が衝突することを防止すること
ができる。また、保護カバーを取り外すことができるた
め、散水ノズルのメンテナンスも容易に行なえる。
【0084】請求項7の本発明によれば、ロータリージ
ョイントに接続される給水管を所望の取付角度で固定す
る固定手段を備えたため、給水管としてのホースの曲が
りと方向を最適な方向に選択した状態でロータリージョ
イントに接続することができる。
【0085】請求項8の本発明によれば、水圧通路を、
スイベルジョイントの回転軸に形成された貫通孔と、そ
の貫通孔に挿入されるステンレススチール製配管とから
構成したため、スイベルジョイントに対してメッキや特
殊な防錆処理をことなく散水用の給水通路を構成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の散水装置付き破砕機を装着した建設機
械の全体図である。
【図2】(a)は散水装置付き破砕器の正面図、(b)
はその右側面図である。
【図3】(a)は図2の旋回部に配置されるスイベルジ
ョイントのA−A断面正面図、(b)はB−B断面正面
図、(c)は右側面図、(d)は底面図である。
【図4】(a)はスイベルジョイントから導出されるホ
ースを示す正面図、(b)は右側面図である。
【図5】散水ノズル部分の拡大側面図である。
【図6】(a)はスイベルジョイント上部のロータリー
ジョイントの構成を示す平面図、(b)は正面図であ
る。
【図7】図6(b)のC−C矢視図である。
【図8】(a)は従来の散水装置付き破砕機の構成を示
す正面図、(b)は右側面図である。
【符号の説明】
1 建設機械 2 下部走行体 3 上部旋回体 4 作業アタッチメント 5 セパレートブーム 6 アーム 7 破砕機 12 ホース 20,21 破砕アーム 22 支持フレーム 23 油圧シリンダ 24 旋回部 25 取付部 27〜30 散水ノズル 31 スイベルジョイント 32 アウターケース 32a 第1油圧ポート 32b 第2油圧ポート 32c,32d 凹溝 33 インナージョイント 33a,33b 油圧通路 33c,33d 油圧通路 34 マニホールド 34a,34b 縦孔 34e,34f 油圧通路 34g,34h 第2油圧ポート 35 エンドプレート 36 ステム 37 Oリング 43,44 ホース 52 ロータリージョイント

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動側に設けられた油圧配管と固定側に
    設けられた油圧配管とを接続するスイベルジョイントに
    おいて、 このスイベルジョイントに設けられるこの油圧給排路
    が、アウターケースに設けられた固定側油圧ポートと、
    インナージョイントの外周面に形成されその固定側油圧
    ポートに連通し得る環状溝と、上記インナージョイント
    に設けられその環状溝と連通して上記スイベルジョイン
    ト軸方向に穿設される複数の分岐油圧通路と、上記イン
    ナージョイントの端部に設けられ上記分岐油圧通路と連
    通する可動側油圧ポートとから構成されることを特徴と
    するスイベルジョイント。
  2. 【請求項2】 上記分岐油圧通路が隣接して上記インナ
    ージョイントに配置され上記可動側油圧ポートに結合さ
    れている請求項1記載のスイベルジョイント。
  3. 【請求項3】 上記インナージョイントの中心軸部に配
    管、ケーブル等を挿通するための貫通孔が設けられてい
    る請求項1または2記載のスイベルジョイント。
  4. 【請求項4】 破砕体と、その破砕体を駆動させるアク
    チュエータと、上記破砕体を支持する支持フレームと、
    この支持フレームに設けられる散水装置と、その支持フ
    レームを作業アタッチメントに取り付けるための取付部
    と、上記支持フレームと上記取付部との間に介設され上
    記破砕体を回転させるための旋回部と、この旋回部に設
    けられ上記アクチュエータ側の配管と上記作業アタッチ
    メント側の配管とを接続するスイベルジョイントとを備
    えた散水装置付き破砕機において、 上記スイベルジョイントのインナージョイントに水圧通
    路を形成するとともにその水圧通路の出口をそのインナ
    ージョイントの下端部に設け、この水圧通路出口と上記
    支持フレームに取り付けられた散水ノズルとを給水管を
    介して接続し、上記インナージョイントにおける作業ア
    タッチメント側且つスイベルジョイントの回転軸上にロ
    ータリージョイントを設けこのロータリージョイントに
    給水源から延設される給水管を接続してなることを特徴
    とする散水装置付き破砕機。
  5. 【請求項5】 上記散水ノズルが上記支持フレーム先端
    部の外壁に設けられ、上記給水管は、上記支持フレーム
    内壁に沿って配管された後、上記支持フレームに穿設さ
    れた貫通孔を通して支持フレーム外壁に導かれ、上記散
    水ノズルに接続されていることを特徴とする請求項4記
    載の散水装置付き破砕機。
  6. 【請求項6】 上記支持フレーム外壁に設けられた配管
    および散水ノズルの少なくともいずれか一方を保護する
    保護カバーが着脱自在に備えられている請求項4または
    5記載の散水装置付き破砕機。
  7. 【請求項7】 上記ロータリージョイントに接続される
    上記給水管を所望の取付角度で固定する固定手段が備え
    られている請求項4〜6のいずれかに記載の散水装置付
    き破砕機。
  8. 【請求項8】 上記水圧通路が上記スイベルジョイント
    の回転軸に形成された貫通孔と、その貫通孔に挿入され
    るステンレススチール製配管とから構成されている請求
    項4〜7のいずれかに記載の散水装置付き破砕機。
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