JPH05112966A - 作業車両のスイベルジヨイント装置 - Google Patents

作業車両のスイベルジヨイント装置

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Publication number
JPH05112966A
JPH05112966A JP27271191A JP27271191A JPH05112966A JP H05112966 A JPH05112966 A JP H05112966A JP 27271191 A JP27271191 A JP 27271191A JP 27271191 A JP27271191 A JP 27271191A JP H05112966 A JPH05112966 A JP H05112966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swivel joint
hydraulic
pin
long hole
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27271191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Murakami
良昭 村上
Kazushi Ochi
一志 越智
Seiji Nishihara
誠二 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Kobe Steel Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP27271191A priority Critical patent/JPH05112966A/ja
Publication of JPH05112966A publication Critical patent/JPH05112966A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パワーショベル等の作業車両の旋回装置に設
けるスイベルジョイントの組み付け作業を容易にし、機
器の耐久性を向上させる。 【構成】 スイベルジョイント21の下部に回り止めの
ピン36を垂設し、ロワーフレーム18に長孔37を開
穿して嵌合自在にする。油圧配管22a,22b,22
c,22d…を取り付けたままスイベルジョイント21
は長孔37内を移動でき、油圧モータ40等他の機器の
取り付けに支障を来たさない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパワーショベル等の作
業車両に関するものであり、特に、旋回装置の内部でア
ッパーフレーム側とロワーフレーム側の油圧配管を接続
するスイベルジョイントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パワーショベル等の作業車両は、クロー
ラ等の走行体のロワーフレームに旋回装置を設け、該旋
回装置にアッパーフレームを取り付けてキャビン等の旋
回体を旋回自在に載設してある。そして、アッパーフレ
ーム側に油圧ポンプを設けて各アクチュエータへ油圧配
管してある。旋回装置にはスイベルジョイントを設け、
アッパーフレーム側とロワーフレーム側の油圧配管を接
続する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の此種作業車両の
スイベルジョイントは、狭い空間に多数の油圧配管を接
続しているため、組み付け作業が著しく面倒である。
又、油圧配管の劣化も激しく、耐久性に問題があった。
そこで、スイベルジョイントの組み付け作業を容易に
し、耐久性を向上させるために解決すべき技術的課題が
生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案されたものであり、下部の走行体に上
部の旋回体を旋回自在に載設し、前記旋回体の油圧配管
と走行体の油圧配管とをスイベルジョイントを介して接
続した作業車両に於いて、旋回体のアッパーフレームに
垂設したスイベルジョイントの下部に回り止めのピンを
突設し、走行体のロワーフレームに長孔を開穿して前記
ピンを嵌合したことを特徴とする作業車両のスイベルジ
ョイント装置を提供するものである。
【0005】
【作用】本発明のスイベルジョイント装置を組み付ける
には、先ず、各油圧配管を接続したスイベルジョイント
をアッパーフレームから旋回装置の空間へ挿入し、該ス
イベルジョイントの下部に突設したピンをロワーフレー
ムの長孔へ挿通する。斯くして、スイベルジョイントの
取付位置が仮決めされ、一旦、前記ピンが長孔の一端に
至るまでスイベルジョイントを奥へ移動する。次に、油
圧モータをアッパーフレームに装着し、前記ピンを長孔
の他端へスライドさせればスイベルジョイントは所定の
位置に戻り、回り止めの作用も為される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。尚、説明の都合上、従来公知に属する技術事項も
同時に説明する。図1は超小型の油圧ショベルカー11
の側面図であり、クローラ等の走行体12の上部に旋回
体13を回動自在に載設してある。そして、旋回体13
に合成樹脂製のフレームカバー14を取り付けてエンジ
ン等の機関部を被蔽するとともに、旋回体13の前部に
油圧式の掘削装置15を設ける。更に、フレームカバー
14の前部上面に各種操作レバー16を突設し、フレー
ムカバー14の後部上面にオペレータ用のシート17を
固設する。
【0007】図2は本発明の油圧ショベルカー11のス
パンナ装置を示したものであり、左右方向へロワーフレ
ーム18,18を設けてその中央部に旋回装置19を固
設する。ロワーフレーム18,18の左右に側部フレー
ム20,20を設けて前記走行体12を取り付けるとと
もに、旋回装置19にスイベルジョイント21を設け、
上部の旋回体13で生成した高圧油を該スイベルジョイ
ント21を介してロワーフレーム18側の各アクチュエ
ータへ圧送できるように油圧ホース22a,22b…を
配管してある。
【0008】そして、左右何れか一方の側部フレーム2
0にスパンナシリンダ23の基部を取り付け、ピストン
ロッド24の先端部を他方の側部フレーム20に支持さ
せる。スパンナシリンダ23の油路の吸入口25と吐出
口26とは夫々反対側に設けられており、スイベルジョ
イント21に複数個突設された接続部のうち、前記吸入
口25から遠い位置にある接続部27からの油圧ホース
22aを吸入口25と反対側へU字形に湾曲して吸入口
25へ接続する。又、吐出口26から遠い位置にある接
続部28からの油圧ホース22bを吐出口26と反対側
へU字形に湾曲して吐出口26へ接続する。
【0009】更に、左右の側部フレームに夫々スプロケ
ット駆動用の油圧モータ29及び30を設け、図中左の
油圧モータ29の接続口31に油圧ホース22cを接続
し、スイベルジョイント21の該油圧モータ29から遠
い位置にある接続部32へこの油圧ホース22cの他端
を接続する。一方、右の油圧モータ30の接続口33に
油圧ホース22dを接続し、スイベルジョイント21の
該油圧モータ30から遠い位置にある接続部34へこの
油圧ホース22dの他端を接続する。尚、図示したのは
片側の油圧ホース22c,22dのみであるが、油圧モ
ータ29,30には吸入側と吐出側の二本の油圧ホース
が接続されることは当然である。
【0010】図3は装置の要部を示したものであり、ス
イベルジョイント21の下部に前述した接続部27及び
28並びに32及び34が夫々反対方向に設けられてい
る。該スイベルジョイント21の下部側方へステー35
を突設してピン36を垂設し、このピン36をロワーフ
レーム18の長孔37へ嵌入してスイベルジョイント2
1の回り止めを施している。前記接続部27及び28に
はエルボ32及び33が垂設され、これに油圧ホース2
2a及び22bを接続する。図に示したように、エルボ
32に接続した油圧ホース22aはU字形に湾曲して反
対側の吸入口25に連結し、エルボ33に接続した油圧
ホース22bはU字形に湾曲して反対側の吐出口26に
連結する。
【0011】而して、本発明のスイベルジョイント装置
は、先ず、各油圧ホース22a,22c,22d…を接
続したスイベルジョイント21をアッパーフレーム38
の開口部39へ挿入し、スイベルジョイント21の下部
に垂設したピン36をロワーフレーム18の長孔37へ
挿通する。斯くして、スイベルジョイント21の取付位
置が仮決めされ、一旦、前記ピン36が長孔37の一端
に至るまでスイベルジョイント21を奥へ移動する。次
に、油圧モータ40をアッパーフレーム38へ装着し、
前記ピン36を長孔37の他端へスライドさせながらス
イベルジョイント21を元の位置へ戻せば、該スイベル
ジョイントは定位置に位置決めされ、回り止めの作用も
為される。
【0012】而して、旋回体13が旋回してスイベルジ
ョイント21が回転したときに、或いはスパンナシリン
ダ23が伸長して側部フレーム20,20が拡張したと
きに、油圧ホース22a,22b,22c,22d…が
湾曲して配管されているので、無理に引張られたり圧縮
されて潰れたりすることはない。図4及び図5は走行体
12のスプロケット駆動用の前記油圧モータ30を示し
たものであり、カウンタバランスバルブ41の保護カバ
ー42を上部側へオフセットして固着する。従って、保
護カバー42と地面との間隔Hが大となって走行中の石
への乗り上げを防止できる。尚、反対側の油圧モータ2
9についても全く同様の構成の保護カバー42が設けら
れている。
【0013】尚、この発明は、この発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、この発
明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0014】
【発明の効果】この発明は上記一実施例に詳述したよう
に、スイベルジョイントの下部に回り止めのピンを垂設
して、ロワーフレームの長孔へ嵌合したことにより、組
み付け時の位置決めが容易となる。而も、前記ピンは長
孔内をスライドするので油圧配管を取り付けた状態のス
イベルジョイントも移動し、組み立て性が良好になって
製作工程の短縮に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルカーの側面図。
【図2】スパンナ装置の平面図。
【図3】スイベルジョイント装置の要部正面図。
【図4】スプロケット駆動部の要部正面図。
【図5】スプロケット駆動部の内側から見た要部側面
図。
【符号の説明】
11 油圧ショベルカー 12 走行体 13 旋回体 18 ロワーフレーム 21 スイベルジョイント 22a,22b 油圧ホース 22c,22d 油圧ホース 36 ピン 37 長孔 38 アッパーフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西原 誠二 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部の走行体に上部の旋回体を旋回自在
    に載設し、前記旋回体の油圧配管と走行体の油圧配管と
    をスイベルジョイントを介して接続した作業車両に於い
    て、旋回体のアッパーフレームに垂設したスイベルジョ
    イントの下部に回り止めのピンを突設し、走行体のロワ
    ーフレームに長孔を開穿して前記ピンを嵌合したことを
    特徴とする作業車両のスイベルジョイント装置。
JP27271191A 1991-10-21 1991-10-21 作業車両のスイベルジヨイント装置 Pending JPH05112966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27271191A JPH05112966A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 作業車両のスイベルジヨイント装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27271191A JPH05112966A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 作業車両のスイベルジヨイント装置

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JPH05112966A true JPH05112966A (ja) 1993-05-07

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ID=17517724

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27271191A Pending JPH05112966A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 作業車両のスイベルジヨイント装置

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JP (1) JPH05112966A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008400A (ja) * 2014-06-23 2016-01-18 コベルコ建機株式会社 作業機械

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008400A (ja) * 2014-06-23 2016-01-18 コベルコ建機株式会社 作業機械

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