JP2016007960A - 駐輪装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吊上げによる自転車への負担が少なく、また、自転車を安定した状態で駐輪することが可能であり、しかもコストが安い吊上げ式の駐輪装置を提供する。
【解決手段】自転車を支持する駐輪装置であって、並んで立設された2つの支柱を有するフレームと、前記フレームに固定された定滑車と、前記支柱の並び方向と略平行に並んで設けられ、自転車が掛止される2つのフックと、前記定滑車に巻き掛けられ、前記フックを上下方向に移動させる1本のロープとを備えるように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、限られたスペースに多くの自転車を駐輪することが可能な駐輪装置に関する。
従来から、限られたスペースに多くの自転車を駐輪することが可能な吊上げ式の駐輪装置が提案されている。
例えば、特許文献1では、自転車を吊上げるための掛止部材に自転車の前輪を掛止し、自転車を縦の姿勢で、すなわち、前面視で2つの支柱の並び方向に対し前輪及び後輪の並び方向を垂直に吊上げることを特徴とする駐輪装置が開示されている。特許文献1の駐輪装置は、支柱上方に取り付けた滑車によって支承された線材の一端部に重錘を、線材の他端部に自転車を吊上げるための掛止部材を取り付けると共に、支柱の上方で滑車の近傍に重錘を載せ上げるための載置部を設け、載置部より重錘を落すための手段を設けて成ることを特徴とする。
また、二輪車を吊上げる機能を有する装置としては、例えば、特許文献2の昇降装置が開示されている。特許文献2では、起立した支持フレーム部と、支持フレーム部にガイドされる昇降フレーム部と、昇降フレーム部を上下方向へ移動させる駆動機構部と、昇降フレーム部に設け、かつ二輪車を吊下げるための吊下機構部とを備えることを特徴とする二輪車用昇降装置が開示されている。
実公平7−54062号公報 特開2002−337773号公報
しかしながら、特許文献1の駐輪装置には、例えば、次のような問題がある。
まず、特許文献1の駐輪装置では、吊上げによる自転車への負担が大きく、自転車が破損するおそれがある。すなわち、特許文献1の駐輪装置では、掛止部材を自転車の前輪のリムに掛止し、縦の姿勢で吊上げるため、自転車の全重量がリムに集中してかかる。リムの素材は、鉄やアルミが多いが、炭素繊維強化プラスチック製や木製などもあり、リムの素材によっては、自転車の全重量が集中してかかると、破損するおそれがある。
また、特許文献1の駐輪装置では、駐輪時に自転車が振らつきやすく、安定した状態で駐輪することができない。すなわち、特許文献1の駐輪装置は、駐輪時において、自転車の前輪は掛止部材に掛止されているが、自転車の後輪は後輪受に載置されているに過ぎない。よって、強風時に、自転車の後輪が後輪受から外れやすく、自転車が振らつくため、安定した状態で駐輪することができない。
また、特許文献2の昇降装置は、自転車と比較して重量物である自動二輪車を昇降させることを目的としているため、自転車の昇降装置としては高コストとなる。すなわち、特許文献2の昇降装置は、自動二輪の昇降に耐えうる強度に設計された大がかりなフレームや、エアシリンダーが用いられた駆動機構部等を有するため、自転車の昇降装置としては、製造原価が高くなる。さらに、特許文献2の昇降装置は、構成部材に重量物が多いため、設置作業が大変であり、設置費用も高額となる。
そこで、本発明はかかる問題点を鑑み、吊上げによる自転車への負担が少なく、また、自転車を安定した状態で駐輪することが可能であり、しかもコストが安い吊上げ式の駐輪装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、本発明の一態様に係る駐輪装置は、請求項1を特徴とする。ここで、請求項2であってもよい。また、請求項3であってもよい。さらに、請求項4であってもよい。
本発明によれば、吊上げによる自転車への負担が少なく、また、自転車を安定した状態で駐輪することが可能であり、しかもコストが安い吊上げ式の駐輪装置を提供することができる。
図1は第1の実施形態に係る駐輪装置Aの構成を示す正面図である。 図2は第1の実施形態に係る駐輪装置Aの構成を示す側面図である。 図3は第1の実施形態に係る駐輪装置Aの使用状態を示す正面図である。 図4は第2の実施形態に係る駐輪装置Bの構成を示す正面図である。 図5は第2の実施形態に係る駐輪装置Bの構成を示す側面図である。 図6は第2の実施形態に係る駐輪装置Bの使用状態を示す正面図である。 図7は第3の実施形態に係る駐輪装置Cの構成を示す正面図である。 図8は第3の実施形態に係る駐輪装置Cの構成を示す側面図である。 図9は第3の実施形態に係る駐輪装置Cの構成を示す上面図である。 図10は第3の実施形態に係る駐輪装置Cの使用状態を示す正面図である。
以下、本発明に関する3つの実施形態に係る駐輪装置について、図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る駐輪装置Aについて、図1〜図3を用いて説明する。
図1は第1の実施形態に係る駐輪装置Aの構成を示す正面図である。
図2は第1の実施形態に係る駐輪装置Aの構成を示す側面図である。
図3は第1の実施形態に係る駐輪装置Aの使用状態を示す正面図である。
まず、第1の実施形態に係る駐輪装置A(以下、単に「駐輪装置A」という。)の構成について、図1、2を用いて説明する。
駐輪装置Aは、フレーム1と、フレーム1に固定された定滑車2a、2b、2cと、自転車が掛止されるフック3a、3bが固定された動滑車5a、5bと、これらのフック3a、3bを上下方向に移動させるロープ4から構成される。
フレーム1は、左右方向に間隔をあけて並んで立設された支柱1a、1bと、支柱1a、1bの上端に固定され、支柱1a、1b間を連結する梁11と、支柱1a、1bの下部に固定され、支柱1a、1b間を連結する第1水平ビーム14とから構成される。
なお、支柱1a、1b、梁11及び第1水平ビーム14には、強度的に安定しておりコストの安い鋼管が好適に用いられるが、鋼管に限るものではなく、アルミニウム合金型材、ステンレス鋼管が用いられてもよい。
支柱1aは、金属管等の3本の柱状体を側面視逆コの字形となるように連結して構成される。すなわち、支柱1aは、垂直柱状体1aaと、垂直柱状体1aaの上端から正面方向へ直角に起立した上部水平柱状体1abと、垂直柱状体1aaの下端から正面方向へ直角に起立した下部水平柱状体1acとを連結して構成される。垂直柱状体1aaは、上下方向に延設された柱状体であり、その延設方向の中間部に自転車受部12aが設けられている。この自転車受部12aは、支柱1aの表面に突設された柱状の凸部であり、側面に溝120を有する。この溝120は、自転車受部12aに掛止された自転車の車輪が自転車受部12aから抜け落ちることを防止するために設けられたものである。そして、下部水平柱状体1acは、駐輪装置Aの基礎となる柱状体であるため、地面への接合面積が大きくなる形態とされることが好ましい。
同様に、支柱1bは、金属管等の3本の柱状体を側面視逆コの字形となるように連結して構成される。すなわち、支柱1bは、垂直柱状体と、垂直柱状体の上端から正面方向へ直角に起立した上部水平柱状体と、垂直柱状体の下端から正面方向へ直角に起立した下部水平柱状体とを連結して構成される。支柱1bの垂直柱状体は、上下方向に延設された柱状体であり、その延設方向の中間部の前面に、自転車受部12bが設けられている。この自転車受部12bの構成は、自転車受部12aと同様であり、その配置位置のみが異なる。また、支柱1bの垂直柱状体は、その延設方向の中間部の側面にロープ巻取部13が設けられる。そして、支柱1bの下部水平柱状体は、駐輪装置Aの基礎となる柱状体であるため、地面への接合面積が大きくなる形態とされることが好ましい。
定滑車2a、2b、2c及び動滑車5a、5bは、中央に1つの回転軸を持つ正面視略円形の板材であり、その周縁部にロープ4を巻き掛けるための溝がある。
定滑車2a、2b、2cは、フレーム1の梁11に固定され、その表面が駐輪装置Aの前方を向くように設けられている。
動滑車5a、5bは、ロープ4を介して定滑車2a、2b、2cの下方に吊下げられ、その表面が駐輪装置Aの前方を向くように設けられている。動滑車5a、5bは、自身の上下方向の移動により、その回転軸が上下方向に自由に移動する。
また、動滑車5aの下部には、自転車が掛止されるフック3aが固定され、同様に、動滑車5bの下部には、自転車が掛止されるフック3bが固定されている。フック3a、3bの形状は、正面視略C形であり、本実施形態では、フック3a、3bの突き出すように屈曲した部分が、それぞれ向かい合うように配置されている。
なお、本実施形態では、フック3aが自転車のハンドル部に、フック3bが自転車のサドル部に掛止されるため、フック3aが吊下げられる位置を、フック3bが吊下げられる位置よりも10センチ程度下方としている。
定滑車2a、2b、2c及び動滑車5a、5bには、1本のロープ4が巻き掛けられている。すなわち、ロープ4は、その一端4aが梁11のロープ固定部111に固定され、動滑車5a、定滑車2a、定滑車2b及び動滑車5bを順次経由して、定滑車2cに巻き掛けられ、その他端4bがロープ巻取部13の下方に垂下している。
上記構造において、ロープ4の他端4bをロープ巻取部13から外して、下に引っ張ると、動滑車5a、5bが上方向に移動するため、動滑車5a、5bの下部に固定されたフック3a、3bも上方向に移動する。この構造によりフック3a、3bに掛止された自転車を上方向に移動させることができるのである。
なお、ロープ4には、強度的に安定しておりコストの安い炭素鋼からなるロープ、所謂ワイヤーロープが好適に用いられるが、ワイヤーロープに限るものではなく、化学繊維、天然繊維、ステンレス等の金属からなるロープが用いられてもよい。
次に、駐輪装置Aの使用方法及び各部の機能について、図3を用いて説明する。
まず、ロープ巻取部13に巻き掛けられたロープ4の他端4bをロープ巻取部13から外す。その後、上方に位置するフック3a、3bを下方に引っ張り、支柱1a、1bの下部付近まで下降させる(図3(a))。この状態で、自転車Jのハンドル部にフック3aを、サドル部にフック3bを掛止する。
そして、ロープ4の他端4bを下方に引く。すると、ロープ4が巻き掛けられた動滑車5a、5bが上方向に移動するため、動滑車5a、5bの下部に固定されたフック3a、3bも上方向に移動する(図3(b))。これによって、フック3a、3bに掛止された自転車Jが横の姿勢で、すなわち、その前後方向を支柱1a、1bの並び方向に対し水平にした状態で、上方向に引き上げられる。
それから、ロープ4を下方に引く力を緩め、自転車Jを少し下方に移動させた上で、自転車受部12aに自転車Jの前輪を、自転車受部12bに後輪を掛止させる。(図3(c))
最後に、ロープ4の他端4bをロープ巻取部13に巻き掛ける。これで、自転車Jの駐輪が完了する。
以上のように、駐輪装置Aは、自転車を支持する駐輪装置であって、並んで立設された2つの支柱1a、1bを有するフレーム1と、フレーム1に固定された定滑車2a、2b、2cと、支柱1a、1bの並び方向と略平行に並んで設けられ、自転車が掛止される2つのフック3a、3bと、定滑車2a、2b、2cに巻き掛けられ、フック3a、3bを上下方向に移動させる1本のロープ4とを備える。そして、駐輪装置Aは、さらに、フック3a、3bが固定された2つの動滑車5a、5bとを備え、2つの動滑車5a、5bには1本のロープ4が巻き掛けられていることを特徴とする。
この構成により、駐輪装置Aでは、2つの動滑車5a、5bを用いて自転車Jを吊上げるため、滑車やロープの重さを考えなければ、自転車Jを吊上げるために必要な力は、自転車Jの重量の4分の1の重量物を持ち上げる力になる。すなわち、一般的な自転車の重量は16kg〜20kgであることを踏まえると、自転車Jを吊上げるために必要な力は、おおよそ4kg〜5kgの重量物を持ち上げる力となる。よって、駐輪装置Aでは、女性や高齢者であっても、自転車の吊上げ作業を、無理なく行うことができる。
また、駐輪装置Aでは、上方に駐輪した自転車Jの下方に、別の自転車を駐輪することが可能であるため、限られたスペースに多くの自転車を駐輪することができる。
さらに、駐輪装置Aでは、自転車Jのハンドル部、サドル部の2カ所にフック3a、3bを掛止し、自転車Jを横の姿勢で上方向に引き上げ、駐輪することが可能であるため、自転車Jの重量が、自転車Jのハンドル部、サドル部に分散してかかる。よって、駐輪装置Aは、従来よりも吊上げによる自転車への負担が少ない駐輪装置といえる。
また、駐輪装置Aでは、自転車Jのハンドル部、サドル部の2カ所にフック3a、3bを掛止し、自転車Jを横の姿勢で上方向に引き上げ、駐輪することが可能であるため、特許文献1の駐輪装置と比較して、自転車Jの振らつきを抑え、安定した状態で駐輪することができる。よって、駐輪装置Aは、従来よりも自転車を安定した状態で駐輪することが可能な吊上げ式の駐輪装置といえる。
加えて、駐輪装置Aは、特許文献1の駐輪装置や特許文献2の昇降装置と比較して、構成が簡素であるため、製品の製造原価が低く、さらに、構成部材に重量物が少なく、設置作業が容易なので、設置費用が安い。よって、駐輪装置Aは、従来よりもコストが安い吊上げ式の駐輪装置といえる。
以上、第1の実施形態に係る駐輪装置Aについて、詳細に説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成、形状、材料、数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更、追加、削除することができる。
例えば、定滑車の数は3個以上でもよく、この場合、動滑車の数も2個以上でもよい。
また、第1の実施形態においては、自転車Jをより安定した状態で駐輪することを目的として自転車受部12a、12bが設けられているが、自転車Jのハンドル部、サドル部の2カ所にフック3a、3bを掛止し、自転車Jを横の姿勢で上方向に引き上げ、駐輪することで、十分な安定性が得られる場合は、自転車受部12a、12bを設けなくてもよい。
さらに、支柱1a、1bの下部に自転車受部を増設し、自転車Jの下方に、別の自転車を駐輪してもよい。すなわち、支柱1a、1bの下部に増設された自転車受部に、別の自転車の前輪と後輪を掛止することで、別の自転車を駐輪してもよい。なお、増設される自転車受部の構成は、自転車受部12a、12bと同様であり、その配設位置のみが異なる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態に係る駐輪装置Bについて、図4〜図6を用いて説明する。
図4は第2の実施形態に係る駐輪装置Bの構成を示す正面図である。
図5は第2の実施形態に係る駐輪装置Bの構成を示す側面図である。
図6は第2の実施形態に係る駐輪装置Bの使用状態を示す正面図である。
まず、前述した駐輪装置Aと第2の実施形態に係る駐輪装置B(以下、単に「駐輪装置B」という。)の構造に関する主な相違点を説明する。
駐輪装置Aでは、自転車を掛止するフック3a、3bが動滑車5a、5bに直接固定されている。一方、駐輪装置Bでは、フック3a、3bが動滑車5aに直接固定されていない。すなわち、駐輪装置Bでは、動滑車5aが固定された板状部材31の表面にフック3a、3bが突設されており、フック3a、3bが動滑車5aに間接的に固定されている。
次に、駐輪装置Bの構成について、図4、5を用いて説明する。
駐輪装置Bは、フレーム1と、フレーム1に固定された定滑車2a、2bと、自転車が掛止されるフック3a、3bと、これらのフック3a、3bが突設され、上部に動滑車5aが固定された板状部材31と、板状部材31を上下方向に移動させるロープ4から構成される。
フレーム1は、左右方向に間隔をあけて並んで立設された支柱1a、1bと、支柱1a、1bの上端に固定され、支柱1a、1b間を連結する梁11と、支柱1a、1bの下部に固定され、支柱1a、1b間を連結する第1水平ビーム14とから構成される。
なお、支柱1a、1b、梁11及び第1水平ビーム14には、強度的に安定しておりコストの安い鋼管が好適に用いられるが、鋼管に限るものではなく、アルミニウム合金型材、ステンレス鋼管が用いられてもよい。
支柱1aは、金属管等の2本の柱状体を側面視L字形となるように連結して構成される。すなわち、支柱1aは、垂直柱状体1aaと、垂直柱状体1aaの下端から正面方向へ直角に起立した下部水平柱状体1acとを連結して構成される。垂直柱状体1aaは、上下方向に延設された柱状体であり、支柱1bの垂直柱状体と対向する側面に、上下方向に延び、板状部材31が挿入されるスライド溝を有する。また、下部水平柱状体1acは、駐輪装置Bの基礎となる柱状体であるため、地面への接合面積が大きくなる形態とされることが好ましい。
同様に、支柱1bは、金属管等の2本の柱状体を側面L字形となるように連結して構成される。すなわち、支柱1bは、垂直柱状体と、垂直柱状体の下端から正面方向へ直角に起立した下部水平柱状体とを連結して構成される。支柱1bの垂直柱状体は、上下方向に延設された柱状体であり、支柱1aの垂直柱状体1aaと対向する側面に、上下方向に延び、板状部材31が挿入されるスライド溝を有する。また、支柱1bの垂直柱状体は、その延設方向の中間部の側面にロープ巻取部13が設けられる。そして、支柱1bの下部水平柱状体は、駐輪装置Bの基礎となる柱状体であるため、地面への接合面積が大きくなる形態とされることが好ましい。
板状部材31は、正面視矩形の板であり、金属等の3枚の板を側面視逆コの字形となるように連結して構成されている。すなわち、板状部材31は、正面板31aと、正面板31aの上端から背面方向に突設された上面板31bと、正面板31aの下端から背面方向に突設された下面板31cとを連結して構成されている。
正面板31aは、その表面に自転車が掛止されるフック3a、3bが突設されている。フック3a、3bは、正面板31aの表面に突設された柱状の凸部であり、その先端の側面に溝30を有する。この溝30は、フック3a、3bに掛止された自転車のフレーム部がフック3a、3bから抜け落ちることを防止するために設けられたものである。なお、正面板31aは、その表面の任意の位置にフック3a、3bの突設を可能とするため、フック3a、3bを突設するための孔が複数設けられている。フック3a、3bは、これらの孔に挿入可能であり、自転車の形状に応じて所望の位置に、フック3a、3bを取り付けることができる。
また、上面板31bには、動滑車5aが固定されており、動滑車5aを上下方向に移動させることで、上面板31bを有する板状部材31を上下方向に移動させることができる。
定滑車2a、2b及び動滑車5aは、中央に1つの回転軸を持つ正面視略円形の板材であり、その周縁部にロープ4を巻き掛けるための溝がある。
定滑車2a、2bは、フレーム1の梁11に固定され、その前面が駐輪装置Bの前方を向くように設けられている。
動滑車5aは、板状部材31の上端の中央部に、すなわち上面板31bの上端の中央部に固定されており、ロープ4を介してロープ固定部111と定滑車2aの下方に吊下げられ、その表面が駐輪装置Bの前方を向くように設けられている。動滑車5aは、自身の上下方向の移動により、その回転軸が上下方向に自由に移動する。
定滑車2a、2b及び動滑車5aには、1本のロープ4が巻き掛けられている。すなわち、ロープ4は、その一端4aが梁11のロープ固定部111に固定され、動滑車5a、定滑車2aを順次経由して、定滑車2bに巻き掛けられ、その他端4bがロープ巻取部13の下方に垂下している。また、板状部材31は、支柱1a、1bの対向する側面に設けられたスライド溝に上下方向にスライド可能に嵌合され、フレーム1に昇降自在な状態で取り付けられる。
上記構造の駐輪装置Bにおいて、ロープ4の他端4bをロープ巻取部13から外して、下方に引っ張ると、動滑車5aが上方向に移動するため、動滑車5aが固定された板状部材31が上方向に移動する。板状部材31の移動と共に、板状部材31に突設されたフック3a、3bが上方向に移動するため、フック3a、3bに掛止された自転車を上方向に移動させることができるのである。なお、板状部材31は、支柱1a、1bの側面に設けられたスライド溝に嵌合させているため、このスライド溝に沿って、上方向に移動する。
次に、駐輪装置Bの使用方法及び各部の機能について、図6を用いて説明する。
まず、ロープ巻取部13に巻き掛けられたロープ4の他端4bをロープ巻取部13から外す。それから、フック3a、3bを下方に引っ張り、支柱1a、1bの下部付近まで下降させる(図6(a))。この状態で、自転車Jのフレーム部にフック3a、3bを掛止する。
そして、ロープ4の他端4bを下方に引く。すると、ロープ4が巻き掛けられた動滑車5aが上方向に移動するため、動滑車5aが固定された板状部材31が、支柱1a、1bの側面に設けられたスライド溝に沿って、上方向に移動する(図6(b))。これによって、板状部材31に突設されたフック3a、3bが上方向に移動するため、フック3a、3bに掛止された自転車Jが横の姿勢で、上方向に引き上げられる。
最後に、ロープ4の他端4bをロープ巻取部13に巻き掛ける。これで、自転車Jの駐輪が完了する。(図6(c))
以上のように、駐輪装置Bは、自転車を支持する駐輪装置であって、並んで立設された2つの支柱1a、1bを有するフレーム1と、フレーム1に固定された定滑車2a、2bと、支柱1a、1bの並び方向と略平行に並んで設けられ、自転車が掛止される2つのフック3a、3bと、定滑車2a、2bに巻き掛けられ、フック3a、3bを上下方向に移動させる1本のロープ4とを備える。そして、駐輪装置Bは、さらに、ロープ4が巻き掛けられた動滑車5aと、動滑車5aが固定され、フック3a、3bが表面に突設された板状部材31とを備えることを特徴とする。
このような構成により、駐輪装置Bでは、1つの動滑車5aを用いて自転車Jを吊上げるため、滑車やロープの重さを考えなければ、自転車Jを吊上げるために必要な力は、自転車Jの重量の2分の1の重量物を持ち上げる力になる。すなわち、一般的な自転車の重量は16kg〜20kgであることを踏まえると、自転車Jを吊上げるために必要な力は、おおよそ8kg〜10kgの重量物を持ち上げる力となる。また、駐輪装置Bでは、支柱1a、1bの側面に設けられたスライド溝に沿って、板状部材31が上方に移動するため、吊上げ作業時において、板状部材31の前後方向への移動を規制し、上下方向にのみ移動させるという効果、すなわち、吊上げ作業時において、板状部材31に掛止された自転車Jが前後方向に振らつくことを防止するという効果が奏される。よって、駐輪装置Bは、女性や高齢者であっても、吊上げ作業を無理なく行うことができる。
また、駐輪装置Bでは、上方に駐輪した自転車Jの下方に、別の自転車を駐輪することが可能であるため、限られたスペースに多くの自転車を駐輪することができる。
さらに、駐輪装置Bでは、自転車Jのフレーム部の2カ所にフック3a、3bを掛止し、自転車Jを横の姿勢で上方向に引き上げ、駐輪することが可能であるため、自転車Jの重量が、自転車Jのフレーム部の2カ所に分散してかかる。よって、駐輪装置Bは、従来よりも吊上げによる自転車への負担が少ない吊上げ式の駐輪装置といえる。
また、駐輪装置Bでは、自転車Jのフレーム部の2カ所にフック3a、3bを掛止し、自転車Jを横の姿勢で上方向に引き上げ、駐輪することが可能であるため、特許文献1の駐輪装置と比較して、駐輪装置Bは自転車Jの振らつきを抑え、安定した状態で駐輪することができる。よって、駐輪装置Bは、従来よりも自転車を安定した状態で駐輪することが可能な吊上げ式の駐輪装置といえる。
加えて、駐輪装置Bは、特許文献1の駐輪装置や特許文献2の昇降装置と比較して、構成が簡素であるため製品の製造原価が低く、さらに、構成部材に重量物が少なく、設置作業が容易なので、設置費用が安い。よって、駐輪装置Bは、従来よりもコストが安い吊上げ式の駐輪装置といえる。
以上、第2の実施形態に係る駐輪装置Bについて、詳細に説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成、形状、材料、数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更、追加、削除することができる。
例えば、定滑車の数は2個以上でもよく、この場合、動滑車の数も1個以上でもよい。
また、支柱1a、1bの下部に自転車受部を設け、自転車Jの下方に別の自転車を駐輪してもよい。すなわち、支柱1a、1bの下部に設けた自転車受部に、別の自転車の前輪と後輪を掛止することで、別の自転車を駐輪してもよい。なお、支柱1a、1bの下部に設けた自転車受部の構成は、駐輪装置Aの自転車受部12a、12bと同様であり、その配設位置のみが異なる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係る駐輪装置Cについて、図7〜図10を用いて説明する。
図7は第3の実施形態に係る駐輪装置Cの構成を示す正面図である。
図8は第3の実施形態に係る駐輪装置Cの構成を示す側面図である。
図9は第3の実施形態に係る駐輪装置Cの構成を示す上面図である。
図10は第3の実施形態に係る駐輪装置Cの使用状態を示す正面図である。
まず、前述した駐輪装置Aと第3の実施形態に係る駐輪装置C(以下、単に「駐輪装置C」という。)の構造に関する主な相違点を説明する。
駐輪装置Aは、自転車を掛止するフック3a、3bが固定された動滑車5a、5bを上方向に移動させることで、自転車を吊上げるという構造である。一方、駐輪装置Cでは、自転車を掛止するフック3a、3bが固定されたアーム部34を、周方向に回転動させることで、自転車を吊上げるという構造である。
次に、駐輪装置Cの基本的な構成について、図7、8、9を用いて説明する。
駐輪装置Cは、フレーム1と、フレーム1に固定された定滑車2a、2b、2c及び第1水平ビーム14と、先端に自転車が掛止されるフック3a、3bが固定されたアーム部34と、その一端がアーム部34に固定され、フック3a、3bを上下方向に移動させるロープ4から構成される。
フレーム1は、左右方向に間隔をあけて並んで立設された支柱1a、1bと、支柱1a、1bの上端に固定され支柱間を連結する梁11と、支柱1a、1bの中央部に固定され、支柱間を連結する第1水平ビーム14から構成される。
支柱1a、1b、梁11及び第1水平ビーム14には、強度的に安定しておりコストの安い鋼管が好適に用いられるが、鋼管に限るものではなく、アルミニウム合金型材、ステンレス鋼管が用いられてもよい。
支柱1aは、金属管等の2本の柱状体を側面視L字形となるように連結して構成される。すなわち、支柱1aは、垂直柱状体1aaと、垂直柱状体1aaの下端から正面方向へ直角に起立した下部水平柱状体1acとを連結して構成される。垂直柱状体1aaは、上下方向に延設された柱状体であり、その上部にビーム取付具33aが設けられている。そして、下部水平柱状体1acは、駐輪装置Cの基礎となる柱状体であるため、地面への接合面積が大きくなる形態とされることが好ましい。
同様に、支柱1bは、金属管等の2本の柱状体を側面視L字形となるように連結して構成される。すなわち、支柱1bは、垂直柱状体と、垂直柱状体の下端から正面方向へ直角に起立した下部水平柱状体とを連結して構成される。垂直柱状体は、上下方向に延設された柱状体であり、その延設方向の上部にビーム取付具33bが設けられる。
支柱1bの垂直柱状体は、その側面に、ロープ4の左端4bが固定された昇降ペダル15が、一定の可動域において昇降自在な状態で取り付けられている。昇降ペダル15の可動域の上端及び下端には、昇降ペダル15を固定するためのロック機構が設けられており、その可動域の上端または下端に固定された昇降ペダル15は、ロックを解除しない限り、その可動域の上端または下端に固定された状態を維持する。
そして、支柱1bの下部水平柱状体は、駐輪装置Cの基礎となる柱状体であるため、地面への接合面積が大きくなる形態とされることが好ましい。
ビーム取付具33a、33bは、アーム部34が固定された第2水平ビーム32を、回動可能な状態でフレーム1に架設するために、支柱1a、1bの表面に立設された板状の部材である。ビーム取付具33a、33bは、その表面に第2水平ビーム32が挿入される凹部を有し、それぞれの凹部が対向するように、支柱1a、1bに固定されている。また、第2水平ビーム32は、支柱1a、1bの並び方向に延設されている。
アーム部34は、金属管等の3本の柱状体を上面視略H形となるように連結して構成される。すなわち、アーム部34は、第1アーム34aと、第2アーム34bと、アーム連結具34cとを連結して構成される。
第1アーム34aには、一端に自転車Jが掛止されるフック3aが固定される。同様に、第2アーム34bには、一端に自転車Jが掛止されるフック3bが固定される。フック3a、3bの形状は、側面視略C形であり、本実施形態では、フック3a、3bは自転車のフレーム部に掛止されるため、側面視で先端部分が斜め上を向くように、第1アーム34a、第2アーム34bの先端に固定される。
そして、アーム連結具34cは、並んで設けられた第1アーム34aと、第2アーム34bを連結する。また、アーム連結具34cは、その中央部に金属等のリング状体34caを有し、リング状体34caにロープ4の一端4aが固定される。
第2水平ビーム32は、金属等の円柱状体であり、その表面にアーム部34が固定される。すなわち、第2水平ビーム32は、その表面に第1アーム34aの他端(フック3aが固定されていない端部)と、第2アーム34bの他端(フック3bが固定されていない端部)が固定される。
また、第2水平ビーム32は、ビーム取付具33a、33bを介して、回動可能な状態でフレーム1に架設される。すなわち、第2水平ビーム32は、ビーム取付具33a、33bの凹部に挿入され、ビーム取付具33a、33bに対して、第2水平ビーム32の中心軸を回転軸として回動可能な状態で、フレーム1に架設される。この構造により、アーム部34は、第2水平ビーム32の回動に伴い第2水平ビーム32の中心軸を中心とした周方向の回転動が自在となる。
定滑車2a、2b、2cは、中央に1つの回転軸を持つ正面視略円形の板材であり、その周縁部にロープ4を巻き掛けるための溝がある。
定滑車2aは、フレーム1の梁11の背面の中央に固定され、その表面が駐輪装置Cの側方を向くように設けられている。また、定滑車2bは、フレーム1の第1水平ビーム14の中央に固定され、その表面が駐輪装置Cの前方を向くように設けられている。そして、定滑車2cは、第1水平ビーム14の一端に固定され、その表面が駐輪装置Cの前方を向くように設けられている。
定滑車2a、2b、2cには、1本のロープ4が巻き掛けられている。すなわち、ロープ4は、一端4aがリング状体34caに固定され、定滑車2a、定滑車2bを順次経由して、定滑車2cに巻き掛けられ、他端4bが昇降ペダル15に固定されている。
上記構造の駐輪装置Cにおいて、ロープ4の他端4bが固定された昇降ペダル15を踏むと、ロープ4の一端4aが固定されたアーム部34が、第2水平ビーム32の中心軸を回転軸として周方向に回転動し、フック3a、3bが上方向に移動する。この構造によりフック3a、3bに掛止された自転車を上方向に移動させることができるのである。
次に、駐輪装置Cの使用方法及び各部の機能について、図10を用いて説明する。
まず、ロープ4の他端4bが固定された昇降ペダル15のロックを解除し、すなわち、昇降ペダル15の可動域の上端に設けられたロック機構により昇降ペダル15が固定された状態を解除する。これによって、ロープ4の一端4aが固定されたアーム部34が、自重により、第2水平ビーム32を中心に周方向に回転動し、アーム部34に固定されたフック3a、3bが下方向に移動するとともに、フック3a、3bの先端部分が駐輪装置Cの前方を向く(図10(a))。この状態で、自転車Jを持ち上げ、自転車Jのフレームにフック3a、3bを掛止する(図10(b))。
そして、昇降ペダル15をその可動域の下端に到達するまでゆっくりと踏み、ロープ4の他端4bを下方に引く。これによって、ロープ4の一端4aが固定されたアーム部34が、第2水平ビーム32を中心に周方向に回転動し、アーム部34に固定されたフック3a、3bが上方向に移動するとともに、フック3a、3bの先端部分が駐輪装置Cの上方を向く。(図10(c))これによって、フック3a、3bに掛止された自転車Jが、横の姿勢で、上方向に引き上げられる。そして、昇降ペダル15がその可動域の下端に設けられたロック機構により固定され、自転車Jの駐輪が完了する。
以上のように、駐輪装置Cは、自転車を支持する駐輪装置であって、並んで立設された2つの支柱1a、1bを有するフレーム1と、フレーム1に固定された定滑車2a、2b、2cと、支柱1a、1bの並び方向と略平行に並んで設けられ、自転車が掛止される2つのフック3a、3bと、定滑車2a、2b、2cに巻き掛けられ、フック3a、3bを上下方向に移動させる1本のロープ4とを備える。そして、駐輪装置Cは、さらに、2つの支柱1a、1bに架設された第2水平ビーム32と、先端にフック3a、3bが固定され、第2水平ビーム32を中心とした周方向の回転動が可能なアーム部34とを備え、1本のロープ4がアーム部34に固定されていることを特徴とする。
このような構成により、駐輪装置Cでは、ロープ4の他端4bが固定された昇降ペダル15を踏むことで、すなわち、利用者が自らの体重を利用し、ロープ4を下方に引くことで、自転車Jを吊上げることができる。よって、駐輪装置Cでは、女性や高齢者であっても吊上げ作業を無理なく行うことができる。
また、駐輪装置Cでは、上方に駐輪した自転車Jの下方に、別の自転車を駐輪することが可能であるため、限られたスペースに多くの自転車を駐輪することができる。
さらに、駐輪装置Cでは、自転車Jのフレーム部の2カ所にフック3a、3bを掛止し、自転車Jを横の姿勢で上方向に引き上げ、駐輪することが可能であるため、自転車Jの重量が、自転車Jのフレーム部の2カ所に分散してかかる。よって、駐輪装置Cは、従来よりも吊上げによる自転車への負担が少ない吊上げ式の駐輪装置といえる。
また、駐輪装置Cでは、自転車Jのフレーム部の2カ所にフック3a、3bを掛止し、自転車Jを横の姿勢で上方向に引き上げ、駐輪することが可能であるため、特許文献1の駐輪装置と比較して、駐輪装置Cは自転車Jの振らつきを抑え、安定した状態で駐輪することができる。よって、駐輪装置Cは、従来よりも自転車を安定した状態で駐輪することが可能な吊上げ式の駐輪装置といえる。
加えて、駐輪装置Cは、特許文献1の駐輪装置や特許文献2の昇降装置と比較して、構成が簡素であるため製品の製造原価が低く、さらに、構成部材に重量物が少なく、設置作業が容易なので、設置費用が安い。よって、駐輪装置Cは、従来よりもコストが安い吊上げ式の駐輪装置といえる。
以上、第3の実施形態に係る駐輪装置Cについて、詳細に説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成、形状、材料、数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更、追加、削除することができる。
例えば、定滑車の数は3個以上でもよい。
また、支柱1a、1bの下部に自転車受部を設け、自転車Jの下方に別の自転車を駐輪してもよい。すなわち、支柱1a、1bの下部に設けた自転車受部に、別の自転車の前輪と後輪を掛止することで、別の自転車を駐輪してもよい。なお、支柱1a、1bの下部に設けた自転車受部の構成は、駐輪装置Aの自転車受部12a、12bと同様であり、その配設位置のみが異なる。
本発明は、吊上げによる自転車への負担が少なく、また、自転車を安定した状態で駐輪することが可能であり、しかもコストが安い吊上げ式の駐輪装置として広く利用することができる。
A 駐輪装置
B 駐輪装置
C 駐輪装置
1 フレーム
1a 支柱
1aa 垂直柱状体
1ab 上部水平柱状体
1ac 下部水平柱状体
1b 支柱
11 梁
111 ロープ固定部
12a 自転車受部
12b 自転車受部
120 溝
13 ロープ巻取部
14 第1水平ビーム
15 昇降ペダル
2a 定滑車
2b 定滑車
2c 定滑車
3a フック
3b フック
30 溝
31 板状部材
31a 正面板
31b 上面板
31c 下面板
32 第2水平ビーム
33a ビーム取付具
33b ビーム取付具
34 アーム部
34a 第1アーム
34b 第2アーム
34c アーム連結具
34ca リング状体
4 ロープ
4a 一端
4b 他端
5a 動滑車
5b 動滑車
5c 動滑車
J 自転車

Claims (4)

  1. 自転車を支持する駐輪装置であって、並んで立設された2つの支柱を有するフレームと、前記フレームに固定された定滑車と、前記支柱の並び方向と略平行に並んで設けられ、自転車が掛止される2つのフックと、前記定滑車に巻き掛けられ、前記フックを上下方向に移動させる1本のロープとを備えることを特徴とする駐輪装置。
  2. 前記駐輪装置は、さらに、前記フックが固定された2つの動滑車を備え、前記2つの動滑車には前記1本のロープが巻き掛けられたことを特徴とする請求項1記載の駐輪装置。
  3. 前記駐輪装置は、さらに、前記1本のロープが巻き掛けられた動滑車と、前記動滑車が固定され、前記2つのフックが表面に突設された板状部材とを備えることを特徴とする請求項1記載の駐輪装置。
  4. 前記駐輪装置は、さらに、前記2つの支柱に架設された水平ビームと、先端に前記フックが固定され、前記水平ビームを中心とした周方向の回転動が可能なアーム部とを備え、前記1本のロープが前記アーム部に固定されていることを特徴とする請求項1記載の駐輪装置。
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