JP2016006856A - 基板研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 有害なガスの発生場所の近傍でガス拡散を効率よく防ぐことのできる基板研磨装置を提供する。
【解決手段】 基板研磨装置は、回転する研磨テーブル30と、ウェハWを保持しウェハWを研磨テーブル30に押し付けて研磨するトップリング31と、トップリング31の近傍に吸気ヘッド36が配置される局所排気機構35を備える。吸気ヘッド36は、トップリング31に対して研磨テーブル30の回転方向の下流側に配置される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、基板を研磨する基板研磨装置に関し、特に、有害なガスが発生する場合に好適な基板研磨装置に関する。
従来、化合物半導体基板(ウェハ)の研磨では危険な薬液が使用される場合がある。例えばSiC基板ではHFが使用されることがある。また、GaAs基板では研磨廃液には有害なヒ素が混入される場合もある。そこで、従来の基板研磨装置では、研磨雰囲気を局所的に隔離し、ダウンフロー排気して有害物質の外部への漏れを防止している(特許文献1参照)。
特開2008−166709号公報
しかしながら、従来の基板研磨装置では、装置各部の密閉性改善や排気量の増大を図る必要があり、大幅な設計変更が必要であった。そのため、大規模な設計変更を必要とせず、有害なガスの拡散を効率よく防ぐことができる装置の開発が望まれていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、有害なガスの拡散を効率よく防ぐことのできる基板研磨装置を提供することを目的とする。
本発明の基板研磨装置は、回転する研磨テーブルと、基板を保持し、基板を研磨テーブルに押し付けて研磨する基板保持部と、基板保持部の近傍に吸気ヘッドが配置される局所排気機構と、を備え、吸気ヘッドは、基板保持部に対して研磨テーブルの回転方向の下流側に配置されている。
この構成によれば、基板の研磨時に有害なガスが発生した場合であっても、基板保持部の近傍に配置された吸気ヘッドによって、ガスを効率よく吸引することができる。この場合、吸気ヘッドが研磨テーブルの回転方向の下流側に配置されているので、研磨テーブルの回転により生じる気流(旋回流)によって流されてくるガスを効率よく吸引することができる。このように、吸気ヘッドという比較的簡易な構成で、有害なガスの発生場所の近傍でガス拡散を効率よく防ぐことができ、大規模な設計変更を必要しない。
また、本発明の基板研磨装置では、吸気ヘッドの吸気速度が、研磨テーブルの回転速度より高く設定されてもよい。
研磨テーブルの回転により生じる気流(旋回流)によってガスが流される速度は、研磨テーブルの回転速度と同程度(あるいは、それ以下)であると考えられる。この場合、吸気ヘッドの吸気速度が研磨テーブルの回転速度より高く設定されているので、研磨テーブルの回転により生じる気流(旋回流)によって流されてくるガスを、ガスの流される速度に応じて好適に吸引することができる。
また、本発明の基板研磨装置では、吸気ヘッドは、研磨テーブルの径方向に並んだ複数の吸気口を備え、複数の吸気口のうち、径方向の外側の吸気口の吸気速度が、径方向の内側の吸気口の吸気速度より高く設定されてもよい。
この構成によれば、吸気ヘッドの複数の吸気口によって、基板の研磨時に発生した有害なガスを吸引することができる。研磨テーブルの回転速度は、径方向の内側より外側のほうが高いので、研磨テーブルの回転により生じる気流(旋回流)によってガスが流される速度は、径方向の内側より外側のほうが高い(径方向に差がある)と考えられる。この場合、複数の吸気口が研磨テーブルの径方向に並んでおり、径方向の外側の吸気口の吸気速度が径方向の内側の吸気口の吸気速度より高く設定されているので、研磨テーブルの回転により生じる気流(旋回流)によって流されてくるガスを、ガスの流される速度の差(径方向の差)に応じて好適に吸引することができる。
本発明によれば、基板の研磨時に有害なガスが発生した場合であっても、有害なガスの発生場所の近傍でガス拡散を効率よく防ぐことができる。
第1の実施の形態における基板処理装置の全体構成を示す平面図である。 第1の実施の形態における研磨ユニットの構造を示す斜視図である。 (a)第1の実施の形態における洗浄部を示す平面図である。 (b)第1の実施の形態における洗浄部を示す側面図である。 第1の実施の形態における基板研磨装置の概略構成を示す説明図である。 第1の実施の形態における基板研磨装置の主要な構成を示す平面図である。 第1の実施の形態における基板研磨装置の主要な構成を示す側面図である。 第1の実施の形態の変形例の概略構成を示す説明図である。 第2の実施の形態における基板研磨装置の主要な構成を示す平面図である。 第2の実施の形態における基板研磨装置の主要な構成を示す側面図である。 第2の実施の形態の変形例の主要な構成を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態の基板研磨装置について、図面を用いて説明する。本実施の形態では、化学機械研磨(CMP)により基板を研磨する基板処理装置の場合を例示する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の第1の形態における基板処理装置の全体構成を示す平面図である。図1に示すように、この基板処理装置は、略矩形状のハウジング1を備えており、ハウジング1の内部は隔壁1a,1bによってロード/アンロード部2と研磨部3と洗浄部4とに区画されている。これらのロード/アンロード部2、研磨部3、および洗浄部4は、それぞれ独立に組み立てられる。また、基板処理装置は、基板処理動作を制御する制御部5を有している。
ロード/アンロード部2は、多数のウェハ(基板)をストックするウェハカセットが載置される2つ以上(本実施形態では4つ)のフロントロード部20を備えている。これらのフロントロード部20はハウジング1に隣接して配置され、基板処理装置の幅方向(長手方向と垂直な方向)に沿って配列されている。フロントロード部20には、オープンカセット、SMIF(Standard Manufacturing Interface)ポッド、またはFOUP(Front Opening Unified Pod)を搭載することができるようになっている。ここで、SMIF
、FOUPは、内部にウェハカセットを収納し、隔壁で覆うことにより、外部空間とは独立した環境を保つことができる密閉容器である。
また、ロード/アンロード部2には、フロントロード部20の並びに沿って走行機構21が敷設されており、この走行機構21上にウェハカセットの配列方向に沿って移動可能な2台の搬送ロボット(ローダー)22が設置されている。搬送ロボット22は走行機構21上を移動することによってフロントロード部20に搭載されたウェハカセットにアクセスできるようになっている。各搬送ロボット22は上下に2つのハンドを備えており、上側のハンドを処理されたウェハをウェハカセットに戻すときに使用し、下側のハンドを処理前のウェハをウェハカセットから取り出すときに使用して、上下のハンドを使い分けることができるようになっている。さらに、搬送ロボット22の下側のハンドは、その軸心周りに回転することで、ウェハを反転させることができるように構成されている。
ロード/アンロード部2は最もクリーンな状態を保つ必要がある領域であるため、ロード/アンロード部2の内部は、基板処理装置の外部、研磨部3、および洗浄部4のいずれよりも高い圧力に常時維持されている。研磨部3は研磨液としてスラリーを用いるため最もダーティな領域である。したがって、研磨部3の内部には負圧が形成され、その圧力は洗浄部4の内部圧力よりも低く維持されている。ロード/アンロード部2には、HEPAフィルタ、ULPAフィルタ、またはケミカルフィルタなどのクリーンエアフィルタを有するフィルタファンユニット(図示せず)が設けられており、このフィルタファンユニットからはパーティクルや有毒蒸気、有毒ガスが除去されたクリーンエアが常時吹き出している。
研磨部3は、ウェハの研磨(平坦化)が行われる領域であり、第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、第4研磨ユニット3Dを備えている。これらの第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、および第4研磨ユニット3Dは、図1に示すように、基板処理装置の長手方向に沿って配列されている。この研磨部3で、ウェハの表面(被研磨面)を研磨して被研磨面に形成された金属膜を除去する処理が行われる。
図1に示すように、第1研磨ユニット3Aは、研磨面を有する研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Aと、ウェハを保持しかつウェハを研磨テーブル30A上の研磨パッド10に押圧しながら研磨するためのトップリング31Aと、研磨パッド10に研磨液やドレッシング液(例えば、純水)を供給するための研磨液供給ノズル32Aと、研磨パッド10の研磨面のドレッシングを行うためのドレッサ33Aと、液体(例えば純水)と気体(例えば窒素ガス)の混合流体または液体(例えば純水)を霧状にして研磨面に噴射するアトマイザ34Aとを備えている。
同様に、第2研磨ユニット3Bは、研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Bと、トップリング31Bと、研磨液供給ノズル32Bと、ドレッサ33Bと、アトマイザ34Bとを備えている。また、第3研磨ユニット3Cは、研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Cと、トップリング31Cと、研磨液供給ノズル32Cと、ドレッサ33Cと、アトマイザ34Cとを備えている。また、第4研磨ユニット3Dは、研磨パッド10が取り付けられた研磨テーブル30Dと、トップリング31Dと、研磨液供給ノズル32Dと、ドレッサ33Dと、アトマイザ34Dとを備えている。
第1研磨ユニット3A、第2研磨ユニット3B、第3研磨ユニット3C、および第4
研磨ユニット3Dは、互いに同一の構成を有しているので、以下、第1研磨ユニット31Aについて説明する。
図2は、第1研磨ユニット3Aを模式的に示す斜視図である。トップリング31Aは、トップリングシャフトに支持されている。研磨テーブル30Aの上面には研磨パッド10が貼付されており、この研磨パッド10の上面はウェハWを研磨する研磨面を構成する。なお、研磨パッド10に代えて固定砥粒を用いることもできる。トップリング31Aおよ
び研磨テーブル30Aは、矢印で示すように、その軸心周りに回転するように構成されている。ウェハWは、トップリング31Aの下面に真空吸着により保持される。研磨時には、研磨液供給ノズル32Aから研磨パッド10の研磨面に研磨液が供給され、研磨対象であるウェハWがトップリング31Aにより研磨面に押圧されて研磨される。
次に、ウェハを搬送するための搬送機構について説明する。図1に示すように、第1研磨ユニット3Aおよび第2研磨ユニット3Bに隣接して、第1リニアトランスポータ6が配置されている。この第1リニアトランスポータ6は、研磨ユニット3A,3Bが配列する方向に沿った4つの搬送位置(ロード/アンロード部側から順番に第1搬送位置TP1、第2搬送位置TP2、第3搬送位置TP3、第4搬送位置TP4とする)の間でウェハを搬送する機構である。
また、第3研磨ユニット3Cおよび第4研磨ユニット3Dに隣接して、第2リニアトランスポータ7が配置されている。この第2リニアトランスポータ7は、研磨ユニット3C,3Dが配列する方向に沿った3つの搬送位置(ロード/アンロード部側から順番に第5搬送位置TP5、第6搬送位置TP6、第7搬送位置TP7とする)の間でウェハを搬送する機構である。
ウェハは、第1リニアトランスポータ6によって研磨ユニット3A,3Bに搬送される。上述したように、第1研磨ユニット3Aのトップリング31Aは、トップリングヘッドのスイング動作により研磨位置と第2搬送位置TP2との間を移動する。したがって、トップリング31Aへのウェハの受け渡しは第2搬送位置TP2で行われる。同様に、第2研磨ユニット3Bのトップリング31Bは研磨位置と第3搬送位置TP3との間を移動し、トップリング31Bへのウェハの受け渡しは第3搬送位置TP3で行われる。第3研磨ユニット3Cのトップリング31Cは研磨位置と第6搬送位置TP6との間を移動し、トップリング31Cへのウェハの受け渡しは第6搬送位置TP6で行われる。第4研磨ユニット3Dのトップリング31Dは研磨位置と第7搬送位置TP7との間を移動し、トップリング31Dへのウェハの受け渡しは第7搬送位置TP7で行われる。
第1搬送位置TP1には、搬送ロボット22からウェハを受け取るためのリフタ11が配置されている。ウェハはこのリフタ11を介して搬送ロボット22から第1リニアトランスポータ6に渡される。リフタ11と搬送ロボット22との間に位置して、シャッタ(図示せず)が隔壁1aに設けられており、ウェハの搬送時にはシャッタが開かれて搬送ロボット22からリフタ11にウェハが渡されるようになっている。また、第1リニアトランスポータ6と、第2リニアトランスポータ7と、洗浄部4との間にはスイングトランスポータ12が配置されている。このスイングトランスポータ12は、第4搬送位置TP4と第5搬送位置TP5との間を移動可能なハンドを有しており、第1リニアトランスポータ6から第2リニアトランスポータ7へのウェハの受け渡しは、スイングトランスポータ12によって行われる。ウェハは、第2リニアトランスポータ7によって第3研磨ユニット3Cおよび/または第4研磨ユニット3Dに搬送される。また、研磨部3で研磨されたウェハはスイングトランスポータ12を経由して洗浄部4に搬送される。
図3(a)は洗浄部4を示す平面図であり、図3(b)は洗浄部4を示す側面図である。この洗浄部4では、研磨部3によって研磨されたウェハWを洗浄して乾燥する処理が行われる。図3(a)および図3(b)に示すように、洗浄部4は、第1洗浄室190と、第1搬送室191と、第2洗浄室192と、第2搬送室193と、乾燥室194とに区画されている。第1洗浄室190内には、縦方向に沿って配列された上側一次洗浄モジュール201Aおよび下側一次洗浄モジュール201Bが配置されている。上側一次洗浄モジュール201Aは下側一次洗浄モジュール201Bの上方に配置されている。同様に、第2洗浄室192内には、縦方向に沿って配列された上側二次洗浄モジュール202Aおよび下側二次洗浄モジュール202Bが配置されている。上側二次洗浄モジュール202Aは下側二次洗浄モジュール202Bの上方に配置されている。一次および二次洗浄モジュール201A,201B,202A,202Bは、洗浄液を用いてウェハを洗浄する洗浄機である。これらの一次および二次洗浄モジュール201A,201B,202A,202Bは垂直方向に沿って配列されているので、フットプリント面積が小さいという利点が得られる。
上側二次洗浄モジュール202Aと下側二次洗浄モジュール202Bとの間には、ウェハの仮置き台203が設けられている。乾燥室194内には、縦方向に沿って配列された上側乾燥モジュール205Aおよび下側乾燥モジュール205Bが配置されている。これら上側乾燥モジュール205Aおよび下側乾燥モジュール205Bは互いに隔離されている。上側乾燥モジュール205Aおよび下側乾燥モジュール205Bの上部には、清浄な空気を乾燥モジュール205A,205B内にそれぞれ供給するフィルタファンユニット207,207が設けられている。上側一次洗浄モジュール201A、下側一次洗浄モジュール201B、上側二次洗浄モジュール202A、下側二次洗浄モジュール202B、仮置き台203、上側乾燥モジュール205A、および下側乾燥モジュール205Bは、図示しないフレームにボルトなどを介して固定されている。
第1搬送室191には、上下動可能な第1搬送ロボット209が配置され、第2搬送室193には、上下動可能な第2搬送ロボット210が配置されている。第1搬送ロボット209および第2搬送ロボット210は、縦方向に延びる支持軸211,212にそれぞれ移動自在に支持されている。第1搬送ロボット209および第2搬送ロボット210は、その内部にモータなどの駆動機構を有しており、支持軸211,212に沿って上下に移動自在となっている。第1搬送ロボット209は、搬送ロボット22と同様に、上下二段のハンドを有している。第1搬送ロボット209は、図3(a)の点線が示すように、その下側のハンドが上述した仮置き台180にアクセス可能な位置に配置されている。第1搬送ロボット209の下側のハンドが仮置き台180にアクセスするときには、隔壁1bに設けられているシャッタ(図示せず)が開くようになっている。
第1搬送ロボット209は、仮置き台180、上側一次洗浄モジュール201A、下側一次洗浄モジュール201B、仮置き台203、上側二次洗浄モジュール202A、下側二次洗浄モジュール202Bの間でウェハWを搬送するように動作する。洗浄前のウェハ(スラリーが付着しているウェハ)を搬送するときは、第1搬送ロボット209は、下側のハンドを用い、洗浄後のウェハを搬送するときは上側のハンドを用いる。第2搬送ロボット210は、上側二次洗浄モジュール202A、下側二次洗浄モジュール202B、仮置き台203、上側乾燥モジュール205A、下側乾燥モジュール205Bの間でウェハWを搬送するように動作する。第2搬送ロボット210は、洗浄されたウェハのみを搬送するので、1つのハンドのみを備えている。図1に示す搬送ロボット22は、その上側のハンドを用いて上側乾燥モジュール205Aまたは下側乾燥モジュール205Bからウェハを取り出し、そのウェハをウェハカセットに戻す。搬送ロボット22の上側ハンドが乾燥モジュール205A,205Bにアクセスするときには、隔壁1aに設けられているシャッタ(図示せず)が開くようになっている。
つぎに、本実施の形態の基板研磨装置の特徴的な構成について、図面を参照して説明する。図4は、本実施の形態の基板研磨装置の概略構成を示す説明図であり、図5および図6は、本実施の形態の基板研磨装置の主要な構成を示す説明図である。
図4〜図6に示すように、本実施の形態の基板研磨装置は、上面に研磨面10を有する研磨テーブル30と、下面に被研磨面を有するウェハWを保持するトップリング31と、トップリング31の近傍に配置される局所排気機構35を備えている。研磨面10は、例えば研磨パッドで構成されている。研磨テーブル30は、所定の回転方向(図5における右回り)に回転しており、トップリング31は、保持したウェハWの被研磨面(図4および図6では下面)を研磨テーブル30の研磨面10に押し付けて、ウェハWの被研磨面を研磨する。なお、基板研磨装置は、研磨テーブル30の外側を覆うテーブルカバーや、トップリング31の外側を覆うトップリングカバーを備えてもよい。
図5に示すように、局所排気機構35は、トップリング31の近傍に配置される吸気ヘッド36を備えている。吸気ヘッド36は、トップリング31に対して研磨テーブル30の回転方向の下流側(回転方向側)に配置されている。また、吸気ヘッド36は、研磨テーブル30の径方向に並んだ複数の吸気口37を備えている。
図6に示すように、吸気ヘッド36の吸気口37は、エジェクタ38に接続されており、エジェクタ38に圧縮空気を流すことにより、吸気口37からの吸気が行われる。エジェクタ38は、圧縮空気の流量を調整することにより、吸気口37の吸気速度を調整できるように構成されている。この場合、複数の吸気口37のうち、径方向の外側の吸気口37の吸気速度が、径方向の内側の吸気口37の吸気速度より高く設定されている(図5参照)。なお、吸気口37からの吸気手段としては、エジェクタ38に限られず、例えば真空ポンプなどを用いてもよい。
吸気ヘッド36の吸気速度は、研磨テーブル30の回転速度より高く設定されることが好ましい。すなわち、吸気ヘッド36の吸気速度は、研磨テーブル30の回転速度(例えば、1〜2m/s)の1倍以上に設定される。例えば、吸気ヘッド36の吸気速度は、研磨テーブル30の回転速度の1.2倍〜2倍に設定される。吸気ヘッド36の吸気速度は、研磨テーブルの回転速度と基準面積に基づいて設定することができる。基準面積は、ウェハWの直径と基準高さの積から算出される。基準高さは、トップリング31と吸気ヘッド36との間の距離に基づいて設定してもよい。例えば、基準高さは、トップリング31と吸気ヘッド36との間の距離の0.3倍〜3倍に設定される。また、基準高さは、研磨面10からトップリング31の開口の上端(リテーナリングの隙間の上端)までの高さに基づいて設定してもよい。例えば、基準高さは、研磨面10からトップリング31の開口の上端(リテーナリングの隙間の上端)までの高さの1倍〜3倍に設定される。
なお、図4に示すように、局所排気機構35は、排気機構39に接続される排気用の配管40が設けられている。なお、排気用の配管40は、排気機能を有するダクトに接続されてもよく、また、排気用の配管40に、電動機等により作動するブロアを装着してもよい。また、排気用の配管40には、気液分離機構41を設けられている。この場合、排気用の配管40に気液分離機構41が設けられているので、ガスを吸気する際に液体が混ざっていた場合であっても、気液分離機構41によってガスと液体とを分離することができ、吸引したガスを(液体と分離して)適切に排気することができる。なお、気液分離機構41と排気機構39との間には、ダンパーが設けられてもよい。
このような本発明の実施の形態の基板研磨装置によれば、ウェハWの研磨時に有害なガスが発生した場合であっても、有害なガスの発生場所の近傍でガス拡散を効率よく防ぐことができる。
すなわち、本実施の形態では、ウェハWの研磨時に有害なガスが発生した場合であっても、トップリング31の近傍に配置された吸気ヘッド36によって、ガスを効率よく吸引することができる。この場合、吸気ヘッド36が研磨テーブル30の回転方向の下流側(回転方向側)に配置されているので、研磨テーブル30の回転により生じる気流(旋回流)によって流されてくるガスを効率よく吸引することができる。このように、吸気ヘッド36という比較的簡易な構成で、有害なガスの発生場所の近傍でガス拡散を効率よく防ぐことができ、大規模な設計変更を必要しない。
研磨テーブル30の回転により生じる気流(旋回流)によってガスが流される速度は、研磨テーブル30の回転速度と同程度(あるいは、それ以下)であると考えられる。この場合、吸気ヘッド36の吸気速度が研磨テーブル30の回転速度より高く設定されているので、研磨テーブル30の回転により生じる気流(旋回流)によって流されてくるガスを、ガスの流される速度に応じて好適に吸引することができる。
また、本実施の形態では、吸気ヘッド36の複数の吸気口37によって、ウェハWの研磨時に発生した有害なガスを吸引することができる。研磨テーブル30の回転速度は、径方向の内側より外側のほうが高いので、研磨テーブル30の回転により生じる気流(旋回流)によってガスが流される速度は、径方向の内側より外側のほうが高い(径方向に差がある)と考えられる。この場合、複数の吸気口37が研磨テーブル30の径方向に並んでおり、径方向の外側の吸気口37の吸気速度が径方向の内側の吸気口37の吸気速度より高く設定されているので、研磨テーブル30の回転により生じる気流(旋回流)によって流されてくるガスを、ガスの流される速度の差(径方向の差)に応じて好適に吸引することができる。
従来、研磨テーブル周辺の排気速度は、研磨テーブルの回転によって発生する気流によってガスが巻き上がらずに、スムーズに排気をすることができる程度の速度(例えば、約0.3m/s)に設定されていた。これに対して、通常、研磨テーブルの回転速度(周方向速度)は、1〜2m/s程度である。このような従来の排気速度では、研磨時に有害ガスが発生した場合、研磨テーブルの回転速度(排気速度より速い速度)でガスが研磨テーブル上に広がり、研磨テーブル面から蒸発拡散しやすくなるおそれがあった。また、従来の基板研磨装置では、例えば、研磨テーブルの周囲にカバーを設けて、研磨テーブルの周囲から通常の排気ラインで排気を行う構成を採用していたが、万が一、通常の排気ラインの機能が停止してしまった場合には、排気を行えなくなるおそれがあった。これに対して、本実施の形態では、局所排気機構35としてエジェクタ38を採用しており、従来(通常の排気ラインで排気を行う場合)より高い吸引機能を実現することができる。また、本実施の形態では、エジェクタ38に圧縮空気が供給されていれば、通常の排気ラインの機能が停止した場合であっても、研磨テーブル上での局所排気が可能であり、装置周辺の安全を確保することができる。なお、図7に示すように、エジェクタ35は、吸気ヘッド36と離れた位置に設けられてもよい。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
例えば、以上の説明では、吸気ヘッド36の吸気速度は、研磨テーブル30の回転速度より高く設定される例について説明したが、吸気ヘッド36の吸気速度は、研磨テーブル30の回転速度より若干低く設定されてもよい。すなわち、吸気ヘッド36の吸気速度は、研磨テーブル30の回転速度の1倍以下に設定されてもよい。例えば、吸気ヘッド36の吸気速度は、研磨テーブル30の回転速度の0.8倍に設定されてもよい。
(第2の実施の形態)
本実施の形態は、CMP装置のウェーハ研磨室の排気量と研磨パット温度に関する。研磨パット面およびパット面に広がる研磨液(以下、スラリー)の温度は、研磨負荷により熱エネルギーが入熱し上昇する。本実施の形態は、この温度を下げるあるいは管理、制御する機構・装置に関する。
従来、パット面およびスラリーから抜熱し温度を下げるために、例えば、(1)冷却板をパット面に這わせ熱伝導により抜熱する機構・装置や、(2)ドライガスをパット面に噴きつけ気化潜熱により抜熱する機構・装置が採用されてきた。
研磨レートを上げるために、研磨面圧を上げる、あるいは、研磨面の相対速度を上げる、などの方法が考えられる。ところが、そうすると研磨面の摩擦による損失エネルギーが上昇し、研磨パット・スラリ・被研磨製品のウェーハ・ウェーハを保持するトップリングにそのエネルギーが入熱し、それぞれの温度上昇を引き起こす。
スラリーについては、温度上昇によりスラリーの化学的性能による研磨(エッチング)による研磨レート増加も期待できる。しかし、温度が上がりすぎてもスラリーの性能が劣化し、本来の研磨性能を発揮できなくなるおそれがある。パットについても、温度が上昇するとパットの硬度・ヤング率が低下し、被研磨製品のウェーハ研磨面の平坦度劣化を引き起こすおそれがある。ウェーハを保持するトップリングについても、温度上昇が大きいと、ウェーハをパットに押し付ける機構への影響がある。そのため、研磨による温度上昇を管理・制御できることが切望されている。
そこで、先に挙げた接触熱伝導方式(1)やドライガス吹き付けによる気化潜熱方式(2)が開発されてきた。
しかし、従来の冷却板方式(1)では、冷却板が研磨するウェーハに接触するパットやスラリーと接触する。そのため、冷却板からの汚染(イオン、粒子)が懸念されコーティングや接触部のクリーニング装置が必要となる。また、冷却板に付着したスラリーの落下によるウェーハ面へのスクラッチ問題も懸念され、冷却板全体のクリーニング装置が必要となる。そのため、装置自体が大掛かりなものになってしまうおぞれがある。また、接触熱伝導による抜熱のため、接触面積と温度差に比例する方式であるから、大きな面積と大きな温度差が必要になる。しかし、研磨パット面には、ウェーハを保持したトップリング・パットを目立てするドレッサー・スラリーを供給するスラリーノズル・パット面を洗浄するアトマイザーノズル(高圧純水シャワーノズル)などが設けられており、接触面積を思うように確保することができない。
そこで、ドライガス(エアーやN2)を濡れたパット面に吹き付け気化潜熱で抜熱する方式(2)も一部で採用された。しかしながら、吹き付けるドライガスによって、スラリーが飛散し、研磨に有効なスラリー成分が低下するおそれがある。また、飛散したスラリーが周辺に付着し、付着したスラリーが落下してウェーハ面にスクラッチ問題を発生させるおそれがある。このように、従来の方式(2)は、解決すべき課題のハードルが高く、汎用性が乏しく、したがって、適用範囲が狭かった。
本実施の形態の基板研磨装置は、基板を保持し、基板を研磨テーブルに押し付けて研磨する基板保持部と、基板を研磨する研磨パッドを冷却するためのパッド冷却ノズルと、パッド冷却ノズルの近傍に吸気ヘッドが配置される局所排気機構と、を備え、吸気ヘッドは、パッド冷却ノズルに対して研磨テーブルの回転方向の下流側に配置されている。
この構成により、研磨テーブル上で発生する有害ガスやディフェクトソースを積極的に捕集し除去しつつ、パッド冷却ノズルによる研磨パットの冷却を両立した基板研磨装置(CMP装置)が提供される。この場合、局所排気機構により、パッド冷却ノズルからの噴射ガスを局所排気することができる。
また、本実施の形態の基板研磨装置は、基板保持部の近傍に第2の吸気ヘッドが配置される第2の局所排気機構を備え、第2の吸気ヘッドは、基板保持部に対して研磨テーブルの回転方向の下流側に配置されてもよい。
この構成により、第2の局所排気機構によって、基板保持部の近傍で発生する有害ガスやディフェクトソースを排気することができる。
本実施の形態によれば、従来のドライガス吹き付け方式(2)の課題を解決し、気化潜熱現象を活用することができ、研磨パッド・研磨パッド面に広がるスラリー・ウェーハを保持するトップリングから抜熱することができ、それらの温度上昇を管理・制御することができる。従って、研磨面の良好な平坦度が得られ、スラリーの性能を引き出せる温度領域での研磨プロセスが実現できる。これにより、CMP装置の生産性が向上できる。
つぎに、第2の実施の形態の基板研磨装置の特徴的な構成について、図面を参照して説明する。図8および図9は、本実施の形態の基板研磨装置の主要な構成を示す説明図である。
図8および図9に示すように、本実施の形態の基板研磨装置は、上面に研磨面10を有する研磨テーブル30と、下面に被研磨面を有するウェハWを保持するトップリング31と、トップリング31の近傍に配置される局所排気機構135を備えている。研磨面10は、例えば研磨パッドで構成されている。研磨テーブル30は、所定の回転方向(図8における右回り)に回転しており、トップリング31は、保持したウェハWの被研磨面(図9では下面)を研磨テーブル30の研磨面10に押し付けて、ウェハWの被研磨面を研磨する。なお、基板研磨装置は、研磨テーブル30の外側を覆うテーブルカバーや、トップリング31の外側を覆うトップリングカバーを備えてもよい。
図8に示すように、トップリング31の下流側には、研磨パッド(研磨面10)を冷却するためのパッド冷却ノズル142が備えられている。パッド冷却ノズル142から噴射される噴射ガス(冷却ガス)により、研磨面10が冷却される。パッド冷却ノズル142の下流側には、局所排気機構135が備えられている。この局所排気機構135により、パッド冷却ノズル142からの噴射ガスを局所排気することができる。
局所排気機構135の吸気ヘッド136は、パッド冷却ノズル142(およびトップリング31)に対して研磨テーブル30の回転方向の下流側(回転方向側)に配置されている。また、吸気ヘッド136は、研磨テーブル30の径方向に並んだ複数の吸気口137を備えている。
図9に示すように、吸気ヘッド136の吸気口137は、エジェクタ138に接続されており、エジェクタ138に圧縮空気を流すことにより、吸気口137からの吸気が行われる。エジェクタ138は、圧縮空気の流量を調整することにより、吸気口137の吸気速度を調整できるように構成されている。この場合、複数の吸気口137のうち、径方向の外側の吸気口137の吸気速度が、径方向の内側の吸気口137の吸気速度より高く設定されている(図8参照)。なお、吸気口137からの吸気手段としては、エジェクタ138に限られず、例えば真空ポンプなどを用いてもよい。
吸気ヘッド136の吸気速度は、研磨テーブル30の回転速度より高く設定されることが好ましい。すなわち、吸気ヘッド136の吸気速度は、研磨テーブル30の回転速度(例えば、1〜2m/s)の1倍以上に設定される。例えば、吸気ヘッド136の吸気速度は、研磨テーブル30の回転速度の1.2倍〜2倍に設定される。吸気ヘッド136の吸気速度は、研磨テーブルの回転速度と基準面積に基づいて設定することができる。基準面積は、ウェハWの直径と基準高さの積から算出される。基準高さは、トップリング31と吸気ヘッド136との間の距離に基づいて設定してもよい。例えば、基準高さは、トップリング31と吸気ヘッド136との間の距離の0.3倍〜3倍に設定される。また、基準高さは、研磨面10からトップリング31の開口の上端(リテーナリングの隙間の上端)までの高さに基づいて設定してもよい。例えば、基準高さは、研磨面10からトップリング31の開口の上端(リテーナリングの隙間の上端)までの高さの1倍〜3倍に設定される。
なお、図10に示すように、局所排気機構135は、トップリング31の下流側だけでなく、トップリング31の近傍にも配置されてよい。すなわち、二つの局所排気機構135(トップリング31の下流側の局所排気機構135、トップリング31の近傍の局所排気機構135)を備えてもよい。この場合、トップリング31の下流側の局所排気機構135により、パッド冷却ノズル142からの噴射ガスを局所排気することができ、トップリング31の近傍の局所排気機構135により、被研磨材質とスラリーとの反応ガスを排気することができる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
以上のように、本発明にかかる基板研磨装置は、有害なガスの発生場所の近傍でガス拡散を効率よく防ぐことができるという効果を有し、化学機械研磨(CMP)装置等として用いられ、有用である。
1 ハウジング
2 ロード/アンロード部
3 研磨部
3A 第1研磨ユニット
3B 第2研磨ユニット
3C 第3研磨ユニット
3D 第4研磨ユニット
4 洗浄部
5 制御部
6 第1リニアトランスポータ
7 第2リニアトランスポータ
8 センサ
9 センサ
10 研磨パッド(研磨面)
11 リフタ
12 スイングトランスポータ
20 フロントロード部
21 走行機構
22 搬送ロボット(ローダー)
30(30A〜30D) 研磨テーブル
31(31A〜31D) トップリング(基板保持部)
32A〜32D 研磨液供給ノズル
33A〜33D ドレッサ
34A〜34D アトマイザ
35 局所排気機構
36 吸気ヘッド
37 吸気口
38 エジェクタ
39 排気機構
40 配管
41 気液分離機構
TP1 第1搬送位置
TP2 第2搬送位置
TP3 第3搬送位置
TP4 第4搬送位置
TP5 第5搬送位置
TP6 第6搬送位置
TP7 第7搬送位置
180 仮置き台
190 第1洗浄室
191 第2洗浄室
192 第3洗浄室
193 第4洗浄室
W ウェハ(基板)

Claims (5)

  1. 回転する研磨テーブルと、
    基板を保持し、前記基板を前記研磨テーブルに押し付けて研磨する基板保持部と、
    前記基板保持部の近傍に吸気ヘッドが配置される局所排気機構と、
    を備え、
    前記吸気ヘッドは、前記基板保持部に対して前記研磨テーブルの回転方向の下流側に配置されることを特徴とする基板研磨装置。
  2. 前記吸気ヘッドの吸気速度が、前記研磨テーブルの回転速度より高く設定されている、請求項1に記載の基板研磨装置。
  3. 前記吸気ヘッドは、前記研磨テーブルの径方向に並んだ複数の吸気口を備え、
    前記複数の吸気口のうち、径方向の外側の吸気口の吸気速度が、径方向の内側の吸気口の吸気速度より高く設定されている、請求項2に記載の基板研磨装置。
  4. 基板を保持し、前記基板を前記研磨テーブルに押し付けて研磨する基板保持部と、
    前記基板を研磨する研磨パッドを冷却するためのパッド冷却ノズルと、
    前記パッド冷却ノズルの近傍に吸気ヘッドが配置される局所排気機構と、
    を備え、
    前記吸気ヘッドは、前記パッド冷却ノズルに対して前記研磨テーブルの回転方向の下流側に配置されることを特徴とする基板研磨装置。
  5. 前記基板保持部の近傍に第2の吸気ヘッドが配置される第2の局所排気機構を備え、
    前記第2の吸気ヘッドは、前記基板保持部に対して前記研磨テーブルの回転方向の下流側に配置される、請求項4に記載の基板研磨装置。
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