JP2016006557A - デバイス管理システム、デバイス管理方法、データベース、携帯端末およびその制御方法と制御プログラム - Google Patents

デバイス管理システム、デバイス管理方法、データベース、携帯端末およびその制御方法と制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】管理されているデバイスの所在を直感的に把握すること。
【解決手段】本発明のデバイス管理システムは、一意に識別可能な識別子を有し、識別子を近距離無線信号により送信するデバイスと、デバイスの送信する近距離無線信号を受信して、識別子を認識するカメラ付き携帯端末と、カメラ付き携帯端末により、デバイスと共にデバイスの所在を示す背景を撮影して得た写真データと、デバイスの識別子とを関連付けて格納するデータベースと、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デバイス管理システム、デバイス管理方法、データベース、携帯端末およびその制御方法と制御プログラムに関する。
近年、温度や照度、圧力、動きなどを測定するセンサ機能や近距離無線通信機能を持った小型のデバイスが普及し新たなソリューションを作り出している。また、デバイスは非常に小型となり表示機能を持たないものや、デバイス表面に個体の識別情報を記載することができないか、もしくは記載があっても非常に読み取りづらいものとなりつつある。これらデバイスを管理するにはデバイス自身の管理システムとは別に、そのデバイスの設置場所を管理するための別の管理システムが必要となる。
上記技術分野において、デバイスの管理を行う為には、例えば無線タグシステムの応用が考案されている(特許文献1、特許文献2参照)。例えば、特許文献1に記載のシステムは、デバイス固有の情報を持つ無線タグと設置場所を特定できる位置情報を持つ無線タグとの2つの無線タグからの受信電波を使って、デバイスを管理するものである。受信電波から取得された情報は、文字や数字で対応付けされたリストとして管理されている。
特開2009-113893号公報 特開2009-251919号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、デバイスの所在が文字や数字のデータで管理されているため、管理されているデバイスの所在を直感的に把握することができなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るデバイス管理システムは、
一意に識別可能な識別子を有し、前記識別子を近距離無線信号により送信するデバイスと、
前記デバイスの送信する近距離無線信号を受信して、前記識別子を認識するカメラ付き携帯端末と、
前記カメラ付き携帯端末により、前記デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を撮影して得た写真データと、前記デバイスの識別子とを関連付けて格納するデータベースと、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係るデバイス管理方法は、
カメラ付き携帯端末が、デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を撮影して写真データを取得するデバイス撮影ステップと、
前記カメラ付き携帯端末が、前記デバイスから近距離無線信号により送信された、前記デバイスを一意に識別可能な識別子を受信する識別子受信ステップと、
データベースに、前記写真データと前記デバイスの識別子とを関連付けて格納する格納ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯端末は、
カメラと、
デバイスと近距離無線通信を行なう近距離無線通信手段と、
前記カメラで撮影している、前記デバイスと前記デバイスの所在を示す背景とを含む写真データと、前記デバイスとの近距離無線通信により取得した、前記デバイスを一意に識別可能な識別子とを関連付ける手段と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯端末の制御方法は、
携帯端末が有するカメラで、デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を撮影して写真データを生成するデバイス撮影ステップと、
前記デバイスと近距離無線通信を行なって、前記デバイスを一意に識別可能な識別子を取得する識別子取得ステップと、
前記写真データと前記デバイスの識別子とを関連付けるステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯端末の制御プログラムは、
携帯端末が有するカメラで、デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を撮影して写真データを生成するデバイス撮影ステップと、
前記デバイスと近距離無線通信を行なって、前記デバイスを一意に識別可能な識別子を取得する識別子取得ステップと、
前記写真データと前記デバイスの識別子とを関連付けるステップと、
をコンピュータに実行させる。
上記目的を達成するため、本発明に係るデータベースは、
カメラ付き携帯端末が撮影した、デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を含む写真データを取得するデバイス写真取得手段と、
前記カメラ付き携帯端末が前記デバイスから受信した、前記デバイスを一意に識別可能な識別子を取得する識別子取得手段と、
前記写真データと前記デバイスの識別子とを関連付けて検索可能に格納する格納手段と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯端末は、
デバイスと近距離無線通信を行なう近距離無線通信手段と、
前記デバイスとの近距離無線通信に基づいて、前記デバイスの状態を把握する把握手段と、
前記デバイスの状態と、前記近距離無線通信により取得した前記デバイスを一意に識別可能な識別子に基づいてデータベースから検索された、前記デバイスと前記デバイスの所在を示す背景とを含む写真とを表示する表示手段と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯端末の制御方法は、
デバイスとの近距離無線通信に基づいて、前記デバイスの状態を把握する把握ステップと、
前記デバイスの状態と、前記近距離無線通信により取得した前記デバイスを一意に識別可能な識別子に基づいてデータベースから検索された、前記デバイスと前記デバイスの所在を示す背景とを含む写真とを表示する表示ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る携帯端末の制御プログラムは、
デバイスとの近距離無線通信に基づいて、前記デバイスの状態を把握する把握ステップと、
前記デバイスの状態と、前記近距離無線通信により取得した前記デバイスを一意に識別可能な識別子に基づいてデータベースから検索された、前記デバイスと前記デバイスの所在を示す背景とを含む写真とを表示する表示ステップと、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、管理されているデバイスの所在を直感的に把握することができる。
本発明の第1実施形態に係るデバイス管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るデバイス管理システムにおけるデバイス登録処理を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係るデバイス管理システムにおけるデバイス登録処理を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係るデバイス管理システムにおけるデバイス登録処理を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係るデバイス管理システムにおけるデバイス管理データベースの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るデバイス管理システムにおけるデバイス管理データベースの格納形式を説明する図である。 前提技術に係るデバイス登録操作を説明する図である。 前提技術に係るデバイス管理台帳を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るデバイス管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るデバイス管理システムにおけるデバイス登録の動作手順を示すシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係るカメラ付き携帯端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るカメラ付き携帯端末のデバイス登録処理を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るカメラ付き携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るデバイス登録処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るデータ収集処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るデバイス管理システムにおけるデバイス登録処理を説明する図である。 本発明の第3実施形態に係るデバイス管理システムにおけるデバイス登録処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係るデバイス管理システムにおけるデバイス管理処理を説明する図である。 本発明の第4実施形態に係る携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係るデバイス管理システムにおけるデバイス管理処理を説明する図である。 本発明の第5実施形態に係る携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第6実施形態に係るデバイス管理システムにおけるデバイス管理処理を説明する図である。 本発明の第6実施形態に係る携帯端末の表示画面を示す図である。 本発明の第6実施形態に係る携帯端末の他の表示画面を示す図である。 本発明の第6実施形態に係る携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第7実施形態に係るデバイス管理システムにおけるデバイス管理処理を説明する図である。 本発明の第7実施形態に係る携帯端末の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素は単なる例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。なお、以下の説明中における「近距離」は「近接」と同義であり、例えば、「近距離無線通信」は「近接無線通信」とも称される。また、本明細書中で使用する「背景」は、カメラ撮影された写真に含まれるデバイスの所在を表わすあらゆる情報を示す映像を含む。例えば、デバイスの所有者や所持者であるデバイスを持つ人物、または、デバイスが配置された場所の映像が含まれる。さらに、地図データなどとの連携を示す情報や、デバイスそのものが関係する事情や関連付けを示す情報の映像も含む。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としてのデバイス管理システム100について、図1を用いて説明する。デバイス管理システム100は、多数のデバイスを管理するシステムである。
図1に示すように、デバイス管理システム100は、デバイス110と、カメラ付き携帯端末120と、データベース130と、を含む。デバイス110は、一意に識別可能な識別子を有し、識別子を近距離無線信号により送信する。カメラ付き携帯端末120は、デバイス110の送信する近距離無線信号を受信して、識別子を認識する。データベース130は、カメラ付き携帯端末120により、デバイスと共にデバイスの所在を示す背景を撮影して得た写真データ131と、デバイスの識別子132とを関連付けて格納する。
本実施形態によれば、デバイスと共にデバイスの所在を示す背景を撮影して得た写真データでデバイスの所在を管理するので、管理されているデバイスの所在を直感的に把握することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係るデバイス管理システムについて説明する。本実施形態に係るデバイス管理システムは、デバイスを一意に識別可能なユニークな識別子(以下、IDとも称す)、例えば、UUID(Universally Unique Identifier)と、デバイスと共にその所在を示す背景を撮影した写真データと、を関連付けて登録する。ここで、デバイスの所在を示す背景としては、デバイスを持つ人物またはデバイスが配置された場所が含まれる。なお、デバイスとしては、例えばセンサ機能を有するセンサデバイスのような多数を配置して管理する場合に本実施形態は著しい効果を奏するが、センサデバイスに限定する必要はない。また、一意に識別可能なユニークな識別子としてUUIDを例に説明するが、UUIDに限定されるものではなく、一意に識別可能なユニークな識別子であれば他の識別子も使用できる。なお、デバイスおよび背景のカメラ撮影と、デバイスのUUIDの取得とは、撮影されるデバイスとそのUUIDとの関連付けができれば、同時に行なわれても別途に行なわれてもよい。例えば、本実施形態の手順では、カメラ撮影してUUIDの取得をするように記載されているが、UUIDを取得して距離をチェック後にカメラ撮影をしてもよい。
《前提技術》
まず、本実施形態の技術と対比するために、図4および図5を参照して、前提技術のデバイス管理方法を説明する
図4は、前提技術におけるデバイス登録操作を説明する図である。図4に示すように、多数のデバイス220それぞれを一意に識別可能なUUIDを設定し、各デバイスはそのUUIDを近距離無線信号に乗せて送信するものとする。これにより、各デバイスは、任意に設置された場所からそれぞれ固有の前記UUIDを無線送信する。
例えば、Aさんが持つデバイス221は、UUID=AAAAを近距離無線信号222に乗せて送信する。ZZの天井に設置されたデバイス223は、UUID=BBBBを近距離無線信号224に乗せて送信する。XXの壁に設置されたデバイス225は、UUID=EEEEを近距離無線信号226に乗せて送信する。YYの床に設置されたデバイス227は、UUID=FFFFを近距離無線信号228に乗せて送信する。装置Wに設置されたデバイス421は、UUID=CCCCを近距離無線信号422に乗せて送信する。台Tの上に設置されたデバイス423は、UUID=DDDDを近距離無線信号424に乗せて送信する。
図5は、前提技術におけるデバイス管理台帳540を示す図である。図4のように識別情報をUUIDで統一することで、管理者が管理するデバイス管理台帳540は識別情報であるUUID541と設置場所545とを関連付けたリストとなる。
例えば、図4で得られたデバイスのUUID541である、AAAA542,DDDD543,EEEE544のそれぞれに関連付けて、設置場所545として、Aさん546、台の上547、XXの壁548を格納する。このリストを参照すれば、デバイスのUUID541が分かれば、そのデバイスの設置場所を検索することができる。
上記前提技術において、デバイスを特定する情報はUUIDとして受信して容易に取得できるが、デバイスの設置場所は、人が入力するか、特許文献1のように、設置場所に無線タグを配置して取得することになる。したがって、第1に、デバイスの設置場所の情報を取得することが容易でなく、余分な構成が必要となる。第2に、図5のように、設置場所としては、文字や記号で表わしたものが検索されて通知されるので、ユーザがデバイスの所在を直感的にイメージすることができない。
以下に説明する本実施形態のデバイス管理システムにおいて、デバイスの所在あるいは設置場所を余分な構成なしに簡単な操作で取得して登録でき、デバイスの識別子(UUID)により検索して通知された所在あるいは設置場所を、ユーザが直感的にイメージすることができるようになる。
《本実施形態のデバイス管理システム》
図2A乃至図6Bを参照して、本実施形態のデバイス管理システム200の構成と動作を説明する。
(デバイス登録処理)
図2A乃至図2Cは、本実施形態に係るデバイス管理システム200におけるデバイス登録処理を説明する図である。
図2Aにおいて、多数のデバイス220の内の1台のデバイス221をAさんが所有あるいは所持しているとする。本実施形態のデバイス管理システムは、個体を一意に識別可能なUUIDが設定されたデバイス221と、そのUUIDを送信できる近距離無線信号222と、近距離無線信号222を受信可能なカメラ付き携帯端末210とを備える。
カメラ付き携帯端末210のカメラを使って、デバイス221を持つAさんを写真撮影すると、撮影した写真データ245が取得される。そして、カメラで撮影中に、カメラ付き携帯端末210は、デバイス221から発せられているUUID=AAAAを近距離無線信号222により受信する。そして、UUID=AAAA242と写真データ245とが関連付けられて、リストに格納される。同様に、UUID=AAAC243と撮影された写真データ246とが関連付けられて、リストに格納される。このように、管理対象とする全デバイスの識別情報であるUUID241と全デバイスの写真データ244とが関連付けられたリストが生成されて、デバイス管理データベース(以下、デバイス管理DB)240として保持される。
図2Bには、図2Aのような人物がデバイスを所有あるいは所持する場合でなく、デバイスが種々の場所に配置されている場合に、デバイスのUUIDとデバイスを含み配置場所を認識可能な写真データとを取得する例を示している。
図2Aのように、UUID=AAAAを近距離無線信号222に乗せて送信するデバイス221を持ったAさんをカメラ付き携帯端末210で撮影する。カメラ付き携帯端末210は、撮影した写真データと受信したUUID=AAAAとを関連付けてデバイス管理DBを作成するアプリケーションを実装している。同様に、UUID=BBBBを近距離無線信号224に乗せて送信するデバイス223を設置したZZの天井をカメラ付き携帯端末210で撮影し、撮影した写真データと受信したUUID=BBBBとを関連付けてデバイス管理DBに格納する。また、UUID=EEEEを近距離無線信号226に乗せて送信するデバイス225を設置したXXの壁をカメラ付き携帯端末210で撮影し、撮影した写真データと受信したUUID=EEEEとを関連付けてデバイス管理DBに格納する。また、UUID=FFFFを近距離無線信号228に乗せて送信するデバイス227を設置したYYの床をカメラ付き携帯端末210で撮影し、撮影した写真データと受信したUUID=FFFFとを関連付けてデバイス管理DBに格納する。
図2Cは、識別情報を持った無線を発するデバイスが周囲に複数ある場合に、写真データ内に写っているデバイスとデバイスのUUIDとの対応付けを説明する図である。
アプリケーションにおいては、カメラ付き携帯端末210は、デバイスとの距離関係を受信する電波の減衰量で認識する。次に、Aさんが持つデバイス221からの近距離無線信号222と、Bさんが持つデバイス223からの近距離無線信号224と、Cさんが持つデバイス225からの近距離無線信号226と、により距離を比較する。そして、最も近くの目の前にあるデバイス221からのUUID=AAAAを特定して、カメラで撮影したAさんがデバイス221を持つ写真データとの関連づけを行う。
(デバイス管理DB)
図3Aは、本実施形態に係るデバイス管理システム200におけるデバイス管理DB240の構成を示す図である。
デバイス管理DB240は、識別子であるUUID241と写真データ244とを関連付けたリストとして生成される。
図3Bは、本実施形態に係るデバイス管理システム200におけるデバイス管理DB240の格納形式を説明する図である。
デバイス管理DB240において、デバイスの識別子は異なる形式で写真データと関連付けることができる。すなわち、写真データのファイル名として、写真データのメタデータとして、写真データとは別のファイルデータ内に、または、写真データに埋め込んで格納することができる。例えば、UUID=AAAAを発するデバイスを持つAさんの写真データ245がファイルの場合、1つのUUIDの格納形式は、写真データファイル名にUUIDであるAAAA351を付加する形式がある。また、写真データ245のメタデータ352にUUIDを設定する形式がある。また、写真データ245のファイル名とUUIDの対応付けが判るファイル353を別に作成する形式がある。また、写真画像354上にUUIDを合成する形式がある。
なお、デバイス管理DBの格納形式は、上記例で限定されない。UUIDと写真データとが関連付けられて、容易に検索可能に格納される形式であればよい。
(システム構成)
図6Aは、本実施形態に係るデバイス管理システム200の構成を示すブロック図である。
デバイス管理システム200は、ネットワーク650を介して接続する、近距離通信機能を有するカメラ付き携帯端末211〜213と、デバイス管理DB240と、データ収集DB640と、を有する。カメラ付き携帯端末211〜213は、それぞれ、デバイスと共にデバイスを所有あるいは所持する人、または、デバイスの配置位置などの所在を示す背景を撮影する。そして、近距離通信により、デバイスからUUIDを受信する。例えば、カメラ付き携帯端末211は人が所持するデバイス221、屋内610に配置されたデバイス223、225、227などのUUIDと所在を示す写真とを取得する。カメラ付き携帯端末212は人が所持するデバイス22iや、高速道路620に設置されたデバイス22jなどのUUIDと所在を示す写真とを取得する。カメラ付き携帯端末213は人が所持するデバイス22xや、サッカー場630に設置されたデバイス22yなどのUUIDと所在を示す写真とを取得する。
そして、カメラ付き携帯端末211〜213は、撮影した写真データをUUIDと関連付けてデバイス管理DB240に送って、デバイス管理DB240はデバイスの所在をデバイスのUUIDと所在を示す写真データとにより管理する。また、カメラ付き携帯端末211〜213により収集された、デバイスの状態情報、デバイスのセンシング情報は、UUIDと関連付けてデータ収集DB640に送って、データ収集DB640はビッグデータを管理する。デバイス管理DB240やデータ収集DB640は、クラウドサーバにあってもよい。
なお、図6Aにおいては、デバイス管理DB240やデータ収集DB640が、ネットワーク650を介して携帯端末211〜213の外部にある例を示したが、小容量のローカルなDBをそれぞれの携帯端末211〜213が有して、自身が接続可能なデバイスをそれぞれ管理するようにしてもよい。
(動作シーケンス)
図6Bは、本実施形態に係るデバイス管理システム200におけるデバイス登録の動作手順を示すシーケンス図である。
カメラ付き携帯端末210は、ステップS601において、デバイス管理システム200にデバイス登録処理を行ない、デバイス管理用のアプリケーションをダウンロードして起動する。そして、カメラ付き携帯端末210は、ステップS603において、デバイス220と共に、デバイス220を持つ人物あるいはデバイス220を配置した場所を示す背景を写真撮影するデバイス撮影を行なう。
そして、カメラ付き携帯端末210は、ステップS607において、デバイス220がステップS605において送信したUUIDを受信する識別子受信を行なう。次に、カメラ付き携帯端末210は、ステップS607において、撮影した写真データを受信したUUIDに対応付ける。カメラ付き携帯端末210がローカルにデバイスの所在を管理する場合は、カメラ付き携帯端末210は、ステップS611において、UUIDと写真データとを関連付けてデータベースとして保存する。一方、デバイスの所在を一括管理する場合は、カメラ付き携帯端末210は、ステップS613において、UUIDと写真データとを関連付けてデバイス管理DB240に送信する。
デバイス管理DB240は、ステップS615において、識別子取得としてUUIDを受信し、UUIDに関連付けたデバイス写真取得として写真データを受信し、検索可能なリストにして格納する。
その後、デバイス220は、ステップS621において、それぞれのデータを取得して、ステップS623において、携帯端末や携帯端末を介してデータ収集DB640に送信する。なお、デバイスからデータを収集する携帯端末はカメラ付きである必要はない。また、携帯端末でローカルにデータを収集して管理する場合は、データは携帯端末に保存される。一方、収集データを一括管理する場合は、データ収集DB640に集めて集中管理することになる。
《カメラ付き携帯端末の構成》
図7は、本実施形態に係るカメラ付き携帯端末210の構成を示すブロック図である。
図7において、カメラ付き携帯端末210は、各機能を繋げるデータバス780により接続される、データの読み書きを制御するCPU(Central Processing Unit)710と、ネットワーク650を介する通信を制御する通信制御部730と、各種データを保存するメモリ750と、を有する。さらに、近距離無線データを解析する近距離無線データ解析部742と、写真画像を撮影するカメラ撮影機能部760と、外部からの入力を受け取る入力部770と、情報表示を行う表示部720と、を有する。ここで、近距離無線データ解析部742は、近距離無線を行なう近距離無線受信部741から受け取ったデータを解析する。
CPU710は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで携帯端末210の機能を実現する。また、メモリ750は、初期データおよびプログラムなどの固定データを記憶するROM(Read Only Memory)や、CPU710が一時記憶のワークエリアとして使用するRAM(Random Access Memory)や、データベースや各種のパラメータ、あるいは本実施形態の実現に必要なデータまたはプログラムが記憶されるストレージを含む。
(カメラ付き携帯端末のデバイス登録処理)
図8は、本実施形態に係るカメラ付き携帯端末210のデバイス登録処理を示す図である。図8は、メモリ750が記憶するデバイス管理用データの構成810と、通信制御部730を介してデバイス管理DB240に送信されるメッセージフォーマット820とを、示す。なお、図8に示した構成およびフォーマットは、本実施形態の処理を実現する一例であって、これに限定されず種々の構成およびフォーマットが使用可能である。
デバイス管理用データの構成810は、デバイスから受信したUUID811に対応付けて、デバイスとデバイスの所在を示す背景とを含む写真データ812を記憶する。メッセージフォーマット820は、送信先としてのデバイス管理DB240のID821と、送信元としてのカメラ付き携帯端末210のID822と、送信内用であるデバイス登録データ823と、CRCなどの誤り訂正符号824と、を含む。デバイス登録データ823には、デバイスから受信したUUIDと対応する写真データとが対に関連付けて含まれる。
なお、カメラ付き携帯端末210からデバイス管理DB240へのデバイス登録データの送信は、データ取得ごとであっても、所定量を取得してからであっても、所定時間間隔であってもよい。あるいは、デバイス管理DB240などからの要求に応答する送信であってもよい。
《カメラ付き携帯端末の処理手順》
図9は、本実施形態に係るカメラ付き携帯端末210の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図7のCPU710がメモリ750を使用しながら実行して、カメラ付き携帯端末210の機能を実現する。
カメラ付き携帯端末210は、ステップS901において、本デバイス管理のアプリケーションをダウンロードする。そして、カメラ付き携帯端末210は、ステップS903において、ダウンロードしたアプリケーションを起動する。なお、あらかじめ携帯端末がアプリケーションを保持している場合には、ステップS901におけるアプリケーションのダウンロードは不要である。
起動されたアプリケーションで、カメラ付き携帯端末210は、ステップS911において、デバイス登録が指示されたか否かを判定する。デバイス登録が指示された場合、カメラ付き携帯端末210は、ステップS913において、デバイス登録処理を実行する。
デバイス登録が指示されない場合、カメラ付き携帯端末210は、ステップS921において、デバイスが検出したデータ収集が指示されたか否かを判定する。データ収集が指示された場合、カメラ付き携帯端末210は、ステップS923において、データ収集処理を実行する。
デバイス登録の指示でもデータ収集の指示でもない場合、カメラ付き携帯端末210は、ステップS931において、他の処理を行なう。なお、前述のようにデータ収集処理は、カメラ付き携帯端末210の処理に限定されない。近距離通信機能を有しさえすれば、カメラを有しない携帯端末においても処理可能である。
(デバイス登録処理)
図10Aは、本実施形態に係るデバイス登録処理(S913)の手順を示すフローチャートである。
カメラ付き携帯端末210は、ステップS1011において、カメラ付き携帯端末210に一番近いデバイスとその背景とをカメラで写真撮影する。そして、カメラ付き携帯端末210は、ステップS1013において、デバイスからの近距離通信によるUUIDの受信を待つ。UUIDの受信があれば、カメラ付き携帯端末210は、ステップS1015において、近距離通信により複数のUUIDを受信したか否かを判定する。複数のUUIDを受信した場合、カメラ付き携帯端末210は、ステップS1017において、受信電波強度からデバイスとの距離を算出して、距離が最短のデバイスのUUIDをカメラで映したデバイスであるとして選別する(図2C参照)。
受信したUUIDが1つであれば、あるいは、1つのUUIDが選別されれば、カメラ付き携帯端末210は、ステップS1019において、デバイスのUUIDとデバイスおよび背景が写った写真とを対応付けて保持する。カメラ付き携帯端末210は、ステップS1021において、デバイス登録のタイミングを待つ。なお、ローカルにカメラ付き携帯端末210でデバイスを管理するのであれば、自身のデータベースに格納して処理は終了する。デバイス登録のタイミングになれば、カメラ付き携帯端末210は、ステップS1023において、デバイスのUUIDとデバイスおよび背景が写った写真とを対応付けてデバイス管理DB240に送信する。
(データ収集処理)
図10Bは、本実施形態に係るデータ収集処理(S923)の手順を示すフローチャートである。上述のように、このフローチャートは、カメラ付き携帯端末210に限定されず、近距離通信が可能であればカメラを有しない携帯端末においても実行可能である。
カメラ付き携帯端末210は、ステップS1031において、デバイスからの近距離通信によるUUIDの受信を待つ。UUIDの受信があれば、カメラ付き携帯端末210は、ステップS1033において、UUIDの対応デバイスから検出データを取得する。なお、最初のUUIDの受信に検出データが付加されている場合には、ステップS1033は不要である。カメラ付き携帯端末210は、ステップS1035において、UUIDに対応付けて検出データをデータ収集DB640に送信する。
さらに、カメラ付き携帯端末210は、ステップS1037において、デバイスからのアクセス有りをUUIDに対応して保持し、デバイス管理DB240に通知する。なお、デバイスからのアクセス有無をローカルでカメラ付き携帯端末210が管理する場合は、デバイス管理DB240へ通知はしない。
なお、図10Bにおいては、デバイスからのUUIDの受信を待ったが、カメラ付き携帯端末210からデバイスに対してデータ送信要求を行なってもよい。
本実施形態によれば、デバイスと共にデバイスの所在を示す背景を撮影して得た写真データでデバイスの所在を管理するので、管理されているデバイスの所在を直感的に把握することができると共に、デバイスから収集したデータを管理できる。
詳細には、デバイス管理をするために、例えば無線タグ等を用いた場所を特定するための管理システムを新たに構築する必要がない。これは、本実施形態において、デバイスを設置すると共にそのデバイスを一意に識別可能なUUIDと紐付けした設置場所の写真を保存することで、その保存された写真自体がデバイスの設置場所を確認できる情報となっているためである。本実施形態は、写真データは情報量が多く人が記憶したり想起したりする構成として非常に優れたものである。
また、デバイス管理が簡便になり特別な専門知識や教育が不要になり誰でもデバイス管理システムの運用ができる。これは、本実施形態において、一般的に普及しているカメラ付き携帯端末を活用でき、また写真を撮影するという一般的な操作で実現できる管理システムであるためである。
したがって、多数のデバイスを人が管理する上で対応リストの作成とその管理・運用を容易にすることにより、管理システムの信頼性、操作性、生産性、保守性を向上できるアプリケーションとシステムを提供することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係るデバイス管理システムについて説明する。本実施形態に係るデバイス管理システムは、上記第2実施形態と比べると、デバイス管理データベースへの異なる登録方法を有する点で異なる。すなわち、写真データの格納を行う場合、同じ識別子を持った写真データの存在有無を確認し、既に同じ識別子を持った写真データが存在した場合、写真データを上書きするか新規データベースを作成するかを選択可能である。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
《デバイス管理システムにおけるデバイス登録処理》
図11は、本実施形態に係るデバイス管理システム1100におけるデバイス登録処理を説明する図である。なお、図11において、図2Aと同様の構成要素には同じ参照番号を付して、説明を省略する。
図11においては、デバイス管理DBを作成する時点で、既存の写真データが有る場合の、2つのデータベース更新方法が構成される。図11のような現象は、例えば、デバイスを所有あるいは所持する人物が変わったり、デバイスを配置あるいは設置する場所が変わったりした場合に発生する。その場合、現在のデバイスの所在を実時間で変更しないと、デバイスと所在との関連が誤ったり取れなくなったりする。その場合にも、写真1枚で登録変更が可能である。
デバイス管理DB1140に、識別情報であるUUID=AAAA242に対応する写真データ1141が既に存在した場合、第1の方法は、新たに取得した写真データ1143を上書きして新たなデバイス管理DB1142とする方法である。また、既存の写真データ1141を残したい場合には、既存のデバイス管理DB1140は別に新しいデバイス管理DB1144を作成し、そのDBにUUID=AAAAと対応する写真データとを保存する方法である。
《デバイス登録処理の手順》
図12は、本実施形態に係るデバイス管理システム1100におけるデバイス登録処理の手順を示すフローチャートである。
デバイス管理システム1100は、ステップS1201において、デバイスの登録要請の受信を待つ。デバイスの登録要請の受信があれば、デバイス管理システム1100は、ステップS1203において、登録要請したデバイスのUUIDに対応して写真データが既に登録されているか否かを判定する。デバイスの登録あるいはUUIDに対応した写真データの登録がなければ、デバイス管理システム1100は、ステップS1211において、デバイスあるいは写真データの登録処理を行なう。
デバイスが登録されUUIDに対応した写真データの登録が既にあれば、デバイス管理システム1100は、ステップS1205において、新たな登録データを既存のデバイス管理DBに上書きするか、新たなデバイス管理DBを作成するかを判定する。既存のデバイス管理DBに上書きする場合、デバイス管理システム1100は、ステップS1207において、デバイスの写真データを上書きして最新の所在を示す写真に更新する。新たなデバイス管理DBを作成する場合、デバイス管理システム1100は、ステップS1207において、新たな写真データを含む新たなデバイス管理DBを生成する。
なお、上記2つの方法に限定されず、例えば、デバイス管理DBに、デバイスのUUIDに対応付けて、写真データの履歴を所在期間の情報と共に蓄積してもよい。
本実施形態によれば、デバイスの所在が変更された場合にも、簡単な操作でデバイス管理内容を更新できる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係るデバイス管理システムについて説明する。本実施形態に係るデバイス管理システムは、上記第2実施形態と比べると、生成されたデバイス管理DBを使用して、近距離無線通信に基づいて携帯端末がデバイスの状態を把握してデバイスの写真を表示する点で異なる。すなわち、デバイスの識別子に基づいてDBを検索し、画面上に、デバイスに関連付けられた写真データを表示する。本実施形態においては、携帯端末がデバイスからのアラーム信号を受信して、アラーム信号からデバイスの識別子を認識し、識別子に基づいてDBを検索し、画面上に、アラーム信号を発したデバイスに関連付けられた写真データを表示する。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
《デバイス管理システムにおけるデバイス管理処理》
図13は、本実施形態に係るデバイス管理システム1300におけるデバイス管理処理を説明する図である。なお、図13において、図2Aと同様の構成要素には同じ参照番号を付して、説明を省略する。
本デバイス管理システム1300においては、上記第2実施形態および第3実施形態により、デバイス管理DBにデバイスのUUIDとデバイスの所在写真データとが登録されているので、その後のイベント時のデバイス管理を簡便にすることが可能である。
例えば、近距離無線機能を有する携帯端末210または1310が、デバイス221からアラームを発する近距離無線信号1322を受信したとする。近距離無線信号1322上のUUID=AAAAを検知すると、携帯端末内のデバイス管理DB1340を検索してリスト内の識別情報であるUUID1341がAAAAの項目を検出し、それと対応する写真データ1344から写真1345を取得する。そして、取得した写真1345を携帯端末210または1310の画面に表示する。同時に、画面に表示された写真1345のデバイスからアラームを受信したことがアラーム通知領域1346に表示あるいは音声報知される。
ユーザは、アラーム通知領域1346のアラーム通知とデバイスおよび背景の写真1345とから、アラームを出しているデバイスの所在を直感的に認識することができる。
なお、図13においては、デバイス管理DB1340を携帯端末内にあるとしたが、図6Aのようにデバイス管理DB240によって全体を管理してもその動作は同様である。
《携帯端末の処理手順》
図14は、本実施形態に係る携帯端末210、1310の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図7のCPU710がメモリ750を使用しながら実行して、カメラ付き携帯端末210または携帯端末1310の機能を実現する。以下、携帯端末1310により手順を説明する。
携帯端末1310は、ステップS1401において、デバイスからの近距離通信によるUUIDの受信を待つ。近距離通信によるUUIDの受信があれば、携帯端末1310は、ステップS1403において、デバイスからのアラームの受信であるか否かを判定する。アラームの受信でなければ、携帯端末1310は、ステップS1411において、受信メッセージに対応する他の処理を行なう。
アラームの受信であれば、携帯端末1310は、ステップS1405において、携帯端末内のデバイス管理DB1340あるいはネットワークに接続するデバイス管理DB240に対して、受信したUUIDに対応する写真データを要求する。携帯端末1310は、ステップS1407において、写真データの取得を待つ。写真データが取得されれば、携帯端末1310は、ステップS1409において、デバイスとその所在背景とを含む写真とアラーム受信とを表示して、ユーザに報知する。
本実施形態の具体的な実施例としては、例えば、無線通信方式にBluetooth(登録商標)のLow Energy通信方式を使ったものである。Bluetooth(登録商標)のLow EnergyのBeacon機能が発するUUIDを例えばスマートフォンで受信すると共に写真を撮影し、その写真データと前記UUIDが関連づけられたデバイス管理DBを作成することができる。システム運用中にアラームを発するUUIDを受信した場合、UUIDに関連付けられた写真を表示することで、UUIDの設置場所や所有者を人が見て簡便に確認することが可能となる。
本実施形態によれば、デバイスからのアラーム受信に対して、デバイスの所在を示す写真と共に通知することができる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係るデバイス管理システムについて説明する。本実施形態に係るデバイス管理システムは、上記第4実施形態と比べると、デバイスの状態がデバイスからの無線信号を一定期間、受信しなかった場合の処理である点で異なる。すなわち、本実施形態においては、デバイスに対応付けて無線信号の受信間隔を計測する。そして、携帯端末がデバイスからの無線信号を一定期間、受信しなかった場合、デバイスの識別子を取得し、識別子に基づいてDBを検索し、画面上に、一定期間、無線信号を受信できなかったデバイスに関連付けられた写真データを表示する。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
《デバイス管理システムにおけるデバイス管理処理》
図15は、本実施形態に係るデバイス管理システム1500におけるデバイス管理処理を説明する図である。なお、図15において、図2Aと同様の構成要素には同じ参照番号を付して、説明を省略する。
図15においては、デバイス221からのUUID=AAAAを含む近距離無線信号222の受信が一定期間無かったことを携帯端末210、1510が検知すると、デバイス管理DB1540を検索する。そして、デバイス管理DB1540から検索した写真データの写真1545を画面に表示する。同時に、画面に表示された写真1545のデバイスから受信が無いことが領域1546に表示あるいは音声報知される。
近距離無線信号222の受信が一定期間無かったことは、例えば、デバイス管理DB1540の各UUID241に対応して一定期間内の受信有無1541を記憶することにより実現できる。あるいは、各デバイスからの最終受信日時をタイムスタンプとして記憶し、定期的に現日時とタイムスタンプとを比較して、一定期間内の受信なしを検知してもよい。
《携帯端末の処理手順》
図16は、本実施形態に係る携帯端末210、1510の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図7のCPU710がメモリ750を使用しながら実行して、カメラ付き携帯端末210または携帯端末1510の機能を実現する。以下、携帯端末1510により手順を説明する。
携帯端末1510は、ステップS1601において、登録したデバイスのUUIDに基づいて一定期間内の受信有無を判定する。そして、携帯端末1510は、ステップS1603において、一定期間内の受信が無いデバイスが有るか否かを判定する。
一定期間内の受信が無いデバイスが有れば、携帯端末1510は、ステップS1605において、携帯端末内あるいはネットワークに接続するデバイス管理DB1540に対して、一定期間内の受信が無いデバイスのUUIDに対応する写真データを要求する。携帯端末1510は、ステップS1607において、写真データの取得を待つ。写真データが取得されれば、携帯端末1510は、ステップS1609において、デバイスとその所在背景とを含む写真と一定期間内の受信が無いことを表示して、ユーザに報知する。
本実施形態によれば、デバイスから受信が無いことを検知し、デバイスの所在を示す写真と共に通知することができる。すなわち、ユーザは、デバイスの故障や盗難などを所在と共に認識できる。
[第6実施形態]
次に、本発明の第6実施形態に係るデバイス管理システムについて説明する。本実施形態に係るデバイス管理システムは、上記第4実施形態および第5実施形態と比べると、DBに登録されたデバイスの状態を携帯端末に一覧表示する点で異なる。すなわち、DBは、デバイスの識別子に関連付けて、携帯端末が近距離無線通信に基づいて把握したデバイスの状態を格納する。そして、携帯端末は、複数のデバイスとそれぞれ関連付けられたデバイスの状態を識別可能に一覧表示する。一覧表示は、複数のデバイスにそれぞれ関連付けられたデバイスの状態を識別可能なマークで行なう。その時、デバイスの数に応じて、デバイスの状態を表示するマークのサイズを変更して表示したり、デバイスの全体の状態を1画面に表示できない場合、画面を複数に分割して表示したりする。その他の構成および動作は、第4実施形態または第5実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
《デバイス管理システムにおけるデバイス管理処理》
図17は、本実施形態に係るデバイス管理システム1700におけるデバイス管理処理を説明する図である。なお、図17において、図2Aまたは図15と同様の構成要素には同じ参照番号を付して、説明を省略する。
図17においては、複数のデバイスからの近距離無線信号が一定期間無かったことを検知した場合、携帯端末1710は、対応する写真データを検出して表示する。さらに、携帯端末1710は、複数のデバイス状態を通知するため同一システム上で管理している全てのデバイスの状態を記号やマークなどを羅列して一覧表示する。そして、一定期間受信が途絶えたデバイスの記号は他と識別できるように変更する。
携帯端末1710の一覧表示1711には、一定期間内に受信のあったデバイスを黒塗りで、一定期間内に受信の無かったデバイスを白塗り1712、1273、1274で表示している。
《携帯端末の表示画面》
図18Aは、本実施形態に係る携帯端末210、1710の表示画面を示す図である。
図18Aに図示するように、一覧表示1711において、近距離無線信号を一定期間受信していない(=通信断している)記号1712〜1714を選択指示すると、それに対応する写真データ1812がデバイス管理DBから検索されて、携帯端末1710上に表示される。
なお、選択された記号は選択中であることを示すための点滅、色変更などを行なってもよい。また、その他、システム情報1811(例えばデバイス全体の管理デバイス数、近距離無線信号断デバイス総数など)を表示してもよい。
図18Bは、本実施形態に係る携帯端末210、1710の他の表示画面を示す図である。
携帯端末1710の画面に表示する全体のデバイス数を示す記号は、図18Bに示すように、全体の総数と操作性とを考慮した画面表示に最適なサイズに変更する。例えば、総数が少なければ、記号1813aは記号1813bにサイズが変更される。また、1画面に全体のデバイスが収まらない場合には、画面A、画面Bなど複数画面の構成とし、画面上に複数画面が存在することを明示する(次頁1814)。なお、サイズの変更に伴って、画面分割を行なってもよい。
《携帯端末の処理手順》
図19は、本実施形態に係る携帯端末210、1710の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図7のCPU710がメモリ750を使用しながら実行して、カメラ付き携帯端末210または携帯端末1710の機能を実現する。以下、携帯端末1710により手順を説明する。
携帯端末1710は、ステップS1901において、一定期間内にデバイスから近距離無線の受信があったか否かの情報をデバイス管理DB1540に要求する。そして、携帯端末1710は、ステップS1903において、デバイス管理DB1540からデバイスに対応する一定期間内の受信有無データを取得したか否かを判定する。受信有無データを取得すれば、携帯端末1710は、ステップS1905において、デバイス状態の一覧表示データを生成する。この時に、サイズ指定があれば、サイズの変更も行なう。
携帯端末1710は、ステップS1907において、デバイス状態の一覧が1画面に収まるか否かを判定する。1画面に収まれば、携帯端末1710は、ステップS1909において、画面サイズに応じてデバイス状態を一覧表示する。1画面に収まらなければ、携帯端末1710は、ステップS1911において、一覧表示データおよび表示サイズと、画面サイズとを考慮して、画面分割して表示する。
本実施形態を拡張して、例えば、UUIDを発する無線タグを任意の場所に設置し、設置場所を含む構内地図とその位置を特定できる識別情報(例えば座標)を管理する機能を備えていた場合、以下の効果を奏する。すなわち、受信したUUIDと位置を特定する識別情報を関連付けたデータベースを作成することにより、簡便に無線タグを設置した設置場所を構内地図上で管理することができる。
本実施形態によれば、デバイス数が増えたとしても、デバイス状態を把握することができる。
また、本実施形態は以下のような適用が可能であり、同様の顕著な効果を奏する。ツアー客を、移動交通機関(例えばバス、電車、飛行機)を使ってガイドが引率する場合の管理方法として、事前にUUIDを発する小型の無線タグをツアー客個々に郵送しておく。郵送する時点で管理者は無線タグとツアー客に送付する宛先を一緒に写真撮影することで、ツアー客毎のUUIDと宛先を撮影した写真データが関連付けられたデータベースを作成する。ツアー客が個々に配布された無線タグを持参し、集合場所に来た時に無線タグから発せられるUUIDを管理者の無線受信携帯端末で受信することで、管理者はツアー客の顔や氏名を確認することなく周囲に居ることを認識することができる。さらに、集合したツアー客の顔写真を撮影し、その写真データとツアー客ごとに発するUUIDとを関連付けたDBを作成することで、簡便にツアー客の員数確認を行うシステムを構築することができる。
また、保育園などでの園児の見守りにおいても、各園児に無線タグを装着し、無線タグから発せられるUUIDを先生の無線受信携帯端末で受信することで、先生は園児の顔や氏名を確認することなく周囲に居ることを認識することができる。さらに、園児の顔写真を撮影し、その写真データと園児ごとに発するUUIDとを関連付けたDBを作成することで、簡便に各園児の確認を行うシステムを構築することができる。
なお、上記ツアーガイドや園児の見守りの場合には、次のような処理も必要となる。例えば、ツアーを例に取るとガイドが複数の団体を場所、日を変えて管理する場合、今はグループAの引率をしているのでそのグループAのDBを使用する必要があるが、場所、日が違うところでグループBの引率する場合にはグループBのDBを使う必要がある。このように、複数のDBが存在する場合は、管理者に任意のDBを選択させ、デバイス管理システムは選択したDB内を検索して検索結果を表示する。また、保育園の管理においては、先生が教室ごとに園児の見守りをする上で教室毎のDBを作成するという使用形態が想定される。なお、複数のDBを作成する例を示したが、1つのDB内に複数のデータグループを参照リストにより別途に持つという構成であってもよい。
[第7実施形態]
次に、本発明の第7実施形態に係るデバイス管理システムについて説明する。本実施形態に係るデバイス管理システムは、上記第2実施形態乃至第6実施形態と比べると、デバイスの所在や通信有無に加えてユーザの付加情報を管理する点で異なる。すなわち、DBが、デバイスとの通信有無を取得する通信有無取得部、または、デバイスに関する付加情報を取得する付加情報取得部を有し、デバイスの識別子に関連付けて、通信有無や付加情報とを検索可能に格納する。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
《デバイス管理システムにおけるデバイス管理処理》
図20は、本実施形態に係るデバイス管理システム2000におけるデバイス管理処理を説明する図である。
本実施形態によれば、近距離無線が可能なカメラ付き携帯端末2010で、写真を撮影すると共に、管理者が任意に付加情報2041(例えば氏名2042、メモ2043など)を写真データ244と一緒に、デバイス管理DB2040に格納することができる。そして、携帯端末2010に写真データ245と共に付加情報2044を表示できる。
《携帯端末の処理手順》
図21は、本実施形態に係る携帯端末2010の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図7のCPU710がメモリ750を使用しながら実行して、カメラ付き携帯端末2010の機能を実現する。なお、図21において、図9と同様のステップには同じステップ番号を付して、説明を省略する。また、本実施形態においては、デバイス登録と付加情報の入力を別の処理として示したが、デバイス登録時に付加情報を入力するようにしてもよい。その場合には、ステップS913のデバイス登録処理中あるいはその後で付加情報の入力指示が実行されることになる。
カメラ付き携帯端末2010は、デバイス登録でも検出データ収集でもなければ、ステップS2101において、付加情報の入力指示か否かを判定する。付加情報の入力指示であれば、カメラ付き携帯端末2010は、ステップS2103において、入力された付加情報をデバイスのUUIDに対応付けて、デバイス管理DBに送信する。
本実施形態によれば、デバイス管理者が、各デバイスについて付加情報を付加できることで、写真データでは不正確なデバイスの所在をより正確に特定できるようになる。
[他の実施形態]
なお、上述した実施形態においては、識別情報と写真データの対応付けを登録するデバイス管理データベースを例に挙げて説明したが、写真データの代わりに例えば音声データ、映像データ、地図上の位置を示すロケーションデータの場合でも、本発明を用いることができる。また、データベースの作成場所は、携帯端末内、外部ストレージや外部パソコン、ネットワークを介したサーバなどでも同様に効果を奏することが可能である。
また、上記実施形態においては、各フローチャートを独立に示したが、アプリケーションとしては、例えば、デバイス登録とデバイス検索・表示とを共に含むアプリケーションや、デバイス写真表示とデバイス状態一覧表示とを共に含むアプリケーションなどであってもよい。その場合は、アプリケーションは、処理メニューを表示してユーザがどのサービスを受けるか選択することになる。逆に、各フローチャートの一部を実行する専用アプリケーションによる専用サービスの提供であってもよい。
また、上記実施形態においては、近距離無線通信としてBluetooth(登録商標)の例を説明したが、Wi-Fi(Wireless Fidelity)などにおいても同様である。特に、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc)802.15あるいはIEEE802.11に準拠する近距離無線通信に適用される。
また、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する制御プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。
[実施形態の他の表現]
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
一意に識別可能な識別子を有し、前記識別子を近距離無線信号により送信するデバイスと、
前記デバイスの送信する近距離無線信号を受信して、前記識別子を認識するカメラ付き携帯端末と、
前記カメラ付き携帯端末により、前記デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を撮影して得た写真データと、前記デバイスの識別子とを関連付けて格納するデータベースと、
を備えるデバイス管理システム。
(付記2)
前記デバイスの所在を示す背景は、前記デバイスを持つ人物または前記デバイスが配置された場所を含む付記1に記載のデバイス管理システム。
(付記3)
前記データベースは、前記識別子を、前記写真データのファイル名として、前記写真データのメタデータとして、前記写真データとは別のファイルデータ内に、または、前記写真データに埋め込んで格納する付記1または2に記載のデバイス管理システム。
(付記4)
前記デバイスの状態を近距離無線通信に基づいて把握して、前記デバイスの識別子に基づいて前記データベースを検索し、画面上に、前記デバイスに関連付けられた前記写真データを表示する携帯端末を備える付記1乃至3のいずれか1項に記載のデバイス管理システム。
(付記5)
前記携帯端末は、前記デバイスからのアラーム信号を受信して、前記アラーム信号から前記デバイスの識別子を認識し、前記識別子に基づいて前記データベースを検索し、画面上に、前記アラーム信号を発した前記デバイスに関連付けられた前記写真データを表示する付記4に記載のデバイス管理システム。
(付記6)
前記デバイスに対応付けて無線信号の受信間隔を計測する手段を有し、
前記携帯端末は、前記デバイスからの無線信号を一定期間、受信しなかった場合、前記デバイスの識別子を取得し、前記識別子に基づいて前記データベースを検索し、画面上に、前記一定期間、無線信号を受信できなかった前記デバイスに関連付けられた前記写真データを表示する付記4に記載のデバイス管理システム。
(付記7)
前記データベースは、前記デバイスの識別子に関連付けて、前記携帯端末が近距離無線通信に基づいて把握した前記デバイスの状態をさらに格納し、
前記携帯端末は、複数の前記デバイスとそれぞれ関連付けられた前記デバイスの状態を識別可能に一覧表示する付記4に記載のデバイス管理システム。
(付記8)
複数の前記データベースを有し、
前記携帯端末は、前記複数のデータベースからデータベースを選択し、選択した前記データベースを検索して検索結果を表示する付記4乃至7のいずれか1項に記載のデバイス管理システム。
(付記9)
カメラ付き携帯端末が、デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を撮影して写真データを取得するデバイス撮影ステップと、
前記カメラ付き携帯端末が、前記デバイスから近距離無線信号により送信された、前記デバイスを一意に識別可能な識別子を受信する識別子受信ステップと、
データベースに、前記写真データと前記デバイスの識別子とを関連付けて格納する格納ステップと、
を含むデバイス管理方法。
(付記10)
カメラと、
デバイスと近距離無線通信を行なう近距離無線通信手段と、
前記カメラで撮影している、前記デバイスと前記デバイスの所在を示す背景とを含む写真データと、前記デバイスとの近距離無線通信により取得した、前記デバイスを一意に識別可能な識別子とを関連付ける手段と、
を備える携帯端末。
(付記11)
前記デバイスの所在を示す背景は、前記デバイスを持つ人物または前記デバイスが配置された場所を含む付記10に記載の携帯端末。
(付記12)
携帯端末が有するカメラで、デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を撮影して写真データを生成するデバイス撮影ステップと、
前記デバイスと近距離無線通信を行なって、前記デバイスを一意に識別可能な識別子を取得する識別子取得ステップと、
前記写真データと前記デバイスの識別子とを関連付けるステップと、
を含む携帯端末の制御方法。
(付記13)
携帯端末が有するカメラで、デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を撮影して写真データを生成するデバイス撮影ステップと、
前記デバイスと近距離無線通信を行なって、前記デバイスを一意に識別可能な識別子を取得する識別子取得ステップと、
前記写真データと前記デバイスの識別子とを関連付けるステップと、
をコンピュータに実行させる携帯端末の制御プログラム。
(付記14)
カメラ付き携帯端末が撮影した、デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を含む写真データを取得するデバイス写真取得手段と、
前記カメラ付き携帯端末が前記デバイスから受信した、前記デバイスを一意に識別可能な識別子を取得する識別子取得手段と、
前記写真データと前記デバイスの識別子とを関連付けて検索可能に格納する格納手段と、
を備えるデータベース。
(付記15)
前記格納手段は、前記識別子を、前記写真データのファイル名として、前記写真データのメタデータとして、前記写真データとは別のファイルデータ内に、または、前記写真データに埋め込んで格納する付記14に記載のデータベース。
(付記16)
前記格納手段は、写真データの格納を行う場合、同じ識別子を持った写真データの存在有無を確認し、既に同じ識別子を持った写真データが存在した場合、前記写真データを上書きするか新規データベースを作成するかを選択可能である付記14または15に記載のデータベース。
(付記17)
前記デバイスとの通信有無を取得する通信有無取得手段と、
前記デバイスに関する付加情報を取得する付加情報取得手段と、
をさらに備え、
前記格納手段は、前記デバイスの識別子に関連付けて、前記通信有無と前記付加情報とを検索可能に格納する付記14に記載のデータベース。
(付記18)
デバイスと近距離無線通信を行なう近距離無線通信手段と、
前記デバイスとの近距離無線通信に基づいて、前記デバイスの状態を把握する把握手段と、
前記デバイスの状態と、前記近距離無線通信により取得した前記デバイスを一意に識別可能な識別子に基づいてデータベースから検索された、前記デバイスと前記デバイスの所在を示す背景とを含む写真とを表示する表示手段と、
を備える携帯端末。
(付記19)
前記表示手段は、前記近距離無線通信手段が前記デバイスからのアラーム信号を受信した場合、前記アラーム信号から前記デバイスの識別子を認識し、前記識別子に基づいて前記データベースを検索して、画面上に、前記アラーム信号を発した前記デバイスと関連付けられた写真データを表示する付記18に記載の携帯端末。
(付記20)
前記デバイスに対応付けて無線信号の受信間隔を計測する手段を有し、
前記表示手段は、前記近距離無線通信手段が前記デバイスからの無線信号を一定期間、受信しなかった場合、前記デバイスの識別子を取得し、前記識別子に基づいて前記データベースを検索して、画面上に、前記一定期間、無線信号を受信できなかった前記デバイスに関連付けられた写真データを表示する付記18に記載の携帯端末。
(付記21)
前記表示手段は、複数の前記デバイスにそれぞれ関連付けられた前記デバイスの状態を識別可能なマークで一覧表示する付記18に記載の携帯端末。
(付記22)
前記表示手段は、前記デバイスの数に応じて、前記デバイスの状態を表示する前記マークのサイズを変更して表示し、前記デバイスの全体の状態を1画面に表示できない場合、画面を複数に分割して表示する付記21に記載の携帯端末。
(付記23)
デバイスとの近距離無線通信に基づいて、前記デバイスの状態を把握する把握ステップと、
前記デバイスの状態と、前記近距離無線通信により取得した前記デバイスを一意に識別可能な識別子に基づいてデータベースから検索された、前記デバイスと前記デバイスの所在を示す背景とを含む写真とを表示する表示ステップと、
を含む携帯端末の制御方法。
(付記24)
デバイスとの近距離無線通信に基づいて、前記デバイスの状態を把握する把握ステップと、
前記デバイスの状態と、前記近距離無線通信により取得した前記デバイスを一意に識別可能な識別子に基づいてデータベースから検索された、前記デバイスと前記デバイスの所在を示す背景とを含む写真とを表示する表示ステップと、
をコンピュータに実行させる携帯端末の制御プログラム。

Claims (10)

  1. 一意に識別可能な識別子を有し、前記識別子を近距離無線信号により送信するデバイスと、
    前記デバイスの送信する近距離無線信号を受信して、前記識別子を認識するカメラ付き携帯端末と、
    前記カメラ付き携帯端末により、前記デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を撮影して得た写真データと、前記デバイスの識別子とを関連付けて格納するデータベースと、
    を備えるデバイス管理システム。
  2. 前記デバイスの所在を示す背景は、前記デバイスを持つ人物または前記デバイスが配置された場所を含む請求項1に記載のデバイス管理システム。
  3. カメラ付き携帯端末が、デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を撮影して写真データを取得するデバイス撮影ステップと、
    前記カメラ付き携帯端末が、前記デバイスから近距離無線信号により送信された、前記デバイスを一意に識別可能な識別子を受信する識別子受信ステップと、
    データベースに、前記写真データと前記デバイスの識別子とを関連付けて格納する格納ステップと、
    を含むデバイス管理方法。
  4. カメラと、
    デバイスと近距離無線通信を行なう近距離無線通信手段と、
    前記カメラで撮影している、前記デバイスと前記デバイスの所在を示す背景とを含む写真データと、前記デバイスとの近距離無線通信により取得した、前記デバイスを一意に識別可能な識別子とを関連付ける手段と、
    を備える携帯端末。
  5. 携帯端末が有するカメラで、デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を撮影して写真データを生成するデバイス撮影ステップと、
    前記デバイスと近距離無線通信を行なって、前記デバイスを一意に識別可能な識別子を取得する識別子取得ステップと、
    前記写真データと前記デバイスの識別子とを関連付けるステップと、
    を含む携帯端末の制御方法。
  6. 携帯端末が有するカメラで、デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を撮影して写真データを生成するデバイス撮影ステップと、
    前記デバイスと近距離無線通信を行なって、前記デバイスを一意に識別可能な識別子を取得する識別子取得ステップと、
    前記写真データと前記デバイスの識別子とを関連付けるステップと、
    をコンピュータに実行させる携帯端末の制御プログラム。
  7. カメラ付き携帯端末が撮影した、デバイスと共に前記デバイスの所在を示す背景を含む写真データを取得するデバイス写真取得手段と、
    前記カメラ付き携帯端末が前記デバイスから受信した、前記デバイスを一意に識別可能な識別子を取得する識別子取得手段と、
    前記写真データと前記デバイスの識別子とを関連付けて検索可能に格納する格納手段と、
    を備えるデータベース。
  8. デバイスと近距離無線通信を行なう近距離無線通信手段と、
    前記デバイスとの近距離無線通信に基づいて、前記デバイスの状態を把握する把握手段と、
    前記デバイスの状態と、前記近距離無線通信により取得した前記デバイスを一意に識別可能な識別子に基づいてデータベースから検索された、前記デバイスと前記デバイスの所在を示す背景とを含む写真とを表示する表示手段と、
    を備える携帯端末。
  9. デバイスとの近距離無線通信に基づいて、前記デバイスの状態を把握する把握ステップと、
    前記デバイスの状態と、前記近距離無線通信により取得した前記デバイスを一意に識別可能な識別子に基づいてデータベースから検索された、前記デバイスと前記デバイスの所在を示す背景とを含む写真とを表示する表示ステップと、
    を含む携帯端末の制御方法。
  10. デバイスとの近距離無線通信に基づいて、前記デバイスの状態を把握する把握ステップと、
    前記デバイスの状態と、前記近距離無線通信により取得した前記デバイスを一意に識別可能な識別子に基づいてデータベースから検索された、前記デバイスと前記デバイスの所在を示す背景とを含む写真とを表示する表示ステップと、
    をコンピュータに実行させる携帯端末の制御プログラム。
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