JP2016005943A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、排水性と操舵初期の応答性とを両立させた空気入りタイヤを提供することを目的とする。【解決手段】本発明の空気入りタイヤは、レッド踏面に複数本の周方向主溝を有し、前記複数本の周方向主溝とトレッド端とにより複数の陸部が区画され、タイヤ赤道面に最も近い位置に配置された前記周方向主溝のトレッド幅方向外側に隣接する2つの陸部に、トレッド幅方向に傾斜して延びる複数本の傾斜溝を有し、前記傾斜溝は、第一の溝と、前記第一の溝の溝幅より溝幅の小さい第二の溝とが連通してなり、前記第一の溝は、前記周方向主溝と連通し、前記傾斜溝は、前記陸部内で終端していることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。
従来、タイヤの排水性を向上させるために、タイヤのトレッド踏面に複数の溝を設けている。しかし、溝の本数を多くすると、排水性は向上するものの陸部の剛性が低下して、操縦安定性や制動性能が低下するという問題がある。一方で、溝の本数が少なすぎると、陸部の剛性が向上して操縦安定性や制動性能は向上するものの、排水性が低下して、雨天時の旋回性能や制動性能が低下してしまうという問題がある。このように、排水性と操縦安定性とは、一般的に両立させるのが困難である。
これに対し、トレッド踏面に、溝幅が異なる傾斜溝を連通させて配置し、排水性と陸部の剛性との両立を図る手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−173521号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、操縦安定性の中でも操舵初期の応答性が不十分であり、ハンドルを切り始めても車両の反応が遅いためスポーティな感覚に劣り、また車両の反応が遅いため、ハンドルを切りすぎて、車両の直進安定性が悪化してしまうという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決しようとするものであり、排水性と操舵初期の応答性とを両立させた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明の要旨構成は、以下の通りである。
本発明の空気入りタイヤは、トレッド踏面に複数本の周方向主溝を有し、前記複数本の周方向主溝とトレッド端とにより複数の陸部が区画され、
タイヤ赤道面に最も近い位置に配置された前記周方向主溝のトレッド幅方向外側に隣接する2つの陸部に、トレッド幅方向に傾斜して延びる複数本の傾斜溝を有し、
前記傾斜溝は、第一の溝と、前記第一の溝の溝幅より溝幅の小さい第二の溝とが連通してなり、
前記第一の溝は、前記周方向主溝と連通し、
前記傾斜溝は、前記陸部内で終端していることを特徴とするものである。
この構成によれば、排水性と操舵初期の応答性とを両立させることができる。
ここで、「溝幅」とは、タイヤを適用リムに装着し、規定内圧を充填し、無負荷状態とした際のトレッド踏面に対する開口幅を意味し、溝幅が一定でない場合には最大幅をいうものとする。また、後述の「溝深さ」、「サイプ深さ」は、同様の状態における溝やサイプの最大深さをいうものとする。
また、「適用リム」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格であって、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会) YEAR BOOK、欧州ではETRTO(European Tyre and Rim Technical Organisation) STANDARD MANUAL、米国ではTRA(THE TIRE and RIM ASSOCIATION INC.)YEAR BOOK等に規定されたリムを指す。さらに、「規定内圧」とは、タイヤを適用リムに装着し、適用サイズのタイヤにおけるJATMA等の規格のタイヤ最大負荷能力に対応する空気圧(最高空気圧)をいうものとする。
ここで、本発明の空気入りタイヤにあっては、前記第二の溝の、前記第一の溝と連通する側とは反対側の端部に、トレッド周方向に延びる周方向サイプを有し、
前記周方向サイプの両端部のそれぞれに、トレッド幅方向に延びる幅方向サイプを有することが好ましい。
この構成によれば、制動性能を向上させることができる。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記幅方向サイプは、前記周方向主溝に連通し、
前記幅方向サイプは、トレッド幅方向に対して傾斜して延びていることが好ましい。
この構成によれば、排水性をさらに高めつつも、騒音性能を向上させることができる。
さらに、本発明の空気入りタイヤおいては、前記周方向サイプは、トレッド周方向に対して傾斜して延びていることが好ましい。
この構成によれば、排水性をさらに高めることができる。
さらにまた、本発明の空気入りタイヤでは、前記第二の溝の、前記第一の溝と連通する側とは反対側の端部に、トレッド周方向に延びる周方向サイプを有し、
前記周方向サイプのトレッド周方向一方側の端部に、トレッド幅方向に延びる幅方向サイプを有し、前記周方向サイプのトレッド周方向他方側の端部に、トレッド幅方向に延びる幅方向細溝を有することが好ましい。
この構成によれば、排水性をさらに高めることができる。
本発明によれば、排水性と操舵初期の応答性とを両立させた空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の一実施形態にかかるトレッドパターンを示す展開図である。 本発明の他の実施形態にかかるトレッドパターンを示す展開図である。 本発明の別の実施形態にかかるトレッドパターンを示す展開図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に例示説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるトレッドパターンを示す展開図であり、空気入りタイヤ(以下、単にタイヤとも称する)を適用リムに装着し、規定内圧を充填し、無負荷状態とした際のトレッド踏面を展開して示す図である。
図1に示すように、このタイヤは、トレッド踏面1に複数本(図示例で3本)の周方向主溝2を有している。図示例では、このタイヤは、トレッド踏面1に、タイヤ赤道面CL上を延びる周方向主溝2aと、そのトレッド幅方向両側に1本ずつ対称な位置に配置された周方向主溝2bとを有している。そして、3本の周方向主溝2とトレッド端TEとにより複数の(図示例で4つの)陸部3a、3bが区画されている。すなわち、このタイヤは、タイヤ赤道面CL上に配置された周方向主溝2aのトレッド幅方向外側に隣接する2つの中央陸部3aと、トレッド端TEに隣接する2つの外側陸部3bとを有している。
また、図1に示すように、このタイヤは、中央陸部3aに、トレッド幅方向に傾斜して延びる複数本の傾斜溝4を有している。傾斜溝4は、第一の溝4aと、第一の溝4aの溝幅より溝幅の小さい細溝である第二の溝4bとが連通してなり、傾斜溝4は、周方向主溝2bからトレッド幅方向内側に延びて中央陸部3a内で終端している。すなわち、第一の溝4aは、周方向主溝2aと連通しており、第二の溝4bは、中央陸部3a内で終端している。
以下、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態のタイヤによれば、まず、傾斜溝4が陸部3a内で終端するため、中央陸部3aの剛性を確保することができる。この中央陸部3aは、接地中央部に位置する陸部であるため、特に操舵初期の応答性が向上し、操縦安定性を向上させることができる。さらに、傾斜溝4は、第一の溝4aと第二の溝4bとからなり、溝幅の大きい第一の溝4aを周方向主溝2aと連通させているため、効率よく排水性を向上させつつも、第二の溝4bの溝幅が小さいことにより陸部3aの剛性を確保することができる。
従って、本実施形態のタイヤによれば、排水性と操舵初期の応答性とを両立させることができる。
さらに、図1に示すように、本発明にあっては、第二の溝4bの、第一の溝4aと連通する側とは反対側の端部に、トレッド周方向に延びる周方向サイプ5を有し、周方向サイプ5の両端部のそれぞれに、トレッド幅方向に延びる幅方向サイプ6、7を有することが好ましい。図示例では、傾斜溝4と幅方向サイプ6とは、トレッド周方向に交互に配置されている。また、傾斜溝4と幅方向サイプ7とは、トレッド周方向に交互に配置されている。さらに、図示例では、傾斜溝4のトレッド幅方向内側の一端が周方向サイプ5に連通している。
傾斜溝4と幅方向サイプ6、7との位置をトレッド周方向にずらすことにより、陸部の前後方向への倒れ込みを抑制し、制動性能を向上させることができるからでる。
また、図1に示すように、幅方向サイプ6、7は、それぞれ周方向主溝2b、2aに連通し、幅方向サイプ6、7は、トレッド幅方向に対して傾斜して延びていることが好ましい。図示例では、タイヤ赤道面CLを中心とする一方のトレッド幅方向半部に位置する幅方向サイプ6、7は、双方とも、トレッド幅方向内側から外側に向かってトレッド周方向の同じ側(一方側)に傾斜して延びている(ただし、周方向サイプ5との連通部を起点として見た際には、幅方向サイプ6、7は互いにトレッド幅方向の逆側に延びている)。一方で、タイヤ赤道面CLを中心とする他方のトレッド幅方向半部に位置する幅方向サイプ6、7は、双方とも、トレッド幅方向内側から外側に向かってトレッド周方向の同じ側(他方側)に傾斜して延びている。
傾斜溝4の終端部を、周方向サイプ5及び幅方向サイプ6、7を介して、周方向主溝2a、2bに連通させることにより、排水性をさらに向上させることができるからである。
また、幅方向サイプがトレッド幅方向に対して傾斜していることにより、転舵音を低減して騒音性能を向上させることができるからである。
さらにまた、図1に示すように、周方向サイプ5は、トレッド周方向に対して傾斜して延びていることが好ましい。水が接地中央部からトレッド幅方向外側へと排出されやすくなり、排水性がさらに向上するからである。
なお、周方向主溝2aに接続され、タイヤ赤道面CLを境界とする反対側のトレッド幅方向半部に位置する幅方向サイプ7同士は、互いにトレッド周方向にずらして設けられていることが好ましい。パターンノイズを低減することができるからである。
ここで、本発明にあっては、周方向主溝2の本数は、3本以上とすることが好ましい。さらに、図1に示した例では、周方向主溝2は、直線状であるが、ジグザグ状や湾曲した形状であっても良い。
さらに、傾斜溝4について、第一の溝4aの溝幅は、排水性と陸部の剛性とのバランスを考慮して、3〜7mmとすることが好ましく、溝深さは、4〜8mmとすることが好ましい。また、第二の溝4bの溝幅は、排水性と陸部の剛性とのバランスを考慮して、2〜4mmとすることが好ましく、溝深さは、3〜6mmとすることが好ましい。
第一の溝4aの溝深さを第二の溝4bの溝深さより深くすることが剛性と排水性との両立を図る観点で好ましい。
さらに、傾斜溝4のトレッド幅方向に対する傾斜角度は、5〜40°とすることが好ましい。5°以上とすることにより、騒音性能を確保することができ、一方で、40°以下とすることにより、排水性能を確保することができるからである。なお、「傾斜角度」とは、溝の溝中心線(溝幅の中点を結んだ線)の両端を結んだ線分の傾斜角度をいうものとし、他の傾斜角度についても同様とする。
なお、図示のように、第一の溝4aと第二の溝4bとの連結部において、平面視で湾曲した部分を有している。すなわち、図示例では、第一の溝4aの一方の溝壁は、第二の溝4bの溝壁を延長するように形成されており、第一の溝4aの他方の溝壁は、第一の溝4aの溝幅が大きくなり角部が形成されているが、この角部が湾曲している。
次に、周方向サイプ5は、トレッド周方向に対して、5°〜15°の角度で傾斜していることが好ましい。5°以上の角度で傾斜していることにより、水が接地中央部からトレッド幅方向外側へと排出されやすくなり、一方で、15°以下の角度で傾斜していることにより、前後方向の剛性を保ち、制動性能を向上することができるからである。
また、幅方向サイプ6、7は、トレッド幅方向に対して、10°〜50°の角度で傾斜して延びていることが好ましい。10°以上とすることにより、転舵音を低減して騒音性能を向上させることができ、一方で、50°以下とすることにより、幅方向サイプ6、7によるエッジ圧を高め、水膜を除去する効果を高めて、排水性を向上させることができるからである。
次に、外側陸部3bについて説明する。
まず、外側陸部3bには、トレッド端TEからトレッド幅方向内側に延びる複数本の横溝8が配置されている。この横溝8は、ヒールアンドトウ摩耗を抑制するために、周方向主溝2bに連通させずに、外側陸部3b内で終端させている。
また、各横溝8間には、1本の幅方向サイプ9が配置されている。この幅方向サイプ9は、周方向主溝2b及びトレッド端TEに連通するため、排水性を向上させることができる。一方で、横溝8ではなく、幅方向サイプ9を配置することにより、陸部の剛性を確保して操縦安定性等を確保することができる。
また、外側陸部3bには、横溝8の幅方向内側端部からトレッド幅方向内側に延び、外側陸部3b内で終端する幅方向サイプ10が配置されている。なお、図示例では、幅方向サイプ10は、外側陸部3bの剛性を確保するために、外側陸部3b内で終端させているが、排水性を向上させるためには、周方向主溝2bに連通させても良い。
さらに、幅方向サイプ10のトレッド幅方向内側端部には、トレッド周方向に延びる周方向サイプ11が配置されている。この周方向サイプ11により、当該部分の圧縮剛性を適度に低下させて乗り心地性を向上させることができる。なお、周方向サイプ11の延在長さにより、剛性を調整することができる。あるいは、本発明では、幅方向サイプ10及び周方向サイプ11を設けないこともできる。
ここで、排水性と陸部の剛性とのバランスを考慮して、横溝8の溝幅は、3〜7mmとすることが好ましく、溝深さは、3〜7mmとすることが好ましい。また、横溝8は、排水性を確保する観点からトレッド幅方向に対して30°以下の角度で傾斜していることが好ましい。
また、幅方向サイプ9の溝幅は、0.5〜1.4mmとすることが好ましく、サイプ深さは、2〜6mmとすることが好ましい。そして、幅方向サイプ9は、排水性を確保する観点からトレッド幅方向に対して30°以下の角度で傾斜していることが好ましい。
さらに、幅方向サイプ10の溝幅は、0.5〜1.4mmとすることが好ましく、サイプ深さは、2〜6mmとすることが好ましい。
そして、周方向サイプ11の溝幅は、0.3〜1.1mmとすることが好ましく、サイプ深さは、2〜6mmとすることが好ましい。
次に、図2は、本発明の他の実施形態にかかるトレッドパターンを示す展開図であり、タイヤを適用リムに装着し、規定内圧を充填し、無負荷状態とした際のトレッド踏面を展開して示す図である。
図2に示すタイヤは、まず、トレッド踏面1に、周方向溝2を4本有しており、これら周方向溝2とトレッド端TEとにより、5つの陸部3c、3d、3eが区画されている点で、図1に示すタイヤと異なっている。
具体的には、図2に示すように、タイヤ赤道面CLに最も近い位置に配置された2本の周方向溝2a間に1つの中央陸部3cが区画されている。この中央陸部3cは、図示例では、タイヤ赤道面CL上に位置している。また、タイヤ赤道面CLに最も近い位置に配置された2本の周方向溝2aと、該周方向溝2aのトレッド幅方向外側に隣接する2本の周方向溝2bとにより、2つの中間陸部3dが区画されている。そして、該周方向溝2bとトレッド端TEとにより、2つの外側陸部3eが区画されている。
図2に示すように、中央陸部3cには、一端が周方向溝2aに連通し、他端がタイヤ赤道面CLを跨ぐことなく中央陸部3c内に留まる、複数本の中央傾斜溝12が形成されている。これらの中央傾斜溝12は、タイヤ赤道面CLを中心とするトレッド幅方向半部間で交互に形成されており、トレッド幅方向外側から内側に向かって、トレッド幅方向半部間で互いにトレッド周方向の反対方向に傾斜して延びている。また、中央陸部3cには、一端が中央傾斜溝12に連通し、他端が該中央傾斜溝12とは反対側のトレッド幅方向半部の周方向溝2aに連通する、複数本の中央幅方向サイプ13を有している。図示例では、中央幅方向サイプ13と中央傾斜溝12との連通部分を始点として見ると、中央幅方向サイプ13と中央傾斜溝12とは、トレッド周方向の同一方向に延び、且つ、トレッド幅方向の互いに反対側に延びている。
そして、これら周方向溝2a、中央傾斜溝12、中央幅方向サイプ13により、図示例で、略平行四辺形状の陸部が区画されている。
ここで、図2に示すように、中央傾斜溝12は、トレッド幅方向の延在長さが中央陸部3cのトレッド幅方向の幅の50%以下であり、中央陸部3cはリブ状の陸部として形成されている。従って、中央陸部の剛性は高く、操縦安定性を確保することができる。
また、排水性と陸部の剛性とのバランスを考慮して、中央傾斜溝12の溝幅は、2〜5mmとすることが好ましく、また、中央傾斜溝12のトレッド幅方向に対する傾斜角度は、5〜50°とすることが好ましい。
さらに、中央幅方向サイプ13の溝幅は、0.5〜1.0mmとすることが好ましく、サイプ深さは、1.5〜6mmとすることが好ましい。そして、中央幅方向サイプ13は、トレッド幅方向に対して40°以下の角度で傾斜していることが好ましい。なお、中央幅方向サイプ13は、パターンノイズを低減する観点からは、他の溝やサイプとはトレッド周方向の位置をずらして配置することが好ましい。
なお、陸部の剛性を向上させる観点からは、中央陸部3cには、溝やサイプを設けない構成とすることもできる。
次に、図2に示す実施形態の中間陸部3dについては、図1に示す実施形態の中央陸部3aと同様の構成をしている。従って、上述した図1に示すタイヤと同様の作用効果を奏することができる。
さらに、図2に示す実施形態の外側陸部3eについては、図1に示す実施形態の外側陸部3bと同様の構成をしている。従って、上述した図1に示すタイヤと同様の作用効果を奏することができる。
図1に示す実施形態のタイヤは、周方向主溝2を3本有するパターンであるため、これらの周方向主溝2により区画される陸部3の剛性を確保することができる。従って、特に限定するものではないが、タイヤの断面幅が、195mm以下のタイヤにおいては、図1に示すパターンとすることにより、特にコーナリング時やレーンチェンジ時における操縦安定性を確保することができる。また、このような断面幅のタイヤであれば、3本の主溝でも十分に排水性を確保することができる。
一方で、図2に示す実施形態のタイヤは、周方向主溝2を4本有するパターンであるため、タイヤ断面幅が大きいタイヤにおいても、十分に排水性を確保することができる。また、図2に示すパターンでは、陸部が5つに区画されるが、タイヤ断面幅の大きいタイヤにおいては、十分に陸部の剛性を確保して、コーナリング時やレーンチェンジ時における操縦安定性を確保することができる。従って、特に限定するものではないが、タイヤの断面幅が225mm以上のタイヤに関しては、図2に示すパターンを適用することが好ましい。
図3は、本発明の別の実施形態にかかるトレッドパターンを示す展開図である。図3に示すタイヤは、まず、第二の溝4bの、第一の溝4aと連通する側とは反対側の端部に、トレッド周方向に延びる周方向サイプ5を有し、周方向サイプ5のトレッド周方向一方側の端部に、トレッド幅方向に延びる幅方向サイプ7を有し、周方向サイプ7のトレッド周方向他方側の端部に、トレッド幅方向に延びる幅方向細溝14を有する点で、図1に示す実施形態のタイヤと異なっている。
ここで、幅方向細溝14は、周方向サイプ5に連通するサイプ部分14aと、該サイプ部分14aに向かって深さが深くなるように面取りされた面取り部分14bとからなる。面取り部分14bは、本実施形態では、テーパー状の形状であるが、タイヤ内側又は外側に曲率中心を有するように湾曲させた形状とすることもできる。
なお、幅方向細溝14の溝幅は、2〜4mmとすることが接地性の向上の観点から好ましい。
また、図3に示す実施形態のタイヤでは、外側陸部3bには、横溝8の幅方向内側端部からトレッド幅方向内側に延び、外側陸部3b内で終端する幅方向細溝15が配置されている点においても、図1に示す実施形態のタイヤと異なっている。なお、図示例では、幅方向細溝15は、外側陸部3bの剛性を確保するために、外側陸部3b内で終端させているが、排水性を向上させるためには、周方向主溝2bに連通させても良い。
ここで、幅方向細溝15は、周方向サイプ11に連通するサイプ部分15aと、該サイプ部分15aに向かって深さが深くなるように面取りされた面取り部分15bとからなる。面取り部分15bは、本実施形態では、テーパー状の形状であるが、タイヤ内側又は外側に曲率中心を有するように湾曲させた形状とすることもできる。
なお、幅方向細溝15の溝幅は、横溝8の溝幅の30〜50%とすることが、接地性を向上させる観点から好ましい。
また、図1、図2に示す実施形態では、第二の溝4bが細溝であるのに対し、図3に示す実施形態では、第二の溝4bは、この平面視で、第一の溝4aの一方側の側壁と直線をなすような形状のサイプ部分4b1と、該サイプ部分4b1に向かって深さが深くなるように面取りされた面取り部分4b2とからなる。面取り部分4b2は、本実施形態では、テーパー状の形状であるが、タイヤ内側又は外側に曲率中心を有するように湾曲させた形状とすることもできる。
さらに、図示例では、幅方向細溝15のトレッド幅方向内側端部には、トレッド周方向に延びる周方向サイプ11が配置されている。この周方向サイプ11により、当該部分の圧縮剛性を適度に低下させて乗り心地性を向上させることができる。なお、周方向サイプ11の延在長さにより、剛性を調整することができる。
図3に示す実施形態のタイヤによれば、まず、基本的な構成が、図1に示す実施形態のタイヤと同様であるため、上述した、図1に示す実施形態のタイヤと同様の作用効果を奏することができる。
さらに、図3に示す実施形態のタイヤでは、中央陸部3aにおいて、周方向サイプ7のトレッド周方向他方側の端部に、トレッド幅方向に延びる幅方向細溝14を有しているため、図1に示す実施形態のタイヤに比して、排水性がさらに向上する。また、側方陸部3bにおいても、横溝8の幅方向内側端部からトレッド幅方向内側に延び、外側陸部3b内で終端する幅方向細溝15が配置されているため、図1に示す実施形態のタイヤに比して、排水性がさらに向上する。
また、図3に示すように、幅方向細溝14の周方向サイプ5と連通する側の端部は、幅方向細溝14の他の部分より溝幅が細くなることが好ましい。歪の集中を防ぐことができるからである。
さらに、図3に示す実施形態においては、幅方向細溝14の溝幅は、第二の溝の溝幅より大きいことが好ましい。排水性をより一層確保することができるからである。
本発明の効果を確かめるため、発明例1〜5にかかるタイヤと、比較例1、2にかかるタイヤとを試作し、タイヤの性能を評価する試験を行った。
各タイヤの諸元は、以下の表1に示している。
なお、表1において、「幅方向サイプ6、7の傾斜角度」とは、トレッド幅方向に対する傾斜角度をいい、「周方向サイプ5の傾斜角度」とは、トレッド周方向に対する傾斜角度をいう。また、「ずれ有り」とは、幅方向サイプ7が傾斜溝4の延長線上に無く、トレッド周方向にずれていることをいう。
なお、発明例1〜4及び比較例1は、周方向溝2を3本有するパターンのタイヤであり、一方で、発明例5及び比較例2は、周方向溝2を4本有するパターンのタイヤである。
タイヤサイズ195/65R15の上記各タイヤを適用リムに組み込み、規定内圧を充填して、以下の試験を行った。
<排水性>
水深7mmの湿潤路面を加速し、ハイドロプレーニング現象の発生速度を比較することにより、排水性を評価した。
評価は、比較例1にかかるタイヤの評価結果を100としたときの相対値で指数評価し、数値が大きい方が排水性に優れていることを示す。
<操舵初期の応答性>
ドライバーによる官能評価を行った。評価は、比較例1にかかるタイヤの評価結果を100としたときの相対値で指数評価し、数値が大きい方が操舵初期の応答性が良好であることを示す。
<騒音性能>
ドライバーによる官能評価を行った。評価は、比較例1にかかるタイヤの評価結果を100としたときの相対値で指数評価し、数値が大きい方が騒音性能に優れていることを示す。
<制動性能>
車両を初速度20km/時から急制動させた。そして、車両が静止状態になるまでの制動距離を測定し、該制動距離から制動性能を評価した。評価は、比較例1にかかるタイヤの評価結果を100としたときの相対値で指数評価し、数値が大きい方が制動性能に優れていることを示す。
これらの評価結果をタイヤ諸元と共に、以下の表1に示している。
Figure 2016005943
表1に示すように、発明例1〜4にかかるタイヤは、いずれも比較例1にかかるタイヤと比較して、排水性と操舵初期の応答性とを両立することができていることがわかる。また、発明例1と発明例2との比較により、周方向サイプ5を有し、幅方向サイプ7が傾斜溝4の延長線上に無く、トレッド周方向にずれている発明例1は、発明例2より制動性能に優れていることがわかる。さらに、発明例1と発明例3との比較により、幅方向サイプ6、7が周方向主溝2に連通し、幅方向サイプ6、7がトレッド幅方向に対して傾斜している発明例1は、発明例3より、排水性及び騒音性能により優れていることがわかる。そして、発明例1と発明例4との比較により、周方向サイプ5がトレッド周方向に対して傾斜している発明例1は、発明例4より排水性に優れていることがわかる。また、発明例5にかかるタイヤは、比較例2にかかるタイヤと比較して、排水性と操舵初期の応答性とを両立することができていることがわかる。
次に、タイヤサイズ235/40R17のタイヤに関し、発明例6〜8及び比較例3にかかるタイヤを試作して、上記と同様の評価を行った。以下の表2に各タイヤの諸元及び評価結果を示している。なお、表2においては、各評価項目について、比較例3にかかる評価結果を100としたときの相対値で指数評価し、数値が大きい方が各性能に優れていることを示すものである。
Figure 2016005943
表2に示すように、発明例6〜8にかかるタイヤは、いずれも比較例3にかかるタイヤと比較して、排水性と操舵初期の応答性とを両立することができていることがわかる。また、発明例1と発明例2との比較により、周方向サイプ5を有し、幅方向サイプ7が傾斜溝4の延長線上に無く、トレッド周方向にずれている発明例6は、発明例7より制動性能に優れていることがわかる。さらに、発明例6と発明例8との比較により、幅方向サイプ6、7が周方向主溝2に連通し、幅方向サイプ6、7がトレッド幅方向に対して傾斜している発明例6は、発明例8より、排水性及び騒音性能により優れていることがわかる。
次に、図3に示すトレッドパターンを有する、発明例9にかかるタイヤを試作し、発明例1に示すタイヤと性能を比較した。評価方法は、上記と同様である。評価結果を以下の表3に示す。
Figure 2016005943
表3に示すように、発明例9にかかるタイヤは、発明例1にかかるタイヤより、排水性に優れていることがわかる。
1 トレッド踏面
2、2a、2b 周方向主溝
3 陸部
3a 中央陸部
3b 外側陸部
3c 中央陸部
3d 中間陸部
3e 外側陸部
4 傾斜溝
4a 第一の溝
4b 第二の溝
5 周方向サイプ
6 幅方向サイプ
7 幅方向サイプ
8 横溝
9 幅方向サイプ
10 幅方向サイプ
11 周方向サイプ
12 中央傾斜溝
13 中央幅方向サイプ
14 幅方向細溝
15 幅方向細溝

Claims (5)

  1. トレッド踏面に複数本の周方向主溝を有し、前記複数本の周方向主溝とトレッド端とにより複数の陸部が区画され、
    タイヤ赤道面に最も近い位置に配置された前記周方向主溝のトレッド幅方向外側に隣接する2つの陸部に、トレッド幅方向に傾斜して延びる複数本の傾斜溝を有し、
    前記傾斜溝は、第一の溝と、前記第一の溝の溝幅より溝幅の小さい第二の溝とが連通してなり、
    前記第一の溝は、前記周方向主溝と連通し、
    前記傾斜溝は、前記陸部内で終端していることを特徴とする、空気入りタイヤ。
  2. 前記第二の溝の、前記第一の溝と連通する側とは反対側の端部に、トレッド周方向に延びる周方向サイプを有し、
    前記周方向サイプの両端部のそれぞれに、トレッド幅方向に延びる幅方向サイプを有する、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記幅方向サイプは、前記周方向主溝に連通し、
    前記幅方向サイプは、トレッド幅方向に対して傾斜して延びている、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記周方向サイプは、トレッド周方向に対して傾斜して延びている、請求項2又は3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第二の溝の、前記第一の溝と連通する側とは反対側の端部に、トレッド周方向に延びる周方向サイプを有し、
    前記周方向サイプのトレッド周方向一方側の端部に、トレッド幅方向に延びる幅方向サイプを有し、前記周方向サイプのトレッド周方向他方側の端部に、トレッド幅方向に延びる幅方向細溝を有する、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
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