JP2016001277A - 写真プリント作成方法および写真プリント作成装置 - Google Patents

写真プリント作成方法および写真プリント作成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】より需要者(利用者)の注意を惹きつけるデザインを有する写真プリントの作成を可能とする、写真プリント作成方法および写真プリント作成装置を提供する。
【解決手段】利用者を撮影した複数の画像を用いて印刷する写真プリント作成方法であって、合成画像G2〜G7を生成するステップと、合成画像G2〜G7が並べられた配列印刷画像PG1を生成するステップと、合成画像G2〜G7の中から選択された一の合成画像の部分拡大印刷画像PG2を生成するステップと、配列印刷画像PG1を配列印刷領域100に印刷し、拡大印刷画像PG2を拡大印刷領域200に印刷するステップとを備え、拡大印刷画像を生成するステップは、選択された一の合成画像の装飾画像とは異なる装飾画像とする処理を行なうとともに、印刷区画領域内からはみ出る合成画像の部分は印刷しない処理を含む。
【選択図】図6

Description

この発明は、写真プリント作成方法および写真プリント作成装置に関する。
写真撮影ブースにおいて、利用者が自らを含む被写体を撮影し、撮影された画像に好みのフレーム、おえかきと称する文字図柄の描画、背景を画像合成し、合成画像をシールプリントとして印刷出力する写真プリント作成装置(写真撮影ブース付きプリント自動販売機)が知られている。このような、写真プリント作成装置は、下記の特許公報に開示されている。
特開2013−037142号公報
写真プリント作成装置の主たる利用者(需要者)は、中学生、高校生、大学生等の女性のグループ、男女のカップルである。近年では、写真プリント作成装置の撮影機能の高機能化が進み、より小顔に撮影する機能、瞳をより大きく撮影する機能、肌をより美白に撮影する機能、全身をスリムに撮影する機能等が付加されるようになり、利用者(需要者)の志向は、従来の「面白く写りたい」から「綺麗に写りたい」という強い願望に大きく変化している。
さらに、そのようにして撮影された画像に基づき加工および編集された印刷画像を、写真プリントにどのようなデザインで印刷するかが、写真プリント作成装置において重要となる。
写真プリント作成装置の利用者(需要者)の中心はリピータであり、利用者(需要者)は何度も、写真プリント作成装置が設置されたアミューズメントエリアに足を運び、複数台設置された写真プリント作成装置の中から、自分の好みに合った撮影機能および写真プリントのデザインを有する写真プリント作成装置を選択する。
写真プリント作成装置により作成される写真プリントにおいては、利用者を撮影した「撮影画像」、「撮影画像」を元に明るさや目の大きさ、脚の長さ等の処理が施された「処理画像」、「背景画像」、「フレーム画像」、さらに、利用者による「編集画像」が合成されて、「合成画像」が作成される。
写真プリント用紙への印刷時には、予め定められた領域に、上記「合成画像」が並べられた状態で印刷されるが、一部の領域においては、「合成画像」を拡大しその拡大された「合成画像」の一部を取り出した状態で印刷する。しかし、この場合には、たとえば、「フレーム画像」、「背景画像」、および「編集画像」が、途中で切れた状態等になり、そのまま「合成画像」を拡大した場合には、印刷する画像としてはデザイン性が劣ることが懸念される。
したがって、本発明の目的は、合成画像を拡大しその拡大された画像の一部を取り出して印刷した場合であっても、より需要者(利用者)の注意を惹きつけるデザインを有する写真プリントの作成を可能とする、写真プリント作成方法および写真プリント作成装置を提供することにある。
この発明に基づいた写真プリント作成方法においては、利用者を撮影した複数の画像を用いて作成された印刷画像を写真プリント用紙に印刷する写真プリント作成方法であって、利用者を撮影した複数の上記画像を用いてそれぞれ複数の合成画像を生成するステップと、複数の上記合成画像が並べられた配列印刷画像を生成するステップと、
複数の上記合成画像の中から選択された一の上記合成画像の一部分が拡大される拡大印刷画像を生成するステップと、上記配列印刷画像を上記写真プリント用紙の配列印刷領域に印刷し、上記拡大印刷画像を上記写真プリント用紙の拡大印刷領域に印刷するステップと、を備え、上記拡大印刷画像を生成するステップは、選択された一の前記合成画像の装飾画像とは異なる装飾画像とする処理を行なうとともに、上記印刷区画領域内に位置する上記合成画像の部分は印刷し、上記印刷区画領域内からはみ出る上記合成画像の部分は印刷しない処理を含む。
他の形態では、利用者を撮影した複数の上記画像には、利用者の上半身が撮影されたアップ画像と、利用者の全身が撮影された全身画像とを含み、上記アップ画像を用いた上記合成画像を用いて上記拡大印刷画像を生成する場合と、上記全身画像を用いた上記合成画像を用いて上記拡大印刷画像を生成する場合とで、印刷された後の拡大倍率が異なっている。
他の形態では、上記拡大印刷画像は、上記印刷区画領域内に上記利用者の顔を含むように、選択された一の上記合成画像が拡大される。
他の形態では、上記写真プリント用紙は、左右に延びる長方形形状を有し、上記配列印刷画像は、上記写真プリント用紙の左側または右側に印刷され、上記拡大印刷領域は、上記配列印刷画像とは反対の側に印刷される。
他の形態では、上記配列印刷画像に含まれる複数の上記合成画像の輪郭は四角形であり、上記印刷区画領域の輪郭は、上記合成画像の輪郭とは異なる。
この発明に基づいた写真プリント作成装置においては、利用者を撮影した複数の画像を用いて作成された印刷画像を写真プリント用紙に印刷する写真プリント作成方法であって、利用者を撮影した複数の上記画像を用いてそれぞれ複数の合成画像を生成する手段と、複数の上記合成画像が並べられた配列印刷画像を生成する手段と、複数の上記合成画像の中から選択された一の上記合成画像の一部分が拡大される拡大印刷画像を生成する手段と、上記配列印刷画像を上記写真プリント用紙の配列印刷領域に印刷し、上記拡大印刷画像を上記写真プリント用紙の拡大印刷領域に印刷する手段と、を備え、上記拡大印刷画像を生成するステップは、選択された一の前記合成画像の装飾画像とは異なる装飾画像とする処理を行なうとともに、上記印刷区画領域内に位置する上記合成画像の部分は印刷し、上記印刷区画領域内からはみ出る上記合成画像の部分は印刷しない処理を含む。
この発明によれば、印刷画像を拡大しその拡大された印刷画像の一部を取り出して印刷した場合であっても、より需要者(利用者)の注意を惹きつけるデザインを有する写真プリントの作成を可能とする、写真プリント作成方法および写真プリント作成装置を提供することを可能とする。
実施の形態1における写真プリント作成装置を示す第1斜視図である。 実施の形態1における写真プリント作成装置を示す第2斜視図である。 実施の形態1における写真プリント作成装置の機能ブロックを示す図である。 実施の形態1における写真プリント作成装置における作成方法の全体フローを示す図である。 実施の形態1における写真プリント用紙の印刷画像が印刷される予定の区画を示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は左側面図である。 実施の形態1における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図である。 関連技術における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図である。 実施の形態2における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図である。 実施の形態3における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図である。 実施の形態4における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図である。 実施の形態5における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図である。 実施の形態6における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図である。 実施の形態7における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図である。 実施の形態8における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図である。 実施の形態9における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図である。 実施の形態10における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図である。 実施の形態11における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図である。 実施の形態12における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図である。 実施の形態1から9における写真プリントの印刷およびシート排出方向を示す模式図である。 実施の形態10から12における写真プリントの印刷およびシート排出方向を示す模式図である。
本発明に基づいた各実施の形態における写真プリント作成方法および写真プリント作成装置について、以下、図を参照しながら説明する。以下に説明する各実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。各実施の形態における構成を適宜組み合わせて用いることは当初から予定されていることである。
[実施の形態1]
(写真プリント作成装置1)
図1および図2を参照して、本実施の形態における写真プリント作成装置1の概略構成について説明する。図1は、本実施の形態における写真プリント作成装置1を示す第1斜視図(正面、右側面、平面)、図2は、本実施の形態における写真プリント作成装置1を示す第2斜視図(正面、左側面、平面)である。
この写真プリント作成装置(写真撮影ブース付きプリント自動販売機)1は、事前接客装置(シール自動販売機用事前利用者操作機)201、撮影装置(シール自動販売機用撮影機)300、画像編集装置(写真シール自動販売機用画像編集加工印刷機)400、および、事後接客装置(シール自動販売機用事後利用者操作機)500を備える。
事前接客装置201は、コイン投入口210、操作モニタ220およびスピーカ230を有する。撮影装置300は、撮影用カメラ310、操作モニタ320、および照明器具330、340を有する。画像編集装置400は、操作モニタ410およびタッチペン420を有する。事後接客装置500は、操作モニタ510および写真シール受取口520を有する。
(写真プリント作成装置1の機能ブロック)
図3を参照して、本実施の形態の写真プリント作成装置1の機能ブロックについて説明する。図3は、写真プリント作成装置1の機能ブロックを示す図である。
写真プリント作成装置1は、写真プリント作成装置1の全体を制御するコンピュータ装置1001と、動作中のコンピュータ装置1001からの指示を受け付けて、接続されている各種装置を制御する制御基板1002と、クロマキーキャプチャボード1017とを備える。これらは写真プリント作成装置1の制御装置1000として機能する。制御装置1000は撮影装置300、または、画像編集装置400に搭載されてもよい。
コンピュータ装置1001は、CPU(Central Processing Unit)1003と、HDD(Hard Disk Drive)1004と、メモリ1005と、通信部1006とを備える。CPU1003は、メモリ1005に記憶されたプログラムを実行して、コンピュータ装置1001を制御する。
制御プログラムは、コンピュータ装置1001にインストールされることにより、HDD1004に格納される。メモリ1005は、コンピュータ装置1001のメインメモリであり、CPU1003により実行される制御プログラムの一時的な作業領域として用いられる。
本実施の形態では、CPU1003が制御プログラムを実行することにより、制御基板1002が発光制御部1100を介して、照明器具330、340の発光を制御する。
HDD1004は、写真プリント作成装置1に所定の処理を実行させるための制御プログラム、処理に必要なグラフィックデー夕、音声デー夕、生成された合成画像を示す合成画像デー夕、予め用意された複数のフレーム画像、複数のスタンプ画像等の各種画像デー夕、予め用意された複数の背景画像を示す背景画像データ、予め用意された複数のシートデザインを示すシートデザイン画像等を記憶する。
通信部1006は、インターネット等のネットワークを介して図示しないサーバと通信する。
コンピュータ装置1001は、事前接客装置201での事前接客処理を実行する。コンピュータ装置1001は、制御プログラムを実行し、デモ映像、名前入力画面などを受付用の操作モニタ(受付用ディスプレイ)220に表示する。
操作モニタ220には、タッチパネルが用いられ、利用者の指の接触を検知し、それに応じた指示信号をコンピュータ装置1001に送信する。スピーカ230は、コンピュータ装置1001から与えられる指示信号に基づいて、案内音声、BGMなどを出力する。
コンピュータ装置1001は、撮影装置300での写真画像生成処理を実行する。コンピュータ装置1001は、制御プログラムを実行し、必要に応じて操作モニタ(正面ディスプレイ)320を介して入力されたユーザの操作に応じて、制御信号を制御基板1002に送信する。
制御基板1002は、撮影タイミングにおいて、発光制御部1100により照明器具330、340を発光モードに応じて充電し発光させる。スピーカ(図示せず)は、コンピュータ装置1001から与えられる指示信号に基づいて、撮影プレイのための操作方法などの案内、BGMなどを出力する。
クロマキーキャプチャボード1017は、撮影用カメラ310で撮影されている映像(被写体映像)を所定の時間間隔(たとえば30フレーム/秒)でデジタルデータ(静止画像)として取り込む。クロマキーキャプチャボード1017は、取り込んだ静止画像の中からクロマキー技術により被写体以外の領域を検知し、その検知した領域に選択された所望の背景画像を合成する。コンピュータ装置1001は、被写体映像の顔部分に画像処理を施し、所定の画像サイズとなるように被写体映像をトリミングする。
コンピュータ装置1001は、画像編集処理を実行する。コンピュータ装置1001は制御プログラムを実行し、編集用の操作モニタ(編集用ディスプレイ)410およびタッチペン420を用いた入力操作に応じて、制御信号を制御基板1002に送信する。コンピュータ装置1001は、操作モニタ410と接続され、それらを制御する。
操作モニタ410は、タッチペン420等の接触を検知し、それに応じた指示信号をコンピュータ装置1001に送信する。操作モニタ410は、コンピュータ装置1001から送信された編集画像(落書き画像)を写真画像上に重ねて表示する。スピーカ(図示省略)は、コンピュータ装置1001から与えられる指示信号に基づいて、編集プレイのための操作方法などの案内、BGMなどを出力する。
コンピュータ装置1001は、通信部1006により、インターネット等のネットワークを介して図示しないサーバと通信する。写真プリント作成装置1で生成された画像を利用者の携帯端末にサーバ経由で提供可能にする。これにより、利用者はユーザ端末に写真画像、合成画像を取得できる。
コンピュータ装置1001は、利用者の要求に応じて生成された合成画像および印刷画像を取得するのに必要なアクセス情報(たとえばURL)を、非接触通信装置を介してユーザの携帯端末に送信してもよい。
コンピュータ装置1001は、プリンタ600と接続され、プリンタに対して印刷指示を送信し、印刷すべき印刷画像を送信する。プリンタは、印刷すべき印刷画像の受信を完了したとき、印刷指示に応じて印刷を開始する。
制御基板1002は、コンピュータ装置1001の他に、蛍光灯、コイン制御部、およびサービスパネルに接続される。
(写真プリントの作成フロー)
図4を参照して、本実施の形態における写真プリント作成装置を用いた写真プリントの作成フローを説明する。図4は、本実施の形態における写真プリント作成装置1における作成方法の全体フローを示す図である。
写真プリント作成装置1は、プレイの開始時に事前接客装置201において事前接客処理として受付処理を行なう。受付処理では、写真画像の生成条件処理、背景選択処理が行なわれる(ステップS10)。写真プリント作成装置1は、撮影装置300において、利用者(プレイヤ)を被写体として複数回撮影し複数の撮影画像を生成する(ステップ20)。撮影画像には、利用者の上半身が撮影された写真画像(アップ画像)、利用者の全身が撮影された写真画像(全身画像)が含まれ、いずれか一方、または、両方を撮影する。一例として、アップ画像を4回撮影し、全身画像を2回撮影する。
写真プリント作成装置1は、写真撮影後、画像編集装置400において、撮影装置300において利用者を撮影した撮影画像に、利用者が選択したフレーム画像、背景画像を合成し、その後、選択した明るさや目の大きさ等の画像処理を行ない処理画像を形成し、さらに、らくがき処理(ステップS30)の受付処理を行なった後、処理画像に、画像編集装置400で利用者が行なったらくがき処理で入力した「編集画像」を合成し、「合成画像」を生成する写真画像合成処理を行なう(ステップS40)。
生成した「合成画像」を所定のレイアウトに配置した複数のレイアウトを利用者に提示してレイアウトの選択を受け付け(ステップS50)、選択を受け付けたレイアウトにしたがって合成画像を配置して、「シートデザイン画像」に「合成画像」が組み込まれた印刷画像を生成する印刷画像処理を行なう(ステップS60)。
なお、上記「合成画像」の中には、らくがき処理で入力した「編集画像」が合成されていない処理画像も含まれるものとする。以下の説明において用いる「合成画像」も同様である。
写真プリント作成装置1は、プリンタを用いて、写真プリント用紙に印刷画像を印刷し、その写真プリントを、事後接客装置500の写真シール受取口520から排出する(ステップS70)。さらに、写真プリント作成装置1は、サーバを介して合成画像を利用者の所有する端末に送信する。
(印刷画像および写真プリント)
次に、図5から図8を参照して、写真プリント作成装置1を用いて作成された本実施の形態における印刷画像および写真プリントについて説明する。図5は、写真プリント用紙の印刷画像が印刷される予定の区画を示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は左側面図である。また、図6は、本実施の形態における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図、図7および図8は、関連技術における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリントの状態を示す図である。
本実施の形態における写真プリント用紙11aは、左右に延びる長方形形状を有し、印刷画像が印刷される予定の区画1から区画7が規定されている。写真プリント用紙11aの右側には、輪郭が上下に縦長の長方形形状の区画2から区画7が2行3列に配置されている。この区画2から区画7の区画により配列印刷領域100が形成される。配列印刷領域100において、区画2から区画7には、後述するように合成画像がそれぞれ印刷され、全体として、配列印刷画像PG1が印刷される(図6参照)。
写真プリント用紙11aにおいて、配列印刷領域100の反対の側である左側には、区画2から区画7の区画形状とは異なる円形の輪郭の区画1が規定される拡大印刷領域200が形成される。拡大印刷領域200の区画1には、後述するように、複数の合成画像の中から選択された一の合成画像の一部分が拡大される拡大印刷画像PG2が印刷される。この選択は、前述のシートレイアウトの選択において、本実施の形態で示すレイアウトが選択された場合に、複数の合成画像の一覧を表示し、一の合成画像の選択を受け付ける。また、CPUがランダムに決定し選択するようにしてもよい。
図6を参照して、本実施の形態の写真プリント11においては、配列印刷領域100において、区画2には合成画像G2が印刷され、区画3には合成画像G3が印刷され、区画4には合成画像G4が印刷され、区画5には合成画像G5が印刷され、区画6には合成画像G6が印刷されている。合成画像G2からG7が配列印刷画像PG1を構成する。
本実施の形態において、合成画像G2から合成画像G5は、2人の利用者の上半身が撮影された写真画像(アップ画像)を利用して合成画像が形成されている。合成画像6および合成画像G7は、2人の利用者の全身が撮影された写真画像(全身画像)を利用して合成画像が形成されている。なお、全てアップ画像または全て全身画像を用いてもよい。
一方、本実施の形態の写真プリント11においては、拡大印刷領域200の区画1に印刷される拡大印刷画像PG2は、区画2に用いられた合成画像G2の一部分が拡大される合成画像G1が用いられている。ここで、この合成画像G1(拡大印刷画像PG2)の生成について説明する。
本実施の形態においては、拡大印刷領域200の区画1に印刷される拡大印刷画像PG2は、区画2に用いられた合成画像G2の一部分が拡大された合成画像G1を用いているが、選択された一の合成画像には元の合成画像の装飾画像とは異なる装飾画像とする処理を行なっている。
ここで、合成画像を作成する場合、通常、利用者を撮影した複数の「撮影画像」に対して、「撮影画像」の後方にレイアウトされる「背景画像」、「撮影画像」の前方にレイアウトされる「フレーム画像」、「撮影画像」を元に明るさや目の大きさ、脚の長さ等の処理が施された「処理画像」形成される。さらに、利用者によるらくがき等の「編集画像」が合成されて、「合成画像」が作成されるが、ここでは、「撮影画像」および「処理画像」以外の画像を総称して「装飾画像」と呼ぶ。
なお、本実施の形態では、「装飾画像」としては、「背景画像」、「フレーム画像」、および、「編集画像」が含まれるが、「撮影画像」および「処理画像」以外に、他の画像を含む場合には、その画像も「装飾画像」に含まれる。
さらに、「編集画像」の中でも、そのまま合成する画像と、合成しない画像とが存在してもよい。たとえば、利用者の顔などに装飾する画像(リップやチークなどのメイクツール、メガネやヒゲなどの変装ツール)はそのまま合成し、「背景画像」や「フレーム画像」は、合成しない処理を行なってもよい。
したがって、本実施の形態においては、「背景画像」、「フレーム画像」、および、「編集画像」の少なくとも1つの画像を用いない場合や、少なくとも1つの画像が異なっている場合には、「装飾画像」が異なっているといえる。
図7に、区画1に印刷される拡大印刷画像PG2に、合成画像G2の一部分を拡大した状態のままの画像を印刷した場合示す。この場合、人物の背景に拡大された「フレーム画像」の一部が印刷されているが、看る者にとってこの部分が何であるかを判別できない場合が生じ、違和感を抱く可能性がある。また、らくがき処理で入力した「編集画像」を拡大した場合にも、同様のことが生じ得る。また、写真プリント用紙と同色の「フレーム画像」、「背景画像」、「前景画像」のデザインの場合、丸い形状の輪郭を拡大して印刷した場合に、丸い輪郭に見えなくなる場合等によるデザインの低下が考えられる。
そこで、本実施の形態においては、図6に示したように、区画1に印刷される拡大印刷画像PG2は、合成画像G2の一部分を拡大し、合成画像G2の装飾画像とは異なる装飾画像とする処理を行なった画像を用いて印刷を行なっている。
具体的には、レイアウト作成処理時に、「フレーム画像」、「編集画像」、「撮影画像(処理画像)」および「背景画像」のように、別々のレイヤーで分かれていたものを、配列印刷領域100に配置する画像の場合は、上記レイヤーを全て合成した状態で印刷し、拡大印刷領域200に配置する画像の場合は、「撮影画像(処理画像)」のみを用い、「フレーム画像」、「編集画像」、および「背景画像」の「装飾画像」を合成しないようようにして印刷を行なっている。
図6では、拡大印刷領域200において、「背景画像」を合成せずに印刷しているが、利用者のみを印刷する場合には、(a)写真プリントのデザインに応じた「背景画像」が予め写真プリント用紙に印刷された上に「撮影画像(処理画像)」のみを印刷する場合、(b)利用者が選択した「背景画像」に対応した拡大印刷領域200用の「背景画像」と合成して印刷する場合、(c)写真プリントのデザインに応じた「背景画像」が予め用意され、その「背景画像」と合成して印刷する場合、の3通りの印刷方法が挙げられる。
これにより、たとえば、利用者の好みの箇所である顔を含む「撮影画像」または「処理画像」を大きく拡大させた場合に、「フレーム画像」および「編集画像」の一部のみが切り取られて印刷されることによる違和感の発生を防止し、人物のみを浮き上がらせることにより写真プリントのデザイン性を高め、印刷された写真プリント11としては、新鮮さを有し、利用者(需要者)の注意を惹きつけるデザインとなる。
本実施の形態において、区画1に拡大されるとともに、選択された一の合成画像の装飾画像とは異なる装飾画像とする処理を行なった拡大印刷画像PG2を配置する場合の一例としては、合成画像G2は、アップ画像であることから、区画1の中心位置と、拡大印刷画像PG2の中心位置とが一致するように配置する。これにより、拡大印刷画像PG2においては、利用者の顔が含まれるように合成画像G2の一部が拡大されることとなる。本実施の形態の形態において区画1は円形であることから、区画1の中心位置は、円の中心位置となる。なお、区画の形状が円形でない場合には、区画の中心位置は、区画の形状の重心位置となる。
また、区画1に拡大されるとともに、選択された一の合成画像の装飾画像とは異なる装飾画像とする処理を行なった拡大印刷画像PG2を配置する場合の他の例としては、カメラが配置される高さ、角度、および撮影時のカメラの設定値(たとえば、ズーム値、焦点距離等)、利用者に案内する立ち位置等により、利用者の顔部分が写真画像のどのあたりに写るかは予め想定できる。その想定位置を基準に、区画1の中心位置と、拡大印刷画像PG2の顔の想定位置とが一致するように配置してもよい。たとえば、写真画像の縦辺の長さの上から4分の1の位置を想定位置とすることが考えられる。
さらに、区画1に拡大されるとともに、選択された一の合成画像の装飾画像とは異なる装飾画像とする処理を行なった拡大印刷画像PG2の上部が切れないようにするためには、区画1の輪郭の最上点が、拡大した合成画像G2の上辺または上辺より下となるように、配置するのが好ましい。
さらに、周知の顔認識技術を利用し、合成画像G2に写る顔を認識し、認識した複数の顔または目が、すべて区画1内に収まるように配置するのが好ましい。
また、アップ画像を用いた合成画像を用いて拡大印刷画像PG2を生成する場合と、全身画像を用いた合成画像を用いて拡大印刷画像PG2を生成する場合とで、印刷された後の拡大倍率が異なるようにするとよい。
この場合に、アップ画像と全身画像とで、それぞれ倍率が異なるような設定値(元の画像の横幅縦幅に倍率をかけて画像を出力)を予め持っていてもよいし、また、配置する領域(拡大印刷画像領域200)の大きさに合うように拡大(元の画像の横幅縦幅と、出来上がる縦横を入力して(指定した画像に対して出力される横幅縦幅を指定))してもよい。
また、拡大印刷領域に配置する画像の位置もしくはサイズを利用者の求めに応じるようにするために、拡大印刷領域内で利用者が配置する画像の位置を調整できたり、サイズの調整ができたりしても良い。この場合は、利用者が対象となるシートレイアウトを選択し、拡大印刷領域に配置する合成画像を選択する操作画面もしくは、その後の操作画面で、上記操作を行なうことができるようにしておくとよい。
また、選択された一の合成画像に合成画像G6のような全身画像を用いる場合には、区画1の上端と、拡大され選択された一の合成画像の装飾画像とは異なる装飾画像とする処理を行なった拡大印刷画像PG2の上端とが一致するように配置する。これにより、合成画像G1(拡大印刷画像PG2)においては、利用者の顔が含まれるように合成画像G1の一部が拡大されることとなる。
合成画像G2の一部分を拡大し、合成画像G2の装飾画像とは異なる装飾画像とする処理を行なう処理の一例としては、画像処理において、レイアウトの作成において、「フレーム画像」および「編集画像」が合成される前の「処理画像」を拡大し、拡大された「処理画像」に写真プリント用紙と同色の円形開口を有するフレームデータを「処理画像」の上に重ねて合成することで、合成画像G1(拡大印刷画像PG2)を生成することができる。同色であることにより、印刷される合成画像G1が写真プリント用紙から浮きあがったイメージとなる。また、配列印刷領域100と拡大印刷領域200のそれぞれに、統一感のある所定の色彩、模様等のデザイン画像を配置する場合は、写真プリント用紙と同色ではなく、そのデザイン画像に応じた色彩、模様のフレームデータとなる。
他の処理の一例としては、円形型情報のアルファチャンネルを付加し、所定の倍率に拡大された「処理画像」の処理時にアルファチャンネルを参照するようにすることで、円形の合成画像G1(拡大印刷画像PG2)を生成することができる。
なお、写真プリント用紙に印刷画像を印刷する際に、従来のレイヤー構成(処理手順)としては、下層レイヤーから、「シート下地(背景)」、「合成画像(写真)」、「日付などの文字」の順に重ねられて、さらに、拡大印刷領域200の輪郭を作り出すために、最上層に、「アルファチャンネル付フレーム」を重ねてしまうと、「日付などの文字」が隠れてしまう。
そこで、本実施の形態では、下層レイヤーから、「シート下地(背景)」、「合成画像(写真)」、「アルファチャンネル付フレーム」と重ね、最上層に「日付などの文字」を重ねるとよい。以下の各実施の形態においても同様である。
また、本実施の形態においては、配列印刷画像PG1に含まれる複数の合成画像の輪郭と、拡大印刷領域PG2の輪郭とは異なっているが、拡大印刷領域PG2に印刷される利用者を撮影した「合成画像」の内側の画像が用いられている。以下の各実施の形態においても同様である。
また、上記写真プリント作成方法によれば、「フレーム画像」、「背景画像」、「編集画像」等の「装飾画像」の周囲が、写真プリント用紙と同色のデザインの場合、丸い形状の輪郭を拡大して印刷した場合に、丸い輪郭に見えなくなる場合が考えられるが、本実施の形態の形態によれば、たとえば、異なる「装飾画像」として、「フレーム画像」、「背景画像」および「編集画像」を合成しないようにすれば、拡大印刷領域PG2において丸い輪郭を明確にすることができる。
さらに、たとえば、「背景画像」の中に矩形の背景デザインが存在した場合に、拡大して印刷すると、矩形の背景デザインの角部の切り取られ、矩形のデザイン性が損なわれる場合も生じ得るが、「背景画像」を異ならせるか、または、拡大印刷領域PG2用に異なる「背景画像」を用いることで、デザイン性の向上を図ることができる。
[他の実施の形態]
以下、上記写真プリント11と同様の写真プリント作成方法により作成された他のレイアウトの写真プリントについて説明する。
(実施の形態2:写真プリント12)
図8を参照して、実施の形態2における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリント12の状態を説明する。本実施の形態において、写真プリント用紙11aは同じであるが、上記実施の形態1との相違点は、配列印刷領域100が左側に位置し、拡大印刷領域200が右側に位置している。さらに、拡大印刷画像PG2には、区画6に用いられた合成画像G6(全身画像)の一部分が拡大され異なる装飾画像を有する画像G1が用いられている。
このように、本実施の形態における写真プリント12においても、印刷された写真プリントとしては、新鮮さを有し、利用者(需要者)の注意を惹きつけるデザインとなる。
なお、写真プリント12において、印刷画像が印刷される前においては、図5に示すのと同様に、写真プリント用紙11aにおいて、輪郭線により各区画が規定されている。
(実施の形態3:写真プリント13)
図9を参照して、実施の形態3における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリント13の状態を説明する。本実施の形態において、写真プリント用紙11aは同じであるが、上記実施の形態1との相違点は、拡大印刷領域200の区画1の輪郭が五角形である点にある。さらに、拡大印刷画像PG2には、区画4に用いられた合成画像G4の一部分が拡大され異なる装飾画像を有する画像G1が用いられている。
このように、本実施の形態における写真プリント13においても、印刷された写真プリントとしては、新鮮さを有し、利用者(需要者)の注意を惹きつけるデザインとなる。なお、実施の形態2に示すように、配列印刷領域100と拡大印刷領域200との左右を入れ替えてもよい。さらに、拡大印刷画像PG2に、合成画像G4以外の合成画像を用いてもよい。
なお、写真プリント13において、印刷画像が印刷される前においては、図5に示すのと同様に、写真プリント用紙11aにおいて、輪郭線により各区画が規定されている。
(実施の形態4:写真プリント14)
図10を参照して、実施の形態4における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリント14の状態を説明する。本実施の形態において、写真プリント用紙11aは同じであるが、上記実施の形態3との相違点は、拡大印刷領域200の区画1の輪郭が六角形である点にある。
このように、本実施の形態における写真プリント14においても、印刷された写真プリントとしては、新鮮さを有し、利用者(需要者)の注意を惹きつけるデザインとなる。なお、実施の形態2に示すように、配列印刷領域100と拡大印刷領域200との左右を入れ替えてもよい。さらに、拡大印刷画像PG2に、合成画像G4以外の合成画像を用いてもよい。
なお、写真プリント14において、印刷画像が印刷される前においては、図5に示すのと同様に、写真プリント用紙11aにおいて、輪郭線により各区画が規定されている。
(実施の形態5:写真プリント15)
図11を参照して、実施の形態5における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリント15の状態を説明する。本実施の形態において、写真プリント用紙11aは同じであるが、上記実施の形態3との相違点は、拡大印刷領域200の区画1の輪郭が八角形である点にある。
このように、本実施の形態における写真プリント15においても、印刷された写真プリントとしては、新鮮さを有し、利用者(需要者)の注意を惹きつけるデザインとなる。なお、実施の形態2に示すように、配列印刷領域100と拡大印刷領域200との左右を入れ替えてもよい。さらに、拡大印刷画像PG2に、合成画像G4以外の合成画像を用いてもよい。
なお、写真プリント15において、印刷画像が印刷される前においては、図5に示すのと同様に、写真プリント用紙11aにおいて、輪郭線により各区画が規定されている。
(実施の形態6:写真プリント16)
図12を参照して、実施の形態6における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリント16の状態を説明する。本実施の形態において、写真プリント用紙11aは同じであるが、上記実施の形態3との相違点は、拡大印刷領域200の区画1の輪郭が九角形である点にある。
このように、本実施の形態における写真プリント16においても、印刷された写真プリントとしては、新鮮さを有し、利用者(需要者)の注意を惹きつけるデザインとなる。なお、実施の形態2に示すように、配列印刷領域100と拡大印刷領域200との左右を入れ替えてもよい。さらに、拡大印刷画像PG2に、合成画像G4以外の合成画像を用いてもよい。
なお、写真プリント16において、印刷画像が印刷される前においては、図5に示すのと同様に、写真プリント用紙11aにおいて、輪郭線により各区画が規定されている。
(実施の形態7:写真プリント17)
図13を参照して、実施の形態7における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリント17の状態を説明する。本実施の形態において、写真プリント用紙11aは同じであるが、上記実施の形態3との相違点は、拡大印刷領域200の区画1の輪郭が十角形である点にある。
このように、本実施の形態における写真プリント17においても、印刷された写真プリントとしては、新鮮さを有し、利用者(需要者)の注意を惹きつけるデザインとなる。なお、実施の形態2に示すように、配列印刷領域100と拡大印刷領域200との左右を入れ替えてもよい。さらに、拡大印刷画像PG2に、合成画像G4以外の合成画像を用いてもよい。
なお、写真プリント17において、印刷画像が印刷される前においては、図5に示すのと同様に、写真プリント用紙11aにおいて、輪郭線により各区画が規定されている。
(実施の形態8:写真プリント18)
図14を参照して、実施の形態8における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリント18の状態を説明する。本実施の形態において、写真プリント用紙11aは同じであるが、上記実施の形態3との相違点は、拡大印刷領域200の区画1の輪郭がハート形である点にある。
このように、本実施の形態における写真プリント18においても、印刷された写真プリントとしては、新鮮さを有し、利用者(需要者)の注意を惹きつけるデザインとなる。なお、実施の形態2に示すように、配列印刷領域100と拡大印刷領域200との左右を入れ替えてもよい。さらに、拡大印刷画像PG2に、合成画像G4以外の合成画像を用いてもよい。
なお、写真プリント18において、印刷画像が印刷される前においては、図5に示すのと同様に、写真プリント用紙11aにおいて、輪郭線により各区画が規定されている。
(実施の形態9:写真プリント19)
図15を参照して、実施の形態9における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリント19の状態を説明する。本実施の形態において、写真プリント用紙11aは同じであるが、上記実施の形態3との相違点は、拡大印刷領域200の区画1の輪郭が楕円形である点にある。
このように、本実施の形態における写真プリント19においても、印刷された写真プリントとしては、新鮮さを有し、利用者(需要者)の注意を惹きつけるデザインとなる。なお、実施の形態2に示すように、配列印刷領域100と拡大印刷領域200との左右を入れ替えてもよい。さらに、拡大印刷画像PG2に、合成画像G2以外の合成画像を用いてもよい。
なお、写真プリント19において、印刷画像が印刷される前においては、図5に示すのと同様に、写真プリント用紙11aにおいて、輪郭線により各区画が規定されている。
(実施の形態10:写真プリント20)
図16を参照して、実施の形態10における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリント20の状態を説明する。本実施の形態において、上記実施の形態7の写真プリント17と同様に、拡大印刷領域200の区画1の輪郭が十角形であるが、上記実施の形態7と相違点として、写真プリント用紙に、左右方向により細長い写真プリント用紙11bが用いられ、配列印刷領域100および拡大印刷領域200の大きさが異なっている。さらに、配列印刷領域100と拡大印刷領域200との間に、区画1よりも小さい十角形の区画8の印刷領域が形成され、利用者の顔の印刷画像が印刷されている。
このように、本実施の形態における写真プリント20においても、印刷された写真プリントとしては、新鮮さを有し、利用者(需要者)の注意を惹きつけるデザインとなる。なお、実施の形態2に示すように、配列印刷領域100と拡大印刷領域200との左右を入れ替えてもよい。さらに、拡大印刷画像PG2に、合成画像G4以外の合成画像を用いてもよい。
なお、写真プリント20において、印刷画像が印刷される前においては、図5に示すのと同様に、写真プリント用紙11bにおいて、輪郭線により各区画が規定されている。
(実施の形態11:写真プリント21)
図17を参照して、実施の形態11における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリント21の状態を説明する。本実施の形態において、上記実施の形態8の写真プリント18と同様に、拡大印刷領域200の区画1の輪郭がハート形であるが、上記実施の形態8と相違点として、写真プリント用紙に、左右方向により細長い写真プリント用紙11bが用いられ、配列印刷領域100および拡大印刷領域200の大きさが異なっている。さらに、配列印刷領域100と拡大印刷領域200との間に、区画1よりも小さいハート型の区画8および区画9が印刷領域が形成され、2人の利用者のそれぞれの顔の印刷画像が印刷されている。
このように、本実施の形態における写真プリント21においても、印刷された写真プリントとしては、新鮮さを有し、利用者(需要者)の注意を惹きつけるデザインとなる。なお、実施の形態2に示すように、配列印刷領域100と拡大印刷領域200との左右を入れ替えてもよい。さらに、拡大印刷画像PG2に、合成画像G4以外の合成画像を用いてもよい。
なお、写真プリント20において、印刷画像が印刷される前においては、図5に示すのと同様に、写真プリント用紙11bにおいて、輪郭線により各区画が規定されている。
(実施の形態12:写真プリント22)
図18を参照して、実施の形態12における各区画に印刷画像をはめ込んだ、実際の印刷された写真プリント22の状態を説明する。本実施の形態において、上記実施の形態9の写真プリント19と同様に、拡大印刷領域200の区画1の輪郭が楕円形であるが、上記実施の形態9と相違点として、写真プリント用紙に、左右方向により細長い写真プリント用紙11bが用いられ、配列印刷領域100および拡大印刷領域200の大きさが異なっている。
このように、本実施の形態における写真プリント22においても、印刷された写真プリントとしては、新鮮さを有し、利用者(需要者)の注意を惹きつけるデザインとなる。なお、実施の形態2に示すように、配列印刷領域100と拡大印刷領域200との左右を入れ替えてもよい。さらに、拡大印刷画像PG2に、合成画像G4以外の合成画像を用いてもよい。
なお、写真プリント20において、印刷画像が印刷される前においては、図5に示すのと同様に、写真プリント用紙11bにおいて、輪郭線により各区画が規定されている。
上記実施の形態における写真プリントにおいて、底面図には何も印刷されないため図示は省略している。また、背面図は正面図と同一にあらわれ、右側面図は左側面図と同一にあらわれるため、図示は省略する。実施の形態1から9における写真プリント用紙は、縦方向長さ(短辺)が約76mm、横方向長さ(長辺)が約123mm程度である。また、区画2から区画5の縦方向長さと横方向長さの比率(以下、「縦横の比率」と称する)は、1.25:1であり、区画6および区画7の縦横の比率は、1.4:1である。
また、実施の形態10から12における写真プリント用紙は、縦方向長さ(短辺)が約61mm、横方向長さ(長辺)が約153mm程度である。また、区画2から区画5の縦方向長さと横方向長さの比率(以下、「縦横の比率」と称する)は、1.25:1であり、区画6および区画7の縦横の比率は、1.4:1である。
また、図19に示すように、実施の形態1から9における写真プリントは、図6の写真プリント11で説明した場合には、写真プリント11の印刷およびシート排出方向は、図19に示す方向となり、一枚の写真プリント用紙に、2つの写真プリント11が印刷されて排出される。
また、図20に示すように、実施の形態10から12における写真プリントは、図18の写真プリント22で説明した場合には、写真プリント22の印刷およびシート排出方向は、図20に示す方向となり、プリンタ600に備わるカッターで切り取られ、2枚の写真プリント22が印刷されて1枚ずつ排出される。
なお、上記各実施の形態においては、拡大印刷画像を生成するステップは、選択された一の合成画像の装飾画像とは異なる装飾画像とする処理として、区画1に印刷される拡大印刷画像PG2は、合成画像G2の一部分を拡大し、「装飾画像」を合成しない処理を行なっているが、この処理に限定されない。
たとえば、「背景画像」を異ならせる処理や合成しない処理、「フレーム画像」を異ならせる処理や合成しない処理、「編集画像」を異ならせる処理や合成しない処理、「編集画像の一部を合成させない処理」、その他、選択された合成画像をそのまま用いるのでなく、印象を異ならせ、拡大印刷領域に印刷した場合に、違和感を感じさせないように加工する処理が挙げられる。
具体的には、拡大印刷画像PG2の拡大された画像に適合するような他のデザインの背景画像を準備し、この背景画像を合成する場合や、利用者の顔などに装飾する編集画像(たとえば、リップやチークなどのメイクツール、メガネやヒゲなどの変装ツール)はそのまま合成し、「背景画像」や「フレーム画像」は合成ない処理を行なってよい。さらに、「編集画像」の中ででも、そのまま合成する画像と、合成しない画像とが存在してもよい。
以上、本発明の各実施の形態における写真プリント作成方法および写真プリント作成装置について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。したがって、本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 写真プリント作成装置、11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22 写真プリント、11a 写真プリント用紙、100 配列印刷領域、200 拡大印刷領域、201 事前接客装置(シール自動販売機用事前利用者操作機)、210 コイン投入口、220 操作モニタ、230 スピーカ、300 撮影装置(シール自動販売機用撮影機)、310 撮影用カメラ、320 操作モニタ、330,340 照明器具、400 画像編集装置(写真シール自動販売機用画像編集加工印刷機)、410 操作モニタ、420 タッチペン、500 事後接客装置(シール自動販売機用事後利用者操作機)、510 操作モニタ、520 写真シール受取口、600 プリンタ、1000 制御装置、1001 コンピュータ装置、1002 制御基板、1003 CPU、1004 HDD、1005 メモリ、1006 通信部、1017 クロマキーキャプチャボード、1100 発光制御部。

Claims (6)

  1. 利用者を撮影した複数の画像を用いて作成された印刷画像を写真プリント用紙に印刷する写真プリント作成方法であって、
    利用者を撮影した複数の前記画像を用いてそれぞれ複数の合成画像を生成するステップと、
    複数の前記合成画像が並べられた配列印刷画像を生成するステップと、
    複数の前記合成画像の中から選択された一の前記合成画像の一部分が拡大される拡大印刷画像を生成するステップと、
    前記配列印刷画像を前記写真プリント用紙の配列印刷領域に印刷し、前記拡大印刷画像を前記写真プリント用紙の拡大印刷領域に印刷するステップと、を備え、
    前記拡大印刷画像を生成するステップは、選択された一の前記合成画像の装飾画像とは異なる装飾画像とする処理を行なうとともに、前記印刷区画領域内に位置する前記合成画像の部分は印刷し、前記印刷区画領域内からはみ出る前記合成画像の部分は印刷しない処理を含む、写真プリント作成方法。
  2. 利用者を撮影した複数の前記画像には、利用者の上半身が撮影されたアップ画像と、利用者の全身が撮影された全身画像とを含み、
    前記アップ画像を用いた前記合成画像を用いて前記拡大印刷画像を生成する場合と、前記全身画像を用いた前記合成画像を用いて前記拡大印刷画像を生成する場合とで、印刷された後の拡大倍率が異なっている、請求項1に記載の写真プリント作成方法。
  3. 前記拡大印刷画像は、前記印刷区画領域内に前記利用者の顔を含むように、選択された一の前記合成画像が拡大される、請求項1または請求項2に記載の写真プリント作成方法。
  4. 前記写真プリント用紙は、左右に延びる長方形形状を有し、
    前記配列印刷画像は、前記写真プリント用紙の左側または右側に印刷され、
    前記拡大印刷領域は、前記配列印刷画像とは反対の側に印刷される、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の写真プリント作成方法。
  5. 前記配列印刷画像に含まれる複数の前記合成画像の輪郭は四角形であり、
    前記拡大印刷領域の輪郭は、前記合成画像の輪郭とは異なる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の写真プリント作成方法。
  6. 利用者を撮影した複数の画像を用いて作成された印刷画像を写真プリント用紙に印刷する写真プリント作成方法であって、
    利用者を撮影した複数の前記画像を用いてそれぞれ複数の合成画像を生成する手段と、
    複数の前記合成画像が並べられた配列印刷画像を生成する手段と、
    複数の前記合成画像の中から選択された一の前記合成画像の一部分が拡大される拡大印刷画像を生成する手段と、
    前記配列印刷画像を前記写真プリント用紙の配列印刷領域に印刷し、前記拡大印刷画像を前記写真プリント用紙の拡大印刷領域に印刷する手段と、を備え、
    前記拡大印刷画像を生成するステップは、選択された一の前記合成画像の装飾画像とは異なる装飾画像とする処理を行なうとともに、前記印刷区画領域内に位置する前記合成画像の部分は印刷し、前記印刷区画領域内からはみ出る前記合成画像の部分は印刷しない処理を含む、写真プリント作成装置。
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