JP2017138511A - 写真プリント - Google Patents

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祥子 川端
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和枝 宮辻
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Kana Ozaki
加奈 尾崎
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Abstract

【課題】より需要者(利用者)の注意を惹きつけるデザインを有する写真プリントを提供する。【解決手段】利用者を撮影した撮影画像を含む画像が印刷された写真プリントであって、撮影画像区画A11,A12,A13,B11,B12と、素材画像区画C11,C12,C13,C14,C15,C16,C17,C18,D11とを含み、撮影画像区画A11,A12,A13,B11,B12、および、素材画像区画C11,C12,C13,C14,C15,C16,C17,C18,D11は、重なり合うことなく配置され、撮影画像区画は、人物抜出形状形状B11,B12と、フレーム枠形状A11,A12,A13とを有し、素材画像区画C11,C12,C13,C14,C15,C16,C17,C18,D11は、少なくとも2以上の異なる形状を有し、少なくとも、人物抜出形状形状B11,B12には、所定幅の縁取りが施されている。【選択図】図5

Description

この発明は、写真プリントに関する。
写真撮影ブースにおいて、利用者が自らを含む被写体を撮影し、撮影された画像に好みのフレーム、おえかきと称する文字図柄の描画、背景を画像合成し、合成画像をシールプリントとして印刷出力する写真プリント作成装置(写真撮影ブース付きプリント自動販売機)が知られている。
このような、写真プリント、写真プリントの製造装置、および、写真プリント作成方法は、たとえば、特開2014−239353号公報(特許文献1)、および、特開2015−036804号公報(特許文献2)等が挙げられる。
特許文献1においては、写真プリント作成装置で作成された写真プリントは、縦横に規則正しく並べられた矩形の枠内に、印刷画像が規則正しく配置されている。また、特許文献2においては、矩形形状の写真シートの中に印刷画像が傾斜するように配置されている。
特開2014−239353号公報 特開2015−036804号公報
写真プリント作成装置の主たる利用者(需要者)は、中学生、高校生、大学生等の女性のグループ、男女のカップルである。近年では、写真プリント作成装置の撮影機能の高機能化が進み、より小顔に撮影する機能、瞳をより大きく撮影する機能、肌をより美白に撮影する機能、全身をスリムに撮影する機能等が付加されるようになり、利用者(需要者)の志向は、従来の「面白く写りたい」から「綺麗に写りたい」という強い願望に大きく変化している。
さらに、そのようにして撮影された画像に基づき加工および編集された印刷画像を、写真プリントにどのようなデザインで印刷するかが重要となってきている。
したがって、本発明の目的は、より需要者(利用者)の注意を惹きつけるデザインを有する写真プリントを提供することにある。
この発明に基づいた写真プリントにおいては、利用者を撮影した撮影画像を含む印刷画像が写真プリント用紙に印刷された写真プリントであって、上記印刷画像は、上記撮影画像が印刷された複数の撮影画像区画と、予め準備された素材画像が印刷された複数の素材画像区画と、を含み、複数の上記撮影画像区画、および、複数の上記素材画像区画は、重なり合うことなく、それぞれが独立した状態で配置され、複数の上記撮影画像区画は、撮影された上記利用者の体型を抜き出した人物抜出形状と、予め準備されたフレーム枠形状と、を有し、複数の上記素材画像区画は、少なくとも2以上の異なる形状を有し、少なくとも、上記利用者の体型を抜き出した上記人物抜出形状には、所定幅の縁取りが施されている。
他の形態においては、上記人物抜出形状は、上記利用者の全身の体型を抜き出した形状である。
他の形態においては、上記人物抜出形状は、上記利用者の全身の上半身を抜き出した形状である。
他の形態においては、複数の上記撮影画像区画の一つは、上記写真プリント用紙の中央に配置され、中央に配置された上記撮影画像区画は矩形形状である。
この発明によれば、より需要者(利用者)の注意を惹きつけるデザインを有する写真プリントを提供することを可能にする。
写真プリント作成装置を示す第1斜視図である。 写真プリント作成装置を示す第2斜視図である。 写真プリント作成装置の機能ブロックを示す図である。 写真プリント作成装置における作成方法の全体フローを示す図である。 写真プリント作成装置において作成された、実施例1の印刷画像が印刷された写真プリントを示す図である。 実施例1の印刷画像を形成する場合のレイヤを示す図である。 実施例1の印刷画像を形成する場合の第1レイヤを示す図である。 実施例1の印刷画像を形成する場合の第2レイヤを示す図である。 実施例1の印刷画像を形成する場合の第3レイヤを示す図である。 実施例1の印刷画像を形成する場合の第4レイヤを示す図である。 実施例1の印刷画像を形成する場合の第5レイヤを示す図である。 実施例2の印刷画像が印刷された写真プリントを示す図である。 実施例3の印刷画像が印刷された写真プリントを示す図である。 実施例4の印刷画像が印刷された写真プリントを示す図である。
本発明に基づいた実施の形態における写真プリントについて、以下、図を参照しながら説明する。以下に説明する各実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。実施の形態および関連技術における構成を適宜組み合わせて用いることは当初から予定されていることである。
(実施の形態:写真プリント作成装置1)
図1および図2を参照して、本実施の形態における写真プリント作成装置1の概略構成について説明する。図1は、本実施の形態における写真プリント作成装置1を示す第1斜視図(正面、右側面、平面)、図2は、本実施の形態における写真プリント作成装置1を示す第2斜視図(正面、左側面、平面)である。
この写真プリント作成装置(写真撮影ブース付きプリント自動販売機)1は、事前接客装置(シール自動販売機用事前利用者操作機)201、撮影装置(シール自動販売機用撮影機)300、画像編集装置(写真シール自動販売機用画像編集加工印刷機)400、および、事後接客装置(シール自動販売機用事後利用者操作機)500を備える。
事前接客装置201は、コイン投入口210、操作モニタ220、および、スピーカ230を有する。撮影装置300は、撮影用カメラ310、操作モニタ320、および、照明器具330、340を有する。画像編集装置400は、操作モニタ410、および、タッチペン420L,420Rを有する。事後接客装置500は、操作モニタ510および写真シール受取口520を有する。
(写真プリント作成装置1の機能ブロック)
図3を参照して、本実施の形態の写真プリント作成装置1の機能ブロックについて説明する。図3は、写真プリント作成装置1の機能ブロックを示す図である。
写真プリント作成装置1は、写真プリント作成装置1の全体を制御するコンピュータ装置1001と、動作中のコンピュータ装置1001からの指示を受け付けて、接続されている各種装置を制御する制御基板1002と、クロマキーキャプチャボード1017とを備える。これらは写真プリント作成装置1の制御装置1000として機能する。制御装置1000は撮影装置300、または、画像編集装置400に搭載されてもよい。
コンピュータ装置1001は、CPU(Central Processing Unit)1003と、HDD(Hard Disk Drive)1004と、メモリ1005と、通信部1006とを備える。CPU1003は、メモリ1005に記憶されたプログラムを実行して、コンピュータ装置1001を制御する。
制御プログラムは、コンピュータ装置1001にインストールされることにより、HDD1004に格納される。メモリ1005は、コンピュータ装置1001のメインメモリであり、CPU1003により実行される制御プログラムの一時的な作業領域として用いられる。
本実施の形態では、CPU1003が制御プログラムを実行することにより、制御基板1002が発光制御部1100を介して、照明器具330、340の発光を制御する。
HDD1004は、写真プリント作成装置1に所定の処理を実行させるための制御プログラム、処理に必要なグラフィックデー夕、音声デー夕、生成された合成画像を示す合成画像デー夕、予め用意された複数のフレーム画像、複数のスタンプ画像等の各種画像デー夕、予め用意された複数の背景画像を示す背景画像データ、予め用意された複数のシートデザインを示すシートデザイン画像等を記憶する。
通信部1006は、インターネット等のネットワークを介して図示しないサーバと通信する。
コンピュータ装置1001は、事前接客装置201での事前接客処理を実行する。コンピュータ装置1001は、制御プログラムを実行し、デモ映像、名前入力画面などを受付用の操作モニタ(受付用ディスプレイ)220に表示する。
スピーカ230は、コンピュータ装置1001から与えられる指示信号に基づいて、案内音声、BGMなどを出力する。
コンピュータ装置1001は、撮影装置300での写真画像生成処理を実行する。コンピュータ装置1001は、制御プログラムを実行し、必要に応じて操作モニタ(正面ディスプレイ)320を介して入力された利用者の操作に応じて、制御信号を制御基板1002に送信する。
制御基板1002は、撮影タイミングにおいて、発光制御部1100により照明器具330、340を発光モードに応じて充電し発光させる。スピーカ(図示せず)は、コンピュータ装置1001から与えられる指示信号に基づいて、撮影プレイのための操作方法などの案内、BGMなどを出力する。
クロマキーキャプチャボード1017は、撮影用カメラ310で撮影されている映像(被写体映像)を所定の時間間隔(たとえば30フレーム/秒)でデジタルデータ(静止画像)として取り込む。クロマキーキャプチャボード1017は、取り込んだ静止画像の中からクロマキー技術により利用者(被写体)以外の領域を検知する。コンピュータ装置1001は、利用者映像の顔部分に画像処理を施し、所定の画像サイズとなるように利用者映像をトリミングする。これにより、利用者を撮影した画像を用いた撮影画像が生成される。また、被写体以外の領域に選択された所望の背景画像を合成する。
コンピュータ装置1001は、画像編集処理を実行する。コンピュータ装置1001は制御プログラムを実行し、編集用の操作モニタ(編集用ディスプレイ)410、左側用タッチペン420L、および、右側用タッチペン420Rを用いた入力操作に応じて、制御信号を制御基板1002に送信する。コンピュータ装置1001は、操作モニタ410と接続され、それらを制御する。
操作モニタ410は、右側用タッチペン420R、および、左側用タッチペン420L等の接触を検知し、それに応じた指示信号をコンピュータ装置1001に送信する、いわゆるタッチパネル方式である。操作モニタ410は、コンピュータ装置1001から送信された編集画像を写真画像上に重ねて表示する。
スピーカ(図示省略)は、コンピュータ装置1001から与えられる指示信号に基づいて、編集プレイのための操作方法などの案内、BGMなどを出力する。
コンピュータ装置1001は、通信部1006により、インターネット等のネットワークを介して図示しないサーバと通信する。写真プリント作成装置1で生成された画像を利用者の携帯端末にサーバ経由で提供可能にする。これにより、利用者は携帯端末に写真画像、合成画像を取得できる。
コンピュータ装置1001は、利用者の要求に応じて生成された合成画像および印刷画像を取得するのに必要なアクセス情報(たとえばURL)を、非接触通信装置を介して利用者の携帯端末に送信してもよい。
コンピュータ装置1001は、プリンタ600と接続され、プリンタに対して印刷指示を送信し、印刷すべき印刷画像を送信する。プリンタは、印刷すべき印刷画像の受信を完了したとき、印刷指示に応じて印刷を開始する。
制御基板1002は、コンピュータ装置1001の他に、蛍光灯、コイン制御部、およびサービスパネルに接続される。
(写真プリントの作成フロー)
図4を参照して、本実施の形態における写真プリント作成装置を用いた写真プリントの作成フローを説明する。図4は、本実施の形態における写真プリント作成装置1における作成方法の全体フローを示す図である。
写真プリント作成装置1は、プレイの開始時に事前接客装置201において事前接客処理として受付処理を行なう。受付処理では、写真画像の生成条件処理、背景選択処理が行なわれる(ステップS10)。写真プリント作成装置1は、撮影装置300において、利用者(プレイヤ)を被写体として複数回撮影し複数の撮影画像を生成する(ステップS20)。撮影画像には、利用者の上半身が撮影された写真画像(アップ画像)、および、利用者の全身が撮影された写真画像(全身画像)が含まれる。全身画像には、利用者の全身が正面から撮影された写真画像(全身画像1)、および/または、利用者の全身を斜め上方から撮影した写真画像(全身画像2)が含まれる。一例として、アップ画像を3回撮影し、全身画像を2回撮影する。なお、これらの回数は適宜変更され、アップ画像のみを5回撮影する場合、または、全身画像のみ5回撮影するようにしてもよい。全身画像には、全身画像1および全身画像2のいずれか一方、または、混在するように撮影してもよい。
写真プリント作成装置1は、写真撮影後、画像編集装置400において、撮影装置300において利用者を撮影した撮影画像に、利用者が選択したフレーム画像、背景画像を合成し、その後、選択した明るさや目の大きさ等の画像処理を行ない処理画像を形成し、さらに、らくがき処理(ステップS30)の受付処理を行なった後、処理画像に、画像編集装置400で利用者が行なったらくがき処理で作成した「編集画像」を合成し、「合成画像」を生成する写真画像合成処理を行なう(ステップS40)。
生成した合成画像を所定のレイアウトに配置した複数のレイアウトを利用者に提示してレイアウトの選択を受け付け(ステップS50)、選択を受け付けたレイアウトにしたがって合成画像を配置して、シートデザイン画像に合成画像が組み込まれた印刷画像を生成する印刷画像処理を行なう(ステップS60)。
なお、上記合成画像の中には、らくがき処理で作成した編集画像が合成されていない処理画像も含まれるものとする。以下の説明において用いる合成画像も同様である。
写真プリント作成装置1は、プリンタを用いて、写真プリント用紙に印刷画像を印刷し、その写真プリントを、事後接客装置500の写真シール受取口520から排出する(ステップS70)。さらに、写真プリント作成装置1は、サーバを介して合成画像を利用者の所有する端末に送信する。
ここで、写真プリント用紙に印刷する印刷画像としての合成画像を作成する場合、通常、利用者を撮影した複数の撮影画像に対して、撮影画像の後方にレイアウトされる背景画像、撮影画像の前方にレイアウトされるフレーム画像、撮影画像を元に明るさや目の大きさ、脚の長さ等の処理が施された処理画像が形成される。さらに、利用者によるらくがき等の編集画像が合成されて、合成画像(印刷画像)が作成される。
また、本実施の形態では、撮影画像には、処理画像を含む撮影画像、および、処理画像を含まない撮影画像のいずれをも含むものとする。
なお、本実施の形態では、編集画像としては、背景画像、フレーム画像、スタンプ画像、および、ペン入力画像等の編集用画像で構成されるが撮影画像および処理画像以外に、他の画像を含む場合には、その画像も編集画像に含まれる。
さらに、編集画像の中でも、そのまま合成する画像と、合成しない画像とが存在してもよい。たとえば、利用者の顔などに装飾する画像(リップやチークなどのメイクツール、メガネやヒゲなどの変装ツール)はそのまま合成し、背景画像やフレーム画像は、合成しない処理を行なってもよい。
したがって、本実施の形態においては、背景画像、フレーム画像、スタンプ画像、およびペン入力画像等の編集用画像の少なくとも1つの画像を用いない場合や、少なくとも1つの画像が異なっている場合には、編集画像が異なっているといえる。
(写真プリントの実施例)
以下、図を参照しながら、各実施例における写真プリントについて説明する。
(実施例1)
図5を参照して、実施例1における写真プリントP1について説明する。図5は、実施例1の印刷画像が印刷された写真プリントP1を示す図である。
この写真プリントP1は、利用者を撮影した撮影画像を含む印刷画像が印刷された写真プリントP1である。上述の写真プリント作成装置1において作成された、印刷画像が印刷されている。本実施の形態において、写真プリントP1の写真プリント用紙100のサイズは、縦約76mm、横約117mm程度の大きさであるが、これはあくまでも一例であって、この大きさに限定はされない。
写真プリントP1は、印刷画像は、撮影画像が印刷された複数の撮影画像区画A11,A12,A13,B11,B12と、予め準備された素材画像が印刷された複数の素材画像区画C11,C12,C13,C14,C15,C16,C17,C18,D11を含む。なお、写真プリントP1には、製品名D12が印刷される。
複数の撮影画像区画A11,A12,A13,B11,B12、複数の素材画像区画C11〜C18,D11、および、製品名D12は、重なり合うことなく、それぞれが独立した状態で配置されている。写真プリントP1に対する複数の撮影画像区画A11,A12,A13,B11,B12、および、複数の素材画像区画C11〜C18,D11を配置する向きは、本実施例の配置の向きに限定されるものではなく、任意に配置することができる。
撮影画像区画A11,A12,A13,B11,B12としては、撮影された利用者の体型を抜き出した人物抜出形状B11,B12と、予め準備されたフレーム枠形状A11,A12,A13とに分けることができる。フレーム枠形状A11には、丸型形状のフレーム枠に文字を付加しており、フレーム枠形状A12には、ハート型形状のフレーム枠に文字を付加しており、フレーム枠形状A13には、矩形形状のフレーム枠を採用している。
特に、矩形形状のフレーム枠を採用したフレーム枠形状A13を、写真プリント用紙100の中央に配置し、他の全ての印刷画像(少なくとも、撮影画像を含む印刷画像)よりも大きく印刷されている。
ここで、写真プリント用紙100に配置する、全ての印刷画像(少なくとも、撮影画像を含む印刷画像)が矩形形状である場合、矩形形状に対して所定幅の縁取りをする、もしくは矩形形状に対してではなく、矩形形状内の人物のみ(撮影画像)に対して縁取りをしたところで、あまりシール感が得られないという課題の発生が想定される。そこで、撮影された利用者の体型を抜き出した人物抜出形状のみに対して縁取りして配置することで、人物抜出形状を1枚1枚剥がせて使用できるシールのような印象を与えることができる。また、撮影画像区画B11,B12のように、全身画像については、撮影された利用者の体型を抜き出した人物抜出形状に対して縁取りをすることで、よりシールのような印象を与えることができるが、アップ画像については、そのような印象がない。
そこで、撮影画像区画A11,A12,A13のように、アップ画像については、撮影画像の上から丸型やハート型などの矩形形状とは異なるフレーム枠形状を重ねることにより、シールのような印象を与えることができる。ただ、時に利用者の顔や体の一部がフレーム枠形状で隠れる恐れがあるため、写真プリント用紙100に対して、一番目を引く部分である写真プリント用紙100の中央に配置するフレーム枠形状A13については、矩形形状であることが望ましい。
これにより、利用者を撮影した撮影画像を含むフレーム枠形状A13を中心として、他の印刷画像が印刷されている印象から、印刷画像が写真プリント用紙に対してまとまった印象を与えることを可能にしている。
本実施例では、人物抜出形状B11,B12は、利用者の全身の体型を抜き出した形状である。撮影画像区画A11,A12,A13,B11,B12は、本実施例では2名の利用者を撮影した場合を想定しているが、1名または、3名以上であっても同様である。
素材画像区画C11〜C18,D11は、たとえば、ハートマークC11,小物C12、人形型C13,靴C14,乗り物C15,鞄C16,眼鏡C17,動物C18、文字D11,D12を含む。文字D11は、予め準備された書体の文字を用いてもよいし、又は、利用者が作成した編集画像を用いてもよい。製品名D12には、予め準備された書体の文字が用いられる。
撮影画像区画B11,B12は、それぞれ、所定幅の縁取りが施されている。素材画像区画C11〜C18,D11は、所定幅の縁取りが施されている。撮影画像区画A11,A12,A13については、縁取りを施していない。各区画における縁取りについては、利用者の体型を抜き出した人物抜出形状B11,B12には、所定幅の縁取りが施されている。これにより、写真プリントP1に印刷された印刷画像に、剥がせるシールとしての印象を与え、さらに、写真プリントP1全体としてもシール感を表現することを可能とし、従来の写真プリントにはない斬新な印象を与えることができる。
全ての印刷画像の向きをランダムに配置した場合には、印刷画像が印刷された写真プリントP1に、乱雑な印象を与える。一方、全てを整列させた状態では、印刷画像が印刷された写真プリントP1に、単純な印象を与えることになる。
そこで、本実施例は、ハートマークC11、および、小物C12については、複数のパーツを整列した状態で配置している。これにより、乱雑な印象と単純な印象とが混在し、全体としてデザイン性に富んだ印象を与えることに成功している。なお、複数整列した状態で配置する印刷画像は、ハートマークC11、および、小物C12に限定されるものではなく、任意に設定することが可能である。
このように、本実施例における写真プリントP1によれば、印刷画像は、撮影画像が印刷された複数の撮影画像区画A11,A12,A13,B11,B12と、予め準備された素材画像が印刷された複数の素材画像区画C11〜C18,D11とを含み、複数の撮影画像区画A11,A12,A13,B11,B12、および、複数の素材画像区画C11〜C18,D11は、重なり合うことなく、それぞれが独立した状態で配置され、撮影画像区画A11,A12,A13には、利用者の上半身が撮影された写真画像(アップ画像)が用いられ、撮影画像区画B11,B12には、利用者の全身が撮影された写真画像(全身画像)が用いられている。さらに、撮影された利用者の体型を抜き出した人物抜出形状B11,B12と、予め準備されたフレーム枠形状A11,A12,A13と、を有し、複数の素材画像区画C11〜C18,D11,D12は、少なくとも2以上の異なる形状を有し、少なくとも、利用者の体型を抜き出した人物抜出形状B11,B12には、所定幅の縁取りが施されている。
このように印刷された写真プリントP1によれば、各画像がランダムにバラバラに均等に配置されることをなるべく避ける配置され、また、各画像が重なり合うことなく、それぞれが独立した状態で配置されている。これにより、1枚1枚の画像に対して、縁取りにした形状のままシールとして剥がして使用できるような印象を強く与えることができるとともに、写真プリントP1全体としてもシール感を表現することを可能とし、従来の写真プリントにはない斬新な印象を与えることを可能としている。
また、印刷画像に対して所定幅の縁取りを施す場合であっても、少なくとも、利用者の体型を抜き出した人物抜出形状B11,B12に対して、所定幅の縁取りを施すことで、印刷された写真プリントP1に対してシールのような印象をより高めることを可能としている。
以上、本実施例の写真プリントP1は、より需要者(利用者)の注意を惹きつけるデザインを有することとなる。
(印刷画像の階層構造)
次に、図6から図11を参照して、上記のような写真プリントP1を作成する場合の、印刷画像の階層構造について説明する。図6は、本実施例の印刷画像を形成する場合のレイヤを示す図、図7から図11は、本実施例の印刷画像を形成する場合の第1レイヤから第5レイヤを示す図である。
図6に示すように、上述の写真プリント作成装置1を用いて本実施例の印刷画像を形成する場合には、情報E1(QRコード(登録商標)、年月日、時間、アドレス、ID、店名、ユーザ情報等)を有する第1レイヤL11と(図7参照)、人物B(撮影形状をそのまま表示したい写真(撮影背景は無し)を有する第2レイヤL12と(図8参照)、フレーム(写真の上に載せて抜き形状のみ写真が見えるようにする)を有する第3レイヤL13と(図9参照)、人物A(フレームの抜き形状で表示したい写真(撮影背景は無し)を有する第4レイヤL14と(図10参照)、背景を有する第5レイヤと(図11参照)が用いられる。
積み重ねられる。
これにより、図5に示すような印刷画像が形成され、その印刷画像が写真プリント用紙100に印刷されて写真プリントP1が得られる。
図7を参照して、第1レイヤL11は、情報(QRコード(登録商標)、年月日、時間、アドレス、ID、店名、ユーザ情報等)E1を有している。第1レイヤL11は、情報E1以外の領域は透明である。
図8を参照して、第2レイヤL12は、人物抜出形状B11,B12を形成する利用者の全身の撮影画像B111,B121を有している。第2レイヤL12は、クロマキー手法により撮影画像の人物部分に対応する人物マスクを作成し、第2レイヤL12に撮影画像を配置するときに、この人物マスクを用いてアルファー合成により、人物以外を透明にし、さらに、人物に所定幅の縁取りを施して、撮影画像B111,B121を生成している。第1レイヤL12は、撮影画像B111,B121以外の領域は透明である。
図9を参照して、第3レイヤL13は、フレーム枠形状A11,A12,A13のフレームA11f,A12f,A13fと、素材画像区画C11〜C18,D11,D12を有している。フレーム枠形状A11,A12,A13内のドットハッチ領域DHは、透明な領域を示し、フレーム枠形状A11,A12,A13以外の領域、および、素材画像区画C11〜C18,D11,D12以外の領域は、本実施例では白色である。なお、この白色は、最終的には、写真プリントP1の背景色となり、写真プリントの種類に応じて色彩が異なる。
図10を参照して、第4レイヤL14は、フレーム枠形状A11,A12,A13を形成する利用者の上半身の撮影画像A111,A112,A113を有している。撮影画像A111,A112,A113は、クロマキー手法により撮影画像の人物部分に対応する人物マスクを作成し、第4レイヤL14に撮影画像を配置するときに、この人物マスクを用いてアルファー合成により、人物以外を透明にして生成している。第4レイヤL14は、撮影画像A111,A112,A113以外の領域は透明である。
図11を参照して、第5レイヤL15は、フレーム枠形状A13の背景色領域となる矩形背景A13fbを有している。矩形背景A13fbは、本実施例では黒色(縞ハッチング部分)である。この矩形背景A13fbは、写真プリントの種類に応じて色彩が異なる。また、矩形背景A13fb以外の領域は白色である。この矩形背景A13fb以外の領域は、フレーム枠形状A11,A12の背景色となるから、写真プリントの種類に応じて色彩が異なる。
上記に示す第1レイヤL11〜第5レイヤL15をこの順に重ね合せることにより、図5に示すような印刷画像が形成され、その印刷画像が写真プリント用紙100に印刷されて写真プリントP1が得られる。
なお、上記実施例では、第3レイヤL13に素材画像区画C11〜C18,D11,D12を配置し、第5レイヤL15には、矩形背景A11fbのみを配置し、背景を白色としたが、たとえば、第3レイヤL13には、フレームA11f,A12f,A13fのみを配置して、背景を透明とし、第5レイヤL15に、黒色の矩形背景A13fb、および、素材画像区画C11〜C18,D11,D12を配置し、背景色を白色としても、図5に示すような印刷画像を形成することが可能である。なお、黒色の矩形背景A13fbおよび背景色の白色は、写真プリントの種類に応じて色彩が異なる。
(実施例2)
次に、図12を参照して、実施例2の写真プリントP2ついて説明する。図12は、実施例2の印刷画像が印刷された写真プリントP2を示す図である。
上述の実施例1における写真プリントP1と基本的構成は同じであり、撮影画像区画A11,A12,A13,B11,B12は、上述の実施例1における撮影画像区画A11,A12,A13,B11,B12と同じ印刷画像である。一方、素材画像区画C11,C12,C13,C14,C15,C17,D11,D12は、上述の実施例1における素材画像区画C11,C12,C13,C14,C15,C17,D11,D12と外形形状が異なっている。
この実施例2の写真プリントP2においても、実施例1の写真プリントP1と同様の作用効果を得ることができる。また、たとえば、利用者がカップルとしての撮影を希望する場合には、カップルに似合うデザインを、撮影画像区画A11,A12,A13,B11,B12の位置を変更することなく、素材画像区画C11〜C18,D11のみを変更することのみで、写真プリントの印象を変更することを可能としている。
(実施例3)
次に、図13を参照して、実施例3の写真プリントP3ついて説明する。図13は、実施例3の印刷画像が印刷された写真プリントP3を示す図である。
上述の実施例1における写真プリントP1と基本的構成は同じであり、フレーム枠形状A11,A12,A13は、上述の実施例1における撮影画像区画A11,A12,A13と同じ印刷画像である。一方、アップ画像を5回撮影した場合には、人物抜出形状B21,B22には、利用者の上半身が撮影された写真画像(アップ画像)が用いられている。素材画像区画C11,C12,C13,C14,C15,C16,C17,C18,D11,D12は、上述の実施例1における素材画像区画C11,C12,C13,C14,C15,C16,C17,C18,D11,D12と同じ印刷画像が用いられている。
この実施例3の写真プリントP3においても、実施例1の写真プリントP1と同様の作用効果を得ることができる。また、たとえば、利用者がアップ画像を好む場合であっても、撮影画像区画A11,A12,A13,B11,B12の位置を変更することなく、写真プリントの印象を変更することを可能としている。
(実施例4)
次に、図14を参照して、実施例4の写真プリントP4ついて説明する。図14は、実施例4の印刷画像が印刷された写真プリントP4を示す図である。
上述の実施例1における写真プリントP1と基本的構成は同じであり、フレーム枠形状A11,A12,A13は、上述の実施例1における撮影画像区画A11,A12,A13と同じ印刷画像である。一方、アップ画像を5回撮影した場合には、人物抜出形状B21,B22には、利用者の上半身が撮影された写真画像(アップ画像)が用いられている。また、素材画像区画C11,C12,C13,C14,C15,C17,D11,D12は、上述の実施例1における素材画像区画C11,C12,C13,C14,C15,C17,D11,D12と外形形状が異なっている。
この実施例4の写真プリントP4においても、実施例1の写真プリントP4と同様の作用効果を得ることができる。また、たとえば、利用者がカップルとしての撮影を希望する場合には、カップルに似合うデザインを、撮影画像区画A11,A12,A13,B11,B12の位置を変更することなく、素材画像区画C11〜C18,D11のみを変更することのみで、写真プリントの印象を変更することを可能としている。
以上、本発明の実施の形態における写真プリントについて説明したが、今回開示された実施の形態および実施例は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。したがって、本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 写真プリント作成装置、100 写真プリント用紙、201 事前接客装置(シール自動販売機用事前利用者操作機)、210 コイン投入口、220 操作モニタ、230 スピーカ、300 撮影装置(シール自動販売機用撮影機)、310 撮影用カメラ、320 操作モニタ、330,340 照明器具、400 画像編集装置(写真シール自動販売機用画像編集加工印刷機)、410 操作モニタ、420L 左側用タッチペン、420R 右側用タッチペン、500 事後接客装置(シール自動販売機用事後利用者操作機)、510 操作モニタ、520 写真シール受取口、600 プリンタ、1000 制御装置、1001 コンピュータ装置、1002 制御基板、1003 CPU、1004 HDD、1005 メモリ、1006 通信部、A11,A12,A13,B11,B12 撮影画像区画、C11,C12,C13,C14,C15,C16,C17,C18,D11,D12 素材画像区画、L11 第1レイヤ、L12 第2レイヤ、L13 第3レイヤ、L14 第4レイヤ、L15 第5レイヤ、P1,P2,P3,P4 写真プリント。

Claims (4)

  1. 利用者を撮影した撮影画像を含む印刷画像が写真プリント用紙に印刷された写真プリントであって、
    前記印刷画像は、
    前記撮影画像が印刷された複数の撮影画像区画と、
    予め準備された素材画像が印刷された複数の素材画像区画と、
    を含み、
    複数の前記撮影画像区画、および、複数の前記素材画像区画は、重なり合うことなく、それぞれが独立した状態で配置され、
    複数の前記撮影画像区画は、撮影された前記利用者の体型を抜き出した人物抜出形状と、予め準備されたフレーム枠形状と、を有し、
    複数の前記素材画像区画は、少なくとも2以上の異なる形状を有し、
    少なくとも、前記利用者の体型を抜き出した前記人物抜出形状には、所定幅の縁取りが施されている、
    写真プリント。
  2. 前記人物抜出形状は、前記利用者の全身の体型を抜き出した形状である、請求項1に記載の写真プリント。
  3. 前記人物抜出形状は、前記利用者の全身の上半身を抜き出した形状である、請求項1に記載の写真プリント。
  4. 複数の前記撮影画像区画の一つは、前記写真プリント用紙の中央に配置され、
    中央に配置された前記撮影画像区画は矩形形状である、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の写真プリント。
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