JP2015537167A - バルブ、特に内燃エンジン用のバルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】バルブ(1)、特に内燃エンジン用のバルブを提供する。【解決手段】本発明のバルブ(1)は、少なくとも一つのベアリングが配置されたハウジング(8)と、流体が流れるように設計されたダクト(3)とが設けられた本体(2)と、ベアリングに半径方向遊隙を伴って受け入れられたピン(7)によって本体(2)に枢動自在に取り付けられたシャッター(5)とを含む。シャッター(5)は、開放位置と、ピン(7)の第1側に配置された、シャッターの第1接触領域を介して、及び前記第1側とは反対側のピン(7)の第2側に配置された、シャッターの第2接触領域を介して本体(2)と接触する閉鎖位置との間で枢動する。シャッター(5)の開放位置から閉鎖位置への切り換えは、ベアリング内でのピン(7)の半径方向移動によって行われる。

Description

本発明はバルブに関し、特に内燃エンジン用のバルブに関する。
本発明は、特に、車輛、例えば自動車の推進に内燃エンジンを使用する場合に適用される。内燃エンジンは、ガソリンやディーゼル燃料を燃料とするエンジンであってもよい。バルブは、内燃エンジンの空気回路と一体化されてもよい。
本発明では、「内燃エンジンの空気回路」というのは、内燃エンジンの吸気口と排気出口との間の回路を意味する。バルブは、吸気回路、排気回路、又は排気ガス再循環(EGR)ガスが通過する再循環ループに設けられていてもよい。
バルブであって、
流体が流れるダクトを含む本体と、
開放位置とダクトを塞ぐ閉鎖位置との間で移動可能であるように本体に取り付けられたシャッターとを含むバルブの場合には、
シャッターが閉鎖位置にある場合にバルブの漏洩が生じるという問題点がある。これらの問題点を解決するため、シャッターが閉鎖位置にある場合に本体とシャッターとの間に配置されるシールを使用することが知られている。しかしながら、この種のシールは、シールが置かれた環境が高温に達するため、膨張し易い。
シールを使用することと関連したこの問題点に対する別の解決策は、シャッターが閉鎖位置にある場合にシャッターを本体と直接的に接触することである。しかしながら、図24及び図25を参照して以下に説明するように、シャッターが閉鎖位置に達する前に前記ダクトの部分の壁に食い込むことがないようにするため、シャッターと、このシャッターが内部で移動するダクトの部分との間の寸法上の制約が解消されなければならない。
これらの図面において、本体102は、シャッター105が閉鎖位置にあるとき、シャッターのシール平面P’と接触し、本体102のダクト103を塞ぐ、シール平面Pを有する。シャッターと本体との間の接触が剛性であるため、シャッター105が本体102内で枢動できるようにするピン107の中心とシャッター105のシール平面P’との間で計測した距離Dvが、ピン107を受け入れる本体102のハウジング108の中心と本体102のシール平面Pとの間で計測した距離Dcよりも小さいか或いはこれと等しい場合にシャッター105が本体102の壁に食い込むことがないということがわかる。
この寸法上の制約は、更に、バルブ製造中のバルブの様々な構成要素の寸法に関する不正確性を許容するため、重視されなければならない。このため、シャッターが閉鎖位置にあるとき、本体とシャッターとの間に比較的大きな空所区分があってもよい。これらの空所区分は、バルブが閉鎖位置にある場合に許容できるよりも大きな漏洩をもたらす危険がある「漏洩区分」としても知られている。
製造が比較的簡単であり、上文中に言及した欠点を効果的に解決するバルブが必要とされている。
本発明の目的は、こうした必要に対処することであり、その一つの態様では、バルブ、特に内燃エンジン用のバルブにおいて、
少なくとも一つのベアリングが配置されたハウジングと、流体を通すようになったダクトとを含む本体と、
ベアリング内に半径方向遊隙を伴って受け入れられたピンによって本体に枢動するように取り付けられたシャッターとを含み、
シャッターは、
開放位置と、
ピンの第1側のシャッターの第1接触領域及び第1側とは反対側のピンの第2側のシャッターの第2接触領域で、本体と接触する閉鎖位置との間で枢動し、
開放位置から閉鎖位置までのシャッターの移動は、ベアリング内でのピンの半径方向移動を伴う、バルブによってこれを行う。
上述のバルブにより、シャッターが閉鎖位置に移動するとき、シャッターとこのシャッターが内部で移動するダクトの部分との間に過度の寸法上の制約を課すことなく、シャッターがダクトの壁に食い込むことを阻止できる。
この寸法上の制約は、ベアリングの遊隙を使用することにより、減少する。ベアリングの遊隙は、バルブの製造中のバルブの様々な構成要素の寸法上の不正確性に関する調節変数を構成する。
シャッターは、開放位置にあるとき、好ましくは、本体と直接的に接触していない。
シャッターが移動するとき、シャッターは、本体と接触する単一の閉鎖位置にあってもよい。
バルブは、内燃エンジンの吸気回路のバルブであってもよく、内燃エンジンの排気回路のバルブであってもよく、又は排気ガスを内燃エンジンの吸気側に再噴射できる排気ガス再循環ループのバルブであってもよい。この再循環ループは、「低圧」ループであってもよいし、「高圧」ループであってもよい。
バルブは、詳細には、いわゆる「2ポート」バルブである。
別の態様では、バルブは、いわゆる「3ポート」バルブであってもよい。この場合、バルブは、再循環ループの入口、即ち再循環ループが開始する排気回路の場所に配置されてもよい。いわゆる「3ポート」バルブは、変形例では、再循環ループの出口、即ち排気ガスを吸気側に再噴射吸気回路の場所に配置されてもよい。
従って、バルブは最大3ポートバルブであってもよい。
シャッターがダクトを塞ぐ閉鎖位置及び開放位置の各々は、シャッターの枢動の端位置であってもよい。換言すると、開放位置と閉鎖位置との間でのシャッターの枢動は、シャッターの回転移動の最大振幅を決定する。
有利には、シャッターが閉鎖位置にあるとき、シャッターと本体との間にバルブの可撓性エレメントがない。ここで、「可撓性」という用語は、「剛性」という用語とは対照的に使用され、本体及びシャッターは剛性である。
この種の可撓性エレメントは、例えばシールである。
シャッター及びピンは、ピンの少なくとも一部に沿って延びる支持体によって連結されていてもよい。ピン及びシャッターは、異なる平面にあってもよい。
従って、バルブのピンは、ピン及びシャッターが同じ平面内にあるバルブとは異なり、シャッターに対してオフセットしている
別の態様では、ピン及びシャッターは、同じ平面内にあってもよい。
本体は、シャッターが閉鎖位置にあり、シャッターの第1及び/又は第2の接触領域がシャッターのシール平面にあるとき、シャッターの第1及び/又は第2の接触領域と接触する、本体のシール平面を有する。
シャッターの第1接触領域は、軸線と交差する平面でなく、シャッターのシール平面にあってもよい。
シャッターの第2接触領域は、軸線と交差する平面でなく、シャッターの別のシール平面にあってもよい。
シャッターが閉鎖位置にあるとき、本体のシール平面及びシャッターのシール平面は、少なくとも一つの接触点を有する。シャッターが閉鎖位置に移動するとき、ベアリングの半径方向遊隙により、シャッターの一部を本体のシール平面から遠ざけてもよい。
ハウジングの中心と本体のシール平面との間の距離は、ピンの中心とシャッターのシール平面との間の距離よりも大きくてもよい。一般的に課されるこの寸法上の制約により、シャッターが閉鎖位置に移動するとき、シャッターがダクトの壁に食い込まないようにできる。この制約が満たされている場合、シャッターがダクトの壁に食い込まないようにする上で、ベアリングの遊隙は不要である。本体に当たるシャッターの第2接触領域により、ピンがベアリング内で過度に移動しないようにでき、及びかくして、シャッターが閉鎖位置にあるとき、過度に大きな漏洩区分が生じないようにする。従って、これにより、食い込みを阻止するためのこの遊隙によるシャッターの移動が不要である場合には、ベアリングで利用可能な半径方向遊隙の使用を減少する。
別の態様では、ハウジングの中心と本体のシール平面との間の距離は、ピンの中心とシャッターのシール平面との間の距離よりも小さくてもよい。上述の寸法上の制約を満たす試みがなされた場合にもこうした状況が生じることがある。これは、バルブの製造中のバルブの構成要素の寸法上の不正確性による。ベアリングの遊隙が使用されない場合、シャッターが閉鎖位置に移動するとき、この状況により、シャッターがダクトの壁に食い込む。この状況により、通常は、こうしたバルブを使用することができなくなる。ベアリングの遊隙を使用することにより、食い込みが生じない以前の状況に戻すことができる。
かくして、それにも関わらず、本発明により、バルブの構成要素の製造中の寸法上の不正確性のため、シャッターとこのシャッターが内部で移動する本体の壁との間の上述の寸法上の制約を満たさないバルブを使用できる。
ベアリングの遊隙のサイズは、シャッター及びこのシャッターが内部で移動するダクトの部分についての所定の全体としても不正確性よりも大きいか或いはこれと等しいように定められていてもよい。この所定の全体としても不正確性は、詳細には、シャッターの各側及びこのシャッターが内部で移動するダクトの部分についての所定の個々の不正確性の線型組み合わせから生じる。所定の全体としての不正確性の各々は、例えば、バルブの対応する構成要素の製造に使用された技術に関するフィードバックの関数として定められる。
所定の全体としても不正確性は、以下の寸法についての個々の不正確性を加えることによって得てもよい。即ち、
−ハウジングの中心と本体のシール平面との間の距離、
−ピンの中心とシャッターのシール平面との間の距離、
−シャッターの厚さ、
−ダクトの溝の高さ、閉鎖位置において第2接触領域が配置されたシャッターの一部が、シャッターが開放位置から閉鎖位置まで移動するとき、この溝内で移動する。
本発明の第1実施例によれば、シャッターが閉鎖位置にあるとき、シャッターの第1及び/又は第2の接触領域は、本体に関して線接触を形成する。
シャッターの各接触領域は、シャッターが閉鎖位置にあるとき、本体と線接触を形成する。
本発明のこの第1実施例によれば、シャッターが閉鎖位置にあるとき、シャッターの第1接触領域だけが本体のシール平面と接触できる。シャッターの第2接触領域は、シャッターが閉鎖位置にあるとき、シャッターの別の平面内にあり、本体のシール平面以外で本体と接触してもよい。シャッターのシール平面及びシャッターのこの他の平面は、シャッターの反対側の面の部分であってもよく、シャッターは、詳細には、プレートの形態をとる。
シャッターは矩形形状の断面を有し、第1接触領域及び第2接触領域は、シャッターの両側にあってもよい。
別の態様では、シャッターは、半月形状断面を備えていてもよい。この断面の直径は、矩形によって延長され、第1接触領域は、半月形の円弧上にあってもよく、第2接触領域は、半月形の直径と一致する矩形の側とは反対側の矩形の側部によって支持されている。
閉鎖位置において第2接触領域を支持するシャッターの部分は、ダクトの部分を形成する本体の溝内を移動し、この場合、第2接触領域は、前記他の平面によって形成された溝の底部と接触できる。
本発明の第2実施例によれば、シャッターの第1及び/又は第2の接触領域は、シャッターが閉鎖位置にあるとき、本体のシール平面と面接触を形成してもよい。
例えば、シャッターの各接触領域は、シャッターが閉鎖位置にあるとき、本体のシール平面と平面接触を形成する。
シャッターの第1及び第2の接触領域は、シャッターのシール平面にあってもよく、この場合、シャッターの接触領域の各々は、シャッターが閉鎖位置にあるとき、本体のシール平面と接触する。シャッターは、この場合、自動中心決め(self-centering)シャッターであってもよい。これは、シャッターが閉鎖位置にあるとき、シャッターと本体との間の接触が単一の平面内で生じること、及びベアリングに半径方向遊隙が存在することによる。このようなバルブでは、シャッターが閉鎖位置にあるとき、シャッターと本体との間の接触により、ピンをベアリングと接触することなく、ピンを動かないようにできる。
シャッターのシール平面は、ピンと交差する平面以外の平面である。
本発明の第2実施例によれば、シャッターの第1接触領域は、シャッターの第1部品によって支持されていてもよく、前記第1部品の上面の部分であってもよく、シャッターの第2接触領域は、シャッターの第2部品によって支持されていてもよく、前記第2部品の下面の部分であってもよい。換言すると、本発明のこの第2実施例によれば、第1及び第2の接触領域は、シャッターの対向する両面の部分であってもよいが、同じ平面内にあってもよい。
第1及び第2の部品の各々は、別々の部品であってもよく、これらの部品が互いにしっかりと連結されてシャッターを形成する。これらの部品の各々は、例えばプレートである。前記部品は、詳細には、シャッターのシール平面の高さで互いにしっかりと連結されている。
本発明の第2実施例によれば、シャッターが内部で移動するダクトの部分は、本体のシール平面のレベルで互いにしっかりと連結された二つの部品で形成されていてもよい。本体のシール平面の部分は、本体のこれらの部品のうちの一方の部品の上面によって形成されていてもよく、これは、その後、シャッターが閉鎖位置にあるとき、第2接触領域を形成するシャッターの第2部品の下面の部分と接触する。これに対し、本体のシール平面の別の部分は、本体の別の部品の下面によって形成されていてもよく、これは、その後、シャッターが閉鎖位置にあるとき、第1接触領域を形成するシャッターの第1部品の上面の部分と接触する。
本発明の第2実施例によれば、ピンに沿って計測した、シャッターの第2部品の長さは、ピンに沿って計測した、シャッターの第1部品の長さよりも小さくてもよい。シャッターは、この場合、長さが異なる二つの部品によって形成されており、第1部品は、閉鎖位置において、この第1部品のレベルで漏れが生じず、第2部品のみで漏れが生じるような長さを有する。
本発明は、本発明の非限定的実施例の以下の説明を読み、添付図面を検討することにより、更によく理解されるであろう。図1乃至図11は、本発明の第1実施例によるバルブに関する。図12乃至図23は、本発明の第2実施例によるバルブに関する。
図1は、バルブの斜視図である。 図2は、バルブの斜視図である。 図3は、シャッター及びピンを別々に示す図である。 図4は、図1のバルブの平面図である。 図5は、図4に示すのと同様の第1バルブのA−A線に沿った断面図である。 図6は、図4に示すのと同様の第1バルブのA−A線に沿った断面図である。 図7は、図4に示すのと同様の第1バルブのA−A線に沿った断面図である。 図8は、図4に示すのと同様の第2バルブのA−A線に沿った断面図である。 図9は、図4に示すのと同様の第2バルブのA−A線に沿った断面図である。 図10は、図4に示すのと同様の第2バルブのA−A線に沿った断面図である。 図11は、「3ポート」型である場合の、本発明の第1実施例によるバルブの概略図である。 図12は、バルブの斜視図である。 図13は、バルブの斜視図である。 図14は、シャッター及びピンを別々に示す図である。 図15は、図12に示すバルブの平面図である。 図16は、図15に示すのと同様の第1バルブのA−A線、B−B線、及びC−C線に沿った断面図である。 図17は、図15に示すのと同様の第1バルブのA−A線、B−B線、及びC−C線に沿った断面図である。 図18は、図15に示すのと同様の第1バルブのA−A線、B−B線、及びC−C線に沿った断面図である。 図19は、図15に示すのと同様の第2バルブのA−A線、B−B線、及びC−C線に沿った断面図である。 図20は、図15に示すのと同様の第2バルブのA−A線、B−B線、及びC−C線に沿った断面図である。 図21は、図15に示すのと同様の第2バルブのA−A線、B−B線、及びC−C線に沿った断面図である。 図22は、図15のバルブを誇張して示す図である。 図23は、「3ポート」型である場合の、本発明の第2実施例によるバルブの概略図である。 図24は、従来技術のバルブの断面図である。 図25は、従来技術のシャッター及びピンの断面図である。
図1には、本発明によるバルブ1が示してある。この図では、バルブ1はいわゆる「2ポート」バルブであるが、以下に説明するように、本発明はこれに限定されない。
以下に説明するバルブ1は、例えば自動車の推進に使用される内燃エンジンの空気回路で使用されるバルブである。
バルブ1は、例えばアルミニウム製、鋼製、プラスチック製、又はステンレス鋼製の本体2を含む。本体2には、ダクト3が形成されている。ダクト3は、例えば、吸気ダクト、排気ダクト、又は排気ガス再循環(EGR)ループを形成するダクトである。EGRループは、高圧ループであってもよいし、低圧ループであってもよい。バルブの本体2は、二つの部品2a及び2bを組み立てることによって形成されてもよい。これらの二つの部品は、平面Pで接触している。平面Pの一方の壁が、以下に説明するように、ダクト3の一部を形成する。以下、平面Pを、本体2の「シール平面」と呼ぶ。図2には、部品2bは示してない。
ここで考慮する例では、例えば最大700℃に達する高温のガスがダクト3を通過する。
図1及び図2に示すように、バルブ1は、本体2内に配置されたシャッター5を含む。シャッター5は、本体2のハウジング8に受け入れられたピン7により、一つ又はそれ以上のベアリング(図示せず)によって、枢動するように取り付けられている。ピン7は方向Xに延びており、ベアリングは方向Xに対して半径方向遊隙を有し、これにより、ピン7は、ベアリング内で、及びハウジング8内で、方向Xに対して垂直方向に移動できる。図3は、シャッター5及びピン7を別々に示す。図3でわかるように、シャッターは円形断面の円筒体の形態をとってもよい。ここで説明する例では、ピン7に対して半径方向に延びる支持体9が、ピン7及びシャッター5を連結する。
図3の例では、シャッター5は球状をなした平面であり、支持体9の方向に対して垂直である。
以下に説明するように、シャッター5は、閉鎖位置にある場合、本体2との二つの接触領域11及び12を有する。第1接触領域11は、ピン7の第1側にあり、即ち支持体9の第1側にあり、第2接触領域12は、ピン7の第2側にあり、即ち支持体9の第2側にある。第2接触領域12は、ダクト3に形成された溝13内を移動するシャッターの一部によって支持される。ここで、第2接触領域12は、溝13の底部と接触する。
ハウジング8の中心と本体2のシール平面Pとの間の距離を「Dc」と表示する。図1乃至図11に示す例では、シャッター5の上面は、以下に説明するように、シャッター5の接合平面P’を形成する。ピン7の中心とこの平面P’との間の距離を「Dv」と表示する。
図5乃至図7に示す例では、距離DcはDvよりも小さい。即ち、シャッター5のシール平面P’は、ピン7から、本体のシール平面Pよりも遠い。従来技術では、バルブ1の製造中のバルブの様々な構成要素の寸法に関する許容誤差によって説明できるこのような形態により、シャッター5がその閉鎖位置に達っすることを阻止し、シャッターは、閉鎖位置に達する前にダクト3の壁に食い込む。
図5では、シャッター5は未だ開放位置にあり、ガスはダクト3内でバルブ1を通して循環できる。この場合、シャッター5は本体2と接触しておらず、第1接触領域11も第2接触領域12も本体2と接触していない。
図6では、ピン7をハウジング8内で枢動することによって、シャッター5を閉鎖位置に向かって移動している。この際、シャッター5とバルブ1の本体2との間で接触が生じる。
図7でわかるように、従来技術のバルブとは異なり、シャッター5のシール平面P’は、ピン7から、本体2のシール平面Pよりも遠く、そのため、シャッター5は、二つの別々の領域11及び12で本体2と接触する閉鎖位置に達しない。実際には、図7に示すように、ここに図示していないアクチュエータによってシャッター5に加えられた閉鎖トルクにより、ピン7がハウジング8内で方向Xに対して半径方向に移動し、その結果、シャッター5のシール平面P’の位置及び本体2のシール平面Pのピン7に対する位置が変化し、図6でわかるように、シャッター5と本体2との間の接触によりシャッター5が閉鎖位置に向かって移動を続行することが妨げられない。
この例では、シャッター5は、ダクト3の二つの別々の壁と接触する。本発明のこの第1実施例では、第1接触領域11だけがシャッター5のシール平面P’にあり、この実施例では、この第1接触領域11だけが本体2のシール平面Pと接触する。
従って、この実施例では、本体2のシール平面Pとシャッター5のシール平面P’との間に接触領域が一つしかない。
この場合、第2接触領域12はシャッター5のシール平面P’と平行な平面内にある。この平面は、シール平面P’が形成する面とは反対側のシャッター5の面を形成する。
シャッター5が閉鎖位置に移動する場合にシャッター5が本体2の壁に食い込まないようにできるベアリングの遊隙は、下記の寸法に関する不正確性を考慮して決定できる。これらの寸法は、例えば、
−距離Dv、
−距離Dc、
−第2接触領域12でのシャッター5の厚さe、
−溝13の高さhである。
この例では、ベアリングの遊隙は、寸法上の不正確性による以下の極端な場合に、シャッター5の食い込みが生じないように選択される。
(i)最大Dc、最小Dv、最大h、及び最小e、これは、ベアリングの頂部で干渉が生じる可能性がある場合と対応する。
(ii)最小Dc、最大Dv、最小h、及び最大e、これは、ベアリングの底部で干渉が生じる可能性がある場合と対応する。
距離Dvについて、四つの寸法、即ち以下に定義する四つの個々の不正確性レベルを考慮してもよい。即ち、
−ピン7の真直度。これに対し、ピン7の直径に関し、例えば0.02mmの個々の不正確性レベルが設定される。
−ピン7に設けられた駆動平坦部の位置。これに対し、例えば0.1mmの個々の不正確性レベルが設定される。
−シャッター5に設けられた駆動平坦部の位置。これに対し、例えば0.04mmの個々の不正確性レベルが設定される。
−シャッター5のシール平面P’の位置。これに対し、例えば0.04mmの個々の不正確性レベルが設定される。
距離Dcについて、二つの寸法が考慮されるべきであり、即ち二つの個々の不正確性レベルが定義されるべきである。即ち、
−本体2のシール平面Pの位置。これに対し、例えば0.1mmの個々の不正確性レベルが設定される。
−ベアリングの同軸関係。これに対し、例えば、ベアリングの直径に関して0.04mmの個々の不正確性レベルが設定される。
従って、Dvは±0.10mm変化し、Dcは±0.07mm変化する。
極端な場合(i)では、上方方向で利用可能な遊隙の補正は、ここで考慮している例では、少なくとも、(+0.07)−(−0.1)=0.17mmでなければならない。
極端な場合(ii)では、下方方向で利用可能な遊隙の補正は、ここで考慮している例では、少なくとも、(−0.07)−(+0.1)=−0.17mmでなければならない。
従って、全体で0.34mmの所定の誤差が得られる。その結果、この例では、ベアリングは、各ベアリングが0.34/2mm、即ち0.17mmの半径方向遊隙を提供するようにサイズが定められる。
更に、図8乃至図10は、更に、シャッター5が開放位置から閉鎖位置まで移動する場合のバルブ1を示す。上述の例とは対照的に、距離Dcは距離Dvよりも大きい。即ち、シャッター5のシール平面P’は、本体のシール平面Pよりもピン7に近い。この場合には、上述の例とは対照的に、シャッター5が閉鎖位置に達することができるようにする上で、シャッター5のシール平面P’及び本体2のシール平面Pのピン7に対する相対的な位置を変更する必要がない。
第1接触領域11がある側部とは反対側のピン7の側部にある第2接触領域12により、ピン7がハウジング8内で過度に半径方向に移動しないようにできる。実際、第2接触領域12が溝13の底部に当接し、バルブアクチュエータによって加えられた閉鎖トルクによりピン7がベアリング内でこれ以上移動しないようにする。従って、これにより、シャッター5が閉鎖位置にある場合に重大が漏洩が生じることが阻止される。これは、この移動が、ベアリングの半径方向遊隙の存在と関連しているためである。
本発明のこの第1実施例によれば、シャッター5が閉鎖位置にある場合、シャッター5は、第1接触領域11及び第2接触領域12で本体2と線接触を形成する。
図1乃至図10に示す実施例は、いわゆる「2ポート」バルブに関する。しかしながら、本発明の第1実施例は、更に、図11に示すように、いわゆる「3ポート」バルブを含む。この図では、ダクト3は、入口20と、第1出口21と、第2出口22とを含む。例えば、第1出口21により、排気回路内を循環するガスを排気回路内にガスの経路を流し続けることができる。第2出口22は、エンジンの吸気側に続く再循環ループに開放している。この例では、図1乃至図10のバルブ1のシャッター5は、第2領域12を含むシャッター5の部分を越えて延びる延長部24を有する。そのため、第2領域12は、前記延長部24と、第1領域11を含むシャッター5の部分との間に配置される。
図11では、シャッター5は、排気ガスをEGRループ内に再循環する位置にある。延長部24は、第2出口22に向かう高い流量を可能にするのに十分な圧力をバルブ5の上流側に維持するための背圧を発生するため、第1出口21に向かう通路を部分的に塞いでいる。
次に、本発明の第2実施例によるバルブ1を、図12乃至図22を参照して説明する。
図12乃至図15は、図1乃至図4と同様の図である。この第2実施例によれば、シャッター5は、互いに取り付けられた二つの部品によって形成された二つの部分30及び31を含む。これらの部品の各々は、プレートの形態をなしており、プレート30の上面32がプレート31の下面33に当たっているが、これらのプレート30及び31は正確に重なっているわけではない。この例では、プレート30の上面32及びプレート31の下面33は同一平面内にあり、シャッター5のシール平面P’にある。本体2のシール平面Pは、本発明の第1実施例を参照して説明した平面と同様である。例えば、ねじ35を使用してプレート31をプレート30に固定する。
図示の実施例では、プレート30がプレート31よりもピン7に近い。この実施例では、プレート30が支持体9に連結されている。
この実施例では、シャッター5の上面は、プレート31に面していないプレート30の上面32の部分及びプレート31の上面によって形成され、シャッター5の下面は、プレート30の下面及びプレート30に面していないプレート31の下面33の部分によって形成されている。
更に、この実施例では、図14でわかるように、方向Xで計測したプレート30の長さ11は、プレート31の長さ12よりも大きい。
本発明のこの第2実施例によれば、本体の二つの部品2a及び2bは、本体2のシール平面Pの高さで互いにしっかりと連結されている。
図16乃至図18は、各々、DvがDcよりも大きい場合のシャッター5の位置の三つの断面図を示す。
図16では、シャッター5は開放位置にあり、本体2と接触していない。図17では、シャッター5は、開放位置から閉鎖位置に向かって移動しており、プレート31の上面32は、本体2のシール平面Pと接触する点にある。この接触により、従来技術では、シャッター5がダクト3に食い込む。
図17でわかるように、ベアリングの半径方向遊隙により、ピン7は半径方向に移動でき、これにより、プレート30を本体2のシール平面Pから遠ざかる方向に移動できる。シャッター5は、第1領域11及び第2領域12を介して本体2のシール平面Pと接触する閉鎖位置に達するまで、その移動を続行できる。ここで、第1領域11は、プレート30の上面32上にあり、第2領域12は、プレート31の下面にある。従って、第1領域11及び第2領域12は同じ平面内にあり、即ちシャッター5のシール平面P’にある。ここでは、第1及び第2の領域11及び12を介するシャッター5と本体2との間の接触は平面であり、専らシール平面P及びP’の夫々の間で生じる。
例えば、シャッター5が閉鎖位置に移動する場合にシャッター5が本体2の壁に食い込まないようにするためのベアリングの遊隙は、本発明のこの第2実施例によれば、以下の寸法に関する不正確性を考慮に入れることによって決定される。即ち、
−距離Dv、及び
−距離Dc。
この実施例では、ベアリングの遊隙は、寸法上の不正確性による以下の極端な場合にシャッター5が食い込まないように選択される。即ち、
−(i)最大Dc、最小Dv、これは、ベアリングの頂部で干渉が生じる可能性がある場合と対応する。
(ii)最小Dc、最大Dv、これは、ベアリングの底部で干渉が生じる可能性がある場合と対応する。
距離Dvについて、四つの寸法、即ち以下に定義する四つの個々の不正確性レベルが考慮されるべきである。即ち、
−軸線7の真直度。これに対し、ピン7の直径に関し、例えば0.02mmの個々の不正確性レベルが設定される。
−ピン7に設けられた駆動平坦部の位置。これに対し、例えば0.1mmの個々の不正確性レベルが設定される。
−シャッター5に設けられた駆動平坦部の位置。これに対し、例えば0.04mmの個々の不正確性レベルが設定される。
−シャッター5のシール平面P’の位置。これに対し、例えば0.04mmの個々の不正確性レベルが設定される。
距離Dcについて、二つの寸法が考慮されるべきであり、即ち二つの個々の不正確性レベルが定義されるべきである。
−本体2のシール平面Pの位置。これに対し、例えば0.1mmの個々の不正確性レベルが設定される。
−ベアリングの同軸関係。これに対し、例えば、ベアリングの直径に関して0.04mmの個々の不正確性レベルが設定される。
従って、Dvの変化は±0.10mmであり、Dcの変化は±0.07mmである。
極端な場合(i)では、上方方向で利用可能な遊隙の補正は、ここで考慮している例では、少なくとも、(+0.07)−(−0.1)=0.17mmでなければならない。
極端な場合(ii)では、下方方向で利用可能な遊隙の補正は、ここで考慮している例では、少なくとも、(−0.07)−(+0.1)=−0.17mmでなければならない。
従って、全体で0.34mmの所定の誤差が得られる。このことは、この例では、ベアリングは、各ベアリングが0.34/2mm、即ち0.17mmの半径方向遊隙を提供するようにサイズが定められるということを意味する。
図19乃至図21は、図16乃至図18と同様の図であるが、Dv<Dcのバルブ1、即ちシャッター5のシール平面P’が、本体2のシール平面Pよりもピン7に近いバルブ1と対応する。本発明の第2実施例によるバルブ1を、プレート30の長さl1とプレート31の長さl2との間の差を誇張した平面図で示す図22に示すように、閉鎖位置でこれらの長さl1及びl2が異なることにより、プレート31の両側の夫々に二つの漏洩区分Sがある。
図12乃至図21を参照して説明した本発明の第2実施例は、いわゆる「2ポート」バルブに関するが、本発明の第2実施例は、図22でわかるように、いわゆる「3ポート」バルブも含む。
本発明は、上述の実施例に限定されない。
特段の記載のない限り、「を含む」は、「の少なくとも一つを含む」の同意語であると理解されるべきである。
1 バルブ
2 本体
3 ダクト
5 シャッター
7 ピン
8 ハウジング
9 支持体
11、12 接触領域
13 溝

Claims (17)

  1. バルブ(1)、特に内燃エンジン用のバルブにおいて、
    少なくとも一つのベアリングが配置されたハウジング(8)と、流体を通すようになったダクト(3)とを含む本体(2)と、
    前記ベアリング内に半径方向遊隙を伴って受け入れられたピン(7)によって前記本体(2)に枢動するように取り付けられたシャッター(5)とを含み、
    前記シャッター(5)は、
    開放位置と、
    前記ピン(7)の第1側の前記シャッターの第1接触領域(11)及び前記第1側とは反対側の前記ピン(7)の第2側の前記シャッターの第2接触領域(12)で、前記本体(2)と接触する閉鎖位置との間で枢動し、
    前記開放位置から前記閉鎖位置までの前記シャッター(5)の移動は、前記ベアリング内での前記ピン(7)の半径方向移動を伴う、バルブ。
  2. 請求項1に記載のバルブにおいて、
    前記シャッター(5)が前記閉鎖位置にあるとき、前記シャッター(5)と前記本体(2)との間に可撓性エレメントが配置されていない、バルブ。
  3. 請求項1又は2に記載のバルブにおいて、
    前記シャッター(5)及び前記ピン(7)は、前記ピン(7)の少なくとも一部に沿って延びる支持体(9)によって連結されている、バルブ。
  4. 請求項1、2、又は3に記載のバルブにおいて、
    前記シャッター(5)が前記閉鎖位置にあり、前記シャッター(5)の前記第1接触領域(11)及び/又は前記第2接触領域(12)が、前記シャッター(5)のシール平面(P’)にあるとき、前記本体(2)は前記シャッターの前記第1接触領域(11)及び/又は前記第2接触領域(12)と接触する、前記本体(2)のシール平面(P)を有する、バルブ。
  5. 請求項4に記載のバルブにおいて、
    前記ハウジング(8)の中心と前記本体(2)の前記シール平面(P)との間の距離(Dc)は、前記ピン(7)の中心と前記シャッター(5)の前記シール平面(P’)との間の距離(Dv)よりも大きい、バルブ。
  6. 請求項4に記載のバルブにおいて、
    前記ハウジング(8)の前記中心と前記本体(2)の前記シール平面(P)との間の距離(Dc)は、前記ピン(7)の中心と前記シャッター(5)の前記シール平面(P’)との間の距離(Dv)よりも小さい、バルブ。
  7. 請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載のバルブにおいて、
    前記シャッター(5)が前記閉鎖位置にあるとき、前記シャッター(5)の前記第1接触領域(11)及び/又は前記第2接触領域(12)は前記本体(2)に関して線接触を形成する、バルブ。
  8. 請求項7に記載のバルブにおいて、
    前記シャッター(5)は矩形形状の断面を有し、前記第1接触領域(11)及び前記第2接触領域(12)は、前記シャッター(5)の両側にある、バルブ。
  9. 請求項7又は8に記載のバルブにおいて、
    前記シャッター(5)の前記第1接触領域(11)だけが前記シャッター(5)の前記シール平面(P’)にあり、前記シャッター(5)の前記第2接触領域(12)は前記シャッター(5)の他の平面にある、バルブ。
  10. 請求項9に記載のバルブにおいて、
    前記シャッター(5)の前記シール平面(P’)及び前記シャッター(5)の前記他の平面は、前記シャッター(5)の反対側の面にある、バルブ。
  11. 請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載のバルブにおいて、
    前記シャッター(5)の前記第1接触領域(11)及び/又は前記第2接触領域(12)は、前記シャッター(5)が前記閉鎖位置にあるとき、前記本体(2)の前記シール平面(P)と面接触を形成する、バルブ。
  12. 請求項11に記載のバルブにおいて、
    前記シャッター(5)の前記第1接触領域(11)及び前記第2接触領域(12)は、前記シャッター(5)の前記シール平面(P’)にあり、前記シャッターの前記接触領域(11、12)の各々は、前記シャッター(5)が前記閉鎖位置にあるとき、前記本体の前記シール平面(P)と接触する、バルブ。
  13. 請求項11又は12に記載のバルブにおいて、
    前記シャッター(5)の前記第1接触領域(11)は、前記シャッター(5)の第1部分(30)及び前記第1部分(30)の上面(32)にあり、前記シャッター(5)の第2接触領域(12)は、前記シャッター(5)の第2部分(31)及び前記第2部分(31)の下面(33)にある、バルブ。
  14. 請求項13に記載のバルブにおいて、
    前記第1部分(30)及び前記第2部分(31)は、互いに堅固に連結されて前記シャッター(5)を形成し、詳細には、前記シャッター(5)の前記シール平面(P’)にある、バルブ。
  15. 請求項13又は14に記載のバルブにおいて、
    前記ピン(7)に沿って計測した、前記シャッター(5)の前記第2部分(31)の長さ(l2)は、前記ピン(7)に沿って計測した、前記シャッター(5)の前記第1部分(30)の長さ(l1)よりも小さい、バルブ。
  16. 請求項4乃至15のうちのいずれか一項に記載のバルブにおいて、
    前記シャッター(5)の前記シール平面(P’)は、前記ピン(7)と交差する平面とは異なる平面である、バルブ。
  17. 請求項1乃至16のうちのいずれか一項に記載のバルブにおいて、
    最大3ポートバルブであり、前記開放位置及び前記閉鎖位置の各々は、前記シャッター(5)を枢動するための端位置である、バルブ。
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