JP2015536272A - 連結器のねじりばね型復心装置 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 鉄道車両用の連結器は、連結器アンカおよび一対の腕部小組み立て体を有する連結器復心装置を含む。各腕部小組み立て体は、前記連結器アンカを通って延在するねじり棒を介して下方復心腕部に接続される上方復心腕部を有する。前記下方復心腕部は、前記上方復心腕部の一方の動きが原因となって、前記下方復心腕部の両方の対応する動きが生じるように、交差連結部によって接続される。各上方復心腕部は、前記連結器が前記上方復心腕部に向かって水平に回転されるときに、復心腕部の湾曲表面に沿って回転するローラに係合する。前記連結器の水平方向の動きを容易にする前記ねじり棒における復元力を生ずるために、復心係止要素によって反対側にある上方復心腕部の動きが妨げられる。前記連結器復心装置は、前記連結器の使用を容易にするために、動作状態にある復心位置から解放されていてもよい。【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、「連結器のねじりばね型復心装置」という題名で2012年10月26日に出願された米国仮出願第61/718,866号の利益を主張し、該出願の開示は、その全体が参照されてここに包含される。
(技術分野)
本開示は、鉄道車両用の連結器を目的とし、より詳細には、鉄道車両連結器を水平方向に復心するための装置を目的とする。
鉄道車両は、列車を編成するために、隣接する車両を接続する連結器を備える。各連結器は、車両の連結および曲がった線路上で動くことを容易にするために、所定の角度範囲内で水平方向に揺れ動くように適合される。車両を連結する手順の間、隣接する車両の連結は、中心を維持するように、鉄道車両の長軸と一直線にされる必要がある。車両の大きさの違いおよび各車両に取り付けられた連結器の種類の違いのために、鉄道車両の横方向において、隣接する連結器間に水平方向の顕著な片寄りが存在する場合がある。このような水平方向の片寄りは、線路の湾曲部で隣接する鉄道車両を連結しようと試みる場合または湾曲した線路を動く際に、さらに悪化する。既存の連結器は、空気の作用を利用した、または液圧式である支援型の連結器復心装置を利用する。該支援型の連結器は、隣接する車両の連結器の結合を容易にするために、水平方向において所定の角度範囲内で車両の連結器を動かすことができる。これらの装置では、ポンプ、ホースおよびバルブなどの補助的な機器が必要となることが多い。該機器は、各鉄道車両の底面に配置される。
連結器復心装置の既存の設計は、多数の欠点を伴う。従来の連結器復心装置は、空気の作用を利用した、または液圧式の複雑な装置を要する。該装置によって、鉄道車両の全体のコストが増加し、車両のメンテナンスが複雑になる。空気の作用を利用した、または液圧式の機械が故障した場合、連結器復心装置の全体が動作不能になることが多い。部品の複雑さおよび重量のため、連結器復心装置を手動で動かすことは不可能である。さらに、ポンプ、ホース、バルブ、および他の補助的な装置のために、従来の連結器復心装置では、連結器周りのスペースの相当量が塞がれている。このような配置によって、連結器に隣接する他の補助的な部品の装着が妨げられる。さらに、既存の連結器復心装置は、隣り合う鉄道車両の連結器の中心位置に当該連結器を維持するのに要する力を制御するように調整できない場合がある。
前述の点から見て、連結器復心装置に対して、空気の作用を利用した、または液圧式の複雑な連結器復心機構を機械的な復心装置を置き換える要求が存在する。車両の連結器上またはその近傍において補助的な部品の装着を許容するために、小型の寸法を有し重量が低減された連結器復心装置をもたらすことに対する、さらなる要求が存在する。連結中に隣接する連結器を一直線にする場合に、連結器を手動操作するのに適する連結器復心装置に対するさらなる要求が存在する。隣接する車両の連結器の中心位置に当該連結器を維持するのに要する力の量を制御するように調整可能な連結器復心装置をもたらすことに対して、さらに別の要求が存在する。
一実施形態によれば、鉄道車両用の連結器は、連結器アンカ、および実質的に水平な平面内で、中心位置から中心からずれた位置まで前記連結器アンカに対して回転する連結器機構を含むことができる。前記連結器は、前記連結器アンカに対して前記連結器機構を復心する連結器復心装置をさらに含むことができる。前記連結器復心装置は、第1復心腕部、および前記連結器アンカを通って実質的に垂直方向に延在する第1ねじり棒に接続される第1復心連結部を有する第1復心腕部小組み立て体、並びに第2復心腕部、および前記連結器アンカを通って実質的に垂直方向に延在する第2ねじり棒に接続される第2復心連結部を有する第2復心腕部小組み立て体を含むことができる。前記連結器は、前記第1および第2復心連結部を接続する交差連結部をさらに含むことができる。前記第1および第2復心腕部のそれぞれに接触するように、一対の第1および第2ローラが備えられてもよい。
別の実施形態によれば、前記連結器は、前記連結器機構と連結される支持ブラケットを含むことができる。前記第1および第2ローラは、第1および第2ローラの軸が前記連結器機構の長軸に対して実質的に垂直方向に向かうように、前記支持ブラケットに接続されてもよい。前記第1および第2復心腕部は、前記連結器機構が中心からずれた位置へと回転されたときに、前記連結器機構を中心位置に復元するために前記第1および第2ねじり棒において復元力を生ずるように、前記第1および第2ローラに対して予め荷重がかけられていてもよい。一実施形態では、中心位置からの前記連結器機構の回転運動に起因して、前記第1および第2復心腕部の一方が、前記第1および第2ローラの一方に沿って回転して、前記第1および第2ねじり棒において復元力が生じるようにしてもよい。
さらなる実施形態では、前記第1および第2ねじり棒における復元力は、前記中心位置からの前記連結器機構の回転運動に比例して増加することができる。前記第1および第2ねじり棒における復元力は、前記中心位置まで前記連結器機構を復元することができる。さらに別の実施形態では、前記第1および第2復心腕部は、非係合位置へと移動可能であってもよく、該非係合位置において、前記連結器機構は中心位置に向かうことを促されない。前記第1および第2復心腕部は、湾曲形状を有することができ、前記第1および第2ねじり棒は、実質的に六角形の断面形状を有することができる。
さらに別の実施形態によれば、鉄道車両を連結するための鉄道車両連結器は、連結器アンカ、および前記連結器アンカに対して、実質的に水平な平面内で中心位置から中心からずれた位置まで回転する連結器機構を含むことができる。前記鉄道車両連結器は、前記連結器アンカに対して前記連結器機構を復心するための連結器復心装置をさらに含むことができる。前記鉄道車両の連結器復心装置は、第1復心腕部、および前記連結器アンカを通って実質的に垂直方向に延在する第1ねじり棒に接続される第1復心連結部を有する第1復心腕部小組み立て体、並びに第2復心腕部、および前記連結器アンカを通って実質的に垂直方向に延在する第2ねじり棒に接続される第2復心連結部を有する第2復心腕部小組み立て体を含むことができる。前記鉄道車両連結器は、前記第1および第2復心連結部を接続する交差連結部をさらに含むことができる。前記第1および第2復心腕部のそれぞれに接触するように、一対の第1および第2ローラが備えられてもよい。
別の実施形態によれば、前記鉄道車両連結器は、前記連結器機構と連結される支持ブラケットを含むことができる。前記第1および第2ローラは、第1および第2ローラの軸が前記連結器機構の長軸に対して実質的に垂直方向に向かうように、前記支持ブラケットに接続されてもよい。前記第1および第2復心腕部は、前記連結器機構が中心からずれた位置へと回転されたときに、前記連結器機構を中心位置に復元するために前記第1および第2ねじり棒において復元力を生ずるように、前記第1および第2ローラに対して予め荷重がかけられていてもよい。一実施形態では、中心位置からの前記連結器機構の回転運動に起因して、前記第1および第2復心腕部の一方が、前記第1および第2ローラの一方に沿って回転して、前記第1および第2ねじり棒において復元力が生じるようにしてもよい。
さらなる実施形態では、前記第1および第2ねじり棒における復元力は、前記中心位置からの前記連結器機構の回転運動に比例して増加することができる。前記第1および第2ねじり棒における復元力は、前記中心位置まで前記連結器機構を復元することができる。さらに別の実施形態では、前記第1および第2復心腕部は、非係合位置へと移動可能であってもよく、前記非係合位置において、前記連結器機構は中心位置へと促されない。前記第1および第2復心腕部は、湾曲形状を有することができ、前記第1および第2ねじり棒は、実質的に六角形の断面形状を有することができる。
さらに別の実施形態によれば、鉄道車両の連結器アンカに対して連結器機構を復心するための連結器復心装置は、第1復心腕部、および前記連結器アンカを通って延在する第1ねじり棒に接続される第1復心連結部を有する第1復心腕部小組み立て体を含むことができる。前記連結器復心装置は、第2復心腕部、および前記連結器アンカを通って延在する第2ねじり棒に接続される第2復心連結部を有する第2復心腕部小組み立て体をさらに含むことができる。前記第1および第2復心連結部を接続するために、交差連結部が備えられてもよい。さらに、一対の第1および第2ローラは、前記第1および第2復心腕部のそれぞれに接触されてもよい。一実施形態では、支持ブラケットは、前記第1および第2ローラの軸が前記連結器機構の長軸に対して実質的に垂直方向に向かうように、前記連結器機構に連結されてもよい。前記第1および第2復心装置は、湾曲形状を有することができ、前記第1および第2ねじり棒は、実質的に六角形の断面形状を有することができる。
前記連結器復心装置のこれらのおよび他の特徴および特性は、操作方法、構造の関連する要素の機能、部品の組み合わせ、および製造における経済性と同様に、添付の図面を参照しながら、以下の詳細な説明および添付の特許請求の範囲を考慮するとより明らかになるであろう。添付の図面の全ては、本明細書の一部を形成し、同じ参照番号は、種々の図面において対応する部分を示す。もっとも、前記図面は、例示および記述だけを目的としたものであり、本発明を限定するように解釈することを意図するものではないことが明確に理解されるできである。本明細書および本クレームで使用されるように、別段の指示がない限り、単数形を示す“a”、“an”、および“the”は、複数の指示対象を含む。
図1は、一実施形態に係る連結器復心装置を有する鉄道車両連結器の正面斜視図である。 図2は、図1の鉄道車両連結器の正面図であり、前記連結器の上方に装着された連結器復心装置を示している。 図3は、図1の鉄道車両連結器の背面図であり、前記連結器の上方に装着された連結器復心装置を示している。 図4は、図1の鉄道車両連結器の上面図であり、前記連結器の上方に装着された連結器復心装置を示している。 図5は、図1の鉄道車両連結器の底面図であり、前記連結器の上方に装着された連結器復心装置を示している。 図6は、図1の鉄道車両連結器の側面図であり、前記連結器の上方に装着された連結器復心装置を示している。 図7は、図1に例示された鉄道車両連結器の上部を示す部分正面斜視図であり、分解された状態の連結器復心装置を示している。 図8は、図1に例示された鉄道車両連結器の下部を示す部分斜視図であり、分解された状態の連結器復心装置を示している。 図9は、鉄道車両連結器がない図1の連結器復心装置の正面斜視図である。 図10は、図9に示された連結器復心装置の正面図である。 図11は、図9に示された連結器復心装置の背面図である。 図12は、図9に示された連結器復心装置の上面図である。 図13は、図9に示された連結器復心装置の底面図である。 図14は、図9に示された連結器復心装置の側面図である。 図15は、図1の鉄道車両連結器の正面斜視図であり、非動作位置における連結器復心装置を示している。 図16は、図1の鉄道車両連結器の上面図であり、ある動作状態にある復心位置における連結器復心装置を示している。 図17は、図1の鉄道車両連結器の上面図であり、別の動作状態にある復心位置における連結器復心装置を示している。
以下での説明のために、「上方」、「下方」、「右方」、「左方」、「垂直」、「水平」、「上部」、「底部」、「横方向」、「長さ方向」などの用語、およびこれらの派生語は、描かれた図で方向付けられるように、本実施形態と関連付けられるであろう。もっとも、それに反するように明記される場合を除いて、本発明は、代替的な変形例およびステップの手順を想定する場合があることが理解される。添付の図面で示され、以下の詳細な説明で記載される特定の装置およびプロセスは、本発明の単なる例示的な実施形態であることも理解される。それ故、本願明細書で開示される実施形態に関連する特定の寸法および他の物理的特性は、限定するように考慮されるべきではない。
同様な参照記号が、同様な部品の幾つかの図を通して同様な部分を指す図面を参照すると、本開示は、概して、鉄道車両の横方向において、水平面内で前記連結器を一直線になるように調整するための連結器復心装置を有する鉄道車両連結器を対象とする。
図1〜6を参照すると、連結器10の実施形態が示されている。鉄道車両の技術分野の当業者に容易に明らかとなるように、連結器10は、本願明細書で記載されるように、鉄道車両(図示しない)のフレーム(図示しない)に接続することを目的とするものである。連結器10は、乗客および/または貨物の輸送ために用いられる鉄道車両で用いるのに適している。もっとも、この使用は非限定的なものを意図していて、連結器10は、概して鉄道車両で適用する。描かれた実施形態での連結器10は、概して、連結器アンカ20、連結器機構50、エネルギー吸収型の可変チューブ40、およびエネルギー吸収型の牽引用歯車機構30を含む。連結器のヘッド(図示しない)は、ある鉄道車両を隣接する車両に接続するための連結器機構50に連結される。可変チューブ40は、牽引用歯車機構30を用いた接続によって、連結器機構50を連結器アンカ20に接続する。
連結器アンカ20は、その横方向の側面から切断される実質的に矩形状のアンカボディ60を有する。アンカボディ60の正面は、接合するための要素(図示しない)を固定すること、およびアンカボディ60を鉄道車両の車両フレームに固定することを許可する複数のアンカ取付開口65を規定する。アンカボディ60は、連結器機構50、可変チューブ40、および牽引用歯車機構30を回転可能に支持する。一実施形態では、連結器機構50、可変チューブ40、および牽引用歯車機構30は、軸方向に一直線にされ、アンカボディ60の搭載部80を通って延在する垂直軸70周りに回転可能である。連結器機構50、可変チューブ40、および牽引用歯車機構30は、鉄道車両の長軸90からいずれかの方向において、水平面内で回転可能である。連結器機構50、可変チューブ40、および牽引用歯車機構30は、長軸90に対して実質的に平行な中心位置から所定の角度範囲に渡って回転してもよい。図16〜17に示すように、連結器機構50、可変チューブ40、および牽引用歯車機構30は、長軸90から離れる第1角度αに向かって(図16)、および長軸90から離れる第2角度βに向かって(図17)回転してもよい。当該技術分野における当業者であれば、前記第1および第2角度αおよびβは単なる例示であるとともに、連結器機構50、可変チューブ40、および牽引用歯車機構30は、長軸90の横方向側面のいずれかにある、中心位置から片寄ったあらゆる角度位置に向かって回転されてもよいことを理解するであろう。
引き続き図1〜6を参照すると、連結器10は、鉄道車両の長軸90と一直線になる中心位置に、連結器機構50、可変チューブ40、および牽引用歯車機構30を復心するための連結器復心装置100をさらに含む。連結器復心装置100は、車両が湾曲した線路に沿って動く間に自由な角度で動くこと許容する際に、隣接する鉄道車両の連結を容易にするために、連結器10を復心するように動作する。
図1〜6に示されるように、連結器復心装置100は、アンカボディ60に動作可能に接続される一対の復心腕部小組み立て体102、104を含む。第1復心腕部小組み立て体102は、第1復心腕部106、およびアンカボディ60の横方向の一方の側面を通って延在する第1ねじり棒110に接続される第1復心連結部108を含む。連結器アンカ20に対して連結器10が中心位置にある場合に、第1ねじり棒110は、実質的に垂直方向に延在する一方で、第1復心腕部106および第1復心連結部108は、第1ねじり棒110に対して実質的に垂直に延在し、かつ長軸90に実質的に平行に延在する。同様に、第2復心腕部小組み立て体104は、第2復心腕部112、および第1ねじり棒110に比べるとアンカボディ60の横方向の反対側にある側面を通って延在する第2ねじり棒116に接続される第2復心連結部114を含む。連結器アンカ20に対して連結器10が中心位置にある場合、第2ねじり棒116は、実質的に垂直方向に延在する一方で、第2復心腕部112および第2復心連結部114は、第2ねじり棒116に実質的に垂直に延在し、かつ長軸90に実質的に平行に延在する。第1および第2復心腕部106、112は、アンカボディ60の上方側面の上側に配置される一方で、第1および第2復心連結部108、114は、アンカボディ60の下方側面の下側に配置される。
引き続き図1〜6を参照すると、第1および第2復心腕部106、112は、第1および第2ねじり棒110、116の上端部に接続される第1および第2近端部118、120、および第1および第2近端部118、120の反対側に備えられる第1および第2遠端部122、124を含む。同様に、第1および第2復心連結部108、114は、第1および第2ねじり棒110、116の下端部に接続される第1および第2近端部126、128、および第1および第2近端部126、128と反対側に延在する第1および第2遠端部130、132を含む。第1および第2復心連結器108、114は、第1および第2復心連結部108、114の第1および第2遠端部130、132を接続する交差連結部134によって互いに連結される。各復心腕部は、長軸90に向かって内方に湾曲する湾曲表面を含む。
図1〜6にさらに例示されるように、連結器復心装置100は、複数の支持ブラケット固定部材138を介して、牽引用歯車機構30の外側部分に取り付けられる支持ブラケット136をさらに含む。図1〜6では、支持ブラケット136が牽引用歯車機構30に固定されるように例示されているが、当該技術分野における当業者であれば、支持ブラケット136は、連結器機構50または可変チューブ40に固定されてもよいことを理解するであろう。図1〜6に示されるように、支持ブラケット136は、第1ローラ140および第2ローラ142を含む。第1ローラ140は、第1復心小組み立て体102の第1復心腕部106を係合するのに適している一方で、第2ローラ142は、第2復心小組み立て体104の第2復心腕部112を係合するのに適している。第1および第2ローラ140、142は、第1および第2ローラ140、142が、第1および第2ローラの軸144、146周りにそれぞれ回転してもよいように、支持ブラケット136に回転可能に固定される。第1および第2復心腕部106、112の近端部は、連結器10が中心位置にある場合、つまり、連結器機構50、可変チューブ40、および牽引用歯車機構30が長軸90に対して同軸配置で配置される場合に、第1および第2ローラ140、142の一部と係合する。
図7〜8を参照すると、第1復心小組み立て体102の一部の拡大図が示されている。図7は、第1復心小組み立て体102の上方部分の拡大図を示す一方で、図8は、第1復心小組み立て体102の下方部分を示している。図7を参照すると、第1および第2係止要素148、150が、第1および第2復心腕部106、112の近端部118、120にそれぞれ隣接するようにアンカボディ60上に備えられる。第1係止要素148は、複数の固定部材152を用いてアンカボディ60に固定される。調節可能な係止ボルト154は、アンカボディ60の横方向において係止ボルト154を調節できるように第1係止要素148とねじ式で係合される。引き続き図7を参照すると、第1ねじり棒110は、アンカボディ60の空隙内に配置される上方ブッシング156を含む。第1ねじり棒110は、上方ブッシング156によって回転可能に支持される。前記上方ブッシングは、複数の固定部材152によってアンカボディ60に固定される上方カバー板158によって前記空隙内に固定される。ワッシャ160は、上方カバー板158と、第1ねじり棒110の上端部164に固定される第1復心腕部106の第1固定要素162との間に備えられる。図7に示すように、第1ねじり棒110は、概して、六角形の形状を有し、上端部164および下端部168に備えられる複数の窪み部166を有する。上方ブッシング156および第1固定要素162は、それらを通過させて第1のねじり棒110を受けるのに適した対応する六角形の形状を有する。ねじ170は、窪み部166内に延在することによって、第1ねじり棒110の上端部164を第1の固定要素162に固定する。
引き続き図7を参照すると、第1固定要素162は、第1復心腕部106の近端部118を第1固定要素162に固定する腕部固定部172を含む。第1固定要素162は、第1孔部174および第2孔部176を含む。前記第1および第2孔部は、第1復心腕部106上にある第1孔部178および第2孔部180と一直線になる。ボルト182は、第1固定要素162および第1復心腕部106の第1孔部174、178を通り、ナット184に固定される。ナット184およびボルト182の配置によって、第1復心腕部106の近端部118は第1固定要素162に対して回転可能になる。第1固定要素162に対する第1復心腕部106の回転は、以下では図15を参照して説明されるであろう。ピンストラップ188を有する着脱可能なピン186は、第1固定要素162および第1復心腕部106の第2孔部176、180をそれぞれ通って延在する。ピン186は、第1復心腕部106の近端部118が第1固定要素162に対して回転することを許容するように着脱可能にされる。
図8を参照すると、第1復心小組み立て体102の下方部分の拡大図が示されている。第1ねじり棒110(図8には示されていない)の下端部168は、アンカボディ60の空隙内に配置される下方ブッシング190を含む。第1ねじり棒110は、下方ブッシング190内で回転可能に支持される。該下方ブッシングは、複数の固定部材194によってアンカボディ60に固定される下方カバー板192によって前記空隙内に固定される。1または複数のワッシャ196は、下方カバー板192と、第1ねじり棒110の下端部168に固定される第1復心連結部108との間に備えられる。ねじ198は、窪み部166内に延在することによって第1ねじり棒110の下端部168を第1復心連結部108に固定する。第1復心連結部108の遠端部130、132は、ボルト200およびナット202によって交差連結部134に固定される。連結器10の中心位置において、第1および第2復心連結部108、114は、交差連結部134に実質的に垂直になっている。連結器復心装置100の完全な組み立て体は図9〜14に示され、これらの図においては、連結器10がない連結器復心装置100が示されている。図7〜8に関連する上記の議論は、第1小組み立て体102の要素を記載することに着目していたが、第2小組み立て体104は、同じ要素を用いて正確な方法で配置される。
図15を参照すると、第1および第2復心腕部106、112は、復心腕部106、112および固定要素162にある第2孔部176、180からピン186を取り外すことによって、非係止位置へと動かされてもよい。ピン186を取り外すことによって、第1および第2の復心腕部106、112は、第1および第2のローラ140、142に接触せずに動くことが許容される。これにより、連結器10は、連結器復心装置100に係止されずに、中心位置から中心からずれた位置まで自由に回転されてもよい。このことは、連結器10および/または連結器復心装置100を使用する間において、特に有利である。
連結器復心装置100の構成について説明してきたが、ここでは、図1、4、16および17を参照して、該復心装置の動作原理が説明されるであろう。小組み立て体102、104は、一方の小組み立て体が動くことが原因となって、他方の小組み立て体が対応して動くように、交差連結部134によって互いに回転可能に連結される。長軸90に平行な中心位置から離れる一方向への第1小組み立て体102の角度の変位が原因となって、第2小組み立て体104の同一方向への対応する角度の変位が生じる。換言すれば、第1復心腕部106が回転するときの角運動が原因となって、第1復心連結部108の対応する回転運動が生じるであろう。第1および第2復心連結部108、114は交差連結部134によって接続されているので、第1ねじり棒100を通って延在する垂直軸周りでの第1復心連結部108の角運動が原因となって、第2復心連結部114および第2復心腕部112の対応する角運動が生じるようになる。もっとも、以下に説明されるように、第1および第2復心連結部108、114は、第1および第2係止要素148、150が存在することが原因となって、回転することが妨げられる。
図1および4を参照すると、連結器10は中心位置にあり、該位置においては、連結器機構50、可変チューブ40、および牽引用歯車機構30は、長軸90に対して実質的に平行であり同軸となっている。この方向付けにおいて、第1および第2復心連結部108、114は、交差連結部134に対して実施的に垂直方向に向けられる。第1および第2復心腕部106、112は、長軸90に対してローラの外部の横方向側面および長軸90に垂直に測定される各ローラの直径の下方の位置で第1および第2ローラ140、142と接触する。換言すれば、第1および第2復心腕部106、112は、第1および第2復心腕部106、112の最も近くにあるローラ端部と第1および第2ローラ軸144、146との間の位置において、ローラ140、142の外表面に対して静止している。第1および第2復心腕部106、112は、ねじり棒110、116内でねじり力を生ずるために、第1および第2ねじり棒の下端部168に対して第1および第2ねじり棒110、116の上端部164を回転することによって、第1および第2ローラ140、142の表面に対して予め荷重がかけられていてもよい。第1および第2ねじり棒110、116は、第1および第2小組み立て体の間に釣り合う力を生ずるために、好ましくは反対方向に回転される。予め荷重をかけることによって第1および第2ローラ140、142にかかる力は、各小組み立て体102、104の係止ボルト154の長さを調節することによって制御されてもよい。長軸90から離れるように第1復心腕部106の係止ボルト154を緩めることによって、第1ローラ140に予めかけられた荷重が解放される一方で、長軸90方向に係止ボルト154を締めることによって、前記予めかけられた荷重は増加される。同様に、長軸90から離れるように第2復心腕部112の係止ボルト154を緩めることによって、連結器復心装置100の中心位置において、第2ローラ142に予めかけられた荷重が解放される一方で、長軸90方向に係止ボルト154を締めることによって、前記予めかけられた荷重は増加される。
図16〜17を参照すると、連結器アンカ20に対する連結器10の回転運動が原因となって、連結器復心装置100において対応する動きが生じる。図16〜17に示すように、連結器機構50、可変チューブ40、および牽引用歯車機構30が、長軸90から離れる方向および第1復心腕部106に向かう方向に角度α、β、または他のあらゆる角度だけ回転される場合、第1ローラ部140も第1復心腕部106に向かって動く。一実施形態では、連結器機構50、可変チューブ40、および牽引用歯車機構30は、長軸90から離れるいずれかの方向に30°まで回転されてもよい。連結器機構50、可変チューブ40、および牽引用歯車機構30が第1復心腕部106方向に回転し続けることが原因となって、第1ローラ140は第1復心腕部106の湾曲表面204と係合し、湾曲表面204に沿って回転する。第1復心腕部106の湾曲表面204に沿った第1ローラ140の動きが原因となって、第1復心腕部106に反りが生じる。第1復心腕部106は、その近端部において第1ねじり棒110に固定されるので、第1復心腕部106の反りは、第1ねじり棒110の垂直軸周りの第1復心腕部106の回転に帰結する。第1復心腕部106のこの回転が原因となって、第1ねじり棒の下端部168に対して第1ねじり棒110の上端部164が捩れる。第1ねじり棒110が捩れることが原因となって、第1および第2復心連結部108、114および交差連結部134の動きを経て伝えられる第2ねじり棒116の対応するねじれが生じる。第2ねじり棒116が捩れることにより、第2復心腕部112の近端部120は、第2ねじり棒116の垂直軸周りに回転する傾向を示すようになる。もっとも、第2係止要素150は、第2復心腕部112の移動経路内に介在されるので、第2復心腕部112は、第2係止要素150と係合して、第2復心腕部のさらなる動きが妨げられる。第1小組み立て体102も同様に拘束されないので、第1および第2ねじり棒の上端部と下端部との間での相対的な捩れのために、第1復心腕部106の動きが原因となって、第1および第2ねじり棒110、116内で復元力が生じる。連結器10が中心からずれた位置にある(つまり、長軸90に対して一直線でない)ときはいつでも、前記復元力が存在する。連結器復心装置100内の復元力によって、液圧式の、または空気の作用を利用した機器からの助力を要さずに、中心位置まで連結器10を手動で戻すことができる。第1および第2ねじり棒110、116の大きさおよび長さは、連結器復心装置100内に十分な復元力が生じて、一人の使用者が連結器10を手動で操作して中心位置まで戻すことを許容するように選ばれる。例えば、連結器復心装置100は、約80ポンドで入力される力が、中心からずれた位置から中心位置まで連結器10を復元するのに十分となるように設計されてもよい。本開示は、第1復心腕部106に向かう方向に連結器10を動かすことを説明することに着目しているが、連結器10が第2復心腕部112に向かう方向に動く場合、連結器復心装置100の要素は、逆方向に同じように動く。
既存の連結器復心手段に連結器復心装置100を組み込んだ連結器10の利益の一つは、隣接する車両の連結器に対してある鉄道車両の連結器10を一直線にするために、連結器復心装置100が、連結器アンカ20に対して連結器10を回転運動できるように適合されることである。連結器復心装置100が許容するのは、連結器10の手動での調整が、中心からずれた位置から鉄道車両の長軸90に対して実質的に平行である中心位置まで連結器を一直線にすることである。別の利益は、連結器復心装置100内でねじり棒110、116を使用することによって、液圧式の、または空気の作用を利用したポンプ、ホース、およびバルブなどの第2機器に依存しない機械的なシステムが作り出されることである。連結器復心装置100は、より小型で軽量な装置を許容する。該装置は、連結器10上またはその近傍において、補助的な機器用の追加のスペースを許容する。したがって、他の機器を装着するために連結器10に隣接するさらなるスペースをもたらすのと同様に、手動での調整をもたらすために、連結器復心装置100は、既存の連結器の位置合わせシステムに取って代わるように使用されてもよい。
先の説明では、連結器のねじりばね復心装置の種々の実施形態が提供されたが、当該技術分野の当業者であれば、本発明の範囲および精神から逸脱せずに、これらの実施形態を修正および変形し得る。例えば、本開示は、可能な範囲で、あらゆる実施形態の1または複数の特徴が、他のあらゆる実施形態の1または複数の特徴と組み合わされ得ることを意図していることが理解される。したがって、先の説明は、限定するよりもむしろ例示することを意図している。本願明細書で先述された発明は添付の請求項によって定義され、前記請求項の等価物の意味するものおよび範囲内に属する発明に対する全ての変形は、それらの範囲内に包含される。

Claims (20)

  1. 連結器アンカと、
    前記連結器アンカに対して、実質的に水平な平面内で中心位置から中心からずれた位置まで回転する連結器機構と、
    前記連結器アンカに対して、前記連結器機構を復心するための連結器復心装置と、を備え、
    前記連結器復心装置は、
    第1復心腕部および実質的に垂直方向に前記連結器アンカを通って延在する第1ねじり棒に接続される第1復心連結部を有する第1復心腕部小組み立て体と、
    第2復心腕部および実質的に垂直方向に前記連結器アンカを通って延在する第2ねじり棒に接続される第2復心連結部を有する第2復心腕部小組み立て体と、
    前記第1および第2復心連結部を接続する交差連結部と、
    前記第1および第2復心腕部に接触する一対の第1および第2ローラと、を備える、
    鉄道車両用の連結器。
  2. 前記連結器機構に連結される支持ブラケットをさらに含み、
    前記第1および第2ローラは、第1および第2ローラの軸が前記連結器機構の長軸に対して実質的に垂直方向に向かうように前記支持ブラケットに接続される、
    請求項1に記載の連結器。
  3. 前記第1および第2復心腕部は、前記連結器機構が前記中心からずれた位置まで回転された場合、前記連結器機構を前記中心位置まで復元するための前記第1および第2ねじり棒において復元力を生ずるように、前記第1および第2ローラに対して予め荷重がかけられている、
    請求項1に記載の連結器。
  4. 前記中心位置からの前記連結器機構の回転運動が原因となって、前記第1および第2復心腕部の一方は、前記第1および第2ねじり棒において復元力を生ずるために、前記第1および第2ローラの一方に沿って回転する、
    請求項1に記載の連結器。
  5. 前記第1および第2ねじり棒における前記復元力は、前記中心位置からの前記連結器機構の回転運動に比例して増加する、
    請求項4に記載の連結器。
  6. 前記第1および第2ねじり棒における前記復元力は、前記連結器機構を前記中心位置まで復元する、
    請求項1に記載の連結器。
  7. 前記第1および第2復心腕部は非係合位置へと移動可能であり、前記非係合位置において、前記連結器機構は中心位置に向かうことを促されない、
    請求項1に記載の連結器。
  8. 前記第1および第2復心腕部は湾曲形状を有する、
    請求項1に記載の連結器。
  9. 前記第1および第2ねじり棒は、実質的に六角形の断面形状を有する、
    請求項1に記載の連結器。
  10. 鉄道車両を連結するための鉄道車両連結器であって、
    前記鉄道車両連結器は、
    鉄道車両本体に接続される連結器アンカと、
    前記連結器アンカに対して、実質的に水平な平面内で中心位置から中心からずれた位置まで回転する連結器機構と、
    前記連結器アンカに対して、前記連結器機構を復心するための連結器復心装置と、を備え、
    前記連結器復心装置は、
    第1復心腕部および実質的に垂直方向に前記連結器アンカを通って延在する第1ねじり棒と接続される第1復心連結器を有する第1復心腕部小組み立て体と、
    第2復心腕部および実質的に垂直方向に前記連結器アンカを通って延在する第2ねじり棒と接続される第2復心連結器を有する第2復心腕部小組み立て体と、
    前記第1および第2復心連結部を接続する交差連結部と、
    前記第1および第2復心腕部に接触する一対の第1および第2ローラと、を備える、
    鉄道車両連結器。
  11. 前記連結器機構に連結される支持ブラケットをさらに含み、
    前記第1および第2ローラは、第1および第2ローラの軸が前記連結器機構の長軸に対して実質的に垂直方向に向かうように前記支持ブラケットに接続される、
    請求項10に記載の連結器。
  12. 前記第1および第2復心腕部は、前記連結器機構が前記中心からずれた位置まで回転された場合、前記連結器機構を前記中心位置まで復元するための前記第1および第2ねじり棒において復元力を生ずるように、前記第1および第2ローラに対して予め荷重がかけられている、
    請求項10に記載の連結器。
  13. 前記中心位置からの前記連結器機構の回転運動が原因となって、前記第1および第2復心腕部の一方は、前記第1および第2ねじり棒において復元力を生ずるために、前記第1および第2ローラの一方に沿って回転する、
    請求項10に記載の連結器。
  14. 前記第1および第2ねじり棒における前記復元力は、前記中心位置からの前記連結器機構の回転運動に比例して増加する、
    請求項13に記載の連結器。
  15. 前記第1および第2ねじり棒における前記復元力は、前記連結器機構を前記中心位置まで復元する、
    請求項10に記載の連結器。
  16. 前記第1および第2復心腕部は非係合位置まで移動可能であり、前記非係合位置において、前記連結器機構は中心位置に向かうことを促されない、
    請求項10に記載の連結器。
  17. 前記第1および第2復心腕部は湾曲形状を有し、前記第1および第2ねじり棒は実質的に六角形の断面形状を有する、
    請求項10に記載の連結器。
  18. 鉄道車両の連結器アンカに対して連結器機構を復心するための連結器復心装置であって、
    前記連結器復心装置は、
    第1復心腕部および前記連結器アンカを通って延在する第1ねじり棒に接続される第1復心連結部を有する第1復心腕部小組み立て体と、
    第2復心腕部および前記連結器アンカを通って延在する第2ねじり棒に接続される第2復心連結部を有する第2復心腕部小組み立て体と、
    前記第1および第2復心連結部を接続する交差連結部と、
    前記第1および第2復心腕部に接触する一対の第1および第2ローラと、を備える、
    連結器復心装置。
  19. 前記連結器機構に連結される支持ブラケットをさらに含み、
    前記第1および第2ローラは、第1および第2ローラの軸が前記連結器機構の長軸に対して実質的に垂直方向に向かうように前記支持ブラケットに接続される、
    請求項18に記載の連結器。
  20. 前記第1および第2復心腕部は湾曲形状を有し、前記第1および第2ねじり棒は実質的に六角形の断面形状を有する、
    請求項18に記載の連結器。
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