JP2015534085A - 温度センサシステムおよび温度センサシステムの製造方法 - Google Patents

温度センサシステムおよび温度センサシステムの製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、温度プローブ素子(1)および第1のセラミックハウジング部(200)を備える温度プローブ(100)を提供する。温度プローブ素子(1)は、1つのセンサ素子(2)および電気配線(複数)(4)を備える。第1のセラミックハウジング部(200)は、閉じた下側端部(215)と開放された上側端部(216)とを有するスリーブ形状の下側部分(210)、およびこの開放された上側端部(216)と結合されている上側部分(220)を備える。さらにセンサ素子(2)は、スリーブ形状の下側部分(210)内に配設されている。上側部分(220)は、凹部221を備え、この凹部には、電気配線(4)が、少なくとも部分的に配設されて引回されている。下側部分(210)および上側部分(220)は、一体的に形成されている。さらに本発明は、および温度センサシステムを製造するための方法を提示する。【選択図】 図5

Description

本発明は、温度センサシステムに関する。さらに本発明は、温度センサシステムの製造方法に関する。
監視および制御のために温度を測定することは、様々なアプリケーションを用いて行われており、たとえばセラミックの高温導電体サーミスタ素子(NTC thermistor、“negative temperature coefficient thermistor”),シリコン温度センサ(たとえばいわゆるKTY温度センサ),白金温度センサ(PRTD,“platinum resistance temperature detector”),または熱電対(TC,“Thermocouple”)を用いて行われている。
アプリケーションでの容易な取り付けや充分な機械的剛性のため、この温度センサ自体を外部の影響に対して保護するため、および侵食性の媒体による腐食を避けるため、一般的にはプラスチック,単なる金属構造,またはプラスチック-金属結合体からなるハウジング(複数)内に組み込むことが行われる。電気的接続には、一般的にコネクタ接続部および/または導電体リード(Leitungszufuhrungen)がこれらのハウジングに組み込まれる。このようなシステムに適合したシーリングは、ガスケット(Dichtungen),埋込用材料(Vergussmaterialien),および/または接着材料を用いて行われる。
しかしながら、プラスチックハウジングまたはポリマーハウジングを有するセンサシステムは、非常に高い温度の測定には用いられない。このようなプラスチックハウジングまたはポリマーハウジングを有するシステムの最高使用温度は、約200℃〜250℃に制限されている。これに対して、基本的に温度に対しより安定な金属は、複雑なハウジング形状を実現することが極めて困難であり、このためアプリケーションのための多くの幾何形状的要求を満たすことができない。さらに金属ハウジングを有するセンサシステムは、腐食が発生するために、特に侵食性の媒体においては限定的にのみ使用可能である。このように構築されたシステムのもう1つの大きな欠点は、この追加の構造で決定される伝熱および使用される材料の小さな熱伝導によるこのシステムの応答時間の遅延である。
特許文献1には、金属ハウジングを有するセンサシステムが開示されている。
特許文献2には、セラミックスリーブを有するセンサシステム記載されている。
欧州特許出願公開公報第2420807A2号 特開第2010−032237号公報
本発明の少なくとも幾つかの実施形態の課題は、高い堅牢性および短い応答時間を備えた温度センサシステムを提供することである。さらに本発明のいくつかの実施形態での解決すべき課題は、温度センサシステムを製造する方法を提供することである。
これらの課題は、独立請求項に記載の物および方法によって解決される。本発明の有利な実施形態および変形実施例は、従属項および以下の記載と図から示される。
本発明の少なくとも1つの実施形態による温度センサシステムは、1つの温度プロープ素子を備え、この温度プロープ素子は、1つのセンサ素子と電気配線(複数)とを備える。このセンサ素子は、たとえばサーミスタ素子,シリコンセンサ素子または白金センサ素子,または熱電対であってよい。
さらにこの温度センサシステムは、第1のセラミックハウジング部を備える。この第1のセラミックハウジング部は、閉じた下側端部と開放された上側端部とを有するスリーブ形状の下側部分、およびこの開放された上側端部と結合されている上側部分を備える。このスリーブ形状の下側部分の閉じた下側端部は、上記の第1のセラミックハウジング部の外面に、たとえば、このスリーブ形状の下側部分の円錐状のテーパー先端または丸められた先端として形成されていてよい。この温度プロープ素子のセンサ素子は、好ましくはこのスリーブ形状の下側部分内に配設されている。たとえばこのセンサ素子は、このスリーブ形状の下側部分の内側で、上記の閉じた下側端部の近傍に配設されていてよく、ここで上記の電気配線がセンサ素子から外側に上記の開放された上側端部に延在している。
もう1つの実施形態によれば、この開放された上側端部と結合されている第1のセラミックハウジング部の上側部分は凹部(Aussparungen;複数)を備え、これらの凹部に温度プローブ素子の電気配線が少なくとも部分的に配設されて引回されている。これらの凹部は、たとえば内部にあるポケット部(Taschen;複数)または沈下部(Vertiefungen;複数)の形態で実装されていてよく、これらは上記の電気配線の引回しおよび収容に用いられる。
もう1つの実施形態によれば、第1のセラミックハウジング部の下側部分および上側部分は、一体的に形成されている。たとえばこの下側部分および上側部分は、1つの共通な製造プロセスで製造されていてよい。具体的には、この下側部分および上側部分は、たとえば固定具を用いた結合方法で互いに結合された、2つの別々に製造された部品ではない。上記の第1のセラミックハウジング部の下側部分と上側部分との間には接合部分が存在しないので有利である。
もう1つの実施形態によれば、第1のセラミックハウジング部は1つの射出成型部品である。たとえばこの第1のセラミックハウジング部は、いわゆるセラミック射出成形技術を用いて製造されていてよい。このセラミック射出成形技術を利用して、非常に複雑で、カストマの要求に合った、高い機械的強度を備えたセラミックハウジング構造を高精度かつ再現性良く製造することができ有利である。
もう1つの実施形態によれば、第1のセラミックハウジング部は、大きな熱伝導率を有するセラミック材料を含む。たとえばこの第1のセラミックハウジング部は、酸化アルミニウム,窒化アルミニウム,または炭化ケイ素から成っていてよい。これらの材料は、非常に大きな機械的強度を有し、本発明による温度センサシステムに必要な機械的安定性を与え、そのアプリケーションにおいて要求される負荷条件を満たすので有利である。さらに本発明による温度センサシステムは、第1のセラミックハウジング部のこれらの材料特性のおかげで、非常に小さな応答時間を備えている。この応答時間は、第1のセラミックハウジング部の壁厚および材料によって、たとえば6秒未満であり、有利には3秒未満である。
もう1つの実施形態によれば、第1のセラミックハウジング部は、上記のスリーブ形状の下側部分の領域に、0.3〜3mmの壁厚を備える。特に好ましい実施形態によれば、この第1のセラミックハウジング部は、このスリーブ形状の下側部分の領域に、0.5〜1.5mmの壁厚を備える。これによってこの温度センサシステムのとりわけ小さな応答時間を達成することができ、同時に十分な安定性を達成することができる。
もう1つの実施形態によれば、本発明による温度センサシステムは、第2のセラミックハウジング部を備え、この第2のセラミックハウジング部は、上記の第1のセラミックハウジング部の上側部分と結合されている。この第2のセラミックハウジング部は、好ましくはこの温度センサシステムを封止している。この上側部分は、たとえば1つの延長部を備え、この延長部は、上記のスリーブ形状の下側部分の開放された上側端部の中に突き出しており、これを用いて当該上側部分を当該下側部分に固定することができる。
好ましくはこの延長部は凹部(複数)を備え、これらの凹部に温度プローブ素子の電気配線(複数)が、少なくとも部分的に配設されて引回されている。このようにして上記の第1のセラミックハウジング部および第2のセラミックハウジング部には、一体化された、好ましくは上記の電気配線に幾何形状的に合わせられた配線ガイド部が設けられている。さらにこの第1と第2のセラミックハウジング部は、シール面(複数)が設けられてよく、これらのシール面は、たとえば接着用の結合材料で充たされてよい。
もう1つの実施形態によれば、第2のセラミックハウジング部は、第1のセラミックハウジング部と同じ材料を含んでいる。この第2のセラミックハウジング部は、好ましくは第1のセラミックハウジング部と同様に、セラミック射出成型技術を用いて製造することができる射出成型部品である。
もう1つの実施形態によれば、第1および第2のセラミックハウジング部は、結合材料によって互いに結合されている。この結合材料は、たとえば温度センサシステムの使用温度に依存して、ポリマー,ガラス,またはセラミックの接着剤を含むか、あるいはポリマー,ガラス,またはセラミックの接着剤であってよい。好ましくは第1および第2のセラミックハウジング部は、この結合材料を用いて、シール面の圧力嵌め(kraftschlussig)および形状嵌め(formschlussig)で互いに結合されている。
もう1つの実施形態によれば、温度センサシステムは、1つの埋込用材料(Vergussmaterial)を備えてよく、この埋込用材料は上記の第1のセラミックハウジング部の下側部分に配設されてセンサ素子を包囲している。好ましくはこのセンサ素子はこの埋込用材料によって完全に包囲されている。この埋込用材料は、たとえばポリマーであってよく、好ましくは温度安定なポリマー,ガラス,または、たとえばアルミナセメント(Aluminiumoxidzement)のようなセメント状の材料を含んでよく、あるいはこれらの材料の1つから成っていてよい。この際この埋込用材料は、特にこの温度センサシステムの使用温度に依存して選択される。たとえばこの埋込用材料は、300℃までの使用温度では温度安定なポリマーを含むか、あるいはこれから成っていてよい。1000℃までの使用温度では、特にガラスまたはセメント状の材料が好ましい。
もう1つの実施形態によれば、上記の埋込用材料と結合材料は、同じ材料を含んでいる。たとえば埋込用材料として、接着性を有する温度安定な埋込用材料が使用されてよい。上記の第1および第2のセラミックハウジング部の接着用の材料は、同時に上記の電気配線(複数)および/またはこれらの電気配線によって接続される接続ケーブル(Anschlussleitungen;複数)の固定、および/またはこれらの電気配線および配線ガイド部の接続部位への充填に用いられる。
もう1つの実施形態によれば、上記の温度プローブ素子の電気配線(複数)は、好ましくは小さな腐食性を有する1つ以上の温度安定な材料を含み、あるいは1つ以上のこのような材料から成っている。これらの電気配線は、たとえば鉄あるいは、白金,金,または銀のような貴金属から成るワイヤであってよい。さらにこれらの電気配線は、たとえばクロムおよび/またはニッケルを多く含む高温安定なスチール合金であってよく、あるいはニッケルで被覆した銅ワイヤで形成されていてよい。
もう1つの実施形態によれば、これらの電気配線は接続ケーブルと接続されている。好ましくはこれらの接続ケーブルは、はんだ付け可能である。たとえばこれらの接続ケーブルも、同様に少なくとも部分的に、第1のセラミックハウジング部の上側部分の凹部の中に引回されていてよい。これらの電気配線の接続ケーブルとの接続は、たとえば高温溶着処理によって行われ、たとえば硬ろう付け(Hartloten),圧着(Crimpen),または溶接によって行われる。
もう1つの実施形態によれば、これらの接続ケーブルは、少なくとも一部の領域が被覆されている。たとえばこれらの接続ケーブルは被覆部を備え、この被覆部は、たとえば300℃までの使用温度ではポリマーを備え、あるいはポリマーから成っている。300℃を越える使用温度では、たとえば300℃〜1000℃での使用温度では、この被覆部はガラスファイバーを含むかあるいはこれから成っていてよい。もう一つの実施形態によれば、これらの接続ケーブルは金属で被覆された無機絶縁ケーブルとして実装されている。これらの接続ケーブルの電気的インタフェースとの接続は、たとえば必要に応じて、コネクタ接続または圧着,はんだ付け,あるいは溶接で行われる。
もう1つの実施形態によれば、上記の温度センサシステムは、1つの出口領域を備え、この出口領域において、第1および第2のセラミックハウジング部からの電気配線および/または接続ケーブルが出されている。好ましくはこの出口領域は、シーリングを用いて封止されている。このシーリングは、たとえばポリマー,ガラス,またはセラミックの埋込用材料を含み、あるいはこれらの材料の1つから成っていてよい。この際特に300℃までの使用温度では、ポリマーによるシーリングが適しており、300℃を越える使用温度では、ガラスを用いたシーリングが適している。1つの好ましい実施形態によれば、このシーリングは、上記の埋込用材料および/または結合材料と同じ材料を含んでよい。
もう1つの実施形態によれば、上記のセンサ素子はNTCセンサ素子である。NTCセンサ素子は、とりわけその小さな製造コストを特徴としている。このNTCセンサ素子には、たとえばガラススリーブが設けられていてよい。
もう1つの実施形態によれば、上記のセンサ素子はペロブスカイト構造を有する。たとえば、このセンサ素子は、Y,Ca,Cr,Al,Oの元素を含むペロブスカイト構造を有する。好ましくは、このセンサ素子は、一般化学式ABO3のペロブスカイト構造を有する1つのセラミック材料を含む。特に高い適用温度での使用、たとえば300℃〜1000℃の間での使用では、このようなセンサ素子が好ましい。とりわけ好ましくは上記の機能セラミックのセンサ素子は、(Y1-xCax)(Cr1-yAly)O3の組成を有し、x=0.03〜0.05およびy=0.85である。
もう1つの他の実施形態によれば、上記のセンサ素子はスピネル構造を有する。たとえばこのセンサ素子は、Ni,Co,Mn,Oの元素を含むスピネル構造であってよい。好ましくは、このセンサ素子は、一般化学式AB24あるいはB(A,B)O4のスピネル構造を有する1つのセラミック材料を含む。このようなセンサ素子は、とりわけ低い適用温度、たとえば300℃までの使用が好ましい。とりわけ好ましくは、上記の機能セラミックのセンサ素子は、Co3-(x+y)NixMny4の組成を有し、x=1.32およびy=1.32である。
ここに記載する温度センサシステムの利点は、ハウジンング寸法の非常に精度の良い実装にあり、このハウジング寸法は、追加のシステム部品無しに簡単かつ標準的な取付を可能とし、非常に小さな応答時間と同時に、非常に大きな機械的および化学的堅牢性、また極めて長時間の安定性を可能とする。以上によりここに記載する、第1および第2のセラミックハウジング部によってセラミックカプセル化された温度センサシステム(複数)は、高い適用温度でも、またとりわけ侵食性の媒体あるいはガスにおいても使用することができる。
さらに本発明は、および温度センサシステムの製造方法に関する。この製造方法で製造された温度センサシステムは、上述の実施形態の1つ以上の特徴を備えることができる。以上および以下に記載する実施形態は、温度センサシステムに有効であり、およびまたこの圧力センサの製造方法にも同様に有効である。
1つの実施形態によれば、上記の温度プローブ素子および、たとえばセラミック射出成型技術で製造された第1と第2のセラミックハウジング部が準備される。この第1および第2のセラミックハウジング部の製造では、たとえば構造セラミック粉末であるセラミックの工業原料が適合した形状に射出される。このセラミック粉末は、たとえば酸化アルミニウム粉末,窒化アルミニウム粉末,または炭化ケイ素粉末,および有機バインダ剤を含んでいる。これより生成される、いわゆるグリーン体は、好ましくはこれに続いた脱バインダ工程で殆ど有機成分が取り除かれる。この脱バインダ工程は、2段階すなわち水性および熱的な工程であるか、または1段階すなわち熱的な工程のみである。この後、この脱バインダされたグリーン体は、好ましくは適合した温度、たとえば酸化アルミニウムの場合は純度によって約1600℃〜1700℃で焼結される。
1つの実施形態によれば、上記の温度プローブ素子は、上記の第1のセラミックハウジング部のスリーブ形状の下側部分の中に配設される。この後埋込用材料が、この第1のセラミックハウジング部の中に、このセンサ素子がこの埋込用材料によって完全に包囲されるように投入される。さらに上記の電気配線が、この第1のセラミックハウジング部の上側部分の凹部の中に配設される。続いてこの第1のセラミックハウジング部の上側部分は、たとえばポリマー,ガラス,またはセラミックの接着材を含む結合材料を用いて、上記の第2のハウジング部と結合される。1つの好ましい実施形態によれば、上記の埋込用材料と結合材料は、同じ材料を含んでいる。
もう1つの実施形態によれば、上記の温度プローブ素子の電気配線(複数)は、硬ろう付け,圧着,または溶接を用いて接続される。さらに、好ましくはこれらの電気配線および/または接続ケーブルの一部の領域が、第2のセラミックハウジング部との上記の上側部分の結合の前に、上記の第1のセラミックハウジング部の上側部分の凹部(複数)の中に部分的に配設される。
もう1つの実施形態によれば、これらの接続ケーブルは、続いて第1および/または第2のセラミックハウジング部からの出口領域において、ポリマーまたはガラスを用いてシーリングされる。
本温度センサシステムのさらなる有利点および有利な実施形態を、図1〜7に記載した実施形態を参照して、以下に示す。
1つの実施例による温度センサシステムの概略外観図である。 1つの実施例による温度センサシステムの概略外観図である。 1つの実施例による温度センサシステムの概略外観図である。 1つの実施例による温度センサシステムの概略外観図である。 図1〜4の温度センサシステムの概略断面図である。 図1〜4の温度センサシステムを分解図で示した概略図である。 もう1つの実施例による温度センサシステムの製造方法の図である。
実施例及び図において、同等の、または同等に機能する構成要素には同じ参照符号が付されている。図示されている要素及びそれら相互の大きさの関係は、基本的に寸法通りとはなっていない。むしろ、例えば層や部品や領域のような個々の要素は、より見易くするため、及び/またはよりよく理解されるように、誇張した厚みや大きさで表されている場合がある。
図1〜4は、ここに記載する1つの実施例による温度センサシステム100の様々な外観図である。ここで図3に示す温度センサシステム100は、第2のセラミックハウジング部300が無い状態で示されている。図5は、図1〜4に示す温度センサシステム100を断面図で示したものであり、図6はこの温度センサシステム100を分解図で示したものである。以下の説明はこれらの図1〜6を同様に参照するものである。
本発明による温度センサシステム100は、1つの温度プローブ素子1を備え、この温度プローブ素子は、1つのセンサ素子2および電気配線(複数)4を備える。ここに示す実施例においては、センサ素子2は、NTCセンサ素子として実装されており、ガラススリーブが設けられている。
センサ素子2は、Y,Ca,Cr,Al,Oの元素を含むペロブスカイト構造を有する。具体的には、このセンサ素子2は、(Y1-xCax)(Cr1-yAly)O3の組成を有し、x=0.03〜0.05およびy=0.85である。これにより温度センサシステム100は、有利に高い適用温度で使用され、たとえば300℃〜1000℃の使用に適している。
代替として、センサ素子2は、スピネル構造を有してよい。NTCセンサ素子の代替として、このセンサ素子2はたとえばシリコンセンサ素子,白金センサ素子,または熱電対であってよい。
さらに、温度センサシステム100は、第1のセラミックハウジング部100を備え、この第1のセラミックハウジング部100は、閉じた下側端部215と開放された上側端部216とを有するスリーブ形状の下側部分210、およびこの開放された上側端部216と結合されている上側部分220を備える。このスリーブ形状の下側部分210と上側部分220とで一緒に1つの「L形状」の本体を形成し、この本体は一体的に形成されている。第1のセラミックハウジング部200は、セラミック射出成型方法を用いて製造されている1つの射出成型部品である。この第1のセラミックハウジング部200は、酸化アルミニウムを含む。代替としてこの第1のセラミックハウジング部200は、窒化アルミニウム,または炭化ケイ素を含んでもよく、あるいはこれらの材料の1つから成っていてもよい。
センサ素子2は、スリーブ形状の下側部分210内で、上記の閉じた下側端部215の近傍に配設されている。このセンサ素子2と接続されている電気配線4は、開放された上側端部216の方向に延びている。第1のセラミックハウジング部200の上側部分220は、凹部(複数)221を備え、これらの凹部には、上記の温度プローブ素子1の電気配線4が、少なくとも部分的に配設されて引回されている。
この温度センサシステム100は、さらに上記の第1のセラミックハウジング部200の上側部分220と結合されている、第2のセラミックハウジング部300を備える。この第2のセラミックハウジング部300は、凹部(複数)321を有する1つの延長部301を備え、これらの凹部に、上記の電気配線が少なくとも部分的に配設されて引回されている。この第2のセラミックハウジング部300は、同様に酸化アルミニウムを含み、また射出成型部品として製造されていてもよい。
第1および第2のセラミックハウジング部200,300は、結合材料500を用いて互いに結合されている。この結合材料500は、ポリマーを含んでいる。代替としてこの結合材料500は、ガラスまたはセラミックの接着材を含んでよく、あるいはこれらの材料の1つから成っていてよい。
上記の第1のセラミックハウジング部200のスリーブ形状の下側部分210内には、埋込用材料400が配設されており、この埋込用材料はこの温度プローブ素子1のセンサ素子2を包囲している。この埋込用材料400は、ポリマーを含んでいる。代替としてこの埋込用材料400は、ガラスまたはセメント状の材料、たとえばアルミナセメントを含んでよく、あるいはこれらの材料の1つから成っていてよい。
電気配線4は、硬ろう付けを用いて温度安定な接続ケーブル600と接続されている。代替として、電気配線4は、圧着または溶接を用いてこれらの接続ケーブル600と接続されていてよい。これらの接続ケーブル600は、ポリマーから成る被覆部を備える。さらに、これらの接続ケーブル600の被覆部はガラスファイバーから成っていてよく、あるいはこれらの接続ケーブル600は金属被覆された無機絶縁ケーブルとして実装されていてよい。これらの接続ケーブル600は、圧着を用いてコネクタ接続部800に接続されている。代替として、この接続ケーブル600とコネクタ接続部800との接続は、はんだ付けまたは溶接を用いて行われてよい。
温度センサシステム100は、出口領域700を備え、ここで上記の第1および第2のセラミックハウジング部200,300から上記の接続ケーブル600が出されている。この出口領域700は、ポリマーを含むシーリング900を用いて封止されている。代替としてこのシーリング900は、ガラスまたはセラミックの埋込用材料を含んでよく、あるいはこれらの材料の1つから成っていてよい。
ここで記載する温度センサシステム100は、非常に短い応答時間、非常に大きな機械的および化学的堅牢性、および良好な長期安定性を備えており、有利である。以上により本発明による温度センサシステム100は、高い適用温度でも、また特に侵食性の媒体あるいはガスにおいても使用することができる。この温度センサシステム100のさらなる利点は、このハウジングの極めて精度の高い実装にあり、これは追加のシステム部材無しに、容易かつ標準化された取付を可能とする。
図7は、ここで説明した1つの実施例による温度センサシステム100の製造方法を示す。ここで第1の方法ステップ10において、温度プローブ素子1および第1と第2のセラミックハウジング部200,300が準備される。第1および第2のセラミックハウジング部200,300は、好ましくはセラミック射出成型技術を用いて製造される。この際、酸化アルミニウム粉末および有機バインダ剤から成る構造セラミック粉末を含むセラミック工業原料が用いられ、所望の形状に射出成型され、これによって生成されるグリーン体は、続いて脱バインダ処理でほとんど有機成分が除去される。この後この脱バインダされたグリーン体は、1600℃〜1700℃で焼結される。
これに続く方法ステップ20において、温度プローブ素子1は、上記の第1のセラミックハウジング部200のスリーブ形状の下側部分210の閉じた下側端部215に配設される。この後方法ステップ30において、上記のセンサ素子2が埋込用材料400で包囲されるように、この第1のセラミック部分200の中に、具体的には上記のスリーブ形状の下側部分210内に埋込用材料400が投入される。この埋込用材料400は、好ましくはポリマーを含んでいる。代替としてこの埋込用材料400は、ガラスまたはセメント状の材料、たとえばアルミナセメントを含んでよく、あるいはこれらの材料の1つから成っていてよい。これに続く方法ステップ40において、温度プローブ素子1の電気配線4の一部が、上記の第1のセラミックハウジング部200の上側部分220の凹部221の中に配設される。この後この第1のセラミックハウジング部200の上側部分220は、方法ステップ50において、たとえばポリマー,ガラス,またはセラミックの接着材を含む結合材料500を用いて、第2のセラミックハウジング部300と結合され、ここで電気配線4の部分は上記の第2のセラミックハウジング部300の延長部301の凹部321で引回される。続いて出口領域700が、ポリマーを含むシーリング900を用いて封止される。代替としてこのシーリング900は、ガラスまたはセラミックの埋込用材料を含んでもよく、あるいはこれらの材料の1つから成っていてもよい。
上記の図に示された実施例においては、代替としてまたは追加的に発明の概要に記載された実施例による他の特徴を備えてよい。
本発明は、実施例を参照した説明によってこれらの実施例に限定されているのではなく、すべての新規な特徴及び特徴のすべての組み合わせを包含する。これは具体的には請求項(複数)中の特徴のすべての組み合わせを含み、この特徴ないしこの組み合わせ自体が請求項(複数)ないし実施例中に明示されていない場合も含む。
100 : 温度センサシステム
200 : 第1のセラミックハウジング部
210 : 下側部分
215 : 閉じた下側端部
216 : 開放された上側端部
220 : 上側部分
221,321 : 凹部
300 : 第2のセラミックハウジング部
301 : 延長部
400 : 埋込用材料
500 : 結合材料
600 : 接続ケーブル
700 : 出口領域
800 : コネクタ接続部
900 : シーリング
1 : 温度プローブ素子
2 : センサ素子
4 : 電気配線
10,20,30,40,50 : 方法ステップ

Claims (14)

  1. 温度センサシステム(100)であって、
    1つのセンサ素子(2)および電気配線(複数)(4)を備えた1つの温度プローブ素子(1)と、
    閉じた下側端部(215)と開放された上側端部(216)とを有するスリーブ形状の下側部分(210)と、当該開放された上側端部(216)と結合されている側部分(220)とを備えた1つの第1のセラミックハウジング部(200)と、
    を備え、
    前記センサ素子(2)は、前記スリーブ形状の下側部分(210)に配設されており、
    前記上側部分(220)は、凹部(複数)(221)を備え、当該凹部には前記電気配線(4)が少なくとも部分的に配設されて引回されており、
    前記下側部分(210)および前記上側部分(220)は一体的に形成されている、
    ことを特徴とする温度センサシステム。
  2. 前記第1のセラミックハウジング部(200)は、射出成型部品であることを特徴とする、請求項1に記載の温度センサシステム。
  3. 請求項1または2に記載の温度センサシステムにおいて、
    前記第1のセラミックハウジング部(200)は、酸化アルミニウム,窒化アルミニウム,または炭化ケイ素を含むことを特徴とする温度センサシステム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の温度センサシステムにおいて、
    前記第1のセラミックハウジング部(200)と結合されており、凹部(複数)(321)を有する1つの延長部(301)を備える、1つの第2のセラミックハウジング部(300)を備え、
    前記凹部において前記電気配線(4)が少なくとも部分的に配設されて引回されている、
    ことを特徴とする温度センサシステム。
  5. 請求項4に記載の温度センサシステムにおいて、
    前記第1のセラミックハウジング部(200)および前記第2のセラミックハウジング部(300)は、ポリマー,ガラス,またはセラミックの接着剤を含む結合材料によって、互いに結合されていることを特徴とする温度センサシステム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の温度センサシステムにおいて、
    前記第1のセラミックハウジング部の前記下側部分(210)に配設されて前記センサ素子(2)を包囲している埋込用材料(400)を備えることを特徴とする温度センサシステム。
  7. 請求項6に記載の温度センサシステムにおいて、
    前記埋込用材料(400)は、ポリマーまたはガラスまたは酸化アルミニウムを含み、あるいはこれから成ることを特徴とする温度センサシステム。
  8. 前記センサ素子(2)は、NTCセンサ素子であることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の温度センサシステム。
  9. 請求項8に記載の温度センサシステムにおいて、
    前記NTCセンサ素子(2)は、化学式(Y1-xCax)(Cr1-yAly)O3の組成を有し、x=0.03〜0.05およびy=0.85であるペロブスカイト構造を備えることを特徴とする温度センサシステム。
  10. 請求項8に記載の温度センサシステムにおいて、
    前記NTCセンサ素子(2)は、化学式CO3-(x+y)NixMny4の組成を有し、x=1.32およびy=1.32であるスピネル構造を備えることを特徴とする温度センサシステム。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の温度センサシステムを製造するための方法であって、
    前記温度プローブ素子(1)、および前記第1のセラミックハウジング部(200)と前記第2のセラミックハウジング部(300)を準備するステップと、
    前記温度プローブ素子(1)を前記第1のセラミックハウジング部(200)の前記スリーブ形状の下側部分(210)内に配設するステップと、
    前記センサ素子(2)が埋込材料(400)によって包囲されるように、前記第1のセラミックハウジング部(200)の中に、当該埋込材料(400)を投入するステップと、
    前記電気配線(4)の一部を前記第1のセラミックハウジング部(200)の前記上側部分(220)の延長部(301)の前記凹部(221)内に配設するステップと、
    結合材料(500)を用いて前記第1のセラミックハウジング部(200)の前記上側部分(220)を前記第2のセラミックハウジング部(300)と結合するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  12. 前記埋込用材料(400)および前記結合材料(500)は、同じ材料を含むことを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 請求項11または12に記載の方法において、
    前記電気配線(4)は、硬ろう付け,圧着,または溶接を用いて、接続ケーブル(600)と接続され、
    前記接続ケーブル(600)は、前記第2のセラミックハウジング部(300)との前記上側部分(220)の結合の前に、前記上側部分(220)の前記延長部(301)の前記凹部(221)内に部分的に配設されることを特徴とする方法。
  14. 請求項13に記載の方法において、
    前記接続ケーブル(600)は、第1のセラミックハウジング部(200)および/または第2のセラミックハウジング部(300)からの出口領域(700)において、ポリマーまたはガラスを用いてシーリングされることを特徴とする方法。
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