JP2015532396A - ピストンリング - Google Patents

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Abstract

往復圧縮機用のピストンリング(1)は、軸線方向(H)を備えた中心(M)を中心として周方向(N)に延びるとともに弧状の外側表面(2k)を有する一体的なシールリング(2)であって、ジョイント端部(2l)による突き合わせジョイントと、ジョイント端部(21)間を周方向(N)に延びる間隙(2a)とを有するシールリング(2)と、間隙(2a)をシールするとともに対称面(S)に関して対称的であるジョイントシール(3)とを備える。ジョイントシール(3)は、対称面(S)を始点として、周方向(N)に沿って両側に延びる2本の脚部(3d)を含む。2本の脚部(3d)は、20?乃至180?の合計の角度範囲にわたって延び、径方向外側に配向された弧状の脚部の外側表面(3g)を有する。ジョイントシール(3)は、対称面(S)を始点として、周方向(N)に沿って両側に延びるとともに軸線方向(H)に沿って脚部(3d)を超えて突出する接触部(3b)を備え、接触部(3b)は、周方向(N)に沿って2本の脚部(3d)の一部の角度にわたってのみ延びる。接触部(3b)は、径方向に脚部の外側表面(3g)に対して戻るように径方向外側に配向される接触面(3c)を有し、これにより、脚部(3d)は、接触面(3c)に沿って係止部(3h)を形成し、この係止部は、軸線方向(H)に並べられる。シールリング(2)およびジョイントシール(3)は、組み立ての際に、ジョイントシール(3)が係止部(3h)を介してシールリング(2)に対して側方に載置されるように、かつ接触部(3b)の接触面(3c)が間隙(2a)に沿って延びるとともに周方向(N)に沿って間隙(2a)をカバーするように互いに構成される。

Description

本発明は、請求項1の前文によるピストンリングに関する。
気体や蒸気のような流体を圧縮するために、空転往復圧縮機は特に好適である。ピストンをシールする要素として、プラスチックからなるピストンリング、例えば直線的なカットジョイントや相欠き継ぎを備えた一体的なピストンリングが、そのような往復圧縮機において好適に使用される。このタイプの一体的なピストンリングは、往復圧縮機の作動時に生じるピストンリングの摩耗により、ピストンリングの2つのジョイント端部間の距離が拡大され、これによりシール作用が低減されるという短所を有する。特に、水素のような軽い気体の圧縮時に、ジョイントの間隙がこのように拡大されることにより、作動の比較的短い期間の後にピストンリングに大きな漏洩が生じる。したがって、作動の比較的短い期間の後にピストンリングを交換する必要がある。
特許文献1は、摩耗が漸増するが所定のシール作用を維持可能なピストンリング、いわゆる一対のリングを開示する。この一対のリングは、直線的なカットジョイントを備えた一体的なシールリングを含み、軸線方向の他径方向にもシールリングを覆う一体的なL字状のカバーリングを含む。シールリングの周面、およびカバーリングの周面は、各場合において約340度にわたって延び、これにより、弾性的に屈曲することによって、摩耗を補償する。そのような一対のリングは、シール作用が、所定時間後に低減されるという短所を有する。さらに、そのような一対のリングは破損の危険性がある。さらに、そのような一対のリングの製造コストは比較的高い。特許文献2および3は各々ピストンリングを開示する。これらのピストンリングは、その実装が困難であり、破損の危険性があり、その製造が比較的高価であり、高圧のシールに好適ではないという短所を有する。
欧州特許出願第1275888号明細書 英国特許第129193号明細書 米国特許第1419781号明細書
本発明は、経済的により好適なピストンリングを設計することを目的とする。
この目的は請求項1の要素を有するピストンリングで達成される。従属項2乃至18はさらなる好適な実施形態に関する。
目的は、特に往復圧縮機用のピストンリングであって、軸線方向を備える中間点を中心とした周方向に延びる一体的なシールリングであって、同シールリングは、弧状に延びる外側表面と、ジョイント端部による直線的なカットジョイントと、該ジョイント端部間を周方向Dに延びる間隙とを含むシールリングと、該間隙をシールするためのジョイントロックとを備えるピストンリングによって達成される。ジョイントロックは、対称面に関して対称的に設計され、ジョイントロックは、対称面を始点として周方向に両側に延びる2本の脚部を有し、ジョイントロックの2本の脚部は、すべて20°乃至180°の角度範囲にわたって延び、ジョイントロックの脚部は、弧状に延びるとともに径方向外側に配向された外側を有し、ジョイントロックは、対称面を始点として周方向に両側に延びるとともにジョイントロックの脚部にわたって軸線方向に沿って突出する接触部を有し、接触部は、ジョイントロックの2本の脚部の一部の角度にわたってのみ周方向に延び、接触部は、径方向外側に配向された接触面を有し、同接触面は、脚部の外側に対して径方向に戻るように延び、これにより、ジョイントロックの脚部は、接触面に沿って軸線方向に配向される係止部を形成するようにロックし、シールリングおよびジョイントロックは、組み立てられた状態において、ジョイントロックが係止部を介してシールリングに対して側方に突き合わされるように、かつ接触部の接触面が、間隙に沿って延びるとともに周方向に沿って間隙を覆うように相互に形状が一致するように設計される。ジョイントロックの対称的な設計は、対称または主対称において、力が、ジョイントロックの領域あるいはシールリングの間隙の領域に生じ、これにより、シールリングにおいて特に一様に材料が摩耗し、これにより、ピストンリングのシール作用が長期にわたって確実に得られるという効果を有する。
本発明によるピストンリングは、ピストンリングがその摩耗から独立したシール作用を有するという効果を有する。本発明によるピストンリングは、間隙を備えた一体的なシールリングとジョイントとを含むとともに、ジョイントあるいはシールリングの間隙をシールするジョイントロックを含む。ジョイントロックは、シールリングに対して移動可能に実装される。ピストンリングを横断して作用される差圧により、ジョイントロックを支持する径方向外側に作用する力が生じ、これにより、ジョイントロックは確実に摩耗されるが、ジョイントロックは径方向外側に作用する力により径方向外側に移動され、これにより、ピストンリングのシール作用が摩耗にかかわらず維持される。しかしながら、周知のピストンリングは、シール作用が不完全な摩耗補償により低減されるという短所を有する。
本発明によるピストンリングは、シールリングが広範囲にわたって周方向に一様な断面積を備えた完全な外形を有し、好ましくは正方形または矩形の断面を備え、シールリングの軸線方向の幅および径方向の幅が好ましくはピストンリングの軸線方向の幅および径方向の幅に相当するという効果をさらに有する。好適な一実施形態において、完全な外形を備えたシールリングは、ジョイントロックまで周方向に延びる。実施形態に応じて20°乃至最大で180°の角度範囲にわたって周方向に延びるジョイントロックの選択された長さに応じて、完全な外形を備えたシールリングは、シールリングがジョイントロックの周方向の長さに応じて340°乃至180°の残りの角度範囲にわたって延びるように好適に設計される。軸線方向に相互に並べられるとともに周方向に延びる少なくとも2つのサブリングからなる従来技術による周知のピストンリングとは対照的に、本発明によるピストンリングは、ピストンリングの軸線方向の幅全体および径方向の幅全体にわたって延びる完全な外形を有する1つのシールリングを有し、これにより、大きな断面積が得られ、特に比較的大きな圧力に耐久可能なシールリングが得られる。ピストンリングの要求がさらに高圧力に耐久することにあるという事実を考慮して、幅全体にわたって完全な外形を備えるシールリングは、大きな力に耐久可能であるため、特に好適である。
ジョイントロックは、20°乃至180°の角度範囲にわたって延びる。好適な一実施形態において、ジョイントロックは120度以下の角度範囲で延びる。導入部で引用された先行技術から、ピストンリングがシールリングおよびカバーリングからなり、シールリングおよびカバーリングの両者が略360°にわたって延びることが周知である。180度以上の角度範囲にわたって延びるカバーリングは、ピストンロッドへの嵌合時に開放される必要があり、これは、実装時または後の作動時にカバーリングに生じる破損の危険性を含むという短所を有する。そのようなカバーリングはさらに、比較的堅固な設計であり。これにより、実装時の破損の危険性がさらに高められる。180°以下または未満の角度範囲にわたって延びるジョイントロックを備えた本発明によるピストンリングは、ピストンロッドへの嵌合時に、開放される必要がなく、したがって、実装時に生じ得る破損が排除されるという効果を有する。さらに、このジョイントロックは、2つのジョイントロックが360度にわたって延びるリングや半加工品から製造可能であるという効果を有する。最大120度まで延びるジョイントロックは、3つのジョイントロックが360度にわたって延びるリングや半加工品から製造可能であるという効果を有する。したがって、必要な材料はより少なくて済むため、ジョイントロックおよびこれに伴うピストンリング全体は、より費用効果的に製造可能である。PEEKのような高価な材料がジョイントロックに使用される場合、これは特に好適である。
本発明によるピストンリングは、一体的なシールリングの他シールリングに対して突き合わされるジョイントロックをさらに含み、ジョイントロックが径方向に移動可能であり、作用される差圧によりシールリングに対して押圧され、これにより、本発明によるピストンリングが高いシール力を有し、摩耗が少なく、かつ実装が単純であるという効果を有する。
好適な一実施形態において、シールリングは、偶発的な屈曲により実装時に高い負荷が作用される、ジョイントに対向する区域において、軸線方向の幅全体および径方向の幅全体にわたって完全な外形を有し、あるいは、低減されない径方向幅または低減されない断面を有するように設計される。好ましくは完全な外形および一定の軸線方向の幅および一定の径方向の幅を備えるシールリングは、340°乃至180°の角度範囲にわたって好適に延びる。これに隣接する、シールリングの2本の端部脚部において、脚部の径方向の幅あるいは脚部の断面積は、2つのジョイント端部に向かう方向において好適に低減され、好ましくは連続して低減される。断面が低減されることにより、曲げ剛性がこれらの隣接する端部脚部の領域で低減され、これにより、改善された摩耗補償が可能となる。端部脚部の低減された曲げ剛性は、シールリングが実装時に損傷を受けず、また、処理において必要とされるシールリングの短期の開放が不要であるという効果をさらに有する。
シールリングのジョイントのシールは、径方向および軸線方向の両者において、いわゆるジョイントロックとして設計される好ましくは特別なL字状の区域により行われる。
周方向におけるこのジョイントロックの範囲は、多くて180°以下であり、これにより、摩耗の補償が、ジョイントロックの屈曲ではなく、ジョイントロックの径方向の移動により行われる。したがって、ジョイントロックの材料特性、特にその弾性は、摩耗補償の質において重要なものではない。さらに、ジョイントロックがピストンに実装される際に、ピストンは実装のために屈曲するものではなく、単純に溝内に挿入されるため、破損の危険性がない。特に好ましい実施形態において、ピストンリングは、例えばPTFEのようなポリマーからなる比較的弾性を備えたシールリングと、例えば金属またはPEEKからなる比較的剛性を備えたジョイントロックとを備える。そのような実施形態は、シールリングがその弾性特性により、実装時に問題なく破損の危険性がなく、開放可能であるという長所を有する。
したがって、本発明によるピストンリングは確実にピストンに実装可能である。空転または円滑な摩擦のシール要素としてのピストンリングは、振動して移動されるピストンのシールに特に好適である。
本発明によるピストンリングを例示的な実施形態に基づいて、詳細に後述する。
ピストンリングを示す平面図。 交差線A−Aに沿った図1aの断面図。 シールリングを示す平面図。 交差線B−Bに沿った図2aの断面図。 ジョイントロックを示す平面図。 交差線C−Cに沿った図3aの断面図。 ピストンリング、およびピストンリングに作用する力をさらに示す平面図。 さらなる例示的な実施形態によるピストンリングを示す平面図。 交差線D−Dに沿った図5aの断面図。 さらなる例示的な実施形態によるジョイントロックを示す平面図。 交差線E−Eに沿った図6aの断面図。 さらなる例示的な実施形態によるピストンリングを示す断面図。 さらなる例示的な実施形態によるピストンリングを示す平面図。 交差線F−Fに沿った図8aの断面図。
例示的な実施形態の説明に使用される図面において、同じ要素には、基本的に同じ参照符号が付される。
図1aは、往復圧縮機用のピストンリング1を示す平面図であり、図1bは、交差線A−Aに沿ったピストンリングの断面図である。ピストンリング1は、シールリング2の他、さらにジョイントロック3を備える。図2aは、シールリング2を示す平面図であり、図2bは、交差線B−Bに沿ったシールリング2の断面図である。図3aは、ジョイントロック3を示す平面図であり、図3bは、交差線C−Cに沿ったジョイントロック3を示す断面図である。シールリング2は、一体的に設計されるとともに中間点Mを中心とした周方向Nに延び、軸線方向Hは、周方向Nに直交して延びる。シールリング2は、弧状に延びる外側表面2kを有し、シールリング2は、ジョイント端部2lによる直線的なカットジョイントを有し、間隙2aは、周方向Nに沿ってジョイント端部2l間を延びる。ジョイントロック3は間隙2aをシールし、ジョイントロック3は対称面Sに関して対称的な設計である。ジョイントロック3は、対称面Sを始点として周方向Nに沿って両側に延びる2本の脚部3dを有し、ジョイントロックの2本の脚部3dは、最小で20°乃至最大で180°の角度範囲全体にわたってすべて延び、図1aおよび図3aに示すように、好ましくは、180°未満の角度範囲にわたって延びる。ジョイントロックの脚部3dは、弧状に延びるとともに径方向外側に配向される外側3gを有する。ジョイントロック3は、対称面Sを始点として周方向Nに沿って両側に延びるとともに軸線方向Hに沿って脚部3dにわたって突出する接触部3bを有する。接触部3bは、ジョイントロックの2本の脚部3dの角度範囲の一部にわたってのみ周方向Nに延び、接触部3bは径方向外側に配向される接触面3cを有し、接触面3cは脚部の外側3gに対して径方向に戻るように延び、これにより、接触面3cに沿ったジョイントロックの脚部3dは、軸線方向Hに配向された係止部3hを形成する。シールリング2およびジョイントロック3は、図1aおよび図1bから明らかなように、組み立てられた状態において、ジョイントロック3が係止部3hを介してシールリング2に対して側方に突き合わされ、これにより、接触部3bの接触面3cが、特に間隙2aに沿って延びるとともに、周方向Nに沿ってこれを覆うように相互に形状が一致するように設計される。
シールリング2およびジョイントロック3は、ジョイントロック3がシールリング2の内側2iに突き合わされた場合にジョイントロック3の脚部の外側3gおよびシールリング2の外側表面2kが周方向Nの少なくとも一部にわたって径方向に一致して延びるように、好適に相互に形状が一致するように設計される。この場合、径方向外側に配向されるガス圧力Gは、ジョイントロック3に作用し、これにより、図4に示すように、往復圧縮機の作動時に、ジョイントロック3は径方向外側に押圧され、図1aに示す位置を占める。往復圧縮機の作動時に、ピストンリング1は、所定の程度摩耗する。すなわち、ジョイントロック3の径方向外側に配向された側3gおよびさらにシールリング2の外周面2kの少なくとも一部は、所定の程度摩耗する。外周面2kは、特に先端ほど細くなる脚部2eの領域が所定の程度摩耗する。これにより、間隙2aの幅は、往復圧縮機の作動時における摩耗により周方向Nに増加する。ジョイントロック3に作用するガス圧力Gは、ジョイントロック3に対して径方向外側に作用する力を作用させ、これにより、ジョイントロック3は、シールリング2およびジョイントロック3の摩耗が大きくなると、間隙2aに対して所定の位置にさらに突き合わされ、間隙2aをシールする。したがって、本発明によるピストンリング1は、確実に摩耗を補償し、かつさらに長期にわたって確実にシール作用を有する。
図1aおよび図2aに示すように、シールリング2は、シールリング2が第1の脚部2bおよび第2の脚部2cからなり、周方向Nに沿ったこれらの2本の脚部2bおよび2cが、先端ほど細くなる脚部2eに沿って径方向にジョイント端部2lに向かって先端ほど細くなるように、好適に設計される。2本の脚部2bおよび2c、あるいは脚部2eは、ジョイント端部2lまで延びる角度範囲に沿って好適に先端ほど細くなり、この角度範囲は、ジョイント端部2lを始点とし、例えば45°であり、最大で90°である。
好適な一実施形態において、ジョイントロック3は、図1aおよび図3aに示すように、中間に、対称面Sの領域に、接触面3cを超えて径方向に突出する突出タブ3aを有し、タブ3aは、周方向Nにおいて、間隙2aと同じ幅であるか間隙2aより狭く設計される。突出タブ3aは、脚部の外側3gまで好適に延びる。好適な一実施形態において、ジョイントロック3は、最大180°の角度範囲にわたって周方向Nに延びる。
シールリング2は、図1bおよび図2bに示すように、第1の脚部2bおよび第2の脚部2cからなるように好適に設計される。各脚部2bおよび2cは、肩部2gを有し、脚部2bおよび2cの軸線方向の幅Kは、肩部2gの領域において低減され、これにより、各脚部2bおよび2cは、肩部2gとジョイント端部2lとの間に低減された軸線方向の幅K1を備える端部脚部2hを有する。
図1aおよび図2aに示すように、周方向Nに沿ったシールリング2は、一定の軸線方向の幅Kおよび2つの肩部2g間の一定の径方向の幅Iを有し、これにより、図2bに示すように、この区域に沿ったシールリング2は、矩形または正方形の設計である完全な外形を有する。端部脚部2hは、低減された軸線方向の幅K1を有し、ジョイントロックの脚部3dは、軸線方向の部分的な幅K2をさらに有し、端部脚部2hおよびジョイントロックの脚部3dは、それらの軸線方向の幅全体が、2つの肩部2g間のシールリング2の軸線方向の幅Kに対応するように、相互に形状が一致するように配置されるとともに設計される。したがって、ピストンリング1は、全周面に沿って一定の軸線方向の幅Kを確実に有する。
図1bに示すように、ジョイントロックの脚部3dは、好ましくは係止部3hを介して端部脚部2hに対して突き合わされ、端部脚部2hの低減された軸線方向の幅K1およびジョイントロックの脚部3dの軸線方向の部分的な幅K2は、軸線方向の幅Kに相当する軸線方向の幅全体をなす。
好適な一実施形態において、端部脚部2hおよび先端ほど細くなる脚部2eの両者は、肩部2gにて同じ遷移点を始点とし、すなわち周方向に沿ったシールリング2は、肩部2gから脚部2eに沿って径方向に先端ほど細くなるとともに軸線方向に低減された軸線方向の幅K1を有する。しかしながら、この遷移点は、端部脚部2hと先端ほど細くなる脚部2eとにおいて同一である必要はなく、したがって、第1の脚部2bおよび第2の脚部2cが例えば肩部2gに対して周方向Nに沿って先端側に数度の角度をなした位置に先端ほど細くなる脚部2fが形成されてもよい。
図1aから明らかなように、好適な一実施形態におけるジョイントロック3は、2つの接触部3bを有し、これらは、接触部3bの端部に向かう方向に低減される径方向の壁厚を有する。さらに、シールリング2は、シールリング2が、周方向に沿ってジョイント2lを始点として径方向に増加する壁厚を有するように延びるように設計され、ジョイントロック3およびシールリング2の壁厚は、図1aに示すように、ジョイントロック3およびシールリング2の径方向の幅の合計が一定となるように相互に形状が一致するように径方向に好適に延び、これにより、周方向に沿ったピストンリング1は、一定の径方向の幅Iを好適に有する。
図6aおよび図6bは、ジョイントロック3のさらなる例示的な実施形態を示し、これは、図3aに示す例示的な実施形態とは対照的に、鼻部3aを有さない。
好適な一実施形態において、各脚部2bおよび2cは、図2bに示すように、肩部2gを有し、脚部2bおよび2cの軸線方向Hにおける軸線方向の幅Kの厚みは、肩部2gの領域において低減され、これにより、脚部2bおよび2cは、肩部2gとジョイント端部2lとの間に低減された厚み、あるいは低減された軸線方向の幅K1を有する。
好適な一実施形態において、シールリング2およびジョイントロック3は、図1aに示すように、ジョイントロック3の2本の脚部3dが対応する端面3fで終端するように、形状が一致するように形成される。また、各面3fおよびさらに肩部2gは、ジョイントロック3がシールリング2に挿入される場合に、端面3fが対応する肩部2gに突き合わされるように、形状が一致するように設けられる。これにより、ジョイントロック3は、シールリング2に対して所定の位置を占める。これは、図6aおよび図6bに示すように、突出タブ3aや鼻部3aがないジョイントロック3を使用する場合、特に好適である。
さらなる好適な実施形態において、シールリング2は、図5aおよび図5bに示すように、周方向Nに延びる外周面2kに圧力解放溝2mを有し、また、圧力解放溝2mとシールリング2の内側との間を連通させる開口2oがさらに設けられる。圧力解放溝2mは、中間点Mに対して間隙2aの反対側にかつ対称的に好適に延びる。本実施形態は、高度に実装されたシールシステムにおける使用に特に好適である。
図5aおよび図5bに示すように、圧力解放溝2mは、圧力解放溝2mに沿った外周面2kの幅全体が、主に端部脚部2hの低減された軸線方向の幅K1に沿った外周面2kに一致するように好適に幅広に設計される。これにより、外周面2kは、圧力解放溝2mに沿って、かつ端部脚部2hに沿って同じ軸線方向の幅を有する。これにより、シールリング2をピストン壁に突き合わせる表面圧力は、周方向に沿って等しいか同様である。これにより、シールリング2は過剰に負荷が作用される点がないため、等しい程度の摩耗が続く。図5aに示すように、圧力解放溝2mの始点または端部2nは、中間点Mを通過する水平線に関して肩部2gに対して対称に設けられる。本実施形態により、漸増する対称的な力が外周面2kに作用する。
さらなる可能な実施形態において、シールリング2は、図7に示すように、第1の脚部2bを備え、周方向N全体に沿った同じ軸線方向の幅K全体を有する。脚部2bは、周方向N全体にわたって同じ径方向の幅Iを有するか、図7に示すように、遷移点2dの後に、径方向の幅に対して先端ほど細くなる脚部2eを有する。
さらなる可能な実施形態において、ピストンリング1は、図8aおよび図8bに示すように、シールリング2またはその2本の脚部2bおよび2cが、径方向に周方向N全体に沿って一定の径方向の幅Iを有し、これは、ジョイント2lの領域のちょうど端部においてのみ低減される。例示的な本実施形態において、ジョイントロック3の径方向の幅は、シールリング2の径方向の幅Iより僅かに幅広な設計である。これにより、上記図8aに示すように、ジョイントロック3はシールリング2を収容可能である。
好適な一実施形態において、ピストンリング1、あるいはシールリング2およびジョイントロック3は、同じ材料から製造される。しかしながら、シールリング2およびジョイントロック3を異なる材料から製造することが好適であることも分かっている。材料として、例えばPTFE、PEEKおよび/または変形PEEKが好適である。好適な一実施形態において、シールリングは、PTFEのようなポリマーから製造されるが、ジョイントロックはPEEKから製造される。本発明によるピストンリングは、空転コンプレッサおよび円滑なコンプレッサの両者において使用可能である。空転用の材料として、例えば充填PTFEや、PEEK、ポリイミド、ポリアミドイミド、エポキシド、PFAのような高温ポリマーが好適である。円滑なコンプレッサの材料として、例えば充填プラスチックおよび繊維複合材料、あるいは例えばねずみ鋳鉄や銅のような金属材料が好適である。円滑なコンプレッサにおいて、ピストンリングのハイブリッド溶液は、PEEKまたはPTFEのようなプラスチックからなるピストンリング1、および銅のような金属からなるジョイントロック3によってさらに考えられるであろう。そのようなハイブリッド溶液により、非常に良好なシール作用が得られる。さらなる好適な実施形態において、ピストンリング1は、シールリング2およびジョイントロック3が異なる材料から製造され、シールリング2の材料がジョイントロック3より好ましくは少なくとも10%低い曲げ弾性率を有するように設計される。
本発明によるピストンリング1は、非加圧状態にあるジョイントロック3が重力によりシリンダバレルに接触しないように水平コンプレッサに設けられる。重力に対抗してジョイントロックをシリンダバレルに対して径方向外側に移動させる、ピストンリング1に作用される差圧によってジョイントロックを駆動することにより、シールリング2の接合部がシールされる。

Claims (18)

  1. 往復圧縮機用のピストンリング(1)であって、
    軸線方向(H)を備える中間点(M)を中心とした周方向(N)に延びる一体的なシールリング(2)であって、同シールリング(2)は、弧状に延びる外側表面(2k)と、ジョイント端部(2l)による直線的なカットジョイントと、該ジョイント端部(2l)間を周方向(N)に延びる間隙(2a)とを含むシールリング(2)と、
    前記間隙(2a)をシールするためのジョイントロック(3)と、を備え、
    前記ジョイントロック(3)は、対称面(S)に関して対称的に設計され、前記ジョイントロック(3)は、前記対称面(S)を始点として周方向(N)に沿って両側に延びる2本の脚部(3d)を有し、前記ジョイントロックの前記2本の脚部(3d)は、すべて20°乃至180°の角度範囲にわたって延び、前記ジョイントロックの前記脚部(3d)は、弧状に延びるとともに径方向外側に配向された外側(3g)を有し、前記ジョイントロック(3)は、前記対称面(S)を始点として周方向(N)に沿って両側に延びるとともに前記ジョイントロックの前記脚部(3d)にわたって前記軸線方向(H)に沿って突出する接触部(3b)を有し、前記接触部(3b)は、前記ジョイントロックの前記2本の脚部(3d)の一部の角度にわたってのみ周方向(N)に延び、前記接触部(3b)は、径方向外側に配向された接触面(3c)を有し、同接触面(3c)は、前記脚部の外側(3g)に対して径方向に戻るように延び、これにより、前記接触面(3c)に沿った前記ジョイントロックの前記脚部(3d)は、前記軸線方向(H)に配向される係止部(3h)を形成し、前記シールリング(2)および前記ジョイントロック(3)は、組み立てられた状態において、前記ジョイントロック(3)が前記係止部(3h)を介して前記シールリング(2)に対して側方に突き合わされるように、かつ前記接触部(3b)の前記接触面(3c)が、前記間隙(2a)に沿って延びるとともに前記周方向(N)に沿って前記間隙(2a)を覆うように相互に形状が一致するように設計されることを特徴とするピストンリング(1)。
  2. 前記シールリング(2)は、第1の脚部(2b)および第2の脚部(2c)からなり、各脚部(2b、2c)は、肩部(2g)を有し、前記脚部(2b、2c)の軸線方向の幅(K)は、前記肩部(2g)の領域において低減され、これにより、各脚部(2b、2c)は、前記肩部(2g)と前記ジョイント端部(2l)との間に低減された軸線方向の幅(K1)を備える端部脚部(2h)を有することを特徴とする請求項1に記載のピストンリング。
  3. 前記シールリング(2)は、2つの前記肩部(2g)間に前記周方向(N)に沿って一定の軸線方向の幅(K)および一定の径方向の幅(I)を有し、前記端部脚部(2h)は、低減された軸線方向の幅(K1)を有し、前記ジョイントロックの前記脚部(3d)は、軸線方向の部分的な幅(K2)を有し、前記端部脚部(2h)および前記ジョイントロックの前記脚部(3d)は、それらの軸線方向の幅全体が、2つの前記肩部(2g)間の前記シールリング(2)の前記軸線方向の幅(K)に対応するように、相互に形状が一致するように配置されるとともに設計されることを特徴とする請求項2に記載のピストンリング。
  4. 前記ジョイントロックの前記脚部(3d)は、前記係止部(3h)を介して前記端部脚部(2h)に対して突き合わされ、前記端部脚部(2h)の前記低減された軸線方向の幅(K1)および前記ジョイントロックの前記脚部(3d)の前記軸線方向の部分的な幅(K2)は、前記軸線方向の幅(K)に相当する軸線方向の幅全体をなすことを特徴とする請求項3に記載のピストンリング。
  5. 前記シールリング(2)および前記ジョイントロック(3)は、前記ジョイントロック(3)が前記シールリング(2)の前記内側(2i)に突き合わされた場合に前記ジョイントロック(3)の前記脚部の外側(3g)および前記シールリング(2)の前記外側表面(2k)が前記周方向(N)の少なくとも一部にわたって径方向に一致して延びるように、相互に形状が一致するように設計されることを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載のピストンリング。
  6. 前記ジョイントロック(3)は、中間に、前記対称面(S)の領域に、前記接触面(3c)を超えて径方向に突出する突出タブ(3a)を有し、前記タブ(3a)は、前記周方向(N)において前記間隙(2a)と同じ幅であるか前記間隙(2a)より狭く設計されることを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載のピストンリング。
  7. 前記突出タブ(3a)は、前記脚部の外側(3g)まで延びることを特徴とする請求項6に記載のピストンリング。
  8. 前記ジョイントロック(3)は、最大で120°の角度範囲にわたって前記周方向(N)に延びることを特徴とする請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載のピストンリング。
  9. 前記シールリング(2)は、第1および第2の脚部(2b、2c)からなり、前記周方向(N)に沿った前記2本の脚部(2b、2c)は、径方向に前記ジョイント端部(2l)に向かって先端ほど細くなることを特徴とする請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載のピストンリング。
  10. 前記2本の脚部(2b、2c)は、前記ジョイント端部(2l)まで延びる角度範囲に沿って先端ほど細くなり、前記ジョイント端部(2l)を始点とするこの角度範囲は、最大で90°であることを特徴とする請求項9に記載のピストンリング。
  11. 前記2本の脚部(2b、2c)は、周方向全体(N)に沿った一定の径方向の幅(I)を有することを特徴とする請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載のピストンリング。
  12. 前記ジョイントロック(3)の前記2本の脚部(3d)は、対応する端面(3f)で終端し、前記端面(3f)およびさらに肩部(2g)は、前記ジョイントロック(3)が前記シールリング(2)に挿入される場合に、前記端面(3f)が対応する前記肩部(2g)に突き合わされるように、相互に形状が一致するように設けられることを特徴とする請求項2乃至11のうちのいずれか一項に記載のピストンリング。
  13. 外側周面(2k)上の前記シールリング(2)は、前記周方向に延びる圧力解放溝(2m)を有することを特徴とする請求項1乃至12のうちのいずれか一項に記載のピストンリング。
  14. 前記圧力解放溝(2m)は、前記中間点(M)に関して前記間隙(2a)に対向するとともに対称的に延びることを特徴とする請求項13に記載のピストンリング。
  15. 前記シールリング(2)および前記ジョイントロック(3)は同じ材料から製造されることを特徴とする請求項1乃至14のうちのいずれか一項に記載のピストンリング。
  16. 前記シールリング(2)および前記ジョイントロック(3)は異なる材料から製造され、前記シールリング(2)の前記材料は、前記ジョイントロック(3)より少なくとも10%低い曲げ弾性率を有することを特徴とする請求項1乃至15のうちのいずれか一項に記載のピストンリング。
  17. 前記シールリング(2)は金属からなり、前記ジョイントロック(3)はプラスチックからなることを特徴とする請求項16に記載のピストンリング。
  18. 前記シールリング(2)はポリマーからなり、前記ジョイントロック(3)はPEEKからなることを特徴とする請求項16に記載のピストンリング。
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