JP2015522944A - 太陽電池モジュール及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光使用効率を高める太陽電池モジュール及びその製造方法の提供。【解決手段】本発明に係る太陽電池モジュールは、バックシート、反射構造体、少なくとも1つの太陽電池ユニット、下封止材、上封止材及び光透過基板を含む。反射構造体は、バックシート上に位置し、斜面及び反射層を含む。太陽電池ユニットは、バックシート上に設置されており、反射構造体に接触せずに接近する。斜面は、太陽電池ユニットに向かう方向に傾斜して形成されている。反射層は、斜面上に設置されていることで、光を内部全反射によって太陽電池ユニットに反射させる。下封止材は、バックシートと太陽電池ユニットとの間に設置される。上封止材は、太陽電池ユニット上に設置されている。光透過基板は、上封止材上に設置されている。本発明は、太陽電池モジュールの製造方法にも関する。【選択図】図2

Description

本発明は、太陽電池モジュール及びその製造方法に関し、特に、反射構造体を有する太陽電池モジュール及びその製造方法に関する。
近年、全世界の石油埋蔵量が年々減少しているので、エネルギー問題は大変注目されている。エネルギー源の枯渇による危機を回避するために、様々な代替エネルギー源の発展及び実用が急務になっている。環境問題に対する意識の高まりに伴い、太陽光エネルギーは、クリーン、無尽蔵などの優れた特徴を有する新しいエネルギー源として関連分野で最も注目されている。そのため、日照が十分な場所、例えば、建物の屋根、広場などの場所に太陽電池パネルを設置することが拡大している。
図1は、従来の太陽電池モジュールの上面図である。太陽電池モジュール10は、主に、バックシート11及びバックシート11上に設置される複数の太陽電池ユニット12を含む。一般的に、太陽電池ユニット12が直接衝突して損傷することが防止できるように、太陽電池ユニット12の間には、組立て時の余裕として隙間が確保されている。しかしながら、これらの確保した隙間のため、太陽電池モジュール10の光使用効率が減少され、例えば、太陽電池ユニット12の辺同士間の隙間がバックシート11の面積の約3%を占め、太陽電池ユニット12の角同士間の隙間がバックシート11の面積の約2〜3%を占め、太陽電池ユニット12の外縁(即ち、バックシート11の縁部)の隙間がバックシート11の面積の約3〜4%を占める。言い換えれば、太陽電池モジュール10の約10%の面積は有効に利用することができない。
一般的に、太陽電池モジュールでは、白色バックシートを使用することで、太陽電池ユニットの外部に照射された光の約30%が再利用されることが可能である。しかし、こうすることでも、太陽電池ユニットの外部に照射された光の70%は、有効に利用できないため、太陽電池モジュールの発電効率が低下することになる。
そこで、本発明は、光使用効率を高めるための、反射構造体を有する太陽電池モジュール及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る太陽電池モジュールは、バックシート(第1基板)と、バックシート上に設置されている下封止材と、下封止材上に設置されている複数の太陽電池ユニットと、太陽電池ユニットの少なくとも一方側に設置されている反射構造体と、太陽電池ユニット及び反射構造体に設置されている上封止材と、光透過基板とを含む。反射構造体は、樹脂部材及び反射層を含む。樹脂部材は、太陽電池ユニットに向かって傾斜する斜面と、斜面同士を連結する連結面とを含む。反射層は、斜面に設置されていることで、斜面に照射された光を太陽電池ユニットに反射させる。
本発明の他の態様に係る太陽電池モジュールは、バックシート(第1基板)と、太陽電池ユニットと、下封止材と、上封止材と、光透過基板とを含む。バックシートは、複数の反射構造体を含む。各反射構造体は、斜面、斜面同士を連結する連結面、及び反射層を有する。太陽電池ユニットは、バックシート上に設置されており、反射構造体の少なくとも一方側に位置する。斜面は、それぞれ太陽電池ユニットに向かって傾斜する。反射層は、斜面に設置されている。下封止材は、バックシートと太陽電池ユニットとの間に設置されている。上封止材は、太陽電池ユニットに設置されている。光透過基板は、上封止材上に設置されている。
本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法は、バックシート(第1基板)を準備するステップと、下封止材を準備してバックシート上に配置するステップと、反射構造体を下封止材に配置するステップと、太陽電池ユニットを下封止材に配置し、これら反射構造体をこれら太陽電池ユニットの少なくとも一方側に設置するステップと、上封止材を太陽電池ユニット及び反射構造体に配置するステップと、光透過基板を上封止材上に配置するステップと、バックシート、下封止材、太陽電池ユニット、反射構造体、上封止材及び光透過基板を加熱、積層するステップと、を含む。各反射構造体は、樹脂部材及び反射層を含む。樹脂部材は、太陽電池ユニットに向かって傾斜する斜面と、斜面同士を連結する連結面とを含む。反射層は、斜面に設置されている。
本発明では、太陽電池ユニットの一方側に設置されている反射構造体により、光線は一回または複数回反射されて太陽電池ユニットに伝送される。実際の測定結果によれば、隙間に直接照射された光の約65%が再利用されるため、光使用効率及び太陽電池ユニットの発電効率を高めることができる。
従来の太陽電池モジュールの上面図である。 本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュールの上面図である。 図2に示すA−A矢視方向の一部断面図である。 図2に示すB−B矢視方向の一部断面図である。 図2の太陽電池モジュールの一部の拡大図である。 図2に示すC−C矢視方向の一部断面図である。 本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法を示す図である。 本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図であって、断面方向が図2に示すA−A矢視方向と同じである。 本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図であって、断面方向が図2に示すB−B矢視方向と同じである。 本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図であって、断面方向が図2に示すC−C矢視方向と同じである。 本発明のまた別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図である。 本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図である。 本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図である。 本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図である。 本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図である。
以下、本発明について実施形態を挙げてより具体的に説明するが、これら実施形態は単に例示的なものであって、本発明の範囲を限定するものではないことを理解されたい。当業者であれば、本発明の精神及び範囲を含む各種の変動や潤色は、本発明の保護を求める範囲内に属するものであることを理解されたい。また、本発明の実施形態は、複数の技術的効果を達成することができ、または、特許請求の範囲は、本発明に開示される目的、長所或いは特徴の全てを実現する必要がない。当業者は、本発明を実施する際に本発明が本明細書に開示されている目的、長所或いは特徴以外、本明細書に開示されていないが明らかに本発明の目的、長所或いは特徴を含むことを理解すべきである。そのため、明細書において、本発明の実施形態について説明する目的、長所あるいは特徴は、当業者による本明細書の利用を制限するものではない。なお、要約及び発明の名称は、単に特許文献の検索に用いられるものであって、決して本発明の保護を求める範囲を制限するものではない。
本明細書及び特許請求の範囲で使用する「1つ」及び「当該」という用語は、明確な説明がない限り、「1つまたは少なくとも1つ」の意味を有する。即ち、特定の文脈から複数が明らかにわかる以外、冠詞の単数形は、複数の意味も含んでいる。また、本明細書及び請求範囲において明確な説明がない限り、「その中」という用語は、「その中」及び「その上」を含むことを意図している。さらに、本明細書及び請求範囲において明確な説明がない限り、「ユニットAがユニットBの上/下にある」、「ユニットAがユニットB上/下にある」や他の類似する位置関係を表す用語は、2つのユニットの位置関係を表すものにすぎず、2つのユニットの直接連結または間接連結を含むことを意図している。本明細書及び請求範囲で使用する用語(terms)は、明確な説明がない限り、その用語が当分野で通常使用される場合と同じく意味している。当業者(practitioner)に対して本発明をより明確にするために、本発明を説明するための用語については、以下の段落または明細書で別途説明する。また、本明細書で使用する「含む、備える(comprising、including、involving)」、「有する(having)」、「含有する(containing)」などの用語は、オープンエンド形式(open-ended)であり、つまり、挙げられたものに限定されないことを意図している。
本明細書で使用する「実質的に(substantially)」、「約(around、about)」、「略(approximately)」という用語は、一定の値または範囲の20%以内で、好ましくは10%以内であることを意図している。本明細書の各構成の数は、近似する数であって、明確な説明がない限り、「約」、「略」または「…に近い」で表わすことができる。
数量、濃度または他の数値あるいはパラメータが指定する範囲、好適な範囲またはテーブルで示される理想値を有する場合、数値の範囲は、特別に説明される、任意の上限と下限の数値または理想値からなるすべての範囲であることを意味している。例えば、ある部材の長さHがXcmからYcmの範囲の場合は、その部材の長さHがXからYまでの間のいずれの実数であることを意味している。
以下、図面を参照しながら、本発明の複数の実施形態について説明する。明確に説明するために、実務上の詳細を、以下でまとめて説明する。しかし、これら実務上の詳細は、決して本発明を限定するものではないことを了解すべきである。
図2は、本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュールの上面図である。太陽電池モジュール100は、バックシート110及びバックシート110上に設置されている太陽電池ユニット120に加え、太陽電池ユニット120の少なくとも一方側に設置されている反射構造体130も含む。当該反射構造体130は、一回または複数回の反射により反射構造体130に照射された光を太陽電池ユニット120に反射させて、光使用効率を高める。本実施形態の反射構造体130は、バックシート110に埋め込まれる埋め込み構造であって、設置の場所によって、バックシート110の縁部(即ち、太陽電池ユニット120の外縁部)に設置されている縁部反射構造体130a、(2つの)太陽電池ユニットの辺同士間の隙間に設置されている辺同士反射構造体130b、及び(2つの)太陽電池ユニット120の角同士間の隙間に設置されている角同士反射構造体130cなどがある。太陽電池ユニット120の分布面積は、少なくとも、太陽電池モジュール100の面積の80%を占める。
図3は、本実施形態に係る太陽電池モジュールの、図2に示すA−A矢視方向の一部断面図である。図3に示すように、太陽電池モジュール100は、バックシート110、バックシート110上に設置されている下封止材140、下封止材140上に設置されている太陽電池ユニット120、太陽電池ユニット120の一方側に設置されている縁部反射構造体130a、上封止材142、及び光透過基板150を含む。縁部反射構造体130aは、樹脂部材132a及び反射層138を含む。樹脂部材132aは、太陽電池ユニット120に向かって傾斜する複数の斜面134aと、斜面134a同士を連結する複数の連結面136aとを含む。反射層138は、斜面134aに設置されてバックシート110と斜面134aとの間に位置することで、斜面134aに照射された光を一回または複数回反射させて太陽電池ユニット120に伝送して利用させる。例えば、斜面134aは、斜面134aに照射された光を、内部全反射によって太陽電池ユニット120に伝送して利用させる。単位面積における斜面134aの分布密度を増加させるように、連結面136aは、例えば、バックシート110に垂直するように形成されてもよい。好ましくは、斜面134aとバックシート110との交角θ1が21〜45度の範囲である。一方、連結面136aは、バックシート110との交角が、例えば、斜面134aとバックシート110との交角θ1よりも大きく、または、上記のようにバックシート110にほぼ垂直となるように形成されてもよい。縁部反射構造体130aの斜面134aとバックシート110との交角θ1は、固定の角度であってもよい。縁部反射構造体130aの分布幅は、10〜30mmである。縁部反射構造体130aの分布幅w1が光透過基板150の厚さt1の2倍を超える場合、交角θ1は、[21−47.6×(r−0.5)]度であり、ここで、rが隙間の幅g1に対する光透過基板150の厚さt1の比である。一方、縁部反射構造体130aの分布幅w1が光透過基板150の厚さt1の2倍以下の場合、交角θ1は21度である。
上封止材142及び下封止材140の材料としては、エチレン酢酸ビニル樹脂(ethylene vinyl acetateresin,EVA)、低密度ポリエチレン(lowdensity polyethylene,LDPE)、高密度ポリエチレン(high density polyethylene,HDPE)、シリコーン樹脂(Silicone)、エポキシ樹脂(Epoxy)、ポリビニルブチラール樹脂(Polyvinyl Butyral,PVB)、熱可塑性ポリウレタン樹脂(Thermoplastic Polyurethane,TPU)またはこれらの組合せ物を用いてもよい。より詳しくは、上封止材142及び下封止材140の材料としては、エチレン酢酸ビニル樹脂、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、及び熱可塑性ポリウレタン樹脂から選択された1種、または2種以上からなる組合せ物を用いてもよいが、これに限定されない。
樹脂部材132aの材料は、ポリメチルメタクリレート(Polymethyl methacrylate,PMMA)、ポリエチレンテレフタレート(Polyethyleneterephthalate,PET)、またはポリメチルメタクリルイミド(Polymethyl methacrylimide,PMMI)を含む。より具体的に、樹脂部材132aの材料は、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、またはポリメチルメタクリルイミドであってもよいし、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、及びポリメチルメタクリルイミドから選択された1種、または2種以上からなる組合せ物であってもよい。
バックシートの材料は、ポリフッ化ビニル(PolyvinylFluoride,PVF)、ポリエチレンテレフタレート(Polyethyleneterephthalate,PET)、ポリエチレン−2,6−ナフタレート(Polyethylene Naphthalate,PEN)またはこれらの組合せ物を含む。より具体的に、バックシートの材料は、ポリフッ化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、及びポリエチレン−2,6−ナフタレートから選択された1種、または2種以上からなる組合せ物である。下封止材140は、バックシート110と一体化されてもよい。
縁部反射構造体130aは、必ず太陽電池ユニット120と同じ水平面に設置されるとは限らない。例えば、縁部反射構造体130aの光透過基板150に面する上面からバックシート110までの最短距離は、太陽電池ユニット120のバックシート110に面する下面からバックシート110までの最短距離よりも小さいか、同じか、または大きくなってもよい。樹脂部材132aは、バックシート110上に位置してもよく、例えば、バックシート110の表面に直接配置されてもよい。または、樹脂部材132aの一部または全部をバックシート110内に埋め込むように、バックシート110上には、予め収容溝を加工してもよい。例えば、光透過基板150の厚さt1が3.2mmであると、縁部反射構造体130aの分布幅w1が約10〜20mmであり、縁部反射構造体130aの高さh1が約200μmであり、各斜面134aの幅d1が約261μmである。実験データによると、縁部反射構造体130aに照射された光の約65%は、内部全反射によって太陽電池ユニット120に反射されて、太陽電池ユニット120に再利用される。
反射層138の材料は、反射性に優れた金属、例えば、銀、アルミまたはこれらの合金であってもよい。反射層138は、例えば、堆積法やスパッタ法などの表面メタライズ法により斜面134a上に形成される。樹脂部材132aは、転写法(imprinting)、熱エンボス加工法(hot embossing)、または射出成形法(injection molding)によって製造される。反射層138の厚さは、約50〜300nmである。
図4は、本実施形態に係る太陽電池モジュールの、図2に示すB−B矢視方向の一部断面図である。太陽電池モジュール100は、バックシート110、バックシート110上に設置されている下封止材140、下封止材140上に設置されている太陽電池ユニット120、太陽電池ユニット120の辺同士間の隙間に設置されている辺同士反射構造体130b、上封止材142、及び光透過基板150を含む。辺同士反射構造体130bは、樹脂部材132b及び反射層138を含む。樹脂部材132bは、太陽電池ユニット120に向かって傾斜する複数の斜面134bと、斜面134b同士を連結する複数の連結面136bとを含む。辺同士反射構造体130bの連結面136bは、他方側の太陽電池ユニット120に面する斜面である。反射層138は、斜面134b及び連結面136bに設置されていることで、斜面134b及び連結面136bに照射された光を、一回または複数回反射させて太陽電池ユニット120に伝送して利用させる。例えば、斜面134b及び連結面136bに照射された光を、内部全反射によって太陽電池ユニット120に伝送して利用させ、これにより、光使用効率を高めることができる。好ましくは、斜面134bとバックシート110との交角θ2が21〜30度の範囲であり、連結面136bとバックシート110との交角θ2が21〜30度の範囲である。斜面134bと連結面136bとは、対称になるように設置されてもよい。また、他の実施形態において、連結面136bは、バックシート110に垂直するように設置されてもよい。
辺同士反射構造体130bは、必ず太陽電池ユニット120と同じ水平面に設置されるとは限らない。例えば、辺同士反射構造体130bの光透過基板150に面する上面からバックシート110までの最短距離は、太陽電池ユニット120のバックシート110に面する下面からバックシート110までの最短距離よりも小さいか、同じか、または大きくなってもよい。樹脂部材132bは、バックシート110上に位置してもよく、例えば、バックシート110の表面に直接配置されてもよい。または、樹脂部材132bの一部あるいは全部をバックシート110内に埋め込むように、バックシート110上には、予め収容溝が加工されてもよい。辺同士反射構造体130bの分布幅w2は、隣り合う2つの太陽電池ユニット120の辺同士間の隙間の幅g2によって決められる。辺同士反射構造体130bの分布幅w2は、太陽電池ユニット120の辺同士間の隙間の幅g2と同じか、または、わずかに小さい。例えば、光透過基板150の厚さt1が3.2mmであると、辺同士反射構造体130bの分布幅w2が約3mm、辺同士反射構造体130bの高さh2が約200μm、各斜面134aの幅及び連結面136bの幅の合計d2が約520μmである。
バックシート110、上封止材142、下封止材140、樹脂部材132b及び反射層138の材料は上記とおりであるため、ここではその説明を省略する。樹脂部材132b及び反射層138の製造方法も上記とおりである。
図5Aは、図2の太陽電池モジュール100の一部の拡大図である。図5Bは、図2に示す太陽電池モジュールのC−C矢視方向の一部断面図である。図5A及び図5Bに示すように、太陽電池モジュール100は、バックシート110、バックシート110上に設置されている下封止材140、下封止材140上に設置されている太陽電池ユニット120、太陽電池ユニット120の角同士間の隙間に設置されている角同士反射構造体130c、上封止材142、及び光透過基板150を含む。
角同士反射構造体130cは、太陽電池ユニット120の角同士間の隙間に位置するが、必ず太陽電池ユニット120と同じ水平面に設置されるとは限らない。例えば、角同士反射構造体130cの光透過基板150に面する上面からバックシート110までの最短距離は、太陽電池ユニット120のバックシート110に面する下面からバックシート110までの最短距離よりも小さいか、同じか、または大きくなってもよい。より具体的に、4つの太陽電池ユニット120の角同士間には、隙間が形成されており、角同士反射構造体130cが当該隙間内に位置する。角同士反射構造体130cは、樹脂部材132c及び反射層138を含む。樹脂部材132cは、太陽電池ユニット120に面する4組の斜面134c、及び斜面134c同士を連結する4組の連結面136cを含む。角同士反射構造体130cは、斜面134cに囲まれている中間領域135をさらに含む。斜面134cに囲まれている中間領域135は、実体構造、例えば、樹脂部材132cの一部であってもよいし、非実体的なキャビティ、開口または凹溝であってもよい。中間領域135は、大体、平面を有する。斜面134cのそれぞれは、角同士反射構造体130cを挟持する4つの太陽電池ユニット120に面する。反射層138は、斜面134cに設置されていることで、斜面134cに照射された光を、一回または複数回反射させて太陽電池ユニット120に伝送して利用させる。例えば、斜面134cは、斜面134cに照射された光を、内部全反射によって太陽電池ユニット120に伝送して利用させ、これにより、光使用効率を高めることができる。斜面134cの分布密度を増加させるように、連結面136cはバックシート110に垂直して設置されることが好ましい。樹脂部材132cは、バックシート110上に位置してもよく、例えば、バックシート110の表面に直接配置されてもよい。または、樹脂部材132cの一部あるいは全部をバックシート110中に埋め込むように、バックシート110上には、予め収容溝が加工されてもよい。
角同士反射構造体130cの分布幅w3(ここで、単一の太陽電池ユニット120に面する部分の分布幅を指す)は、光透過基板150の厚さt1、及び、太陽電池ユニット120の角同士間の隙間の幅g3によって決められる。例えば、太陽電池ユニット120の角同士間の隙間の幅g3が光透過基板150の厚さt1の5倍以下の場合、角同士反射構造体130cの分布幅w3は、光透過基板150の厚さt1の2倍及び隙間の幅g3の半分のうち、小さい方と同じである。太陽電池ユニット120の角同士間の隙間の幅g3が光透過基板150の厚さt1の5倍よりも大きい場合、角同士反射構造体130cの分布幅w3は[1.8×(t1+0.15×g3)]である。例えば、光透過基板150の厚さt1が3.2mm、角同士間の隙間の幅g3が22mmであると、角同士反射構造体130cの分布幅w3が約6.4mm、角同士反射構造体130cの高さh3が約200μm、各斜面134cの幅d3が約261μmである。
バックシート110、上封止材142、下封止材140、樹脂部材132c及び反射層138の材料は上記とおりであるため、ここではその説明を省略する。樹脂部材132c及び反射層138の製造方法も上記とおりである。
斜面134cとバックシート110との交角θ3は固定の角度であってもよい。当該交角θ3の大きさは、光透過基板150の厚さt1、及び角同士間の隙間の幅g3によって決められる。太陽電池ユニット120の角同士間の隙間の幅g3が光透過基板150の厚さt1の5倍以下の場合、交角θ3は21度であることが好ましい。太陽電池ユニット120の角同士間の隙間の幅g3が光透過基板150の厚さt1の5倍よりも大きい場合、交角θ3は[21−60×(r−0.2)]度であることが好ましい。ここで、rは、角同士間の隙間の幅g3に対する光透過基板150の厚さt1の比である。
図6は、本発明の一実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法を示す図である。まず、バックシート110を準備する(ステップS10)。バックシート110の材料は、ポリフッ化ビニル(PolyvinylFluoride,PVF)、ポリエチレンテレフタレート(Polyethyleneterephthalate,PET)、ポリエチレン−2,6−ナフタレート(Polyethylene Naphthalate,PEN)またはこれらの組合せ物を含む。バックシート110は、平坦化表面を有してもよいし、バックシート110上に予め形成された収容溝を有してもよい。
次に、下封止材140をバックシート110上に配置する(ステップS20)。下封止材140の材料としては、エチレン酢酸ビニル樹脂(ethylene vinyl acetateresin,EVA)、低密度ポリエチレン(lowdensity polyethylene,LDPE)、高密度ポリエチレン(high density polyethylene,HDPE)、シリコーン樹脂(Silicone)、エポキシ樹脂(Epoxy)、ポリビニルブチラール樹脂(Polyvinyl Butyral,PVB)、熱可塑性ポリウレタン樹脂(Thermoplastic Polyurethane,TPU)またはこれらの組合せ物を用いてもよいが、これに限定されない。下封止材140は、バックシート110と一体化されてもよい。
次に、反射構造体130を下封止材140上に配置する(ステップS30)。
次に、太陽電池ユニット120を下封止材140上に配置する(ステップS40)。反射構造体130は、樹脂部材132及び反射層138を含み、太陽電池ユニット120の少なくとも一方側に設置される。樹脂部材132は、太陽電池ユニット120に面する斜面134と、斜面134同士を連結する連結面136とを含む。反射層138は、少なくとも斜面134に設置される。反射構造体130は、配置位置によって縁部反射構造体、辺同士反射構造体、及び角同士反射構造体に分けられ、それぞれの構造の詳細については、上記とおりである。図6は、辺同士反射構造体を例示したものである。このような埋め込み反射構造体130は、下封止材140上に直接設置されてもよいし、バックシート110上に予め対応して加工された収容溝に収容されてもよい。反射構造体130の反射層138がバックシート110に面する一方側に設置されるため、太陽電池ユニット120の間が電気的に接続された場合、反射層138がはんだ帯に接触して短絡が生じる問題を回避することができる。
次に、上封止材142を太陽電池ユニット120及び反射構造体130に配置する(ステップS50)。上封止材142の材料としては、エチレン酢酸ビニル樹脂(ethylene vinyl acetateresin,EVA)、低密度ポリエチレン(lowdensity polyethylene,LDPE)、高密度ポリエチレン(high density polyethylene,HDPE)、シリコーン樹脂(Silicone)、エポキシ樹脂(Epoxy)、ポリビニルブチラール樹脂(Polyvinyl Butyral,PVB)、熱可塑性ポリウレタン樹脂(Thermoplastic Polyurethane,TPU)またはこれらの組合せ物を用いてもよいが、これに限定されない。
次に、光透過基板150を上封止材142に配置する(ステップS60)。
最後、バックシート110、下封止材140、太陽電池ユニット120、反射構造体130、上封止材142及び光透過基板150を加熱、積層して、上封止材142と下封止材140とを接合することでバックシート110、太陽電池ユニット120、反射構造体130、及び光透過基板150を固定させる(ステップS70)。
反射構造体130は、樹脂部材132を介してバックシート110に埋め込まれて設置されてもよいし、バックシート110上に直接形成されてもよい。以下、これに対して詳細に説明する。
図7は、本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図であって、断面方向が図2に示すA−A矢視方向と同じである。太陽電池モジュール200は、バックシート210、バックシート210上に設置されている下封止材240、下封止材240上に設置されている太陽電池ユニット220、上封止材242、及び光透過基板250を含む。バックシート210は、ポリフッ化ビニル(Polyvinyl Fluoride,PVF)層212、ポリエチレンテレフタレート(Polyethyleneterephthalate,PET)層214、及びエチレン酢酸ビニル樹脂(ethylene vinyl acetate resin,EVA)層216からなる積層を含む。下封止材240は、エチレン酢酸ビニル樹脂層216上に設置されている。
バックシート210には、転写法(imprinting)、熱エンボス加工法(hot embossing)、または射出成形法(injection molding)により、反射構造体が形成されている。図7の反射構造体は、バックシート210の縁部(即ち、太陽電池ユニット220の外縁)に設置されている縁部反射構造体230aである。縁部反射構造体230aは、ポリエチレンテレフタレート層214上に形成されてもよい。縁部反射構造体230aは、太陽電池ユニット220に向かって傾斜する斜面234aと、斜面234a同士を連結する連結面236aとを含む。縁部反射構造体230aは、反射層238をさらに含む。反射層238は、斜面234a上に設置されていることで、斜面234a上に照射された光を、一回または複数回反射させて太陽電池ユニット220に伝送して利用させる。例えば、斜面234aは、斜面234aに照射された光を、内部全反射によって太陽電池ユニット220に伝送して利用させる。単位面積における斜面234aの分布密度を増加させるように、連結面236aは、バックシート210に垂直して設置されてもよい。斜面234aとバックシート210との交角は21〜45度の範囲であることが好ましい。その交角について、具体的なルールは上記の実施形態で説明したとおりである。
図8は、本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図であって、断面方向が図2に示すB−B矢視方向と同じである。太陽電池モジュール200は、バックシート210、バックシート210上に設置されている下封止材240、下封止材240上に設置されている太陽電池ユニット220、上封止材242、及び光透過基板250を含む。バックシート210には、太陽電池ユニット220の辺同士間の隙間に、転写法(imprinting)、熱エンボス加工法(hot embossing)、または射出成形法(injection molding)により、辺同士反射構造体230bが形成されている。辺同士反射構造体230bは、ポリエチレンテレフタレート層214上に形成されてもよい。
辺同士反射構造体230bは、太陽電池ユニット220に面する複数の斜面234bと、斜面234b同士を連結する複数の連結面236bとを含む。辺同士反射構造体230bの連結面236bは、他方側の太陽電池ユニット220に面する斜面である。反射層238は、斜面234b及び連結面236bに設置されていることで、斜面234b及び連結面236bに照射された光を、一回または複数回反射させて太陽電池ユニット220に伝送して利用させる。例えば、斜面234bは、斜面234bに照射された光を、内部全反射によって太陽電池ユニット220に伝送して利用させ、これにより、光使用効率を高めることができる。斜面234bと連結面236bとは、対称になるように設置されてもよい。または、他の実施形態において、連結面216bは、バックシート210に垂直して設置されてもよい。
図9は、本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図であって、断面方向が図2に示すC−C矢視方向と同じである。太陽電池モジュール200は、バックシート210、バックシート210上に設置されている下封止材240、下封止材240上に設置されている太陽電池ユニット220、上封止材242、及び光透過基板250を含む。バックシート210には、太陽電池ユニット220の角同士間の隙間に、転写法(imprinting)、熱エンボス加工法(hot embossing)、または射出成形法(injection molding)により、角同士反射構造体230cが形成されている。角同士反射構造体230cは、ポリエチレンテレフタレート層214上に形成されてもよい。
角同士反射構造体230cは、太陽電池ユニット220に面する4組の斜面234cと、斜面234c同士を連結する4組の連結面236cとを含む。角同士反射構造体230cは、斜面234cに囲まれている中間領域235をさらに含む。中間領域235は、例えば、開口、平面または凹溝であってもよい。斜面234cのそれぞれは、角同士反射構造体230cを挟持する4つの太陽電池ユニット220に面する。反射層238は、斜面234c上に設置されていることで、斜面234cに照射された光を一回または複数回反射させて太陽電池ユニット220に伝送して利用させる。例えば、斜面234cは、斜面234cに照射された光を、内部全反射によって太陽電池ユニット220に伝送して利用させ、これにより、光使用効率を高めることができる。斜面234cの分布密度を増加させるように、連結面236cは、バックシート210に垂直して設置されることが好ましい。
図10は、本発明のまた別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図である。本実施形態において、バックシート210は、ポリフッ化ビニル(Polyvinyl Fluoride,PVF)層212、ポリエチレンテレフタレート(Polyethyleneterephthalate,PET)層214、及びエチレン酢酸ビニル樹脂(ethylene vinyl acetate resin,EVA)層216からなる積層を含む。反射構造体230では、転写法(imprinting)、熱エンボス加工法(hot embossing)、または射出成形法(injection molding)により、ポリフッ化ビニル層212上に凹部(または突起)が形成されている。反射構造体230の表面をメタライズした後、ポリエチレンテレフタレート層214をポリフッ化ビニル層212上に分布する。本実施形態は、主にバックシート210の変化を説明するものである。ここで、反射構造体230は、図10に示す辺同士反射構造体に限定されなく、縁部反射構造体または角同士反射構造体であってもよい。その詳細については、上記の実施形態で説明したとおりである。
図11は、本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図である。太陽電池モジュール300は、バックシート310、バックシート310上に設置されている下封止材340、下封止材340上に設置されている太陽電池ユニット320、上封止材342、及び光透過基板350を含む。バックシート310及び光透過基板350は、いずれもガラス基板である。バックシート310上には、反射構造体330が形成されている。具体的には、バックシート310上に、斜面334を有する凹部(または突起)を形成し、その後、表面メタライズ法により斜面334上に反射層338を形成する。本実施形態は、主にバックシート310の変化を説明するものである。ここで、反射構造体330は、図11に示す辺同士反射構造体に限定されなく、縁部反射構造体または角同士反射構造体であってもよい。その詳細については、上記の実施形態で説明したとおりである。反射構造体330の光透過基板350に面する上面からバックシート310までの最短距離は、太陽電池ユニット320のバックシート310に面する下面からバックシート310までの最短距離よりも小さいか、同じか、または大きくなってもよい。
図12は、本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図である。太陽電池モジュール400は、バックシート410、バックシート410上に設置されている下封止材440、下封止材440上に設置されている太陽電池ユニット420、上封止材442、及び光透過基板450を含む。バックシート410は、金属基板であってもよい。バックシート410上には、反射構造体430が形成されている。具体的には、バックシート410上に、斜面434を有する凹部(または突起)を形成し、その後、表面メタライズ法により斜面434上に反射層438を形成する。本実施形態は、主にバックシート410の変化を説明するものである。ここで、反射構造体430は、図12に示す辺同士反射構造体に限定されなく、縁部反射構造体または角同士反射構造体であってもよい。その詳細については、上記の実施形態で説明したとおりである。反射構造体430の光透過基板450に面する上面からバックシート410までの最短距離は、太陽電池ユニット420のバックシート410に面する下面からバックシート410までの最短距離よりも小さいか、同じか、または大きくなってもよい。
図13は、本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図である。本実施形態では、埋め込み反射構造体530を用いる。反射構造体530は、バックシート510上に設置されている。太陽電池ユニット520は、反射構造体530の一方側に位置し、且つ下封止材540及び上封止材542を介してバックシート510及び光透過基板550にそれぞれ固定されている。反射構造体530は、必ず太陽電池ユニット520と同じ水平面に設置されるとは限らない。例えば、反射構造体530の光透過基板550に面する上面からバックシート510までの最短距離は、太陽電池ユニット520のバックシート510に面する下面からバックシート510までの最短距離と同じか、小さいか、または大きくてもよい。
本実施形態は、反射構造体530の斜面534とバックシート510との交角が変動角度である点で上記の実施形態と異なる。変動角度である交角は、特に、幅広い反射構造体530、例えば、分布幅が20〜50mmの反射構造体530に適用される。斜面534とバックシート510との交角は、太陽電池ユニット520に接近する一端から太陽電池ユニット520から離れる他端へ向かうに従って漸次増加するようになっている。太陽電池ユニット520に接近する一端において、斜面534とバックシート510との交角は21度である。反射構造体530の太陽電池ユニット520に隣接する一端から、光透過基板550の幅の2倍分の距離の位置までの間において、斜面534とバックシート510との交角の角度は21度であることが好ましく、その位置以降は角度が漸次増加するようになっている。変動角度の反射構造体530は、図13に示す縁部反射構造体に適用できるほか、角同士反射構造体や辺同士反射構造体に適用することも可能である。
図14は、本発明の別の実施形態に係る太陽電池モジュールの一部断面図である。本実施形態は、反射構造体630がバックシート610上に直接形成される点で前の実施形態と異なる。本実施形態において、バックシート610は、ポリフッ化ビニル(Polyvinyl Fluoride,PVF)層612、ポリエチレンテレフタレート(Polyethyleneterephthalate,PET)層614、及びエチレン酢酸ビニル樹脂(ethylene vinyl acetate resin,EVA)層616からなる積層を含む。反射構造体630は、ポリフッ化ビニル層612上に形成されている。太陽電池ユニット620は、反射構造体630の一方側に位置し、且つ下封止材640及び上封止材642を介してバックシート610及び光透過基板650にそれぞれ固定されている。本実施形態の反射構造体630の斜面634とバックシート610との交角は変動角度である。変動角度である交角は、特に、幅広い反射構造体630、例えば、分布幅が20〜50mmの反射構造体630に適用される。
斜面634とバックシート610との交角は、太陽電池ユニット620に接近する一端から、太陽電池ユニット620から離れる他端へ向かうに従って漸次増加するようになっている。太陽電池ユニット620に接近する一端において、斜面634とバックシート610との交角は21度である。反射構造体630の太陽電池ユニット620に隣接する一端から、光透過基板650の幅の2倍分の距離の位置までの間において、斜面634とバックシート610との交角の角度は21度であることが好ましく、その位置以降は角度が漸次増加するようになっている。変動角度の反射構造体630は、図14に示す縁部反射構造体に適用できるほか、角同士反射構造体や辺同士反射構造体に適用することも可能である。
上述した、本発明の好適な実施形態によれば、本発明は以下のようなメリットを有する。太陽電池ユニットの一方側に設置されている反射構造体、例えば、太陽電池ユニット間の隙間(太陽電池ユニットの外縁、太陽電池ユニットの辺同士間や太陽電池ユニットの角同士間を含む)に設置されている反射構造体は、光を一回または複数回反射させて太陽電池ユニットに伝送して利用させ、例えば、光を内部全反射によって太陽電池ユニットに伝送する。実際の測定結果によると、隙間に直接照射された光の約65%を再利用することができ、これにより、光使用効率及び太陽電池ユニットの発電効率を高めることができる。
以上、本発明の好ましい実施例を挙げて説明したが、これは本発明の実施例に過ぎない。説明した実施例は、本発明の範囲を限定するものではないことが理解されたい。当業者であれば本発明の精神及び範囲を含む各種の変動や潤色は、本発明の保護を求める範囲内に属するものである。
10、100、200、300、400 太陽電池モジュール
11、110、210、310、410、510、610 バックシート
12、120、220、320、420、520、620 太陽電池ユニット
130、230、330、430、530、630 反射構造体
130a、230a 縁部反射構造体
130b、230b 辺同士反射構造体
130c、230c 角同士反射構造体
132、132a、132b、132c 樹脂部材
134、134a、134b、134c、234a、234b、234c、334、434、534、634 斜面
135、235 中間領域
136、136a、136b、136c、236a、236b、236c 連結面
138、238、338、438、538、638 反射層
140、240、340、440、540、640 下封止材
142、242、342、442、542、642 上封止材
150、250、350、450、550、650 光透過基板
212、612 ポリフッ化ビニル層
214、614 ポリエチレンテレフタレート層
216、616 エチレン酢酸ビニル樹脂層
A−A、B−B、C−C 断面線
t1 厚さ
w1、w2、w3 分布幅
h1、h2、h3 高さ
d1、d2、d3 幅
θ1、θ2、θ3 交角
g1、g2、g3 隙間の幅
S10〜S70 ステップ

Claims (21)

  1. 太陽電池モジュールであって、
    第1基板と、
    前記第1基板上に設置されている第1封止材と、
    前記第1封止材上に設置されている複数の太陽電池ユニットと、
    前記太陽電池ユニットの少なくとも一方側に設置されている複数の反射構造体と、
    前記太陽電池ユニットと前記反射構造体とに設置されている第2封止材と、
    前記第2封止材上に設置されている光透過基板と、を含み、
    各前記反射構造体は、
    前記太陽電池ユニットに向かって傾斜する複数の斜面と、前記斜面同士を連結する複数の連結面とを含む樹脂部材と、
    複数の前記斜面と前記第1基板との間に設置されている複数の反射層と、を含むことを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 前記樹脂部材の材料は、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、及びポリメチルメタクリルイミドから選ばれた1種またはこれらの組合せ物であることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記第1基板の材料は、ポリフッ化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、及びエチレン酢酸ビニル樹脂から選ばれた1種またはこれらの組合せ物であることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  4. 各前記樹脂部材の一部または全部は、前記第1基板に埋め込まれていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  5. 太陽電池モジュールであって、
    複数の斜面と、前記斜面同士を連結する複数の連結面とをそれぞれ有する複数の反射構造体を含む第1基板と、
    前記反射構造体の少なくとも一方側に位置する複数の太陽電池ユニットと、
    前記斜面と前記第1基板との間に設置されている複数の反射層と、
    前記第1基板と前記太陽電池ユニットとの間に設置されている第1封止材と、
    前記太陽電池ユニット上に設置されている第2封止材と、
    前記第2封止材上に設置されている光透過基板と、を含み、
    複数の前記斜面は、それぞれ前記太陽電池ユニットに向かって傾斜していることを特徴とする太陽電池モジュール。
  6. 前記第1基板の材料は、ポリフッ化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、エチレン酢酸ビニル樹脂、金属、及びガラスから選ばれた1種またはこれらの組合せ物であることを特徴とする請求項5に記載の太陽電池モジュール。
  7. 前記反射構造体は、前記第1基板の縁部と前記太陽電池ユニットとによって形成された隙間に位置する複数の第1反射構造体を含み、
    前記第1反射構造体の前記斜面は、前記太陽電池ユニットに向かって傾斜しており、
    前記第1反射構造体の前記連結面は、前記第1基板の縁部に向かっていることを特徴とする請求項1または5に記載の太陽電池モジュール。
  8. 前記第1反射構造体の分布幅は、10〜30mmであり、
    前記第1反射構造体の分布幅が前記光透過基板の厚さの2倍以下の場合、前記第1反射構造体の前記斜面と前記第1基板との交角は、約21度であることを特徴とする請求項7に記載の太陽電池モジュール。
  9. 前記第1反射構造体の分布幅は、10〜30mmであり、
    前記第1反射構造体の分布幅が前記光透過基板の厚さの2倍よりも大きい場合、前記第1反射構造体の前記斜面と前記第1基板との交角は、約[21−47.6×(r−0.5)]度であり、
    rが前記隙間の幅に対する前記光透過基板の厚さの比であることを特徴とする請求項7に記載の太陽電池モジュール。
  10. 前記第1反射構造体の前記斜面と前記第1基板との交角は、変動角度であり、
    前記第1反射構造体の分布幅は、20〜50mmであることを特徴とする請求項7に記載の太陽電池モジュール。
  11. 前記第1反射構造体の前記斜面と前記第1基板との交角の角度は、前記太陽電池ユニットに接近する一端から他端へ向かうに従って漸次増加するようになっていることを特徴とする請求項10に記載の太陽電池モジュール。
  12. 前記太陽電池ユニットに接近する箇所における、前記第1反射構造体の前記斜面と前記第1基板との交角は、約21度であることを特徴とする請求項10に記載の太陽電池モジュール。
  13. 前記反射構造体は、前記太陽電池ユニットの辺同士間の隙間に位置する複数の第2反射構造体を含み、
    前記第2反射構造体の前記斜面は、当該第2反射構造体の一方側に位置する太陽電池ユニットに面し、
    前記第2反射構造体の前記連結面は、当該第2反射構造体の他方側に位置する太陽電池ユニットに面し、
    前記反射層は、前記連結面にさらに設置されていることを特徴とする請求項1または5に記載の太陽電池モジュール。
  14. 前記反射構造体は、前記太陽電池ユニットの角同士間の隙間に位置する複数の第3反射構造体を含み、
    各前記第3反射構造体は、前記斜面と、前記連結面と、中間領域とを含み、
    前記斜面は、前記第3反射構造体を挟持する4つの前記太陽電池ユニットに面し、前記中間領域を囲んでおり、
    前記中間領域は、平面、凹溝、または開口であることを特徴とする請求項1または5に記載の太陽電池モジュール。
  15. 前記太陽電池ユニットの角同士間の隙間の幅が前記光透過基板の厚さの5倍以下の場合、前記第3反射構造体の分布幅は、前記光透過基板の厚さの2倍及び前記角同士間の隙間の幅の半分のうち、小さい方とほぼ同じであることを特徴とする請求項14に記載の太陽電池モジュール。
  16. 前記太陽電池ユニットの角同士間の隙間の幅が前記光透過基板の厚さの5倍よりも大きい場合、前記第3反射構造体の分布幅は、約[1.8×(t+0.15×g)]であり、
    tが前記光透過基板の厚さ、gが前記角同士間の隙間の幅であることを特徴とする請求項14に記載の太陽電池モジュール。
  17. 前記斜面と前記第1基板との交角は固定の角度であり、
    前記太陽電池ユニットの角同士間の隙間の幅が前記光透過基板の厚さの5倍以下の場合、前記交角は、約21度であることを特徴とする請求項14に記載の太陽電池モジュール。
  18. 前記斜面と前記第1基板との交角は固定の角度であり、
    前記太陽電池ユニットの角同士間の隙間の幅が前記光透過基板の厚さの5倍よりも大きい場合、前記交角は、約[21−60×(r−0.2)]度であり、
    rが前記角同士間の隙間の幅に対する前記光透過基板の厚さの比であることを特徴とする請求項14に記載の太陽電池モジュール。
  19. 前記第1基板は、ポリフッ化ビニルとポリエチレンテレフタレートとからなる積層を含み、
    前記反射構造体は、ポリフッ化ビニル層、またはポリエチレンテレフタレート層に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の太陽電池モジュール。
  20. 前記反射層の材料は、銀、アルミまたはこれらの合金であり、
    前記反射層の厚さは、約50〜300nmであることを特徴とする請求項1または5に記載の太陽電池モジュール。
  21. 太陽電池モジュールの製造方法であって、
    第1基板を準備するステップと、
    第1封止材を準備して前記第1基板上に配置するステップと、
    樹脂部材と複数の反射層とを含む複数の反射構造体を前記第1封止材上に配置し、そのうち、前記樹脂部材は、太陽電池ユニットに向かって傾斜する複数の斜面と、前記斜面同士を連結する複数の連結面とを含んでおり、前記反射層を前記斜面に設置するステップと、
    複数の太陽電池ユニットを前記第1封止材上に配置し、前記反射構造体を前記太陽電池ユニットの少なくとも一方側に設置するステップと、
    第2封止材を前記太陽電池ユニットと前記反射構造体とに配置するステップと、
    光透過基板を前記第2封止材上に配置するステップと、
    前記第1基板と、前記第1封止材と、前記太陽電池ユニットと、前記反射構造体と、前記第2封止材と、前記光透過基板とを加熱、積層するステップと、を含むことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
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