JP2015520274A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 第１の高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）樹脂と前記第１のＨＤＰＥ樹脂とは異なる第２のＨＤＰＥ樹脂とを含む、蝶番付きクロージャであって、前記第１のＨＤＰＥ樹脂が、下記の特性：
   ａ．約０．５ｄｇ／分から１０ｄｇ／分のメルトインデックス；
   ｂ．約０．９４０ｇ／ｃｍ^３から０．９６８ｇ／ｃｍ^３の密度；および
   ｃ．約２５より高いメルトフローレシオ、を有し、
   密度測定は、ＡＳＴＭ Ｄ７９２に従って行われ、メルトインデックス測定は、１９０℃の温度および２.１６ｋｇの負荷で、ＡＳＴＭ Ｄ１２３８に従って行われ、
   前記メルトフローレシオは、メルトインデックスで割ったフローインデックスの比率で定義され、
   前記第２のＨＤＰＥ樹脂が、３０よりも小さいメルトフローレシオを有する蝶番付きクロージャ。
2. 少なくとも前記第１のＨＤＰＥ樹脂が、５０よりも大きいメルトフローレシオを有する請求項１に記載の蝶番付きクロージャ。
3. 少なくとも前記第１のＨＤＰＥ樹脂が、ゲル浸透クロマトグラフィ（ＧＰＣ）により決定される、２００，０００よりも大きい（ゼータ平均分子量）Ｍｚを有する請求項１に記載の蝶番付きクロージャ。
4. 少なくとも前記第１のＨＤＰＥ樹脂が、成形蝶番付き付きクロージャを製造するための組成物の約１０から９０重量％である、請求項１に記載の蝶番付きクロージャ。
5. さらに高分子加工助剤（ｐｐａ）、すべり成分、核剤、帯電防止剤、および有機または無機の性能促進用添加剤、またはそれらの組み合わせからなる群から選ばれた１つ以上の添加剤を含む、請求項１に記載の蝶番付きクロージャ。
6. さらにＨＨＰＡ核剤を含み、前記ＨＨＰＡ核剤が、ヘキサヒドロフタル酸の金属塩である、請求項５に記載の蝶番付きクロージャ。
7. 本明細書中に記載されているような蝶番耐久性試験において、２００回開閉を行った後も一体性が維持されている請求項１に記載の蝶番付きクロージャ。
8. 前記クロージャは、射出成形されたものである、請求項１に記載の蝶番付きクロージャ。
9. 前記蝶番部分は、前記蝶番部分の最小厚さが約０．００１から０．５００インチである請求項１に記載の蝶番付きクロージャ。
10. 前記蝶番付き付きクロージャの最大厚みに対する前記蝶番部分の最小厚みの比率が０．９以下である請求項１に記載の蝶番付きクロージャ。
11. ＨＤＰＥ含有蝶番付きクロージャを作成する方法であって、
    （ａ）キャビティを有する成形ユニット、および金型コアを有する金型部分を提供するステップと、
    （ｂ）前記成形ユニット中に少なくとも第１のＨＤＰＥ樹脂を含む蝶番付きクロージャに成形される組成物を導入するステップと、
    （ｃ）前記成形ユニットを閉鎖するステップと、
    （ｄ）成形サイクルが終了するまで前記成形ユニット中に導入された組成物を維持することを許容するステップと、
    （ｅ）前記成形ユニットを開放して、クロージャを前記金型コアから取り出すステップと、
    を含む方法。
12. ＨＤＰＥ含有蝶番付きクロージャを作成する方法であって、
    （ａ）射出成形ユニットを有する装置であって、該ユニットはキャビティを有する金型部分、および金型コアを有する金型部分を含む装置を提供するステップと、
    （ｂ）前記成形ユニットを閉鎖するステップと、
    （ｃ）前記成形ユニット中に少なくとも第１のＨＤＰＥ樹脂を含む蝶番付きクロージャに成形される組成物を導入するステップと、
    （ｄ）成形サイクルが終了するまで前記成形ユニット中に導入された組成物を維持することを許容するステップと、
    （ｅ）成形ユニットを開放して、クロージャを前記金型コアから取り出すステップと、
    を含む方法。