JP2015513894A - 栄養学的にバランスの取れた食料品又は飲料品 - Google Patents

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Abstract

製品の完全給仕物のそれぞれが、タンパク質、脂肪、又は炭水化物より選択される少なくとも2つのマクロ栄養素を含む事前包装された食料品又は飲料品であって、選択されたマクロ栄養素のそれぞれが、選択された他のマクロ栄養素に等しいNRVの相対的割合に該当する量で存在し、但し、第3のマクロ栄養素は、2つの選択されたマクロ栄養素に等しい相対的割合では存在せず、製品の完全給仕物のそれぞれは、2つの選択されたマクロ栄養素に等しいNRVの相対的割合で繊維も含む、事前包装された食料品又は飲料品。

Description

対応出願に関する記載事項
本出願は、ニュージーランド特許出願第598763号に関連して出願された仮明細書に基づき、同号の全内容を本明細書に参考として援用する。
本発明は、ヒトが消費する栄養学的にバランスの取れた食料品又は飲料品、及び同品の製造方法と関連する。
今日、食品技術者や栄養士により開発された製造済みの食料品及び飲料品が市場に多数出回っている。今日入手可能なほとんどの製造済みの普及食料品の場合、その主たる購買動機は味であり、そのすぐ後に有効期限及び歯ごたえが続く。この購買動機は、スーパーマーケットの陳列棚から購入可能ないわゆる健康食品や健康飲料の大部分について、その全体的な栄養組成及び成分選択を決定づける。
更に、いくつかの医学的状態を補助若しくは防止するように、又は個人が特定の目的を達成するのに役立つ特別な機能を果たすように設計された多くの食料品及び飲料品も存在する。例えば、骨粗鬆症に効くようにカルシウムを添加した、例えば栄養バー等の健康スナックが存在する。別の例として、高タンパク質、低炭水化物のプロテインバーが挙げられる。従って、一般的にほとんどの既製食品では、1つ又は最良でもおそらく2つの栄養学的な目的にのみ重点が置かれる傾向がある。
しかし、ますます多忙なライフスタイルとなり、またほとんどの人々には時間が足りないことから、消費した場合には、人に適量の全必須マクロ栄養素を提供して健全な食事及び健康な身体を維持する食料品及び飲料品に対するニーズが、今やこれまで以上に多く認められる。特に、前記食料品又は飲料品が長期間に渡り消費されるような場合において。ドキュメンタリー番組の「Supersize Me」は、バランスを欠いた製造済みの食品が、長期に渡り消費された場合には、それがどれほど我々の健康に大きなダメージを与える影響を有し得るかその影響についての極端な例である。
こうしたことから、本出願人は、国際公開第2006/098644号に詳記する、消費される一口分毎にカロリー、タンパク質、炭水化物、脂肪の相対的割合が等しい、栄養学的にバランスが取れた食料品をこれまでに開発した。国際公開第2006/098644号で教示する食料品及び飲料品は、新規クラスの食料品及び飲料品と考え得るもの、実際に必要とするものを健康な人の体に提供するように設計されているものを提示している。つまり、国際公開第2006/098644号が教示しているものは、同一割合(%)のRDIにすべて一致させたタンパク質、脂肪、及び炭水化物からなるマクロ栄養素を含む食料品、すなわち全体として栄養学的にバランスが取れたマクロ栄養素を含む食料品である。
国際公開第2006/098644号
また、人生の異なる時期において、いくつかの所望の又は有益な転帰を実現するために、人々は一日当たりの摂取パラメータの範囲外で、ある種のマクロ栄養素の消費増減を希望する又は必要とし得ることも、今日認められる。従って、1つのマクロ栄養素について特別な栄養学的重点を置きつつ、他のマクロ栄養素についても、一日摂取量ガイドラインに基づきバランスの維持になおも配慮する調整された食料品又は飲料品を提供できるのであれば、それは有用であろう。
従って、エンドユーザーの要求に見合うように調整された食料品及び飲料品を提供できるのであれば、それは有用であろう。例えば、1つの側面について調整された食料品又は飲料品は、個人の他の栄養学的ニーズについてもなお配慮する製品である。かかる製品は、1つ又は複数の栄養分(複数可)に食品に重点を置きつつ、個人の身体の健全な成長、修復、及び維持が確実となるように、全体的な栄養学的バランスを十分に保持する保証も両立し得る。換言すれば、1つの特定のマクロ栄養素について、当該マクロ栄養素に対応する一日摂取量に関して食品上の目的を実現するために、高又は低用量(1回の給仕サイズに対応する一日摂取量に関して)に調整され、同時に、給仕1回につき、一日摂取量について等しい相対的割合で存在するすべてのその他のマクロ栄養素を含む食料品又は飲料品が存在すれば、それは有用であろう。
本明細書で引用されたあらゆる特許又は特許出願を含むすべての参考資料を、本明細書により参考として援用する。いずれの参考資料も先行技術を構成するとは認めていない。参考資料の考察では、その著者らの主張について記載し、また本出願者らは、引用した文書の正確性及び妥当性に異議を申し立てる権利を留保する。いくつかの先行技術公表文献が本明細書において参照されるが、このような参考資料は、これらの文書のいずれかが、当技術分野、ニュージーランド、又は任意のその他の国において、共通した一般知識の一部をなすと認めるものではないことは、明確に理解されるであろう。
本明細書全体を通じて、単語「を含む(comprise)」、又はその変化形態、例えば「を含む(comprises)」、又は「を含むこと(comprising)」は、記載された要素、整数、若しくは工程、又は要素、整数、若しくは工程の群を含むが、任意のその他の要素、整数、若しくは工程、又は要素、整数、若しくは工程の群を除外するものではないことを意味するものを理解される。
上記問題に対処すること、又は少なくとも公衆に有用な選択肢を提供することが本発明の目的である。
本発明の更なる態様及び利点は、事例としてのみ提供される記載内容を把握することにより明らかとなる。
定義
用語「炭水化物」には、本明細書で用いる場合、単純な炭水化物(単糖類及び二糖類)及び複雑な炭水化物(多糖類)の両方が含まれる。単純な炭水化物の一例として砂糖が挙げられる。
用語「脂肪」には、本明細書で用いる場合、「飽和」脂肪及び脂肪のその他の部分群が含まれる。
用語「NRV」又は「栄養学的基準値」は、本明細書で用いる場合、炭水化物、タンパク質、及び脂肪を含む栄養分の一日摂取量に関する栄養学的食品ガイダンスを提供するのに用いられる基準量を意味する。基準量は、人の一日摂取量、又は一日当たりの栄養所要量、一日当たりの許容量、一日当たりの数値、推奨される一日当たりの数値、推奨される一日摂取量、一日量ガイドライン、又はその他の類似した用語若しくはその略号を含む同等の用語に関して栄養分量を計算及び表現する目的で、食品規制において、又は公認の業界実践基準若しくはガイドラインにおいて一般的に公表されている。
かかる公表された栄養規則及びガイドラインの代表例として、
・USFDA連邦規則集21 CFR 101.9、1996年に記載の一日基準値;
・オーストラリア・ニュージーランド食品基準に記載の、%一日基準摂取量;
・英国食品・飲料連盟により公表されたGDA-一日量ガイドライン;
・カナダ食品医薬品規則及び修正版に記載されている参照標準
が挙げられ、定期的に随時更新され得る。オーストラリア/ニュージーランド、英国、米国、及びカナダについて、上記公表済みの栄養規則及びガイドラインの要約をTable 1(表1)に示すが、ただし説明目的に限定される。
Figure 2015513894
第1の態様によれば、開始点として栄養学的基準値(NRV)に基づき、1つのマクロ栄養素について、その相対的な量の増減に重点を置く一方、他のマクロ栄養素についてもバランスがなおも維持される食料品又は飲料品の製造方法が提供され、同方法は、
(i)製品に含まれる、タンパク質、脂肪、又は炭水化物より選択される2つのマクロ栄養素の量を決定するのに用いられる第1の(NRV)の割合(%)を選択する工程と、
(ii)製品に含まれる第3のマクロ栄養素の量を決定するのに用いられる第2のNRVの割合(%)を選択する工程であって、第3のマクロ栄養素に対応する前記第2のNRVの割合(%)が、他の2つのマクロ栄養素に対応する第1の割合(%)とは等しくない工程と、
(iii)上記工程(i)及び(ii)で決定した量で、タンパク質、脂肪、及び炭水化物であるマクロ栄養素を組み合わせる工程と、
を含む。
個々のマクロ栄養素の一部又はすべては、レシピを作成するために選択された個々の成分内に様々な量で一般的に存在するものと、例えば当業者により理解されるように、理解される。このような理由により、工程(iii)は実際には、いくつかのサブ工程を含む可能性があり、そのようなものとして、完全給仕物を作製するために、マクロ栄養素を最終的に組み合わせる/一緒にする前に、1つ又は複数のその他の成分との統合に先立って、1つ又は複数の成分を個別に又は一緒にブレンド、切断、混合する工程が含まれ得るが、これらに限定されない。
本発明の第2の態様によれば、事前包装された食料品又は飲料品が提供され、製品の完全給仕物のそれぞれが、タンパク質、脂肪、又は炭水化物より選択される少なくとも2つのマクロ栄養素を含み、選択されたマクロ栄養素のそれぞれが、選択された他のマクロ栄養素に等しいNRVの相対的割合に該当する量で存在し、但し、第3のマクロ栄養素は、2つの選択されたマクロ栄養素と等しい相対的割合では存在せず、製品の完全給仕物のそれぞれは、2つの選択されたマクロ栄養素に等しいNRVの相対的割合で繊維も含む。
第3の態様によれば、実質的に上記のような事前包装された食品又は飲料物が提供され、等しいNRVの相対的割合が、選択されたマクロ栄養素毎に、実質的に一日摂取量の5%〜50%の範囲より選択される。
本発明の第4番の態様によれば、事前包装された食料品又は飲料品が提供され、製品の完全給仕物のそれぞれには、タンパク質、脂肪、又は炭水化物より選択される少なくとも2つのマクロ栄養素を含み、選択されたマクロ栄養素のそれぞれは、選択されたその他のマクロ栄養素に等しいNRVの相対的割合に該当する量で存在し、但し第3のマクロ栄養素は、2つの選択されたマクロ栄養素に等しい相対的割合では存在しない。
いくつかの実施形態では、製品は、2つの選択されたマクロ栄養素の該当する割合と実質的に等しいNRVの相対的割合でエネルギーを供給する。
NRVが、子供又は成人の一日当たりの平均エネルギー必要量に基づき計算される、実質的に上記のような事前包装された食品又は飲料物。
本発明は、本出願の明細書で引用する又は提示する部分、要素、及び特徴に概ね左右されるとも言えるが、但し個別的又は全体的か、前記部分、要素、若しくは特徴のいずれであるか、又はそのうちの2つ以上からなる全組み合わせであるかを問わない。
下記の実施例は、説明目的に限定され、また本発明の範囲を限定するように意図されておらず、またオーストラリア・ニュージーランド食品基準に記載の%一日基準摂取量に基づく。
タンパク質、炭水化物、及び繊維についてNRVの50%、並びに脂肪についてNRVの33.3%未満を含むバー。
タンパク質 25g
炭水化物 155g
脂肪 20g
繊維 15g
エネルギー 966Cal
この実施例は、一日当たりのエネルギーの46%を占め、一方、脂肪について一日当たりのNRVの1/3未満を含む超高含有率のタンパク質及び炭水化物を有するバーを提供するが、これはトライアスロン又はロゲイン(Rogaine)に夢中で食事時間に制約がある多忙なアマチュアの運動選手にとって理想的である。プロの運動選手は、より高い一日当たりのエネルギー必要量を有する可能性は十分にあり得、従ってタンパク質、炭水化物、及び脂肪の量は比例的に増加するであろう。このバーの重量は約250gである。市場で最大でないとしても、最も大きなものの1つであるこのバーのサイズを前提とすれば、2つの個別に包まれたバーを収納する単一のパケットとして、ニュージーランド及びオーストラリアで市販されているONE SQUARE MEAL(商標)バーに類似して、単一のユニットとして提供される2つの個別のバーとして包装される。
実施例1を実現する処方:
Figure 2015513894
方法:
工程1の成分を調理用容器に添加し、80℃に加熱しながらブレンドすべきである。次に、工程2の成分を添加し、せん断ポンプ又はSilversonせん断ヘッド等のせん断デバイスを、これらを90℃に加熱しながら分散及びブレンドするのに用いることができる。別の調理用容器内で、工程3の成分を調製すべきである。ココナッツ油を事前融解し、次にレシチンを完全に分散するために、60℃を超えない温度でその他の工程3の成分とブレンドすべきである。調製が済んだら、この油相をすでに調製済みの高温シロップに添加し、高せん断力を利用してブレンドする。最終的な塊を、調理済みのシロップ(85℃〜95℃の温度)を含む工程5の成分と共に、「Z Arm」又はSigmaミキサー等のミキサー内で混合調製することができる。より高い温度への曝露を最小限に抑えるために、フレーバー及びビタミン・無機物事前混合品を最後に添加すべきである。次に、個々のバーは、シート及びカットプロセスにより形成可能性である。
タンパク質、炭水化物、及び繊維についてNRVの5%、並びに脂肪についてNRVの10%を含む一口サイズのスナックバー。
タンパク質 2.5g
炭水化物 15.5g
脂肪 7g
繊維 1.5g
エネルギー 138Cal
このバーのサイズは、約30gである。
この実施例は、運動選手のために高エネルギー型の手軽なスナックを提供する。これは、火傷障害者に適する飲料又はその他の物品としても処方化可能である。
実施例2を実現する処方:
Figure 2015513894
方法:
このバーは、実施例1に記載する方法により製造可能であった。
タンパク質、脂肪、及び繊維についてNRVの40%、並びに炭水化物についてNRVの10%を含むバー。
タンパク質 20g
炭水化物 31g
脂肪 28g
繊維 12g
エネルギー 488Cal
このバーの総重量は約105gである。
実施例3を実現する処方:
Figure 2015513894
方法:
このバーは、実施例1に記載する方法により製造可能であった。
タンパク質、炭水化物、及び繊維についてNRVの50%、並びに脂肪についてNRVの33.3%未満が含まれる凍結型食物。
タンパク質 25g
炭水化物 155g
脂肪 20g
繊維 15g
エネルギー 941Cal
これは、当該食物の消費者が健康になり、同者を十分満足させるように設計されたチリコンカーンである。その給仕サイズは745gである。
実施例4を実現する処方及び方法:
Figure 2015513894
方法:
糠油を調理用容器内で加熱した後、刻んだタマネギを添加し、カラメル色になるまで調理すべきである。次に、角切りしたトウガラシ、刻んだガーリック及びスパイスを、混合物に添加し、更に5分間調理すべきである。次に、ビーフミンチを添加し、完全に茶色になるまで撹拌し/かき混ぜながら調理すべきである。
別の調理用容器内で、スラリーを、水(50〜60℃)、トウモロコシスターチ、マルトデキストリン、アカシアガム、及びビーフストックを含め調製すべきである。これらの乾燥粉末を事前にブレンドすれば、アカシアガムの分散が容易になるはずである。次に、スラリーを調理混合物に添加し、これを沸騰するまで加熱した後、沸騰直前の温度まで加熱を抑えるべきである。次に、刻んだトマト、砂糖、食塩、トマトピューレ、及び水を切ったインゲンマメを添加、かき混ぜるべきである。混合物全体を約100℃(沸騰させず)に加熱し、更に10分間調理すべきである。チリコンカーン42%/米58%からなる完成食を構成する調理後の混合物は、次に炊いた/水切りした白米と共に小分けする前に冷却してもよい。これを電子調理機対応のプラスチックトレイに包装し、ブラスト凍結(blast frozen)してもよい。
この実施例は、飲料物として処方化され、及び600mLの給仕物を作成するために、タンパク質、炭水化物、及び脂肪の量が半分になっている点を除き、実施例4と同一の栄養学的プロファイルを有する飲料物に関する。
実施例5を実現する処方及び方法:
Figure 2015513894
方法:
ダイズタンパク質単離物及びスキムミルクを、パートAの水の中でせん断/撹拌工程を用いて分散させ(40〜50℃)、10〜15分間放置して水和させる(撹拌の支援を受けて)べきである。別の容器内で、カラゲナン、微結晶性セルロース、マルトデキストリン、及びフラクトオリゴ糖を、パートBの水の中で分散させるべきである(40〜50℃)。乾燥粉末を事前にブレンドすることにより、分散しやすくすることができる。玄米シロップ、ハチミツ、及びダイズタンパク質単離物/スキムミルク粉末(パートA)を添加及びブレンドする前に、これらの成分を15〜20分放置して水和させる(撹拌しながら)べきである。次に、糠油を、せん断工程を用いて添加及びブレンドし、最後にフレーバーを添加及び混合すべきである。次に、この混合物を、無菌包装する前に超高熱処理により処理し(約140℃で6〜7秒間)、ホモジナイズする。
この実施例は、タンパク質及び炭水化物について目標として定めたNRVに等しいNRVに一致した繊維を含まない点を除き、実施例5と同一の栄養学的プロファイルを有する飲料物に関する。
タンパク質 12.5g
炭水化物 77.5g
脂肪 3.3g
繊維 0.1g
エネルギー 395Cal
給仕サイズは600mlである。
実施例6を実現する処方及び方法:
Figure 2015513894
方法:
ダイズタンパク質単離物及びスキムミルクを、水の中でせん断/撹拌工程を用いて分散させ(40〜50℃)、10〜15分間放置して水和させる(撹拌の支援を受けて)べきである。別の容器内で、カラゲナン、微結晶性セルロース及びマルトデキストリンを、水の中で分散すべきである(40〜50℃)。乾燥粉末を事前にブレンドすることにより、分散しやすくすることができる。玄米シロップ、ハチミツ及びダイズタンパク質単離物/スキムミルク粉末を添加及びブレンドする前に、これらの成分を15〜20分放置して水和させる(撹拌しながら)べきである。次に、糠油を、せん断工程を用いて添加及びブレンドし、最後に、フレーバーを添加及び混合すべきである。次に、この混合物を、無菌包装する前に、超高熱処理により処理し(約140℃で6〜7秒間)、ホモジナイズする。
本発明を実施するための代替法に関する詳細な考察
いくつかの実施形態では、子供又は成人の実際の年齢群は、1つ又は複数の更なるカテゴリーに更に分類可能である。例えば、
・一日当たりの平均エネルギー必要量が、子供又は成人の性別に基づいても計算される、実質的に上記のような食品又は飲料物。
・成人又は子供の年齢群が、エネルギー必要量を計算する際に考慮される、実質的に上記のような食品又は飲料物。
いくつかの実施形態では、一日当たりの平均エネルギー必要量は、平均的なものに基づくことができる。例えば、一日当たりのエネルギー必要量は、例えばGDAで用いられるように成人女性に基づく、又はオーストラリア・ニュージーランド食品標準で用いられる、男性と女性に関する数値の平均値に基づく。
いくつかの実施形態では、エネルギーのNRVは、約8000〜9000kJ又は約2000〜2100Cal.であり得る。
成人の一日当たりの平均エネルギー必要量に基づき計算されたNRVを選択する長所として、製品は単一の製造ラインから製造可能なので、低コスト製造を実現するのに役立つことが挙げられる。
多くの事例において、本発明は、スナック又は部分的なミールリプレイスメントとして設計され得る。
その他の実施形態では、本発明は、平均的な成人の栄養学的必要量とは全く異なる栄養学的必要量を有する特定のマーケットセグメントのニーズを満たすために利用可能である。例えば、持久型の運動選手は、超高エネルギーバー又は飲料物を必要とすると考えられる。あるいは、術後患者又は極端なボディービルダーは、筋萎縮後の急速な筋肉増殖を可能にするために、超高タンパク質食品又は飲料物を必要とすると考えられる。平均的な成人のNRVとは異なる特別な栄養学的ニーズを有し得る別の群として、ミルクから固形食に移行すると考えられる幼児が挙げられる。
いくつかの実施形態では、本発明による食品又は飲料物は、有効期限が長くなるように処方化可能である。
いくつかの実施形態では、本発明による食料品及び飲料品には、選択されたマクロ栄養素に等しいNRVの相対的割合で、1つ又は複数の必須の無機物及びビタミンが含まれる。いくつかの実施形態では、無機物及びビタミンとして、1つ又は複数のビタミンA、B1、B2、B6、B12、C、D、及びE;ナイアシン;葉酸;カルシウム;ヨウ素;鉄;マグネシウム;亜リン酸;及び亜鉛を含み得る。
いくつかの実施形態では、本発明の食料品は少なくとも3ヶ月の有効期限を有する。
本明細書に詳記する本発明の態様は、事例としてのみ記載してきたが、添付の特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、本発明の態様に対して修正及び追加をなし得ると理解すべきである。

Claims (13)

  1. 開始点として栄養学的基準値(NRV)に基づき、1つのマクロ栄養素について、その相対的な量の増減に重点を置く一方、他のマクロ栄養素についてもバランスがなおも維持される食料品又は飲料品の製造方法であって、
    (i)製品に含まれるタンパク質、脂肪、又は炭水化物より選択される2つのマクロ栄養素の量を決定するのに用いられる第1の(NRV)の割合(%)を選択する工程と、
    (ii)製品に含まれる第3のマクロ栄養素の量を決定するのに用いられる第2のNRVの割合(%)を選択する工程であって、第3のマクロ栄養素に対応する前記第2のNRVの割合(%)が、他の2つのマクロ栄養素に対応する第1の割合(%)とは等しくない工程と、
    (iii)上記工程(i)及び(ii)で決定した量で、タンパク質、脂肪、及び炭水化物であるマクロ栄養素を組み合わせる工程と
    を含む、方法。
  2. 2つの選択されたマクロ栄養素に等しいNRVの相対的割合で繊維を添加する追加の工程を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法により製造される食料品又は飲料品。
  4. 製品の完全給仕物のそれぞれが、タンパク質、脂肪、又は炭水化物より選択される少なくとも2つのマクロ栄養素を含み、
    選択されたマクロ栄養素のそれぞれが、選択された他のマクロ栄養素に等しいNRVの相対的割合に該当する量で存在し、但し、
    第3のマクロ栄養素は、2つの選択されたマクロ栄養素と等しい相対的割合では存在せず、
    製品の完全給仕物のそれぞれは、2つの選択されたマクロ栄養素に等しいNRVの相対的割合で繊維も含む、
    事前包装された食料品又は飲料品。
  5. 等しいNRVの相対的割合が、選択されたマクロ栄養素毎に、実質的に一日摂取量の5%〜50%の範囲内にある、請求項4に記載の事前包装された食料品又は飲料品。
  6. NRVが、子供又は成人の一日当たりの平均エネルギー必要量に基づき計算される、請求項4又は5のいずれか一項に記載の事前包装された食料品又は飲料品。
  7. 一日当たりの平均エネルギー必要量が、子供又は成人の性別に基づいても計算される、請求項6に記載の事前包装された食料品又は飲料品。
  8. エネルギー必要量を計算する際に、成人又は子供の年齢群が考慮される、請求項7に記載の事前包装された食料品又は飲料品。
  9. 一日当たりの平均エネルギー必要量が、平均的な成人女性の同必要量に基づく、請求項4から7のいずれか一項に記載の事前包装された食料品又は飲料品。
  10. 製品の完全給仕物のそれぞれが、タンパク質、脂肪、又は炭水化物より選択される少なくとも2つのマクロ栄養素を含み、
    選択されたマクロ栄養素のそれぞれが、選択された他のマクロ栄養素に等しいNRVの相対的割合に該当する量で存在し、但し、
    第3のマクロ栄養素は、2つの選択されたマクロ栄養素と等しい相対的割合では存在しない、
    事前包装された食料品又は飲料品。
  11. 製品の完全給仕物のそれぞれが、2つの選択されたマクロ栄養素に等しいNRVの相対的割合で繊維も含む、請求項10に記載の事前包装された食料品又は飲料品。
  12. 本明細書の任意の実施例又は図面を参照して、本明細書に実質的に記載された食料品又は飲料品の製造方法。
  13. 本明細書のいずれかの実施例を参照して、本明細書に実質的に記載された、事前包装された食料品又は飲料品。
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