JP2015513009A - 糸欠陥検出除去装置を備えた粗紡機 - Google Patents
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Abstract
【課題】高品質な粗糸の製造を可能とする装置を備えた粗紡機または方法を提供すること。【解決手段】繊維ウェブから粗糸を製造するための粗紡機であって、繊維ウェブの入口開口と、粗糸を引き出すための出口とを備える少なくとも1つの紡糸ノズルと、粗糸の搬送方向において前記紡糸ノズルの下流に配置され、前記紡糸ノズルから引き出された粗糸を受け取るための、特に巻取装置の形態を備える少なくとも1つの受取装置と、前記紡糸ノズルの出口と前記受取装置との間に配置され、粗糸の糸欠陥を検出および除去する装置と、を有し、前記紡糸ノズルには、前記紡糸ノズル内部の前記繊維ウェブに保護回転を与えるために前記紡糸ノズルの内部に空気を供給することができる少なくとも1つの空気ノズルが配置されていることを特徴とする粗紡機。【選択図】図2
Description
本発明は、繊維ウェブから粗糸を製造するための粗紡機に関する。本粗紡機は、繊維ウェブの入口開口を備える少なくとも1つの紡糸ノズルを有し、紡糸ノズルには、紡糸ノズル内部の繊維ウェブに保護回転を与えるために紡糸ノズルの内部に空気を供給することができる少なくとも1つの空気ノズルが配置され、紡糸ノズルは、粗糸を引き出すための出口を備え、本粗紡機はさらに、粗糸の搬送方向において紡糸ノズルの下流に配置され、紡糸ノズルから引き出された粗糸を受け取るための、特に巻取装置の形態を備える少なくとも1つの受取装置を有する。また、粗紡機を用いて繊維ウェブから粗糸を製造する方法は、入口開口を通じて繊維ウェブを紡糸ノズルに導入する工程と、空気流を用いて紡糸ノズル内部の繊維ウェブに保護回転を与える工程と、出口を通じて粗糸を紡糸ノズルから引き出す工程と、紡糸ノズルから引き出された粗糸を、粗糸の搬送方向において紡糸ノズルの下流に配置された巻取装置等の受取装置を用いて受け取る工程を有する。
上記形態の粗紡機を用いて粗糸を製造することは周知の技術である。通常、紡糸ノズルに供給された繊維ウェブは、紡糸ノズルの渦室において、選択された空気流にさらされる。空気流は、繊維ウェブを形成する繊維の外端部がウェブから引き離され、残された不撚の繊維ウェブの中心部に巻き付けられるように、繊維ウェブに向かって供給される。このようにして、繊維ウェブより高い強度を有しながらも、後続の繊維機械(精紡機など)において牽伸システムにより延伸され、均一化されることができるように、一定の延伸性を有する粗糸が製造される。
上記の粗糸製造工程には、糸欠陥(すなわち、粗糸の一部において、直径、単位長さ当たりの重さ、密度、強度などの物理パラメータが所定の範囲を超える部分)を排除できないという欠点がある。また、上記欠点は、後続の繊維機械の牽伸システムを用いても完全に除去することができない。
本発明の課題は、可能な限り高品質な粗糸の製造を可能とする装置を備えた粗紡機または方法を提供することである。
上記課題は、添付の独立請求項に記載の構成を備えた粗紡機および方法により解決される。
本発明に係る粗紡機は、粗糸が通過する際に糸欠陥を検出し、除去するための装置を有し、前記装置は、粗糸を製造する紡糸ノズルの出口と紡糸ノズルの粗糸搬送方向下流に配置された受取装置との間に配置されている。受取装置は、例えば、紡糸ノズルから引き出された粗糸をコイルに巻き取り、下流の繊維機械に供給する巻取装置として構成してもよい。また、受取装置は、形成された粗糸を、スプールを介さずに直接下流の繊維機械に供給する中間要素として構成してもよい。さらに、受取装置は、粗糸を回収し、選択的に再利用することを可能とする一対のローラ(好ましくは、駆動している、または駆動可能な)として構成してもよい。
本発明に係る粗紡機には、粗糸の製造直後に自ら糸欠陥を除去することができるよう、糸欠陥検出除去装置が配置されている(粗紡機が二以上の紡糸ノズルを有する場合には、それぞれの紡糸ノズルについて糸欠陥検出除去装置が割り当てられていることが好ましい)。したがって、後で糸欠陥を除去するために糸の巻き戻しを行う必要がない。すなわち、追加の中間工程を経ることなく次の処理を行うことが可能である、正常な粗糸を製造することができる。
糸欠陥を検出するために、光センサや超音波、マイクロ波等、糸欠陥の検出に適したセンサを用いることができる。センサは、好ましくは制御ユニットに接続され、前記制御ユニットは、粗紡機の各要素の回転速度および/または粗糸の搬送速度を制御するために粗紡機の各要素および/または駆動装置(詳細は後述する)に接続されている。
本発明に係る粗紡機は、上記の糸欠陥検出除去装置に加え、糸欠陥を除去している間に紡糸ノズルから吐出される粗糸を一時的に貯留するための糸アキュムレータを有することが好ましい。糸アキュムレータは、好ましくは紡糸ノズルの出口と糸欠陥除去装置の間に配置されている。糸アキュムレータは、例えば、粗糸が、第1前側を始点に複数回巻き付けられ、第2前側部から引き出される、駆動可能なコイルボビンを有する。コイルボビンが紡糸ノズルの粗糸生成速度と等しい周速度で回転すれば、糸アキュムレータの充填レベルは常に一定である(糸アキュムレータから引き出される粗糸量は、糸アキュムレータに供給される粗糸量に等しい)。糸欠陥検出装置により糸欠陥が検出されると、受取装置(巻取装置等)は運転を中断し、糸欠陥の存在する部分が糸欠陥除去装置内に停止することで、糸欠陥を除去することが可能となる。このとき、製造された粗糸は糸アキュムレータによって一時的に貯留されるため、紡糸ノズルは粗糸の製造を継続することができる。糸欠陥部分の除去および切断が完了すると、受取装置は運転を再開する。受取装置の粗糸受取速度が大きすぎると、受取装置が受け取る粗糸量が、紡糸ノズルにおいて製造される粗糸量を上回り、糸アキュムレータの粗糸量は徐々に減少していく。糸アキュムレータの充填レベルが所定の値に達すると、充填レベルを再度一定にするために、紡糸ノズルの製造または吐出速度に合わせて受取速度が調整される。
好ましくは、糸アキュムレータは、糸欠陥検出装置と糸欠陥除去装置の間に配置される。糸欠陥検出装置は、糸欠陥の検出を容易にするために、例えば紡糸ノズルの出口の直後に配置される。粗糸の欠陥部分は、糸欠陥除去装置内に停止するまで一定距離移動する必要があるため、受取速度(すなわち、受取装置によって受け取られる粗糸量)を緩やかに減少させてもよい。
好ましくは、紡糸ノズルの出口と糸アキュムレータの間に粗糸の第1搬送装置が、糸アキュムレータと糸欠陥除去装置の間に粗糸の第2搬送装置が、それぞれ配置されている。また、第2搬送装置の搬送速度は、第1搬送装置の搬送速度とは独立して調整できることが好ましい。糸欠陥除去装置により糸欠陥を除去している間、第1搬送装置については、紡糸ノズルからの粗糸の引き出しおよび糸アキュムレータへの搬送を継続させ、第2搬送装置は停止させることができる。上記2つの搬送装置はローラ対として構成されてもよく、その場合、粗糸はそれぞれ対応するローラ対の間を通過することができ、ローラが停止したときは、それらに挟み込まれるようにしてその場に固定される。
好ましくは、糸アキュムレータは、第1搬送装置と第2搬送装置の間に配置される。第1搬送装置は糸欠陥の除去中および除去後に粗糸を引き出すためのものであり、糸アキュムレータ下流の第2搬送装置は、その停止中に粗糸を固定し、糸欠陥部分を糸欠陥除去装置内に保持するためのものである。
糸欠陥除去装置は、通常、粗糸を糸欠陥の前後で切り離すための切断または分離ユニットを有することが好ましい。さらに、糸欠陥切断後の粗糸の切断端を再結合するための装置を有していてもよい。再結合は、例えば、ラビング処理、ニードリング処理またはカレンダー処理によって行うことが考えられる。あるいは、エアジェットを用いて所定の空気流を発生させることで結合を行ってもよい。
空気式の糸アキュムレータ、すなわち、糸欠陥を除去している間に製造された粗糸を凹部に引き込むように構成された糸アキュムレータを用いることで、いくつかの利点が生じる。上記凹部では、負圧が優勢となるように制御される。紡糸ノズルから引き出された粗糸のうち、受取装置によって受け取られていない部分(あるいはたわみ部分)が常に糸アキュムレータから凹部内に引き込まれるようにするため、凹部には一定の負圧がかけられている。凹部は、粗糸が上載され、凹部と下方の真空ラインを隔離することができる仕切りを有していてもよい。
粗紡機は、糸欠陥を除去している間、第1搬送装置の運転を継続し、第2搬送装置による粗糸の搬送を中断するように構成された制御ユニットを有する。そのため、紡糸ノズルから引き出された粗糸が糸欠陥を有し、これを除去する必要がある場合でも、粗糸の形成を継続することができる。第2搬送装置が停止しても、第1搬送装置から引き出された粗糸は糸アキュムレータに一時的に貯留される。糸欠陥の除去が完了すると、制御ユニットにより第2搬送装置および受取装置の運転が再開される。
粗紡機は、受取装置による粗糸の受け取りを、糸欠陥を除去している間は中断し、糸欠陥の除去が完了すると再開するように構成された制御ユニットを有する。そのため、糸欠陥除去装置において糸欠陥を残らず除去することができ、後で糸欠陥を除去するために粗糸を切断しなければならない事態を防止できる。
粗糸は、紡糸ノズルから引き出された後、紡糸ノズルの出口と受取装置との間に配置された糸欠陥検出除去装置に搬送され、前記糸欠陥検出除去装置により、粗糸が受取装置によって受け取られる前に糸欠陥が検出され、除去される。本発明に係る粗紡機は、上述した特徴のいずれかまたは複数を備える。各特徴による利点は、上述のとおりである。
糸欠陥の検出後に糸欠陥除去装置により糸欠陥の前後が切断され、糸欠陥部分が除去される。さらに、残った糸端(すなわち、粗糸のうち糸欠陥に隣接していた部分)は糸欠陥の除去後に再結合される。再結合は、例えば、公知の糸継処理により、あるいは、空気流を用いて糸端の繊維を結合または収束させることにより実現される。
本発明では、糸欠陥を除去している間に製造された粗糸を紡糸ノズルの出口と糸欠陥除去装置の間に配置された糸アキュムレータによって一時的に貯留しつつ、粗糸の形成を継続することができる。すなわち、糸欠陥の除去が行われた糸端の再結合中に製造された粗糸は、前記再結合された粗糸が受取装置(巻取装置等)によって受け取られるまで一時的に糸アキュムレータに貯留されるため、紡糸ノズルは粗糸の製造を継続することができる。
本発明では、製造された粗糸は、第1搬送装置によって紡糸ノズルから引き出され、糸アキュムレータに供給され、第2搬送装置によって糸アキュムレータから引き出され、糸欠陥除去装置に供給される。紡糸ノズルにおいて継続的に製造される粗糸が第1搬送装置によって送り出され、必要に応じ、糸欠陥の除去を可能とするために第2搬送装置が停止される。第2搬送装置は、粗糸の位置ずれを防止するため、糸欠陥を除去している間も粗糸を挟み込むように固定する。
糸欠陥を除去している間、第2搬送装置は停止され、第1搬送装置は紡糸ノズルから粗糸を引き出し続ける。このとき、糸アキュムレータは、紡糸ノズルにより製造された粗糸を一時的に受け取り、糸欠陥の除去あるいは糸端の結合後に解放する。
受取装置による粗糸の受け取りは、糸欠陥が除去されている間は中断され、糸欠陥の除去後に再開される。これにより、糸欠陥の除去中に糸欠陥除去装置内に停止している粗糸が引っ張られるのを防止することができる。糸欠陥の除去が完了すると、受取装置と第2搬送装置は、好ましくは同時に、駆動を再開する。
受取装置として用いられる巻取装置は、制御ユニットにより巻取装置の巻取速度を増減させることで、糸アキュムレータに一時的に貯留される粗糸の長さを所定範囲内に保つことができる。これにより、糸アキュムレータが溢れたり、粗糸が引っ張られたりすることを防ぐことができる。また、糸アキュムレータと受取装置の間に第2搬送装置がある場合は、巻取装置における第2搬送装置の搬送速度を調整することで、粗糸が引っ張られ、あるいは撓むことを防止できる。しかし、糸アキュムレータの充填レベル(クリーナーカットが行われた場合は考慮しない)が常に一定範囲内に保たれるようにコイルの回転速度が制御される場合には、第2搬送装置は省略可能である。その場合、糸アキュムレータからの粗糸の引き出しは巻取装置によって行われるため、本発明に係る粗紡機は上記第1搬送装置のみを有する。そのため、巻取装置は、糸アキュムレータの充填レベルに従って回転速度の調節が可能なコイル用駆動ローラを備えることが好ましい。あるいは、コイル軸を直接駆動できるようにし、対応する駆動装置の回転速度をそれぞれ調節可能にしてもよい。
本発明のさらなる利点は、以下の実施形態の記載により明らかとなる。
図1は、粗紡機の概略側面図である。
図2は、本発明に係る粗紡機の概略側面図である。
図3は、本発明に係る粗紡機の一部を切り出した概略側面図である。
図4は、本発明の他の実施形態に係る粗紡機の一部を切り出した概略側面図である。
図5は、本発明の他の実施形態に係る粗紡機の概略側面図である。
図1は、本発明に係る粗紡機の一部を切り出した概略側面図である。本粗紡機は、好ましくは、搬送装置20(例えば、一対のローラからなる)および下流の牽伸システム19を有する。牽伸システム19(例えば、一対の延伸ベルトからなる)には、搬送装置20によって、缶21から引き出された繊維ウェブ2が順次供給される。また、上記粗紡機は、牽伸システム19から見て繊維ウェブ2の搬送方向下流に配置され、繊維ウェブ2の入口開口4を備える紡糸ノズル3を有する。紡糸ノズル3の内部には不図示の渦室が配置され、これにより、繊維ウェブ2に保護回転が与えられる(紡糸位置の動作態様については以下で詳述する)。
紡糸ノズル3の後には、引き出しローラ対27と、引き出しローラ対27の下流に巻取装置6が配置され、粗糸1が出口5を通じて紡糸ノズル3から引き出される。巻取装置6はさらに、粗糸1を巻き取るためのコイル17と、そのコイルボビンまたはそれに巻き取られた粗糸1と直接接することによりコイル17を駆動する駆動ローラ18を有する(他の図においても同様)。
本発明に係る粗紡機は、図に示されているように、必ずしも牽伸システム19を有する必要はない。同様に、引き出しローラ対27も必要不可欠なものではない。
粗糸1の製造は、通常は加工糸の製造に用いられる特別な空気紡糸工程によって行われる。糸の製造とは異なり、粗糸1の製造においては、製造された粗糸1がリング精紡機などの後続の紡糸機における処理のために延伸可能となるように、紡糸ノズル3に導入された繊維ウェブ2に保護回転のみを与えることが必要である。しかし、従来の空気紡糸機では、繊維ウェブ2に対して強い回転が与えられるため糸製造後に必要な延伸を行うことがもはや不可能であった。これは、従来の空気紡糸機が通常高い強度を有する加工糸を製造するために設計されているからである。
これに対し、本発明に係る粗紡機の紡糸ノズル3内の繊維ウェブ2は保護回転のみを与えられる。そのため、内部渦室に配置されたエアジェットによって生み出された空気流により、繊維ウェブ2が収集される。繊維の一部が繊維ウェブ2から少なくともある程度引き出され、渦室内に突き出したスピンドルの上部に巻き付けられる。繊維ウェブ2がスピンドル内に配置された引き出し路によってスピンドルの入口開口を通じて渦室から引き出されるため、繊維の自由端は入口開口の方向に引っ張られ、繊維束として中央に位置する、好ましくは不撚のコア繊維のまわりに巻き付けられる。結果、粗糸1は所望の保護回転を得て、出口5を通じて紡糸ノズル3から引き出されることが可能となる。
このようにして製造された粗糸1には、欠陥部分が生じるという問題がある。欠陥部分とは、直径、強度、密度、単位長さ当たりの重さなどの物理的次元が所定の許容範囲を超える粗糸1の部分をいう。粗紡機で製造された欠陥部分を含む粗糸(コイル)が後続の粗糸1を処理するための紡糸機、編機、その他の繊維機械に直接供給されることがないよう、上記欠陥部分を粗紡機による巻き取り後の別個の工程によって除去する必要がある。
この課題を解決するために、本粗紡機は、粗糸1が通過する際に糸欠陥8を検出、除去することができ、紡糸ノズル3の出口5と、引き出された粗糸1を受け取るための受取装置28との間に配置されることで、粗糸1が巻き取られる前、あるいは後続の繊維機械に直接供給される前であって、糸欠陥8を除去する前に糸欠陥8を検出することができる装置7を備える。
受取装置28は、例えば図示の巻取装置6により構成される。また、粗糸1を後続の繊維機械へ運搬することが可能なローラ対からなる受取装置28を用いて、粗糸1をさらなる繊維機械に直接供給してもよい。以下では、粗糸1が巻取装置6によりコイル17に巻き取られる場合について記載する。
図2は、本発明に係る粗紡機の一実施形態の基本的構成を示す。図1と比較するとわかるように、本粗紡機は、紡糸ノズル3において製造された粗糸1を紡糸ノズル3から引き出す補助をするための第1搬送装置12(ローラ対など)を有する。粗糸1は引き出されるだけでなく、最終的に巻取装置6によりコイル17に巻き取られる。さらに、上記巻き取り前、例えば粗糸1が紡糸ノズル3から出た直後に、糸欠陥8の検出装置9を用いて糸欠陥8が検出される。そのために、例えば粗糸1の直径を測定し、その測定値を、ワイヤ16を通じて、あるいはワイヤレスに制御ユニット14に伝達する光学的ないし超音波センサ等が用いられ、上記測定値と、対応する目標値または許容範囲との比較がなされる。
第1搬送装置12の後には、糸アキュムレータ11(詳細は後述する)、第2搬送装置13(ローラ対として構成され得る)、糸欠陥8の除去装置10が続く。これらは、糸欠陥8の検出装置9とともに、本発明に係る糸欠陥8の検出除去装置における装置7を構成する。粗糸1は、最終的に巻取装置6によりコイル17に巻き取られるが、後述するように、上記巻き取り前に糸欠陥8が除去されるため、コイル17に巻き取られた粗糸1は、そのまま繊維機械に供給され、処理されることが可能である。
糸欠陥8の検出装置9により上記測定値からのずれが検出されると、糸欠陥8が糸欠陥8の除去装置10の位置に達するまで、粗糸1の受取装置28方向への搬送が続けられる(搬送時間は、粗糸1の搬送速度と糸欠陥8の除去装置10までの距離によって計算される)。続いて、粗糸1の糸欠陥8を有する部分が糸欠陥8の除去装置10内に固定される(静止する)ように受取装置28(例えば、巻取装置6)および第2搬送装置13が停止される。
粗糸1は、糸欠陥8の除去装置10において、分離機または切断機により糸欠陥8の前後を切断される。切断された糸欠陥部分は、最終的に、吸引されるなどして除去される。
次に、粗糸1の糸欠陥8に隣接していた部分、すなわち、糸欠陥8の除去後、二つの糸端を形成している部分が結合される。そのために、第2搬送装置13を粗糸1の搬送方向(紡糸ノズル3から受取装置28へ向かう方向)に駆動するか、あるいは受取装置28を粗糸1の搬送方向とは逆方向に駆動することにより、少量の粗糸1を糸欠陥8の除去装置10に向かって搬送する。これにより、糸欠陥8が除去された場合でも、糸端の結合に必要な粗糸1を供給することができる。上記結合工程では、糸継処理、ニードリング処理、ラビング処理、カレンダー処理、空気流による処理、その他の公知の結合方法を用いて行われる(が用いられる)。
糸欠陥8の除去中に粗糸1の製造を中断せずに済むように、第1搬送装置12(紡糸ノズル3から粗糸1を引き出すための補助装置)と第2搬送装置13の間に糸アキュムレータ11が配置される。これは、例えば、送り装置23あるいは空気式糸アキュムレータ11として構成される。前者の場合(図3)は、駆動可能なコイルボビンが配置され、粗糸1が製造されている間、上記コイルボビンは紡糸ノズル3の粗糸1の供給速度とほぼ等しい周速度で回転する。引き出された粗糸1は上記コイルボビンに複数回巻き付けられ、後に一方の前側からガイド22を通じて再度引き出される。受取装置28における粗糸1の受取速度が第1搬送装置12の引き出し速度と等しければ、コイルボビンに巻き取られる粗糸量は一定となる。
糸欠陥8を除去するために第2搬送装置13が停止された場合、糸アキュムレータ11は充填される、すなわち、紡糸ノズル3から引き出された粗糸1が、前側から引き出されることなくコイルボビンに巻き取られる。
糸欠陥8の除去が完了すると、第2搬送装置13と受取装置28は運転を再開する。その後、第1搬送装置12の引き出し速度に対する上記装置(第2搬送装置13と受取装置28)の搬送速度を増大させることで、糸アキュムレータ11の粗糸を再度所定の最小量になるまで減らしてもよい。その後、駆動装置15によって駆動される第1、第2搬送装置12、13および受取装置28(コイル17の駆動ローラ18)は、再び通常速度で運転される。すなわち、紡糸ノズル3からの粗糸1の引き出し速度と受取装置28における粗糸1の受取速度が等しくなる。そのため、糸アキュムレータ11の充填レベルは、次の糸欠陥8の除去が行われるまで一定である。
図3に示された送り装置23の代わりに、凹部29を有する空気式糸アキュムレータ11(図4)を用いてもよい。上記糸アキュムレータ11は、例えば真空ライン26に接続され、粗糸1がループ状に吸引される真空室24を有する。粗糸1の貯留空間のように、真空室24を超える長さの粗糸1を真空室24内に一時的に貯留できるよう、真空室24内に仕切り25が設けられていてもよい。真空室24内の圧力は上述の送り装置23のコイルボビンの回転速度と同様に調整可能である。すなわち、糸欠陥8の除去中は、負圧を上げて糸アキュムレータ11を充填し、糸欠陥8の除去が完了すると、負圧を下げて糸アキュムレータ11を充填レベルが最小になるまで空にする。
図2の変形例として、図5に本発明に係る粗紡機の他の実施形態を示す。図5に示されるように、第2搬送装置13は省略されている。そのため、糸アキュムレータ11からの粗糸1の引き出しは、図示された駆動ローラ18を用いて駆動される巻取装置6によってのみ行われる。例えば、コイル17の駆動速度(あるいは駆動ローラ18の回転速度)を変更することでコイル17の回転速度を制御し、ひいては粗糸1の巻取速度を制御することができる。
糸アキュムレータ11からの粗糸1の引き出し速度(すなわち、単位時間当たりに巻き取られる粗糸1の量)が紡糸ノズル3からの供給速度(すなわち、単位時間当たりに製造される粗糸1の量)よりも大きくなるように上記コイル17の回転速度を上げることができる。これにより、糸アキュムレータ11は徐々に空になる。
糸アキュムレータ11の充填レベル(例えば、センサにより検出される)が所定の最小値に達すると、引き出し速度が紡糸ノズル3の供給速度を下回る程度までコイル17の回転速度が下げられる。その結果、糸アキュムレータ11は再び充填される。糸アキュムレータ11の充填レベル(例えば、センサにより検出される)が所定の最小値に達すると、引き出し速度が紡糸ノズル3の供給速度を下回る程度までコイル17の回転速度が上げられる。その結果、糸アキュムレータ11は再び空になる。したがって、コイル17(あるいは駆動装置)の回転速度を適切に制御することにより、充填レベルを(クリーナーカットのためにコイル17が停止している間も)常に一定範囲に保つことができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されない。また、本発明には、特許請求の範囲、発明の詳細な説明、および図面に示され、あるいは記載された個々の特徴のすべての組み合わせ、および、技術的に可能な、あるいは合理的な組み合わせが含まれるものとする。
1:粗糸
2:繊維ウェブ
3:紡糸ノズル
4:入口開口
5:出口
6:巻取装置
7:糸欠陥検出除去装置
8:糸欠陥
9:糸欠陥検出装置
10:糸欠陥除去装置
11:糸アキュムレータ
12:第1搬送装置
13:第2搬送装置
14:制御ユニット
15:駆動装置
16:ワイヤ
17:コイル
18:駆動ローラ
19:牽伸システム
20:供給装置
21:缶
22:ガイド
23:送り装置
24:真空室
25:仕切り
26:真空ライン
27:引き出しローラ対
28:受取装置
29:凹部
2:繊維ウェブ
3:紡糸ノズル
4:入口開口
5:出口
6:巻取装置
7:糸欠陥検出除去装置
8:糸欠陥
9:糸欠陥検出装置
10:糸欠陥除去装置
11:糸アキュムレータ
12:第1搬送装置
13:第2搬送装置
14:制御ユニット
15:駆動装置
16:ワイヤ
17:コイル
18:駆動ローラ
19:牽伸システム
20:供給装置
21:缶
22:ガイド
23:送り装置
24:真空室
25:仕切り
26:真空ライン
27:引き出しローラ対
28:受取装置
29:凹部
Claims (15)
- 繊維ウェブ(2)から粗糸(1)を製造するための粗紡機であって、
繊維ウェブ(2)の入口開口(4)と、粗糸(1)を引き出すための出口(5)とを備える少なくとも1つの紡糸ノズル(3)と、
粗糸(1)の搬送方向において前記紡糸ノズル(3)の下流に配置され、前記紡糸ノズル(3)から引き出された粗糸(1)を受け取るための、特に巻取装置(6)の形態を備える少なくとも1つの受取装置(28)と、
前記紡糸ノズル(3)の出口(5)と前記受取装置(28)との間に配置され、粗糸(1)の糸欠陥(8)を検出および除去する装置(7)と、を有し、
前記紡糸ノズル(3)には、前記紡糸ノズル(3)内部の前記繊維ウェブ(2)に保護回転を与えるために前記紡糸ノズル(3)の内部に空気を供給することができる少なくとも1つの空気ノズルが配置されていることを特徴とする粗紡機。 - 前記装置(7)は、
糸欠陥(8)の検出装置(9)および除去装置(10)に加え、前記紡糸ノズル(3)の出口(5)と前記糸欠陥(8)の除去装置(10)の間に配置され、糸欠陥(8)を除去している間に前記紡糸ノズル(3)から引き出される粗糸(1)を一時的に貯留することができる糸アキュムレータ(11)を有することを特徴とする請求項1に記載の粗紡機。 - 前記糸アキュムレータ(11)は、前記糸欠陥(8)の検出装置(9)と前記糸欠陥(8)の除去装置(10)の間に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の粗紡機。
- 粗糸(1)の第1搬送装置(12)が前記紡糸ノズル(3)の出口(5)と前記糸アキュムレータ(11)の間に配置され、粗糸(1)の第2搬送装置(13)が前記糸アキュムレータ(11)と前記糸欠陥(8)の除去装置(10)の間に配置され、前記第2搬送装置(13)の搬送速度は、前記第1搬送装置(12)の搬送速度とは独立して調整できることを特徴とする請求項2または3に記載の粗紡機。
- 前記糸アキュムレータ(11)は、前記第1搬送装置(12)と前記第2搬送装置(13)の間に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の粗紡機。
- 糸欠陥(8)を除去している間、製造された粗糸(1)を凹部(29)に吸引するように構成された空気式糸アキュムレータ(11)が用いられることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の粗紡機。
- 糸欠陥(8)を除去している間、前記第1搬送装置(12)の運転を継続し、前記第2搬送装置(13)による粗糸(1)の搬送を中断するように構成された制御ユニット(14)を有することを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の粗紡機。
- 前記受取装置(28)による粗糸(1)の受け取りが、糸欠陥(8)を除去している間は中断され、糸欠陥(8)の除去が完了すると再開されるように構成された制御ユニット(14)を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の粗紡機。
- 粗紡機を用いて繊維ウェブ(2)から粗糸(1)を製造するための方法であって、
入口開口(4)を通じて繊維ウェブ(2)を紡糸ノズルに導入する工程と、
空気流を用いて前記紡糸ノズル(3)内部の繊維ウェブ(2)に保護回転を与える工程と、
出口(5)を通じて粗糸(1)を前記紡糸ノズル(3)から引き出す工程と、
前記紡糸ノズル(3)から引き出された粗糸(1)を、前記粗糸(1)の搬送方向において前記紡糸ノズル(3)の下流に配置された巻取装置(6)等の形態を備える受取装置(28)を用いて受け取る工程と、を有し、
粗糸(1)は、前記紡糸ノズル(3)から引き出された後、前記紡糸ノズル(3)の出口(5)と前記受取装置(28)との間に配置された糸欠陥(8)の検出除去装置(7)を通過し、前記装置(7)は、粗糸(1)が前記受取装置(28)により受け取られる前に糸欠陥(8)を検出および除去することを特徴とする方法。 - 糸欠陥(8)が検出されると、糸欠陥(8)の除去装置(10)により粗糸(1)の糸欠陥(8)の前後が切断されるとともに、前記切断された糸欠陥(8)が除去され、その後、粗糸(1)の残った糸端が再結合されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 糸欠陥(8)を除去している間、粗糸(1)の製造が継続され、前記製造された粗糸(1)は、前記紡糸ノズル(3)の出口(5)と前記糸欠陥(8)の除去装置(10)の間に配置された糸アキュムレータ(11)によって一時的に貯留されることを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
- 粗糸(1)は、第1搬送装置(12)により前記紡糸ノズル(3)から引き出されて前記糸アキュムレータ(11)に供給され、第2搬送装置(13)により前記糸アキュムレータ(11)から引き出されて前記糸欠陥(8)の除去装置(10)に供給されることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の方法。
- 糸欠陥(8)を除去している間、前記第1搬送装置(12)は前記紡糸ノズル(3)から粗糸(1)を引き出し続け、前記第2搬送装置(13)は粗糸(1)の搬送を中断することを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の方法。
- 前記受取装置(28)による粗糸(1)の受け取りは、糸欠陥(8)を除去している間は中断され、糸欠陥(8)の除去が完了すると再開されることを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載の方法。
- 前記受取装置(28)として巻取装置(6)が用いられ、制御ユニット(14)により前記巻取装置(6)による粗糸(1)の巻取速度が所定の上限値および下限値を超えて増減されることで、前記糸アキュムレータ(11)に一時的に貯留された粗糸(1)の量が一定範囲に保たれることを特徴とする請求項11〜14のいずれかに記載の方法。
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