JP2015512814A - 手持ち式プレーナ - Google Patents

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Abstract

本発明は、第一のベース(20)と第二のベース(30、31)の間に設置された平削り工具(41)を含む、被切削物表面を平削りするための手持ち式プレーナ(1)であって、プレーナ(1)は、手で被切削物表面に沿って移動できるように構成可能で、その際、第一のベース(20)が前方にあり、第一(20)と第二(30、31)のベースがプレーナ(1)を被切削物表面に沿って案内し、平削り工具が被切削物の厚さを平削りするようになっており、ベースの少なくとも一方(30、31)が調節可能ベースであり、その少なくとも一部分(31)が取り外し可能または、動作可能な延長形状を提供する位置と動作可能な短縮形状を提供する位置との間で移動可能であり、それによって、被切削物表面と案内のために接触する調節可能ベースの長さが、短縮形状では延長形状と比較して短くなるか、またはなくなることを特徴とする手持ち式プレーナ(1)を開示する。【選択図】図1

Description

本発明は、戸、枠、またはその他の被切削物から、厚さの微調整に必要となりうるような少量の原料木材を削り取るための、電動木材プレーナ等の手持ち式プレーナの改良に関する。より詳しくは、本発明は、そのベースに、プレーナ上で位置を変えるか、または完全に取り外すことのできる部分を有するプレーナに関する。
以下に本発明の背景、目的、好ましい実施形態を、改装中または建築中の室内の限られた空間または障害物の付近にありうる木製構造物から、幅15〜80mmの原料木材を削り取るための手持ち式電動木材プレーナに関して説明するが、当然のことながら、本発明はこれに限定されず、より広い用途を持つ可能性がある。
手持ち式電動木材プレーナは当業界でよく知られている。従来、このような木材プレーナは、電気モータが格納されるハウジングと、モータから動力の伝達を受けることのできる円筒形回転式平削り工具の主要部分と、を含む。
プレーナの中央付近のハウジング底部に、平削り工具のわずかな部分がそこから突出できるような開口部が設けられる。この開口部は通常、長方形であるが、複数の規則的または不規則的形状であってもよい。
平削り工具の回転運動によって、切削円として知られる円形の切削運動が発生する。切削円の中の、被切削物に衝突する部分は切削弧として知られる。
プレーナの底部は、平削り工具の切削弧の両側から延びる2つの底板を含むベースによって提供され、各底板と平削り工具の切削弧の間に小さい間隙が保持される。
底板は、被切削物と接触するための手段を提供し、それゆえ作業中にプレーナを安定させる。
プレーナは、動作時に、平削り工具が被切削物の平削り対象面に平行な軸上で回転するように保持される。
プレーナは一方向に操作され、その際、被切削物のまだ切削されていない部分が前方底板と接触し、被切削物のすでに切削された部分が後方底板と接触している。
平削り工具の切削弧が被切削物に衝突しうる程度は、前方底板に関するその位置によって決まる。一般に、底板を上下に移動させることによって切削深さを決定することができ、すなわち、被切削物に当てた1回の移動で原料木材を例えば0.1mm〜3mm除去することができる。必要な厚さまたは量の原料木材が削り取られ、または平削りされるまで、被切削物に当てて1回または複数回移動させる。
動作時には、電動木材プレーナは、まず被切削物を前方底板と、次に平削り工具の切削弧と、最後に後方底板と接触させる。その後プレーナは通常、同じ順序で被切削物から離れ、最後に被切削物と後方底板とが接触している。
このようにして、前方底板は平削り工具が被切削物の始点に近付く時にプレーナを安定させ、後方底板は平削り工具が被切削物の終点から離れる時にプレーナを安定させる。
前方および後方底板はどちらも、被切削物の切削開始後と切削終了前にプレーナを安定させるために使用され、作業者は圧力の大半をプレーナの後方にかけて、プレーナが、平削り工具より先の位置から前方に引っ張られるのではなく、平削り工具の背後の位置から前方に押されるようにする傾向がある。これに対応して、従来、多く電動プレーナにおいて、後方底板のほうが前方底板より大きい傾向がある。
プレーナは動作時に、工具がその軸上で回転し、必要な厚さまたは量の原料木材が削り取られ、平削りされるまで、被切削物に当てて複数回移動されるように保持される。このような木材プレーナは、広い、障害物のない空間で操作する際には有効であるが、底板の長さによる制約のため、限られた空間または障害物付近での操作には、また少量の原料木材を削る必要がある場合には不適である。
被切削物の始点近くに障害物がある場合、後方底板の位置によって切削弧の位置、およびそれゆえ平削りの開始地点が被切削物の始点を越えた地点に限定される。
平削り工具を被切削物の中に、従来の開始地点から離れたいずれかの位置でまっすぐに切り込むことによって平削りを開始することは、後方底板が従来、平削り工具の切削弧と一致しているために困難であり、またそれによって切り込み地点と被切削物の始点との間に実質的な量の原料木材が残り、これを他の手段で依然として除去しなければならないため、無益でもある。
後方底板の大きさを限定することによって、切削弧を被切削物の始点により近付けることができる。しかしながら、後方底板がない、または非常に小さいと、被切削物の終点で平削りを終了することが困難かつおそらく危険となり、これは、後方底板が平削り工程の終了時にプレーナを安定させる上で重要な役割を果たすからである。
被切削物の終点の付近に障害物がある場合、前方底板の位置によって、切削弧の位置決め、およびそれゆえ、平削りの終了が、被切削物の終点より手前の地点に限定される。
前方底板の大きさを限定するか、先端を切り詰めることによって、切削弧を被切削物の終点により近付けることができる。しかしながら、前方底板がない、または非常に小さいと、平削りの開始が困難かつおそらく危険となり、これは、前方底板が平削り工程の開始時にプレーナを安定化させる上で重要な役割を果たすからである。さらに、前方底板の位置決めは切削深さを制御できる主要な手段であるため、これを完全に取り除くことは現実的ではない。
現在、戸枠に適正にフィットするように戸の上端または側面から原料木材を削り取る必要がある場合は、従来の木材プレーナを使用する職人はしばしば、まず戸を取り外し、より広い空間でプレーナを操作してから、戸を再び取り付ける必要がある。この作業は労力を要し、時間がかかり、取扱中に損傷を与える危険性がある。
さらに、障害物の付近にある、湾曲した、または整合していない枠材または間柱ノギンから原料木材を削り取る場合、従来の木材プレーナは使用できない場合があり、その代わりに金槌とのみが必要かもしれない。これは、ドライウォールパネルまたはタイルの下地シートを、パネルやシートが歪んだり、曲がったりしないように適正に取り付けるために複数の枠材の縁辺を整合させようとする時に特に重要でありうる。金槌とのみはこの目的に使用できるが、これらは労力を要し、時間もかかり、高度な技術を必要とする。
本願発明者らは、先行技術の装置と方法の中には、厚さの微調整に必要な場合のように、戸、枠材、間柱ノギンまたはその他の被切削物の少量を、限られた空間または障害物の付近で、制約または障害物が被切削物の始点と終点のいずれにあるかを問わす、削り取る、または平削りするために有効、安定かつ安全な手段を提供するものがないことに気付いた。
そこで、上記の欠点の1つ以上を克服する改良されたプレーナを提供する必要がある。
本発明の広い態様によれば、被切削物の表面を平削りするための手持ち式プレーナが提供され、これは、第一のベースと第二のベースの間に設置された平削り工具を含み、このプレーナは、手で被切削物の表面に沿って移動できるように構成可能で、その際、第一のベースが前方にあり、第一と第二のベースがプレーナを被切削物の表面に沿って案内し、平削り工具が被切削物の厚さを平削りするようになっており、
ベースの少なくとも一方が調節可能ベースであり、その少なくとも一部分が取り外し可能または、動作可能な延長形状を提供する位置と動作可能な短縮形状を提供する位置との間で移動可能であり、それによって、案内のために被切削物表面と接触する調節可能ベースの長さが、短縮形状では延長形状と比較して短くなるか、またはなくなる。
1つの実施形態において、短縮形状の調節可能ベースの長さは、延長形状の調節可能ベースの長さの半分未満である。
1つの実施形態において、調節可能ベースのその部分は完全にプレーナから取り外し可能である。この部分は、調節可能ベースのその部分と、ベースの残りの部分に取り付けられているハウジングとの間の摺動係合によって、プレーナから完全に取り外し可能である。
1つの実施形態において、調節可能ベースのその部分は、プレーナに取り付けられた状態のまま、短縮および延長形状間で移動可能である。
異なる実施形態において、調節可能ベースのその部分は、プレーナに取り付けられた状態のまま、短縮および延長形状間で少なくとも部分的に摺動可能または少なくとも部分的に回転可能である。1つの実施形態において、調節可能ベースのその部分は第二のベースの上にあり、プレーナの両側で第一のベースに向かって回転可能で短縮形状を提供する左右の部品を含む。
1つの実施形態において、プレーナはさらに、各々それぞれ短縮および延長形状で使用されるようになされた、少なくとも2つの位置の間で長さ方向に移動可能なハンドルを含む。ハンドルは、ハンドルが延長形状で使用するようになされた位置にある時に、その部分が短縮形状へと移動するのを防止してもよい。
1つの実施形態において、短縮形状にある時、少なくとも第一のベースと平削り工具が一体のハウジングの中に設置される。
1つの実施形態において、短縮形状にある時、プレーナの後端の形状が、
後端を床の上に、第一のベースが床に対して垂直で、取り付けられた戸の縁辺等のように縦に向けられた被切削物の表面と一致するように置くことができ、
平削り工具がプレーナの中で、床に近い位置から被切削物を平削りするように位置付けられるようになっている。
1つの実施形態において、第一と第二のベースの両方が移動可能または取り外し可能な部分を有する。両方のベースのこれらの部分は、第二のベースの一部を形成する位置と第一のベースの一部を形成する位置の間で位置変更されるようになされた位置変更可能ベース部分を含んでいてもよい。位置変更可能ベース部分はプレーナに回転可能に蝶着されてもよく、プレーナの両側で回転可能な左右の部品の中に形成されてもよい。
1つの実施形態において、平削り工具はモータ駆動型の円筒形に取り付けられた平削り工具である。
1つの実施形態において、第二のベースは調節可能ベースであり、第二のベースのその部分は完全に取り外すことができる。第二のベースは取り外し可能な部品に設置されてもよく、第一のベースは平削り工具と共にハウジングの中に設置されていてもよく、取り外し可能な部品はハンドルの後部を含んでいてもよく、ハウジングはハンドルの前部を含んでいてもよい。取り外し可能な部品は、協働するフックと凹部の構成および、ハウジングのねじ山付凹部と係合する取り外し部品のねじによって、ハウジングに取り付けられてもよい。
1つの実施形態において、第二のベースの取り外し可能な部分は第二のベース全体であり、それによって平削りの開始が容易となる。
図1は、延長形状にあり、ハンドルが最も後方にある時の、本発明のある実施形態によるプレーナの側面図である。 図2は、ハンドルが最も前方に移動された時の、図1のプレーナの側面図である。 図3は、短縮形状にあり、戸の縁辺をその場で平削りしている、図1のプレーナの図である。 図4は、本発明の試作品の実施形態によるプレーナの斜視図である。 図5aは、図1のプレーナの不透明の側面図である。 図5bは、図1のプレーナの半透明の側面図である。
本発明のある実施形態を以下に説明する。
まず図1を参照すると、ハウジング10を含むプレーナ1が示されている。ハウジング10の中には、第一のベース20と、被切削物の厚さを平削りするための工具切刃またはプレーナ刃41を備える円筒形の電動平削り工具40と、が設置されている。
平削り工具40に対して後方の配置にある第二のベースは調節可能ベースであり、並置された部分30と31の複合体である。部分31が調節を提供し、取り外し可能な部分であって、取り外し可能部品32の一部を形成し、その動作については後述する。
プレーナ1はさらに、ノブ50と、平削り工具40を動作させるための引き金61を備えるハンドル60と、を有する。使用者は片手でハンドル60、反対の手でノブ50を握ってプレーナを被切削物表面に沿って移動させ、その際、第一のベース20が前方にあり、第二のベース30、31が後方にあり、第一のベース20と第二のベース30、31がプレーナを被切削物表面に沿って案内し、工具切刃41が被切削物の厚さを平削りする。
ハンドル60は、スロット70の中で摺動するようになされた長い突起62によって移動可能である。この延長形状でハンドル60は、最も好都合な態様として、スロット70に沿って後方位置に位置付けられているように示されている。
プレーナ1は、この状態では、従来の電動プレーナと同様の寸法を有し、平削り工具40が、同等な長さを有する前方の第一のベース20と後方の第二のベース30、31の間に配置され、ハンドル60は平衡位置にある。
次に図2を参照すると、プレーナ1が、ハンドル60がスロット70に沿って前方位置に移動された状態で示されている。この位置では、調節可能な複合体の第二のベース30、31のうちの部分31は、摺動突起80によって上方に移動可能であり、これは摺動的にハウジング10とスロット内で係合し、それによって移動可能な部品32がハウジング10から完全に取り外される。
次に図3を参照すると、プレーナ1が短縮形状で示されており、第二のベースの取り外し可能部分31が取り外され、第二のベースがハウジング10内に配置された非常に短い残りの部分30のみによって提供されている。図は、戸100の縦の縁辺110を、床200に近い位置から平削りすることを含む平削り作業の過程にあるプレーナを示している。図からわかるように、プレーナは、後端15を床200の上に置くことができ、第一のベースが床200に対して垂直で、縦に向けられた被切削物表面110と一致するような形状である。工具切刃41はハウジング内に位置付けられ、取り付けられた戸の底部にとって一般的であるような、床に近い位置から平削りすることができる。
次に必要に応じて図4、5a、5bを参照すると、本発明によるプレーナの試作品の実施形態が示されている。図1の実施形態と同様に、プレーナは、第一のベース20と、工具刃先41を備える円筒形の電動平削り工具を有するハウジング10を含む。第二のベース31は取り外し可能な部品32の一部であり、この実施形態では、第二のベース31の取り外し可能部分は第二のベース31全体であり、ハウジングの中に第二のベースの残りの部分30はなく、その代わりに、円筒形の平削り工具の背後のハウジング後部45が後退しており、被切削物と係合しない。この態様では、取り外し可能部品32が取り外されると、縁辺にアクセスできない時、例えば窓枠の角部の付近等で、平坦表面の中央に切り込むことによって完全に自由に平削り動作を始めることができ、これは、残りの部分30がないため、工具が前方の第一のベース20の位置によって決定される深さまで切削することが妨げられなくなるからである。
この実施形態はまた、2つの部品からなるハンドル66と67を特徴とし、第一の実施形態のような摺動式ハンドルが不要である。さらに、この実施形態の引き金は部品61aと61bに分けられ、これによって延長および短縮形状の両方で快適に操作でき、それらの間の引き金のない部分65と共に、引き金を作動させずにハンドルを握り、プレーナを保持することができる。安全スイッチも設けられ、これは同じく両方の状態での操作の便宜上の理由から、2つのアクティベータ62aと62bから前方にスライドさせることによって動作可能である。取り外し可能部品32は、真鍮ねじ91とフック94によって固定される。取り外し可能部品32は、ねじ91をハウジング10内のそのねじ山付の真鍮の凹部92から外し、次に取り外し可能部品32をフック94の周囲でハウジングから反対に回転させ、フック94をハウジング10の凹部95から引き抜くことによって取り外される。フック94は、アルミニウム製埋金96によって取り外し可能部分32の内部に固定され、これが補強を助ける。ねじ91は、ばね93によって伸展位置へと付勢され、ハウジング10に再び接続して延長形状に変形させる時にねじ山付凹部92との整合を助ける。
ハウジング10に関する部品32と取り外し可能ベース部分31の摺動的またはその他の係合と、それに関するロッキング機構の詳細は、技術的設計の一般的に理解されている特徴であり、よく知られた様々な方法で実現できる。
本発明はそれゆえ、短縮形状でのプレーナの、取り付けられた戸の底部等の困難な位置からの平刷りを可能にするという利点と、延長形状での従来のプレーナの安定性の利点を提供する。
当業者はまた、本発明の範囲から逸脱することなく、本発明に多くの変更を加えることができることがわかるであろう。
例えば、他の実施形態において、取り外し可能部分は、前方の第一のベースまたは後方の第二のベースまたはその両方の部分とすることができる。
さらに、調節可能ベースの取り外し可能部分は、取り外し可能ではなく移動可能であってもよく、短縮および延長形状の間で移動するように回転可能であってもよい。
さらにまた、上記の実施形態からわかるように、説明した実施形態の残りの部分30を、開口部から突出する平削りブロックと一緒に取り外してもよい。このために、取り外し可能部分は後方ベースの全部とすることができ、本明細書全体を通じて、調節可能ベースに関する「部分」という用語は、文脈から別の解釈が必要でないかぎり、その部分がベース全体である場合まで延長されるものとする。このような変更によって、縁辺にアクセスできない時、例えば窓枠の内側の角部の付近等で、平坦表面の中央に切り込むことによって完全に自由に平削り動作を始めることができ、これは、残りの部分30が取り外されると、工具が前方の第一のベース20の位置によって決定される深さまで切削することが妨げられなくなるからである。同様の目的を達成するための代替的な構成は、残りの部分30が依然としてあるが、前方の第一のベース20と同じ高さに設置され、それによって切削工具が、平坦面の中央に切り込んだ時にその所期の深さまで邪魔されずに切削できる、というものである。
回転可能で移動可能な部分の1つの変形版として、平面に蝶着された位置変更可能なベース部分を提供してもよく、これは、プレーナの周囲でベースに垂直な軸で第一のベースから第二の位置へと回転可能であり、それが第一のベースの一部を形成すると、第一のベースが延長形状となり、第二のベースが短縮形状となり、それが第二のベースの一部を形成すると、第二のベースが延長形状となり、第一の空間が短縮形状となる。
他の変形版において、移動可能部分は、プレーナに取り付けられた状態のまま、少なくとも部分的に短縮および延長形状の間で入れ子式に摺動可能である。
上記の実施形態は電動プレーナに関しているが、本発明のアイディアは手動プレーナにも同様に当てはまる。
本明細書の中の「第一のベース」と「第二のベース」という用語は、平削り工具に関して前方および後方の配置にある案内部品を指し、特に短縮形状において一体の部品であってもよい。
本明細書と特許請求の範囲の中の「調節可能ベース」という用語は、ベースの一方を移動または位置変更して、短縮および延長形状の間で変化させる可能性を指し、従来の方法によるプレーナの切削深度を変化させるためのベースの高さ調節と混同されない。
以下の特許請求の範囲と本発明の上記の説明の中で、文脈上、明確な文言又は必然的な示唆によって他の解釈が必要でないかぎり、「含む(comprise)」という用語とその変化形(comprises、comprising)は、包含的な意味で使用されており、すなわち明記された特徴の存在を示し、本発明の様々な実施形態における他の特徴の存在または追加を排除しない。
当然のことながら、先行技術文献が本明細書で言及された場合、この言及は、その文献がオーストラリアまたはその他の国における当業界での一般的知識の一部を形成することを認めることにはならない。

Claims (20)

  1. 第一のベースと第二のベースの間に設置された平削り工具を含む、被切削物表面を平削りするための手持ち式プレーナにおいて、前記プレーナは、手で前記被切削物表面に沿って移動できるように構成可能で、その際、前記第一のベースが前方にあり、前記第一と第二のベースが前記プレーナを前記被切削物表面に沿って案内し、前記平削り工具が前記被切削物の厚さを平削りするようになっており、
    前記ベースの少なくとも一方が調節可能ベースであり、その少なくとも一部分が取り外し可能または、動作可能な延長形状を提供する位置と動作可能な短縮形状を提供する位置との間で移動可能であり、それによって、前記被切削物表面と案内のために接触する前記調節可能ベースの長さが、前記短縮形状では前記延長形状と比較して短くなるか、またはなくなる手持ち式プレーナ。
  2. 請求項1に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記短縮形状にある時の前記調節可能ベースの前記長さが、前記延長形状にある時の前記調節可能ベースの前記長さの半分未満であることを特徴とする手持ち式プレーナ。
  3. 請求項1に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記調節可能ベースの前記部分を、前記プレーナから完全に取り外し可能であることを特徴とする手持ち式プレーナ。
  4. 請求項1に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記調節可能ベースの前記部分を、前記調節可能ベースの前記部分と、前記ベースの残りの部分に取り付けられているハウジングとの間の摺動係合によって、前記プレーナから完全に取り外し可能であることを特徴とする手持ち式プレーナ。
  5. 請求項1に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記調節可能ベースの前記部分が、前記プレーナに取り付けられた状態のまま、前記短縮および延長形状間で移動可能であることを特徴とする手持ち式プレーナ。
  6. 請求項1に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記調節可能ベースの前記部分が、前記プレーナに取り付けられた状態のまま、前記短縮および延長形状間で少なくとも部分的に摺動可能であることを特徴とする手持ち式プレーナ。
  7. 請求項1に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記調節可能ベースの前記部分が、前記プレーナに取り付けられた状態のまま、前記短縮および延長形状間で少なくとも部分的に回転可能であることを特徴とする手持ち式プレーナ。
  8. 請求項1に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記調節可能ベースの前記部分が前記第二のベースの上にあり、前記プレーナの両側で前記第一のベースに向かって回転可能で前記第二のベースの前記短縮形状を提供する左右の部品を含むことを特徴とする手持ち式プレーナ。
  9. 請求項1に記載の手持ち式プレーナにおいて、長さ方向に、各々それぞれ前記短縮および延長形状で使用されるようになされた少なくとも2つの位置の間で移動可能なハンドルをさらに含むことを特徴とする手持ち式プレーナ。
  10. 請求項9に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記ハンドルが、前記ハンドルが前記延長形状で使用するようになされた位置にある時に、前記部分が前記短縮形状へと移動するのを防止することを特徴とする手持ち式プレーナ。
  11. 請求項1に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記短縮形状にある時、少なくとも前記第一のベースと前記平削り工具が一体のハウジングの中に設置されることを特徴とする手持ち式プレーナ。
  12. 請求項1に記載の手持ち式プレーナにおいて、
    前記短縮形状にある時、前記プレーナの後端の形状が、
    前記後端を床の上に、前記第一のベースが前記床に対して垂直で、取り付けられた戸の縁辺等のように縦に向けられた前記被切削物表面と一致するように置くことができ、
    前記平削り工具が前記プレーナの中で、前記床に近い位置から前記被切削物を平削りするように位置付けられるようになっている、
    ことを特徴とする手持ち式プレーナ。
  13. 請求項1に記載の手持ち式プレーナにおいて、第一と第二のベースの両方が前記移動可能または取り外し可能な部分を有することを特徴とする手持ち式プレーナ。
  14. 請求項11に記載の手持ち式プレーナにおいて、両方のベースの前記部分が、前記第一のベースと前記第二のベースの間で位置変更されるようになされた、位置変更可能ベース部分を含むことを特徴とする手持ち式プレーナ。
  15. 請求項12に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記位置変更可能ベース部分が前記プレーナに、前記第一のベースと前記第二のベースの間で回転可能に蝶着されることを特徴とする手持ち式プレーナ。
  16. 請求項1に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記平削り工具がモータ駆動型の円筒形に取り付けられた平削り工具であることを特徴とする手持ち式プレーナ。
  17. 請求項12に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記第二のベースが調節可能ベースであり、前記第二のベースの前記部分が完全に取り外し可能であることを特徴とする手持ち式プレーナ。
  18. 請求項17に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記第二のベースが取り外し可能な部品に設置され、前記第一のベースは前記平削り工具と共にハウジングの中に設置され、前記取り外し可能な部品がハンドルの後部を含み、前記ハウジングが前記複合的なハンドルの前部を含むことを特徴とする手持ち式プレーナ。
  19. 請求項18に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記取り外し可能な部品が、協働するフックと凹部の構成および、前記ハウジングのねじ山付凹部と係合する前記取り外し可能な部品のねじによって、前記ハウジングに取り付けられることを特徴とする手持ち式プレーナ。
  20. 請求項1に記載の手持ち式プレーナにおいて、前記第二のベースの前記取り外し可能部分が前記第二のベース全体であり、それによって平削りの開始が容易となることを特徴とする手持ち式プレーナ。
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