JP2015509050A - ロール又はストリップを冷却するための流れを整向するための装置 - Google Patents

ロール又はストリップを冷却するための流れを整向するための装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015509050A
JP2015509050A JP2014555190A JP2014555190A JP2015509050A JP 2015509050 A JP2015509050 A JP 2015509050A JP 2014555190 A JP2014555190 A JP 2014555190A JP 2014555190 A JP2014555190 A JP 2014555190A JP 2015509050 A JP2015509050 A JP 2015509050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
refrigerant
roll
hollow body
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014555190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015509050A5 (ja
JP5780572B2 (ja
Inventor
キッピング・マティアス
アルケン・ヨハネス
ザイデル・ラルフ
Original Assignee
エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト filed Critical エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JP2015509050A publication Critical patent/JP2015509050A/ja
Publication of JP2015509050A5 publication Critical patent/JP2015509050A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5780572B2 publication Critical patent/JP5780572B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0203Cooling
    • B21B45/0209Cooling devices, e.g. using gaseous coolants
    • B21B45/0215Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes
    • B21B45/0218Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes for strips, sheets, or plates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B27/00Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
    • B21B27/06Lubricating, cooling or heating rolls
    • B21B27/10Lubricating, cooling or heating rolls externally
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0203Cooling
    • B21B45/0209Cooling devices, e.g. using gaseous coolants
    • B21B45/0215Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes
    • B21B45/0233Spray nozzles, Nozzle headers; Spray systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B27/00Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
    • B21B27/06Lubricating, cooling or heating rolls
    • B21B27/10Lubricating, cooling or heating rolls externally
    • B21B2027/103Lubricating, cooling or heating rolls externally cooling externally

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

本発明は、ロール又はストリップを冷却するための冷媒流を整向するための装置(1)に関する。この装置(1)は、ロール又はストリップの幅の少なくとも一部にわたって延在する中空体(3)と、中空体(3)内に配置され、ロール又はストリップの幅方向(B)に延在するチューブ(5)とを有し、中空体(3)が、ロール又はストリップの幅方向(B)に複数のチャンバに細分化され、チューブ(5)が、中空体(3)のチャンバ内に冷媒を導入するための開口(9)を有し、チャンバが、それぞれ、中空体(3)からの冷媒を流出させるための開口を有する。更に、チャンバは、本発明によれば、チューブ(5)の開口(9)から中空体(3)からの冷媒を流出させるための開口へ冷媒を導くために、それぞれ、中空体(3)の内壁とチューブ(5)の間に構成される通路(12)を有し、この通路(12)の流れ横断面が、少なくとも、その下流に位置する端部で先細る。

Description

本発明は、ロール又はストリップを冷却するための流れを整向するための装置もしくは整流器に関する。更に本発明は、ロール又はストリップを冷却するための装置に関する。
従来技術から、冷却のために例えば空気、オイルエマルジョン又は水が使用される、ロール、ストリップ又は板材を冷却するための多数の冷却装置が知られている。
いくつかの例で、冷媒は、冷媒出口を介して単純に大量に冷却すべきロール又は冷却すべきストリップに塗布される。これにおいて欠点であるのは、特に使用される大量の冷媒であり、この大量の冷媒は、別のプロセスのために失うか、費用をかけて返送し、場合によっては処理しなければならない。別の欠点は、塗布される冷媒の粗悪な単位容積当たりの熱伝達率にある。ロール又はストリップの幅方向のコントロールされたかつ異なった強さの冷却も、周知の多くの装置によっては可能でない。
発展させた別の装置は、ストリップ又はロールの幅にわたって延在するスプレーバーを有する。このようなスプレーバーは、しばしば冷却水を充填可能な中空体を有し、この中空体は、幅方向に沿って冷却水をストリップに到達させることができる流出口を有する。
特開平11−057837号公報(特許文献1)は、例えば、ストリップの幅方向に延在するスリットを介して容器からの水をストリップに導くことができる冷却装置を開示する。但し、このような構造の欠点は、水が、依然として整向されずにストリップに対して流れることである。冷却すべき水とストリップの間の相対速度が少なく、使用される水は、冷却のために十分には利用されない。加えて、このような冷却装置から流出する流は、強く乱れている、整向されていない及び/又はその流出時に著しい境界層厚さを備える。乱れた冷却剤流もしくは厚い境界層厚さを有する冷却剤流は、一般に比較的粗悪な熱伝達係数を生じさせ、これにより冷却の効率を低下させる。別の欠点は、発生させた流が十分には限定もしくは認知又は計算可能でないことにあり、これにより、冷却の制御もしくは調整が困難になっている。
特開平11−057837号公報
要約すると、技術的課題は、ロール又はストリップのより効率的な冷却に寄与する装置を提供することにある。
特に、僅かな乱れの流れ、薄い境界層を備える流れ又は整向された流れを発生させることができる流れを整向するための装置を提供すべきである。
別の課題は、改善されたロール又はストリップを冷却するための装置を提供することにある。
好ましくは、前記の欠点の少なくとも1つを回避すべきである。
提起した技術的課題は、請求項1に記載の、ロール又はストリップを冷却するための冷媒流を整向するための装置によって解決される。この装置は、好ましくは、ロール又はストリップの幅の少なくとも一部にわたって延在する中空体と、中空体内に配置され、ロール又はストリップの幅方向(鋳造方向又は圧延方向に対して垂直)に延在するチューブとを有し、中空体が、ロール又はストリップの幅方向に複数のチャンバ(セグメント)に細分化けされ、チューブが、中空体のチャンバ内に冷媒を導入するための開口を有し、チャンバが、それぞれ、中空体からの冷媒を流出させるための開口を有する。更に、本発明によれば、チャンバが、チューブの開口から中空体からの冷媒を流出させるための開口へ冷媒を導くために、それぞれ、中空体の内壁とチューブの間に構成される通路を有し、この通路の流れ横断面が、少なくとも、その下流に位置する端部で先細るもしくはその下流に位置する端部に向かって拡大される。
先細る形態の通路をこのように配置するもしくは設けることにより、流体が加速及び整向される。従って、乱れを減少させ、境界層を軽減させることができる。この場合、境界層との概念は、流動学の分野の当業者に周知である。大抵は、流体流の境界層の厚さは、流れる流体がその自由な外側の速度の99%よりも低い速度を備える厚さであると見なされる。更に、複数のチャンバへの中空体の(幅方向の)細分化により、同様に整向作用を得ることができる。
チューブの開口は、特に全ての実施例において、中空体の開口とは反対の側に位置するので、冷媒は、中空体から流出する際の流れ方向とは反対方向に整向された流れ方向にチューブから出る。従って、そのチューブからの流出後、冷媒は、チューブの外側に沿った相応のガイドにより反転される。
好ましい実施形態によれば、チューブは、中空体の内部に配置され、少なくとも大部分(その周囲の半分よりも多く)が冷媒によって環流可能である。一般的に、チューブは、実質的に中空体もしくはその内壁に対して調心して配置することができる。
別の好ましい実施形態によれば、構成された通路は、下流に向かって、少なくともその長さの半分以降が連続的に中空体から流出させるための開口まで先細る。流れ方向の通路の連続的な先細りにより、装置によって乱れが更に少ない流れを発生させることができる。
別の好ましい実施形態によれば、チャンバが、それぞれ、隔壁によって互いに分離されている。隔壁は、幅方向に中空体の中空スペースを分離するが、チューブを通る冷媒の流れは可能にされている。特に、隔壁は、ロール又はストリップの幅方向に対して実質的に垂直に位置する方向に延在する。
別の好ましい実施形態によれば、中空体のチャンバの少なくともいくつかが、中空体から冷媒を流出させるための開口とは実質的に反対側に延在する1つの流れ隔壁と、チューブに配置された、冷媒をそれぞれのチャンバ内に導入するための少なくとも2つの開口とを有する。この場合、冷媒をそれぞれのチャンバ内に導入するための開口は、それぞれ、チューブの開口から流出する冷媒を2つの部分流に分割するための流れ隔壁の両側の一方に配置されているので、冷媒がチューブの開口から流出した時に、両部分流は、それぞれ、(チューブと中空体の内壁もしくはそれぞれのチャンバの間に制限され)チューブの反対の側に互いに分離されて、中空体から冷媒を流出させるための開口の方向に導かれ、そこで冷媒流もしくは1つの共通の冷媒流に統合される。
換言すれば、好ましくはそれぞれ1つの部分流が、チャンバ内で、中空体の内壁とチューブの外壁の間の中空体の出口とは反対側の領域内のチューブの両開口の一方から先細る通路内へ、中空体の出口に向かって導かれるということである。特に、通路は、少なくとも部分的に先細る。両部分流は、好ましくは、中空体の、中空体の出口とは反対側の領域で、流れ隔壁によって互いに分離されている。
別の好ましい実施形態によれば、
中空体が、選択的にチューブもが、ロール又はストリップの幅方向に対して垂直に三角形の横断面を備え、中空体の出口が、実質的にその三角形の横断面の先端に存在する。中空体又はチューブのこのような形態は、特に容易に製造することができ、加えて、整向及び加速された流れを発生させるために最も効果的である。
中空体の出口の方向に延在する内壁と、この内壁に向かい合うチューブの外壁の間隔は、特に冷媒の流れ方向もしくは下流に向かって縮小する。更に、このような形態は、装置による冷却流の計算能力もしくは予想能力を単純化する。
一般に、冷却装置を通る流れは、数値シミュレーションによって計算することもしくは近似することができる。
別の好ましい実施形態によれば、中空体が、選択的にチューブもが、ロール又はストリップの幅方向に対して垂直に滴状の横断面を備える。この場合、中空体は、滴状の横断面の先端に中空体の出口を備える。このような滴状の形態は、更に少ない乱れの流れを発生させるために使用される。特にこのような形態において全ての角及びエッジがなくなる。
別の好ましい実施形態によれば、中空体の内壁が、エッジフリーである。特に、中空体の内壁は、突出するエッジもしくは突出する屈曲部を有していない。
更に、本発明は、ロール又はストリップに対して調整可能な冷却シェルと、冷却シェルとロール又はストリップの間の間隙に冷媒流を導入するための少なくとも1つのノズルとを有し、ノズルが、冷媒流のための入口領域と出口領域とを備える、ロール又はストリップを冷却するための装置を含み、このロール又はストリップを冷却するための装置は、加えて、前記の実施形態のいずれか1つによる冷媒流を整向するための装置を有し、中空体から冷媒を流出させるための開口が、ノズルの入口領域に接続する。
まさにこのような構成によって、整向された流れを、特に有利かつ効率的に冷却のために使用することができる。
ロール又はストリップを冷却するための装置の別の好ましい実施形態によれば、ノズルの出口領域が、冷却シェルとロール又はストリップの間の間隙に接続する。
ロール又はストリップを冷却するための装置の別の好ましい実施形態によれば、ノズルの出口領域が、冷却シェルと結合され、少なくとも部分的にこの冷却シェルによって包囲されているので、ノズルからの冷媒は、冷却シェルに流れることができる。
好ましくは、ノズルは、冷媒流を実質的にストリップ表面又はロール表面に対して正接して間隙に導入するために配置されている。
ロール又はストリップを冷却するための装置の別の好ましい実施形態によれば、中空体の出口が、ノズルの入口領域に接続し、選択的にノズルと接続されている。
ロール又はストリップを冷却するための装置の別の好ましい実施形態によれば、冷却シェルが、ロールの幅及び/又は周囲の少なくとも一部にわたって延在する。ストリップが冷却されるべき場合、冷却シェルは、好ましくは、ストリップの幅及び/又は長さの少なくとも一部にわたって延在する。
一般に、ノズルの出口は、ストリップ表面又はロール表面が、ロール又はストリップの運動方向とは反対方向にノズルによって冷媒供給可能であるように配置されている。
前記の実施形態の全ての特徴は、互いに組み合わせること又は互いに交換することができる。
以下で、実施例の図を簡単に説明する。更なる詳細は、実施例の詳細な説明にから読み取ることができる。
本発明のロールを冷却するための装置の一部 幅方向に対して垂直な本発明の実施例による整流器の概略横断面 幅方向に対して垂直な図2による整流器の概略横断面 幅方向に対して垂直な別の本発明の実施例による整流器の概略横断面 本発明の実施例によるストリップを冷却するための装置 幅方向に対して垂直な別の本発明の実施例による整流器の概略横断面 幅方向に対して垂直な別の本発明の実施例による整流器の概略横断面
図1は、本発明によるロール2を冷却するための装置の一部を開示する。ロールは、図示したようにストリップ200を圧延するためのワークロール2とすることができる。加えて、このようなロール2は、バックアップロール300によって支持することができ、ロール表面を冷却するために冷媒(例えばガス、空気、水、オイル又はこれら物質の混合物)によって冷却することができる。このため、好ましくは冷却シェル40が、ロール2の周囲Uの一部に対して調整可能である。ノズル41により、図示した流動線によって示したように、冷媒流をロール表面と冷却シェル40の間の間隙43に導入することができる。この場合、冷却シェル40は、少なくともロール幅の一部にわたって幅方向Bに延在する。この場合、幅方向Bは、圧延方向もしくは鋳造方向又はストリップ走行方向Wに対して垂直であるロール表面からの冷却シェル40の間隔(間隙高さ)は、可変もしくは調整可能とすることができる。このため、適当な調整装置(図示してない)を使用することができるが、この調整装置は、例えば油圧、空気圧、機械又は電気機械により間隙間隔を調整することができる。間隙43を経て冷媒流を導くことにより、ロール表面が冷却される。この場合、特に供給される冷媒の容積流又は圧力以外に、流れの形式もしくは形態が重要である。
特に、流れが、できるだけ層状であるか、乱れが少ないことが望ましい。乱れの減少及び/又は境界層厚さの減少から、間隙43内でのロールと冷媒流の間の熱伝達が改善されることが生じる。更に、できるだけ高い、流れと冷却すべき表面の相対速度を得ることが望ましい。流動速度は、熱伝達係数に対して、これにより冷却作用に対して、決定的な影響力を有する。このため、流れは、好ましくはロール2の回転方向Dとは反対方向に間隙43に導入される。
同様に図1に図示したように、ノズル41は、入口領域45と出口領域46を有する、下流に向かって先細る冷媒を導くための形態を有することができる。好ましくは、ノズル41は、曲がった線もしくは形態でロール表面に対して正接して間隙43に冷媒を導入する。この場合、ノズル41は、冷却シェル40の一部を構成することもしくは冷却シェル40と結合することができる。更に、ノズル41は、ロール2及び/又は冷却シェル40の幅の少なくとも一部にわたって延在することができる。ノズル41は、スリット状に形成すること又は幅方向Bに配置された複数の別個のノズルによって構成すること、ができる。
加えて、冷媒が圧延されたストリップ200に到達することを回避するため、実質的にプレート状の形態を備えるストリッパ400を、冷却シェル40の下流に向かって位置する端部に配置することができる。このようなストリッパは、例えば木、積層布又は金属から構成することができる。
冷媒を間隙43に導入するため、ノズル入口45は、冷媒を供給しなければならない。これは、例えば、本発明による冷媒供給装置のバリエーションもしくは図2に図示したような整流器1によって行なうことができる。
図2に図示した冷媒流を整向するための装置は、好ましくは1つ以上の開口8を備え、これら開口から、冷媒が、ノズル41の入口領域45に供給可能である。例えば、乱流を低減するために、開口9がノズル入口45(横断面A)と同じ横断面A’を備えることが可能である。装置1は、好ましくは中空体3を有し、この中空体は、幅方向Bに延在することができる。中空体3内に、好ましくは、(分配)チューブ5が配置され、このチューブは、同様に幅方向Bに延在し、しかしながらその外径は、好ましくは中空体3の内径よりも小さい。チューブ5は、少なくとも1つの供給部6を介して充填可能である。供給部もしくは供給チューブ6は、一般に任意のやり方で、例えばチューブ5に対して半径方向又は軸方向に、チューブ5に導入することができる。更に、複数の供給部6を、チューブ5に沿って(幅方向Bに)分配することができる。この場合、チューブ5は、開口(例えば穿孔)を有し、これらは、中空体3に接続する。好ましくは、これら開口は、実質的にチューブ5の中空体3の開口8とは反対の側に配置されている。中空体3又はチューブ5の正確な形状もしくは正確な横断面は、本発明にとって些細である。しかしながら好ましくは、中空体の内壁とチューブ5の間に構成される通路は、中空体の開口8の方向に先細る。換言すれば、中空体3が通路を包囲し、通路が下流に位置する端部に向かって少なくとも部分的に先細る又は下流に位置する端部において先細るということである。好ましくは中空体の内壁は、エッジなしもしくは突出するコーナ又はエッジを有していない。特に図2に図示したように、装置1は、好ましくは隔壁15を有し、この隔壁は、実質的にチューブ5の開口8とは反対の側と中空体3の内壁の間に流体密に延在する。この場合、好ましくは少なくとも2つの流出口9がチューブ5に配置され、流出口9のそれぞれ1つがチューブ5からの冷媒を隔壁15の両側の一方に導くようにされている。
チューブ5の異なった流出口9は、好ましくは幅方向Bに異なった流れ横断面を備えることができる。他方で、開口9の数が幅方向Bに変化することも可能である。装置1もしくはチューブ5の幅方向Bに位置する端部と比べて、装置1の中央の開口9の数を多くすることもしくは装置の中央の開口9の流れ横断面を大きくすることにより、例えばロール中央又はストリップ中央を周縁領域よりも強く冷却することができる。
特に、中空体3は、その開口8の側の半分内に、開口8の方向に互いに接近する内壁を有する。
従って、開口9から流出する冷媒は、好ましくは2つの部分流に分割され、チューブ5と中空体3の内壁の間を中空体の開口8の方向に導かれる。
装置1は、幅方向Bに複数のチャンバ7もしくは冷却剤を案内するチャンバ7に細分化され、図2は、幅方向Bに対して垂直な、チャンバ7の1つを通る横断面を示す。
図3に図示した幅方向Bの横断面は、幅方向に相並んで位置するチャンバ7を示すが、これらチャンバは、好ましくは隔壁14によって互いに分離されている。換言すれば、隔壁14は、幅方向Bに対して垂直に延在するということである。この場合、隔壁は、特にチューブ5又は供給ライン6だけによって中断される。装置1のその他の要素は、図3に、図2と同じ符号で図示されている。
好ましくは、チャンバ7の少なくとも1つに、1つの開口8と、冷媒をチャンバ7に導入するための2つの開口9が配置されている。この場合、開口9は、特に流れ隔壁15の2つの側に配置されている。付加的な開口もしくは出口8,9も可能である。
幅方向Bの中空体3の特に流体密のセグメント化もしくはチャンバ式の細分化により、特に、装置1によって発生させられる流れが幅方向に対して垂直に整向されることが得られる。
チャンバ幅は、使用される冷媒に応じて変化させることができる。チャンバ幅は、例えば0.5〜15cm、好ましくは2〜10cmとすることができる。
また、このようなセグメント化は、異なった量の冷媒もしくは異なった幅方向Bの流れを提供するために使用することができる。
図4に図示した実施例によれば、装置1は、付加的に、チューブ5の開口9内法の直径(流れ横断面)を変化させるための可動のもしくは旋回可能な絞り又はシェル13を有する。チャンバ7のそれぞれのために、別々に制御される絞り13を設けることが可能である。図示した絞り13は、実質的に、チューブ5の内部形状に対して少なくとも部分的に相補的な形状を有し、絞り13は、開口9を旋回により閉鎖することができる。しかしながら、例えば実質的に開口9に対して垂直な運動で開口9を閉鎖し、再び解放することができるプラグ状の絞りのような絞り13の別の形態も可能である。さもなければ、制御可能な弁を開口9に設けることもできる。一般的に絞り13は、好ましくはチューブ5内に配置されているが、チューブ5外に配置することもできる。
開口9を可変に閉鎖するための手段13の制御により、幅にわたって変化する冷媒の容積流を発生させることができる。好ましくは、絞りは、ストリップ中央もしくはロール中央が大量の冷媒の塗布により周縁領域よりも強く冷却可能であるように調整可能に形成されている。但し、原理的に、同様に幅方向に見て周縁を重点とした冷却又はストリップ幅もしくはロール幅にわたる冷媒の一定の塗布も可能である。
絞り又は弁の調整は、例えば機械、油圧、電気、空気圧および選択的に無線により行なうことができる。
図5は、ストリップ20を冷却するための装置の本発明による実施例を開示する。図示したように、ストリップ20は、ストリップ20の幅方向Bに対して垂直な圧延方向Wに移動する。ストリップ20の幅側の少なくとも一方に、冷却シェル60が存在する。図5で、このような冷却シェル60は、ストリップ20の両側に配置されている。ストリップ20の表面からの冷却シェル60の間隔を調整可能に形成することが可能である。このため、装置は、既に同様に図1に関して説明したように使用される。冷却シェル60とストリップ表面の間に、冷媒が貫流可能な間隙63が存在する。この場合、冷媒は、好ましくはノズル61を介して間隙63に導入される。このようなノズル61は、入口領域65と出口領域66を有することができる。既に図1に関して説明したように、冷媒は、好ましくは冷却すべき表面の方向とは反対方向に導入される。更に、ノズル61からの冷媒流は、好ましくはストリップ表面に対して正接して間隙63に導入される。図5に図示した装置は、更に本発明による冷媒流を整向するための装置10を有する。この装置10は、例えば図2〜4並びに6及び7に図示した装置の1つに対応させることができる。
図6は、整流器11の別の本発明による実施例を示す。中空体30もしくはその内壁は、実質的に三角形の横断面を有するように形成されている。中空体30内には、図2のチューブ5と同様の機能を果たすチューブ50が配置されている。しかしながら、図2に図示した実施形態とは異なり、チューブ50は、三角形の横断面を備える。中空体30の内壁とチューブ50の外壁の間には、中空体もしくは図示したチャンバ7からの出口80の方向に先細る通路22が構成されている。好ましくは、チューブ50は、横断面A’を有する開口80とは反対側に、チューブ50からの冷媒を通路20に導入するための少なくとも2つの開口90を備える。加えて特に、両開口90の間に流れ隔壁15を配置することができる。しかしながら、これは無条件に必要であるのではない。従って、開口90から流出冷却剤は、2つの部分流に分割され、これら部分流は、チューブ50の向かい合う側で、チューブ50と中空体30の内壁の間を中空体30もしくは中空体30のセグメント7からの出口80の方向に導くことができる。
一般に、通路は、チューブの両側に2つの(別々の)通路を有することができる。この場合、流れ横断面は、特に両通路内で下流に向かってもしくは中空体からの出口の方向に先細ることもしくは小さくなることができる。
図7は、整流器111の別の本発明による実施例を示す。構造は、基本的に図6に示した構造と同様である。但し、中空体33及びチューブ55は、滴状の横断面を備える。このような横断面は、一端に実質的に半円形の又は半楕円形の丸い形状を備え、これに続き、先細るように互いに接近する形状で終わる形状によって同様に説明することができる。チューブ55と中空体33の内壁の間に構成される通路222は、特に横断面A’を備えた、実質的に滴形状の先端に配置された出口88に接続する。既に前で他の実施例に関して説明したように、実質的にチューブ55の出口88とは反対の側に設けられた開口99がチューブ55に設けられている。少なくとも2つのこのような開口の間に、好ましくは流れ隔壁15が形成されている。中空体33内のチューブ55の図示した配置により、2つの部分流が発生させられ、これら部分流は、それぞれチューブ55の開口99の一方から中空体33もしくはそれぞれのチャンバ7の出口88に向かって延在する。好ましくは、通路222の流れ横断面は、少なくとも(流れ方向に見た)通路長さの半分以降で先細る。
一般に、ノズル41,61及び/又は装置1,10,11,111の形状は、数値シミュレーションによって最適化することができる。更に、当業者は、具体的な適用に応じて冷媒の圧力又は提供される容積流を規制することができる。数値シミュレーションは、例えば冷却剤の圧力、容積流、材料定数又は温度を考慮することができる。これは、同様に使用されるノズル41,61の形状及び配置に依存し得る。
冷却シェルと冷却すべきロール表面又はストリップ表面の間の間隙高さは、例えば0.1cm〜2.5cm、好ましくは0.2cm〜1cmとすることができる。
ノズルの入口領域は、例えば、間隙高さの2倍〜20倍に相当する内法寸法もしくは流横断面を備えることができる。ノズルの出口領域は、間隙高さの1倍〜3倍に相当する寸法に先細りさせることができる。
好ましくは、冷媒は、例えば5bar以下の圧力又は特に1bar以下の圧力で装置1,10,11又は111に供給することができる。
前記の実施例は、特に発明の良好な理解のために使用され、限定であると理解すべきでない。本特許出願の保護範囲は、特許請求の範囲に記載されている。
前記の実施例の特徴は、互いに組み合わせること又は互いに交換することができる。これは、特に図2,4,6及び7の実施例に対して適用される。
更に、前記の特徴は、当業者によって、存在する実状又は今の要求に適合させることができる。
1 冷媒流を整向するための装置/整流器
2 ロール/ワークロール
3 中空体
5 チューブ
6 供給ライン/供給チューブ
7 チャンバ/チャンバ
8 中空体からの冷媒を流出させるもしくは排出するための開口
9 チューブから中空体へ冷媒を導入するための開口
10 冷媒流を整向するための装置/整流器
11 冷媒流を整向するための装置/整流器
12 通路
13 絞り
14 2つのチャンバの間の隔壁
15 チャンバ内の流れ隔壁
20 ストリップ
22 通路
33 中空体
40 冷却シェル
41 ノズル
43 間隙
45 ノズルの入口領域
46 ノズルの出口領域
33 中空体
60 冷却シェル
61 ノズル
63 間隙
65 ノズルの入口領域
66 ノズルの出口領域
80 中空体から冷媒を流出させるための開口
88 中空体から冷媒を流出させるための開口
90 チューブからチャンバに冷媒を導入するための開口
99 チューブからチャンバに冷媒を導入するための開口
111 冷媒流を整向するための装置
200 ストリップ
222 通路
300 バックアップロール
400 ストリッパ
A ノズルの入口領域の横断面
A’ 整流器の流出口の横断面
B 幅方向
D ロールの回転方向
U ロールの周方向
W 圧延方向/ストリップ走行方向
特開平11−057837号公報 ベルギー国特許第870 960号明細書
別の課題は、改善されたロール又はストリップを冷却するための装置を提供することにある。好ましくは、前記の欠点の少なくとも1つを回避すべきである。
ベルギー国特許第870 960号明細書(特許文献2)は、ストリップを冷却するための冷媒流を整向するための装置を開示する。この装置は、ストリップの幅にわたって延在する中空体と、中空体内に配置され、ストリップの幅方向に延在するチューブとを有する。

Claims (15)

  1. ロール(2)又はストリップ(20)を冷却するための冷媒流を整向するための装置(1,10,11,111)であって、
    ロール(2)又はストリップ(20)の幅の少なくとも一部にわたって延在する中空体(3,30,33)と、中空体(3,30,33)内に配置され、ロール(2)又はストリップ(20)の幅方向(B)に延在するチューブ(5,50,55)とを有し、中空体(3,30,33)が、ロール(2)又はストリップ(20)の幅方向(B)に複数のチャンバ(7)に細分化され、チューブ(5,50,55)が、チューブ(5,50,55)から中空体(3,30,33)のチャンバ(7)内に冷媒を導入するための開口(9,90,99)を有し、チャンバ(7)が、それぞれ、中空体(3,30,33)からの冷媒を流出させるための開口(8,80,88)を有し、
    チャンバ(7)が、チューブ(5,50,55)の開口(9,90,99)から中空体(3,30,33)からの冷媒を流出させるための開口(8,80,88)へ冷媒を導くために、それぞれ、中空体(3,30,33)の内壁とチューブ(5,50,55)の間に構成される通路(12,22,222)を有し、この通路(12,22,222)の流れ横断面が、少なくとも、その下流に位置する端部で先細ること、
    を特徴とする装置。
  2. チューブ(5,50,55)は、大部分が冷媒によって環流可能であるように、中空体(3,30,33)の内部に配置されていること、を特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 通路(12,22,222)は、下流に向かって、少なくともその長さの半分以降が連続的に先細ること、を特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. チャンバ(7)が、それぞれ、幅方向(B)に中空体(3,30,33)の中空スペースを分離するが、チューブ(5,50,55)を通るチャンバ(7)への冷媒の流れを可能にする隔壁(14)によって互いに分離されていること、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 隔壁(14)が、ロール(2)又はストリップ(20)の幅方向(B)に対して実質的に垂直に延在すること、を特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. チャンバ(7)の少なくともいくつかが、中空体(3,30,33)から冷媒を流出させるための開口(8,80,88)とは実質的に反対側に延在する1つの流れ隔壁(15)と、中空体(3,30,33)の開口(8,80,88)とは実質的に反対側でチューブ(5,50,55)に配置された、冷媒をチャンバ(7)内に導入するための少なくとも2つの開口(9,90,99)とを有し、冷媒をチャンバ(7)内に導入するための開口(9,90,99)が、それぞれ、流れ隔壁(15)の両側の一方に配置され、流れ隔壁(15)が、チューブ(5,50,55)の開口(9,90,99)から流出する冷媒を2つの部分流に分割し、これら部分流が、それぞれ、チューブ(5,50,55)と中空体(3,30,33)の内壁によって制限され、チューブ(5,50,55)の反対の側に互いに分離されて、中空体(3,30,33)から冷媒を流出させるための開口(8,80,88)の方向に案内され、そこで1つの共通の冷媒流に集合させられていること、を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 中空体(3,30,33)のチャンバ(7)の少なくともいくつかが、選択的にチューブ(5,50,55)もが、ロール(2)又はストリップ(20)の幅方向(B)に対して垂直に三角形の横断面を備え、チャンバ(3,30,33)の出口(8,80,88)が、それぞれ実質的にこの三角形の横断面の先端に存在すること、を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 中空体(3,30,33)のチャンバ(7)の少なくともいくつかが、選択的にチューブ(5,50,55)もが、ロール(2)又はストリップ(20)の幅方向(B)に対して垂直に滴状の横断面を備え、チャンバ(3,30,33)の出口(8,80,88)が、それぞれ実質的に滴状の横断面の先端に存在すること、を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
  9. 中空体(3,30,33)の内壁が、突出するエッジを有していないこと、を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 装置が、更にチューブ(5,50,55)の開口(9,90,99)を通る冷媒の貫流量を調整するための手段を有し、これら手段が、好ましくは1つ又は複数の制御可能な可動の絞り(13)又は少なくとも1つの弁を有すること、を特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の装置。
  11. ロール(2)又はストリップ(20)を冷却するための装置であって、
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の冷媒流を整向するための装置(1,10,11,111)と、ロール(2)又はストリップ(20)に対して調整可能な冷却シェル(40,60)と、冷却シェル(40,60)とロール(2)又はストリップ(20)の間の間隙(43,63)に冷媒流を導入するための少なくとも1つのノズル(41,61)とを有し、ノズル(41,61)が、冷媒流のための、所定の貫流横断面(A,A’)を有する入口領域(46,65)と出口領域(46,66)とを備え、
    中空体(3,30,33)から冷媒を流出させるための開口(8,80,88)が、ノズル(41,61)の入口領域に接続すること、
    を特徴とするロール(2)又はストリップ(20)を冷却するための装置。
  12. ノズル(41,61)の出口領域(46,66)が、冷却シェル(40,60)とロール(2)又はストリップ(20)の間の間隙(43,63)に接続すること、を特徴とする請求項11に記載のロール(2)又はストリップ(20)を冷却するための装置。
  13. ノズル(41,61)の出口領域(46,66)が、冷却シェル(40,60)と結合され、少なくとも部分的にこの冷却シェルによって包囲されていること、を特徴とする請求項11又は12に記載のロール(2)又はストリップ(20)を冷却するための装置。
  14. 中空体(3,30,33)のチャンバ(7)の開口(8,80,88)が、ノズル(41,61)の入口領域(45,65)に接続し、選択的にノズル(41,61)と接続されていること、を特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載のロール(2)又はストリップ(20)を冷却するための装置。
  15. 冷却シェル(40,60)が、ロール(2)の幅及び/又は周囲(U)の少なくとも一部にわたって延在する、又は、幅方向(B)のストリップ(20)の幅及び/又は圧延方向(W)のストリップ(20)の長さの少なくとも一部にわたって延在すること、を特徴とする請求項11〜14のいずれか1項に記載のロール(2)又はストリップ(20)を冷却するための装置。
JP2014555190A 2012-02-02 2013-01-31 ロール又はストリップを冷却するための流れを整流するための装置 Active JP5780572B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102012201496.9 2012-02-02
DE102012201496A DE102012201496A1 (de) 2012-02-02 2012-02-02 Vorrichtung zum Richten einer Strömung zur Kühlung einer Walze oder eines Metallbandes
PCT/EP2013/051833 WO2013113775A1 (de) 2012-02-02 2013-01-31 Vorrichtung zum richten einer strömung zur kühlung einer walze oder eines metallbandes

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015509050A true JP2015509050A (ja) 2015-03-26
JP2015509050A5 JP2015509050A5 (ja) 2015-07-09
JP5780572B2 JP5780572B2 (ja) 2015-09-16

Family

ID=47678748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014555190A Active JP5780572B2 (ja) 2012-02-02 2013-01-31 ロール又はストリップを冷却するための流れを整流するための装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9440271B2 (ja)
EP (1) EP2809460B1 (ja)
JP (1) JP5780572B2 (ja)
KR (1) KR101632898B1 (ja)
CN (1) CN104203441B (ja)
DE (1) DE102012201496A1 (ja)
RU (1) RU2584371C2 (ja)
WO (1) WO2013113775A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2881186A1 (en) * 2013-12-09 2015-06-10 Linde Aktiengesellschaft Method and apparatus to isolate the cold in cryogenic equipment
WO2018189705A1 (en) 2017-04-13 2018-10-18 Cadila Healthcare Limited Novel peptide based pcsk9 vaccine
DE212019000107U1 (de) 2018-06-13 2020-02-20 Novelis Inc. Systeme zur Aufnahme von viskosen Materialien bei der Walzenverarbeitung
RU2761304C1 (ru) 2018-06-13 2021-12-07 Новелис Инк. Системы и способы удаления вязких материалов при обработке металлических изделий
EP3634659B1 (en) * 2018-06-13 2023-05-03 Novelis Inc. System and method for cooling a roll in metal processing
US11123782B2 (en) 2019-01-09 2021-09-21 Husky Corporation Versatile tubing straightener

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01110251U (ja) * 1988-01-18 1989-07-25
JPH0839110A (ja) * 1994-07-27 1996-02-13 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 圧延ロールの冷却装置
JP2008264597A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Nippon Steel Corp 冷却装置

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1289514A (fr) * 1961-02-20 1962-04-06 Spidem Ste Nle Dispositif de lubrification et de refroidissement de la surface des cylindres de laminoirs
GB1336490A (en) 1970-12-28 1973-11-07 Nippon Kokan Kk Method and apparatus for quenching metal stocks
US3671028A (en) * 1971-01-18 1972-06-20 Midland Ross Corp Quench system for pipes
US4076222A (en) * 1976-07-19 1978-02-28 Schaming Edward J Runout cooling method and apparatus for metal rolling mills
GB1595312A (en) * 1977-02-07 1981-08-12 Davy Loewy Ltd Cooling apparatus
GB2035526B (en) * 1978-10-02 1983-08-17 Centre Rech Metallurgique Cooling of rolled metal products
BE870960A (fr) * 1978-10-02 1979-02-01 Centre Rech Metallurgique Perfectionnements aux dispositifs pour le refroidissement des produits lamines metalliques.
IT1135049B (it) * 1980-01-25 1986-08-20 Escher Wyss Sa Cilindro con una superficie cilindrica da riscaldare o raffreddare
DE3209875A1 (de) * 1982-03-18 1983-09-29 Aktiengesellschaft der Dillinger Hüttenwerke, 6638 Dillingen Vorrichtung zum kuehlen von blech
SU1069892A1 (ru) * 1982-06-03 1984-01-30 Ждановский Ордена Ленина И Ордена Октябрьской Революции Металлургический Завод Им.Ильича Устройство дл охлаждени прокатных валков
DE3431125A1 (de) * 1984-08-24 1986-03-06 Bwg Bergwerk- Und Walzwerk-Maschinenbau Gmbh, 4100 Duisburg Transportvorrichtung fuer metallbaender hinter einem walzgeruest, insbesondere fuer duenne warmbaender
BE904177A (fr) * 1986-02-05 1986-08-05 Centre Rech Metallurgique Dispositif de refroidissement d'un produit metallique en mouvement.
JPH01110251A (ja) 1987-10-23 1989-04-26 Sumitomo Metal Ind Ltd 片面溶接部の健全性評価方法
JPH01181913A (ja) 1988-01-12 1989-07-19 Sumitomo Metal Ind Ltd 鋼板の冷却装置
JPH01317615A (ja) 1988-03-30 1989-12-22 Sumitomo Metal Ind Ltd スプレ・ヘッダ
DE19535168A1 (de) * 1995-09-22 1997-03-27 Schloemann Siemag Ag Vorrichtung zum Trockenhalten von Kaltband im Auslauf von Kaltwalz- und Bandanlagen
JP3284910B2 (ja) 1997-01-16 2002-05-27 日本鋼管株式会社 鋼板の冷却装置
JP3284934B2 (ja) 1997-08-11 2002-05-27 日本鋼管株式会社 高温金属板の冷却装置
UA35811A (uk) 1998-10-21 2001-04-16 Донбаський Гірничо-Металургійний Інститут Пристрій для попередження попадання охолоджуючої рідини на поверхню розкату
RU2193936C1 (ru) * 2001-12-18 2002-12-10 ОАО "Магнитогорский металлургический комбинат" Устройство для охлаждения прокатных валков
AT502239B1 (de) * 2005-08-01 2007-07-15 Ebner Ind Ofenbau Vorrichtung zum kühlen eines metallbandes
DE102007024245B3 (de) * 2007-05-15 2008-08-28 Lechler Gmbh Sprühdüse
UA35811U (ru) * 2008-04-04 2008-10-10 Открытое Акционерное Общество "Полтавский Автоагрегатный Завод" Тяга рычажного механизма
JP5646261B2 (ja) * 2010-09-22 2014-12-24 三菱日立製鉄機械株式会社 熱延鋼帯の冷却装置
DE102011104735A1 (de) 2011-06-16 2012-12-20 Sms Siemag Ag Verfahren und Vorrichtung zum Kühlen einer Arbeitswalze

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01110251U (ja) * 1988-01-18 1989-07-25
JPH0839110A (ja) * 1994-07-27 1996-02-13 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 圧延ロールの冷却装置
JP2008264597A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Nippon Steel Corp 冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
RU2584371C2 (ru) 2016-05-20
EP2809460B1 (de) 2016-05-25
US20150020564A1 (en) 2015-01-22
KR20140112087A (ko) 2014-09-22
CN104203441B (zh) 2016-10-12
RU2014135530A (ru) 2016-03-27
EP2809460A1 (de) 2014-12-10
DE102012201496A1 (de) 2013-08-08
CN104203441A (zh) 2014-12-10
KR101632898B1 (ko) 2016-07-08
US9440271B2 (en) 2016-09-13
WO2013113775A1 (de) 2013-08-08
JP5780572B2 (ja) 2015-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5780572B2 (ja) ロール又はストリップを冷却するための流れを整流するための装置
JP2015509050A5 (ja)
JP4598574B2 (ja) 加熱、冷却ロール
US8771588B2 (en) Device for blowing gas onto a face of traveling strip material
CN109747134B (zh) 冷却辊
JPS5832150B2 (ja) 帯状材料を浮遊状態で誘導し且つ処理する方法及び装置
EP3442743A1 (en) Cooling system and machining device
US6793008B2 (en) Rotatable roller
EP2792787A1 (en) Method and apparatus for distributing steam
JP6608846B2 (ja) 平鋼製品を処理するためのノズル装置および方法
US10767283B2 (en) Ovens, discharge nozzle plates for distribution of gas through an oven, and methods to operate an oven
JP5183341B2 (ja) 水中カット造粒装置のダイプレート
US3330334A (en) Closure plate for hot blast valve
JP5496288B2 (ja) 水中カット造粒装置のダイプレート
CN102319748B (zh) 一种产生扁平射流的冷却装置及制造方法
EP2821744A1 (en) Improved efficiency indirect evaporative cooler
IT201900019181A1 (it) Tubo distributore per raffreddare nastri metallici
US20210148650A1 (en) Heat Exchanger
JP2015083710A (ja) ミスト冷却装置
CN102802837A (zh) 喷嘴装置和带有喷嘴装置的坯料导向装置
CN106945213B (zh) 一种高效流延膜机主冷辊
RU1821394C (ru) Устройство дл термообработки полимерной пленки
SU954442A1 (ru) Устройство дл охлаждени проката
JPH091295A (ja) 連続鋳造装置のダムブロックガイド
JPH09141320A (ja) 鋼ストリップ冷却用ノズル式上面冷却ヘッダ管

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20150216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150519

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20150518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150610

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5780572

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250