JPS5832150B2 - 帯状材料を浮遊状態で誘導し且つ処理する方法及び装置 - Google Patents

帯状材料を浮遊状態で誘導し且つ処理する方法及び装置

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JPS5832150B2
JPS5832150B2 JP48122110A JP12211073A JPS5832150B2 JP S5832150 B2 JPS5832150 B2 JP S5832150B2 JP 48122110 A JP48122110 A JP 48122110A JP 12211073 A JP12211073 A JP 12211073A JP S5832150 B2 JPS5832150 B2 JP S5832150B2
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strip
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    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B13/00Machines and apparatus for drying fabrics, fibres, yarns, or other materials in long lengths, with progressive movement
    • F26B13/10Arrangements for feeding, heating or supporting materials; Controlling movement, tension or position of materials
    • F26B13/101Supporting materials without tension, e.g. on or between foraminous belts
    • F26B13/104Supporting materials without tension, e.g. on or between foraminous belts supported by fluid jets only; Fluid blowing arrangements for flotation dryers, e.g. coanda nozzles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H23/00Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
    • B65H23/04Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally
    • B65H23/24Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by fluid action, e.g. to retard the running web
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2406/00Means using fluid
    • B65H2406/10Means using fluid made only for exhausting gaseous medium
    • B65H2406/11Means using fluid made only for exhausting gaseous medium producing fluidised bed
    • B65H2406/112Means using fluid made only for exhausting gaseous medium producing fluidised bed for handling material along preferably rectilinear path, e.g. nozzle bed for web

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気力によるだけで浮遊状態で、殊に紙、合成
樹脂、金属又はこれらの積層物より戒る帯状材料を誘導
及び処理するための、特にまた被覆作業過程後に乾燥す
るための、方法及び装置に関する。
例えば普通の乾燥器で使用されるような旧来のスリット
ノズルは浮遊作用を得るのに適していない、それという
のは排斥力が第1図に示すようにノズル口と帯状材料の
間の間隔が小さくなるにつれてだんだんと小さくなって
且つ最後に零になるからである。
従って空気力によって帯状材料を接触しないで安定に誘
導することは可能でない。
このためノズルにあたることによって帯状材料の損傷が
生じ、このため処理された製品は販売不可能になる。
フランス特許第1421631号により、例えば、帯状
材料が適当なノズルからのガス状又は蒸気状の処理媒体
の作用を両面にうけることによって浮遊状態で処理され
且つ誘導される形式の方法及び装置が周知になっている
空気力だけによって帯状材料を誘導するためにはいわゆ
る安定な特性曲線を有するノズルが必要であって、即ち
このようなノズルでは帯状材料とノズル口の間の排斥力
もしくは支持力がノズル口への帯状材料の接近の際に大
きくなることが必要である。
第2図には例えば、帯状材料横方向の2つの収斂するス
リット状の噴流を有し、これらの噴流の流れ去りが噴流
内側即ち両噴流の間で阻止されて安定な圧力区域を形成
して帯状材料をノズル口から押し離す形式の、周知の支
持ノズルの支持特性曲線が図示されている。
ノズルの単位長さ当りの支持力曲線は、ノズル圧力コン
スタントの場合、ノズル口と帯状材料の間の間隔aの増
大につれて先ず著しく、双曲線状に、減小し、次いでだ
んだんと暖傾斜になる。
このようなノズルの特性曲線は勿論、ノズル形状及びノ
ズル圧力にも関係している。
このようなノズルの寸法を正しく設計すれば、種々異な
るノズル圧力において、原則的に安定なノズルにあては
まる上述の傾向を有する曲線群が得られる。
第3図にはノズル特性曲線を調べるための装置が略示さ
れている。
ガス状の処理媒体の圧力をコンスタントにしておいて且
つその都度バランスが生じるようにバランスビームの右
側の重りもしく力のPを変えれば、その都度の間隔aに
ついてのノズルの支持力が得られる。
1つのノズル群を有する1つの相応する装置内でノズル
から出る噴流もしくは発生する圧力区域は帯状材料をノ
ズル口から押し離す。
同じ測定を帯状材料の他方の側で実施すれば、第4図に
示すように、そこにあるノズルの排斥作用が得られる。
ところで帯状材料の両側に作用する排斥力が与いに平衡
し且つそれらを合成した絶対力が帯状材料の重量に比べ
て十分に大きい場合には、帯状材料はこれらの合成空気
力によって確実に浮遊状態に保たれる。
必ずしも同じである必要のない両方のノズル特性曲線の
傾斜度に応じて、帯状材料の両面に加えられる支持力の
間で帯状材料の位置がきまる。
自明なように、帯状材料横方向で支持力の大きさができ
るだけ変化しないことが必要である。
浮遊作用を有する周知の処理方法及び浮遊作用を得るた
めの周知の装置は、例えば第4図に示した力の平衡を達
成するためには帯状材料の両側から相応するノズル及び
特殊の配置によって正の、即ち帯状物の両側にあるノズ
ルから力を加える必要があるとの認識から出発している
従ってこのことは帯状材料の両側に同じ技術的費用のか
かるノズル系を必要とする。
これによって同時に旧来のロール誘導に比べての浮遊式
の材料誘導の方法技術的の利点が高い費用及びコストで
あがなわれる。
帯状材料を何回も順次に処理する場合、例えば被覆処理
及びそれに続く乾燥処理などの場合、このために必要な
浮遊誘導式のプラントは比較的長くなり、もしくl−s
多数の段より成る。
従ってこの場合純然たる浮遊乾燥器は、かき傷がつかな
いこと及び帯状材料の両面の同時処理が肝要である場合
にのみ、ロール誘導式の旧来の乾燥器よりも優れている
に過ぎない。
ところで本発明の目的とするところは、材料の両面に処
理媒体を作用させる従来の方法を同等の処理能力のもと
で著しく簡単化し且つこれによってその操作を作用確実
にする方法を開発することにある。
この目的は帯状材料を浮遊状態で誘導し且つ処理する方
法において次のようにして解決される、即ち帯状材料の
片面に、殊にその全幅にわたって、ガス状又は蒸気状の
媒体の噴流を作用させて、支持範囲内に少くとも1つの
安定な圧力区域を生じさせ、且つ当該の圧力区域の隣り
で吸出をおこない且つこの吸出を調整して、これによっ
て生じる安定な吸引区域の作用によって圧力区域の逆方
向の作用に抗して帯状材料を浮遊状態に保つのである。
しかしまた上記の目的は次のようにしても解決すること
ができる。
即ち帯状材料の片面に、その全幅を超えてはみ出して、
ガス状又は蒸気状の媒体の噴流を作用させて、支持範囲
内に少くとも1つの安定な圧力区域を生じさせ、且つ帯
状材料縁部を超えてはみ出るガス又は蒸気状媒体の動的
過剰分を帯状材料の逆の側で受取系内で受取ってそこで
方向変換させて、これによって上記の圧力区域に対して
帯状材料を浮遊状態に保つような安定な背圧を生じさせ
るのである。
両方法では共に、たゾ片面に処理媒体を1次的に作用さ
せることによって浮遊乾燥器の技術的費用が著しく減ら
される。
しかし有利な実施態様では方法を次のように実施する、
即ち上記の両方法を組合せ、これによって帯状材料の浮
遊状態を更に一層安定化する。
帯状材料とは布帛、合成樹脂箔、金属ストリップなどよ
り成るものを指す。
処理とは例えば殊にまた被覆層の乾燥を指し、その際特
許請求の範囲2及び3の方法は両面の同時処理のために
使用される。
処理媒体の動的過剰分とは、帯状材料の縁部を超えては
み出して供給されて且つ逆の側へ流れ去り、そこで受取
られて且つ方向変換させられる部分を指す。
上記方法を次のように実施するのが有利である、即ち圧
力区域をスリット状の噴流によって生じさせ、即ちスリ
ット状に構成されたノズルを使用するのである。
この場合更に有利な実施態様では安定な特性を有する2
つ1対の互いに収斂する噴流を使用し、これらの噴流の
間に安定な圧力区域を生じさせ且つその際収斂する噴流
の内側で流れ去りを防止する。
その都度の処理効果を最上にするためには、特に加熱し
たガス又は蒸気状の処理媒体を使用し、これにより使用
方法に応じて乾燥効果を種々異なるものにすることがで
きる。
即ち処理媒体の作用強さに応じて圧力側と背圧側に異な
る処理経過、特に乾燥経過が得られる。
例えば1つの紙匹内の拡散過程を、圧力区域側に対して
相対的な背圧区域側の作用に応じて異なったものに加減
することができ、或いは例えば圧力区域側の処理強さを
減らし且つ背圧側で高めることにより、あらかじめ圧力
区域側で塗付された被覆層の均一な乾燥を達成すること
ができ、しかもその際被覆層が過冷却により及び水分付
着により曇り状態になることがない。
処理媒体例えば空気の加熱は周知手段により殊に蒸気に
より熱交換器を介しておこなわれる。
処理媒体の動的過剰分を使用し、その際処理媒体の供給
側と逆の側で処理媒体の1部分を受けとめる形式の両方
の方法は次のように実施することができる。
即ち方向変換によってそこに静的又は動的の背圧を生じ
させるのである。
しかし、静的及び動的の背圧の組合せを生じさせること
も可能であって、このことはあとでおこなわれる装置説
明から判るようにその都度方向変換部材の構成の選択に
関係する。
方法を実施する場合、動的過剰分を1つのできるだけ幅
広い受取系内に受取って且つ方向変換させるのが有利で
あると判った。
実施において、圧力区域の間もしくは圧力区域の隣りに
ある殊に多数の吸引区域内に均一な流動分布を流動分配
器を介して生じさせるのが極めて有利であると判った。
この場合、処理媒体の吸出を帯状材料横方向で且つ帯状
材料の上方ではゾ鉛直におこなうのが極めて有利である
殊に、帯状材料横方向で処理媒体の流去速度の完全に均
一な分布がおこるようにした。
この手段により帯状材料の浮遊状態の一層の均一化が達
成され且つこれによりばたつきが絶対確実に避けられる
帯状材料の両面に強い処理効果を達成するためには、動
的過剰分を使用する方法を次のようにする、即ち帯状材
料の縁部を超えてはみ出ている部分における処理媒体の
流速及び流量を帯状材料の処理媒体作用範囲におけるよ
りも高く調整する。
このことは例えば送出ノズルを相応して構成することに
よるか或いは送出ノズルを細分して処理媒体を相応して
供給することによっておこなうことができる。
流出速度の絶対的の制限はないけれども、実地で判った
ところでは、普通の乾燥及び処理作業のためには処理範
囲について零近くから60 m、Aecまでの速度で全
く十分である。
もう1つの実施形では、処理媒体の流出速度を受取系か
らの逆流速度よりも著しく高く調整する。
帯状材料は送出ノズル系と受取ノズル系の間で任意の間
隔で誘導することができるが、実施では、供給側即ち造
出側の圧力作用及び受取系の背圧作用もしくは送出側の
圧力及び吸引作用と受取系の背圧作用を、帯状材料が送
出系と受取系との間で等間隔に浮遊して誘導されるよう
に、調整するのが、処理の均−性及び絶対的に安全確実
な誘導のために極めて有利であると判った。
受取系は正常の乾燥器ユニットでは多数の単個系より戒
るので、個々の受取ノズルの間に圧力釣合を生じさせる
のが有利であって、このことは適当な内部取付物によっ
て実現される。
安定な圧力区域の形成については伺ら原則的の制限はな
いが、しかし殊に、圧力区域が鉛直に、釣合されて、閉
じられていて且つ帯状材料横方向に平行に形成される形
式の系が好適であった。
処理媒体の動的過剰分は受取系内で特に、支持範囲内の
背圧力が最初に述べたように安定な特性を有するように
、方向変換させられる。
なおまた、圧力区域と吸引区域もしくは送出系の圧力及
び吸引区域と受取系の背圧区域の金成分を調整して、そ
れらが送出系と受取系の間隔の内部に安定な交点を有す
るようにするのが殊に有利である。
方法の実施態様として、受取系の処理媒体供給を、帯状
材料の送出側が余り著しく処理媒体の作用をうけないよ
うに、実施することも可能である。
この場合、相応して構成したノズルもしくは相応するカ
バ一部材、特にノズルカバーを使用する。
極端な場合には、圧力区域の作用及び受取ノズルからの
処理媒体の作用により及び(又は)帯状材料の重量に抗
しての吸引区域の作用により、帯状材料を浮遊状態で誘
導し且つ処理する。
この場合、送出側の吸引区域と、動的過剰分によって形
成される受取側の圧力区域を相応して調和させる必要が
ある。
この方法は送出ノズルに向いている損傷しやすい被覆層
例えば感光性の層を均一に乾燥する場合に殊に有利であ
る。
他面において本発明による方法は、例えば受取ノズル側
の被覆層を乾燥するために使用することもでき、このこ
とは例えば順次に両面に被覆層を設けねばならない場合
に、特定製品用の極めて有利な機械設計を可能にする。
本発明によれば、処理すべき材料表面上へ著しく安定な
特性を有する少くとも1つのいわゆる送出ノズルからの
殊に温度調節されたガス状もしくは蒸気状の媒体の噴流
、特に1つの自体周知のノズルから帯状材料横方向にの
びている互いに収斂する2つのスリット状の噴流、が噴
流内側での流れ去りを阻止されて安定な圧力区域を形成
しながらあたって帯状材料を送出ノズル口から押し離す
と共に、帯状材料を超えてはみ出ている送出側の動的過
剰分が帯状材料の側方で受取られ且つ帯状材料の下方に
配置された少くとも1つのいわゆる受取ノズルを介して
帯状材料横方向に圧力区域が発生させられてこれによっ
て2次的の処理効果が得られ、この2次的の処理効果が
1点における所属の送出ノズルの排斥力に等しく又は(
及び)少くとも1つの送出ノズルの両側に帯状材料横方
向に構成された吸引区域が帯状材料を送出ノズル噴流も
しくは圧力区域の排刃力に抗して平衡間隔に引寄せて、
その際に帯状材料を浮遊状態に保つことによって、帯状
材料は自由浮遊状態で誘導され且つ処理される。
本発明によれば、例えば帯状材料の処理すべき面へ安定
な特性を有するノズルからの噴流が片面に作用して帯状
材料をノズル口から排斥すると共に、同じノズルの間で
流れ去るガス状の処理媒体がノズル流出方向と逆の方向
に吸出される場合に、帯状材料は浮遊状態に保たれる。
この場合に生じて面状に作用する吸引力は帯状材料をノ
ズル口に向って持上げ、結局例えば第5図に示すように
排斥力と吸引力との間の力平衡が生じる。
第5図中のプラス記号(+)はノズル噴流もしくは圧力
区域の排斥力を示すと共に、マイナス記号←)は同じノ
ズルの間の吸引力を示す。
この場合先ず肝要なことは、マイナス特性曲線が全体と
してプラス特性曲線より上方に及び下方に位置しないこ
とである。
更に安定化の理由から、ノズルへの間隔が小さくなるに
つれて合成吸引力がノズル圧力区域の排斥力よりも著し
く僅かしか上昇しないのが適当である。
従ってプラス及びマイナス特性曲線を適当な手段により
、それらの勾配並びにそれらの傾向を互いに相対的にき
めて、両特性曲線のいわゆる明確な交点Sが得られるよ
うに、即ち既に述べたようにノズル近くでは排斥力が吸
引力よりも大きく、且つどうしてもノズルからもつと大
きな距離のところでは吸引力が優勢になり且つ帯状材料
がノズル口に向って吸引されるようにする必要がある。
支持及び処理効果を高めるための本発明による有利な手
段は、左右で特に帯状材料横方向に配置された送出ノズ
ルから出て且つ一般に送出ノズルよりも幅せまい処理す
べき帯状材料に直接にあたらない処理媒体のいわゆる動
的過剰分を利用することによって達成される。
その際この動的過剰分は帯状材料の背面に面したスペー
ス内で受止められ且つ対抗力を発生するために送出ノズ
ルに向って方向変換させられる。
その際本発明によれば、帯状材料の浮遊処理を達成する
のにそれだけで既に十分であり得る明確な交点を有する
相殺力を生じさせる。
更に、マイナス特性曲線に対して付加的に帯状材料の受
取ノズル側で発生させられる支持効果は一面において浮
遊状態での帯状材料の位置を安定化し且つ他面において
帯状材料の背面への処理媒体の作用により処理効果例え
ば乾燥効果を高める。
動的過剰分を支持及び処理効果に変換するために必要な
支持系は本発明によればそえに課せられる要求に従って
異なる構成を有することができる。
しかし原理的には対称的の、即ち送出ノズルに直接に向
き合う受取ノズル構成或いは非対称的の、即ち送出ノズ
ルに対して相対的にずらして配置された受取ノズル構成
が問題となる。
更に、送出ノズルにも関することであるが、受取ノズル
自体もやはり静的及び(又は)動的に幼くものであって
よい。
静的に幼くノズルでは動的の力は静的の力に例えばデフ
ユーザ作用によって変換され、且つ動的に幼くノズルで
はガス噴流によって帯状材料へ引渡される衝撃力が支持
作用のために利用される。
既に説明したように、静的及び動的に彷く受取ノズルが
協彷することもできる。
以上及び以下の説明において送出ノズルとは比較的高い
ノズル圧力もしくは大きな処理能力を有していて直接に
処理媒体を供給される1次ノズルを指すのに対して、受
取ノズル又は2次ノズルは送出ノズルによって処理媒体
を供給され且つまた低いノズル圧力ひいては一般に小さ
いノズル能力を有している。
このことは、帯状材料の被覆面へ処理媒体を作用させる
ことに耐えない、送風によって損傷しやすい被覆層の場
合に必要になる。
このようにして帯状材料に作用する送出ノズル及び受取
ノズルからの空気力の重畳により、旧来の浮遊乾燥器の
前述の欠点なしに、種々異なる処理能率において帯状材
料の確実な浮遊状態が達成される。
送出ノズルの幅が帯状材料の幅を超えてはみ出ていない
場合には、吸引区域が作用を発揮する。
この場合にも帯状材料は確実に浮遊して処理される。
送出ノズルに対する帯状材料間隔は2次ノズルに作用が
ない場合よりも僅かだけ大きくなる。
本発明は方法を実施するのに適した装置にも関する。
1つの装置では、浮遊状態で誘導するか又は処理すべき
帯状材料1の片側に帯状材料横方向に幼く安定な特性を
有する少くとも1つのノズル4が配置されており、この
ノズルが帯状材料の幅よりも小さいか又は等しい幅を有
し且つこのノズル内へ周知の手段により処理媒体が供給
され且つノズルの間もしくはノズルの隣りに配置された
吸出機構により、処理室から流れ去る処理媒体が吸出さ
れるようにした。
方法を実施するためのもう1つの装置では、浮遊状態で
誘導するか又は処理すべき帯状材料の片側に、安定な特
性を有していて帯状材料横方向に幼く少くとも1つのノ
ズル4が配置されており、このノズルの幅が帯状材料の
幅よりも大きく、且つノズル内へ周知の手段により処理
媒体が供給され、且つ帯状材料の裏側に配置された1つ
の安定な受取系が設けてあり、帯状材料の縁部を超えて
流れ去る処理媒体動的過剰分がこの受取系内に受取られ
て方向変換させられるようにした。
更に別の装置実施形では、上述の装置を組合せるか或い
はたんに帯状材料より°も幅広くて従って処理媒体の動
的過剰分を生じる送出ノズルを使用し且つこの連出系を
ノズルの間にある吸出機構と組合せる。
動的過剰分を使用する装置の有利な実施形では、吸出区
域(マイナス区域)内に流動分配器を取付けて、これに
よって均一な流動分布が生じさせる。
特に吸引区域の上部内の流動分配器が殊に収斂するノズ
ルの内装体及び受取系の内装体と横断面が等しいように
した。
第6図には互いに収斂するノズル噴流を有する支持ノズ
ルについて発生力が暗示されている。
圧力区域2の圧力(+)は帯状材料1を排斥するのに対
して、ノズル4の間の吸引区域3の負の←)は帯状材料
を吸引する。
その際第5図に示されているような明確な交点Sを達成
するためには、自明なように正特性曲線と負特性曲線を
互いに相対的にきめる必要がある。
例えば支持ノズル側で複噴流ノズルの収斂角αを増大す
れば、ノズル圧力コンスタントの場合、比較的急傾斜に
降下する特性曲線を達成することができる。
マイナス側では一面において例えば圧力側及び(又は)
吸引側で処理媒体を取出すことによって、吸引作用を有
利にするために、圧力作用に対して相対的に吸引作用を
ずらすことによって、比較的高い吸引力を達成すること
ができる。
これによって例えば乾燥器内の必要な空気交換を実施す
るのが適当である。
他面においてマイナス側でノズルに対する帯状材料の小
さい間隔により及び流去側での平衡した流路横断面によ
り吸引力の相対的増大が達成される。
従ってプラス特性曲線とマイナス特性曲線の間に明確な
交点を得るためには、例えばベンチレータの吸引能力を
全システムの流動抵抗及び変換された熱・圧力落差並び
に処理媒体、有利なのは空気、の全量に調和させる必要
がある。
第7及び8図には本発明により処理装置の開放ケーシン
グ部分内で帯状材料横方向で生じさせられるプラス・マ
イナス流動区域及び相応する力分布の1実施例が図示さ
れている。
第7図では空気は外側に配置された2つのプラス室5a
及び5bからノズル4内へノズル人口6a及び6bを通
って押込まれる。
ノズル4の中空室7内で適当な手段により、例えばノズ
ル全幅の約Hの大きさにしたノズル入口及びノズル中空
室の適当な寸法設計により、均一な圧力及び速度分布が
達成される。
次いで空気はノズル口8から均一分布で、スリット状の
ノズル出口横断面に相応して噴流状に流出し且つ圧力区
域2を形成しながら帯状材料に作用する。
帯状材料横方向で帯状材料1とノズル口8の間に分布さ
れた圧力区域は帯状材料をノズル口から排斥する。
第8図には帯状物横方向でのマイナスカ区域の形成が暗
示されている。
ノズル4の間で吸込まれる空気は、帯状材料に作用した
後にノズル口外縁に沿っての短かい方向変換後に、均一
分布で吸引口9を通ってマイナス室10内へ流入する。
プラス室5aと5bの間に配置されたマイナス室内への
人口幅はノズル全幅の約%の大きさである。
外側での支持ノズル体の特殊形状により戻り空気の均一
な流れ去りが達成される。
このようにしてノズル4の間に形成される吸引力区域3
は帯状材料横方向にのびており且つノズル系内でノズル
の両側で圧力区域の排斥力に抗して帯状材料をノズルに
向って引寄せる。
第6,7及び8図から判るように、プラスカ区域とマイ
ナスカ区域は帯状物通過方向で交番しており、且つ空気
は支持ノズルから帯状材料に作用した後にノズル外縁を
乗り越えて且つ最短経路で上方に向ってマイナス室内へ
流入する。
第7及び8図と類似に、図示されていないもう1つの実
施形では、第6図に示したプラス・マイナス構成の原理
を放棄することなしに、マイナス室を外側に且つプラス
室を内側におくこともできる。
極めて幅ひろい処理装置の場合には更に、プラス・マイ
ナス構成を多重に細分するのが有利なことがある。
しかし構造上及び実際上の理由から第7及び8図に示し
た構成を選ぶのが有利である。
第6,7及び8図は先ず本発明による方法もしくは装置
の作用形式を説明するために役立つ。
自明なように、マイナス及び圧力区域は適当な輸送部材
もしくはベンチレータによって形成させられ且つ方法を
実施するための実際の各装置は帯状材料の下方で閉鎖さ
れているようにするのが適当である。
第9図には閉鎖された装置の構成が図示されている。
第7及び8図に比べて帯状材料1の下方に室底壁11が
あり、これは帯状材料から若干離れたところにあり且つ
処理装置を下方に向って閉鎖している。
有利な実施形では実際上の理由から帯状材料幅が一般に
ノズル幅よりも小さいので、帯状材料の外部で処理媒体
の1部分は先ず帯状材料のかたわらを通過する。
比較的高い運動エネルギを有し且つこの場合その特徴か
ら動的過剰分DLと呼ばれるこの過剰分は帯状材料の側
方で受止められ且つ帯状材料の背面で2次的の処理効果
を得るため及び送出ノズルの排斥力に対する対抗力を得
るためもしくは高めるために利用される。
本発明によれば動的過剰分はあとでなお説明される受取
系内へ導かれ且つ(又は)受止められ、この受取系自身
は著しい安定化及び背圧効果を帯状材料に及ぼす。
更に、1次ノズル幅よりも少くともはゾ10%小さい帯
状材料幅の場合、安定な送出ノズル系と安定な受取系の
間に生じる相互作用により、帯状材料の確実な浮遊誘導
を達成することができる。
既に述べたように、やはり安定な性質を有する受取系は
対称又は非対称的の横取を有することができる。
なおまた両系の間の組合せも可能である。
安定な送出・受取ノズル系と安定なプラス・マイナス系
の本発明による重畳により、特に帯状材料幅がノズル幅
に比べて比較的大きい場合に、極めて高能率の帯状材料
浮遊処理法が得られる。
次の第10.lL12,13,14,15゜16.17
及び18図には安定な特性曲線を有する本発明による送
出・受取系についての実施例が示されている。
図面を簡単にするために、送出ノズルは実施形では変更
されていない、それというのはこの場合、送出ノズルが
既に述べたように安定な特性を有することが肝要である
に過ぎないからである。
第10図では1次もしくは送出ノズル4は帯状材料1の
上方に配置されている。
帯状材料1の横方向で送出ノズル4から出る処理媒体噴
流は直接作用後に吸引区域(マイナス区域)3内へ導か
れる。
動的過剰分は帯状材料の送出ノズルと逆の側で漏斗状の
受取ノズル12により側方で受取られる。
帯状材料の下方で横方向に配置された受取ノズルは送出
ノズルの下方にある。
受取ノズルは第10図では次のように構成されている、
即ち流入漏斗13は収斂する単個ノズルから流出する動
的過剰分をできるだけ完全に受取り且つ受取ノズル体1
4もしくは受取ノズル中空室15の内部で動的過剰分の
受取った部分を受取ノズル全体にわたってできるだけ均
一に分布させ、これによってそこから帯状材料を送出ノ
ズルの排斥力に抗して支持させる。
受取ノズルスリット16をデフユーザ状に且つ比較的幅
ひろく横取することにより、帯状材料は一面において下
向きに受取ノズルに向って送出ノズルの排斥力に、受取
ノズルに接触することなしに、順応することができ、他
面において受取ノズルは安定な状態を有する比較的幅広
い圧力区域を送出ノズル力に対抗させることができる。
この形式で比較的簡単な、しかも安定な送出・受取系が
得られる。
流入漏斗13、側壁17a及び17b並びにノズル底壁
18によって形成された受取ノズル体内の動的過剰分D
La及びDLbの良好な分布は比較的大きい受取ノズル
中空室15によって得られ、この受取ノズル中空室15
は次の受取ノズル体のところにまで達していることがで
きる。
受取ノズル体は受取ノズル人口漏斗13もしくは受取ノ
ズル口13、この場合スリット状のデフユーザノズル、
を除いて受取ノズル中空室を取囲んでいる。
従って第10図では各送出ノズルはそれに配属された受
取ノズル内に動的過剰分により安定な圧力を形成させ、
この圧力は帯状物横方向に安定に維持され且つ送出ノズ
ル圧力に対抗する。
処理媒体は側方で受取ノズルに供給され且つ均一に帯状
材料の下方で再び排出される。
送出ノズル力と受取ノズル力の平衡状態で帯状材料は浮
遊状態に保たれる。
この浮遊状態は送出ノズルからの処理媒体の比較的僅か
な速度で既に生じ且つまた極めて高い速度の際にも維持
される。
要求に応じて、送出ノズルからの流出速度は殊に零近く
と60m/seCの間であることができる。
例えば被覆を施す前に、帯状材料の位置を例えばたんに
安定化することが肝要である特殊の場合には、流出速度
は著しく高くてよい。
吸引区域内のいわゆるマイナス力を利用する場合、帯状
材料は送出ノズルの間で付加的に持上げられ且つこれに
よって送出ノズル口へ接近させられる。
これによって処理の強さの上昇が達成される。
受取系の内部を圧力釣合させた形式の簡単な安定な送出
・受取系が第11図に図示されている。
この場合、それぞれ受取ノズルスリットは送出ノズルの
下方に且つ平行に配置された2つの同じ成形材19によ
って形成される。
その際人口漏斗13及び同時にノズルスリット16を形
成するための成形材19は、処理媒体のデフユーザ状の
流出20が達成されるように、選ばれている。
例えば成形材の屈曲構造を選ぶ場合には側方脚部21は
はゾ送出ノズルと同じ収斂角を有する。
受取ノズルの同じ支持効果は彎曲した成形材によっても
得られる。
この場合受取ノズル成形材は送出ノズルの下方で且つ送
出ノズルに対して直交する方向に1つの送出ノズルから
次の送出ノズルのところまで、これによって形式される
平行な受取ノズルスリットのところを除いて、のびてお
り、この受取ノズルスリットの出口が例えば送出ノズル
の出口よりも幾分か幅広いのが適当であって、これによ
って−面において動的過剰分の良好な受取が達成され、
他面において幅広く且つ比較的安定な圧力区域が得られ
る。
第11図の乾燥器の底壁11と成形材19の間に何ら遮
断部材がない。
この空間連通により個々の受取ノズルの間に圧力釣合が
おこり、これは製作の不正確さにより所期の力発生が各
受取ノズルごとに幾分か異なる場合に、帯状材料の浮遊
状態に鎮静作用をおよぼす。
第11図に示した受取系の構造によって殊に製作技術上
の利点が得られる。
受取ノズル系のもう1つの実施形が第12図に図示され
ている。
これは受取ノズル側にやはり動的の支持作用を有する安
定な送出及び受取ノズル系の対称的構成であって、即ち
受取ノズルは図示の送出ノズルと同じように、収斂する
空気噴流によって帯状材料に向って衝撃力を発生し、こ
の衝撃力はノズル口への帯状材料の接近につれて増大す
る。
受取ノズル端部における入口23は帯状材料幅の外部に
配置されており且つ単純な開口であって、従って動的過
剰分は受取ノズル内へできるだけ小さい圧力損失で流入
することができる。
動的過剰分は第12図に示した受取ノズル内で主として
方向変換させられるに過ぎない。
従って図示の送出ノズルによる原理的に同じ支持作用が
、殊に動的過剰分の流入噴流内におけるよりも高い静圧
の発生によってデフユーザノズルの支持作用をおこなう
クッションが形成される形式の第10及び11図の例で
説明したようなデフユーザ作用と異なって、動的に達成
される。
第12図に示した受取ノズルを、その特性曲線が送出ノ
ズルのそれよりも急傾斜であるように、構成しておくの
が適当である。
これにより、送出ノズルに向って帯状材料を持上げるの
に、比較的小さい動的過剰分が必要とされるに過ぎない
第10及び11図と類似に、−面において第12図の受
取ノズルは個々に送出ノズルに向き合って平行に且つ帯
状材料横方向に帯状材料の下方に配置することができ、
従って各送出ノズルとそれに配置された受取ノズルの間
に1つの閉鎖された処理系があり、他面において受取ノ
ズルを相互に連通させておくこともでき、従ってこの場
合にも受取ノズル相互の圧力釣合が達成される。
第13及び14図には内部圧力釣合形式の本発明による
安定な受取ノズル系についての2実施例が示される。
第13図の動的の支持ノズルを有する内部圧力釣合形式
の図示の受取ノズル系では、送出ノズルの下方に配置さ
れた受取ノズルは受取側で相互に隙間22で連通し不入
も動的過剰分は受取ノズルの両端で人口23によって受
取られ且つ対状に収斂する受取ノズルスリット24内へ
方向変換させられる。
第11図では2つの受取ノズルの間に帯状材料に対して
平行に不動の結合壁26がある。
受取ノズル出口側の下方に、受取ノズル中空室15を下
方に向って閉鎖する底壁11がある。
側方で受取系は勿論閉鎖されている。第13図では結合
壁25は、ノズルが交番に台形式形材によって形式され
るように、構成されている。
これによって、効果的な幾何学的形状で、収斂するノズ
ルスリット24及び結合ウェブ25の構成のために同じ
成形材寸法が生じる。
第14図には1つの安定な送出・受取系内での多数の支
持効果の組合せが図示されている。
安定な送出ノズルから出る動的過剰分は一面において第
9.10,11.12及び13図の作用原理と同様に送
出ノズルの直ぐ下方に送出ノズルに向いた対抗力を生じ
させるために利用され、他面において動的過剰分の1部
分はパーフォレーションを備えた結合壁26の下へ導か
れ、そこでパーフォレーションから出た後に周知のよう
に安定な且つ広面積の空気クッションを形式し、この空
気クッションは帯状材料をマイナス区域3に向って押す
これに吸引区域内の吸引力が重畳させられる。
従って第14図に示した送出・受取系では互いに協功す
る4種の力が重畳させられ、これらの力は極めて高能率
の安定な送出・受取系を生じる。
第14図では帯状材料に次の力が作用する:1、安定み
送出ノズルの排斥力、 2、送出ノズルの下方にあるデフユーザノズルの対抗力
、 3、広面積の空気クッションの支持力、 4、送出ノズルの間の吸引区域の吸引力。
全体として、帯状材料が両面に作用をうけることにより
、帯状材料の処理効果、例えば乾燥もしくは加熱効果の
増大が達成される。
マイナス区域は帯状材料を特に大きな重なり率の場合に
確実に浮遊状態に保つために役立つ。
第15及び16図には送出ノズル及び受取ノズルとマイ
ナス区域の組合せ作用を可能にする実施例が図示されて
いる。
両方の場合に送出ノズルの下方で且つ送出ノズルの間に
受取ノズルが配置されている。
第15図では受取ノズルは丸味を付された内装体27に
よって形成され、これらの内装体は送出ノズルのピッチ
に適合させられている。
このためには円形又は楕円形の管が殊に適している。
第16図では受取ノズルは台形成形材28によって形成
されており、送出ノズルの下方で且つ送出ノズルの間に
デフユーザ状の構成を有する受取ノズルが生じる。
第17図の送出・受取系は第16図と同様に、しかも非
対称的に構成されている。
第18図では受取ノズル底壁は流入口23を除いて一貫
しており且つパーフォレーションを備えている。
第6〜18図に説明した本発明による装置は帯状材料を
浮遊状態で誘導し且つ処理する本発明による方法のため
の実施例であって、これは種々の変更及び修正をおこな
うことができる。
しかし本発明のために重要なことは、安定な特性を有す
る送出ノズル及び殊にやはり安定な特性を有する受取ノ
ズルにより浮遊状態での帯状材料処理を達成することで
ある。
帯状材料の両側から同じように、即ち別々の且つ対称的
に移動させられるノズル系が作用する形式の浮遊乾燥器
に比べて、本発明による送出・受取系は構造が簡単であ
る。
例えば周知の浮遊乾燥器におけるようにベンチレータの
能力差及びノズル製作不正確さによるノズル内の不利な
流動分布のために2つのノズルの間の帯状材料への非対
称の処理媒体作用に基いて生じるような困難は本発明に
よる安定な送出・受取系によって技術的に簡単に容易に
補正される。
以上に説明した方法及び第6〜18図に示したノズルの
配属のほかに、本発明による方法を有利に実施する処理
装置特に乾燥器の実施形を説明する。
第19図には本発明による方法を実施するための1つの
乾燥器の横断面が暗示されている。
第20図には第11図に示した装置の縦断面が暗示され
ている。
帯状材料1は1次ノズル4及び2次ノズル12の発生す
る力によって浮遊状態に保たれる。
有利な実施形では更に吸引区域3で幼く力が加わる。
処理媒体例えば空気はモータ29によって駆動されるベ
ンチレータ30により循環させられる。
温度調整は熱交換器31内でおこなわれ、この熱交換器
はベンチレータの圧力側で1次もしくは送出ノズル4の
手前に配置されている。
これによって送出ノズル内への流出前に処理媒体の良好
な分布が達成される。
次いで空気は両端から送出ノズルに供給され、しかも空
気流出の適当な分布が達成される。
正常な場合、ノズル出口に沿っての分布は第21図の速
度分布が示すように均一である。
しかし特殊の場合、それも例えば紙、フリースの場合、
即ち水分を導く材料の場合或いは良好な熱導体例えば帯
状金属の場合に材料背面での例えば受取ノズルの2次効
果を強めようとする場合、ノズル端部のところに第22
図の速度線図が示すように幾分か高い速度があるのが有
利である。
これによって、循環する全量のうちの動的過剰分の割合
が高められる。
送出ノズル端部における出口横断面を大きくすることに
よっても類似の作用効果を達成することができる。
各ノズル端部におけるノズル人口6a 、 6bがノズ
ル全長の約Hの長さを有しているようにすることによっ
て、送出ノズルの流入側に一般に有利な分布状態が得ら
れる。
この場合2つの送出ノズルの間の中心に、それぞれ、ノ
ズル全長の約50斜の長さを有していて且つ良好な流れ
去り状態即ち一面において材料幅の内部で送出ノズル口
の後方で空気流動方向の短かい反転を生じさせ且つ他面
においてマイナス区域内の負圧の均一な分布を生じさせ
るのに十分である吸出用開口がある。
帯状材料の左右に1次ノズルのはみ出ている端部のとこ
ろに生じる動的過剰分は本発明による方法のその都度の
用途に関連して選ばれたシステムに従って、浮遊誘導の
安定化を高めるため及び場合により2次ノズルの処理能
力を強めるために方向変換させられる。
第19及び20図に示した乾燥器は外部に向つて壁32
によって断熱され且つ閉鎖されている。
乾燥器の長手側面に全長にわたって、処理区域内へ作業
員が妨げなく接近するためのドアもしくは開口33があ
る。
ノズルは側方へ取出し得るように構成されている。
熱交換器は上方から、即ち送出ノズル流入側から挿入さ
れ且つ乾燥器全長にわたってのびているのが有利である
乾燥器ユニット上でモータの上方にその都度1つの空気
フィルタ34があり、この空気フィルタは1つの可動の
カバー35を備えている。
これによって空気更新のために必要な新鮮空気量を調整
することができる。
第19及び20図では電気モータ29は新鮮空気で冷却
される。
ベンチレータの特別の実施形は、新鮮空気が乾燥器ベン
チレータによって吸込まれて循環回路に供給されること
を可能にする。
相応する空気量がベンチレータの間で1次ノズルの上方
の吸引室から吸引されて外部へ排出される。
これによって、乾燥器が僅かな空気導管即ち排気導管し
か有せず且つ各乾燥器がそれぞれ少くとも2つの乾燥器
ユニットの直列接続の場合に釣合された空気収支を有す
ることが達成される。
これによって乾燥器ユニットの入口及び出口における有
害な空気流入及び空気流出は明白に避けられる。
ドアが開放されている場合でも乾燥器ユニットの内部に
流動状態の不思議な平衡があり、このことは生産トラブ
ルの際或いは試験運転の際に極めて有利である。
ベンチレータ用の、駆動モータが循環空気流の約10%
の新鮮空気流内にあることによって、駆動モータを深く
乾燥器内へ引込むことができ、このことはスペース上の
理由から極めて有利である。
第19及び20図に示した処理装置の複雑でない、コン
パクトな且つ簡明な構成は本発明による方法を実施する
ための有利な1実施形である。
これによって例えば1つの乾燥器ユニットが生じ、この
乾燥器ユニットは、例えば特に紙、箔、布、合成樹脂及
び金属の、被覆層を施した帯状材料の最近の乾燥技術で
必要であるような、特に帯状材料に被覆層を施して次い
で乾燥する場合にプラント全体の設計の際に多数の且つ
殊に有利な組合せを可能にする。
上記の乾燥器ユニットを互いに接続して任意の長さにす
ることができる。
この場合、1次的に処理すべき材料面が上方に向いてい
るか下に向いているかということは、方法の作用形式上
、重要でない。
なおまたこのような装置は竪形にしても或いは上下を逆
にしても幼くことができる。
これによってその都度のスペース条件への良好な適合が
可能である。
全面にわたって下向きの被覆層の処理特に乾燥は1次ノ
ズルによっても且つまた2次ノズルによってもおこなう
ことができ、その際帯状材料は処理装置内を通過する間
、空気力によって誘導される。
上記の本発明による装置の特別の1利点は循環する蒸気
又はガス状媒体によって処理をおこなう乾燥器系の内部
の簡単化を基本的に達成することにもある。
即ちすべての周知の用途を、本発明による安定な送出・
受取系及び両面に別々に処理媒体を作用させる形式の浮
遊乾燥器に集約することができる。
2次ノズルの範囲の乾燥器下部を省略することにより、
容易に、必要に応じ周知の交互作用を有する複彷弐の浮
遊乾燥器を作ることができる。
これによって帯状材料用の対流乾燥器のために、乾燥器
部材の十分な規格統−及び万能的の積木箱原理の構成が
本発明によって達成されている。
乾燥器ユニットをアルミニウム形材だけで作るのが殊に
有利である。
これにより容易に正確な且つ極めて清潔な乾燥器もしく
は処理装置が得られ、これはその製作のために比較的低
い設備投資しか必要としない。
外壁のためには、剛性及び断熱性のためにアルミニウム
中空形材を使用するのが有利である。
アルミニウム形材で製作した乾燥器ユニットは、例えば
感光層もしくは類似の材料の場合のように処理中にかき
傷又はほこりがついてはならない製品を処理するために
有利に適している。
第19及び第20図に示したベンチレータは空気循環を
促進するために軸流式に構成されている。
新鮮空気はフィルタ34を通して吸込まれ、駆動モータ
29の外周に沿って流れ且つ軸流ベンチレータ30の内
周部分のところで循環回路内へ押込まれる。
シュラウドリング36はベンチレータの羽根の前後の圧
力損失を僅かにするために役立ち且つ壁37と相まって
マイナス区域3をプラス区域2に対してシールする。
第20図から判るように例えば排気は吸引区域から空気
循環ベンチレータの間で導管38によって排出される。
通例は、別個に設置された1つのベンチレータが排気作
業をおこなう。
適当な調節部材により排気量を調整することができる。
第23図には別の形式のベンチレータを有する本発明に
よる処理装置の暗示横断面図が示されている。
周知のように輻流ベンチレータによれば1段で、輻流ベ
ンチレータによるよりも高い圧力を発生することができ
る。
第23図では輻流ベンチレータ39は複流式に構成され
ている。
モータ近くのベンチレータ羽根40はこの場合にもいわ
ばモータ冷却及び乾燥器の新鮮空気供給のために役立ち
、これに対して下方の大きいベンチレータ羽根41は空
気循環を維持するために役立つ。
新鮮空気ベンチレータ羽根は、その発生圧力が循環空気
ベンチレータのそれよりも常に幾分か高いように、設計
されている。
その都度の乾燥条件に良好に適合させるために、ベンチ
レータを可変か又は段階的に調整可能の回転数で回転さ
せるのが有利である。
このためには転極可能か又は油圧式の特殊構造のモータ
が適している。
第24図には実地で有利な送出・受取系が斜視図で示さ
れている。
受取ノズル体4は1つの成形材から作られており且つ互
いに接合され且つ1つの内側体(図示せず)に例えばね
じ結合によって取付けられる。
外方にあるノズル人口6a s 6bはノズル底壁42
内にある。
2つの送出ノズル40間でやはりノズル底壁内に1つの
吸引口9がある。
ノズル底壁42は図示されていない中間壁と相まってマ
イナス室3とプラス室2を相互に分離している。
吸引区域3は送出ノズノ?4の縦側壁43によって外周
を制限される。
吸引口9の手前に送出ノズル全長にわたってのびている
流動分配器44がある。
流動分配器44の横断面は送出ノズル4の内部の内装体
45の横断面に等しい。
ノズル底壁42に対する流動分配器44の間隔及び取付
形式は、吸引区域3内に極めて有利な流動分布が達成さ
れるように選ばれた。
受取ノズルも効果的な配置によって内装体45と同じ成
形材によって形成される。
2つの送出ノズル4の間で受取側に2つの成形材により
1つのディフューザノズル46が且つ各送出ノズルの下
方にもう1つの極めて幅広いディフューザノズル46a
が生じる。
この場合送出ノズルの下方の受取ノズルは2つの送出ノ
ズルの間の受取ノズルよりも入口及び出口横断面が著し
く幅広い。
内装体の横断面形状は、種々異なる方法技術上の要求例
えば良好な流動分布及び安定性が満されるように、きめ
られている。
受取ノズルを1つの枠(図示せず)内に締込んでおくの
が適当である。
これによって、1つのまとめた受取系を簡単に取付けた
り取外したりすることが可能である。
原理上、以上に説明した処理装置及びノズル配置を相互
に組合せることができる。
ベンチレータの構成及び回転方向を適当にきめ且つ送出
及び受取ノズル用の流入口を適当に配属すれば、本発明
による方法に影響を及ぼすことなしに、循環回路内の流
動方向を逆にすることができる。
いずれの流動方向を基本とするかということは設計上い
ずれが適当であるかに関係する。
いずれにせよ本発明による方法及びに装置により、僅か
な技術的費用で帯状材料の確実な浮遊処理が達成される
【図面の簡単な説明】
第1図は旧来のスリットノズルの、ノズル口と帯状材料
との間の間隔と排斥力の間の関係を示す特性線図、第2
図は2つの収斂するスリット状の噴流を有する1つの周
知の支持ノズルの支持力特性線図、第3図はノズル特性
を調べるための1つの装置の暗示図、第4図は帯状材料
の両側に設けたノズル(p%性を一緒に示した線図、第
5図は帯状材料の片側のノズルの排斥力とノズルの隣り
での吸引区域の吸引力とを一緒に示した線図、第6〜2
4図は本発明による実施形を示すもので、第6図は収斂
するノズル噴流を有する1つの支持ノズル系について力
の発生を暗示する図、第7図は帯状材料横方向でのプラ
ス力区域の形成を示す図、第8図は帯状材料横方向での
マイナスカ区域の形成を示す図、第9図は1つの閉じた
装置の構成を示す図、第10図は1つの安定な送出−受
取一系の対称的の構成を示す図、第11図は圧力釣合形
式の1つの安定な送出−受取一系の対称的構成を示す図
、第12図は動的支持作用を有する1つの送出−受取一
系の対称的構成を示す図、第13図は送出ノズル系と内
部圧力釣合式の動的の支持)ズルとの対称配置を示す図
、第14図は1つの安定な送出−受取一系内での多数の
支持効果の組合せを示す図、第15〜18図はそれぞれ
組合わされた支持作用を有する安定な送出−受取一系の
実施形を示す図、第19図は第16図に示した処理装置
の横断面図、第20図は第11図に示した処理装置の縦
断面図、第21図は普通の動的過剰分を有する送出ノズ
ル内の空気分布を示す図、第22図は強められた動的過
剰分を有する送出ノズル内の空気分布を示す図、第23
図は複流式の輻流送風機を有する乾燥器の横断面図、第
24図は有利な実施形の1つの送出−受取一系の斜視図
である。 ところで図示された主要部と符号の対応関係は次の通り
である:1・・・・・・帯状材料、2・・・・・・圧力
区域、3・・・・・・吸引区域、4・・・・・・ノズル
(支持もしくは送出又は1次ノズル)、5a及び5b・
・・・・・プラス室、6a及び6b・・・・・・送出ノ
ズル用のノズル入口、7・・・・・・ノズル中空室、8
・・・・・・ノズル口、9・・・・・・吸引口、10・
・・・・・マイナス室、11・・・・・・室底壁、12
・・・・・・受取ノズル、13・・・・・・流入漏斗、
14・・・・・・受取ノズル体、15・・・・・・受取
ノズル中空室、16・・・・・・受取ノズルスリット口
、17a及び17b・・・・・・受取ノズル側壁、18
・・・・・・受取ノズル底壁、19・・・・・・受取ノ
ズル戒形材、20・・・・・・受取ノズルのデフユーザ
状の出口、21・・・・・・側方脚部、22・・・・・
・底壁と受取ノズルの間の間隔、23・・・・・・受取
ノズル入口、24・・・・・・収斂する受取ノズルスリ
ット、25・・・・・・結合壁、26・・・・・・底形
された結合壁、27・・・・・・内装体、28・・・・
・・台形成形材、29・・・・・・ベンチレータ用駆動
モータ、30・・・・・・ベンチレータ、31・・・・
・・熱交換器、32・・・・・・断熱された壁、33・
・・・・・ドア、34・・・・・・空気フィルタ、35
・・・・・・可動の空気フィルタカバー 36・・・・
・・ベンチレータシュラッドリング、37・・・・・・
プラス室とマイナス室の間の壁、38・・・・・・排気
導管、39・・・・・・複流式の輻流ベンチレータ、4
0・・・・・・新鮮空気及びモータ冷却用の輻流ベンチ
レータ、41・・・・・・循環空気ベンチレータ、42
・・・・・・ノズル底壁、43・・・・・・縦側壁、4
4・・・・・・流動分配器、45・・・・・・内装体、
46及び46a・・・・・・デフユーザソズル、S・・
・・・・明確な交点、P・・・・・・支持力、a・・・
・・・ノズルと帯状材料の間の間隔、+・・・・・・正
の力、−・・・・・・負の力、α・・・・・・複噴流ノ
ズルの収斂角、DLa及びDLb・・・・・・処理媒体
の動的過剰分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 帯状材料の片面に同材料の全幅にわたって処理媒体
    を負荷して安定な圧力区域を生ぜしめ、同処理媒体を、
    圧力圧域と並んで位置する吸引区域内で吸引し、そのさ
    いに、帯状材料に作用する吸引力を、圧力区域から遠ざ
    かるにつれて大きくする形式で、浮遊状態で案内される
    帯状材料を流体状の処理媒体によって処理する方法にお
    いて、帯状材料の全幅を越えた幅で処理媒体を帯状材料
    に負荷し、帯状材料の縁を越えて流出する過剰な処理媒
    体を、圧力区域とは逆の側で帯状材料の長手方向で延在
    する受取区域内で収斂させて受取り、次いで背圧区域を
    生せしめるべく拡散又は収斂するように変向せしめ、こ
    れによって、一方の側の圧力区域及び吸引区域と、他方
    の側の背圧区域との間で帯状材料を浮遊状態で保持し、
    且つ、受取区域内の過剰な処理媒体を均一に且つ圧力補
    償を生じさせるように分配して、圧力変動に対して安定
    な背圧区域を形成せしめることを特徴とする帯状材料を
    浮遊状態で誘導し且つ処理する方法。 2 帯状材料へ向かって対を成して収斂するスリット状
    の噴出流として処理媒体を噴出せしめてそのさい同噴出
    流の内部では帯状材料走行方向への流出を妨げて帯状材
    料走行方向に対して垂直方向から同帯状材料に処理媒体
    を負荷することによって、安定した前記圧力区域を形成
    せしめ、且つ、前記受取区域から処理媒体を拡散するよ
    うに流出させることによって前記背圧区域を形成せしめ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 浮遊状態で透導される帯状材料を流体状の処理媒体
    によって処理する装置であって、帯状材料の一方の側に
    、帯状材料案内通路に対して垂直に少なくとも2つの圧
    力ノズルが配置されており、同圧力ノズルが、対状の収
    斂したノズルスリットを備えており、且つ、各2つの圧
    力ノズルの間にこれに対して平行に各1つの吸引ノズル
    が配置されている形式のものにおいて、帯状材料1の他
    方の側に、前記各圧力ノズル4に対向してそれぞれ1つ
    の受取ノズル12.46aが配置されており、同受取ノ
    ズルが、帯状材料1に面した側に、斜めに延在する側脚
    21,25によって制限されたノズルスリット口16.
    24を備えており、同ノズルスリットロの幅が、流体状
    の処理媒体の流出側では前記圧力ノズルの幅に比して大
    きく、且つ、前記受取ノズルの2つの側脚21.25間
    に形成された収斂角が、圧力ノズルの収斂した前記ノズ
    ルスリット24間に形成された収斂角にほぼ等しく、且
    つ、すべての受取ノズルが、帯状材料とは逆の側では、
    仕切壁のない共通の1つのノズル中空室15内へ開口し
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
    法を実施するための装置0
JP48122110A 1972-10-30 1973-10-30 帯状材料を浮遊状態で誘導し且つ処理する方法及び装置 Expired JPS5832150B2 (ja)

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