JP2015508790A - 酸性ペクチンを含むパーソナルケア組成物 - Google Patents

酸性ペクチンを含むパーソナルケア組成物 Download PDF

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Abstract

約2〜約5重量%の濃度で酸性ペクチンを含むパーソナルケア組成物が提供される。酸性ペクチンは、エステル化度が約30〜約50であり、pHが約2〜約4である低エステルペクチンを含む。望ましくは、パーソナルケア組成物は、粘性流体ゲルとして特徴付けられる。また、パーソナルケア組成物を調製する方法およびパーソナルケア配合物の使用方法も提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、酸性ペクチン、および、パーソナルケア組成物におけるそれらの使用に関する。特に、本発明は、酸性低エステルペクチンで調製した、ゲル状の物性を有する粘性自由流動溶液であることを特徴とするパーソナルケア組成物に関する。
哺乳動物の表皮は多くの機能を有するが、中でも、過度の経皮水分喪失を防ぐ凝集透水性バリアの形成および維持と、微生物の攻撃に対する外部バリアという役割がある。表皮の最外層である角質層は強酸性のpHを有し、上部の角質層のpHは約4.5〜5.0であるが、下部角質層のpHは中性に近くなる。このように、角質層は、100ミクロン未満の垂直空間で、pH単位で2よりも大きなpH差を経験するのであり、これは劇的な生物学的現象である。このpH勾配は、人間の皮膚のみならず、角質層がもっと薄いにもかかわらず、げっ歯類の皮膚においても発生する。
数十年前に初めて認知されたことではあるが、「酸マントル」とも呼ばれることの多い、角質層の緩衝能力の起原および機能についての理解は未だ不十分である。しかし、起原が何であろうと、酸マントルは角質層の正常な機能に必須であることが知られている。例えば、ヒトの皮膚の酸性pHは、角質層の凝集力の調節およびそのバリア機能の両方に役立つ。
また、酸マントルの酸性pHは、皮膚を細菌に対して不透過性とする脂質バリアを維持するために必要であると思われる。健康な皮膚のpHは自然に増加し、回復するが、回復は加齢とともに遅くなる。よりpHの高い中性または塩基性となると、脂質バリアが劣化し、修復プロセスが阻害される。例えば、加水分解酵素であるβ−グルコセレブロシダーゼは、角質層の隙間における非極性脂質生成物への極性脂質前駆体の分泌後処理に役立つ。β−グルコセレブロシダーゼの至適pHは約5.5であるが、その活性は3.5〜4という低いpHで阻害され、中性のpHでは活性が無くなるか、または大幅に減少する。このように、スキンケア製品の開発においては、特に望ましい効果は、角質層のpHを約5.5(すなわちβ−グルコセレブロシダーゼの最適pH)にできるだけ速やかに低下させることと、そのレベルにpHをすることの双方であろう。
ほとんどのスキンケア製品は、中性またはわずかにアルカリ性であり、局所適用後はpHの変化に対して比較的安定である。残念なことに、中性またはアルカリ性のpHは、角質層の脂質バリアの修復には好ましくない。また、酸マントルのpHと一致するpHを有する酸性のスキンケア製品は、皮膚を治療するために使用されてきた。典型的には、これらの製品は、0.1重量%未満の濃度で、クエン酸、塩酸またはレチノイン酸等の一般的な酸を使用するが、この濃度は、製品のpHを低下させるが、酸マントルのpHを低下させる緩衝効果を提供しない。高濃度で添加した場合、一般的な酸は、肌に悪影響を与え、非常に刺激性であり、多くの場合、皮膚の剥離につながる。代替的に、低エステルペクチンが、皮膚を害することなく、緩衝効果を提供する酸性物質として用いられてきた。ポリマー材料である低エステルペクチンは、一般的な酸よりも顕著に高い分子量を有するため、ペクチンは皮膚に浸透せず、一般的な酸のように皮膚を害することがない。しかしながら、ペクチンは、そのレオロジー特性ゆえに使用が若干難しく、かつ、低エステルペクチンのpHが約4であるために緩衝作用を提供する能力が制限される。
組成物のレオロジー特性は、使用時の視覚的な訴求力ならびに所望の流動性および展延性に影響を与えるが、スキンケア製品において同様に重要な特徴である。たとえば、濃厚で、非粘着性で、非収斂性のスキンケア配合物は、多くの場合、10万程度の分子量を有するポリアクリレートで作られ、所望のレオロジー特性を提供している。しかし、天然の多糖類(例えば、カラギーナンまたはキサンタンガム)で作られた場合には、スキンケア配合物は、粘着性および収斂性になる。理論により束縛されることなく、多くの天然多糖類(例えば、カラギーナンまたはキサンタンガム)の分子量(カラギーナンおよびキサンタンガムの分子量はそれぞれ約100万および約1000万である)は、ポリアクリレートの著しく低い分子量と比較すると、観察される粘着性および収斂性の原因の少なくとも一部となっていると考えられている。
ペクチンはポリアクリレートに匹敵する分子量を有し、所望の緩衝効果を得ることができるが、他のレオロジー付与成分を使用しないと、ペクチンは、テクスチャが無く、液体である。ペクチンを含む先行技術の組成物は、一般に、ペクチンを1.5重量%以下で含有し、組成物への所望の質感およびレオロジーの付与を、他の成分の使用に依存する。一般的に使用されるテクスチャ修飾成分は乳化剤を含むが、乳化剤は、皮膚の脂肪も乳化する。エステル化度が5〜10の範囲である低エステルペクチンは、緩衝効果のためにスキンケア配合物に使用されてきた。しかしながら、このようなペクチン製品は、配合物にテクスチャを与えることができず、このことは、所望のテクスチャを得るために他の成分が必要であることを意味する。
従って、ポリアクリレート、乳化剤、および皮膚を刺激する可能性のある低分子量の酸の使用を必要とせず、望ましいテクスチャおよびレオロジー特性を有するパーソナルケア組成物を開発する必要性が依然として存在する。
本出願の実施形態は、約2〜約5重量%の濃度で酸性ペクチンを含むパーソナルケア組成物を提供することによって、上記の要求に対処するものである。酸性ペクチンは、エステル化度が約30〜約50で、pHが約2〜約4である低エステルペクチンを含む。望ましくは、パーソナルケア組成物は、粘性流体ゲルであることを特徴とする。
別の態様では、本明細書の実施形態は、所望のテクスチャおよびレオロジー特性を有するパーソナルケア組成物を調製するための方法を含む。この方法は、酸性ペクチンを脱塩水と混合してパーソナルケア組成物の混合物を提供し、パーソナルケア組成物中に酸性ペクチンを溶解するのに十分な時間にわたり約70〜約90℃の温度で混合物を加熱し、約70℃より低い温度にまでパーソナルケア組成物を冷却することを含むことができる。
さらなる態様は、一部は以下の説明に記載され、一部は明細書から自明であり、または、以下に記載の態様を実施することよって知ることができる。以下に説明する利点は、特に添付の特許請求の範囲に記載の要素および組み合わせによって実現および達成されるであろう。前述の一般的な説明および以下の詳細な説明の双方は、例示および説明ためのものに過ぎず、限定的ではないことを理解すべきである。
図1は、種々のペクチンを有するパーソナルケア配合物の、皮膚のpHに対する効果を比較したグラフである。
本明細書の実施形態は、酸性低エステルペクチンを含むパーソナルケア組成物、それらの製造方法、および使用を含む。望ましくは、酸性低エステルペクチンは、約2〜約5重量%の濃度でパーソナルケア組成物中に存在し、パーソナルケア組成物は、ゲル状の特性を有する粘性自由流動性溶液であることを特徴とする。
本明細書において、「ゲル状」、「液状ゲル」および「流体ゲル」なる用語は同義であり、一般的に、液体とゲルの双方の特性を有する(すなわち、巨視的なレベルでは液体として、微視的なレベルでは壊れたゲルの小片の分散液として特徴付けられる)ものとして記載される。流体ゲル組成物は、典型的には、容易に注ぐことができていないほどに濃厚または粘性のある自己支持性ゲルとは区別することができる。流体ゲル組成物はまた、典型的にはテクスチャのない液体とは異なる。例えば、流体ゲル組成物は、均質性を維持しつつ、チューブから絞り出すことができ、または塊となることなく、少量を取って皮膚上に広げることができる。したがって、流体ゲル組成物は、注型性から展延性の範囲の粘度である。
酸性低エステルペクチン
本明細書において、「酸性低エステルペクチン」および「酸性ペクチン」なる語句は、エステル化度(DE)が約30%〜約50%で、pHが約2〜約4であるペクチンを意味し、互換的に使用することができる。実施形態では、酸性低エステルペクチンは、DEが約30%〜約40%の範囲であり、pHが約2.5〜約3.7の範囲である。例えば、一実施形態では、酸性低エステルペクチンは、DEが約30%〜約35%であり、pHが約2.9〜約3.7、より詳細には約3.4〜約3.6の範囲である。別の実施形態では、酸性低エステルペクチンは、DEが約36%〜約50%であり、pHが約2.8〜約3.6である。
ペクチンは、植物細胞壁に関連した複合多糖類である。ペクチンは、ラムノース残基が介在し、中性糖側鎖と、アセチル、メチル、およびフェルラ酸基等の非糖成分とで修飾したα1−4結合したポリガラクツロン酸骨格からなる。ペクチンは、当業者に公知の方法を用いて、ペクチン含有植物原料から抽出することができる。次いで、抽出されたペクチンを脱エステル化し、所望のDEを有する低エステルペクチンを得ることができる。一般に、このような低エステルペクチンは、pHが約4〜約5である。続けて、脱エステル化した低エステルペクチンを酸性化してもよい。
実施形態では、低エステルペクチンは、所望のpHを有する酸性ペクチンを得るのに十分な時間にわたって、低エステルペクチンと酸およびアルコールの溶液を混合し、アルコールで酸性ペクチンを洗浄し、酸性ペクチンを乾燥することにより酸性化される。所望の洗浄工程を任意の回数行なって、酸性ペクチンから過剰の酸を除去することができる。実施形態において、アルコールは第一級または第二級アルコールとすることができ、酸は有機酸または無機酸とすることができる。実施形態で使用するのに好適な第一級または第二級アルコールの非限定的な例としては、エタノール、メタノール、およびイソプロパノールが挙げられる。実施形態での使用に好適な酸の非限定的な例としては、塩酸、硫酸、硫酸、硝酸、およびリン酸が挙げられる。
パーソナルケア組成物
本発明で提供される酸性ペクチンは、パーソナルケア組成物に使用するのに特に有効であり、哺乳動物の皮膚、より具体的にはヒトの皮膚への使用に適した形態であることが望ましい。
本明細書において、「パーソナルケア組成物」とは、皮膚または毛髪への局所適用を目的とする組成物を意味し、その非限定的な例としては、スタイリングジェル、保湿剤、化粧水、消臭剤、歯磨き粉、ボディウォッシュ、バスジェル、ボディジェル、ハンドサニタイザー、シャンプー、コンディショナー、またはそれらの組み合わせが挙げられる。
当業者は、パーソナルケア製品のレオロジー特性を、パーソナルケア製品中に存在する酸性低エステルペクチンの量を変更することによって、部分的に変更可能であることを理解するであろう。一実施形態において、酸性低エステルペクチンは、パーソナルケア製品の約2.0重量%〜約4.0重量%の量でパーソナルケア製品中に存在する。例えば、実施形態において、酸性低エステルペクチンは、約2.5重量%〜約4.0重量%の量で、約2.5重量%〜約3.5重量%の量で、約3.0重量%〜約4.0重量%の量で、または、約2.5重量%〜約3.0重量%の量で、パーソナルケア製品中に存在する。
本明細書のパーソナルケア製品は、パーソナルケア製品に使われることが公知の付加的成分を1種以上さらに含むことができるが、そのような場合には、かかる付加的成分が、本発明で提供される酸性低エステルペクチンと物理的および化学的に適合性であるか、または、そうでなければ、製品の安定性、審美性または性能を過度に損なわないことを条件とする。そのような追加の成分の個々の量は、パーソナルケア製品の約0.001重量%〜約95重量%の範囲とすることができる。付加的成分は、水溶性(すなわち、25℃の水に可溶)または水不溶性(25℃の水に不溶)とすることができる。
パーソナルケア組成物の実施形態での使用に適切であり得る付加的成分の非限定的な例としては、コンディショニング剤、シリコーン、炭化水素油、脂肪酸エステル、粒子、懸濁剤、パラフィン系炭化水素、噴射剤、粘度調整剤、染料、不揮発性溶媒または希釈剤、真珠光沢助剤、起泡増進剤、イオン性および非イオン性界面活性剤、イオン性および非イオン性共界面活性剤、pH調整剤、香料、防腐剤、キレート剤、シラミ撲滅剤、タンパク質、皮膚活性成分、日焼け止め剤、UV吸収剤、ビタミン類、脂肪酸、および脂肪油が挙げられる。
パーソナルケア組成物は付加的成分を含むことができるが、本発明で提供されるパーソナルケア組成物の実施形態は、一般的にパーソナルケア組成物に所望のテクスチャおよびレオロジー特性を付与するために使用される低分子量の酸および/または乳化剤を実質的に含まないことが望ましい。本明細書において、「実質的に含まない」という語句は、その成分が微量で存在するが、意図的に組成物に添加したものではないことを意味する。したがって、特定の実施形態ではパーソナルケア組成物は、酸性低エステルペクチンから本質的になる。
望ましくは、本発明で提供されるパーソナルケア組成物は、ゲル状テクスチャを有し、皮膚に対して非粘着性から粘着性の範囲であり、非収斂であることを特徴とする。本明細書において、「粘着性」という語句は、触るとわずかに付着する、またはゴム状である組成物を意味し、糊状と特徴づけることができる。本明細書において、「収斂剤」とは、身体組織を縮小または収縮させる組成物を意味する。従って、「非粘着性」または「非収斂性」組成物は、「粘着性」でないか、または「収斂性」でないものである。これらの特性は、多くの場合、実施形態において約3万cPから約40万cPの範囲とすることのできる組成物の粘度によって、少なくとも部分的に特徴付けることができる。例えば、ある実施形態では、DEが30%で、pHが2.9〜3.7である酸性低エステルペクチンを2%〜4%の範囲の濃度とすることで、約75,000cP〜約400,000cPの粘度をパーソナルケア組成物に付与する。他の実施形態では、DEが38%であり、pHが2.8〜3.6である酸性低エステルペクチンを3%〜4%の範囲の濃度とすることで、約30,000cP〜約40,000cPの粘度をパーソナルケア組成物に付与する。
パーソナルケア組成物の製造方法
他の態様では、本明細書の実施形態は、パーソナルケア組成物を調製するための方法を提供する。一般的に述べると、この方法は、酸性ペクチンを水と、好ましくは脱塩水または脱イオン水と混合して、パーソナルケア組成物の混合物を提供し、混合物を、混合しながら約70℃〜約90℃の温度まで、組成物中に酸性ペクチンが溶解するのに十分な時間にわたり加熱し、約70℃未満の温度にまでパーソナルケア組成物を冷却することを含む。
本明細書の実施形態は、以下の実施例によりさらに例示されるが、これらの実施例は、本願の範囲に制限を付すものとして解釈されるべきではない。反対に、本明細書の説明を読んだ後に、本発明の精神および/または添付の特許請求の範囲から逸脱することなく当業者に示唆されるであろう、種々の他の実施形態、改変および均等物が存在することは明確に理解されるべきである。特に明記しない限り、百分率(%)で参照される量は、重量(重量%)である。
実施例1
ペクチン(200g)と塩酸含有イソプロパノール混合物(75mlの37%塩酸を含有する1500mlの60%イソプロパノール)を混合することにより、ペクチンを酸性化した。混合物を室温で20分間撹拌し、濾紙を介して排水し、4000mlの60%イソプロパノールで洗浄して過剰の酸を除去した。その後、ペクチンを250mlの100%イソプロパノールで洗浄し、濾紙上で脱水し、65℃で一晩乾燥し、篩にかけた。
酸性ペクチンは、(1)CPケルコApSから入手され、米国特許第2,480,710号に記載される方法に従って作製された、アミド化度が約24%のアミド化低エステルペクチンと、(2)CPケルコApSから得られ、アミド化ステップを省略して米国特許出願公開第2006/1279916号に記載される方法に従って作成された、エステル化度が30の%、38%、50%の低エステルペクチンとを含む。非アミド化ペクチンの固有粘度は5〜6dl/gであった。
スキンケア配合物は、グリセリンと脱イオン水を混合し、5%のグリセリン溶液を調製することにより調製した。攪拌しながらペクチンをグリセリン溶液中に分散させ、保存剤(0.07%のソルビン酸および0.1%の安息香酸)を添加した。分散液を撹拌しながら75〜90℃となるまで水浴中で加熱し、ペクチンが溶解するまで15〜25分間その温度に維持した。正味重量を脱イオン水で調整し、配合物を室温で一晩冷却した。粘度は、室温にて、ブルックフィールド粘度計LVT、スピンドル4で測定した。理論に束縛されることを望まないが、当業者は、ブルックフィールド粘度計が、特定のゲル状調製品に「穴」を形成し得ることを理解するであろう。従って、見掛け粘度(すなわち、測定された粘度)が、組成物の実際の粘度よりも低い場合がある。
アミド化低エステルペクチンを、スキンケア配合物を調製する前に、pHが3〜4の範囲となるように酸性化した。酸性化したアミド化低エステルペクチンを使用して調製したスキンケア配合物の特性を以下の表にまとめる。
DEが約30%、約38%および約50%の低エステルペクチンを2.8〜3.8の範囲のpHに酸性化した。次いで、2.5%〜3%の濃度の酸性低エステルペクチンでスキンケア配合物を調製し、配合物の粘度を測定し、官能的性質を特徴付けた。酸性低エステルペクチンを使用して調製したスキンケア配合物の特性を以下の表にまとめる。
以上からわかるように、酸性化したアミド化低エステルペクチンは、スキンケア配合物に望ましいテクスチャを与えなかった。試験したpH範囲において、配合物は、事前にゲル化するか、または薄すぎるかのいずれかであり、これは、アミド化ペクチンの溶解が困難であることに起因している可能性がある。
しかし、酸性化した非アミド化低エステルペクチンからは、所望の質感を有するスキンケア配合物が得られた。例えば、DEが約30%の酸性低エステルペクチンからは、ゲル化したテクスチャで、皮膚に対して粘着性乃至非粘着性の感触で、かつ、3.7〜2.9のpH範囲で非収斂性である配合物が得られた。ペクチン濃度は2〜4%の範囲であったが、濃度が2.5%で、pHが3.4〜3.6の範囲であるペクチンで、特に好ましい特性が得られた。得られた配合物は、約75,000cP〜約400,000cPの範囲の粘度を有していた。
また、DEが約38%の酸性低エステルペクチンからは、わずかにゲル化したテクスチャで、わずかに粘着性または非粘着性で、pHが2.8から3.6の範囲である配合物が得られた。3〜4%のペクチン濃度からは、30,000cP〜約40,000cPの範囲の粘度を有する配合物が得られた。
しかし、DEが約50%の酸性低エステルペクチンからは、所望のゲル状のテクスチャを欠き、薄すぎで、粘着性がありすぎ、皮膚への吸収に時間がかかりすぎる配合物が得られた。
実施例2
続いて、実施例1で調製した酸性低エステルペクチンを、長期の高温暴露が配合物の特性に及ぼす影響を測定ために試験した。5%のグリセリンと4%の酸性低エステルペクチン(DEが38%、pHが2.4〜3.7)を脱イオン水中に混合し、混合物を撹拌しながら90℃まで加熱することによって配合物を調製した。配合物を、90℃で保存するか、あるいは冷却して70℃で保存し、サンプルを30分、1時間、3時間、4時間および4.5時間後に採取して、長時間高温暴露の効果を測定した。その後、粘度を25℃で測定した。
90℃の温度に暴露された配合物の粘度は、1時間以内に顕著に低下した。この効果は、官能的にも観察され、配合物が、明らかに目に見えて薄くなっていった。しかし、70℃の温度に暴露された配合物の粘度はゆっくりと低下し、配合物の粘りの低下は官能的には実質的に見られなかった。したがって、酸性ペクチンを含むスキンケア配合物は、70℃を超える温度から70℃未満に可能な限り迅速に冷却されるべきである。
実施例3
pHが4.8の低エステルペクチンを酸性化して、pHが3.32の酸性低エステルペクチンを得た。脱イオン水(pH6.75)で各ペクチンの3%溶液を調製した。各溶液を用いて、61歳の男性ボランティアの皮膚を24時間以上にわたり以下の手順で処理した。1日目には、いずれのペクチン溶液も用いず、2日目には酸性低エステルペクチン溶液(pH3.32)を用い、3日目には、酸性化していない低エステルペクチン溶液(pH4.8)を用いた。
a.夜:
i.pH計(Hanna Instruments製SkincHeck、モデル14198110)を用いて、皮膚のpHを夜に測定した。
ii.次いで、Sara Lee(登録商標)の中性ハンドソープ(pH=9.38)で手を徹底的に洗い、皮膚pHを測定した。
iii.手の甲を、0.3〜0.4gのペクチン溶液で処理し、皮膚のpHを測定した。
b.深夜:
i.皮膚のpHを測定した。
c.朝、入浴前:
i.皮膚のpHを測定した。
d.朝、入浴後:
i.皮膚のpHを測定した。
ii.手の甲を、0.3〜0.4gのペクチン溶液で処理し、皮膚のpHを断続的に測定した。
e.日中:
i.皮膚のpHを一日を通して断続的に測定し、続いて手を石鹸で十分に洗浄し、皮膚のpHを再度測定した。
ii.手の甲を、0.3〜0.4gのペクチン溶液で処理し、皮膚のpHを測定した。
上記の比較の結果を下記の表に集約し、図1に示す。
低pHペクチン液(pH=3.3)で作られた調製品は、濃く、わずかにゲル化しており、一方、高pHペクチン液(pH=4.8)で作られた調製品は、ゲル化することなく薄かった。図1から分かるように、皮膚のpHは、それぞれの手洗い後にピークに達した。1日目は手洗い後のペクチン処理なしとし、皮膚のpHは約7〜7.5に上昇し、約5.5〜6のレベルに戻るまでに数時間かかった。2日目は低pHペクチン液(pH=3.3)を用いて手洗い後の処置を行い、皮膚のpHは直ちに約5〜5.5のレベルに低下し、その後の洗浄後までこのレベルを維持した。しかし、3日目には、手洗い後に高pHペクチン液(pH=4.8)で皮膚を処置すると、皮膚のpHは(ペクチン処理を全くしなかった)1日目よりもさらに緩やかに低下した。
理論により束縛されることなく、高pHペクチン液は、酸に対するバッファーとして作用し、皮膚によって形成される酸を中和すると考えられる。逆に、低pHペクチン液(pH=3.3)は、アルカリに対するバッファーとして作用し、石鹸のアルカリ性を中和し、皮膚のpHを望ましいレベル(すなわち、酵素β−グルコセレブロシダーゼの働きを推進する、皮膚バリアの最適pH)まで直ちに低下させる。
本発明の具体的な実施形態に関連して本発明を詳細に説明してきたが、当業者は、上記の説明を理解すれば、これら実施形態の変形、改変および均等物を容易に思いつくことができることを理解するであろう。従って、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその任意の均等物として評価されるべきである。

Claims (20)

  1. パーソナルケア組成物であって、約2〜約5重量%の濃度の酸性ペクチンを含み、前記酸性ペクチンは、エステル化度が約30〜約50であり、かつ、pHが約2〜4であり、前記パーソナルケア組成物は粘性流体ゲルであることを特徴とするパーソナルケア組成物。
  2. 前記組成物は、粘度が約30,000〜約400,000cPである、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
  3. 前記酸性ペクチンは、pHが約2.5〜約3.7である、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
  4. 前記酸性ペクチンは、エステル化度が約30〜約35であり、pHが約2.9〜約3.7であり、かつ、前記組成物中に約2〜約4重量%の量で存在する、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
  5. 前記酸性ペクチンは、pHが約3.4〜約3.6である、請求項4に記載のパーソナルケア組成物。
  6. 前記組成物は、粘度が約75,000〜約400,000cPである、請求項4に記載のパーソナルケア組成物。
  7. 前記酸性ペクチンは、エステル化度が約36〜約40であり、pHが約2.8〜約3.6であり、かつ、前記組成物中に約3〜約4重量%の量で存在する、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
  8. 前記組成物は、粘度が約30,000〜約40,000cPである、請求項7に記載のパーソナルケア組成物。
  9. ビタミン、ペプチド、オイルコントロール剤、日焼け剤、抗ニキビ剤、落屑剤、フラボノイド、プロテアーゼ阻害剤、非ビタミン酸化防止剤、ラジアルスカベンジャー、抗炎症剤、抗菌剤、およびそれらの混合物からなる群から選択される一つ以上のパーソナルケア剤をさらに含む、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
  10. 前記組成物は、低分子量の酸を実質的に含まない、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
  11. 前記組成物は、乳化剤を実質的に含まない、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
  12. 前記組成物は、ヒトの皮膚に使用するのに適した形態である、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
  13. 前記組成物は、哺乳類の皮膚に使用するのに適した形態である、請求項1に記載のパーソナルケア組成物。
  14. 前記組成物は、スキンクリーム、スキンローション、デオドラント製品、芳香製品、および石鹸製品からなる群から選択される製品に含まれる、請求項12に記載のパーソナルケア組成物。
  15. パーソナルケア組成物を調製する方法であって、
    エステル化度が約30〜約40であり、pHが約2〜約4である酸性ペクチンを水と混合し、
    前記混合物を、前記パーソナルケア組成物中に前記酸性ペクチンが溶解するのに十分な時間にわたり、約70℃〜約90℃の温度まで加熱し、
    前記パーソナルケア組成物を約70℃以下の温度に冷却することを含むことを特徴とする方法。
  16. 前記酸性ペクチン材料が、
    エステル化度が約30〜約40であり、pHが約4〜約5である低エステルペクチンを、pHが約2〜約4である酸性ペクチンを得るのに十分な時間にわたり、酸およびアルコールの溶液と混合し、
    前記酸性ペクチンをアルコールで洗浄し、
    前記酸性ペクチンを乾燥させることを含む方法により調製される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記酸性ペクチンは、エステル化度が約30〜約35であり、pHが約2.9〜約3.7であり、かつ、約2〜約4重量%の量で前記パーソナルケア組成物中に存在する、請求項15に記載の方法。
  18. 前記酸性ペクチンは、エステル化度が約36〜約40であり、pHが約2.8〜約3.6であり、かつ、約3〜約4重量%の量で前記パーソナルケア組成物中に存在する、請求項15に記載の方法。
  19. 前記パーソナルケア組成物は低分子量の酸を実質的に含まない、請求項15に記載の方法。
  20. 前記パーソナルケア組成物は乳化剤を実質的に含まない、請求項15に記載の方法。
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