JP2015506315A - 多層密封円板を有する、容器用密閉キャップ - Google Patents

多層密封円板を有する、容器用密閉キャップ Download PDF

Info

Publication number
JP2015506315A
JP2015506315A JP2014547903A JP2014547903A JP2015506315A JP 2015506315 A JP2015506315 A JP 2015506315A JP 2014547903 A JP2014547903 A JP 2014547903A JP 2014547903 A JP2014547903 A JP 2014547903A JP 2015506315 A JP2015506315 A JP 2015506315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
membrane
container
backing layer
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2014547903A
Other languages
English (en)
Inventor
ダニエル アベグレン,
ダニエル アベグレン,
ベレニス コンヌ,
ベレニス コンヌ,
ジャイルズ デモーレ,
ジャイルズ デモーレ,
フィリップ ドマンスキー,
フィリップ ドマンスキー,
ティエリー ジャン ロバート ファボッツィ,
ティエリー ジャン ロバート ファボッツィ,
ステファン ヘンゼル,
ステファン ヘンゼル,
シャウフェン ラン,
シャウフェン ラン,
ラファエル ティボレット,
ラファエル ティボレット,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nestec SA
Original Assignee
Nestec SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nestec SA filed Critical Nestec SA
Publication of JP2015506315A publication Critical patent/JP2015506315A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D51/00Closures not otherwise provided for
    • B65D51/18Arrangements of closures with protective outer cap-like covers or of two or more co-operating closures
    • B65D51/20Caps, lids, or covers co-operating with an inner closure arranged to be opened by piercing, cutting, or tearing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67BAPPLYING CLOSURE MEMBERS TO BOTTLES JARS, OR SIMILAR CONTAINERS; OPENING CLOSED CONTAINERS
    • B67B3/00Closing bottles, jars or similar containers by applying caps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2251/00Details relating to container closures
    • B65D2251/0003Two or more closures
    • B65D2251/0006Upper closure
    • B65D2251/0015Upper closure of the 41-type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2251/00Details relating to container closures
    • B65D2251/0003Two or more closures
    • B65D2251/0068Lower closure
    • B65D2251/0093Membrane
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2577/00Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks, bags
    • B65D2577/10Container closures formed after filling
    • B65D2577/20Container closures formed after filling by applying separate lids or covers
    • B65D2577/2041Pull tabs
    • B65D2577/205Pull tabs integral with the closure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2577/00Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks, bags
    • B65D2577/10Container closures formed after filling
    • B65D2577/20Container closures formed after filling by applying separate lids or covers
    • B65D2577/2041Pull tabs
    • B65D2577/2058Pull tabs attached to the closure
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49826Assembling or joining

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

本発明は、例えばガラス瓶などの容器(20)のためのキャップ(10)であって、キャップ(10)を容器(20)に取外し可能に取り付けることを可能にするための固定手段(13)を有するキャップベース本体(11)と、変形可能材料から作製される裏当て層(2)と、裏当て層(2)に糊付けされていない、封着可能な、好ましくは熱融着性の膜(3)とを備え、裏当て層(2)及び膜(3)の両方が、キャップ(10)の内側壁(14)から延びた保持部(18)によってキャップ(10)の内部に保持される、キャップ(10)を対象とする。本発明はさらに、容器を閉じるためのキャップ(10)を有する容器(20)を対象とし、さらに、キャップ(10)に密封要素(1)を設け、キャップ(10)を容器(20)上に設ける方法を対象とする。【選択図】図2b

Description

本発明は、例えばガラス瓶などの容器のためのキャップ、該キャップを含む容器、密封要素を伴う該キャップを構成する方法、及び該キャップを容器上に設ける方法に関する。
例えばコーヒー又はスプレッドなどの(乾燥された及び/又は粉末状の)栄養成分を収容するためのガラス瓶のような入れ物又は容器を、ねじ込み式又はクリップ式プラスチックキャップで密封することは周知である。一般に、容器の開口部は、初めて開封する前にその入れ物を気密封止するために、膜によって密封可能に閉じられている。さらに、キャップの底部と容器の上縁部との間の公差を吸収するために、キャップの内側に裏当て層又は支持体が設けられている。従って、膜が開封され/入れ物から除去された後で入れ物を再びキャップで閉じたときに、特に湿気に対する、環境からのある程度の密封効果を達成することが可能である。このことは、裏当て層が入れ物の上縁部に押し付けられることによるものである。
キャップクロージャを有する入れ物を閉じるための熱融着性密封要素は、例えば特許文献1から公知である。熱融着性密封要素は、入れ物の頸部の上縁部又は口の全周上に配置されることにより入れ物を外部から隔離する熱融着性膜と、他方、キャップの底部に挿入される、一般により厚い支持体又は裏当て層とからなる。入れ物の最初の開封に先立って、具体的には密封要素をキャップ内に挿入する前に、支持体と熱融着性膜とが仮止め接着剤で接合される。比較的厚い、剛性の熱融着性膜は、消費者により、穴を開けること又は引き裂くことによってではなく、タブを用いて入れ物の上縁部から剥がすことによって、開封される。
欧州特許第2045194号明細書
実際には、密封要素は、キャップの底部に挿入され、キャップの保持ビードによってキャップ内に保持される。ひとたび入れ物が充填されると、密封要素が設けられたキャップが入れ物にねじ込まれるか又はクリップ留めされる。すると、密封要素の熱融着性膜が口に接触する。次いで、熱融着性膜は、誘導加熱融着によって口に封着される。初めて入れ物を開封すると、栓の底部に挿入された支持体は、入れ物の上縁部に封着したままの熱融着性膜から引き剥がされる。熱融着性膜と支持体との間に設けられた仮止め接着剤は、好ましくは、入れ物上に封着された熱融着性膜と、保持ビードによってキャップ内に保持された支持体とが分離した結果としての剪断により、破壊される。熱融着性膜は剛性材料から作製されるので、ユーザが初めて入れ物を開封するとき、比較的大きい開封トルク(特にキャップが入れ物にねじ込まれている場合)又は開封力(特にキャップが入れ物にクリップ留めされている場合)が必要とされる。この大きい開封トルク又は力は、比較的厚い熱融着性膜が最初の開封のときに保持ビードをすり抜けなければならないという事実に起因するものである。さらに、熱融着性膜と支持体(又は裏当て層)とが容器の開封の際に熱融着性膜と支持体との間の仮止め接着剤によって互いに貼り付き、その結果、熱融着性膜が容器から持ち上がって製品を環境に曝す、又は、支持体が保持ビードをすり抜けてキャップから引き出されるという危険性がある。
本発明は、上述の欠点を改善しようとするものであり、その目的は、容器の縁部を密封するためのキャップ、並びに、容器の簡単で楽な意図された最初の開封を可能にする容器を提供することである。
この目的は独立請求項によって達成される。従属請求項は、有利には、本発明の中心となる思想をさらに検討するものである。
本発明の第1の態様によれば、例えばガラス瓶などの容器のためのキャップが提供される。このキャップは、キャップを容器に取り外し可能に取り付ける(例えば、ねじ込む又はクリップ留めする、など)ためのねじ山(以下、「ねじ」とも呼ぶ)又はクリップ留め手段(例えば、円周リング)のような固定手段を有するキャップベース本体と、変形可能材料から作製される裏当て層と、裏当て層に糊付けされていない、封着可能な、好ましくは熱融着性の膜(以下、「膜」とも呼ぶ)とを含む。裏当て層及び膜の両方が、キャップの内側壁から延びる保持部によってキャップ内部に保持される。好ましくは、保持部は、キャップの内側壁から半径方向に延びることにより保持ビード、好ましくはリング状の又は周方向の保持ビードを形成する。
本発明は、このようにして、裏当て層が膜に貼り付くことを確実に回避することができる、ガラス瓶などの容器のためのキャップを提供する。従って、裏当て層と膜との間の糊又はその他の仮止め接着剤フィルム又は層が省かれる。それゆえ、裏当て層と膜とを別々に取り扱うこと、及び、容器を最初に開封するときに容器からキャップを容易に取り外し、同時に、密封要素のこれら2つの部材(即ち、裏当て層及び膜)が互いに貼り付く危険性を排除することが可能となる。それゆえ、容器を開封したとき、本明細書で説明されるように、保持部によって保持されている裏当て層はキャップの内部に留まることになり、膜は封着可能に接続された容器上に留まることになる。
膜は、好ましくは膜の縁部分で膜に接続されているか又は膜構造の一部分である、例えば開封用タブ又は開封用蓋のような付加的は又は一体の開封手段を含むことが好ましい。開封手段又はタブは、裏当て層と膜との間に配置されることが好ましい。そのような開封用タブ又は蓋は、容器の縁部に封着された膜を開封用タブ又は蓋を引っ張ることによって容易に取り去ることができるので、容器の容易な開封を可能にする。それで、膜は上縁部から容易に剥がされることになり、例えば、破れてスロット状に開封されることにはならない。
好ましい実施形態において、裏当て層及び膜は、キャップの内部に保持されているときに互いに対して自由に回転する。換言すれば、密封要素部材間には接続部は設けられていないので、これらの部材間の貼り付きを確実に排除することができる。しかし、密封要素部材、即ち裏当て層及び膜は、それらが糊付けされず又はそれ以外に接着剤のフィルム若しくは層が設けられない限りにおいて、一時的な機械的接続部を含むことができる。
裏当て層と膜とを別々に取り扱うことができるので、それらは今や異なる寸法を有することが可能となる。特に、膜の寸法を裏当て層より小さくすることができる。膜の直径が裏当て層の直径より小さいことが好ましい。それゆえ、保持部によって初めに膜をキャップ内に保持するのに必要とされる膜の張り出し(表面)面積又は張り出し部分が小さくされるという点で、望ましくない高い開封トルク又は力を低減することができる。これは、開封トルク又は力の低減をもたらすのみならず、材料の節約にもつながる。保持部と相互作用する又は係合する膜の張り出し領域の50%の削減が、キャップの最初の開封の開封トルク又は力の約25%の低減をもたらすことが見出された。それゆえ、膜の寸法によって開封トルクの低減がもたらされるが、それでもなお膜は、該膜を保持部によってキャップ内に確実に保持することができるように設計される。従って、容器上にキャップを取り付け、膜を入れ物又は容器の上縁部に封着する間、キャップ内に確実に保持することができる密封要素であって、同時に、キャップの最初の開封が、キャップの密封効果を低下させることなくユーザにとってより楽なものとなる密封要素を提供することが可能である。開封トルク又は力の十分な低減を可能にするために、膜の直径dと裏当て層の直径Dとの間の比は、式
0.9≦d/D≦0.99、
好ましくは0.94≦d/D≦0.97
によって定められることが好ましい。
膜と裏当て層との間の直径の最大差は、保持部の半径方向の幅の2倍より小さいことが好ましい。それゆえ、保持部と係合する膜の面積を削減することによりキャップの開封トルク又は力の低減をもたらすと同時に、両方の密封要素部材の確実な保持が達成される。裏当て層の直径及び膜の直径の両方が、保持部による密封要素の確実な保持を可能にするために、それぞれ保持部の内周縁部の直径より大きいことが好ましい。
裏当て層は、好ましくは、ポリエチレン(EPE)又はポリプロピレン(EPP)などの発泡プラスチックのような発泡材料から作製され、又は厚紙から作製される。裏当て層は、発泡ポリエチレン(EPE)層を挟んだ2つの高密度ポリエチレン(HDPE)層で構成されることが好ましい。
膜は、アルミニウムで作製され又はアルミニウムを含むことが好ましい、拡散バリア層を含むことができる。好ましい実施形態において、膜は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)又はポリエステルで作製されることが好ましい熱融着性層と、アルミニウムで作製されることが好ましい拡散バリア層と、プラスチック、好ましくはポリエチレンテレフタレート(PET)のようなポリエステルで作製されることが好ましい補強層とを含む、剛性材料複合体で構成される。
本発明の第2の態様によれば、栄養製品を収容するための例えばガラス瓶などの容器が提供される。この容器は、本発明によるキャップを有する。キャップは、容器の外側壁に設けられた対応する固定手段(例えば、ねじ又はクリップ留め手段など)と係合するキャップの固定手段(例えば、ねじ又はクリップ留め手段など)によって、容器の開口部に取外し可能に取付けられ、膜が容器の開口部を囲む上縁部上に載ってそこに封着するようにされる。膜は、裏当て層によって上縁部に押し付けられる。膜は、容器の上縁部の外周を越えて少なくとも部分的に半径方向に延びることが好ましい。
本発明の第3の態様により、ガラス瓶などの容器のためのキャップに密封要素を設ける方法が提供される。この方法は、(a)変形可能材料から作製された裏当て層を、キャップの内側壁から半径方向に延びた保持部によって該裏当て層がキャップの内部に保持されるように、キャップの内部に配置するステップと、(b)封着可能な、好ましくは熱融着性の膜を、該膜が保持部によってキャップ内部に保持され、且つ、裏当て層と保持部の間とに配置されるように、キャップの内部に配置するステップと、を含む。裏当て層及び膜は、一緒に取り扱われて1ステップでキャップ内に配置されるか、又は別々に取り扱われて2つの逐次ステップでキャップ内に配置される。
本発明の第4の態様により、栄養製品を収容するための例えばガラス瓶などの容器上にキャップを設ける方法が提供される。この方法は、(a)変形可能材料から作製された裏当て層を、キャップの内側壁から半径方向に延びた保持部によって該裏当て層がキャップの内部に保持されるように、キャップの内部に配置するステップと、(b)封着可能な、好ましくは熱融着性の膜を、該膜が保持部によってキャップ内部に保持され、且つ、裏当て層と保持部の間とに配置されるように、キャップの内部に配置するステップと、(c)キャップを、栄養製品で満たされた容器の開口部に、膜が容器の開口部を囲む上縁部の上に載るように、取外し可能に取付ける、好ましくはねじ込む又はクリップ留めするステップであって、膜が裏当て層によって容器の上縁部に押し付けられる、ステップと、(d)膜を、好ましくは誘導溶着若しくは誘導ヒートシールにより、又は、ステップ(d)(及びステップ(c))の前に膜に塗布されることが好ましい接着剤を使用することにより、容器の上縁部に封着するステップと、を含む。ステップ(a)及び(b)に関して、裏当て層及び膜は、一緒に取り扱われて1ステップでキャップ内に配置されるか、又は、別々に取り扱われて2つの逐次ステップでキャップ内に配置される。
本発明のさらなる特徴、利点及び目的は、本発明の実施形態の以下の詳細な説明を添付の図面の図と併せて解釈して読むとき、当業者には明白となるであろう。
本発明によるキャップによって閉められた容器の一実施形態の上部の部分切取側面図を示す。 本発明によるキャップによって閉められた容器の他の実施形態の上部の部分切取側面図を示す。 図1aの容器及びキャップの実施形態の部分切取部分の拡大図を示す。 図1bの容器及びキャップの実施形態の部分切取部分の拡大図を示す。 膜が容器の縁から除去された後の図1aに示される容器を示す。 膜が容器の縁から除去された後の図1bに示される容器を示す。 図3aの容器及びキャップの実施形態の部分切取部分の拡大図を示す。 図3bの容器及びキャップの実施形態の部分切取部分の拡大図を示す。 本発明による密封要素の層構造の、即ち、密封要素部材である裏当て層及び封着可能膜の、2つの実施形態の略図を示す。
図1及び図2はそれぞれ、本発明によるキャップ10が最初に開封される前の容器又は入れ物20の上に設けられた、又はより適切に言えば、取外し可能に取り付けられた、2つの実施形態を示す。容器20は、コーヒー(豆又は粉末)又はスプレッドなどのような(乾燥された及び/又は粉末状の)栄養製品を収容するためのガラス瓶とすることができるが、これらの種類の容器に限定されない。
キャップ10は、容器20の開口部Oを、好ましくは封着可能な方式で閉じることを意図したものである。キャップ10は、好ましくはプラスチックで作製された、キャップベース本体11を含む。キャップベース本体11は、一体部材として一体的に形成することもでき、又は、組み立ててキャップ10を形成する複数の部材を含むこともできる。後者の場合には、図1及び図2に示すように、キャップベース本体11は、キャップ10を容器20にねじ込む/クリップ留めする/固定するためのねじ山(図1〜図4参照)又はクリップ(図示せず)などのような固定手段13をその内側壁14(キャップ10の内側壁と同一である)上に備えた内側本体12を含むことができる。この内側本体12を外側(美観用)本体15の中に挿入し、組付け構造部16を介して該外側本体15により保持することができる。一体型又は多部品型のキャップ10又はキャップベース本体11の内側壁14上の固定手段13(例えば、ねじ山又はクリップ留め手段)は、キャップ10を容器20上に取外し可能に取り付けるために、容器20の外側壁23の、開口部Oを縁取る上縁部21の近くに設けられたねじ山(図1〜図4参照)又はクリップ留め手段(図示せず)などのような対応する固定手段22と係合するように意図されている。
キャップ10は、裏当て層2と、封着可能な、好ましくは熱融着性の膜3(以下、「膜」とも呼ぶ)とをさらに含むことができ、その好ましい構造は、本明細書において図5に関連して説明される。本明細書では、裏当て層2及び膜3の全体を「密封要素1」と呼ぶこともあり、裏当て層2及び膜3を「密封要素部材」と呼ぶこともある。
膜3は、製品が例えば輸送及び貯蔵中に長期間にわたって新鮮に保たれるように、容器20を気密封止することを意図している。従って、膜3は、好ましくはアルミニウムで作製された又は少なくともアルミニウムを含む、拡散バリア層301を含むことが好ましい。膜3は、製品へのアクセスを可能にするように容器20から取り除くことができる。
裏当て層2は、キャップ10又はキャップ外側本体15の底部17と、容器20の上縁部21との間の公差を吸収することを意図している。ひとたび容器20が開封され、膜3が容器20から取り除かれると、容器20をキャップ10で再び閉じたときに、特に湿気に対しての2次的気密効果が裏当て層2によって達成される。従って、裏当て層2は、変形可能材料200から作製され、ポリエチレン(EPE)又はポリプロピレン(EPP)などの発泡プラスチックのような発泡材料から作製されることが好ましく、又は、厚紙などから作製される。裏当て層2は、キャップ10の底部17に、糊付けするか又はそれ以外の方法で接続若しくは接着することができる。
図5は、密封要素1の(層状)構造の2つの好ましい実施形態を示す。図5a及び5bの両方において、裏当て層2は、好ましくは発泡プラスチック又は厚紙で作製された前述の変形可能材料200を含み、その2つの面の少なくとも1つの上に(比較的薄い)層201、202(例えば、ポリプロピレン(PP)、又は高密度ポリエチレン(HDPE)のようなポリエチレン(PE)で作製される)が設けられる。
膜3は、剛性の高い(図5a)又は低い(図5b)剛性材料複合体で構成することができる。図5aに関して、膜3は、好ましくはポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)又はポリエステルで作製された、熱融着性層300を含む。この熱融着性層300により、本明細書で説明するように、膜3を容器20の縁部21に封着することができる。さらに、図5aによる膜3は、好ましくはアルミニウムで作製された、拡散バリア層301を含む。熱融着性層300及び拡散バリア層301は、結合剤で接合することができ、又は、拡散バリア層301は、熱融着性層300でコーティングされる。さらに、膜3は、少なくとも1つの補強層302、303を含むことができ、この補強層は、好ましくはプラスチックで、好ましくはポリエチレンテレフタレート(PET)のようなポリエステルで作製されたものである。図5aでは、2つの補強層302、303は、重ね合わされ、好ましくは結合剤により又はコーティングにより、拡散バリア層301に接合される。具体的には、第1の補強層302は、拡散バリア層301の、熱融着性層300とは反対側の面に接合され、他方、第2の補強層303は、第1の補強層302の、拡散バリア層301及び熱融着性層300とは反対側の面に接合される。好ましい実施形態において、外部に露出された(即ち、熱融着性層300から最も遠い)第2の補強層303に印刷して、ブランド名又は消費者に対する膜の開封手順などを膜3に付与することができる。
図5bに関して、膜3は、図5aの実施形態に比べてより剛性の低い材料で作製される。図5bの実施形態において、熱融着性層300は、第1の補強層302に接合される。拡散バリア層301は、第1の補強層302の、熱融着性層300とは反対側の面に接合される。第2の補強層303は、拡散バリア層301の、第1の補強層302及び熱融着性層300とは反対側の面に接合される。第2の補強層303に印刷することができる。
密封要素1、具体的には裏当て層2及び膜3は、添付の図5の実施形態に示されるような材料にも、その層の順序にも限定されない。
本発明によれば、膜3は、裏当て層2に糊付けされず、これらは、好ましくは別々にキャップ10内に配置され又は組み立てられる。最も好ましい実施形態において、裏当て層2及び膜3は、キャップ10の内部に保持されているときに相互に自由に回転する。換言すれば、密封要素部材2、3の間には接続部は設けられず、接着剤フィルム又は層が存在しないのでこれらの部材2、3の間の貼り付きを確実に排除することができる。たとえ、密封要素部材間に設けられる接着剤層の接着力を、裏当て層2と膜3とが密封要素1をキャップ10内に組み付ける間は接続されたままであって、ひとたびキャップ10が容器20から最初に取り外されると引き離されるような大きさにしようとしても、複雑な固有の材料特性、並びに、例えば開封の場所/地域における温度及び湿度など予測不能な外的影響のために、その力を正確に決定することは困難である。しかし、本発明によるキャップは、この問題に対処する。この点に関して、密封要素部材2、3、即ち、裏当て層2及び膜3は、これらが糊付けされず又はそれ以外の方法で接着剤のフィルム若しくは層が設けられない限りにおいて、一時的な機械的接続部を含むことができる。そのような機械的接続は、例えば、密封要素部材2、3の表面を構造化し、これらの構造が互いに係合して膜3と裏当て層2とを一時的に接続できるようにすることによって達成することができる。前述のように、裏当て層2は、キャップ10の底部17に糊付けするか又はそれ以外の方法で固定して接続若しくは接着することができる。しかし、膜3と裏当て層2とが互いに糊付けされることはない。
ここで再び図1及び図2を参照すると、キャップ10は、裏当て層2及び膜3を含み、これらは両方とも、キャップ10の内側壁14から延びる保持部18によってキャップ10の内部に保持される。保持部18は、キャップ10と一体に形成することができる。保持部18は、キャップ10の内側壁14から半径方向に延びて保持ビードを形成することが好ましい。好ましい実施形態において、保持ビード18は、キャップ10の内側壁14の全周にわたって延びてリング状又は周方向の保持ビードを形成する。容器20を最初に開封する前には、裏当て層2及び膜3は両方とも保持部18によってキャップ10の内部に保持され、即ち、それらの外周領域、より適切に言えば張り出し部分が、少なくとも部分的に保持部18とキャップ10の底部17との間に配置される。
密封要素1を含むキャップ10は、膜3が容器20の開口部Oを囲む上縁部21の上に載るように、容器20の開口部Oの上に取外し可能に取り付けられる。この位置において、膜3は、裏当て層2によって上縁部21に押し付けられ、この裏当て層2は、キャップ10の底部17によって支持される。誘導加熱融着又は溶着によって、膜3を、栄養製品で満たされた容器20の上縁部21の上に封着することができ、それにより該製品に対する気密封止がもたらされる。あるいは、膜3の、裏当て層2とは反対側の面、即ち、容器20の上縁部21に取り付けることが意図された面に、接着剤(例えば、糊など)を施すことも可能である。接着剤は、膜3の接着剤で覆われる領域が容器の上縁部21表面に対応するように、膜3上に塗布される。即ち、ひとたびキャップ10が容器20に取り付けられると容器20の上縁部21と接触することが意図された膜3の表面領域を接着剤で覆い、膜3を容器20の上縁部21上に封着可能に取り付け、それにより容器20が気密封止されるようにする。図5に示すような膜3の構造に関して、接着剤は、熱融着性層300の上に塗布することもでき、又は、熱融着性層300を省略して、接着剤を拡散バリア層301(図5a)又は第1の補強層302(図5b)又は容器20の上縁部21に面するその他の任意の層の上に塗布することもできる。
図3及び図4は、それぞれ、膜3が容器20の上縁部21から取り除かれた後の、図1に示す容器の2つの実施形態を示す。裏当て層2は依然として保持部18によってキャップ10の内部に保持されていることが明らかに分かる。キャップ10の底部17と容器20の上縁部21との間の公差を吸収する裏当て層20は、その膨張した発泡構造により、容器20が「再び閉じられた」状態において、特に湿気に対する、環境からのある程度の密封効果、即ち2次的気密効果をもたらす。
キャップ10を取り外す(例えば、ねじを緩める又はクリップを外す)ことにより最初に容器20を開封するとき、図1及び図2から分かるようにキャップ10の内部に保持された膜3が保持部18をすり抜ける必要があるため、比較的大きい開封トルク又は力が必要とされる。この開封トルク又は力を低減して容器20の開封を消費者にとってより楽なものにするために、膜3の寸法を、裏当て層2より小さくすることができる。通常用いられる(実質的に)円形の密封要素1の場合、このことは、膜3の直径が裏当て層2の直径より小さいことが好ましいことを意味する。この膜3の直径又は寸法の削減により、保持部18によって保持される又はこれと係合する膜3の外周領域を(大幅に)削減することができる。すると、キャップ10を取り外す/ねじを緩める/クリップを外すことによって容器20を最初に開封するとき、保持部18をすり抜ける必要がある膜3の周方向の表面積(即ち、張り出し部分)は遙かに小さくなるので、開封トルク又は力は低減する。
好ましい実施形態において、膜3と裏当て層2との間の直径の最大差は、保持部18の半径方向の幅の2倍より小さい。これは、膜3及び裏当て層2の両方が保持部18によって留められるようにすべきだからである。好ましくは、保持部18は、0.5mmから4mmまで、より好ましくは1mmから2mmまでの幅を有する。同様に、膜3の直径dと裏当て層2の直径Dとの間の比は、式、
0.9≦d/D≦0.99、
好ましくは、0.94≦d/D≦0.97
によって定められるものと定義することができる。
このように、膜3の直径を小さくして、低減された開封トルク又は力により容器20の簡単で楽な開封を可能にすると同時に、特にキャップ10を容器20に組み付ける前に及び組み付け中に、保持部18によってキャップ10の内部に裏当て層2及び膜3の両方を確実に保持できるようにすることが可能である。この点に関して、裏当て層2の直径及び膜3の直径は、好ましくは、それぞれ保持部18の内周縁部19の直径より大きく、その結果、それぞれが張り出し表面積又は部分を有する。従って、膜3は、少なくとも部分的に、容器20の上縁部21の外周を越えて半径方向に延びる必要がある。保持部18と相互作用する又はこれに係合する膜3の張り出し領域を50%削減することにより、キャップ10を最初に開封する際の開封トルク又は力が約25%低減されることに注目されたい。従って、キャップ10を容器20に取り付け、膜3を容器20の上縁部21に封着する間、キャップ10内に確実に保持することができる密封要素1であって、同時に、キャップ10の密封効果を低下させることなく、キャップ10の最初の開封をユーザにとってより楽なものとする、密封要素1を提供することが可能である。
膜3の全周にわたる直径を、裏当て層2の直径に対して小さくすることに加えて又はその代わりに、少なくとも密封要素1の膜3の輪郭を、底部17と保持部18との間に配置される張り出し表面領域を削減するように形作ることにより、保持部18をすり抜けなければならない膜3の張り出し領域が削減されるので、開封トルク又は力を低減することができる。従って、膜3は、直径が下方直径値又は下方半径値Lと上方直径値又は上方半径値Uとの間で、連続的に若しくは段階的に、又は部分的に連続的に且つ部分的に段階的に変化する輪郭を有することができ、即ち、膜3は、好ましくは、波形(corrugated)又は波状の(undulated)又は区分された又は階段状又は鋸歯状(又は他の種類の輪郭の)の外周又は輪郭を有し、膜3の輪郭は、下方直径/半径値Lと上方直径/半径値Uとの間で交互に変化することが好ましい。下方直径/半径値Lと上方直径/半径値Uとの間の比は、式
0.9≦L/U≦0.99、
好ましくは、0.95≦L/U≦0.97
によって定めることができる。
図1〜図4で分かるように、保持部18の幅(即ち、半径方向の延び)は、異なるサイズの複数の容器20、従って異なるキャップ10のサイズに依存しないことが好ましい。これは、異なるサイズの容器20の開口部Oが、普通は同一であることによる。サイズの違いは、例えば、それぞれの容器20のサイズに適合した外のり寸法を有する異なる外側本体15によって補償することができる。従って、膜3と裏当て層2との直径間の絶対差は、それぞれ、複数の異なる容器20及びキャップ10のサイズにわたって一定となる。
ここで再び図5を参照すると、膜3は、付加的な又は一体の開封手段4を含むものとすることができ、この開封手段4は、膜3に接続された開封用蓋、又は、好ましくは膜3の縁部分に接続された開封用タブ5とすることができる。この場合、開封用タブ5は、好ましくは膜3の縁部分から/縁部分の周りでその中央部分へと折り曲げられて(矢印A参照)、裏当て層2と膜3との間に配置されることが好ましい。開封用タブ5は、張り出し領域を呈する、即ち上縁部21に封着されたときに容器20の上縁部21を越えて延びる、膜3の領域内に配置されることが好ましい。膜3が前述のように輪郭を形作られる場合、開封用タブ5は、膜の輪郭が上方直径値Uを呈する領域内に配置することができる。膜3の好ましくは一体に形成された開封手段4を用いて容器20を開封すると、膜3を容器20の上縁部21から容易に剥がすことができ、例えば、破れてスロット状に開封されることにはならない。
図5において、膜3の特定の層の特定の部分がその意図された縁部を越えて延びるという点で、開封手段4を膜3と一体に形成できることが示されている。そのように形成されたストリップ状の要素(即ち、開封手段4又はタブ5)は次に、膜3の縁部分の回りで折り曲げられ(矢印A参照)、膜3の縁部分からその中央部分に向かって延びる。図5aに関して、開封手段4は、第2の補強層303の延長部分で作製され、従って、より厚い材料で作製される。この場合、図5aの第2の補強層303は、開封用タブ5を有する開封用蓋と考えることもできる。図5bにおいて、開封手段4は、拡散バリア層301を挟む補強層302、303から成る層状構造体の延長部分で作製されるので、各々の層はそれぞれ図5aの第2の補強層303より薄いが、強い開封手段4が形成される。この場合、図5bの補強層302、303及び拡散バリア層301の複合体は、開封用タブ5を有する開封用蓋と考えることもできる。開封手段4又は開封用タブ5は、好ましくは補強層302、303で作成され、又は少なくとも補強層302、303の部分を含み、従って膜3と一体に形成されるので、開封手段4又はタブ5が引きちぎられること、又は膜3の望ましくない開封経路(例えば、望ましくないスロット状の開封)を回避することができる。
以下、密封要素1の取付け、容器20へのキャップ10の取付けを含むキャップ10の組立て、並びに、膜3の除去について説明する。
裏当て層2及び膜3を製造する。膜3は、裏当て層2に糊付けされない。キャップ10もまた、例えば射出成形によって製造される。キャップベース本体11が複数の部品を含む場合、これらの部品を組み立てる。この実施形態によれば、内側本体12が、外側本体15に挿入され、組付け構造部16の補助により外側本体15に固定される。次に、裏当て層2及び膜3をキャップ10内に、具体的にはその底部17に挿入し、密封要素1、即ち、裏当て層2及び膜3の両方が、保持部18によってキャップ10の内部に保持されるようにする。そのために、裏当て層2がキャップ10の内側壁14から半径方向に延びる保持部18によってキャップ10の内部に保持されるように、裏当て層2をキャップ10内に配置し、次いで、膜3が保持部18によってキャップ10の内部に保持され、且つ、裏当て層2と保持部18の間に配置されるように、膜3をキャップ10内に配置する。あるいは、密封要素部材2、3を内側本体12の保持部18上に配置し、次にこれを密封要素部材2、3と共に外側本体15の中に挿入して、組付け構造部16によってそこに固定することも可能である。いずれの場合でも、密封要素部材2、3を、別々に又は一緒にキャップ10内に挿入することができる。即ち、裏当て層2及び膜3を一緒に取り扱って1ステップでキャップ10内に配置するか、又は別々に取り扱って2つの逐次ステップでキャップ10内に配置するかのいずれかである。いずれの場合でも、膜3と裏当て層2とを互いに糊付けすることはない。
容器20を栄養製品で満たし、次いでキャップ10を、栄養製品で満たされた容器20の開口部O上に配置し、より適切に言えば取外し可能に取り付ける(例えばねじ込む、又はクリップ留めする)。キャップ10は、容器20の外側壁23に設けられた対応する固定手段22(例えば、ねじ又はクリップ留め手段)と係合する、ねじ(図1及び図2参照)又はクリップ留め手段を有することが好ましい固定手段13を介して、容器20の開口部O上に取外し可能に取り付けられることが好ましい。いずれの場合でも、キャップ10は、容器20に取外し可能に取り付けられ、膜3が容器20の開口部Oを囲む上縁部21に接触してその上に載るようにされる。この状態において、図1及び図2で分かるように、裏当て層2は、膜3を容器20の上縁部21に押し付け、それにより密封効果を助長する。
その後、好ましくは誘導加熱融着又は誘導溶着によって、膜3を容器20の上縁部21に封着する。誘導加熱融着又は溶着は、電気誘導シーラの影響下で導電性材料(例えば、膜のアルミニウム拡散バリア層301)を加熱することが可能であり、これにより容器20の上縁部21上の封着フィルム(例えば、膜3の熱融着性層300)が軟化し、この封着フィルム300が上縁部21との結合を形成して気密封止された容器20をもたらす。
あるいは、膜3の、容器20の上縁部21に取り付けることを意図した面に接着剤(例えば、糊など)を施すことも可能である。接着剤は、接着剤で覆われる領域が容器の上縁部21表面に対応するように、容器20の上縁部21に取り付けられる前の膜3に塗布される。従って、ひとたびキャップ10が容器20に取り付けられると容器20の上縁部21に接触することが意図された膜3の表面領域が、接着剤で覆われる。キャップ10を密封要素1と共に容器20に取り付けると、膜3が接着剤により容器20の上縁部21に封着可能に取り付けられることにより、容器20が気密封止される。そうした接着剤を使用するとき、キャップ10を容器20に取外し可能に取付けるステップは、このようにして同時に行われる膜3を容器20の上縁部21に封着するステップを伴う。このことは、(発泡性の)裏当て層2の厚さが、好ましくは膜3に力をかけてこれを容器20の上縁部21に向かう方向に押圧するような寸法にされることから生じる。
この状態において、膜3と裏当て層2は、好ましくは、互いに対して又は互いに相対的に自由に回転する状態のままであり、少なくともこれらは依然として互いに糊付けされていない。
キャップ10を取り外す(例えば、ねじを緩める又はクリップを外す)ことにより初めて容器20を開封すると、保持部18によって保持されている裏当て層2が、縁部21に封着されたままの膜3から引き離される。膜3と裏当て層2とが互いに糊付けされていないので、膜3が持ち上げられて意図せずに製品を環境に曝すこと、又は、裏当て層2が保持部18をすり抜けてキャップ10から引き出されることを確実に且つ効果的に回避することができる。
キャップ10を取り外すとき、膜3は依然として保持部18をすり抜ける必要がある。そのための開封トルク又は力は、保持部18によって保持されてこれと係合する膜3の外周領域(即ち、張り出し部分)を、裏当て層の直径と同じ一定の直径を有する従来技術で公知の膜と比べて削減することにより、かなり低減することができる。従って、膜3の外周領域の削減は、好ましくは、膜3の直径/半径を、裏当て層2の直径/半径より小さくなるように小さくすることにより、及び/又は、膜3の直径/半径を前述のように連続的に及び/又は段階的に変化させることにより達成することができる。
ひとたびキャップ10が取り外されると、膜3は、開封手段4をつかんで引っ張ることにより縁部21から剥がすことができ、この開封手段4は、好ましくは開封用タブ5によって定められ、この開封用タブ5は、好ましくは、裏当て層2及び膜3がキャップ10内に配置されているときにはそれらの間に配置され、ひとたびキャップ10が容器20から取り外されると露出する。
図3及び図4に示すように容器20をキャップ10で再び閉めたとき、即ち、容器20を開封した後、及び/又は、例えば開封用タブ5の補助により、膜3を容器20から除去した後、保持部18によってキャップ10の内部に保持された状態で容器20の上縁部21に押し付けられている裏当て層2によって、特に湿気に対する2次的気密効果が達成される。
本発明は、本出願において説明された実施形態に限定されるものではなく、実施形態の全ての特徴は、添付の特許請求の範囲によって与えられる本発明の範囲に含まれる限り、任意の可能な方式で組み合せることができる。
1…密封要素、2…裏当て層、3…膜、4…開封手段、5…開封用タブ、10…キャップ、11…キャップベース本体、12…内側本体、13、22…固定手段、14…内側壁、15…外側本体、16…組付け構造部、17…キャップの底部、18…保持部、19…保持部の内周縁部、20…容器、21…容器の上縁部、23…容器の外側壁、200…変形可能材料、201、202…層、300…熱融着性層、301…拡散バリア層、302、303…補強層。

Claims (15)

  1. 例えばガラス瓶などの容器(20)を閉じるためのキャップ(10)であって、
    前記キャップ(10)を前記容器(20)上に取外し可能に取り付けることを可能にするための固定手段(13)を有するキャップベース本体(11)と、
    変形可能材料から作製される裏当て層(2)と、
    前記裏当て層(2)に糊付けされていない、封着可能な、好ましくは熱融着性の膜(3)と、
    を備え、
    前記裏当て層(2)及び前記膜(3)の両方が、前記キャップ(10)の内側壁(14)から延びた保持部(18)によって前記キャップ(10)の内部に保持される、キャップ(10)。
  2. 前記膜(3)は、好ましくは前記膜(3)の縁部分で前記膜(3)に接続された、例えば開封用タブ(5)又は開封用蓋のような付加的な又は一体の開封手段(4)を備え、前記開封手段(4)又は開封用タブ(5)は、好ましくは前記裏当て層(2)と前記膜(3)との間に配置される、請求項1に記載のキャップ(10)。
  3. 前記裏当て層(2)及び前記膜(3)は、前記キャップ(10)の内部に保持されているときに、互いに対して自由に回転する、請求項1又は2に記載のキャップ(10)。
  4. 前記膜(3)は、前記裏当て層(2)より寸法が小さく、好ましくは前記膜(3)の直径(d)が前記裏当て層(2)の直径(D)より小さい、請求項1〜3のいずれか一項に記載のキャップ(10)。
  5. 前記膜(3)と前記裏当て層(2)との間の直径の最大差は、前記保持部(18)の半径方向の幅の2倍より小さい、請求項4に記載のキャップ(10)。
  6. 前記膜(3)の直径(d)と前記裏当て層(2)の直径(D)との間の比は、式
    0.9≦d/D≦0.99、
    好ましくは、0.94≦d/D≦0.97
    によって定められる、請求項4又は5に記載のキャップ(10)。
  7. 前記裏当て層(2)の直径(D)及び前記膜(3)の直径(d)が両方とも、それぞれ、前記保持部(18)の内周縁部(19)の直径より大きい、請求項4〜6のいずれか一項に記載のキャップ(10)。
  8. 前記保持部(18)は、前記キャップ(10)の前記内側壁(14)から半径方向に延びており、従って保持ビード、好ましくはリング状保持ビードを形成する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のキャップ(10)。
  9. 前記裏当て層(2)は、ポリエチレン(EPE)又はポリプロピレン(EPP)などの発泡プラスチックのような発泡材料から作製されるか、又は厚紙から作製される、請求項1〜8のいずれか一項に記載のキャップ(10)。
  10. 前記膜(3)は、好ましくはアルミニウムで作製されるか又はアルミニウムを含む、拡散バリア層(301)を備える、請求項1〜9のいずれか一項に記載のキャップ(10)。
  11. 前記膜(3)は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)又はポリエステルで作製されることが好ましい熱融着性層(300)と、アルミニウムで作製されることが好ましい拡散バリア層(301)と、ポリエチレンテレフタレート(PET)のようなポリエステルであることが好ましいプラスチックで作製されることが好ましい補強層(302、303)とを備えた剛性材料複合体で構成される、請求項1〜10のいずれか一項に記載のキャップ(10)。
  12. 栄養製品を収容するための、例えばガラス瓶などの容器(20)であって、前記容器(20)は、請求項1〜11のいずれか一項に記載のキャップ(10)を有し、前記キャップ(10)は、前記容器(20)の外側壁(23)に設けられた、前記容器(20)の対応する固定手段(22)と係合する前記キャップ(10)の固定手段(13)によって、前記容器(20)の開口部(O)上に取外し可能に取り付けられて、前記膜(3)が、前記容器(20)の前記開口部(O)を囲む、前記容器(20)の上縁部(21)上に載ってそこに封着されるようになっており、前記膜(3)は、前記裏当て層(2)によって前記上縁部(21)に押し付けられる、容器(20)。
  13. 前記膜(3)が、前記容器(20)の前記上縁部(21)の外周を越えて少なくとも部分的に半径方向に延びた、請求項12に記載の容器(20)。
  14. 例えばガラス瓶などの容器のためのキャップ(10)に密封要素(1)を設ける方法であって、
    変形可能材料から作製された裏当て層(2)を、前記キャップ(10)の内側壁(14)から半径方向に延びた保持部(18)によって前記裏当て層(2)が前記キャップ(10)の内部に保持されるように、前記キャップ(10)内に配置するステップと、
    封着可能な、好ましくは熱融着性の膜(3)を、前記膜(3)が、前記保持部(18)によって前記キャップ(10)の内部に保持され、且つ、前記裏当て層(2)と前記保持部(18)との間に配置されるように、前記キャップ(10)内に配置するステップと、
    を含み、前記裏当て層(2)及び前記膜(3)は、一緒に取り扱われて1ステップで前記キャップ(10)内に配置されるか、又は別々に取り扱われて2つの逐次ステップで前記キャップ(10)内に配置される、方法。
  15. 栄養製品を収容するための、例えばガラス瓶などの容器(20)上にキャップ(10)を設ける方法であって、
    変形可能材料から作製された裏当て層(2)を、前記キャップ(10)の内側壁(14)から半径方向に延びた保持部(18)によって前記裏当て層(2)が前記キャップ(10)の内部に保持されるように、前記キャップ(10)内に配置するステップと、
    封着可能な、好ましくは熱融着性の膜(3)を、前記膜(3)が、前記保持部(18)によって前記キャップ(10)の内部に保持され、且つ、前記裏当て層(2)と前記保持部(18)との間に配置されるように、前記キャップ(10)内に配置するステップであって、前記裏当て層(2)及び前記膜(3)が、一緒に取り扱われて1ステップで前記キャップ(10)内に配置されるか、又は別々に取り扱われて2つの逐次ステップで前記キャップ(10)内に配置される、ステップと
    前記キャップ(10)を、前記栄養製品で満たされた前記容器(20)の開口部(O)に、前記膜(3)が前記容器(20)の前記開口部(O)を囲む上縁部(21)の上に載るように、取外し可能に取り付ける、好ましくはねじ込む又はクリップ留めするステップであって、前記膜(3)が、前記裏当て層(2)によって前記上縁部(21)に押し付けられる、ステップと、
    好ましくは誘導溶着若しくは誘導ヒートシールにより、又は接着剤を使用して、前記膜(3)を前記容器(20)の前記上縁部(21)に封着するステップと
    を含む、方法。
JP2014547903A 2011-12-21 2012-12-17 多層密封円板を有する、容器用密閉キャップ Ceased JP2015506315A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP11195022.6 2011-12-21
EP11195022 2011-12-21
PCT/EP2012/075842 WO2013092518A1 (en) 2011-12-21 2012-12-17 Closure cap with a multilayer seal disk for receptacles

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015506315A true JP2015506315A (ja) 2015-03-02

Family

ID=47429814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014547903A Ceased JP2015506315A (ja) 2011-12-21 2012-12-17 多層密封円板を有する、容器用密閉キャップ

Country Status (10)

Country Link
US (1) US9688448B2 (ja)
EP (1) EP2794418B1 (ja)
JP (1) JP2015506315A (ja)
CN (1) CN104039660B (ja)
AU (1) AU2012357895B2 (ja)
CA (1) CA2858894A1 (ja)
MX (1) MX2014006743A (ja)
PH (1) PH12014501146A1 (ja)
RU (1) RU2014129862A (ja)
WO (1) WO2013092518A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11267624B2 (en) * 2019-11-06 2022-03-08 Silgan White Cap LLC Two-piece cap
CN116216610A (zh) * 2023-04-18 2023-06-06 广东圣雪颜生物科技有限公司 基于红外定位的高效玻璃瓶封口设备

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01144357U (ja) * 1988-03-29 1989-10-04
JPH03501599A (ja) * 1987-09-09 1991-04-11 スタンパック インコーポレーテッド 容器のシール部材
JPH05162765A (ja) * 1991-12-11 1993-06-29 Toppan Printing Co Ltd インナーシール材
JP2010540354A (ja) * 2007-09-25 2010-12-24 マニュファクチュール・ジェネラル・ドゥ・ジョアン 栓またはキャップの閉鎖部を有する容器を閉鎖するためのタブを有するシールディスク及び製造方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5514442A (en) * 1987-09-09 1996-05-07 Stanpac, Inc. Sealing member for a container
US5637396A (en) * 1991-12-11 1997-06-10 Toppan Printing Co., Ltd. Inner sealing material
US5176271A (en) * 1992-05-26 1993-01-05 Groupe Lavo Inc. Bottle assembly with improved seal
DE4429360A1 (de) * 1994-08-19 1996-03-21 Alfelder Kunststoffw Meyer H Dichtungsscheibe mit Grifflasche
FR2838715B1 (fr) * 2002-04-22 2004-06-11 Tetra Laval Holdings & Finance Dispositif de bouchage et recipient equipe d'un tel dispositif
ATE329851T1 (de) 2003-03-22 2006-07-15 Crown Packaging Technology Inc Beschichtungsscheibe
CN101039849B (zh) * 2004-08-11 2010-12-08 东洋制罐株式会社 开盖性优异的生物降解性盖及具有生物降解性盖的容器
US8057896B2 (en) * 2005-01-06 2011-11-15 Selig Sealing Products, Inc. Pull-tab sealing member with improved heat distribution for a container
US7648764B2 (en) * 2005-06-30 2010-01-19 Uchicago Argonne, Llc Two-piece container seal and method of manufacture
DE102009016312B3 (de) * 2009-04-06 2010-07-15 Alfelder Kunststoffwerke Herm. Meyer Gmbh Dichtscheibe mit Lasche
DE202011050481U1 (de) 2011-06-17 2012-09-20 Alfelder Kunststoffwerke Herm. Meyer Gmbh Verschlusssiegel

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03501599A (ja) * 1987-09-09 1991-04-11 スタンパック インコーポレーテッド 容器のシール部材
JPH01144357U (ja) * 1988-03-29 1989-10-04
JPH05162765A (ja) * 1991-12-11 1993-06-29 Toppan Printing Co Ltd インナーシール材
JP2010540354A (ja) * 2007-09-25 2010-12-24 マニュファクチュール・ジェネラル・ドゥ・ジョアン 栓またはキャップの閉鎖部を有する容器を閉鎖するためのタブを有するシールディスク及び製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
MX2014006743A (es) 2015-03-13
AU2012357895A1 (en) 2014-06-12
CN104039660A (zh) 2014-09-10
US20150210449A1 (en) 2015-07-30
WO2013092518A1 (en) 2013-06-27
US9688448B2 (en) 2017-06-27
CA2858894A1 (en) 2013-06-27
AU2012357895B2 (en) 2017-03-23
CN104039660B (zh) 2016-04-13
RU2014129862A (ru) 2016-02-10
PH12014501146A1 (en) 2014-07-28
EP2794418B1 (en) 2017-02-22
EP2794418A1 (en) 2014-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8672168B2 (en) Sealing disc with tab for closing a container having a plug or cap closure and fabrication method
US9452863B2 (en) Biodegradable container for liquid and/or semi-solid products
JP5672478B2 (ja) 包装容器
US11866242B2 (en) Tabbed inner seal
JP2005516863A (ja) 容器クロージャー
NL2010248C2 (en) Thermoplastic valve.
CZ300542B6 (cs) Balení obsahující stlacitelnou kapsu
CA2572379A1 (en) Method for detaching or separating a sealing film or foil sealingly attached to the rim of the neck of a bottle, or the like, and a screw cap for implementation of said method
GB2522180A (en) Container
JP2015506314A (ja) 容器の縁部を密封するための封着可能要素
JP2017077912A (ja) 紙カップ
US20140342056A1 (en) Closure lid
JP2015506315A (ja) 多層密封円板を有する、容器用密閉キャップ
JP2008081160A (ja) 食品包装容器
JP2009298427A (ja) 蓋付き容器
JP4277475B2 (ja) 密封容器
JP2006315689A (ja) 紙製容器
JP2008201479A (ja) 密閉容器およびその製造方法
JP5365071B2 (ja) 蓋付き容器
US20240239574A1 (en) Seal Insert Molecular Bonded to Bottle
RU2788487C2 (ru) Крышки контейнеров и способы их изготовления
US20120043329A1 (en) Reclosable packaging with a film and a lid comprising a plug section
TW202430440A (zh) 具有披覆構件的飲料容器及飲料產品
CN118475466A (zh) 包括可剥离盖的可热封两件式密封件
JP5532160B2 (ja) 蓋付き容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170104

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170601

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170620

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20171031