JP2015504009A - ロール予荷重装置を備える非傾斜ワークロール付き圧延スタンド - Google Patents

ロール予荷重装置を備える非傾斜ワークロール付き圧延スタンド Download PDF

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Abstract

圧延スタンド(1)が、4つの支持柱(2、3、4、5)と、互いに傾斜している、2つのロール・クレードル(6、7)に固定された、傾斜圧延軸を有する2つの円錐形の圧延ロール(8、9)と、下側ロール・クレードル(7)の下方に、かかるロール・クレードルに予荷重力を及ぼすための4つのジャッキ((14、24)、(15、25)、(16、26)、(17、27))とを備える。4つのジャッキ((10、20)、(11、21)、(12、22)、(13、23))が、圧延中に上側ロール・クレードル(6)に予荷重力を及ぼすように、その上方に配置される。スタンド(1)はまた、押圧力を及ぼし、上側ロール・クレードル(6)および下側ロール・クレードル(7)を制御し、ワークロール(8、9)の圧延位置を制御するための、4つの上側油圧カプセル(((30、40)、(31、41)、(32、42)、(33、43))および4つの下側油圧カプセル((34、44)、(35、45)、(36、46)、(37、47))を備える。

Description

本発明は、ワークロールがスキュー軸を有する、シームレス管状体を製造するための圧延スタンドに関する。
一般に、2つの傾斜ワークロール軸を有する圧延機、とりわけ、シームレス管用の圧延機における丸ビレットの穿孔に使用される現行の穿孔機は、圧延中の材料の変形によって発生する荷重を支持するスタンド構造体すなわちフレームと、ワークロールを支持するロール・クレードルを備える。既存の送り角度の調節手段もまた傾斜回転軸が互いに傾いている2つのワークロールの間に設けられる。
実際、同一の圧延スタンドを用いて、多様な製品とりわけ様々な直径のビレットの圧延を可能にするために、実用上送り角度を変更する必要がある。この送り角度は、2つの傾斜軸が成す角度であり、圧延軸に対して、この機械で生じるトルクおよび力を含むように求められる。
さらに、現行圧延機では、ワークロール間の間隔の調節ができる。具体的には、このような調節装置は電気機械式スクリュージャッキであり、そのスクリュージャッキを介してワークロール間で発生する引き離し力が構造体の両端で放出される。こういった電気機械式スクリュージャッキは通常、数がワークロールごとに2つであり、場合によっては4つのスクリュージャッキが使用される。これらのスクリュージャッキは、通常はスタンド構造体に固定される圧延スタンドの下部に組み付けられると同時に、一般にはワークロールおよびロール・クレードルの交換を可能にするために傾動または移動するフレームの可動部品に組み付けられるスクリュージャッキでもある。
スタンド構造体の垂直弾性のために、荷重がかかっているときに数mm例えば最大3〜5mmまでワークロールが相互に引き離される可能性がある。このずれは、側部ガイドシステムとの干渉のため、電気機械式スクリュージャッキを調節する、つまりそれらを近づけることによって常に補償されるとは限らない可能性がある。具体的には、圧延機スタンドがディスクガイドを有する場合、ディスクガイドはワークロールにほとんど接触して配置する必要があり、したがって事前に近づけることは、ロールとディスクの接触と損傷の危険を伴う。さらに、加工物の先頭と末尾を圧延する段階、すなわち引き離し力が低下する2段階では、引き離し力の低下によって生じる各要素の弾性復帰による構造体の自動的な接近が原因で、圧延区画が薄くなる。
特許文献1に上述のものと同様の圧延機が記載されている。その圧延機では、スクリュージャッキが構造体に組み付けられ固定され、ワークロールの対を交換するためのロール・クレードルの取り外しはバヨネット式の締結具で行われる。したがって、その圧延スタンドは、現況技術の他の解決策と同様に可動キャップを備えることはない。
欧州特許公開第619150号公報
本発明の主な目的は、ロールの予荷重を確保する装置を備える円錐形ロール圧延スタンドを提供することである。
本発明の他の目的は、より手頃だがより剛性を有する構造体を備える圧延スタンドを提供することにある。
本発明の他の目的は、ロールの対の交換がより簡単かつより短時間でありうるスタンドを提供することである。
上記およびその他の目的は、請求項1に従って以下が設けられた、圧延軸を規定する圧延スタンドによって実現される。
上記圧延軸と直交する長手方向の軸を有する支持構造体と、互いに向かい合う周面を有し、圧延通路を画成し、傾斜圧延軸を有する第1のワークロールおよび第2のワークロールと、第1のロール・クレードルおよび第2のロール・クレードルとを備え、上記第1のロール・クレードルが上記第1のワークロールを一体的に支持し、上記第2のロール・クレードルが上記第2のワークロールを一体的に支持することを特徴とする圧延スタンドであって、
上記圧延通路から遠い上記第2のロール・クレードルの第1の表面に第1の押圧力を及ぼすように配置および構成された、少なくとも2つの第1の油圧ジャッキと、
上記圧延通路から遠い上記第1のロール・クレードルの表面に上記第1の押圧力と反対の方向に第2の押圧力を及ぼすように配置および構成された、少なくとも2つの第2の油圧ジャッキと、
上記圧延通路に近い上記第1のロール・クレードルの表面に第3の押圧力を及ぼし、上記第1のロール・クレードルと上記第2のロール・クレードルの間の相互距離を規定するように配置および構成された、少なくとも2つの第1の油圧カプセルと、
上記圧延通路に近い上記第2のロール・クレードルの表面に第4の押圧力を及ぼし、上記少なくとも2つの第1の油圧カプセルと協働して上記第1のロール・クレードルと上記第2のロール・クレードルの間の相互距離を規定するように配置および構成された、少なくとも2つの第2の油圧カプセルと、
上記少なくとも2つの第1の油圧カプセルおよび上記少なくとも2つの第2の油圧カプセルの位置および力と、上記少なくとも2つの第1のジャッキおよび上記少なくとも2つの第2のジャッキの力を制御するように構成される、上記第1のロール・クレードルおよび上記第2のロール・クレードルの位置を制御する手段、とを備える。
本発明の圧延スタンドは油圧カプセルの各クリアランスを形成する。油圧カプセルは2つの上側および下側ロール・クレードルに作用し、一方ともう一方のロール・クレードルの間にある内側空間に配置されている。このカプセルは、適当な手段により実行される位置制御によってロール・クレードル間の距離を規定するという目的を有する。このカプセルが2つのロール・クレードルの間の、圧延軸の近傍に配置されると、ワークロール間の距離はスタンド構造体全体の追従(compliance)の影響を受けず、その結果荷重下の追従が小さくなる。さらに電気機械式のスクリュージャッキの代わりに、一定の圧力で動作し、ロッドを備える油圧ジャッキが存在する。そのロッドは、それぞれに設けられた内側支持カプセルに接触したままのロール・クレードルの位置を変えることなく構造体の様々な変形を吸収するために、完全に伸張しきったり収縮しきったりはしない。上記ジャッキはこの内側カプセルと対照をなし、その内側カプセルと同軸になっていると好ましい。この場合、バヨネット結合システムによるロール・クレードルの挿入をフレームに利用することによって、上部可動キャップを用いずにスタンドフレームを製作することも可能である。
好ましくは、内部バー・ステディア(internal bar steadier)と呼ばれる装置が圧延スタンド内に設けられていてもよい。この装置は、ロール・クレードルの角度調節と、スタンドから外に向かうプラグバーのガイド装置に関係する。この装置は一般に、スタンド内部に組み付けられる3つのガイドロールで作られている。
さらに、この提案した解決策には、電気機械式のスクリュージャッキが存在しないので、荷重を受けているロールの位置の調節が可能になる。電気機械式のスクリュージャッキは、ワークロールが荷重を受けているときに作動することが難しいので、その代わりにカプセルおよび油圧ジャッキに置き換えられている。
本発明の第2の態様では、上記の圧延スタンドを組み立てる方法によって上述の問題が解決される。この方法は、
a)上記第2のロール・クレードルを、その所定の最終動作位置に対して上記長手方向の軸の周りに角度δ2だけ回転させた角度位置に配置し、上記第2のロール・クレードルを、上記圧延スタンドの上記支持構造体の内部の上記第1の油圧ジャッキの当接位置まで上記長手方向の軸の方向に移動させるステップと、
b)上記第2のロール・クレードルを、各突出部がそれぞれの上記第1の油圧ジャッキに配置されるように、上記長手方向の軸の周りに角度δ2だけ回転させ、上記第2のロール・クレードルを、その動作位置に配置するステップと、
c)上記第1のロール・クレードルを、その所定の最終動作位置に対して上記長手方向の軸の周りに角度δ1だけ回転した角度位置に配置し、上記第1のロール・クレードルを、上記圧延スタンドの上記支持構造体の内部の上記第1の油圧カプセルの当接位置まで上記長手方向の軸の方向に移動させるステップと、
d)上記第1のロール・クレードルを、各突出部がそれぞれの上記第1のカプセルに配置されるように、上記長手方向の軸の周りに角度δ1だけ回転させ、上記第1のロール・クレードルを、その動作位置に配置するステップとを含む。
本発明による圧延スタンド構造体の結果生じる圧延動作の他の利点は、ロール・クレードルが荷重を受けているとき、つまり金属製品が圧延されている間でも、スタンドの長手方向の軸に沿ったロール・クレードル間の距離の調節を可能にすることである。
従属請求項は本発明の好ましい実施形態を示す。
添付の図面を用いて非限定的な例として示す、本発明による予荷重装置を備えた、円錐形ワークロールがスキュー軸を有する圧延スタンドの好ましいがこれに限定されない実施形態の詳細な説明に照らすと、本発明の他の特徴および利点がより明らかになるであろう。
本発明の圧延スタンドの圧延材料入口側の不等角投影図である。 図1Aの圧延スタンドの圧延材料出口側の不等角投影図である。 図1Aの圧延スタンドの材料入口側の正面図である。 図1Aの圧延スタンドの矢印Aの方向からみた図である。 図1Aの圧延スタンドの構成部品の不等角投影図である。 図1Aの圧延スタンドの構成部品の部分断面不等角投影図である。 図1Aの圧延スタンドの詳細不等角投影図である。 矢印Gの方向における図3Aの詳細図である。 図1Aの圧延スタンドの別の詳細不等角投影図である。 矢印Aの方向における図3Cの詳細図である。 第1の動作構成における、図1Dの圧延スタンドの面C−Cに沿った断面図である。 異なる動作構成における、図1Dの圧延スタンドの面C−Cに沿った断面図である。 上記のものと異なる動作構成における、図1Dの圧延スタンドの面C−Cに沿った断面図である。 図1Cの圧延スタンドの面D−Dに沿った断面図である。 図1Cの圧延スタンドの面E−Eに沿った断面図である。 図7のものと異なる動作構成における、図1Cの圧延スタンドの面D−Dに沿った断面図である。 図8のものと異なる動作構成における、図1Cの圧延スタンドの面E−Eに沿った断面図である。
各図の同一番号は、同じ要素または構成部品に対応する。
図1A〜1Dには、圧延スタンド全体が番号1で示されている。圧延スタンドは、4本の柱2、3、4、5を有するフレームすなわち支持構造体を備え、4本の柱は床、左肩81および右肩82に固定されている。
左レジューサ83’を有する左ディスクガイド50の左移動フレーム84と、右レジューサ83’’を有する右ディスクガイド51の移動フレーム85が、フレームの下部に配置されている。左ディスクガイド50用の垂直ブロッキング要素90と右ディスクガイド51用の垂直ブロッキング要素91に加えて、左ディスクガイド50用の水平ブロッキング要素86、87と右ディスクガイド51用の水平ブロッキング要素88、89が設けられている。2つのディスクガイド50および51は制御システム92によって調節され、圧延中に管を案内する目的を果たす。ディスクガイド50および51上のディスクはモータ付きだが、簡単のため、モータは図面に示していない。
スタンド1は、4つの柱2、3、4、5と左肩81および右肩82によって画定される空間内部に配置された、上側ロール・クレードル6および下側ロール・クレードル7を備えている。上側円錐形ワークロール8は上側ロール・クレードル6に固定され、下側円錐形ワークロール9は下側ロール・クレードル7に固定されている。
スタンド1はまた、4つの上側油圧ジャッキを備え、4つの上側油圧ジャッキは2つのピストン10、11、12、13とそれぞれの油圧室20、21、22、23を備え、油圧室20、21、22、23は柱1、2、3および4と一体になっている。スタンド1はまた、4つの下側油圧ジャッキを備え、4つの下側油圧ジャッキはピストン14、15、16、17とそれぞれの油圧室24、25、26、27によって形成され、油圧室24、25、26、27は柱1、2、3および4と一体になっている。上側油圧ジャッキ10、11、12、13は上側ロール・クレードル6の上側表面に下向きの力を及ぼし、油圧ジャッキ14、15、16、17は下側ロール・クレードル7の下側表面に上向きの力を及ぼす。本発明によると、油圧ジャッキによって及ぼされる力は一定であり、ピストン10、11、12、13、14、15、16、17と向きが一致している。これらのピストンは、圧延中のスタンド構造体の弾性変形の吸収を可能にするために、完全には引き出されない。
スタンド1はまた4つの上側油圧カプセルを備え、各上側油圧カプセルはそれぞれの油圧ピストンおよび油圧室30、32、31、33、40、42、41、43を備えている。4つの下側油圧カプセルがやはり設けられ、各下側油圧カプセルはそれぞれの油圧ピストンおよび油圧室34、36、35、37、44、46、45、47を備えている。各上側カプセルのピストン30、32、31、33は、上側ロール・クレードル6のそれぞれの当接表面52、53、54、55に当接し、したがってそのカプセルが固定されている柱に反力を伝える。一方、各下側カプセルのピストン34、36、35、37は、下側ロール・クレードル7のそれぞれの当接表面56、57、58、59に当接し、したがってそのカプセルが固定されている柱に反力を伝達する。
上側ロール・クレードル6と下側ロール・クレードル7の上面図によりその独自の形状が分かる。その形状は周辺突出部を備え、その突出部上に上述したカプセルのピストンの押圧表面52、53、54、55および56、57、58、59が配置されている。上側ロール・クレードル6と下側ロール・クレードル7の2つはそれぞれ、それぞれの径方向の制御アーム100、99を備えている。ジャッキで動作する角度調節制御機構93および角度調節ジャッキ95は、上側ロール・クレードル6のアーム100に作用する。ジャッキで動作する角度調節制御機構94および角度調節ジャッキ96は、下側ロール・クレードル7のアーム99に作用する。
油圧ジャッキ2つとカプセル2つからなるグループを軸Zと平行な同一の軸に沿って位置合わせさせるために、2つのジャッキと2つのカプセルが同軸になるように油圧ジャッキがカプセルと位置合わせされている。これは圧延中に発生する力の位置ずれを回避する点で有利である。そういった力の位置ずれは、望ましくない曲げモーメントをロール・クレードル6、7に発生させる可能性がある。
当業者に知られていることだが、油圧カプセルが油圧ジャッキと異なる点は、油圧ジャッキはそれ自体が力を加えているそれぞれのロール・クレードルにしか圧力を及ぼすことができないのに対し、カプセルは各ピストンの位置が正確に制御され調節されうるところである。その理由は、精度を高めてロール・クレードル6および7を配置するために、油圧カプセルごとに直線位置変換器が組み立てられ、ピストンがフィードバックサーボ弁を用いたオイルの入出流制御による複動式になっているためである。
ジャッキとカプセルの協調動作による、圧延製品に応じたワークロール8、9の引き離しまたは引き寄せを可能にするために、2つのロール・クレードル6および7はスタンド1の垂直軸Zの方向に、垂直移動できる。図4に、ワークロール8と9の最大相互間隔つまり最大開の位置が示され、図5に、ワークロール8と9の最小相互間隔つまり最小圧延間隔Pを有する最大閉の位置が示されている。
油圧カプセルの位置およびそれが及ぼす力の制御手段も提供されている。例えばこういった手段は、圧延中にロール・クレードル6と7の間、したがってワークロール8と9の間の位置を規定し保持するための、回路または電子プロセッサによって制御される油圧回路にできる点で有利である。
金属製品圧延動作中の様々な動作位置における、スタンド1内のロール・クレードル6および7のブロッキング位置が、図2A、2B、4、5、7および8に示されている。
さらに、例えば摩耗したロールなどのロールを保守のために交換するために、または圧延製品のサイズが変更されたときに、以下に説明する簡単かつ迅速な操作によって、ロール・クレードルの交換が行われうる。上側ロール・クレードル6を交換するためのブロッキング解除位置が図1A〜1D、6、9に示されている。この位置は、ブロッキング位置に対して事前定義された角度だけ軸Zの周りに回転した位置であり、これにより、上側ロール・クレードル6を、軸Zの方向の移動によってスタンド1から取り出す、またはスタンド1に挿入することが可能になる。
下側ロール・クレードル7を交換するためのブロッキング解除位置が図10に示されている。この位置は、ブロッキング位置に対して事前定義された角度だけ軸Zの周りに回転した位置であり、これにより、下側ロール・クレードル7を、軸Zの方向の移動によってスタンド1から取り出す、またはスタンド1に挿入することが可能になる。
2つのワークロール8、9を組み立てる手順の説明から始めると、圧延スタンド内で以下のように行われる。4つの柱2、3、4、5の間に設けられる空間は、ワークロール8、9をそれぞれ有するロール・クレードル6および7を受けるためのものである。ワークロール9に一体的に固定された下側ロール・クレードル7が、軸Zの周りに角度δ2だけ回転した角度位置で、その圧延ロール9が上向きに配置された状態で、スタンド1の垂直軸Zの方向に平行移動させることによって、スタンド1のQから挿入される。角度δ2は、ロール・クレードルをスタンド内の最終的な固定位置にするのに必要な角度の回転に対応する。
以上によって、突出部71、72、73、74は、油圧ジャッキの大きさおよびカプセルと干渉しないように十分な幅を有する長手方向の通路を互いに画成し、軸Zに沿ったロール・クレードル7の平行移動中に上側油圧ジャッキの位置と上側および下側油圧カプセルの位置と干渉しない角度の扇形に配置されている。下側ロール・クレードル7は、下側油圧ジャッキにおけるその当接位置まで降ろされ、そのロール・クレードル7の下に位置する、スタンド(1)と一体的な支持表面75、76の上に載置されている。
そしてロール・クレードル7は、角度調節制御機構94に対するジャッキの作用とアーム99に対する角度調節ジャッキ96の作用によって、矢印R1の方向へ軸Zの周りにδ2と等しい角度だけ回転させられる。それによって各突出部71、72、73、74は、それぞれのカプセル44、45、46、47の下にある、それぞれのジャッキのピストン14、15、16、17に配置される。こうしてロール・クレードル7はブロッキングジャッキ98の内部に挿入される。
したがって組み立て操作では、スタンド1のQからの上側ロール・クレードル6の挿入が続行される。ワークロール8は下向きに配置され、上側ロール・クレードル6に一体的に固定されている。下側ロール・クレードル7と同様に、上側ロール・クレードル6は、垂直軸Zの方向に平行移動させることによってその先へ移動させられ、軸Zの周りに角度δ1だけ回転した角度位置に配置される。その位置は最終的なブロッキング動作位置に対して角度がずれている。それによってロール・クレードル6の突出部61、62、63、64は、上側ロール・クレードル6の経路に沿った、上側油圧ジャッキの位置と干渉しない角度の扇形に配置される。図4および7で分かるように、上側ロール・クレードル6の重量がカプセル30、32、31、33、40、42、41、43にかからないように、上側ロール・クレードル6は、2つの当接環状表面65、66によって画定されるスタンド1内の載置位置まで降ろされた後、角度調節制御機構93に対するジャッキの作用とアーム100に対する角度調節ジャッキ95の作用によって、矢印R1で示されている方向へ軸Zの周りにδ1と等しい角度だけ回転させられる。かかる操作が終了すると、各突出部61、62、63、64は、それぞれの油圧ジャッキの下にある、それぞれのカプセル30、32、31、33、40、42、41、43に達する。
ワークロール8、9のロール・クレードル6および7の取り出しは、説明した各組み立て操作を逆に進めることによって同様に行われる。それによって、ロール・クレードルとワークロールの組み立ておよび分解操作は簡単かつ迅速に行われ、したがって操作時間が節減される。
組み立てられた圧延スタンドを用いて実行される管の圧延は、周知の工程に従って行われる。したがって圧延操作については簡単に説明する。
2つのロール8、9の非交差傾斜回転軸X1およびX2は、それぞれの角度β1およびβ2だけ圧延軸Xに対して様々な側に傾けて配置され、それによって、2つの角度β1とβ2の和によって与えられる角度βが、ワークロールの2つの軸X1とX2の間に形成される。
2つのワークロール8、9は、管状体か中実体かいずれにせよほぼ円筒の形状を外側でプレスし、それを管状体の内部に配置される先端具に回転状態で押し付ける。こういった複合回転動作から結果として螺旋状の前進動作が実現し、それによって管状体は、その前進の際に、2つのロールと上記先端具の間で変形工程を受ける。
具体的には、管状体の厚さは、入口から始まり圧延スタンド内への、ロールと先端との間におけるその前進動作の際に徐々に減少し、同時に管状体の長さは、圧延機への入口と圧延機からの出口の間で増大する。
圧延中の管状体の螺旋状の前進動作は、角度βの値と、ロールの2つの軸X1とX2の間の距離またはロールの円錐形表面間の距離の値とに基づいて変化する特徴を帯びる。角度βの変化は、角度調節制御機構94と角度調節制御機構93の複合作用によって生じる。
本発明の圧延スタンドの好ましい変形形態では、上記先端は、複数の特殊三つ組ガイド装置97によって保持されたロッド上に組み付けられ、ガイド装置97は、そのロッドに関連する開放およびブロッキング設備を有し、この圧延機の出口側に配置される。これらのガイド装置は一般に穿孔圧延機で使用され、管状体が前進するにつれて順次開放されていく。
当業者に知られていることだが、圧延力が圧延スタンド構造体に対して伝えられ、したがってその構造体を変形させる。本発明のスタンドの特徴により、ロール・クレードルに荷重ジャッキを用いて予荷重をかけることが可能である。圧延軸の近傍に配置された油圧カプセルに対して予荷重システムを作動させるため、ロール・クレードルおよびそれぞれのワークロールの位置決めを伴うスタンドの変形は、先行技術の圧延スタンドの値よりもはるかに小さい値になる。というのは、先行技術でははるかに多くのスタンド収容部分が関わり、これが本発明の油圧カプセルと圧延軸の間の距離のみに相当するからである。
強調すべき点は、本発明の圧延スタンドの実施形態ではスタンドの垂直配置、つまり軸Zが垂直に配置され、2つのロール・クレードルの1つは圧延軸Xの上、1つは圧延軸の下に配置される場合について言及したが、本発明の圧延スタンドの変形形態は、当業者には明らかなことであるが本発明の範囲から逸脱することなく、水平配置の圧延スタンド、つまり圧延スタンドの長手方向の軸Z’と軸Xが水平で、2つのワークロールが圧延軸Xの両側に配置された圧延スタンドで構成されるということである。この変形形態では、圧延スタンドは、本発明の主要変形形態と同じ構成部品からなり、水平位置のスタンド配置のみ異なる。この変形形態では、2つのロール・クレードルが上下ではなく側方にあり、それらをスタンドの水平の長手方向軸Z’に沿って取り外すことによって、スタンドの片側ごとに1つのロールを横向きに取り出すことができる。この配置を用いると、ワークロールを交換するために開可能な上部要素を有するスタンドを設計する必要性がなくなる。この組立/分解操作は、垂直スタンドのための、上記で説明したものと同様であり、違いは垂直として示されている移動方向が水平と解釈されることである。さらに、この第2の変形形態では、2つのロール・クレードルが圧延軸Xに対して上下ではなく側方にあり、その2つのロール・クレードルの挿入と取出しの両方が同時に実行できる点で有利であるが、取出しおよび組み立てはスタンドの2つの側部から順に行われてもよい。
説明した本発明の圧延スタンドの実施形態は主として、円錐形ワークロールの利用を提供するが、本発明の範囲から逸脱することなしに樽形の圧延表面を有するワークロールの対も提供されうることが当業者には明らかである。
本発明の実施形態は、マンドレルまたはプラグで動作するしないを問わず穿孔圧延機と延伸圧延機の両方で使用されうる。さらに、ディスクガイド50、51の代わりに固定されたラインガイドと組み合わされた本発明の変形形態を使用することも可能である。上記で説明した制御/移動/ブロッキング機能を備えたディスクガイドを有する実施形態のための付属要素は、この実施形態の付属要素でもある。

Claims (13)

  1. 圧延軸(X)を有する圧延スタンド(1)において、
    前記圧延軸(X)と直交する長手方向の軸(Z、Z’)を有する支持構造体(2、3、4、5)と、互いに向かい合って圧延通路(P)を画成する周面を有し、互いに傾斜している軸を有する第1のワークロール(8)および第2のワークロール(9)と、第1のロール・クレードル(6)および第2のロール・クレードル(7)とを備え、前記第1のロール・クレードル(6)が前記第1のワークロール(8)を一体的に支持し、前記第2のロール・クレードル(7)が前記第2のワークロール(9)を一体的に支持することを特徴とする圧延スタンドであって、
    前記圧延通路(P)から遠い前記第2のロール・クレードル(7)の第1の表面に第1の押圧力を及ぼすように配置および構成された少なくとも2つの第1の油圧ジャッキ((14、24)、(15、25)、(16、26)、(17、27))と、
    前記圧延通路(P)から遠い前記第1のロール・クレードル(6)の表面に前記第1の押圧力と反対の方向に第2の押圧力を及ぼすように配置および構成された少なくとも2つの第2の油圧ジャッキ((10、20)、(11、21)、(12、22)、(13、23))と、
    前記圧延通路(P)に近い前記第1のロール・クレードル(6)の表面(52、53、54、55)に第3の押圧力を及ぼし、前記第1のロール・クレードル(6)と前記第2のロール・クレードル(7)の間の相互距離を規定するように配置および構成された、少なくとも2つの第1の油圧カプセル((30、40)、(31、41)、(32、42)、(33、43))と、
    前記圧延通路(P)に近い前記第2のロール・クレードル(7)の表面(56、57、58、59)に第4の押圧力を及ぼし、前記少なくとも2つの第1の油圧カプセル((30、40)、(31、41)、(32、42)、(33、43))と協働して前記第1のロール・クレードル(6)と前記第2のロール・クレードル(7)の間の相互距離を規定するように配置および構成された、少なくとも2つの第2の油圧カプセル((34、44)、(35、45)、(36、46)、(37、47))と、
    前記少なくとも2つの第1の油圧カプセル((30、40)、(31、41)、(32、42)、(33、43))および前記少なくとも2つの第2の油圧カプセル((34、44)、(35、45)、(36、46)、(37、47))の位置および力と、前記少なくとも2つの第1のジャッキ((10、20)、(11、21)、(12、22)、(13、23))および前記少なくとも2つの第2のジャッキ((14、24)、(15、25)、(16、26)、(17、27))の力を制御するように構成される、前記第1のロール・クレードル(6)および前記第2のロール・クレードル(7)の位置を制御する制御手段と、を備えた圧延スタンド。
  2. 前記少なくとも2つの第1の油圧カプセル((30、40)、(31、41)、(32、42)、(33、43))のうちの1つが、前記少なくとも2つの第2の油圧カプセル((34、44)、(35、45)、(36、46)、(37、47))のうちの1つと、前記少なくとも2つの第1のジャッキ((14、24)、(15、25)、(16、26)、(17、27))のうちの1つと、前記少なくとも2つの第2のジャッキ((10、20)、(11、21)、(12、22)、(13、23))のうちの1つと、および前記長手方向の軸(Z)と平行な軸と、軸方向に位置合わせされている、請求項1に記載の圧延スタンド。
  3. 前記第1および第2の油圧カプセルと前記第1および第2のジャッキは、個数が4つである、請求項1又は2に記載の圧延スタンド。
  4. 前記第1のロール・クレードル(6)および前記第2のロール・クレードル(7)が、それぞれの、窪みと突出((61、62、63、64)、(71、72、73、74))が交互に連続して配置された周面を有し、前記第1のロール・クレードル(6)および前記第2のロール・クレードル(7)の組立ておよび分解時に、前記油圧ジャッキおよび前記油圧カプセルを前記スタンド(1)から前記長手方向の軸(Z)の方向に取り外すことができるように構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の圧延スタンド。
  5. 前記第1のロール(8)および第2のロール(9)が、円錐形の圧延周面を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の圧延スタンド。
  6. 前記ロールが樽状の圧延周面を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の圧延スタンド。
  7. 前記長手方向の軸(Z)が垂直となるように前記圧延スタンドが配置されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の圧延スタンド。
  8. 前記長手方向の軸(Z’)が水平となるように前記圧延スタンドが配置されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の圧延スタンド。
  9. 前記支持構造(2、3、4、5)が開閉可能な上側ヘッドを有しない、請求項7に記載の圧延スタンド。
  10. 請求項4に記載の圧延スタンド(1)を組み立てる方法であって、
    a)前記第2のロール・クレードル(7)をその所定の最終動作位置に対して前記長手方向の軸(Z、Z’)の周りに角度δ2だけ回転させ、前記第2のロール・クレードル(7)を前記圧延スタンド(1)の前記支持構造体(2、3、4、5)の内部の前記第1の油圧ジャッキ((14、24)、(15、25)、(16、26)、(17、27))に対応した位置まで前記長手方向の軸(Z、Z’)の方向に移動させるステップと、
    b)前記第2のロール・クレードル(7)を、各突出部(71、72、73、74)がそれぞれの前記第1の油圧ジャッキ((14、24)、(15、25)、(16、26)、(17、27))に対応して配置されるように、前記長手方向の軸(Z、Z’)の周りに角度δ2だけ回転させ、前記第2のロール・クレードル(7)を、その動作位置に配置するステップと、
    c)前記第1のロール・クレードル(6)をその所定の最終動作位置に対して前記長手方向の軸(Z、Z’)の周りに角度δ1だけ回転した角度位置に配置し、前記第1のロール・クレードル(6)を前記圧延スタンド(1)の前記支持構造体(2、3、4、5)の内部の前記第1の油圧カプセル((30、40)、(31、41)、(32、42)、(33、43))に対応した位置まで前記長手方向の軸(Z、Z’)の方向に移動させるステップと、
    d)前記第1のロール・クレードル(6)を各突出部(61、62、63、64)がそれぞれの前記第1のカプセル((30、40)、(31、41)、(32、42)、(33、43))に配置されるように、前記長手方向の軸(Z、Z’)の周りに角度δ1だけ回転させ、前記第1のロール・クレードル(6)をその動作位置に配置するステップとを含む、圧延スタンドの組み立て方法。
  11. 前記長手方向の軸(Z’)が水平となるように前記圧延スタンド(1)が配置され、前記第1のロール・クレードル(6)および前記第2のロール・クレードル(7)が前記圧延スタンド(1)の2つの対向する側部から挿入される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記長手方向の軸(Z)が垂直がとなるように前記圧延スタンド(1)が配置され、前記第2のロール・クレードル(7)が前記第1のロール・クレードル(6)より先に前記圧延スタンド(1)の上部から挿入される、請求項10に記載の方法。
  13. 前記長手方向の軸(Z、Z’)に沿った前記第1のロール・クレードル(6)と第2のロール・クレードル(7)の間の距離の調節が、前記金属製品の圧延中に荷重をかけて実行される、請求項1に記載の圧延スタンド(1)を用いた圧延方法。
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