JPH06315703A - 垂直型の穿孔/延伸機械 - Google Patents

垂直型の穿孔/延伸機械

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JPH06315703A
JPH06315703A JP6035933A JP3593394A JPH06315703A JP H06315703 A JPH06315703 A JP H06315703A JP 6035933 A JP6035933 A JP 6035933A JP 3593394 A JP3593394 A JP 3593394A JP H06315703 A JPH06315703 A JP H06315703A
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cradle
roll
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drawing machine
vertical
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Rudy M Trbovich
ルディ・エム・トルボヴィッチ
William Rozmus
ウィリアム・ロズムス
Mario Ricci
マリオ・リッチ
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Italimpianti of America Inc
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Italimpianti of America Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B19/00Tube-rolling by rollers arranged outside the work and having their axes not perpendicular to the axis of the work
    • B21B19/02Tube-rolling by rollers arranged outside the work and having their axes not perpendicular to the axis of the work the axes of the rollers being arranged essentially diagonally to the axis of the work, e.g. "cross" tube-rolling ; Diescher mills, Stiefel disc piercers or Stiefel rotary piercers
    • B21B19/04Rolling basic material of solid, i.e. non-hollow, structure; Piercing, e.g. rotary piercing mills

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ロールの調節及び交換容易な中実ビレットの
穿孔・延伸をするための圧延機の提供。 【構成】 開放された頂部と、垂直方向に伸長する複数
のポスト及び相互に接続する側部によって形成される開
放された内部とを備える。底部ロール32を回転可能に
支持する円筒形の底部クレードル30は頂部からハウジ
ング4内に挿入され、ネジ34及びバランスシリンダ3
6により適正な高さに支持され、ジャッキネジの作動制
御により送り角度が設定される。回転可能に支持された
上部ロール22は円筒形の上部クレードル20に支持さ
れ、ハウジングに収容される。上部クレードルは上部に
延長部40を有し挿入時重量を支持する翼42を有し、
ストップ58に圧接する位置まで挿入され、ラム及びモ
ータ駆動型のジャッキネジにより回転され作動可能な位
置に設置され、バランスシリンダ28により適正に位置
決めされ、クランプによりハウジングに固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に圧延機に関する。
より詳細には、本発明は、シームレスパイプ及びチュー
ブを製造する際に、中実のビレットすなわち鋼片を穿孔
すると共にその穿孔により形成されたシェルすなわち管
体を延伸するための圧延機に関する。
【0002】
【従来の技術】シームレスチューブを製造するために中
実のビレットの穴空けすなわち穿孔を行うことは、当業
界においては過去100年にわたって知られている。例
えば、スティーフェル(Stiefel)の米国特許第61
8,917号は、水平な状態で配列された円錐形の2つ
のロールを備えた穿孔機を開示しており、また、バニス
タ(Bannister)の米国特許第2,025,148号
は、垂直な状態で配列された円筒形の2つのロールを備
え、一方のロールが他方のロールの上方に位置する加工
ロールである穿孔機を開示している。
【0003】今までは、通常の穿孔機又は延伸機で異な
った直径の製品を圧延加工する場合には、ロールの間隔
及びロールの送り角度の変更、及び/又はロール自体の
交換を行うために、圧延機をかなり長く休止させる必要
がある。また、通常の穿孔機においては、ガイドシュー
を交換するためにもかなりの時間を必要とする。更に、
従来技術においては、特定の機械を穿孔機として使用
し、他方のすなわち第2の機械を延伸機として使用する
のが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ロールのゴ
ージの調節及び/又は送り角度の調節を行うための過剰
な休止時間の問題を含む従来技術の穿孔機の問題を解決
することである。また、本発明は、生産時間及びマンパ
ワーのロスが極力少ない状態でロールの交換を行うこと
のできる垂直型の穿孔機又は延伸機を提供する。更に、
本発明は、摩耗した固定型のガイドシュー又はガイドデ
ィスクを迅速に交換するための手段を提供する。
【0005】本発明は更に、通常の圧延機のキャップ並
びにこれに関連する機器が取り除かれたコンパクトで且
つ経済的な設計の円錐型の穿孔機又は延伸機を提供す
る。
【0006】従って、本発明は、従来技術の穿孔/延伸
機械に比較して休止時間を大幅に短縮し、これにより、
生産効率を極力高め、同時に、圧延機自体並びにその関
連設備に関する設備投資を低減させる。
【0007】
【課題を解決するための手段】簡単に言えば、本発明の
垂直型の穿孔/延伸機械はハウジングを備え、該ハウジ
ングは、ベースと、開放された頂部と、垂直方向に伸長
する複数のポスト及び相互に接続される側部によって形
成される開放された内部とを備える。円筒形の底部クレ
ードルが回転可能な底部ロールを支持する。底部クレー
ドルは、上記開放された頂部を介して圧延機のハウジン
グの中に挿入され、該ハウジングの開放された内部の中
で作動可能な位置に着く。円筒形の頂部クレードルが回
転可能な頂部ロールを支持し、この頂部クレードルもハ
ウジングの開放された頂部を介して圧延機のハウジング
の開放された内部の中に収容される。ネジジャッキ及び
バランスシリンダの形態の垂直方向の調節手段が上方及
び下方のクレードルに関連して設けられる。上記調節手
段は、圧延機のハウジングの中でクレードルを垂直方向
に動かし、頂部及び底部のロールの間に形成される水平
方向に伸長する通過線に沿って頂部及び底部のロールの
間に選択された圧延ゴージを確立する。油圧作動型の送
り角度調節手段が頂部及び底部のクレードル並びに圧延
機のハウジングに関連して設けられ、頂部及び底部のク
レードルを垂直方向の軸線の周囲で制御しながら回転さ
せ、これにより、頂部及び底部のロールの間に選択され
た送り角度を確立する。圧延機のハウジングには油圧作
動型のクランプ手段も設けられており、該クランプ手段
は、選択された圧延ゴージ及び送り角度が確立された後
に、頂部及び底部のクレードル及びそれぞれのロールを
圧延機のハウジングの開放された内部の中に固定する。
【0008】モータ駆動型の一対のガイドシュー駆動ア
センブリが圧延機のハウジングに設けられており、これ
ら駆動アセンブリは通過線の両側にそれぞれ設けられて
いる。各々の駆動アセンブリはその両端部に設けられる
一対のガイドシューを有するガイドシューホルダを備え
ている。モータ駆動型のアームがガイドシューホルダを
支持して該ホルダを枢動により作動可能な位置へ移動さ
せ、これにより、各アームの対のガイドシューの一方が
ロール間で形成されている回転する管状のシェルに係合
する。ガイドシューホルダは定置された後に、油圧シリ
ンダによって適所に且つ堅固に挟持される。各々のサポ
ートアームは、圧延機から離れた位置へ選択的に後退す
るようになされており、その後シューホルダが180°
回転して新しいガイドシューが通過線に面する。サポー
トアームは作動可能な位置へ戻り適所に挟持される。シ
ューホルダが適所に挟持された後に、使用したガイドシ
ューはホルダから取り除かれ、新しいガイドシューがそ
の代わりに挿入される。
【0009】本発明の改善された圧延機はまた、穿孔バ
ー支持装置を備え、該穿孔バー支持装置は、穿孔作業を
開始する間に、穿孔バーを緊密に支持する。バー支持装
置は、2つのロールのスピンドルの間で圧延機の出口側
において圧延機のハウジングに取り付けられる。バー支
持装置は、穿孔バーの長手方向の軸線から均等に隔置さ
れた3つのロールを備え、各々のロールは、油圧シリン
ダ、並びに、ロールを適正なバーの位置及び穿孔された
シェルの位置にロールを位置決めするリンク機構によっ
て、半径方向において同時に調節される。
【0010】圧延機はまた、ロールを交換する作業の間
に、ロールのスピンドルを持ち上げて位置決めし、ロー
ルのスピンドルの接続を容易に解除するようめの後退可
能なスピンドルサポートを備える。
【0011】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図面においては、同一の要素には同一の参照符号
を付してある。
【0012】図1は、参照符号2でその全体を示す本発
明の垂直型の穿孔機の単純化した斜視図である。垂直型
の穿孔機2はハウジング4を備えており、該ハウジング
はスチール構造であるのが好ましい。
【0013】図2、図3及び図6を参照すると、ハウジ
ング4は、入口側3と、出口側すなわちスピンドル側5
と、開放された頂部6と、基部すなわちベース8とを備
えている。ハウジング4のベース8は、外方に伸長する
足部9を備えており、これら足部は、図6に最も良く示
すように、ベースプレート又は地盤プレート11にボル
ト止めするのが好ましい。ベースプレート11は、適宜
な基礎13の上に着座しており、該基礎13は、冷却流
体並びに圧延機のスケールを排出するためのドレーン開
口25を有している。ハウジング4は、4つの支柱すな
わちポスト12、12’を備えており、これらポスト
は、約6.1m(約20フィート)程度の圧延機2の高
さにわたって伸長している。ハウジング4は、頂部6か
らベース8まで伸長する開放された内部10を備えてい
る。図面において、圧延機2の加工ロールの通過線は参
照符号7で示されており、該通過線は、中実のビレット
が圧延機2に入る入口側3から穿孔された管状のシェル
が圧延機を出る出口側すなわちスピンドル側まで伸長し
ている。
【0014】圧延機の一対のポスト12’は、これらポ
ストを貫通する複数の油圧作動型のシリンダ14、15
を有しており、これらシリンダは、該シリンダによって
駆動される運動可能なクランプヘッド16、17をそれ
ぞれ備えている。対向する一対のハウジングポスト12
は、これらポストに設けられる複数のクレードルレスト
18、19を有しており、これらクレードルレストの機
能は後に詳述する。
【0015】図2に示すように、ハウジング4は、接合
部4’において互いにボルト止めされたスチール製の2
つの半部4a、4bから構成するのが好ましい。上記接
合部は、入口側3及びスピンドル側5においてハウジン
グ4のベース及び頂部に形成される。各々のハウジング
半部4a、4bはポスト12、12’の内の2つを収容
している。各ハウジング半部4a、4bの2つのポスト
12、12’は、スチール製の弧状の部分4’’によ
り、頂部及び底部において一体に接合されている(図3
参照)。
【0016】通常の圧延機のキャップの総ての機能がハ
ウジング4に組み込まれているので、ハウジング4は、
従来技術で一般に必要とされる上記圧延機のキャップを
何等含まないことは当業者には理解されよう。
【0017】ハウジング4の重要な特徴は、頂部及び底
部のロールのクレードル20、30の迅速な取り付け及
び取り外しを可能とする開放された頂部6及び開放され
た内部10にある。図4及び図5に示すロールのクレー
ドル20、30はスチール製であり、概ね円筒形の形状
を有している。クレードルは、圧延機の水平な通過線7
に対して予め設定したトー角度で穿孔ロール22、32
を支持する。穿孔機械2に関する予め設定したトー角度
の好ましい例は15°である。
【0018】底部ロールのクレードル30は、隔置され
た一対のヨーク37、37’を有しており、これらヨー
クの中では底部ロール32の前方及び後方の軸が支持さ
れている。外方に伸長する軸33が底部ロールに取り付
けられている。同様に、頂部ロールのクレードル20も
隔置された一対のヨーク23、23’を有しており、こ
れらヨークは、適宜な軸受によってロール22を回転可
能に支持している。頂部ロール22も同様に後方へ伸長
する軸24を有している。頂部ロールのクレードル20
はまた、該クレードルから半径方向外方に伸長する翼状
の棚状部21を有しており、これら棚状部の機能につい
ては後に詳述する。
【0019】加工ロール22、32は円錐形状であるの
が好ましく、ビレットの膨張が5%乃至25%程度の広
範囲の穿孔膨張比をもたらすことができるのが好まし
い。圧延機2はまた、炭素鋼、中級の炭素鋼、及び合金
用の高級炭素鋼のビレットを含む広範囲の等級のスチー
ルを穿孔することができる。円錐形状のロール22、3
2は各々末広がり形状の後方部を有しており、これら後
方部は、同心性及び壁部の均一性が高く、また内部欠陥
が極めて少なく、更に外側表面の品質が優れているシー
ムレスチューブを製造することができる。
【0020】圧延機2を運転する準備をするために、上
方及び下方のクレードルクランプ14、15を圧延機の
空のハウジングの中の後退位置へ移動させる(図6)。
適所に底部ロール32を有する底部クレードル30を開
放した頂部6を介してハウジング4の開放した内部10
の中へ下げる。通常のオーバヘッドクレーンすなわち天
井クレーンを用いてクレードルの装着を行うことができ
る。底部ロールのクレードル30をハウジング4の中へ
下降させ、そのクレードルを複数の停止部すなわちスト
ップ44に着座させる。ストップ44は、ハウジング4
のポスト12、12’から外方に突出する剛性のスチー
ル部材である。底部クレードル30がストップ44に着
座した後に、図8に示す油圧作動型のシリンダ54によ
って、送り角度を調節するラッチ部材56を動かし、垂
直方向に伸長する回転バー52に係合させる。このバー
52は、底部クレードル30の側壁に堅固に取り付けら
れている(図7参照)。
【0021】次に、底部ロール用の駆動スピンドル46
を図9に示す位置へ動かし、底部ロールの軸33により
支持されたハブ35にボルトで固定する。底部ロールの
スピンドル46を底部ロールの固定した後に、底部ロー
ルのゴージ高さ及び底部ロールの送り角度を選定した状
態に設定する。上述のように、底部クレードル30は最
初にストップ44に着座する。次に、底部クレードル3
0をモータ駆動型の一対のジャッキネジ34によって上
昇させる。該ジャッキネジは、ロールのクレードル30
を通過線7に関して所望の高さまで垂直方向に移動さ
せ、選択されたロールのゴージを確立する。一対のネジ
34から円周方向に各々90°の位置にある油圧作動型
の一対のバランスシリンダ36を作動させてクレードル
30の下端部に強制的に圧接させ、これにより、ゴージ
を調節するために選択された高さまで底部クレードルを
持ち上げるネジ34を支援する。シリンダ36は、ロー
ルのクレードル30の下端部によって形成される平面を
確実に水平方向に整合させる。モータ駆動型のネジ34
は基準に従って移動し、底部ロール32を通過線7から
選択された距離だけ正確に隔置させる。従って、圧延機
に対して極めて正確で且つ再現性のあるロールのゴージ
の設定を得ることができる。
【0022】ハウジング4に設けられたモータ駆動型の
ジャッキネジ50を制御しながら動かすことにより、底
部ロール32に対する所望の送り角度が確立される。ジ
ャッキネジ50はラッチフック56及び接続された回転
バー52を動かして底部クレードル30を回転させる。
油圧シリンダ54は、ラッチフック56を回転バー52
に強制的に圧接させ、これらラッチフック及び回転バー
を緊密に係合させる。図8に最も良く示すように、ジャ
ッキネジ50を動かすと底部クレードル30及びこれに
取り付けられたロール32が垂直な軸線の周囲で回転
し、ロールの回転軸線と通過線との間の角度的な関係に
よって形成される所望の送り角度まで通過線7に対して
相対的に運動する。
【0023】図9に示すように、回転バー52は延長さ
れた垂直方向の寸法を有しており、この垂直方向の寸法
は、該寸法に沿ってラッチ部材56が垂直方向上方又は
下方に移動して種々のクレードル高さにおいて送り角度
の調節を行うことを可能とする。この点に関して、回転
バー52は、少なくとも底部クレードル30の垂直方向
の最大移動距離と同程度の垂直方向の長さを有してお
り、これにより、送り角度を調節するラッチ部材56は
回転バーに確実に係合する。
【0024】圧延機用のネジ34及びバランスシリンダ
36を動かすことにより底部ロールの適正なゴージ高さ
が確立され、また、適正な送り角度が確立された後に、
油圧作動型の4つの底部クランプシリンダ15を作動さ
せることにより、底部クレードル30を適所に挟持す
る。隔置された2対の底部シリンダ15の作動により、
これらシリンダにより指示されたそれぞれのクランプヘ
ッド17が底部クレードル30の側壁に係合し、これに
より、クレードルを対向して隔置された底部クレードル
用の2対の固定レスト19に緊密に係合させる(図15
も参照のこと)。
【0025】底部クレードル30及び底部ロール32が
ハウジング4の内側に位置した後に、頂部クレードル2
0及び頂部ロール22を取り付ける。ハウジング4の開
放された頂部6を介して頂部クレードル20を開放され
た内部10の中の最初の位置まで下降させる(図2、図
10及び図11参照)。頂部クレードル20は、その上
端部にボルト又は他の手段で固定された円筒形のクレー
ドル延長部40を有している(図15参照)。クレード
ル延長部40は、このクレードル延長部から半径方向外
方へ伸長し且つ約120°の角度で隔置された3つのバ
ランス翼42を有するのが好ましい。バランス翼42
は、スチールプレートで形成された梁状の構造要素であ
り、装着の際に頂部クレードル及び頂部ロールの重量を
支持する。一体のクレードル延長部40及びバランス翼
40を含む頂部クレードル20を、オーバヘッドクレー
ンによってハウジング4の開放された内部の中へ下降さ
せる。挿入作業の間に、ロールの軸24のスピンドル接
続ハブが、図11に示す初期の向きに置かれる。その向
きは、ロールの軸24及びハブ接続部38が適正な間隙
を有し、また、外方に伸長する一対のクレードルの棚状
部21が、クレードルがハウジング4の中へ下降する際
に、ハウジングのポスト12、12’及びジャッキネジ
26に当たらないようにするために必要とされる。
【0026】頂部クレードル20は、外方に伸長する3
つのクレードル翼42が対応するストップ58に圧接す
るまで、上記最初の向きで下降する。翼用の上記3つの
ストップ58は、ハウジング4の頂部6から上方に伸長
するスチールプレートによって形成されている(図10
及び図11参照)。頂部クレードル20は、ストップ5
8の上に位置した後に、時計方向に約27°回転して図
12に示す作動可能な位置に着く。クレードルは、油圧
作動型のラム64及びモータ駆動型のジャッキネジユニ
ット66によって回転される。図11、図12及び図1
4は、最初のクレードル挿入位置から作動可能な位置へ
の回転順序を示している。図14の拡大図に最も良く示
すように、頂部クレードル20に支持された細長い回転
バー62はプッシャブロック65に係合し、一方該プッ
シャブロックは油圧シリンダ64によって動かされる。
プッシャブロック65が回転バー62に向かって動く
と、プッシャバー62がモータ駆動型のジャッキネジ6
6によって支持された対向する停止したプッシャブロッ
ク67に接触するまで、頂部クレードル20及び頂部ロ
ール22が時計方向に回転する。モータ駆動型のジャッ
キネジ66のプッシャブロック67は所定の停止位置ま
で動き、該停止位置は所望の頂部送り角度を正確に確立
する。従って、頂部クレードル20は、回転バー62が
ジャッキネジ66の予め設定され且つ停止したプッシャ
ブロック67に接触するまで、プッシャブロック65及
び油圧シリンダ64の作用により回転し、この点におい
て頂部ロール22の所定の送り角度が確立される。
【0027】頂部クレードル20が回転すると、外方に
伸長する一体の3つのクレードル翼42が固定されたク
レードル翼のストップ58から3つの頂部バランスシリ
ンダ28の各々に担持された3つの軸受部材29の上の
新しい位置まで摺動することも理解されよう。軸受部材
29は平面で見て矩形状であり、クレードル20が、図
11、図12及び図14の回転順序に示すように、固定
されたストップ58の上の最初の位置からバランスシリ
ンダ28の上の作動可能な位置まで回転すると、対応す
るクレードル翼42の重量を支持するようになされてい
る。次に、バランスシリンダ28がクレードル翼42を
ストップ58の若干下方の高さまで降下させる(図13
参照)。軸受け面29の傾斜すなわち引っ掛かり、並び
に、バランスシリンダ28の運動可能なピストンロッド
部分の拘束を防止するために、各々の軸受部材29の先
端に平行なガイドロッド31を設けるのが好ましい(図
14参照)。
【0028】頂部ロールの駆動スピンドル48をロール
の軸24のハブ38に取り付けた後に、頂部ロール22
のロールのゴージを調節する。モータ駆動型の一対のネ
ジ26は、後退位置から所望のロールのゴージ寸法に対
応する予め設定した伸長位置まで下降される。次に、頂
部のバランスシリンダ28を作動させることにより、3
つのクレードル翼42に持ち上げ力を伝達する。頂部ク
レードル20は、外方に伸長するクレードルの2つの棚
状部21がモータ駆動型のネジ26の下端部に係合する
まで、バランスシリンダ28によって上昇される(図1
5参照)。ネジ26とクレードルの棚状部21との間に
存在する可能性のあるどのような間隙もバランスシリン
ダ28によって取り除かれるが、その理由は、3つのバ
ランスシリンダによって発生される力により、頂部クレ
ードルがネジ26に対して緊密に圧接されるからであ
る。
【0029】油圧シリンダ14によって水平方向に駆動
される油圧作動型の頂部クレードルクランプ16は、底
部クレードルに関して上述したのと同じ態様で、頂部ク
レードル20を対向する頂部クレードルのレスト18に
接した状態で確実に保持する(図15参照)。
【0030】作業の間にロールのゴージ又は送り角度の
調節が必要になった場合には、反対の手順を用いる。す
なわち、頂部及び底部の油圧シリンダ14、15の油圧
クランプ力を緩めて、送り角度の変更、ゴージの調節又
はクレードルの取り外しを行う。
【0031】本発明の圧延機2は、図16及び図17に
参照符号68でその全体を示す新規なガイドシュー機構
を備える。金属製の工具ホルダの形態のガイドシューホ
ルダ69が、その両端部に設けられるスチール製の一対
のガイドシュー71、71’を担持している。各々のガ
イドシュー71、71’は成型された凹面73、73’
を有しており、これら凹面はそれぞれ、圧延機の通過線
に沿って頂部及び底部のロールの間で回転する円筒形の
バーすなわちシェルの被加工物1に緊密に係合するよう
になされている。ある程度の運転期間の後に、ガイドシ
ュー71の凹面73は摩耗するので、穿孔作業を休止し
て摩耗したガイドシューを交換する必要がある。勿論、
同様のガイドシューが圧延機の両側で被加工物1に係合
すること、及び、ガイドシューも摩耗した後に定期的に
交換する必要があることは理解されよう。摩耗したガイ
ドシューを交換するために必要とされる休止時間を極力
短くするために、ガイドシュー機構68は、ガイドシュ
ーホルダ68の上面に形成されたカム面77に係合する
油圧作動型の上方クランプ機構75を備える。油圧作動
型の下方クランプ機構78が、ガイドシューホルダ69
の下面に形成された第2のカム面79に係合する。アー
ムアセンブリ81の第1の端部86がシューホルダ69
に枢動可能に取り付けられ、また、アームアセンブリの
第2の端部82が駆動モータ83に枢動可能に接続され
ている。モータ83は、歯車84及びこれに係合する駆
動チェーン85を回転させ、これにより、アーム81の
第2の端部82に担持された駆動歯車を回転させる。図
17に示すように、上方及び下方のクランプ75、78
がシューホルダ69から後退した後に、枢動アーム81
が圧延機から離される。次に、ガイドシューホルダ69
が、アーム81によって担持された枢動接続部86の周
囲で180°回転し、これにより、新しいガイドシュー
71’を圧延機に向けて動かして、摩耗したシュー71
を圧延機からそれ以前には上記新しいガイドシューが占
めていた位置へ移動させる。次に、新しいガイドシュー
71’はアーム81によって通過線に接近した作動可能
な位置へ移動され、クランプ75、78がロック位置へ
移動する。次に、圧延機が運転している間に、以前に摩
耗したガイドシュー71を交換することができ、これに
より、新しいガイドシューの交換を最少の休止時間で行
うことができる。図16を参照すると、ガイドシューホ
ルダ69は、面取りされたすなわちクサビ形状のロック
面77、79’をその一方の面に有し、また、同様のロ
ック面79、77’を反対側の面に有しており、これに
より、シューホルダ69が180°回転した後に、上方
及び下方のクランプ装置75、78の楔型のクランプ作
用を可能とする。
【0032】穿孔作業においては、予熱された中実の金
属ビレットが頂部及び底部のロール22、32の間で穿
孔される。各ロールは、中実のビレットをマンドレルバ
ーの端部に担持された穿孔点の上方に置く。ビレット
は、マンドレルの上記穿孔点の上方を移動する際に、ロ
ール22、32によって回転される。従って、マンドレ
ルバーをビレットと共に回転するように支持する必要が
ある。また、穿孔作業の間に、大きな圧縮荷重が回転す
るマンドレルバーに与えられる。マンドレルバーを回転
可能に支持し、且つ、マンドレルバーが上述の大きな圧
縮荷重によって座屈したり振動したりしないようにする
ために、マンドレルバー及び穿孔されたシェルは、図1
8及び図19に示すマンドレルバーサポート機構90に
よって回転可能に支持される。マンドレルバーサポート
機構90は、本件出願人の米国特許第3,101,01
5号に開示されるガイド装置と同様である。機構90
は、複数のローラ要素92を備えており、これらローラ
要素はその間の穿孔されたシェル及び/又はマンドレル
バー1に回転可能に係合する。運動可能なリンク機構9
4は、ローラ要素92が通過線7の周囲で同心円状に且
つ半径方向に運動し、種々の直径のバー又はシェルをそ
の間に受け入れることを可能としている。上述の如き複
数のマンドレルバーサポート機構90を、図21及び図
22に示すように、圧延機のレイアウトにおいて出口テ
ーブル96に沿って隔置された列として配列することが
できる。図18及び図19に示すバーサポート機構90
は、圧延機のスピンドル端5においてハウジングのポス
ト12’に直接取り付けられ、加工ロールに近接したマ
ンドレルバーサポートをもたらす。
【0033】頂部及び底部の駆動スピンドル48、46
は、ロールの交換又はメンテナンスを必要とする時には
いつでも、分離して圧延機2に向かってあるいは圧延機
から離れる方向へ動かされる。スピンドルは、図20に
示すスピンドル操作装置70によって動かされる。スピ
ンドル操作装置70は、垂直方向に運動可能な油圧リフ
ト72及び横方向に運動可能な油圧テーブル74によっ
て、2つの軸線に沿って運動可能である。テーブル74
は、スピンドル48を掴むようにこれに係合するストラ
ップ部材76を備える。スピンドル48は、油圧リフト
72の運動によって上下され、また、油圧作動型のテー
ブル74の選択的な運動によって、ロールのハブ38に
係合され、あるいは、該ハブから後退する。スピンドル
48の一端部は、図21及び図22に示すように、モー
タ駆動型の駆動部80に接続されている。モータ駆動型
の駆動部80’が底部スピンドル46を駆動し、該底部
スピンドルもこれに関連して設けられるスピンドル操作
装置70’を油圧テーブル。
【0034】本発明の特定の実施例を詳細に説明した
が、本明細書の開示に従って、これら実施例の細部に種
々の変形及び変更を加えることができることは当業者に
は理解されよう。本明細書に記載した現時点において好
ましい実施例は単なる例示であり、本発明の範囲を制限
するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧延機を該圧延機の入口側から見て単
純化した形態で示す斜視図である。
【図2】ロールのクレードルを装着しない状態の本発明
の圧延機のハウジングを示す平面図である。
【図3】図2の圧延機のハウジングの側方立面図であ
る。
【図4】圧延機の入口側から見て上方及び下方のロール
のクレードルを示す前方端面図である。
【図5】図4の頂部及び底部のロールのクレードル及び
ロールを一部断面で示す側方立面図である。
【図6】圧延機の基礎フロアの一部及び後退した位置に
あるロールのスピンドルを示す側方立面図である。
【図7】圧延機のハウジングを一部破断して示す図6と
同様の側方立面図であって、ハウジングの中に位置した
底部ロールのクレードル及び底部ロールを示している。
【図8】圧延機のハウジング及び図7の底部ロールのク
レードルの平面図であって、送り角度調節手段を示して
いる。
【図9】圧延機のハウジングの下方の半部を示す部分的
な側方立面図であって、底部ロールのクレードルが上昇
した位置にあり、底部ロールのスピンドルが組み込まれ
た状態を示している。
【図10】頂部及び底部のロールのクレードルが該ハウ
ジングの中に位置した状態の圧延機のハウジングを部分
的に破断して示す側方立面図であって、底部ロールのス
ピンドルが組み込まれ、また、頂部ロールのスピンドル
が取り外された状態を示している。
【図11】頂部クレードルが入口位置にある状態の圧延
機のハウジングの頂部の平面図である。
【図12】図11と同様の平面図であって、頂部クレー
ドルが作動可能な位置へ時計方向に回転している状態を
示す。
【図13】圧延機のハウジングを一部破断して示す側方
立面図であって、頂部及び底部のロールのクレードルに
それぞれのスピンドルが完全に組み込まれた状態を示し
ている。
【図14】図12と同様の圧延機のハウジングの拡大平
面図であって、送り角度調節手段を詳細に示している。
【図15】圧延機の入口側端部から見た場合の圧延機の
ハウジング及びロールのクレードルを示す断面図であ
る。
【図16】本発明の圧延機の一方の半部の一部を示す立
面図であって、ガイドシューホルダ機構の詳細を示して
いる。
【図17】図16のガイドシューホルダの機構が後退し
た位置にあり、ガイドシューホルダが破線で示すように
回転している状態を示す図である。
【図18】圧延機を部分的に破断して示す側方立面図で
あって、出口側端にある穿孔バーサポートローラアセン
ブリを示している。
【図19】圧延機のハウジングを出口側端から見た後方
側面図であって、図18の穿孔バーサポートローラアセ
ンブリを示している。
【図20】本発明に使用される頂部スピンドルサポート
機構の側方立面図である。
【図21】頂部及び底部のスピンドルサポート機構を含
む本発明の圧延機の全体的な構造を示す側方立面図であ
る。
【図22】図21に示す圧延機の全体的な構造を示す平
面図である。
【符号の説明】
2 垂直型の穿孔/延伸機械 4 ハウジング 6 開放された頂部 7 通過線 10 開放された内部 12、12’ ポ
スト 20、30 クレードル 22、32 ロー
ル 50 ジャッキネジ 52 回転バー 56 送り角度調節部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルディ・エム・トルボヴィッチ アメリカ合衆国ペンシルバニア州15059, ミッドランド,ミッドランド・アベニュー 124 (72)発明者 ウィリアム・ロズムス アメリカ合衆国ペンシルバニア州15237, ピッツバーグ,ランスロット・ドライブ 9163 (72)発明者 マリオ・リッチ アメリカ合衆国ペンシルバニア州15108, コラオポリス,フォレスト・グリーン・ド ライブ 1432

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シームレスチューブを製造するための垂
    直型の穿孔/延伸機械において、 垂直方向に伸長する複数のポストによって形成される開
    放された内部及び開放された頂部を有するハウジング
    と、 回転可能に支持された底部ロールを有し、前記開放され
    た頂部を介して前記ハウジングの内部の中で作動するよ
    うに該ハウジングの内部の中に設けられるようになされ
    た底部ロールのクレードルと、 回転可能に支持された頂部ロールを有し、前記開放され
    た頂部を介して前記ハウジングの内部の中で作動するよ
    うに該ハウジングの内部の中に設けられるようになされ
    た頂部ロールのクレードルと、 前記ハウジング、並びに、前記頂部及び底部のロールの
    クレードルに関連して設けられ、前記ロールのクレード
    ルを回転可能に動かして前記頂部及び底部のロールの間
    に選定された送り角度を確立する送り角度調節手段と、 前記ハウジング、並びに、前記頂部及び底部のロールの
    クレードルに関連して設けられ、前記ロールのクレード
    ルを垂直方向に動かして前記頂部及び底部のロールの間
    に選定されたロールのゴージ間隔を確立するロールゴー
    ジ調節手段と、 前記ハウジングに関連して設けられ、前記選定された送
    り角度及びロール間隔が確立された後に、前記頂部及び
    底部のロールのクレードルを前記ハウジングの中で固定
    的に取り付けるクランプ手段とを備えることを特徴とす
    る垂直型の穿孔/延伸機械。
  2. 【請求項2】 請求項1の垂直型の穿孔/延伸機械にお
    いて、前記ロールによって形成される通過線に隣接して
    前記頂部及び底部のロールの両側に設けられると共に回
    転する被加工物を前記通過線に沿って支持するようにな
    された一対のガイドシュー手段を更に備え、各々のガイ
    ドシュー手段は、前記ハウジングに設けられてその一端
    部に回転可能なガイドシューホルダを担持する枢動可能
    なサポートアームを有し、各々のガイドシューホルダ
    は、その両端部に取り外し可能に設けられた第1及び第
    2のガイドシューを有し、各々のサポートアームは、前
    記通過線に向かって枢動可能に動いて作動可能な位置に
    位置するようになされており、第1のガイドシューは、
    前記被加工物を支持すると共に、前記通過線から離れる
    方向へ枢動可能に動いてメンテナンス位置に着くように
    なされ、これにより、前記ガイドシューホルダは180
    °回転し、第2のガイドシューを前記通過線に面する作
    動可能な位置に置くと共に、前記第1のガイドシューの
    交換を可能とすることを特徴とする垂直型の穿孔/延伸
    機械。
  3. 【請求項3】 請求項1の垂直型の穿孔/延伸機械にお
    いて、前記ハウジングの出口端において前記ハウジング
    に取り付けられるバー支持手段を更に備え、該バー支持
    手段は、マンドレルバー、並びに、当該垂直型の穿孔/
    延伸機械を出る穿孔されたシェルを回転可能に支持する
    ようになされたことを特徴とする垂直型の穿孔/延伸機
    械。
  4. 【請求項4】 請求項1の垂直型の穿孔/延伸機械にお
    いて、前記頂部及び底部のロールは円錐形の形状を有す
    ることを特徴とする垂直型の穿孔/延伸機械。
  5. 【請求項5】 請求項1の垂直型の穿孔/延伸機械にお
    いて、前記送り角度調節手段は、前記ロールのクレード
    ルの各々に取り付けられた回転バーと、前記回転バーの
    各々に係合し、前記ロールのクレードル及び前記ロール
    の各々が垂直な軸線の周囲で選択的に回転するのを許容
    するそれぞれのプッシャ手段とを備えることを特徴とす
    る垂直型の穿孔/延伸機械。
  6. 【請求項6】 請求項5の垂直型の穿孔/延伸機械にお
    いて、前記それぞれのプッシャ手段の各々は、モータ駆
    動型のジャッキネジのストップと、これに対向する油圧
    作動型のプッシャバーとを備え、前記所望の送り角度
    は、前記モータ駆動型のジャッキネジのストップの位置
    によって決定され、また、前記油圧作動型のプッシャバ
    ーは、前記ロールのクレードルの回転バーをモータ駆動
    型のジャッキネジのストップによって確立される位置へ
    動かすようになされていることを特徴とする垂直型の穿
    孔/延伸機械。
  7. 【請求項7】 請求項1の垂直型の穿孔/延伸機械にお
    いて、前記ロールのゴージ調節手段は、底部ロールのク
    レードルの高さ調節手段と、頂部ロールのクレードルの
    高さ調節手段とを備えており、前記底部ロールのクレー
    ドルの高さ調節手段は、前記ハウジングの下方部に設け
    られた一対の隔置されたモータ駆動型のジャッキネジを
    有し、該ジャッキネジは、前記底部ロールのクレードル
    に係合し、前記底部ロールのクレードルを選定された高
    さまで垂直方向に動かすようになされており、また、前
    記底部ロールのクレードルに係合して該底部ロールのク
    レードルの動きを助ける一対の油圧作動型の底部バラン
    スシリンダを更に備え、 前記頂部ロールのクレードルの高さ調節手段は、選定さ
    れた高さまで垂直方向に運動可能であり、前記頂部ロー
    ルのクレードルに係合してロール間隔を確立する一対の
    モータ駆動型のジャッキネジと、前記頂部ロールのクレ
    ードルに係合し、前記ジャッキネジによって確立された
    選定された高さまで前記頂部ロールのクレードルを持ち
    上げる複数の油圧作動型の頂部バランスシリンダとを備
    えることを特徴とする垂直型の穿孔/延伸機械。
  8. 【請求項8】 請求項7の垂直型の穿孔/延伸機械にお
    いて、前記頂部ロールのクレードルは更に、前記頂部ロ
    ールのクレードルの両側部で半径方向に伸長して前記ジ
    ャッキネジに係合するようになされた一対のクレードル
    の棚状部を備え、更に、前記頂部ロールのクレードルの
    上端に取り付けられて外方へ伸長し前記頂部バランスシ
    リンダに係合するようになされた複数のクレードル翼を
    備えることを特徴とする垂直型の穿孔/延伸機械。
  9. 【請求項9】 請求項1の垂直型の穿孔/延伸機械にお
    いて、前記頂部及び底部のロールをそれぞれ駆動する頂
    部及び底部の駆動スピンドルを備え、当該垂直型の穿孔
    /延伸機械は更に、前記各々の駆動スピンドルに関連し
    て設けられるスピンドル操作装置を備え、該スピンドル
    操作装置は、前記それぞれのスピンドルを取り外し可能
    に掴む手段と、前記スピンドルを当該垂直型の穿孔/延
    伸機械に向かってあるいは該垂直型の穿孔/延伸機械か
    ら離れる方向に垂直方向及び水平方向に動かし、これに
    より、前記頂部及び底部のロールに対する前記それぞれ
    の駆動スピンドルの取り付け及び取り外しを許容する手
    段とを備えることを特徴とする垂直型の穿孔/延伸機
    械。
JP6035933A 1993-03-05 1994-03-07 垂直型の穿孔/延伸機械 Expired - Lifetime JPH0732921B2 (ja)

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US027109 1993-03-05
US08/027,109 US5295379A (en) 1993-03-05 1993-03-05 Vertical piercer mill

Publications (2)

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JPH06315703A true JPH06315703A (ja) 1994-11-15
JPH0732921B2 JPH0732921B2 (ja) 1995-04-12

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DE (1) DE69413099T2 (ja)
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