JP2015502086A - 電気的に並列に結合された2ポート共振器 - Google Patents

電気的に並列に結合された2ポート共振器 Download PDF

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Abstract

広帯域フィルタ設計のためのシステムおよび方法は、電気的に並列に結合された2ポート圧電共振器を備える。共振回路は、第1の構成から形成された第1の圧電共振器と、第2の構成から形成された第2の圧電共振器であって、その結果、第1および第2の圧電共振器の出力が、同一入力に対して180度の位相差を有する、第2の圧電共振器とを備える。第1の圧電共振器および第2の圧電共振器は、電気的に並列に結合される。第1および第2の圧電共振器は、圧電共振器の横寸法によってそれぞれ制御される異なる共振周波数を有する。

Description

開示する実施形態は、共振器を使用する広帯域フィルタを対象とする。より詳細には、例示的な実施形態は、電気的に並列に結合された2ポート圧電共振器を備える広帯域フィルタ設計を対象とする。
圧電共振器は、機械エネルギーを電気エネルギーに、またはその逆に変換するためのものとして当技術分野で知られている。機械エネルギーは、AlN、ZnO、PZTなどの圧電材料における振動の形態で表され得る。振動は、所望の周波数の電気信号に変換され得る。圧電共振器は、様々なアプリケーションを見出す。たとえば、共振器は、集積回路内でクロックパルスを発生するために使用され得る。圧電共振器はまた、所望の周波数の信号を選択的にフィルタリングするためにフィルタ内で使用するように構成され得る。
広帯域フィルタは、一般的に、所望の範囲/帯域の周波数がフィルタを通過することを選択的に許容し、すべての他の周波数を拒絶するために使用される。したがって、広帯域信号の周波数応答は、許容周波数の範囲/帯域にわたる高/オン状態およびそれ以外の周波数にわたる低/オフ状態によって特徴づけられる。周波数応答は、許容周波数の帯域にわたって滑らかな直線であり、それにより、フィルタが、均一な増幅および最小ひずみで許容周波数のこの帯域を効果的に通し得ることが望ましい。
単一の圧電共振器の周波数応答に関して、鋭いピークが、共振器の特定の共振周波数において発生する。図1を参照すると、単一の圧電共振器の周波数応答が示されている。図示のように、周波数応答は、900MHzの共振周波数近傍の周波数にわたって徐々に低くなる。したがって、一般に、分離における単一の圧電共振器は、対応する共振周波数を通すようにのみ理想的に適合され得る。
広帯域フィルタ設計の品質を評価するために、いくつかのパラメータが、当技術分野において一般的に使用される。電気機械結合係数(k )は、圧電共振器において機械エネルギーと電気エネルギーとの間のエネルギー変換効率の数値尺度を表すために使用されるパラメータである。別のパラメータ、Q値(Q)は、その共振周波数に対する共振器の帯域幅を特徴付けるために使用される。一般に、より高いQは、より低いエネルギー損失率を示す。言い換えれば、高いQの共振器は、共振周波数の周りでの高い振幅とより大きい安定性とを示す。
広帯域フィルタに対する従来の設計は、バルク音波(BAW)共振器を含み得る。BAWフィルタは、異なる共振周波数の2つ以上の圧電BAW共振器を結合することによって形成され得、それにより、膜バルク音波共振器(FBAR)共振モードなど、少数の共振モードにおいて大きい値の電気機械結合係数(k )を使用することによって、平坦で広い通過帯域が形成され得る。当技術分野で知られているラダーフィルタトポロジーは、一般的に、BAWフィルタのそのような従来の設計に対して使用される。これらのトポロジーでは、大きいk の特性が、少数の共振モードに対して広帯域フィルタの設計を制約し、したがって、動作周波数の範囲を制限する。単一のチップ上で複数の動作周波数を実現するために、圧電輪郭モード共振器が探求されてきたが、これらの設計は、小さいk の特性に限定される。しかしながら、特定の共振器技術に対して小さいk を示す広帯域フィルタに対するBAW共振器またはフィルタトポロジーのための設計は知られていない。
さらに、共振器はまた、生成された電気パルスの方向に対する、誘起された振動の方向に基づいて特徴付けられる。次に図2を参照すると、従来の圧電共振器、圧電共振器200の「d31」共振モードが示されている。d31共振モードは、圧電共振器200の励起モードを指し、垂直(Z)方向に印加された電気信号が圧電共振器200の共振振動をもたらし、横(X)方向における信号発生のために使用される。d31モードにおける共振周波数は、横方向における圧電共振器200の寸法「W」によって管理される。対応して、横方向圧電係数すなわちd31係数は、共振器の横寸法Wに関する周波数応答特性の尺度である。
図2の圧電共振器200に関して同様に示す共振の第2のモードは、「d33」共振モードである。d33共振モードは、垂直(Z)方向に印加された電気信号が、同一方向、すなわち垂直(Z)方向の共振振動をもたらす励起モードを指す。したがって、d33モードにおける共振周波数は、圧電共振器200の縦寸法「T」によって管理される。対応して、d33係数は、共振器の縦寸法Tに関する周波数応答特性の尺度である。
d31モードにおいてAlNなどの材料を利用する従来技術の単一の圧電共振器に関して、横方向圧電係数d31は不十分であり、通常、対応するd33係数の値の3分の1程度である。したがって、AlNを使用する横振動を有する圧電共振器は、不十分な電気機械結合係数k を示す。したがって、d31モード共振器は、低い運動抵抗と低いフィルタ挿入損失とをもたらす高いQ値Qなどの特徴にもかかわらず、広帯域フィルタアプリケーションに理想的に適合することはない。しかしながら、d33モード共振器は、製作当たりまたはウエハ当たりに単一の動作周波数を有するように限定されるので、d33モード共振器もまた理想的ではない。
上記で説明したAlNとは対照的に、d31モードにおいてZnOおよびPZTなどの材料を利用する従来技術の単一の圧電共振器に関して、改善された横方向圧電係数d31および電気機械結合係数k が観測される。したがって、ZnOおよびPZTなどの材料は、広帯域フィルタアプリケーションに、より良好に適合され得る。しかしながら、ZnOおよびPZTから形成される共振器は、低いQ値Qを示し、対応して高い運動抵抗と高いフィルタ挿入損失とを示す。
別の知られている共振器設計は、基板上圧電構成を伴う。AlN、ZnO、およびPZTなどの圧電材料が、Siおよびダイヤモンドなどの非圧電基板上に形成される。基板上圧電構成では、圧電共振器のボディは、主に非圧電基板である。したがって、有効な電気機械結合係数k は非常に低く、そのため、広帯域フィルタアプリケーションには好ましくない。
さらに別の知られている共振器設計には、たとえば、参照により本明細書に組み込まれるP.D.BradleyらのIUS 2002で開示されている、AlN、ZnO、およびPZTなどの材料から形成される膜バルク音波共振器(FBAR)が含まれる。膜バルク音波共振器の欠点には、共振周波数が圧電膜の厚さによって決定され、そのことで、ウエハ当たり(チップ当たり)に単一のフィルタ共振周波数をもたらす結果となることが含まれる。前に論じたように、異なる帯域に対する広帯域フィルタは、異なる圧電層厚さを有する複数のウエハ/製作を必要とする。したがって、FBARは、単一のチップ上にマルチ帯域/マルチモードのフィルタを必要とするデバイスにおいては適切に使用され得ない。
したがって、前述の欠点を克服する圧電共振器を使用する広帯域フィルタ設計が、当技術分野において必要とされている。言い換えれば、複数の動作周波数にわたって構成可能であり、低いk を示し、かつ滑らかで十分に定義された通過帯域を有する圧電共振器を単一のチップ上に有する広帯域フィルタが、当技術分野において必要とされている。
本発明の例示的な実施形態は、電気的に並列に結合された2ポート圧電共振器を備える広帯域フィルタ設計のためのシステムおよび方法を対象とする。
たとえば、例示的な実施形態は、第1の構成から形成された第1の圧電共振器と、第2の構成から形成された第2の圧電共振器であって、その結果、第2の圧電共振器が第1の圧電共振器に結合され、第1および第2の圧電共振器の出力が、同一入力に対して180度の位相差を有する、第2の圧電共振器とを備える共振回路を対象とする。
別の例示的な実施形態は、第1の構成の第1の圧電共振器を形成するステップと、第2の構成の第2の圧電共振器を形成するステップであって、第1および第2の圧電共振器の出力が、同一入力に対して180度の位相差を有する、形成するステップと、第1の圧電共振器を第2の圧電共振器に結合するステップとを含む共振回路を形成する方法を対象とする。
さらに別の例示的な実施形態は、第1の構成の第1の圧電共振器を形成するためのステップと、第2の構成の第2の圧電共振器を形成するためのステップであって、第1および第2の圧電共振器の出力が、同一入力に対して180度の位相差を有する、形成するためのステップと、第1の圧電共振器を第2の圧電共振器に結合するためのステップとを含む共振回路を形成する方法を対象とする。
別の例示的な実施形態は、第1の構成から形成された第1の共振手段と、第2の構成から形成された第2の共振手段であって、その結果、第2の共振手段が第1の共振手段に結合され、第1および第2の共振手段の出力が、同一入力に対して180度の位相差を有する、第2の共振手段とを備えるシステムを対象とする。
添付の図面は、本発明の実施形態の説明を助けるために提示され、実施形態の限定ではなく、実施形態の例示のためのみに提供される。
単一の圧電共振器の周波数応答を示す図である。 従来の圧電1ポート共振器におけるd31およびd33の共振モードを示す図である。 例示的な実施形態によるマルチフィンガー共振器300を示す図である。 並列に結合された交互の第1および第2の構成の、2つ以上のマルチフィンガー2ポート共振器を備える共振回路400を示す図である。 図4の共振回路400の有効な周波数応答を示す図である。 通過帯域を平坦にするように整合するインダクタを有する共振回路の周波数応答を示す図である。 並列に結合された交互の第1および第2の構成の2つ以上のマルチフィンガー共振器と、インダクタなどの追加の回路要素とを備える共振回路600を示す図である。 2つ以上のカスケード接続共振回路を備える共振回路700を示す図である。 例示的な実施形態による、共振回路を形成するための方法のフローチャート図である。 本開示の実施形態が有利に用いられ得る例示的なワイヤレス通信システム900を示す図である。
本発明の特定の実施形態を対象とする以下の説明および関連する図面で、本発明の態様を開示する。本発明の範囲から逸脱することなく代替的な実施形態を考案することができる。さらに、本発明の関連する詳細を不明瞭にしないように、本発明のよく知られている要素は詳細に記載されないか、または省略される。
「例示的な」という語は、「例、実例、または具体例としての役割を果たすこと」を意味するように本明細書において用いられている。本明細書で「例示的」として説明されるいかなる実施形態であれ、必ずしも他の実施形態よりも好ましい、または有利であると解釈すべきわけではない。同様に、「本発明の実施形態」という用語は、本発明のすべての実施形態が、論じられた特徴、利点または動作モードを含むことを必要としない。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態の説明のみを目的とするものであり、本発明の実施形態を限定するものではない。本明細書で使用する単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が別段に明確に示すのでなければ、複数形をも含むものとする。「comprises(備える)」、「comprising(備える)」、「includes(含む)」および/または「including(含む)」という用語は、本明細書で使用される場合、記述する特徴、整数、ステップ、動作、要素および/または構成要素の存在を明示するものであって、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素および/またはそれらのグループの存在または追加を排除するものではないことがさらに理解されよう。
さらに、多くの実施形態が、たとえばコンピューティングデバイスの要素によって実施すべき、一連のアクションに関して説明される。本明細書で説明する様々なアクションは、特定の回路(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、あるいは両方の組合せによって実行され得ることを認識されよう。さらに、本明細書で説明するこれらの一連のアクションは、実行時に、関連するプロセッサに本明細書で説明する機能性を実施させるコンピュータ命令の対応するセットを記憶した、任意の形式のコンピュータ可読記憶媒体内で全体として具現化されるものと見なすことができる。したがって、本発明の様々な態様は、特許請求する主題の範囲内にすべて入ることが企図されているいくつかの異なる形式で具現化され得る。さらに、本明細書で説明する実施形態ごとに、任意のそのような実施形態の対応する形式について、本明細書では、たとえば、記載のアクションを実行する「ように構成された論理」として説明することがある。
例示的な実施形態は、従来技術の圧電共振器に関する前述の問題を回避する。例示的な構成は、横共振(lateral resonation)を有し、高Qの特性を有し、比較的低いk であり、滑らかで十分に定義された通過帯域周波数応答の圧電共振器を使用する広帯域フィルタを含み得る。
次に図3を参照すると、1ポートマルチフィンガー共振器300が示されている。図2に関して前述したように、圧電共振器200の横寸法Wは、共振周波数を管理する。マルチフィンガー共振器300は、302、304、306および308など、2つ以上のフィンガーまたは個別の圧電共振素子を備え得る。圧電共振素子302〜308を単一の構造に統合することによって、マルチフィンガー共振器300の幅、およびそれに応じて共振周波数が、調整され得る。図示のように、マルチフィンガー共振器300は、圧電共振素子302〜308に対する入力および接地に結合される交互のポートを上部および下部に有するように構成され得る。入力「in」端子および接地「gnd」端子は、結合して電気的ポートを形成し、それにより、マルチフィンガー共振器300を1ポートデバイスにする。他の実施形態では、選択された端子を入力ポートとして構成し、選択された他の電極を出力ポートとして構成することによって、2ポート共振器が構築され得る。以下の入力ポートおよび出力ポートの構成に関して説明するように、マルチフィンガー共振器の位相が、適切に調整され得る。
異なるポート構成を有する2つ以上のマルチフィンガー2ポート共振器が、広帯域フィルタアプリケーションにおいて使用するために、並列に結合され得る。構成は、出力ポートが互いに位相が外れており(すなわち、180度の位相差があり)、一方で入力ポートが同一端子に一緒に結合されている回路トポロジーを含み得る。実施形態は、より滑らかで有効な広帯域周波数応答を与えるために、交互のポート構成を有するマルチフィンガー2ポート共振器を備える共振回路を含み得る。さらに、インダクタ整合を与えるためのインダクタなどの回路要素を追加することで、広帯域フィルタトポロジーの周波数応答の通過帯域が滑らかになる。
次に図4を参照すると、2つの構成における圧電共振素子を有する共振回路400が説明される。2つの構成のポートは、2つの構成の出力が、同一入力において180度の位相差を有するように調整される。圧電共振素子は、AlN、ZnO、PZT、およびニオブ酸リチウム(LiNbO)などの圧電材料から形成され得る。圧電共振素子は、共振回路400の有効な電気機械結合k が最大化され得るように、d31とd33の両方の共振モードを組み合わせることによって励起され得る。
引き続き図4を参照すると、共振回路400は、並列に結合されたn個の2ポートマルチフィンガー共振器402〜402を備える。n個のマルチフィンガー共振器402〜402のそれぞれは、少なくとも2つの、第1の構成および第2の構成の2ポート構成のうちの1つから形成され得る。第1および第2の構成は、第1および第2の構成の出力が、同一入力に対して180度の位相差を有するように選択され得る。図示の実施形態では、第1の構成は、マルチフィンガー共振器の上部(第1の上部)に交互の入力ポートおよび出力ポートを備え、かつ接地に結合されたマルチフィンガー共振器の下部(第1の下部)をさらに備える。図4に示すように、奇数番号のマルチフィンガー共振器402は、第1の構成に属し、共振周波数fを有する。
対応して、第2の構成は、上部(第2の上部)に入力ポートを、下部(第2の下部)に出力ポートを備え得る。入力ポートおよび出力ポートに対する接地接続は、それぞれ、入力ポートおよび出力ポートの反対側から引き出され得る。図4に示すように、偶数番号のマルチフィンガー共振器402は、第2の構成に属し、共振周波数fを有する。fおよびfが180度の位相差を有することは、当業者には認識されよう。
再び図4を参照すると、n個のマルチフィンガー共振器402〜402は、共振回路400の有効な周波数応答内でピークと谷とが正規化され得るように、交互の第1および第2の構成によって並列に配置され得る。マルチフィンガー共振器402〜402のそれぞれの共振周波数は、n個のマルチフィンガー共振器のそれぞれの幅W〜Wを制御することによって変更され得る。したがって、図4に関して上記で説明した方式で構成される共振回路400は、図5Aに示す周波数応答を有する広帯域フィルタを生成することができる。図5Aに示すように、周波数応答は、周波数f〜fの範囲にわたる通過帯域を含む。共振回路400は、改善された周波数応答特性を有し得るが、周波数応答は、依然として、小さいピークおよび谷を含むことがある。
したがって、例示的な実施形態は、滑らかな周波数応答を生成するために追加の回路要素を備えることがある。図6を参照すると、共振回路600は、インダクタ602、604、606および608などの追加の回路要素を備える。共振回路600は、図5Bに示す滑らかな通過帯域周波数応答を生成することができる。キャパシタが、同様に、周波数応答に影響を与えるために適切に含まれ得る。
次に図7を参照すると、さらに別の例示的な実施形態が示されており、共振回路400または共振回路600などの共振回路から形成されたm個の共振回路702〜702が、滑らかな周波数応答特性を有する広帯域フィルタを形成するためにカスケード接続され得る。
したがって、例示的な実施形態は、並列のマルチフィンガー共振器の配置を備え得る。さらに、実施形態は、マルチフィンガー共振器が少なくとも2つの2ポート構成のうちの1つから形成され得る配置を含み得る。そのような例示的な実施形態は、従来技術の圧電共振器に関連する問題を回避し得、滑らかなで十分に定義された周波数応答特性を有する広帯域フィルタアプリケーションのために使用され得る。例示的な実施形態は、低いk の2ポート共振器を有する滑らかな広帯域フィルタ応答を提供することがあるが、いくつかの実施形態は、同様に、高いk と高Qとを有する改善された性能を示し得る。
実施形態は、本明細書で開示するプロセス、機能および/またはアルゴリズムを実行するための様々な方法を含むことが諒解されよう。たとえば、図8に示すように、実施形態は、第1の構成から第1の圧電共振器(たとえば、第1の下部が接地に結合され、第1の上部が交互の入力ポートおよび出力ポートに結合された、第1の構成における図4のマルチフィンガー2ポート共振器402)を形成するステップ−ブロック802と、第1および第2の圧電共振器の出力が同一入力に対して180度の位相差を有する第2の構成から第2の圧電共振器(たとえば、第2の下部が接地と出力ポートとに交互に結合され、第2の上部が入力ポートと接地とに交互に結合される、第2の構成における図4のマルチフィンガー2ポート共振器402)を形成するステップ−ブロック804と、第1の圧電共振器を第2の圧電共振器に結合するステップ−ブロック806と、を含む共振器を形成するための方法を含み得る。
情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表すことができることを当業者は諒解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書で開示した実施形態に関連して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装できることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示した実施形態と関連して説明した方法、シーケンス、および/またはアルゴリズムは、直接、ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサと一体であり得る。
したがって、本発明の実施形態は、共振器を形成するための方法を具現化するコンピュータ可読媒体を含み得る。したがって、本発明は、示される例に限定されず、本明細書で説明される機能を実行するための任意の手段が、本発明の実施形態に含まれる。
図9は、本開示の実施形態が有利に用いられ得る例示的なワイヤレス通信システム900を示している。説明のために、図9は、3つの遠隔ユニット920、930、950および2つの基地局940を示す。図9では、ワイヤレスローカルループシステムにおいて、遠隔ユニット920は携帯電話として示され、遠隔ユニット930はポータブルコンピュータとして示され、遠隔ユニット950は固定ロケーション遠隔ユニットとして示されている。たとえば、遠隔ユニットは、携帯電話、ハンドヘルドパーソナル通信システム(PCS)ユニット、個人情報端末のようなポータブルデータユニット、GPS対応デバイス、ナビゲーションデバイス、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、メータ読取り機器のような固定ロケーションデータユニット、またはデータもしくはコンピュータ命令の記憶もしくは取り出しを行う任意の他のデバイス、あるいはそれらの任意の組合せであってよい。図9は、本開示の教示による遠隔ユニットを示すが、本開示は、これらの例示的な示されたユニットに限定されない。本開示の実施形態は、試験および特性評価のための、メモリおよびオンチップ回路を含む能動的な集積回路を含む、任意のデバイスにおいて適切に利用され得る。
前述の開示されたデバイスおよび方法は、通常、コンピュータ可読媒体に保存されるGDSIIおよびGERBERコンピュータファイルとなるように、設計され構成される。次いでこれらのファイルは、これらのファイルに基づいてデバイスを製造する製造担当者に与えられる。得られる製品は半導体ウエハであり、このウエハは次いで、半導体ダイに切断され、半導体チップにパッケージングされる。次いで、このチップが、上で説明されたデバイスで利用される。
上記の開示は本発明の例示的な実施形態を示すが、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲から逸脱することなく、本明細書において様々な変更および修正を行えることに留意されたい。本明細書で説明した本発明の実施形態による方法クレームの機能、ステップおよび/またはアクションは、特定の順序で実行されなくてもよい。さらに、本発明の要素は、単数形で説明または特許請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。
200 圧電共振器
300 マルチフィンガー共振器
302、304、306、308 圧電共振素子
400 共振回路
402〜402 2ポートマルチフィンガー共振器
600 共振回路
602、604、606、608 インダクタ
700 共振回路
702〜702 共振回路
900 ワイヤレス通信システム
920、930、950 リモートユニット
940 基地局

Claims (35)

  1. 第1の構成から形成された第1の圧電共振器と、
    第2の構成から形成された第2の圧電共振器であって、その結果、前記第2の圧電共振器が前記第1の圧電共振器に結合され、前記第1および前記第2の圧電共振器の出力が、同一入力に対して180度の位相差を有する、第2の圧電共振器と
    を備える、共振回路。
  2. 前記第1の構成が、接地に結合された第1の下部と、交互の入力ポートおよび出力ポートに結合された第1の上部とを備え、
    前記第2の構成が、交互の入力ポートおよび接地に結合された第2の上部と、交互の出力ポートおよび接地に結合された第2の下部とを備える、請求項1に記載の共振回路。
  3. 前記結合するステップが、前記第1の圧電共振器と前記第2の圧電共振器とを電気的に並列に結合するステップを含む、請求項1に記載の共振回路。
  4. 前記第1および前記第2の圧電共振器の共振周波数が、それらのそれぞれの横寸法によって制御される、請求項1に記載の共振回路。
  5. 前記第1の構成および前記第2の構成の交互配置で、前記第1の圧電共振器および前記第2の圧電共振器と並列に結合された、前記第1の構成の1つまたは複数の圧電共振器と前記第2の構成の1つまたは複数の圧電共振器とをさらに備える、請求項1に記載の共振回路。
  6. 1つまたは複数の個別の共振回路にカスケード接続される、請求項1に記載の共振回路。
  7. インダクタおよび/またはキャパシタをさらに備える、請求項1に記載の共振回路。
  8. 前記第1および前記第2の圧電共振器が、AlN、ZnO、ニオブ酸リチウム(LiNbO)、およびPZTのうちの1つから形成される、請求項1に記載の共振回路。
  9. 広帯域フィルタ内に統合される、請求項1に記載の共振回路。
  10. 少なくとも1つの半導体ダイ内に統合される、請求項1に記載の共振回路。
  11. セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、通信デバイス、携帯情報端末(PDA)、固定ロケーションデータユニット、およびコンピュータから成る群から選択されるデバイス内に統合される、請求項1に記載の共振回路。
  12. 共振回路を形成する方法であって、
    第1の構成の第1の圧電共振器を形成するステップと、
    第2の構成の第2の圧電共振器を形成するステップであって、前記第1および前記第2の圧電共振器の出力が、同一入力に対して180度の位相差を有する、形成するステップと、
    前記第1の圧電共振器を前記第2の圧電共振器に結合するステップと
    を含む、方法。
  13. 前記第1の構成が、接地に結合された第1の下部と、交互の入力ポートおよび出力ポートに結合された第1の上部とを備え、
    前記第2の構成が、交互の入力ポートおよび接地に結合された第2の上部と、交互の出力ポートおよび接地に結合された第2の下部とを備える、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の圧電共振器と前記第2の圧電共振器とを結合するステップが、前記第1の圧電共振器と前記第2の圧電共振器とを電気的に並列に結合するステップを含む、請求項12に記載の方法。
  15. 前記第1の圧電共振器の第1の横寸法によって前記第1の圧電共振器の共振周波数を制御するステップと、前記第2の圧電共振器の第2の横寸法によって前記第2の圧電共振器の前記共振周波数を制御するステップとを含む、請求項12に記載の方法。
  16. 前記第1の構成および前記第2の構成の交互配置で、前記第1の圧電共振器および前記第2の圧電共振器と並列に、前記第1の構成の1つまたは複数の圧電共振器と前記第2の構成の1つまたは複数の圧電共振器とを結合するステップをさらに備える、請求項12に記載の方法。
  17. 前記共振回路を1つまたは複数の個別の共振回路とカスケード接続するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  18. インダクタおよび/またはキャパシタを前記共振回路に電気的に結合するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  19. AlN、ZnO、ニオブ酸リチウム(LiNbO)、およびPZTのうちの1つから前記圧電共振器を形成するステップを含む、請求項12に記載の方法。
  20. 前記共振回路を広帯域フィルタ内に統合するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  21. 第1の構成から形成された第1の共振手段と、
    第2の構成から形成された第2の共振手段であって、その結果、前記第2の共振手段が前記第1の共振手段に結合され、前記第1および前記第2の共振手段の出力が、同一入力に対して180度の位相差を有する、第2の共振手段と
    を備える、システム。
  22. 前記第1の構成が、接地に結合された第1の下部と、交互の入力ポートおよび出力ポートに結合された第1の上部とを備え、
    前記第2の構成が、交互の入力ポートおよび接地に結合された第2の上部と、交互の出力ポートおよび接地に結合された第2の下部とを備える、請求項21に記載のシステム。
  23. 前記第1および前記第2の共振手段の共振周波数が、前記第1および前記第2の共振手段のそれぞれの横寸法によって制御される、請求項21に記載のシステム。
  24. 前記第1の構成および前記第2の構成の交互配置で並列に結合された、1つまたは複数の第1の共振手段と1つまたは複数の第2の共振手段とをさらに含む、請求項21に記載のシステム。
  25. 1つまたは複数の共振回路にカスケード接続される、請求項21に記載のシステム。
  26. 広帯域フィルタ内に統合される、請求項21に記載のシステム。
  27. 少なくとも1つの半導体ダイ内に統合される、請求項21に記載のシステム。
  28. セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、通信デバイス、携帯情報端末(PDA)、固定ロケーションデータユニット、およびコンピュータからなる群から選択されるデバイス内に統合される、請求項21に記載のシステム。
  29. 共振回路を形成する方法であって、
    第1の構成の第1の圧電共振器を形成するためのステップと、
    第2の構成の第2の圧電共振器を形成するためのステップであって、前記第1および前記第2の圧電共振器の出力が、同一入力に対して180度の位相差を有する、形成するためのステップと、
    前記第1の圧電共振器を前記第2の圧電共振器に結合するためのステップと
    を含む、方法。
  30. 前記第1の構成が、接地に結合された第1の下部と、交互の入力ポートおよび出力ポートに結合された第1の上部とを備え、
    前記第2の構成が、交互の入力ポートおよび接地に結合された第2の上部と、交互の出力ポートおよび接地に結合された第2の下部とを備える、請求項29に記載の方法。
  31. 前記第1の圧電共振器と前記第2の圧電共振器とを結合するためのステップが、前記第1の圧電共振器と前記第2の圧電共振器とを電気的に並列に結合するためのステップを含む、請求項29に記載の方法。
  32. 前記第1の圧電共振器の第1の横寸法によって前記第1の圧電共振器の共振周波数を制御するためのステップと、前記第2の圧電共振器の第2の横寸法によって前記第2の圧電共振器の前記共振周波数を制御するためのステップとを含む、請求項29に記載の方法。
  33. 前記第1の構成および前記第2の構成の交互配置で、前記第1の圧電共振器および前記第2の圧電共振器と並列に、前記第1の構成の1つまたは複数の圧電共振器と前記第2の構成の1つまたは複数の圧電共振器とを結合するためのステップをさらに備える、請求項29に記載の方法。
  34. 前記共振回路を1つまたは複数の個別の共振回路とカスケード接続するためのステップをさらに含む、請求項29に記載の方法。
  35. 前記共振回路を広帯域フィルタ内に統合するためのステップをさらに含む、請求項29に記載の方法。
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