JP2015231966A - 化粧料組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】近年では、ノニオン界面活性剤を配合した水性タイプのクレンジング化粧料が提案されている。しかし、これらは使用感が優れているもののクレンジング力が弱いものやクレンジング力が高くても刺激性が高く肌の弱い人には使用できない問題があった。本発明は、水性タイプの透明クレンジング化粧料において、メイクアップ汚れに対してなじみやすく、汚れ浮きがはやく、かつクレンジング力に優れ、刺激性の少ない化粧料を提供することを目的とする。【解決手段】平均重合度が12〜100であるポリグリセリン1モルに対して、炭素数が6〜12の中鎖脂肪酸3.5〜12モルがエステル結合したポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルを含有することで上記課題を解決する。【選択図】なし

Description

平均重合度が12〜100であるポリグリセリン1モルに対して、炭素数が6〜12の中鎖脂肪酸3.5〜12モルがエステル結合したポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルを含有することを特徴とする化粧料組成物に関するものであり、更に詳しくは、水性透明クレンジング化粧料として利用できる化粧料組成物に関するものである。
化粧品分野において、化粧落としのためのクレンジング化粧料は、形状的にクリーム状、乳液状、液状のものがあり、又、タイプ別には、エマルションタイプ、オイルタイプ、水性タイプがあって、それぞれ使用性に応じて利用されている。
油中水型乳化物であるクレンジングクリームやオイルジェルは、連続相が油でありメイクとのなじみがよくクレンジング性に優れているが、拭き取り後又は洗い流した後でも油性成分が残存しベタツキ感が生じ、再度、洗顔剤で洗浄しなければならないといった問題があった。
また、オイルを全く含まないか微量に配合した水性タイプのものは、クレンジングの油性感が少なく使用感に優れており、一定の需要がある。近年では、ノニオン界面活性剤を配合した水性タイプのクレンジング化粧料が提案されている。(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)しかし、これらは使用感が優れているもののクレンジング力が弱いという問題があった。
特開2011−037782号公報 特開2011−126805号公報
エマルションタイプ、オイルタイプのクレンジング化粧料は、メイクなじみがよくクレンジング性に優れているが、拭き取り後又は洗い流した後でも油性成分が残存しベタツキ感が生じ、再度、洗顔剤で洗浄しなければならないといった問題があった。また、オイルを全く含まないか微量に配合した水性タイプのものは、クレンジングの油性感が少なく使用感に優れており、一定の需要がある。近年では、ノニオン界面活性剤を配合した水性タイプのクレンジング化粧料が提案されている。しかし、これらは使用感が優れているもののクレンジング力が弱いものや刺激性が強いという問題があった。本発明は、水性タイプの透明クレンジング化粧料において、メイクアップ汚れに対してなじみやすく、汚れ浮きがはやく、かつクレンジング力に優れ、刺激性が低い化粧料を提供することを目的とする。
本発明者らは、特定のポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルを水性タイプのクレンジングに配合する事で、メイクアップ汚れに対してなじみやすく、汚れ浮きがはやく、クレンジング力に優れ、かつ刺激性の低く使用性が優れた水性透明クレンジング化粧料組成物等の提供を可能にした。
即ち、本発明は、平均重合度が12〜100であるポリグリセリン1モルに対して、炭素数が6〜12の中鎖脂肪酸3.5〜12モルがエステル結合したポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルを含有することを特徴とする水性透明クレンジング化粧料に関するものであり、更に詳しくは、クレンジング用化粧料として利用できる水性透明クレンジング化粧料に関するものである。
本発明は、メイクアップ汚れに対するなじみ、汚れ浮き、クレンジング力に優れ、水性タイプのクレンジング化粧料等に利用可能である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において使用するポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルは、特定の平均重合度を有するポリグリセリンと特定の炭素数を有する中鎖脂肪酸がエステル結合したポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルを含有するものである。
中鎖脂肪酸の炭素数は、低温安定性、クレンジング力の観点から6〜12であり、クレンジング力の観点から好ましくは8〜10である。炭素数5以下や炭素数13以上の脂肪酸は低温安定性やクレンジング力が悪くなる。これらは、単一鎖長の脂肪酸が利用できるほか、この範囲で2種以上の鎖長の脂肪酸が混合していても良い。なお、炭素数13以上の脂肪酸の混在も許容されるが、本特許の目的を達成するためには、炭素数6〜12の脂肪酸が全脂肪酸の70%以上であることが望ましい。
また、ポリグリセリンの平均重合度は、水溶性の観点から12〜100であり、油性成分へのなじみの観点から15〜50が好ましく、20〜30がより好ましい。平均重合度が12未満のポリグリセリンでは、親水性が低くなり水溶性が悪くなる。
ポリグリセリンの平均重合度の算出方法は、特に限定されないが、例えば、水酸基価から算出する方法、ガスクロマトグラフィー、液体クロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、ガスクロマトグラフ質量分析法又は液体クロマトグラフ質量分析法等からポリグリセリンの組成を決定し、平均重合度を算出する方法などが挙げられる。本明細において、後述の実施例での平均重合度は、以下の式に基づいて、水酸基価より決定しているが、この算出方法に限定されるものではない。
OHV=56110(n+2)/(74n+18)
OHV:ポリグリセリンの水酸基価
n:ポリグリセリンの平均重合度
本発明に使用されるポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルは、水への溶解性とクレンジング力の観点から1.0モルのポリグリセリンと3.5〜12.0モルの中鎖脂肪酸とがエステル結合したポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルであり、1.0モルのポリグリセリンと4.0〜11.0モルの中鎖脂肪酸とがエステル結合したポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルが好ましく、1.0モルのポリグリセリンと5.0〜10.0モルの中鎖脂肪酸とがエステル結合したポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルがより好ましい。1.0モルのポリグリセリンと3.5モル未満の中鎖脂肪酸とをエステル結合したポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルでは、クレンジング力が悪く刺激性が高くなり、1.0モルのポリグリセリンと12.0モルを超える中鎖脂肪酸とがエステル結合したポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルでは、親水性が低下し、水への溶解性が悪くなるため、使用感が悪いものとなってしまう。
ポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルの製造方法は、特に限定されない。例えば、ポリグリセリンと中鎖脂肪酸とを常法によりエステル化することによる方法がある。ポリグリセリンと中鎖脂肪酸を、酸触媒(リン酸、p−トルエンスルホン酸等)もしくはアルカリ触媒(苛性ソーダ等)存在下、又は無触媒で水を除去しながら、好ましくは100〜300℃、より好ましくは120〜260℃の範囲で加熱することにより行うことができる。また、反応は不活性ガスの存在下で行ってもよい。このようにして得られたエステルは目的に応じて精製しても良い。精製には減圧下での蒸留、分子蒸留、水蒸気蒸留といった蒸留技術の他、有機溶剤による抽出、分画や合成吸着剤、ゲル濾過剤を充填したカラムによるクロマト分離も利用できる。なお、中鎖脂肪酸のかわりに、中鎖脂肪酸のエステルを用い、ポリグリセリンとエステル交換を行うことにより、目的のポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルを得ても良い。
ポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルは、液状又はペースト状を呈する。
これらポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルは、1種もしくは2種以上用いることができ、その含有量は、水溶性とクレンジング力の観点から化粧料組成物に対して0.01〜30重量%であり、0.1〜20重量%が好ましく、1〜10重量%がより好ましく、ポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルの含有量が0.01重量%未満であるとクレンジング力が低下し、30重量%を超えると使用感が悪くなる。
本発明に使用される油剤としては、天然動植物油脂類及び半合成油脂、炭化水素油、エステル油、グリセライド油、シリコーン油、脂溶性ビタミン、高級脂肪酸、高級アルコール、ワックス、動植物や合成の精油成分等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
天然動植物油脂類及び半合成油脂としては、アボガド油、アマニ油、アーモンド油、オリーブ油、小麦胚芽油、ゴマ油、米胚芽油、米糠油、サフラワー油、大豆油、月見草油、トウモロコシ油、菜種油、馬脂、パーム油、パーム核油、ヒマシ油、ヒマワリ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、ヤシ油、硬化ヤシ油、落花生油、ラノリン等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
炭化水素油としては、スクワラン、スクワレン、流動パラフィン、ワセリン等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
エステル油としては、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、イソステアリン酸イソステアリル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、2−エチルヘキサン酸セチル、ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸セチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、コハク酸2−エチルヘキシル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、乳酸セチル、乳酸テトラデシル、ミリスチン酸イソプリピル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、オレイン酸フィトステリル、リンゴ酸ジイソステアリル、パラメトキシケイ皮酸エステル、テトラロジン酸ペンタエリスリット等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
グリセライド油としては、トリイソステアリン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリテトラデカン酸グリセリル、ジパラメトキシケイ皮酸・モノイソオクチル酸グリセリル、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
シリコーン油としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、オクタメチルシクロペンタシロキサン、デカメチルシクロヘキサシロキサン、ステアロキシシリコーン等の高級アルコキシ変成シリコーン、アルキル変成シリコーン、高級脂肪酸エステル変性シリコーン等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
脂溶性ビタミンとしては、トコフェロールやその誘導体、レチノールやその誘導体等が挙げられる。
これら油剤の含有量は、使用感の観点から化粧料組成物に対して0〜10重量%が好ましい。油剤の含有量が10重量%を超えると使用感が悪くなる。
本発明における透明とは、分光光度計を用い、光路長1.0cmの石英セルを用い、650nmにて測定した透過率が、50%以上であるものを表す。
化粧料としては、水性透明クレンジング化粧料組成物において本発明の組成物の効果が顕著に発揮される。
本発明の水性透明クレンジング化粧料組成物は、メイクや顔面皮脂などによる油脂の除去に優れている観点から、メイクアップ除去剤やフェイスマッサージ剤として好適に用いられる。また、本発明の水性とは、外相が水性成分であるものである。
本発明の水性透明クレンジング化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲であれば、通常化粧料に用いられる成分を適宜、その用途、目的に応じて配合することができる。例えば、界面活性剤、水性ゲル化剤、油性ゲル化剤、多価アルコール類、エタノール、紫外線吸収剤、粉体、抗酸化剤、防腐剤、香料、着色剤、キレート剤、清涼剤、増粘剤、植物抽出液、ビタミン類、中和剤、保湿剤、抗炎症剤、pH調整剤、アミノ酸等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
界面活性剤としては、ポリグリセリン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、アルキルグリコシド、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。
具体的には、(カプリル/カプリン酸)ポリオキシエチレン(6)グリセリル、(カプリル/カプリン酸)ポリオキシエチレン(8)グリセリル、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノオレエート、トリオレイン酸ポリグリセリル(5)、ジイソステアリン酸ポリグリセリル(10)、モノラウリン酸ポリグリセリル(10)、ポリグリセリン(4)ラウリルエーテル、イソステアリン酸ポリグリセリル(2)ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(6)、ポリオキシエチレンソルビットテトラオレエート(40)ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(5)、ポリオキシエチレンヒマシ油(20)、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(5)グリセリル、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(6)グリセリル、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(8)グリセリル、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(10)グリセリル、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(20)グリセリル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン(20)グリセリル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレン(30)グリセリル、トリオレイン酸ポリオキシエチレン(20)グリセリル、トリオレイン酸ポリオキシエチレン(30)グリセリル、ステアリン酸ポリオキシエチレン(5)グリセリル、トリステアリン酸ポリオキシエチレン(20)グリセリル、ポリオキシエチレン(5)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(7)セチルエーテル、ポリオキシエチレン(6)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(8)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(10)オレイルエーテルポリオキシエチレン(12)オレイルエーテル、ポリオキシエチレン(6)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(8)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(7)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ヘキシルデシルエーテル、ポリオキシエチレン(5)イソステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(10)イソステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(10)オクチルドデシルエーテル、ポリオキシエチレン(10)ペンタデシルエーテル、ポリオキシエチレン(10)ベヘニルエーテル、ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油、ヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレン(7)グリセリル、ラウリル硫酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸カリウム等が挙げることができるが、これに限定されるものではない。
本発明の水性透明クレンジング化粧料の調製方法は、特に限定されない。例えば、70℃で全成分を溶解した後、室温まで冷却する方法により調製ができる。
以下、本発明の態様を実施例によりさらに記載し、開示する。この実施例は、単なる本発明の例示であり、何ら限定を意味するものではない。
実施例1〜29及び比較例1〜13
表1、表2及び表3に示す成分を表に示す組成で70℃において加熱溶解した後、攪拌を行いながら室温まで冷却して、水性透明クレンジング化粧料を100g製造した。
得られた水性透明クレンジング化粧料を用い、下記の評価基準に基づき評価した。評価は10名のパネラーの評価を平均した。
その結果を表1、表2及び表3に示す。
Figure 2015231966
Figure 2015231966
Figure 2015231966
<外観性状>
調製した組成物の外観は、分光光度計を用い、光路長1.0cmの石英セルを用い、650nmにて透過率を測定した。
(透過率)
80以上 : ◎
50%以上80%未満 : ○
50%未満 : ×
<メイクなじみ>
アイライナー(ウォータープルーフタイプ)を前腕に塗布し、10分間放置した後、塗布した部分に調製した組成物を0.1g塗布し、10秒マッサージした。アイライナーへのなじみ具合を目視により観察した結果を、以下の評価基準に従って評価した。
(評価基準)
◎:よくなじむ
○:なじむ
△:あまりなじまない
×:全くなじまない
<メイク浮き>
アイライナー(ウォータープルーフタイプ)を前腕に塗布し、10分間放置した後、塗布した部分に調製した組成物を0.1g塗布し、10秒マッサージした。アイライナーの浮き具合を目視により観察した結果を、以下の評価基準に従って評価した。
(評価基準)
◎:よく浮く
○:浮く
△:あまり浮かない
×:全く浮かない
<クレンジング力の評価>
アイライナー(ウォータープルーフタイプ)を前腕に塗布し、10分間放置した後、塗布した部分に調製した組成物を0.1g塗布した後、コットンを用いて拭き取った。アイライナーの落ち具合を目視により観察した結果を以下の評価基準に従って評価した。
(評価基準)
◎:良く落ちた
○:落ちた
△:あまり落ちない
×:全く落ちない
<刺激性の評価>
調製した組成物0.1gをパネラーのまぶたに塗布した際の刺激性を以下の評価基準に従って評価した。
(評価基準)
◎:全く刺激無し
○:わずかに刺激あり
△:少し刺激あり
×:刺激あり
外観性状、メイクなじみ、メイク浮き、クレンジング力、刺激性を総合的に判断し、10段階で評価を行った。
1(悪)〜10(良)
表1〜表3の結果より実施例の化粧料組成物は、外観の透明性、メイクなじみ、メイク落ちが良好なものであった。
一方、比較例の化粧料組成物は、外観の透明性、メイクなじみ、メイク落ちのいずれかが悪いものであった。
本発明のポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルを含有する化粧料組成物は、透明性、メイクなじみ、メイク落ちに優れており、水性タイプのクレンジング化粧料に好適に用いられるものであり、産業上貢献大である。

Claims (3)

  1. 平均重合度が12〜100であるポリグリセリン1モルに対して、炭素数が6〜12の中鎖脂肪酸3.5〜12モルがエステル結合したポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルを含有することを特徴とする水性透明クレンジング化粧料組成物。
  2. 油性成分を0〜10重量%含有することを特徴とする請求項1記載の水性透明クレンジング化粧料組成物。
  3. ポリグリセリン中鎖脂肪酸エステルを0.01〜30重量%含有する請求項1又は2記載の水性透明クレンジング化粧料組成物。
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