JP2015230449A - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 フォーカシングに際しての画界変化が少なく、かつ全ズーム範囲にわたり高い光学性能が容易に得られるズームレンズを得ること。
【解決手段】 物体側から像側へ順に、第1レンズ群、第2レンズ群、中間レンズ群、後レンズ群から構成され、第1レンズ群はフォーカシングのためには不動の負の屈折力の第11部分群、無限遠物体から近距離物体にフォーカシングする際に像面側に移動する正の屈折力の第12部分群、フォーカシングのためには不動の正の屈折力の第13部分群より構成され、広角端における全系の焦点距離fw、第1レンズ群の焦点距離f1、第12部分群の焦点距離f12を各々適切に設定すること。
【選択図】 図1

Description

本発明はズームレンズに関し、例えばビデオカメラ、電子スチルカメラ、テレビカメラ、監視カメラ等のように固体撮像素子を用いた撮像装置、或いは銀塩フィルムを用いたカメラ等の撮像装置の撮像光学系として好適なものである。
近年、撮像装置に用いられる撮像光学系には全系が小型で、高ズーム比でしかも高い光学性能を有したズームレンズであることが要求されている。このうち、テレビカメラ等の撮像装置に使用されるズームレンズは、フォーカシングに際して画界変化(横倍率の変化)があると大変見苦しいため、フォーカシングによって画界変化が少ないこと等も要望されている。従来、テレビカメラに用いられているズームレンズとして、最も物体側に正の屈折力のレンズ群が配置されたポジティブリード型で、フォーカシングに際しての画界変化を軽減したズームレンズが知られている(特許文献1,2)。
特許文献1,2には物体側から像面側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群,負の屈折力の第2レンズ群,正又は負の屈折力の第3レンズ群,正の屈折力の第4レンズ群より構成されズーミングに際して第2,第3レンズ群が移動するズームレンズが開示されている。そして特許文献1,2では、第1レンズ群を物体側から像面側へ順に負の屈折力の第1部分群、正の屈折力の第2部分群、正の屈折力の第3部分群より構成し、第2部分群を移動させてフォーカシングを行うインナーフォーカス方式を用いている。このような構成をとることによって、フォーカシングによって生ずる画界変化を軽減している。
特公昭59−4686号公報 特開平6−242378号公報
テレビカメラやビデオカメラ等の撮像装置に用いられるズームレンズには、全系が小型であること、全ズーム範囲にわたり高画質(高解像力)が得られること、フォーカシングに際して画界変化が少ないこと等が要望されている。これらの要望を満足するズームレンズを得るには、ズーミングに際して移動させるレンズ群や、フォーカシングに際して移動させる部分群等を適切に構成することが重要になってくる。
例えば前述したポジティブリード型のズームレンズにおいて、広角端を望遠化すると、第1レンズ群の焦点距離が長くなり、全系の小型化を図りつつ、フォーカシングに伴う画界変化の抑制を実現することが困難となる。全系の小型化を図りつつ、フォーカシングに伴う画界変化の抑制を実現するには、第1レンズ群のレンズ構成および第1レンズ群の近軸屈折力配置等を適切に設定することが重要になってくる。
本発明は、フォーカシングに際しての画界変化が少なく、かつ全ズーム範囲にわたり高い光学性能が得られるズームレンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側から像面側へ順に、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングに際して移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングに際して移動するレンズ群を1つ以上有する中間レンズ群、ズーミングのためには不動の正の屈折力の後レンズ群から構成されるズームレンズであって、
前記第1レンズ群はフォーカシングのためには不動の負の屈折力の第11部分群、無限遠物体から近距離物体にフォーカシングする際に像面側に移動する正の屈折力の第12部分群、フォーカシングのためには不動の正の屈折力の第13部分群より構成され、広角端における前記ズームレンズの焦点距離をfw、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第12部分群の焦点距離をf12とするとき、
0.5<f12/f1<2.0
0.5<f1/fw<5.0
なる条件式を満たすことを特徴としている。
本発明によれば、フォーカシングに際しての画界変化が少なく、かつ全ズーム範囲にわたり高い光学性能が得られるズームレンズが得られる。
本発明の実施例1の広角端におけるレンズ断面図 (A),(B),(C) 本発明の実施例1の各ズーム位置における収差図 本発明の実施例2の広角端におけるレンズ断面図 (A),(B),(C) 本発明の実施例2の各ズーム位置における収差図 本発明の実施例3の広角端におけるレンズ断面図 (A),(B),(C) 本発明の実施例3の各ズーム位置における収差図 本発明の実施例4の広角端におけるレンズ断面図 (A),(B),(C) 本発明の実施例4の各ズーム位置における収差図 本発明の実施例5の広角端におけるレンズ断面図 (A),(B),(C) 本発明の実施例5の各ズーム位置における収差図 本発明の実施例6の広角端におけるレンズ断面図 (A),(B),(C) 本発明の実施例6の各ズーム位置における収差図 (A),(B) 本発明のズームレンズにおける光路図 本発明のズームレンズにおける光路図 (A),(B) 本発明のズームレンズにおける光路図 (A),(B) 本発明のズームレンズにおける光路図 (A),(B) 本発明のズームレンズにおける光路図 本発明の撮像装置の要部概略図
以下に、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
本発明のズームレンズは物体側から像面側へ順に、次のとおりである。ズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングに際して移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングに際して移動するレンズ群を1つ以上有する中間レンズ群、ズーミングのためには不動の正の屈折力の後レンズ群から構成されている。そして第1レンズ群はフォーカシングのためには不動の負の屈折力の第11部分群、無限遠物体から近距離物体にフォーカシングする際に像面側に移動する正の屈折力の第12部分群、フォーカシングのためには不動の正の屈折力の第13部分群より構成されている。
図1は本発明の実施例1のズームレンズの広角端で無限遠物体にフォーカス(合焦)しているときのレンズ断面図である。図2(A),(B),(C)は、実施例1の無限遠物体にフォーカスしているときのそれぞれ広角端、焦点距離118.30mm、望遠端における縦収差図である。但し、焦点距離の値は、後述する数値実施例をmm単位で表したときの値である。これは以下の各実施例において、全て同じである。実施例1はズーム比2.86、広角端における半画角(撮影半画角)12.52度、望遠端における半画角4.45度のズームレンズである。
図3は本発明の実施例2のズームレンズの広角端で無限遠物体にフォーカスしているときのレンズ断面図である。図4(A),(B),(C)は、実施例2の無限遠物体にフォーカスしているときのそれぞれ広角端、焦点距離84.50mm、望遠端における縦収差図である。実施例2はズーム比2.86、広角端における半画角(撮影半画角)17.28度、望遠端における半画角6.21度のズームレンズである。
図5は本発明の実施例3のズームレンズの広角端で無限遠物体にフォーカスしているときのレンズ断面図である。図6(A),(B),(C)は、実施例3の無限遠物体にフォーカスしているときのそれぞれ広角端、焦点距離135.20mm、望遠端における縦収差図である。実施例3はズーム比2.86、広角端における半画角(撮影半画角)11.00度、望遠端における半画角3.89度のズームレンズである。
図7は本発明の実施例4のズームレンズの広角端で無限遠物体にフォーカスしているときのレンズ断面図である。図8(A),(B),(C)は、実施例4の無限遠物体にフォーカスしているときのそれぞれ広角端、焦点距離118.09mm、望遠端における縦収差図である。実施例4はズーム比2.86、広角端における半画角(撮影半画角)12.52度、望遠端における半画角4.45度のズームレンズである。
図9は本発明の実施例5のズームレンズの広角端で無限遠物体にフォーカスしているときのレンズ断面図である。図10(A)、(B)、(C)は、実施例5の無限遠物体にフォーカスしているときのそれぞれ広角端、焦点距離140.00mm、望遠端における縦収差図である。実施例5はズーム比4.00、広角端における半画角(撮影半画角)12.52度、望遠端における半画角3.18度のズームレンズである。
図11は本発明の実施例6のズームレンズの広角端で無限遠にフォーカスしているときのレンズ断面図である。図12(A),(B),(C)は、実施例6の無限遠物体にフォーカスしているときのそれぞれ広角端、焦点距離118.32mm、望遠端における縦収差図である。実施例6はズーム比2.86、広角端における半画角(撮影半画角)12.52度、望遠端における半画角4.45度のズームレンズである。
図13(A),(B)は第3レンズ群が負の屈折力であるときのズームレンズのそれぞれ広角端、望遠端における軸上近軸光線と瞳近軸光線の光路図である。図14は第3レンズ群が正の屈折力であるときのズームレンズの広角端における開口絞りより物体側の近軸領域の屈折力配置、および開口絞りから物体側に近軸光線を通した場合の光路図である。図15(A),(B)、図16(A),(B)、図17(A),(B)は、それぞれ本発明の実施例のズームレンズの広角端における第1レンズ群および第2レンズ群の近軸領域の屈折力配置の説明図である。図18は本発明の撮像装置の要部概略図である。
レンズ断面図において、矢印は広角端から望遠端へのズーミングに際しての各レンズ群の移動軌跡を示す。Focusに関する矢印は無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際しての部分群の移動方向を示す。
図1,図3,図5,図7において、U1はズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群である。第1レンズ群U1はフォーカシングに際して移動する部分群が含まれている。U2は広角端(短焦点距離端)から望遠端(長焦点距離端)へのズーミングに際して像面側へ移動する変倍用の負の屈折力の第2レンズ群(バリエーターレンズ群)である。UMは中間レンズ群であり、第2レンズ群U2の変倍に連動して移動し、変倍に伴う像面変動を補正する正の屈折力の第3レンズ群(コンペンセーターレンズ群)U3よりなっている。
実施例1乃至3では第3レンズ群U3は広角端から望遠端へのズーミングに際して像側に凸状の軌跡で移動する。実施例4では第3レンズ群U3は広角端から望遠端へのズーミングに際して物体側へ移動する。SPはズーミングに際して不動の開口絞りであり、第3レンズ群U3の像側に配置されている。URは後レンズ群であり、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第4レンズ群(リレーレンズ群)U4よりなっている。
図9において、U1,U2,UR(U4)は実施例1乃至4と同じである。UMは中間レンズ群であり、第2レンズ群U2の変倍に連動して移動し、変倍に伴う像面変動を補正する負の屈折力の第3レンズ群(コンペンセーターレンズ群)U3よりなっている。第3レンズ群U3は広角端から望遠端へのズーミングに際して物体側に凸状の軌跡で移動する。
図11において、U1,U2は実施例1と同じである。UMは中間レンズ群であり、広角端(短焦点距離端)から望遠端(長焦点距離端)へのズーミングに際して変倍作用又は変倍に伴う像面変動の補正の少なくとも一方を行う正の屈折力の第3レンズ群U3と正の屈折力の第4レンズ群U4よりなっている。URは後レンズ群であり、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第5レンズ群(リレーレンズ群)よりなっている。
各レンズ断面図において、IPは像面であり、固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当している。各実施例においてレンズ群又は部分群とはフォーカシング又はズーミングの少なくとも一方に際して変化するレンズ間隔によって分けられる1つ以上のレンズを含む集合体をいう。
収差図において、球面収差はe線(実線)とg線(点線)によって表されている。非点収差はe線のメリディオナル像面(ΔM)(点線)とe線のサジタル像面(ΔS)(実線)によって表されている。倍率色収差はg線によって表されている。FnoはFナンバー、ωは半画角(度)である。すべての収差図において、球面収差は0.4mm、非点収差は0.4mm、歪曲は5%、倍率色収差は0.05mmのスケールで描かれている。尚、広角端と望遠端は変倍用の第2レンズ群U2が機構上光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
次に、実施例1の各レンズ群のレンズ構成について説明する。以下、各レンズ群のレンズは物体側より像面側へ順に配置されているものとする。第11部分群U11は正レンズ、2つの負レンズで構成されている。第12部分群U12は負レンズと正レンズを接合した接合レンズで構成されている。第13部分群U13は正レンズ、負レンズ、正レンズで構成されている。
第2レンズ群U2は負レンズと正レンズを接合した接合レンズ、2つの負レンズで構成されている。第3レンズ群U3は正レンズ、正レンズと負レンズを接合した接合レンズで構成されている。第4レンズ群U4は2つの正レンズ、正レンズと負レンズを接合した接合レンズ、2つの正レンズで構成されている。実施例2において各レンズ群のレンズ構成は実施例1と同じである。
実施例3において第11部分群U11、第12部分群U12、第13部分群U13、第3レンズ群U3、第4レンズ群U4のレンズ構成は実施例1と同じである。実施例3では第2レンズ群U2が正レンズと負レンズを接合した接合レンズ、負レンズで構成されている。
実施例4において第11部分群U11、第12部分群U12、第13部分群U13、第2レンズ群U2、第3レンズ群U3のレンズ構成は実施例1と同じである。実施例4では第4レンズ群U4が負レンズと正レンズを接合した接合レンズ、2つの正レンズ、負レンズと正レンズを接合した接合レンズで構成されている。
実施例5において第11部分群U11、第12部分群U12、第13部分群U13、第2レンズ群U2のレンズ構成は実施例1と同じである。実施例5では第3レンズ群U3が負レンズと正レンズを接合した接合レンズより構成されている。また第4レンズ群U4が2つの正レンズ、正レンズと負レンズを接合した接合レンズ、正レンズ、負レンズと正レンズを接合した接合レンズ、負レンズ、2つの正レンズ、負レンズで構成されている。
実施例6において第11部分群U11、第12部分群U12、第13部分群U13、第2レンズ群U2のレンズ構成は実施例1と同じである。実施例6では第3レンズ群U3が負レンズと正レンズを接合した接合レンズより構成されている。また第4レンズ群U4が1つの正レンズより構成されている。第5レンズ群U5が2つの正レンズ、正レンズと負レンズを接合した接合レンズ、2つの正レンズで構成されている。
本発明のズームレンズは物体側から像面側へ順に、次のとおりである。ズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群U1、ズーミングに際して移動する負の屈折力の第2レンズ群U2、ズーミングに際して移動するレンズ群を1つ以上有する中間レンズ群UM、ズーミングのためには不動の正の屈折力の後レンズ群URを有している。
第1レンズ群U1は物体側から像面側へ順に、次のとおりである。フォーカシングのためには不動の負の屈折力の第11部分群U11、無限遠物体から近距離物体にフォーカシングする際に像側に移動する正の屈折力の第12部分群U12、フォーカシングのためには不動の正の屈折力の第13部分群U13より構成されている。広角端における全系の焦点距離をfw、第1レンズ群U1の焦点距離をf1、第12部分群U12の焦点距離をf12とする。このとき、
0.5<f12/f1<2.0
0.5<f1/fw<5.0
なる条件式を満たしている。
図13(A),(B)は第3レンズ群U3が負の屈折力である実施例5に相当するズームレンズの広角端と望遠端で無限遠物体にフォーカスしているときの軸上近軸光線及び瞳近軸光線の光路図である。広角端と望遠端における全系の焦点距離をそれぞれfw、ftとする。
図13(A),(B)において第1レンズ群U1乃至第4レンズ群U4の軸上近軸光線の広角端における入射高を各々h1w〜h4wとする。また望遠端における入射高を各々h1t〜h4tとする。瞳近軸光線の広角端における入射高を各々H1w〜H4wとする。望遠端における入射高を各々H1t〜H4tとする。第1レンズ群U1乃至第4レンズ群U4の屈折力を各々Φ1〜Φ4とする。
広角端における第1レンズ群U1と第2レンズ群U2の主点間隔をL1w、広角端における第2レンズ群U2と第3レンズ群U3の主点間隔をL2w、広角端における第3レンズ群U3と第4レンズ群U4の主点間隔をL3wとする。望遠端における第1レンズ群U1と第2レンズ群U2の主点間隔をL1t、望遠端における第2レンズ群U2と第3レンズ群U3の主点間隔をL2t、望遠端における第3レンズ群U3と第4レンズ群U4の主点間隔をL3tとする。
図14乃至図17においてΦ11は第11部分群U11の屈折力(焦点距離の逆数)である。Φ12(Φ12’)は第12部分群U12の屈折力である。Φ13(Φ13’)は第13部分群U13の屈折力である。
e11(e11’)は第11部分群U11と第12部分群U12の主点間隔である。e12(e12’)は第12部分群U12と第13部分群U13の主点間隔である。e13w(e13w’)は第13部分群U13と第2レンズ群U2の主点間隔である。L1w’は第1レンズ群U1と第2レンズ群U2の主点間隔である。f1’は第1レンズ群U1の焦点距離である。
図13に示すように無限遠物体にフォーカスしているときの軸上近軸光線は、焦点距離fw=1に規格化し、光軸と平行に入射高h1w=1で光学系に入射させた近軸光線である。瞳近軸光線は、焦点距離fw=1に規格化し、撮像面の最大像高に入射する光線の内、光学系の入射瞳と光軸との交点を通過する近軸光線である。物体は光学系の左側にあるものとし、物体側から光学系に入射する光線は左から右へ進むものとする。
広角端における近軸領域の屈折力配置とフォーカシングに伴う画界(撮影画角)の変化の関係について、図14を用いて説明する。図14は第3レンズ群U3が正の屈折力である実施例1乃至4に相当するズームレンズの広角端における開口絞りSPより物体側の近軸領域の屈折力配置、および開口絞りSPから物体側に近軸光線を通した場合の光路図である。
図14は光線の進行状態が便宜上実線の光線の進行方向と逆となって示している。図14に示すように、開口絞りSPから物体側に通した瞳近軸光線は、第3レンズ群U3、第2レンズ群U2、第13部分群U13、第12部分群U12、第11部分群U11を経る。そして第11部分群U11から像側に距離Lobjにある被写体位置Sobjの像高Yに至る。フォーカシングに伴う画界変化を抑制するには、フォーカシングのために第12部分群U12が移動した際の被写体位置Sobjにおける瞳近軸光線の半画界の変化量Δyを抑制することが必要である。ここで、広角端の近軸領域にける第12部分群U12への瞳近軸光線の入射角を、
第11部分群U11の屈折力をΦ11、第12部分群U12の屈折力をΦ12とする。被写体位置Sobjにフォーカシングするときの第12部分群U12に対する虚物点Aから第12部分群U12までの距離aと第12部分群U12から結像位置の虚像点Cまでの距離cとの差をδとする。無限遠物体から被写体位置Sobjにフォーカシングする際の第12部分群U12の移動量をΔxとする。無限遠物体から被写体位置Sobjにフォーカシングする際の被写体位置Sobjにおける半画界の変化量Δyは概ね、
で表される。無限遠物体にフォーカシングするときの広角端における第11部分群U11の瞳近軸光線の入射高をH11w、入射角を
とするとき、被写体位置Sobjにおける半画界yは
で表される。従って、無限遠物体から被写体位置Sobjにフォーカシングする際の被写体位置Sobjにおける画界の変化率γは概ね、
で表される。フォーカシングに伴う半画界の変化量Δyを抑制するには、特に第1レンズ群U1のレンズ構成および近軸配置を適切に設定する必要がある。特に、移動量Δxを小さくすることが重要である。尚、図13に示すような第3レンズ群U3が負の屈折力を有する場合や、第13部分群U13から開口絞りSPまでが4群以上で構成される場合も同様に考えることができる。
条件式(1)は、第1レンズ群U1と第12部分群U12の焦点距離の比を規定している。条件式(1)を満たすことで、全系の小型化および広角端でのフォーカシングに伴う画界変化(撮影画界の変化)を軽減するとともに、諸収差を良好に補正している。無限遠物体から近距離物体にフォーカシングする際のフォーカシングに際して移動する第12ブ部群U12の移動量Δxは、第12部分群U12の焦点距離が長くなるに伴い増加する。このため、フォーカシングに伴う画界変化を軽減するためには、第12部分群U12の焦点距離を短くする必要がある。
条件式(1)の上限を超えると、第12部分群U12の屈折力が不足するため、フォーカシングするときにおける第12部分群の移動量Δxが大きくなり、ズームレンズの小型化およびフォーカシングに伴う画界変化の軽減が困難になる。条件式(1)の下限を超えて、第12部分群U12の屈折力が第1レンズ群U1の屈折力に対して強くなりすぎると、フォーカシングに伴う収差変動の補正が困難となる。更に好ましくは、条件式(1)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.9<f12/f1 <1.8 ・・・(1a)
条件式(2)は、広角端における全系の焦点距離と第1レンズ群U1の焦点距離の比を規定している。条件式(2)を満たすことで、ズームレンズの望遠化を容易に達成するとともに、全系の小型化を図りつつ諸収差を良好に補正している。
条件式(2)の上限を超えると、第1レンズ群U1の焦点距離が増大し、第1レンズ群U1の有効径やレンズ全長が大きくなり、全系の小型化が困難となる。条件式(2)の下限を超えると、第1レンズ群U1の焦点距離が短すぎて、ズームレンズの望遠化が不利になるとともに、望遠端において球面収差、軸上色収差等の補正が困難となる。更に好ましくは、条件式(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.4<f1/fw<2.1 ・・・(2a)
以上のように構成することにより望遠化を図りつつ、全系が小型でフォーカシングに伴う広角端における画界変化を軽減したズームレンズを達成している。
各実施例において更に好ましくは次の条件式のうち1以上を満足するのが良い。第11部分群U11の焦点距離をf11とする。第13部分群U13の焦点距離をf13とする。第2レンズ群U2の焦点距離をf2とする。第3レンズ群U3の焦点距離をf3とする。第1レンズ群U1の光軸上の厚さをDL1、無限遠物体にフォーカスしているときの第11部分群U11と第12部分群U12の主点間隔をe11、無限遠物体にフォーカスしているときの第12部分群U12と第13部分群U13の主点間隔をe12とする。
第2レンズ群U2の光軸上の厚さをDL2、無限遠物体にフォーカスしているときの第1レンズ群U1の像側のレンズ面頂点から第1レンズ群の像側主点位置までの距離をOk_1とする。第2レンズ群U2の物体側のレンズ面頂点から前記第2レンズ群の物体側主点位置までの距離をO1_2とする。第1レンズ群U1の最も物体側の正レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR1、正レンズの像側のレンズ面の曲率半径をR2とする。無限遠物体にフォーカスしているときの広角端における第3レンズ群U3の横倍率をβ3wとする。
このとき次の条件式のうち1以上を満足するのが良い。
−2.5<f11/f1<−0.5 ・・・(3)
−1.5<f12/f11<−0.5 ・・・(4)
0.3<f13/f1<1.5 ・・・(5)
−0.3<e11/DL1<0.4 ・・・(6)
0.05<e12/DL1<0.60 ・・・(7)
−0.5<Ok_1/DL1<0.2 ・・・(8)
0.1<O1_2/DL2<0.8 ・・・(9)
−11.0<(R1+R2)/(R1−R2)<−2.0 ・・・(10)
0.2<|f2/f3|<0.8 ・・・(11)
−1.40<1/β3w<2.10 ・・・(12)
次に各実施例の技術的意味について説明する。条件式(3)は第1レンズ群U1と第11部分群U11の焦点距離の比を規定している。条件式(3)を満たすことで、ズームレンズの望遠化および全系の小型化を図りつつ諸収差を良好に補正している。条件式(3)の下限を超えると、第11部分群U11の負の焦点距離が長くなり(負の焦点距離の絶対値が大きくなり)、第11部分群U11の有効径やレンズ全長が大きくなり、全系の小型化が困難となる。
条件式(3)の上限を超えると、第11部分群U11の負の焦点距離が短すぎて(負の焦点距離の絶対値が小さくなり)、ズームレンズの望遠化が不利であるとともに、広角端において歪曲、非点収差や、望遠端において球面収差等の補正が困難となる。更に好ましくは、条件式(3)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−1.5<f11/f1<−1.0 ・・・(3a)
条件式(4)は第11部分群U11と第12部分群U12の焦点距離の比を規定している。条件式(5)は第1レンズ群U1と第13部分群U13の焦点距離の比を規定している。条件式(4),条件式(5)を満たすことで、ズームレンズの望遠化および全系の小型化を図りつつ、広角端においてフォーカシングに伴う画界変化を軽減し、かつ諸収差を良好に補正している。
各実施例においてズームレンズの望遠化を図り、かつ第1レンズ群U1の小型化を図るためには、次のように構成する必要がある。第1レンズ群U1の焦点距離f1と第1レンズ群U1と第2レンズ群U2の広角端における主点間隔L1wを短く維持した上で、第1レンズ群U1の光軸上の厚さを短縮することが必要となる。
具体的には、第12部分群U12および第13部分群U13の屈折力を強くし、第1レンズ群U1の像側主点をより物体側に配置することが必要となる。それにより、図15(A),(B)で示しているように、広角端において第13部分群U13と第2レンズ群U2の主点間隔e13wを短縮することで第1レンズ群U1の光軸上の厚さを短縮することができる。
更に、無限遠物体から近距離物体にフォーカシングする際の第12部分群U12の移動量Δxは、第12部分群U12の焦点距離f12が長くなるに伴い増加する。一方で、図14に示すように、第12部分群U12U12への瞳近軸光線の入射角
は第13部分群U13の焦点距離f13が長くなるに伴い増加する。したがって、数1より、フォーカシングに伴う画界変化を軽減するためには、第12部分群U12の焦点距離f12および第13部分群U13の焦点距離f13を短くする必要がある。
条件式(4)の上限を超えて、第12部分群U12の正の屈折力が第11部分群U11の負の屈折力(負の屈折力の絶対値)に対して強くなると(負の焦点距離の絶対値が大きくなると)、フォーカシングに伴う収差変動の補正が困難となる。更に、第11部分群U11の負の焦点距離が増大し(負の焦点距離の絶対値が大きくなり)、第11部分群U11の有効径やレンズ厚が大きくなるためズームレンズの小型化が困難となる。
条件式(4)の下限を超えて、第12部分群U12の屈折力が不足すると、ズームレンズの小型化およびフォーカシングに伴う画界変化の軽減が困難になる。更に、第11部分群U11の負の屈折力(負の屈折力の絶対値)が第12部分群U12の屈折力の絶対値に対して強くなり(大きくなり)、第13部分群U13の小型化が困難になるとともに、望遠端において球面収差、軸上色収差等の補正が困難となる。
条件式(5)の上限を超えると、第13部分群U13の正の屈折力が不足するため第12部分群U12への瞳近軸光線の入射角
の抑制が困難となり、フォーカシングに伴う画界変化の軽減が困難になる。更に、第13部分群U13の屈折力が第1レンズ群U1の屈折力に対して弱くなり、第11部分群U11や第12部分群U12の有効径を小さくするのが困難となり、ズームレンズの小型化が困難になる。
条件式(5)の下限を超えると、第13部分群U13の正の屈折力が強くなるため、望遠端における球面収差、軸上色収差等の補正が困難となる。更に好ましくは、条件式(4)および条件式(5)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−1.4<f12/f11<−0.8 ・・・(4a)
0.8<f13/f1<1.1 ・・・(5a)
条件式(6)は第1レンズ群U1の光軸上の厚さDL1と無限遠物体にフォーカスしているときの第11部分群U11と第12部分群U12の主点間隔e11を規定している。条件式(7)は厚さDL1に対する第12部分群U12と第13部分群U13の主点間隔e12の比を規定している。条件式(6),(7)を満たすことで、ズームレンズの小型化を図るとともに、諸収差を良好に補正している。ここで、主点間隔がe離れている第a群と第b群の合成屈折力Φabは
で表される。第a群と第b群の屈折力の符号が異符号の場合、数4より明らかなように、第a群と第b群の間隔eを狭くした上で、第a群と第b群の合成屈折力Φabを維持するには、第a群および第b群の屈折力Φa、Φbを強くする必要がある。
条件式(6)の上限を超えて、無限遠物体にフォーカスしているときの第11部分群U11と第12部分群U12の主点間隔が大きくなると、ズームレンズの小型化が困難になる。条件式(6)の下限を超えて、無限遠物体にフォーカスしているときの第11部分群U11と第12部分群U12の主点間隔が小さくなると、それに伴い第11部分群U11および第12部分群U12の屈折力が強くなる。この結果、広角端において歪曲収差、非点収差、そしてフォーカシングに伴う収差変動の補正が困難となる。
条件式(7)の上限を超えて、無限遠物体にフォーカスしているときの第12部分群U12と第13部分群U13の主点間隔が大きくなると、ズームレンズの小型化が困難になる。条件式(7)の下限を超えて、無限遠物体にフォーカスしているときの第12部分群U12と第13部分群U13の主点間隔が小さくなると、それに伴い第12部分群U12の正の屈折力および第13部分群U13の正の屈折力が強くなる。この結果、フォーカシングに伴う収差変動や、望遠端において球面収差、軸上色収差等の補正が困難となる。更に好ましくは、条件式(6),(7)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−0.1<e11/DL1<0.2 ・・・(6a)
0.2<e12/DL1<0.4 ・・・(7a)
条件式(8)は、第1レンズ群U1の光軸上の厚さDL1に対する第1レンズ群U1の像側のレンズ面頂点から無限遠物体にフォーカスしているときの第1レンズ群U1の像側主点位置までの距離Ok_1の比を規定している。条件式(9)は、第2レンズ群U2の光軸上の厚さDL2に対する第2レンズ群U2の物体側のレンズ面頂点から第2レンズ群U2の物体側主点位置までの距離O1_2の比を規定している。条件式(8),(9)を満たすことで、ズームレンズの小型化を図りつつ、諸収差を良好に補正している。
条件式(8)の上限を超えて、第1レンズ群U1と第2レンズ群U2の実間隔が大きくなると、ズームレンズの小型化が困難になる。条件式(8)の下限を超えて、第1レンズ群U1の像側主点位置が過度に物体側に位置すると第13部分群U13内の各レンズの屈折力が強くなり、全系の小型化が困難になる。更に望遠端において球面収差、軸上色収差等の補正が困難となる。
条件式(9)の上限を超えて、第2レンズ群U2の物体側主点位置が過度に像側に位置すると第2レンズ群U2内の各レンズの屈折力が強くなり、変倍に伴う収差変動が大きくなり、全ズーム領域で良好な光学性能を得るのが困難となる。条件式(9)の下限を超えて、第1レンズ群U1と第2レンズ群U2の実間隔が大きくなると、ズームレンズの小型化が困難になる。更に好ましくは、条件式(8),(9)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−0.30<Ok_1/DL1<−0.05 ・・・(8a)
0.4<O1_2/DL2<0.7 ・・・(9a)
第11部分群U11(第1レンズ群U1)は最も物体側に正の屈折力のレンズを配置するのが良い。これによれば、全系の小型化を図りつつ、フォーカシングに伴う画界変化を軽減するのが容易となる。
ここで、第11部分群U11のレンズ構成を適切に設定することで、全系の小型化を図りつつ、フォーカシングに伴う画界変化を軽減することができることを、図16(A),(B)を用いて説明する。
数4より明らかなように、第11部分群U11と第12部分群U12の合成屈折力Φ11_12を維持した上で、第12部分群U12の屈折力Φ12を強くするには、第11部分群U11と第12部分群U12の主点間隔e11を狭くすればよい。無限遠物体から近距離物体にフォーカシングする際の第12部分群U12の移動量Δxは、第12部分群U12の屈折力を弱くするに伴い増加する。
従って、フォーカシングに伴う画界変化を軽減するためには、図16(A)に対して図16(B)で示しているように第12部分群U12の屈折力を強くするとともに、第11部分群U11と第12部分群U12の主点間隔e11を狭くすることが必要になる。第11部分群U11と第12部分群U12の間でレンズ干渉を起こさずに第11部分群U11と第12部分群U12の主点間隔e11を狭くするには、第11部分群U11のレンズ構成を工夫して第11部分群U11の像側主点をより像面側へ設定すればよい。
具体的には、第11部分群U11は最も物体側に正の屈折力のレンズを配置することで、負の屈折力の第11部分群U11の像側主点を効果的に像側に設定することができる。
条件式(10)は第11部分群U11の最も物体側の正レンズG1のレンズ形状を規定している。条件式(10)を満たすことで、全系の小型化を図りつつ、フォーカシングに伴う画界変化を軽減するとともに、広角端において軸外収差、特に歪曲を良好に補正している。第11部分群U11の最も物体側の正レンズG1の屈折力が弱くなると、第11部分群U11の像側主点を像側に設定しにくくなり、第12部分群U12の正の屈折力が不足するため、フォーカシングに伴う画界変化の軽減が困難になる。
一方、三次収差論では、歪曲の収差係数Vは軸上近軸光線の入射高hの1乗、瞳近軸光線の入射高Hの3乗に比例する。図13(A)に示すように広角端における瞳近軸光線の入射高Hwは、第11部分群U11の中でも最も物体側のレンズで高くなる。このため、広角端において歪曲を良好に補正するためには、第11部分群U11の最も物体側の正レンズG1のレンズ形状を適切に設定する必要がある。
ここで、正レンズG1の物体側のレンズ面をR1面、像側の面をR2面と定義する。正レンズG1のR1面の凸面の曲率半径が大きくなると、R1面への入射角度が小さくなり、同じく瞳近軸光線の入射高Hwが高い第11部分群U11の負レンズの凹面で発生する樽型の歪曲を打ち消すことが困難となる。その結果、広角端において樽型の歪曲を補正することが困難となる。
条件式(10)の上限を超えると、正レンズG1の形状はR1面の凸面の曲率半径が小さく、R2面の凹面の曲率半径が大きくなる。したがって、R1面とR2面の曲率半径の差が大きくなるため、正レンズG1の正の屈折力が強くなり、広角端において軸外収差の補正が困難となる。条件式(10)の下限を超えると、正レンズG1の形状はR1面の凸面とR2面の凹面の曲率半径の差が小さくなる。したがって、第11部分群U11の物体側主点を像側に位置することが困難となり、正レンズG1のレンズ径やレンズ厚が増大し、第11部分群U11の小型化が困難になる。
更に、第12部分群U12の正の屈折力が不足するため、第1レンズ群U1の小型化とフォーカシングに伴う画界変化の軽減が困難になる。更に好ましくは、条件式(10)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−9.5<(R1+R2)/(R1−R2)<−4.5 ・・・(10a)
第13部分群U13および第2レンズ群U2の最も物体側に正の屈折力のレンズを有するのが良い。これによれば、ズームレンズの望遠化と全系の小型化が容易になる。ここで、第1レンズ群U1、第2レンズ群U2のレンズ構成を適切に設定し、ズームレンズの望遠化と全系の小型化を図るのが容易になることを、図17(A),(B)を用いて説明する。
第1レンズ群U1の焦点距離f1を適切に長くすることで、全系の焦点距離を長くし、ズームレンズの望遠化を達成できる。しかし、第1レンズ群U1と第2レンズ群U2の主点間隔L1が広がり、第1レンズ群U1と第2レンズ群U2の実間隔が広くなると全系の小型化が困難になる。
したがって、第1レンズ群U1および第2レンズ群U2内のレンズ構成を工夫することで、第1レンズ群U1の像側主点をより物体側へ、第2レンズ群U2の物体側主点をより像面側へ設定する。そして第1レンズ群U1と第2レンズ群U2の主点間隔L1が広がっても第1レンズ群U1と第2レンズ群U2の実間隔を維持することが全系の小型化の達成には重要である。
図17(A)に対し図17(B)で示しているように、第1レンズ群U1の像側主点を効果的に物体側に設定するには、正の屈折力の第13部分群U13の像側主点をより物体側に設定すればよい。具体的には、第13部分群U13の最も物体側に正の屈折力のレンズを配置すると効果的である。同様に図17(A)に対し図17(B)で示しているように、第2レンズ群U2の物体側主点をより像側に設定するには、第2レンズ群U2の最も物体側に正の屈折力のレンズを配置すると効果的である。
条件式(11)は第2レンズ群U2の焦点距離と第3レンズ群U3の焦点距離の比を規定している。条件式(11)を満たすことで、高ズーム比を図りつつ全系の小型化を達成するとともに、諸収差を良好に補正している。条件式(11)の下限を超えて、第2レンズ群U2の負の屈折力が強くなると(負の屈折力の絶対値が大きくなると)、変倍に伴う収差変動が大きくなり、ズーム全域で良好な光学性能を得ることが困難となる。
条件式(11)の下限を超えて、第2レンズ群U2の負の屈折力が弱くなると(負の屈折力の絶対値が小さくなると)、変倍に伴う第2レンズ群U2の移動量が大きくなり、高ズーム比を図りつつ、全系の小型化が困難となる。更に好ましくは、条件式(11)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.3<|f2/f3|<0.7 ・・・(11a)
条件式(12)は無限遠物体より光束が入射する際の広角端における第3レンズ群U3の横倍率β3wの逆数を規定している。条件式(12)を満たすことで、第3レンズ群U3からの射出光束が略アフォーカルとなるため、第4レンズ群U4の構成レンズ枚数を少なくして、全系の小型化を図るのが容易となる。条件式(12)の上限を超えると、第3レンズ群U3からの射出光束の発散が強くなり、第4レンズ群U4に強い正の屈折力のレンズ群が必要となるため、第4レンズ群U4の構成レンズ枚数が多くなるため全系の小型化が困難になる。
条件式(12)の下限を超えると、第3レンズ群U3からの射出光束の収斂が強くなる。第3レンズ群U3からの射出光束を強い収斂光束にするには、第3レンズ群U3の屈折力を強くする必要があり、第3レンズ群U3の構成レンズ枚数が増えるため、第3レンズ群U3の小型化が困難になる。更に好ましくは、条件式(12)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
−1.30<1/β3w<2.00 ・・・(12a)
以上のように各実施例によれば、望遠型のズームレンズでありながら、全系が小型軽量であり、また広角端でのフォーカシングに伴う画界変化が軽減され、広角端から望遠端までの全ズーム範囲において高い光学性能を有するズームレンズが得られる。特にズーム比3〜4、広角端の撮影画角22度〜35度、望遠端の撮影画角6度〜12度程度の全ズーム範囲にわたり高い光学性能を有したズームレンズが得られる。

図18を用いて、各数値実施例のズームレンズを撮像光学系として用いた撮像装置(テレビカメラシステム)の概要を説明する。図18は本発明の撮像装置の要部概略図である。図18において101は数値実施例1〜6のいずれか1つのズームレンズである。124はカメラである。ズームレンズ101はカメラ124に対して着脱可能になっている。125はカメラ124にズームレンズ101を装着することにより構成される撮像装置である。
ズームレンズ101は第1レンズ群F、変倍レンズ群LZ、結像用のレンズ群Rを有している。第1レンズ群Fはフォーカス用のレンズ群が含まれている。変倍レンズ群LZは変倍の為に光軸上を移動するレンズ群と、変倍に伴う像面変動を補正する為に光軸上を移動するレンズ群が含まれている。SPは開口絞りである。
114、115は、各々第1レンズ群F、変倍レンズ群LZを光軸方向に駆動するヘリコイドやカム等の駆動機構である。116〜118は駆動機構114、115及び開口絞りSPを電動駆動するモータ(駆動手段)である。119〜121は、第1レンズ群F、変倍レンズ群LZの光軸上の位置や、開口絞りSPの絞り径を検出する為のエンコーダやポテンショメータ、あるいはフォトセンサ等の検出器である。
カメラ124において、109はカメラ124内の光学フィルタや色分解プリズムに相当するガラスブロック、110はズームレンズ101によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。また、111、122はカメラ124及びズームレンズ本体101の各種の駆動を制御するCPUである。 このように本発明のズームレンズをテレビカメラに適用することにより、高い光学性能を有する撮像装置を実現している。

以下に本発明の実施例1〜6に対応する数値実施例1〜6を示す。各数値実施例において、iは物体側からの面の順序を示し、rは物体側より第i番目の面の曲率半径、dは物体側より第i番目と第i+1番目の間隔、ndとνdは第i番目の光学部材の屈折率とアッベ数である。
焦点距離、Fナンバー、画角(度)はそれぞれ無限遠物体に焦点を合わせたときを示している。BFはバックフォーカスであり、最終レンズ面から像面までの距離で示している。また、各レンズ群データは、各レンズ群の焦点距離、光軸上の長さ(レンズ構成長)、前側主点位置、後側主点位置を表わしている。また、各光学面の間隔dが(可変)となっている部分は、ズーミングに際して変化するものであり、別表に焦点距離に応じた面間隔を記している。
以下に、数値実施例1乃至6のレンズデータに基づくパラメータと、各条件式の計算結果を表1に示す。また表2に数1乃至数3の対応値を示す。数値実施例1乃至6は条件式(1)乃至(12)の何れの条件式も満足しており、望遠型のズームレンズでありながら、全系が小型軽量であり、また広角端でのフォーカシングに伴う画界変化が軽減され、全ズーム範囲において高い光学性能を達成している。
数値実施例1乃至6では第11部分群U11および第13部分群U13は最も物体側に正レンズを有しており、ズームレンズの望遠化、全系の小型化および広角端でのフォーカシングに伴う画界変化の軽減を達成している。数値実施例3では第2レンズ群U2の最も物体側に正レンズを有し、特にズームレンズの望遠化と小型化を図っている。
<数値実施例1>
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 65.731 5.19 1.80809 22.8 72.71
2 83.968 7.33 71.27
3 704.156 2.50 1.83481 42.7 71.13
4 165.923 4.67 69.59
5 -888.639 2.50 1.75500 52.3 69.53
6 132.829 3.25 69.22
7 209.414 2.50 1.72825 28.5 70.01
8 141.033 10.72 1.61800 63.3 70.53
9 -151.912 25.91 70.89
10 115.369 7.17 1.49700 81.5 70.48
11 1793.566 0.20 70.04
12 69.076 2.85 1.84666 23.8 67.37
13 45.198 0.67 62.86
14 45.926 12.16 1.62041 60.3 63.01
15 212.268 (可変) 62.06
16 -1599.963 1.20 1.78800 47.4 36.80
17 70.927 5.13 1.80809 22.8 35.62
18 -117.197 0.20 35.12
19 -237.198 1.20 1.72916 54.7 34.26
20 48.117 6.43 32.23
21 -42.722 1.20 1.72916 54.7 32.09
22 -4056.747 (可変) 32.95
23 130.535 4.36 1.58913 61.1 33.85
24 -83.901 0.20 34.02
25 -1055.517 4.70 1.49700 81.5 33.91
26 -44.706 1.20 1.83400 37.2 33.86
27 -108.537 (可変) 34.25
28(絞り) ∞ 0.80 33.71
29 37.266 5.42 1.60300 65.4 33.52
30 107.500 6.96 32.47
31 48.486 7.63 1.61800 63.3 28.93
32 -75.152 1.37 26.77
33 -60.745 5.97 1.80809 22.8 25.18
34 -36.498 1.50 1.74950 35.3 23.15
35 26.068 15.13 22.24
36 1870.109 4.70 1.58913 61.1 28.24
37 -97.266 8.20 29.26
38 42.606 4.51 1.71736 29.5 32.73
39 76.521 32.16
像面 ∞
各種データ
ズーム比 2.86
広角 中間 望遠
焦点距離 70.00 118.30 200.00
Fナンバー 2.80 2.80 2.80
半画角(度) 12.52 7.49 4.45
像高 15.55 15.55 15.55
レンズ全長 277.01 277.01 277.01
BF 44.72 44.72 44.72

d15 7.79 30.11 42.72
d22 40.59 25.71 1.50
d27 8.28 0.83 12.43

入射瞳位置 152.20 233.98 315.02
射出瞳位置 -74.11 -74.11 -74.11
前側主点位置 180.96 234.51 178.40
後側主点位置 -25.28 -73.58 -155.28

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 -148.20 22.20 28.76 8.72
2 7 149.43 13.22 4.75 -3.43
3 10 117.48 23.05 -0.77 -15.04
4 16 -33.80 15.37 8.19 -3.08
5 23 90.00 10.46 2.14 -4.66
6 28 ∞ 0.00 0.00 0.00
7 29 102.10 61.40 21.31 -45.89

フォーカシング可変間隔 至近(像面より1.0m)
d6 27.66
d9 1.50
<数値実施例2>
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 64.274 5.27 1.80809 22.8 69.05
2 81.175 5.27 67.33
3 242.967 2.50 1.83481 42.7 67.18
4 93.798 7.54 64.79
5 -359.037 2.50 1.75500 52.3 64.76
6 203.945 10.00 64.78
7 328.182 2.50 1.72825 28.5 67.10
8 175.701 11.22 1.61800 63.3 67.33
9 -140.192 21.91 67.67
10 110.171 6.31 1.49700 81.5 62.61
11 2073.561 0.20 62.00
12 69.193 2.85 1.84666 23.8 59.13
13 45.925 0.37 56.05
14 46.366 10.62 1.62041 60.3 56.13
15 466.509 (可変) 55.34
16 -395.605 1.20 1.78800 47.4 33.32
17 70.612 4.65 1.80809 22.8 32.37
18 -104.174 0.20 31.94
19 -291.056 1.20 1.72916 54.7 31.08
20 49.270 5.43 29.50
21 -42.009 1.20 1.72916 54.7 29.37
22 485.661 (可変) 30.07
23 -296.265 3.14 1.58913 61.1 32.47
24 -124.705 0.20 33.11
25 109.107 6.64 1.49700 81.5 33.77
26 -40.176 1.20 1.83400 37.2 33.87
27 -67.949 (可変) 34.46
28(絞り) ∞ 1.00 34.07
29 41.097 5.75 1.60300 65.4 33.91
30 152.446 3.95 32.85
31 42.062 8.00 1.60300 65.4 30.27
32 -97.079 1.24 27.92
33 -78.904 6.08 1.80809 22.8 26.49
34 -40.954 1.50 1.74950 35.3 24.21
35 25.428 13.86 22.08
36 7006.852 4.98 1.58913 61.1 27.01
37 -102.195 4.84 28.08
38 83.526 4.33 1.64769 33.8 29.95
39 2084.296 29.99
像面 ∞
各種データ
ズーム比 2.86
広角 中間 望遠
焦点距離 50.00 84.50 142.86
Fナンバー 2.60 2.60 2.60
半画角(度) 17.28 10.43 6.21
像高 15.55 15.55 15.55
レンズ全長 269.04 269.04 269.04
BF 43.98 43.98 43.98

d15 2.61 25.71 38.83
d22 41.61 28.74 7.55
d27 11.19 0.96 9.04

入射瞳位置 113.72 173.74 232.30
射出瞳位置 -60.09 -60.09 -60.09
前側主点位置 139.70 189.63 179.07
後側主点位置 -6.02 -40.52 -98.87

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 -129.83 23.07 25.61 5.12
2 7 167.99 13.72 6.07 -2.39
3 10 97.27 20.35 1.11 -11.63
4 16 -31.90 13.88 7.35 -2.65
5 23 90.00 11.18 4.76 -2.57
6 28 ∞ 0.00 0.00 -0.00
7 29 94.45 54.53 14.29 -41.85

フォーカシング可変間隔 至近(像面より1.0m)
d6 29.52
d9 2.39
<数値実施例3>
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 61.594 5.85 1.80518 25.4 71.72
2 78.568 8.28 69.95
3 656.502 2.50 1.80610 40.9 69.53
4 166.439 4.48 68.41
5 -1446.069 2.50 1.72916 54.7 68.38
6 109.746 4.02 68.29
7 196.721 2.50 1.72825 28.5 69.09
8 128.300 10.99 1.61800 63.3 69.60
9 -150.306 26.94 69.94
10 184.449 7.04 1.49700 81.5 69.20
11 -2970.795 0.20 68.69
12 65.418 2.85 1.84666 23.8 66.57
13 46.192 1.27 62.70
14 47.384 12.73 1.62041 60.3 63.00
15 153.977 (可変) 61.20
16 -1054.361 4.08 1.92286 18.9 34.42
17 -73.945 1.20 1.72916 54.7 33.87
18 59.349 4.88 32.08
19 -55.461 1.20 1.72916 54.7 32.03
20 902.210 (可変) 32.61
21 701.907 3.42 1.58913 61.1 32.96
22 -184.756 0.20 33.38
23 129.191 7.85 1.49700 81.5 33.72
24 -45.576 1.20 1.83400 37.2 33.79
25 -77.301 (可変) 34.20
26(絞り) ∞ 11.33 33.04
27 40.137 6.18 1.60300 65.4 31.86
28 207.853 1.36 30.59
29 70.860 5.10 1.60300 65.4 29.40
30 -86.607 1.24 28.26
31 -74.364 5.90 1.80809 22.8 26.96
32 -43.668 1.50 1.74950 35.3 25.09
33 31.717 13.19 24.04
34 -1112.710 4.68 1.58913 61.1 27.39
35 -128.894 7.94 28.21
36 97.362 4.75 1.84666 23.8 30.14
37 269.256 29.97
像面 ∞
各種データ
ズーム比 2.86
広角 中間 望遠
焦点距離 80.00 135.20 228.57
Fナンバー 3.20 3.20 3.20
半画角(度) 11.00 6.56 3.89
像高 15.55 15.55 15.55
レンズ全長 307.41 307.41 307.41
BF 59.42 59.42 59.42

d15 11.21 40.12 54.91
d20 44.50 27.82 1.12
d25 12.90 0.66 12.57

入射瞳位置 166.31 266.58 353.59
射出瞳位置 -63.91 -63.91 -63.91
前側主点位置 194.42 253.58 158.58
後側主点位置 -20.58 -75.78 -169.15

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 -149.20 23.61 33.29 11.18
2 7 145.47 13.49 4.76 -3.59
3 10 141.48 24.09 -1.81 -16.74
4 16 -39.60 11.36 5.50 -2.72
5 21 90.00 12.67 4.38 -4.00
6 26 ∞ 0.00 0.00 -0.00
7 27 133.92 51.86 9.12 -39.78

フォーカシング可変間隔 至近(像面より1.0m)
d6 29.46
d9 1.50
<数値実施例4>
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 65.540 6.31 1.80809 22.8 73.15
2 94.797 3.03 71.37
3 152.149 2.50 1.83400 37.2 71.14
4 90.213 7.78 67.84
5 -665.742 2.50 1.83481 42.7 67.79
6 129.755 3.77 67.73
7 185.887 2.50 1.80518 25.4 68.89
8 115.385 10.47 1.61800 63.3 69.24
9 -196.706 28.95 69.57
10 89.259 8.51 1.49700 81.5 71.15
11 711.283 0.20 70.64
12 66.853 2.85 1.84666 23.8 67.75
13 45.442 0.66 63.23
14 46.139 12.52 1.62041 60.3 63.33
15 244.518 (可変) 62.29
16 308.956 1.20 1.77250 49.6 47.89
17 68.337 7.36 1.84666 23.8 45.90
18 -140.010 0.20 45.16
19 -179.496 1.20 1.69680 55.5 44.17
20 45.818 9.36 39.85
21 -46.363 1.20 1.69680 55.5 39.73
22 169.670 (可変) 41.00
23 169.120 7.23 1.58313 59.4 41.51
24 -57.870 0.20 41.94
25 63.553 9.84 1.59201 67.0 41.08
26 -63.282 1.50 1.84666 23.8 40.05
27 -805.517 (可変) 39.26
28(絞り) ∞ 4.71 29.54
29 -35.559 1.20 1.80610 33.3 28.93
30 125.095 2.61 1.92286 18.9 29.98
31 -595.902 4.24 30.24
32 -106.036 4.27 1.59522 67.7 31.18
33 -38.109 8.93 31.75
34 255.536 4.69 1.59522 67.7 30.97
35 -56.163 26.23 31.21
36 -38.043 1.50 1.80610 33.3 27.23
37 -206.415 3.12 1.92286 18.9 28.14
38 -64.120 28.63
像面 ∞
各種データ
ズーム比 2.86
広角 中間 望遠
焦点距離 70.00 118.09 200.00
Fナンバー 2.80 2.80 2.80
半画角(度) 12.52 7.50 4.45
像高 15.55 15.55 15.55
レンズ全長 285.02 285.02 285.02
BF 43.99 43.99 43.99

d15 2.00 12.70 20.78
d22 44.69 23.05 0.99
d27 1.00 11.94 25.92

入射瞳位置 162.88 214.36 315.32
射出瞳位置 -52.66 -52.66 -52.66
前側主点位置 182.18 188.16 101.44
後側主点位置 -26.01 -74.11 -156.01

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 -156.40 22.12 31.70 11.62
2 7 172.58 12.97 3.88 -4.07
3 10 98.77 24.74 0.26 -15.18
4 16 -33.80 20.52 12.76 -2.72
5 23 50.00 18.77 2.98 -8.67
6 28 ∞ 0.00 0.00 -0.00
7 29 609.17 56.78 84.53 51.91

フォーカシング可変間隔 至近(像面より1.0m)
d6 31.23
d9 1.50
<数値実施例5>
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 64.431 6.75 1.80809 22.8 73.68
2 90.638 5.88 72.11
3 251.203 2.50 1.83400 37.2 71.74
4 113.580 7.03 69.89
5 -1173.716 2.50 1.81600 46.6 69.80
6 118.897 4.20 69.63
7 236.710 2.50 1.72825 28.5 70.43
8 153.195 10.40 1.61800 63.3 71.02
9 -154.541 27.74 71.41
10 171.266 6.72 1.49700 81.5 72.01
11 -726.185 0.20 71.75
12 61.167 2.85 1.84666 23.8 68.85
13 45.527 1.37 64.68
14 46.393 12.82 1.49700 81.5 64.97
15 215.962 (可変) 64.08
16 493.240 1.20 1.77250 49.6 33.39
17 38.274 6.62 1.80610 33.3 31.95
18 -97.068 0.20 31.32
19 -187.503 1.20 1.59201 67.0 30.46
20 38.783 5.92 28.17
21 -37.121 1.20 1.69680 55.5 27.97
22 -674.787 (可変) 28.47
23 -82.142 1.80 1.75500 52.3 28.79
24 115.179 2.47 1.84666 23.8 29.85
25 4220.071 (可変) 30.21
26(絞り) ∞ 1.00 30.68
27 117.400 3.72 1.60300 65.4 31.62
28 -112.527 0.20 31.87
29 66.298 4.06 1.60300 65.4 32.20
30 -228.168 0.20 32.01
31 55.954 5.77 1.48749 70.2 31.15
32 -63.408 1.40 2.00069 25.5 30.49
33 76.807 0.20 29.80
34 32.403 7.58 1.62041 60.3 30.05
35 -234.952 18.55 28.92
36 -35.335 0.90 1.88300 40.8 20.64
37 32.456 6.13 1.92286 18.9 21.24
38 -68.831 1.39 21.67
39 -350.265 0.90 1.81600 46.6 21.54
40 24.679 4.01 21.52
41 28.245 5.79 1.51633 64.1 26.22
42 -88.430 8.01 26.46
43 35.489 4.60 1.51823 58.9 27.43
44 -270.201 3.02 27.08
45 -30.567 1.25 2.00069 25.5 26.99
46 -54.568 27.76
像面 ∞
各種データ
ズーム比 4.00
広角 中間 望遠
焦点距離 70.00 140.00 280.00
Fナンバー 3.80 3.80 3.80
半画角(度) 12.52 6.34 3.18
像高 15.55 15.55 15.55
レンズ全長 300.02 300.02 300.02
BF 44.71 44.71 44.71

d15 5.80 36.87 58.83
d22 47.00 11.25 2.73
d25 9.79 14.47 1.03

入射瞳位置 159.06 253.72 340.16
射出瞳位置 -60.50 -60.50 -60.50
前側主点位置 182.48 207.43 -125.00
後側主点位置 -25.29 -95.29 -235.29

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 -152.35 24.65 35.97 12.70
2 7 158.81 12.90 4.85 -3.12
3 10 130.78 23.95 -0.22 -15.99
4 16 -39.00 16.34 10.23 -1.74
5 23 -116.37 4.27 -0.04 -2.40
6 26 ∞ 0.00 0.00 -0.00
7 27 40.60 77.67 -5.08 -64.21

フォーカシング可変間隔 至近(像面より1.0m)
d6 30.43
d9 1.50
<数値実施例6>
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 64.555 6.22 1.80809 22.8 73.36
2 91.018 5.66 71.86
3 319.524 2.50 1.81600 46.6 71.70
4 106.580 6.52 69.16
5 -1317.702 2.50 1.83400 37.2 69.11
6 136.122 3.51 68.55
7 245.747 2.50 1.72825 28.5 69.03
8 154.423 10.76 1.61800 63.3 69.67
9 -132.213 24.35 70.10
10 93.456 8.21 1.49700 81.5 70.06
11 1020.609 0.20 69.54
12 60.068 2.85 1.84666 23.8 66.06
13 41.729 0.42 61.18
14 42.093 11.32 1.62041 60.3 61.25
15 112.416 (可変) 59.94
16 455.929 1.20 1.77250 49.6 37.94
17 57.296 5.92 1.80518 25.4 36.48
18 -116.160 0.20 35.87
19 -168.600 1.20 1.69680 55.5 35.11
20 44.947 6.99 32.54
21 -40.220 1.20 1.69680 55.5 32.38
22 741.329 (可変) 33.26
23 102.569 2.00 1.83400 37.2 34.23
24 46.831 5.46 1.49700 81.5 34.35
25 -241.232 (可変) 34.70
26 96.123 4.36 1.58913 61.1 35.34
27 -136.278 (可変) 35.38
28(絞り) ∞ 3.37 33.56
29 34.945 5.37 1.60300 65.4 32.67
30 140.612 2.00 31.66
31 67.167 4.16 1.61800 63.3 29.96
32 -116.042 1.50 29.11
33 -92.915 6.10 1.80809 22.8 27.42
34 -45.441 1.50 1.74950 35.3 25.12
35 25.415 19.47 22.37
36 55.883 3.64 1.58913 61.1 30.36
37 178.769 11.77 30.45
38 110.498 4.09 1.71736 29.5 32.52
39 1162.452 32.44
像面 ∞
各種データ
ズーム比 2.86
広角 中間 望遠
焦点距離 70.00 118.32 200.00
Fナンバー 2.80 2.80 2.80
半画角(度) 12.52 7.49 4.45
像高 15.55 15.55 15.55
レンズ全長 277.00 277.00 277.00
BF 43.99 43.99 43.99

d15 3.53 26.93 38.04
d22 38.71 23.18 1.50
d25 2.41 3.32 0.20
d27 9.36 0.57 14.26

入射瞳位置 149.95 238.81 317.28
射出瞳位置 -80.20 -80.20 -80.20
前側主点位置 180.50 244.40 195.19
後側主点位置 -26.01 -74.33 -156.01

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 -143.15 23.40 31.32 9.91
2 7 145.89 13.26 5.38 -2.81
3 10 116.17 23.00 -3.99 -17.59
4 16 -33.80 16.71 9.81 -2.60
5 23 332.25 7.46 0.64 -4.13
6 26 95.97 4.36 1.14 -1.62
7 28 ∞ 0.00 0.00 -0.00
8 29 123.19 59.60 28.19 -37.76

フォーカシング可変間隔 至近(像面より1.0m)
d6 26.36
d9 1.50
U1 第1レンズ群U1 U2 第2レンズ群U2 U3 第3レンズ群U3
U4 第4レンズ群U4 U5 第5レンズ群
U11 第11部分群 U12 第12部分群 U13 第13部分群
UM 中間レンズ群 UR 後レンズ群

Claims (13)

  1. 物体側から像面側へ順に、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングに際して移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングに際して移動するレンズ群を1つ以上有する中間レンズ群、ズーミングのためには不動の正の屈折力の後レンズ群から構成されるズームレンズであって、
    前記第1レンズ群はフォーカシングのためには不動の負の屈折力の第11部分群、無限遠物体から近距離物体にフォーカシングする際に像面側に移動する正の屈折力の第12部分群、フォーカシングのためには不動の正の屈折力の第13部分群より構成され、広角端における前記ズームレンズの焦点距離をfw、前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第12部分群の焦点距離をf12とするとき、
    0.5<f12/f1<2.0
    0.5<f1/fw<5.0
    なる条件式を満たすことを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第11部分群の焦点距離をf11とするとき、
    −2.5<f11/f1<−0.5
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第11部分群の焦点距離をf11、前記第13部分群の焦点距離をf13とするとき、
    −1.5<f12/f11<−0.5
    0.3<f13/f1<1.5
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第1レンズ群の光軸上の厚さをDL1、無限遠物体にフォーカスしているときの前記第11部分群と前記第12部分群の主点間隔をe11、無限遠物体にフォーカスしているときの前記第12部分群と前記第13部分群の主点間隔をe12とするとき、
    −0.3<e11/DL1<0.4
    0.05<e12/DL1<0.60
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第1レンズ群の光軸上の厚さをDL1、前記第2レンズ群の光軸上の厚さをDL2、無限遠物体にフォーカスしているときの前記第1レンズ群の像側のレンズ面頂点から前記第1レンズ群の像側主点位置までの距離をOk_1、前記第2レンズ群の物体側のレンズ面頂点から前記第2レンズ群の物体側主点位置までの距離をO1_2とするとき、
    −0.5<Ok_1/DL1<0.2
    0.1<O1_2/DL2<0.8
    を満たすことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 前記第1レンズ群は最も物体側に正レンズを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 前記第1レンズ群の最も物体側の正レンズの物体側のレンズ面の曲率半径をR1、該正レンズの像側のレンズ面の曲率半径をR2とするとき、
    −11.0<(R1+R2)/(R1−R2)<−2.0
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項6に記載のズームレンズ。
  8. 前記第13部分群は最も物体側に正レンズを有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 前記第2レンズ群の最も物体側に正レンズを有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  10. 前記中間レンズ群は正又は負の屈折力の第3レンズ群より構成され、前記後レンズ群は正の屈折力の第4レンズ群より構成されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  11. 前記中間レンズ群は正の屈折力の第3レンズ群と正の屈折力の第4レンズ群より構成され、前記後レンズ群は正の屈折力の第5レンズ群より構成されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  12. 前記第2レンズ群の焦点距離をf2、前記第3レンズ群の焦点距離をf3、無限遠物体にフォーカスしているときの広角端における前記第3レンズ群の横倍率をβ3wとするとき、
    0.2<|f2/f3|<0.8
    −1.40<1/β3w<2.10
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項10又は11に記載のズームレンズ。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載のズームレンズと、
    該ズームレンズによって形成された像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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