JP2013161005A - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高ズーム比で、広角端から望遠端における全ズーム範囲に渡り軸上色収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を有するズームレンズを提供すること。
【解決手段】物体側から順に、変倍中固定の正の第1群、変倍に際して移動する負の第2群、第2群の移動に連動して光軸上を移動する負の第3群、変倍中固定の正の第4群で構成されるズームレンズにおいて、前記第2群の広角端の結像倍率β2w、前記第3群の広角端の結像倍率β3w、望遠端の結像倍率β3t、前記第3群を構成する負レンズのアッベ数ν3naと部分分散比θ3na、第3群を構成する正レンズのアッベ数ν3paと部分分散比θ3paを各々適切に設定した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、特に放送用テレビカメラ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、銀塩写真用カメラ等に好適なものである。
近年、テレビカメラ、銀塩フィルム用カメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置には、大口径比、高ズーム比かつ高い光学性能を有したズームレンズが求められている。大口径比、高ズーム比のズームレンズとして、最も物体側に正の屈折力のレンズ群を配置し、全体として4つのレンズ群により構成されるポジティブリード型の4群ズームレンズが知られている。4群ズームレンズのうち、物体側から像側へ順に、合焦用レンズ群を含む正の屈折力の第1群、変倍用の負の屈折力の第2群、変倍に伴う像面変動を補正する負の屈折力の第3群、結像用の正の屈折力の第4群より構成されるズームレンズが多く開示されている。
このタイプの4群ズームにおいて、例えば、特許文献1ではズーム比18〜21倍程度のズームレンズが開示されている。特許文献2ではズーム比20倍程度で、色収差を良好に補正したズームレンズが開示されている。特許文献3ではズーム比35倍程度のズームレンズが開示されている。
特開2004−109993号公報 特開2009−037036号公報 特開平11−38321号公報
ポジティブリード型の4群ズームレンズは、大口径比、高倍率化が比較的容易である。しかしながら、ズーム比が20x程度の高ズーム比になると、諸収差の変動が多くなり、全ズーム域で高い光学性能を得るのが難しくなる。特に高倍率化を図ったとき、ズーム中間及び望遠側における軸上色収差が増大し、更に2次スペクトルの残存収差が大きくなり、これらを良好に補正するのが困難となる。
そこで、本発明の目的は、高ズーム比で、広角端から望遠端における全ズーム範囲に渡り軸上色収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置は、
1.物体側から順に、変倍中固定の正の第1群、変倍に際して移動する負の第2群、第2群の移動に連動して光軸上を移動する負の第3群、変倍中固定の正の第4群で構成されるズームレンズにおいて、
前記第2群の広角端の結像倍率をβ2w、前記第3群の広角端の結像倍率をβ3w、望遠端の結像倍率をβ3t、前記第3群を構成する負レンズのアッベ数と部分分散比θを各々ν3na、θ3na、第3群を構成する正レンズのアッベ数と部分分散比θを各々ν3pa、θ3paとしたとき、
−7.0×10−3<(θ3na−θ3pa)/(ν3na−ν3pa)<−4.0×10−3・・・(1)
3.0<|1/β2w|<6.0・・・(2)
0.5<|β3t/β3w|<0.9・・・(3)
を満たすことを特徴とする。
本発明によれば、高ズーム比で、広角端から望遠端における全ズーム範囲に渡り軸上色収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を有するズームレンズ及びそれを有する撮像装置を提供することができる。
数値実施例1の広角端における断面図 数値実施例1のf=9.5mmにおける収差図 数値実施例1のf=91.2mmにおける収差図 数値実施例1のf=399mmにおける収差図 数値実施例2の広角端における断面図 数値実施例2のf=11.4mmにおける収差図 数値実施例2のf=91.2mmにおける収差図 数値実施例2のf=410.4mmにおける収差図 数値実施例3の広角端における断面図 数値実施例3のf=7.5mmにおける収差図 数値実施例3のf=45.02mmにおける収差図 数値実施例3のf=202.6mmにおける収差図 2色の色消しと二次スペクトル残存に関する模式図 2色の色消しと二次スペクトル残存に関する模式図 第2群と第3群の移動軌跡を表す模式図 本発明の撮像装置の概略図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[実施例1]
本発明における各請求項について説明する。
請求項1は、第3群の構成やレンズ材料の分散特性、第2群や第3群の結像倍率を規定している。これにより、ズーム中間から望遠側における軸上色収差の2次スペクトルを良好に補正している。条件式(1)は、第3群における軸上色収差の2次スペクトル発生量を増加させ、第1群と第2群によって残存した軸上色収差の2次スペクトルを適切に補正するための条件である。
ここで、本実施例で用いている光学素子(レンズ)の材料のアッベ数と部分分散比は以下の通りである。フラウンフォーファ線のg線(435.8nm)、F線(486.1nm)、d線(587.6nm)、C線(656.3nm)における屈折率をそれぞれNg、NF、Nd、NCとすると、アッベ数νd、g線とF線に関する部分分散比θgFは以下の通りである。
νd=(Nd−1)/(NF−NC)・・・(7)
θgF=(Ng−NF)/(NF−NC)・・・(8)
現存する光学材料は、アッベ数νdに対して部分分散比θgFは狭い範囲に存在する。また、アッベ数νdが小さいほど部分分散比θgFが大きい傾向を持っている。
いま、屈折力φ1、φ2、アッベ数ν1、ν2の2枚のレンズ1、2で構成される薄肉密着系の色収差補正条件は、
φ1/ν1+φ2/ν2=E・・・(9)
で表される。ここで、レンズ1、2の合成屈折力φは、
φ=φ1+φ2・・・(10)
である。(9)式において、E=0を満たすと、色収差においてC線とF線の結像位置が一致する。このとき、φ1、φ2は以下の式で表される。
φ1=φ・ν1/(ν1−ν2)・・・(11)
φ2=φ・ν2/(ν1−ν2・・・(12)
図13のような正レンズ群LPの色消しでは、正レンズ1にアッベ数ν1の大きい材料、負レンズ2にアッベ数ν2の小さい材料を用いる。したがって、正レンズ1は部分分散比θ1が小さく、負レンズ2は部分分散比θ2が大きくなり、C線とF線で色収差を補正するとg線の結像点が像側にずれる。物体距離を無限遠として光束を入射した場合のズレ量を2次スペクトル量Δと定義すると、
Δ=−(1/φ)・(θ1−θ2)/(ν1−ν2・・・(13)
で表される。
一方、図14のような負レンズ群LNの色消しでは、負レンズ1にアッベ数ν1の大きい材料、正レンズ2にアッベ数ν2の小さい材料を用いる。したがって、図14のように、C線とF線で色収差を補正するとg線の結像点が物体側にずれ、2次スペクトル量Δは負となる。この現象は本実施例の4群ズームレンズでは、負の屈折力を持った第2群及び第3群で発生する。ここで、第2群、第3群、第4群の結像倍率をβ2、β3、β4とすると、
Δ=Δa+Δb+Δc+Δd
=Δ1・β2・β3・β4
+Δ2・(β2−1)・β3・β4
+Δ3・(β3−1)・β4
+Δ4・(β4−1)・・・(14)
となる。ただし、Δ1〜Δ4は物体距離を無限遠として光束を入射した場合の各群の2次スペクトル量である。また、Δa〜Δdは、あるズームポジションにおける各群の2次スペクトル発生量を表す。したがって、(14)式における第1項は正、第2項は負、第3項は負となる。
図15に示すように本実施例の4群ズームレンズでは、広角端から望遠端に変倍する際に、第2群は像側に直線的に移動する。一方、第3群は、広角端からズーム中間までは物体側に、それ以降は像側に移動し、望遠端では広角端より像側に位置する。第3群が最も物体側に位置するのは、第2群の結像倍率β2が−1となったときである。
本実施例におけるズーム中間とは、第2群の結像倍率β2が−1となるポジションと定義する。また、第3群の広角端に対するズーム中間の光軸上の位置の差をD1、第3群の広角端に対する望遠端の光軸上の位置の差をD2とする。D1、D2は物体側から像側の向きを正とする。
ここで、第3群の広角端、ズーム中間、望遠端の結像倍率をβ3w、β3m、β3tとすると、
0<β3t<β3w<β3m<1・・・(15)
となる。さらに、広角端、ズーム中間、望遠端における第3群の2次スペクトル発生量をそれぞれΔcw、Δcm、Δctとすると、変倍に伴う第3群の2次スペクトル発生量の関係は、(14)式における第3項より、
Δct<Δcw<Δcm<0・・・(16)
が成り立つ。
いま、広角端、ズーム中間、望遠端の2次スペクトル量をそれぞれΔw、Δm、Δtとする。本実施例に代表される4群ズームレンズにおいて、高倍率化しながら望遠端の2次スペクトル補正を良好とするには、第1群の2次スペクトル量Δ1の絶対値が小さく、第2群の2次スペクトル量Δ2の絶対値が大きくなるように、光学材料を選択するのが好ましい。上記のように光学材料を選択すると、各ズームポジションにおける2次スペクトル量の関係は
Δm<Δw<Δt・・・(17)
となる傾向がある。このような4群ズームレンズにおいて、第3群における2次スペクトル量Δ3の絶対値を増大させることで、ズーム中間及び望遠端の2次スペクトルを効果的に補正することが可能となる。
条件式(1)は以上の点を考慮して、第3群を構成する正レンズと負レンズの材料のアッベ数と部分分散比の関係を設定したものである。
条件式(1)の上限を超えると、第3群による2次スペクトルの補正効果が不足してしまい、ズーム中間及び望遠端における軸上色収差を良好に補正することが困難となる。
条件式(1)の下限を超えると、第3群を構成する各レンズの曲率が強くなり、諸収差を良好に補正することが困難となる。
条件式(2)は、広角端における第2群の結像倍率の条件を規定したものである。
条件式(2)の上限を超えると、広角端から望遠端まで変倍する際に、第2群の光軸上の移動量が増加し、小型化が困難となる。
条件式(2)の下限を超えると、図15におけるD1が小さくなる。つまり、第3群の広角端の結像倍率β3wとズーム中間の結像倍率β3mの差が小さいため、ΔcwとΔcmの差が小さくなり、ズーム中間における2次スペクトルの補正効果が不足してしまう。
さらに好ましくは条件式(2)は次の如く設定するのが良い。
4.0<|1/β2w|<5.8・・・(2a)
条件式(3)は、広角端と望遠端における第3群の結像倍率の比を規定したものである。
条件式(3)の上限を超えると、図15におけるD2が小さくなる。つまり、第3群の広角端の結像倍率β3wと望遠端の結像倍率β3tの差が小さいため、ΔcwとΔctの差が小さくなり、望遠端における2次スペクトルの補正効果が不足してしまう。
条件式(3)の下限を超えると、図15におけるD2が大きく、広角端から望遠端まで変倍する際に、第3群の光軸上の移動量が増加し、小型化が困難となる。
さらに好ましくは条件式(3)は次の如く設定するのが良い。
0.52<|β3t/β3w|<0.67・・・(3a)
さらに好ましくは、以下の請求項のうち少なくとも1つ以上を満足すると良い。
2.前記第1群の焦点距離をf1、前記第2群の焦点距離をf2、前記第3群の焦点距離をf3としたとき、
2<|f1/f3|<2.8・・・(4)
0.2<|f2/f3|<0.5・・・(5)を満たすことを特徴とする。
3.前記第4群は群内に大きな空気間隔を隔てて正の第41群と正の第42群から構成され、前記第41群を構成する正レンズのアッベ数と部分分散比θの平均値をν4pa、θ4pa、負レンズのアッベ数と部分分散比θの平均値をν4na、θ4naとしたとき、
−3.0×10−3<(θ4na−θ4pa)/(ν4na−ν4pa)<−1.6×10−3・・・(6)
を満たすことを特徴とする。
4.前記第3群が1枚の凹レンズと一枚の凸レンズの接合レンズで構成されることを特徴とする。
5.請求項1〜4記載のいずれか1項のズームレンズと前記ズームレンズによって形成された像を受光する固体撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
請求項2は各群の屈折力の関係を規定している。
条件式(4)は、第1群、第3群の焦点距離の比を規定することにより、高い光学性能と小型化を両立するための条件である。
条件式(4)の上限を超えると、第3群の焦点距離が小さくなりすぎ、小型化には有利であるが、変倍に伴う収差変動が増大する。
条件式(4)の下限を超えると、光学性能には有利であるが、変倍による第3群の光軸上の移動量が増大し、小型化が困難となる。
条件式(5)は、第2群、第3群の焦点距離の比を規定している。
条件式(5)の上限及び下限を超えると、変倍に伴う収差変動が増大する。
請求項3は、第4群の構成やレンズ材料の分散特性を規定している。
条件式(6)の上限及び下限を超えると、全ズーム範囲において軸上色収差の2次スペクトルの補正が過剰あるいは不足となり、軸上色収差を良好に補正することが困難となる。
図1は本発明の実施例1(数値実施例1)であるズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図2、図3、図4は、数値実施例1の広角端、焦点距離91.2mm、望遠端における縦収差図である。各収差図は7.0mの物体距離にフォーカスしている状態でのものである。ただし、焦点距離の値は、後述する数値実施例をmm単位で表したときの値である。これは以下の数値実施例においても、全て同じである。
図1において、物体側から順に、合焦用の正の屈折力の第1群(フォーカスレンズ群)U1を有している。さらに、広角端から望遠端への変倍に際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力の第2群(バリエータ)U2を有している。さらに、第2群U2の移動に連動して光軸上を非直線的に移動し、変倍に伴う像面変動を補正する負の屈折力の第3群(コンペンセータ)U3を有している。さらに、変倍に際して不動の結像作用をする正の屈折力の第4群(リレーレンズ群)U4を有している。
第2群U2と第3群U3とで変倍系を構成している。SPは開口絞りであり、第3群U3の像側に配置されている。第4群U4は群内に大きな空気間隔で隔てられる正の屈折力を有する第41群U41と正の屈折率を有する第42群U42で構成される。Pは色分解光学系や光学フィルタであり、ガラスブロックとして示している。IPは像面であり、固体撮像素子の撮像面に相当する。
収差図において、球面収差はe線(実線)、g線(2点鎖線)、C線(1点鎖線)、F線(点線)を示している。非点収差はe線のメリディオナル像面(meri)(点線)とサジタル像面(Sagi)(実線)を示している。倍率色収差はg線(2点鎖線)とC線(1点鎖線)、F線(点線)によって表している。FnoはFナンバー、ωは半画角を表す。
すべての収差図において、球面収差は0.4mm、非点収差は0.4mm、歪曲は5%、倍率色収差は0.05mmのスケールで描かれている。なお、以下の各実施例において広角端と望遠端は、変倍用の第2群U2が機構上光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置を指す。
次に、本実施例における第3群U3について説明する。第3群U3は第17面から第19面に対応する。第3群U3は、物体側から順に、両凹レンズG1と物体側に凸のメニスカス凸レンズG2で構成される。なお、G1とG2は接合されている。
また、本実施例のズームレンズは、物体側から像側へ順に、第1群U1は像側に凹のメニスカス凹レンズ、2つの両凸レンズ、物体側に凸のメニスカス凸レンズの合わせて4つのレンズより構成されている。なお、本実施例のズームレンズは、合焦する際に第1群全体が光軸上を移動する。第2群U2は像側に凹のメニスカス凹レンズ、像側に凸のメニスカス凸レンズと両凹レンズとを接合した接合レンズ、両凸レンズと両凹レンズとを接合した接合レンズの合わせて5つのレンズより構成されている。第4群U4は凸レンズと凹レンズを含む計10個のレンズより成っている。
本実施例の各条件式対応値を表1に示す。本実施例はいずれの条件式も満足しており、42倍の高倍率化を達成しながら、広角端から望遠端における全ズーム範囲に渡り軸上色収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を達成している。
図16は各実施例のズームレンズを撮影光学系として用いた撮像装置(テレビカメラシステ)の概略図である。図16において101は実施例1〜3のいずれかのズームレンズである。124はカメラである。ズームレンズ101はカメラ124に対して着脱可能となっている。125はカメラ124にズームレンズ101を装着することで構成される撮像装置である。
ズームレンズ101は第1群F、変倍部LZ、結像用の第4群Rを有している。第1群Fは合焦用レンズ群が含まれている。変倍部LZは変倍のために光軸上を移動する第2群と、変倍に伴う像面変動を補正するために光軸上を移動する第3群が含まれている。
SPは開口絞りである。第4群Rは光路中より挿抜可能なレンズユニットIEを有している。レンズユニットIEはズームレンズ101の全系の焦点距離範囲を変移している。114、115は各々第1群F、変倍部LZを光軸方向に駆動するヘリコイドやカム等の駆動機構である。116〜118は駆動機構114、115および開口絞りSPを電動駆動するモータ(駆動手段)である。119〜121は、第1群Fや変倍部LZの光軸上の位置や、開口絞りSPの絞り径を検出するためのエンコーダやポテンショメータ、あるいはフォトセンサ等の検出器である。
カメラ124において、109はカメラ124内の光学フィルタや色分解光学系に相当するガラスブロック、110はズームレンズ101によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。
また、111、122はカメラ124及びズームレンズ101の各種の駆動を制御するCPUである。
このように、本発明のズームレンズをテレビカメラに適用することにより、高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
以下に本発明の実施例1に対応する数値実施例1を示す。各数値実施例においていずれも、iは物体側からの面の順序を示し、riは物体側より第i番目の面の曲率半径、diは物体側より第i番目と第i+1番目の間隔、ndi、νdiは第i番目の光学部材の屈折率とアッベ数である。BFは空気換算のバックフォーカスである。
f、Fno、2ωは、それぞれ無限遠物体に焦点を合わせたときの全系の焦点距離、Fナンバー、画角を表している。最後の3つの面は、フィルタ等のガラスブロックである。
非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にH軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径、kを円錐常数、A4、A6、A8、A10、A12、A3、A5、A7、A9、A11をそれぞれ非球面係数としたとき、次式で表している。また、「e−Z」は「×10−Z」を意味する。

<数値実施例1>
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF 有効径 焦点距離
1 546.14452 2.57143 1.834000 37.16 0.5775 109.878 -222.381
2 138.80932 4.18718 106.727
3 207.31137 13.31822 1.433870 95.10 0.5373 106.798 323.801
4 -430.70432 0.69211 106.595
5 118.67920 15.72267 1.433870 95.10 0.5373 103.319 226.713
6 -559.74413 0.24991 102.663
7 107.74889 9.75979 1.496999 81.54 0.5374 93.042 277.833
8 470.81914 (可変) 91.880

9 256.64790 1.00000 1.882997 40.76 0.5667 34.585 -29.064
10 23.41087 6.99516 29.511
11 -445.46820 5.17996 1.922860 18.90 0.6495 28.973 33.558
12 -29.45584 1.00000 1.834807 42.71 0.5642 28.724 -20.754
13 43.30607 0.99610 27.212
14 28.51988 8.67640 1.581439 40.75 0.5775 27.571 25.787
15 -28.41116 1.00000 1.882997 40.76 0.5667 27.054 -30.054
16 448.60060 (可変) 26.734

17 -45.46860 1.00000 1.800999 34.97 0.5863 29.180 -32.250
18 61.36026 4.09401 1.940870 17.40 0.6775 31.371 70.006
19 736.02630 (可変) 32.100

20(絞り) ∞ 1.30000 36.907
21 -3549.42422 5.35388 1.670029 47.23 0.5627 37.804 92.161
22 -61.03172 0.93566 38.742
23 182.01296 5.44034 1.517417 52.43 0.5564 40.054 134.362
24 -112.15575 1.00006 40.276
25 51.80126 10.69256 1.517417 52.43 0.5564 39.899 53.454
26 -55.69240 1.50000 1.784696 26.29 0.6135 38.892 -49.076
27 130.04589 42.00002 37.958
28 503.39838 6.32566 1.539956 59.46 0.5441 36.784 96.345
29 -58.01986 1.99838 36.650
30 79.85207 1.50000 1.799516 42.22 0.5672 33.563 -68.904
31 32.43391 5.69286 1.518229 58.96 0.5457 31.832 76.305
32 166.50656 0.60602 31.098
33 34.29822 5.01042 1.487490 70.23 0.5300 30.270 70.507
34 5927.16558 1.50000 1.785896 44.20 0.5631 29.590 -160.596
35 124.21683 3.50130 28.727
36 -56.74074 2.04254 1.518229 58.90 0.5456 28.301 -227.481
37 -110.32811 5.45392 27.929
38 ∞ 37.50000 1.603420 38.01 0.5795 25.828 0.000
39 ∞ 20.25000 1.516330 64.15 0.5352 18.160 0.000
40 ∞ 13.774

各種データ
ズーム比 42.00

広角 中間 望遠
f 9.50 91.20 399.00
Fno 2.00 1.99 4.25
2ω 30.07 3.45 0.79
像高 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 373.67 373.67 373.67
BF 8.40 8.40 8.40

d 8 0.70 94.43 112.66
d16 121.82 16.72 15.70
d19 6.70 18.07 0.86
d40 8.40 8.40 8.40

入射瞳位置 60.73 673.33 2046.57
射出瞳位置 -326.80 -326.80 -326.80
前側主点位置 69.96 739.72 1970.62
後側主点位置 -1.10 -82.80 -390.60

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 144.00 46.50 26.25 -5.83
2 9 -20.00 24.85 3.76 -12.07
3 17 -60.00 5.09 0.13 -2.52
4 20 55.50 159.60 43.64 -122.57

広角 中間 望遠
β2 -0.1759 -1.0007 -11.4194
β3 0.2758 0.4654 0.1784

D1 -11.37
D2 5.84

[実施例2]
図5は本発明の実施例2(数値実施例2)であるズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図6、図7、図8は、数値実施例2の広角端、焦点距離91.2mm、望遠端における縦収差図である。各収差図は7.0mの物体距離にフォーカスしている状態でのものである。
図5において、物体側から順に、合焦用の正の屈折力の第1群(フォーカスレンズ群)U1を有している。さらに、広角端から望遠端への変倍に際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力の第2群(バリエータ)U2を有している。さらに、第2群U2の移動に連動して光軸上を非直線的に移動し、変倍に伴う像面変動を補正する負の屈折力の第3群(コンペンセータ)U3を有している。さらに、変倍に際して不動の結像作用をする正の屈折力の第4群(リレーレンズ群)U4を有している。
第2群U2と第3群U3とで変倍系を構成している。SPは開口絞りであり、第3群U3の像側に配置されている。第4群U4は群内に大きな空気間隔で隔てられる正の屈折力を有する第41群U41と正の屈折率を有する第42群U42で構成される。Pは色分解光学系や光学フィルタであり、ガラスブロックとして示している。IPは像面であり、固体撮像素子の撮像面に相当する。
次に、本実施例における第3群U3について説明する。第3群U3は第17面から第19面に対応する。第3群U3は、物体側から順に、両凹レンズG1と物体側に凸のメニスカス凸レンズG2で構成される。なお、G1とG2は接合されている。
また、本実施例のズームレンズは、物体側から像側へ順に、第1群U1は像側に凹のメニスカス凹レンズ、2つの両凸レンズ、物体側に凸のメニスカス凸レンズの合わせて4つのレンズより構成されている。なお、本実施例のズームレンズは、合焦する際に第1群全体が光軸上を移動する。第2群U2は像側に凹のメニスカス凹レンズ、像側に凸のメニスカス凸レンズと両凹レンズとを接合した接合レンズ、両凸レンズと物体側に凹のメニスカス凹レンズとを接合した接合レンズの合わせて5つのレンズより構成されている。第4群U4は凸レンズと凹レンズを含む計10個のレンズより成っている。
本実施例の各条件式対応値を表1に示す。本実施例はいずれの条件式も満足しており、36倍の高倍率化を達成しながら、広角端から望遠端における全ズーム範囲に渡り軸上色収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を達成している。

<数値実施例2>
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF 有効径 焦点距離
1 569.91421 2.57143 1.834000 37.16 0.5775 96.409 -217.985
2 138.21289 3.76347 93.874
3 212.42511 11.22477 1.433870 95.10 0.5373 93.926 311.083
4 -366.75173 0.24945 93.654
5 114.66416 13.30631 1.433870 95.10 0.5373 94.427 227.032
6 -686.47487 0.24982 94.179
7 103.44592 9.97784 1.496999 81.54 0.5374 90.526 256.289
8 526.32921 (可変) 89.775

9 298.00848 1.00000 1.882997 40.76 0.5667 31.081 -31.588
10 25.60048 7.00014 27.466
11 -157.68307 5.92207 1.922860 18.90 0.6495 26.477 34.006
12 -26.92311 1.00000 1.834807 42.71 0.5642 26.098 -19.173
13 40.69782 0.38438 24.902
14 29.38013 8.71633 1.581439 40.75 0.5775 25.144 24.065
15 -24.05674 1.00000 1.882997 40.76 0.5667 24.573 -29.364
16 -316.23622 (可変) 24.606

17 -46.31839 1.00000 1.800999 34.97 0.5863 29.644 -32.138
18 59.40802 3.96206 1.940870 17.40 0.6775 31.971 69.365
19 565.21518 (可変) 32.641

20(絞り) ∞ 1.30000 38.998
21 -947.25242 4.95978 1.670029 47.23 0.5627 39.818 93.000
22 -58.86626 0.19992 40.524
23 150.30413 4.44038 1.517417 52.43 0.5564 41.920 124.917
24 -113.14937 0.20016 41.996
25 55.07912 11.28445 1.517417 52.43 0.5564 41.485 53.897
26 -53.01478 1.50000 1.784696 26.29 0.6135 40.434 -48.217
27 138.08611 42.00007 39.458
28 330.92396 6.82000 1.539956 59.46 0.5441 38.439 91.981
29 -58.28653 1.75158 38.267
30 78.17510 1.50000 1.799516 42.22 0.5672 34.797 -65.752
31 31.26826 5.26389 1.518229 58.96 0.5457 32.876 75.797
32 142.23029 2.11277 32.519
33 37.06439 4.74685 1.487490 70.23 0.5300 31.414 81.596
34 497.58706 1.50000 1.785896 44.20 0.5631 30.732 -183.401
35 112.07706 4.02828 29.853
36 -46.78539 2.04254 1.518229 58.90 0.5456 29.544 -294.750
37 -68.32857 5.94598 29.344
38 ∞ 37.50000 1.603420 38.01 0.5795 26.726 0.000
39 ∞ 20.25000 1.516330 64.15 0.5352 18.698 0.000
40 ∞ 14.106

各種データ
ズーム比 36.00

広角 中間 望遠
f 11.40 91.20 410.40
Fno 2.00 1.99 4.47
2ω 25.76 3.45 0.77
像高 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 363.12 363.12 363.12
BF 8.97 8.97 8.97

d 8 7.00 87.99 106.38
d16 107.99 16.71 16.23
d19 8.48 18.77 0.86
d40 8.97 8.97 8.97

入射瞳位置 68.11 611.76 1919.89
射出瞳位置 -275.53 -275.53 -275.53
前側主点位置 79.06 673.73 1738.28
後側主点位置 -2.43 -82.23 -401.43

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 138.00 41.34 22.38 -6.14
2 9 -20.00 25.02 3.89 -12.02
3 17 -60.00 4.96 0.18 -2.39
4 20 54.88 159.35 40.30 -123.78

広角 中間 望遠
β2 -0.1981 -1.0007 -12.5640
β3 0.2939 0.4654 0.1668

D1 -10.29
D2 7.62

[実施例3]
図9は本発明の実施例3(数値実施例3)であるズームレンズの広角端で無限遠物体に合焦しているときのレンズ断面図である。図10、図11、図12は、数値実施例3の広角端、焦点距離45.02mm、望遠端における縦収差図である。各収差図は2.5mの物体距離にフォーカスしている状態でのものである。
図9において、物体側から順に、合焦用の正の屈折力の第1群(フォーカスレンズ群)U1を有している。さらに、広角端から望遠端への変倍に際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力の第2群(バリエータ)U2を有している。さらに、第2群U2の移動に連動して光軸上を非直線的に移動し、変倍に伴う像面変動を補正する負の屈折力の第3群(コンペンセータ)U3を有している。さらに、変倍に際して不動の結像作用をする正の屈折力の第4群(リレーレンズ群)U4を有している。
第2群U2と第3群U3とで変倍系を構成している。SPは開口絞りであり、第3群U3の像側に配置されている。第4群U4は群内に大きな空気間隔で隔てられる正の屈折力を有する第41群U41と正の屈折率を有する第42群U42で構成される。Pは色分解光学系や光学フィルタであり、ガラスブロックとして示している。IPは像面であり、固体撮像素子の撮像面に相当する。
次に、本実施例における第3群U3について説明する。第3群U3は第21面から第23面に対応する。第3群U3は、物体側から順に、両凹レンズG1と両凸レンズG2で構成される。なお、G1とG2は接合されている。
また、本実施例のズームレンズは、物体側から像側へ順に、第1群U1は像側に両凹レンズ、像側に凹のメニスカス凹レンズと両凸レンズとを接合した接合レンズ、2つの両凸レンズ、物体側に凸のメニスカス凸レンズの合わせて6つのレンズより構成されている。なお、本実施例のズームレンズは、合焦する際に、第1群のうち像側の2つのレンズが光軸上を移動する。第2群U2は像側に凹のメニスカス凹レンズ、像側に凸のメニスカス凸レンズと両凹レンズとを接合した接合レンズ、両凸レンズ、物体側に凹のメニスカス凹レンズの合わせて5つのレンズより構成されている。第4群U4は凸レンズと凹レンズを含む計10個のレンズより成っている。
本実施例の各条件式対応値を表1に示す。本実施例はいずれの条件式も満足しており、27倍の高倍率化を達成しながら、広角端から望遠端における全ズーム範囲に渡り軸上色収差を良好に補正し、全ズーム範囲において高い光学性能を達成している。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。

<数値実施例3>
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd θgF 有効径 焦点距離
1 -204.37154 1.83959 1.729157 54.68 0.5444 91.593 -140.155
2 206.98482 5.00477 86.741
3 526.26762 1.83959 1.805181 25.42 0.6161 86.429 -170.108
4 109.30755 17.54242 1.438750 94.99 0.5342 86.211 153.407
5 -167.67623 0.15076 86.794
6 182.92067 12.43390 1.603001 65.44 0.5402 87.344 171.038
7 -232.33233 6.89896 86.876
8 101.15523 13.89199 1.438750 94.99 0.5342 80.280 175.635
9 -313.23256 0.14998 78.378
10 66.26050 6.07470 1.729157 54.68 0.5444 65.852 164.598
11 141.44215 (可変) 64.665

12* 104.52559 0.70000 1.882997 40.76 0.5667 28.675 -18.591
13 14.21424 6.69449 22.393
14 -108.54932 6.55836 1.808095 22.76 0.6307 22.101 18.577
15 -13.66899 0.70000 1.816000 46.62 0.5568 21.870 -12.724
16 45.13988 0.15003 20.885
17 23.85101 6.24418 1.531717 48.84 0.5630 21.089 24.598
18 -26.60386 0.25000 20.676
19 -25.56249 0.70000 1.834807 42.72 0.5636 20.472 -34.082
20 -242.98121 (可変) 20.364

21 -29.85478 0.41230 1.806098 40.92 0.5701 21.141 -23.408
22 52.41866 2.49935 1.890000 19.15 0.6620 22.848 52.285
23 -453.55783 (可変) 23.311

24(絞り) ∞ 1.30000 29.350
25 2069.75859 4.36825 1.658441 50.88 0.5561 30.435 56.028
26 -37.70782 0.14980 30.889
27 112.84689 3.93924 1.516330 64.14 0.5352 31.678 154.321
28 -271.30254 1.00001 31.715
29 109.82596 7.88273 1.522494 59.84 0.5439 31.619 51.447
30 -34.89698 1.80000 1.850259 32.27 0.5929 31.242 -53.178
31 -152.79579 37.99998 31.607
32 53.61629 6.81636 1.589130 61.14 0.5406 30.268 47.748
33 -56.84580 0.71376 29.636
34 -78.00321 1.80000 1.834807 42.72 0.5636 28.580 -26.983
35 32.25536 7.35464 1.517417 52.43 0.5564 27.535 43.048
36 -67.34835 2.41229 27.756
37 108.14065 5.56781 1.487490 70.23 0.5300 27.282 49.729
38 -30.85388 1.80000 1.834000 37.16 0.5775 27.043 -40.497
39 -343.31600 0.57136 27.349
40 60.89166 4.52380 1.518229 58.90 0.5456 27.479 65.624
41 -75.76300 4.04759 27.269
42 ∞ 30.00000 1.603420 38.01 0.5795 40.000 0.000
43 ∞ 16.20000 1.516330 64.15 0.5352 40.000 0.000
44 ∞ 40.000

非球面データ
第12面
K = 2.20430e+000 A 4= 6.77465e-006 A 6=-1.41109e-008 A 8= 2.28360e-010 A10=-1.10370e-012 A12= 7.72127e-015
A 3=-1.88145e-006 A 5=-4.52093e-008 A 7=-2.98642e-009 A 9= 2.64515e-011 A11=-1.62301e-013

各種データ
ズーム比 27.00

広角 中間 望遠
f 7.50 45.02 202.60
Fno 1.80 1.80 3.31
2ω 36.24 6.96 1.56
像高 5.50 5.50 5.50
レンズ全長 303.37 303.37 303.37
BF 7.50 7.50 7.50

d11 0.50 43.31 55.62
d20 56.99 7.96 8.28
d23 7.40 13.61 0.99
d44 7.50 7.50 7.50

入射瞳位置 54.73 249.06 764.11
射出瞳位置 331.25 331.25 331.25
前側主点位置 62.40 300.34 1093.49
後側主点位置 -0.00 -37.52 -195.10

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 69.70 65.83 41.06 2.87
2 12 -13.40 22.00 2.40 -12.00
3 21 -42.80 2.91 -0.15 -1.70
4 24 64.75 140.25 74.93 -144.95

広角 中間 望遠
β2 -0.2381 -0.9957 -11.6632
β3 0.3338 0.4790 0.1840

D1 -6.21
D2 6.41

U1 第1群
U2 第2群
U3 第3群
U4 第4群
U41 第41群
U42 第42群
SP 絞り
P 色分解光学系や光学フィルタを示すガラスブロック
IP 撮像面
101 ズームレンズ
F 第1群
LZ 変倍部
R 第4群
109 ガラスブロック
110 撮像素子
124 カメラ
125 撮像装置

Claims (5)

  1. 物体側から順に、変倍中固定の正の第1群、変倍に際して移動する負の第2群、第2群の移動に連動して光軸上を移動する負の第3群、変倍中固定の正の第4群で構成されるズームレンズにおいて、
    前記第2群の広角端の結像倍率をβ2w、前記第3群の広角端の結像倍率をβ3w、望遠端の結像倍率をβ3t、前記第3群を構成する負レンズのアッベ数と部分分散比θを各々ν3na、θ3na、第3群を構成する正レンズのアッベ数と部分分散比θを各々ν3pa、θ3paとしたとき、
    −7.0×10−3<(θ3na−θ3pa)/(ν3na−ν3pa)<−4.0×10−3
    3.0<|1/β2w|<6.0
    0.5<|β3t/β3w|<0.9
    ただし、部分分散比θ=(Ng−NF)/(NF−NC)
    を満たすことを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第1群の焦点距離をf1、前記第2群の焦点距離をf2、前記第3群の焦点距離をf3としたとき、
    1.2<|f1/f3|<2.8
    0.2<|f2/f3|<0.5
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第4群は群内に大きな空気間隔を隔てて正の第41群と正の第42群から構成され、前記第41群を構成する正レンズのアッベ数と部分分散比θの平均値をν4pa、θ4pa、負レンズのアッベ数と部分分散比θの平均値をν4na、θ4naとしたとき、
    −3.0×10−3<(θ4na−θ4pa)/(ν4na−ν4pa)<−1.6×10−3
    を満たすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第3群が1枚の凹レンズと一枚の凸レンズの接合レンズで構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のズームレンズと前記ズームレンズによって形成された像を受光する固体撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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