JP2015230285A - レーダ装置及びそのレーダ信号処理方法 - Google Patents

レーダ装置及びそのレーダ信号処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】メインローブクラッタに対してクラッタ抑圧性能を高めるレーダ装置を提供する。
【解決手段】主アンテナによるレーダ信号の送受信を行う主チャンネル送受信と、補助アンテナによるレーダ信号の送受信を行う補助チャンネル送受信を実施し、主チャンネルの受信信号についてフーリエ変換して周波数バンクの出力とメインローブのクラッタ領域における選定バンクの出力を取得し、補助チャンネルの受信信号についてフーリエ変換して主チャンネル側と同じ周波数バンクの出力とメインローブのクラッタ領域における選定バンクの出力を取得し、補助チャンネルで取得された周波数バンクの信号と主チャンネルまたは補助チャンネルで取得された選定バンクの出力、または複数の選定バンクの加算結果を入力として、主チャンネルで取得された周波数バンクの信号に対してアダプティブ処理を行う。
【選択図】図1

Description

本実施形態は、クラッタ及び妨害を抑圧するレーダ装置及びそのレーダ信号処理方法に関する。
従来のポストドップラー型のSTAP処理(Space Time Adaptive Processing;バンク毎のアダプティブ処理、非特許文献1)を用いたレーダ装置では、対象とするP番目のバンク毎の信号のみ使っているため、Pバンク以外のメインローブクラッタが強大な場合には、Pバンクの周波数軸サイドローブからクラッタ成分が入って残留する場合があった。
また、パルス圧縮(非特許文献2参照)前の信号を用いてアダプティブ処理する場合において、妨害信号が弱く、目標信号が強い場合には、時間軸方向に広がりをもった目標信号を抑圧するように動作してしまう。このため、目標信号の波形が乱れ、その後パルス圧縮しても目標信号ロスが生じる場合があった。
ポストドップラー型STAP、Richard Klemm,' Applications of Space-Time Adaptive Processing', IEE Radar, Sonar and Navigation series 14, p.720-724(2004) パルス圧縮、吉田、‘改定レーダ技術’、電子情報通信学会、pp.274-280(1996) パルス圧縮(周波数軸)、大内、‘リモートセンシングのための合成開口レーダの基礎’、東京電機大学出版局、pp.131-149(2003) CFAR(Constant False Alarm Rate)、吉田、‘改定レーダ技術’、電子情報通信学会、pp.87-89(1996) MSN方式、SMI方式、RLS方式、菊間、‘アレーアンテナによる適応信号処理’、科学技術出版、pp.67-86(2004)
以上述べたように、従来のレーダ装置では、メインローブクラッタの抑圧度が十分でなく、また妨害信号と目標信号の大小によっては目標信号に乱れが生じやすく、その後パルス圧縮しても目標信号ロスが生じる課題があった。
本実施形態は上記課題に鑑みなされたもので、メインローブクラッタに対してクラッタ抑圧性能を高め、また妨害信号や目標信号の大小によらず、目標信号のパルス圧縮後のロスを低減することのできるレーダ装置及びそのレーダ信号処理方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本実施形態に係るレーダ装置は、主アンテナによるレーダ信号の送受信から複数のパルスヒット数を処理する主チャンネル送受信手段と、補助アンテナによるレーダ信号の送受信から前記パルスヒット数を処理する補助チャンネル送受信手段と、前記主チャンネル送受信手段の受信信号についてフーリエ変換して周波数バンク(Pバンク)の出力とメインローブのクラッタ領域における選定バンク(Qバンク)の出力を取得する主チャンネルバンク取得手段と、前記補助チャンネル送受信手段の受信信号についてフーリエ変換して主チャンネル側と同じ周波数バンク(Pバンク)の出力とメインローブのクラッタ領域における選定バンク(Qバンク)の出力を取得する補助チャンネルバンク取得手段と、前記補助チャンネルバンク取得手段で取得された周波数バンクの信号と前記主チャンネルバンク取得手段または前記補助チャンネルバンク取得手段で取得された選定バンクの出力、または複数の選定バンクの加算結果を入力として、前記主チャンネルバンク取得手段で取得された周波数バンクの信号に対してアダプティブ処理を行うことで不要信号成分を抑圧する抑圧手段とを具備する。
第1の実施形態に係るレーダ装置の構成を示すブロック図。 図1に示すレーダ装置において、信号処理部の処理の流れを示すフローチャート。 図1に示すレーダ装置において、主チャンネルに含まれる不要信号成分を抑圧する処理の流れを模式的に示すブロック図。 図1に示すレーダ装置において、目標、クラッタ及び妨害の関係を説明するための概念図。 図1に示すレーダ装置において、主チャンネルと補助チャンネルのビームパターンを示す波形図。 図1に示すレーダ装置において、被搭載機の機体フライト軸と目標との関係を示す概念図。 第2の実施形態に係るレーダ装置の構成を示すブロック図。 図7に示すレーダ装置において、信号処理部の処理の流れを示すフローチャート。 従来のレーダ装置において、妨害の強弱に応じて目標波形が劣化する様子を示す波形図。 図7に示すレーダ装置において、妨害の強弱に係わらず目標が正確に圧縮される様子を示す波形図。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
以下、図1乃至図3を参照して、第1の実施形態に係るレーダ装置を説明する。
図1は上記レーダ装置の系統構成を示すブロック図、図2はその具体的な処理の流れを示すフローチャート、図3は上記主チャンネルに含まれる不要信号成分を抑圧する処理の流れを模式的に示すブロック図である。
図1に示すレーダ装置は、主アンテナ1と補助アンテナ1aを備える。
主アンテナ1は複数のアンテナ素子を配列して大開口アレイを形成してなるフェーズドアレイアンテナであり、主ch(チャンネル)送受信器2の送受信部21から繰り返し供給される特定周波数の送信パルス信号(以下、PRF(Pulse Repetition Frequency)信号)を指定方向に送出してその反射波を受信する。主ch送受信器2では、送受信部21aにおいて、アンテナ1の複数のアンテナ素子でそれぞれ受信された信号をビーム制御部22からの指示に従って位相制御を施し合成することで、任意の方向に受信ビームを形成してPRF受信信号を取得し、ベースバンドに周波数変換する(図2:ステップS11)。このようにして得られたPRF受信信号は主ch信号処理器3に送られる。
一方、補助アンテナ1aは複数のアンテナ素子によるフェーズドアレイアンテナであり、補助ch送受信器2aの送受信部21aから繰り返し供給される特定周波数のPRF信号を指定方向に送出してその反射波を受信する。補助ch送受信器2では、送受信部21aにおいて、補助アンテナ1aの複数のアンテナ素子でそれぞれ受信された信号をビーム制御部22aからの指示に従って位相制御を施し合成することで、任意の方向に受信ビームを形成してPRF受信信号を取得し、ベースバンドに周波数変換する(図2:ステップS11で主chと共用)。このようにして得られたPRF受信信号は補助ch信号処理器3aに送られる。
上記主ch信号処理器3は、AD(Analog-Digital)変換部31、クロスレンジ軸FFT(Fast Fourier Transformation)部(FFTy)32、キャンセレーションch形成部33、STAP処理部34、レンジ軸FFT部(FFTx)35、参照信号乗算部36、レンジ軸逆FFT部(逆FFTx)37、CFAR処理部38を備える。また、補助ch信号処理器3aは、AD(Analog-Digital)変換部31a、クロスレンジ軸FFT(Fast Fourier Transformation)部(FFTy)32aを備える。尚、FFT(高速フーリエ変換)に代わってDFT(離散的フーリエ変換)を用いてもよい。
上記主ch信号処理器3において、主ch送受信器2の送受信部21で周波数変換された受信信号は、AD変換部31によりディジタル信号に変換される(図2:ステップS12)。AD変換された信号は、クロスレンジ軸FFT部32のFFTによりフィルタバンク(Pバンク)信号に分解される(図2:ステップS13)。一方、補助ch信号処理器3aについても同様に、送受信部21aで周波数変換された信号は、AD変換31によりディジタル信号に変換される(図2:ステップS12で主chと共用)。AD変換された信号は、クロスレンジ軸FFT部32aのFFTにより各バンクの信号を得る(図2:ステップS14)。ここで、FFTyはPRI(Pulse Repetition Interval)軸に対するFFTであり、FFTxは、レンジ軸(レンジセル)に対するFFTとして区分している。
次に、STAP処理部34の入力について説明する。本実施形態のSTAP処理は、時間−空間軸におけるメインローブに相当する主chのPバンク目の出力に対して、補助chや主chのPバンク以外の信号を用いてアダプティブ処理することにより、主chに含まれる不要信号成分を抑圧する処理である。この抑圧処理の流れを図3に示す。これは、空間軸におけるSLC(サイドローブキャンセラ)のように、既に形成された空間−周波数軸のメインローブ信号に対して、空間−周波数軸のサイドローブから入力する不要信号成分を、そのサイドローブを覆う他のch信号を用いて抑圧する処理である。このため、本実施形態では「SLC型STAP」と呼ぶことにする。この方式では、抑圧に用いる補助ch+主chのメインローブバンク以外のch(これをキャンセレーション用chと呼ぶ)の選定が重要である。この選定をキャンセレーションch形成部33で行う(図2:ステップS15)。
まず、簡易な場合としては、キャンセレーションch形成部33において、主chのPバンクの出力に対して、複数の補助chの出力のうち、同じPバンクの出力を選定する場合がある。この場合には、主chメインローブのP番目の周波数バンクの出力に対して、補助chの空間軸に対するアダプティブ処理を行うことができる。これについては、本実施形態におけるSLC型STAPに対して、サブアレイ構成の場合であるが、非特許文献1が対応している。この方式によれば、バンク毎に妨害やクラッタに対して空間軸でヌルを形成するため、これを全周波数バンク毎に行うことで、空間−周波数軸における不要波抑圧(STAP)処理を行うことができる。
この方式の場合、キャンセレーションch形成部33としては、補助chのうち対象とするPバンク目の信号のみを使っているため、例えばPバンク以外の周波数に強大なクラッタがあり、その周波数に対して補助chのレベルが主chのレベルより低い場合には、そのクラッタを抑圧できず、残留することがある。特に、搭載レーダにおいて、地表面や海面からのメインローブによるクラッタは強大であり、残留する場合がある。この対策として、Pバンクの処理をする際に、主chまたは補助chのメインローブクラッタ領域のバンクに相当するQバンク(Q:1〜複数)も入力とする。
この場合の目標、クラッタ及び妨害の周波数を角度軸における関係を図4と図5に示す。図4において、(a)はレンジ−周波数軸において、クラッタバンクQ、メインローブバンクPが存在し、レンジ域全体に妨害が生じた状態を示している。これに対して、(b)は角度−周波数軸において、クラッタバンクQ、メインローブバンクPに対して、妨害が特性の角度のみ生じている状態を示している。図5は、上記メインローブの目標を抽出するために、メインローブクラッタ、サイドローブクラッタ、妨害波が到来するとき、Σビームによりメインローブクラッタを抑圧すると共に、補助ch1によりサイドローブクラッタを抑圧し、補助chNにより妨害波を抑圧する様子を示している。
メインローブクラッタのラジアル速度とドップラ周波数は、図6(a)に示す座標で考えると、次式となる。
Figure 2015230285
メインローブクラッタバンクはfdL〜fdRのドップラ周波数に対するバンク(Qバンク)であり、このバンク内の主chまたは補助chを選定すればよい。この様子を図6(b)に示す。この選定はキャンセレーションch形成部33で行う。補助アンテナ数をNauxとし、メインローブクラッタ領域のQバンクの信号をMchとすると、キャンセレーションch形成部33への入力は、Naux+Mとなり、このままSTAP処理部34の入力とすると、自由度が多いため処理規模が大きくなる。この対策のためには、キャンセレーションch形成部33において、Naux+Mの信号のうち、一部または全体を加算して、自由度を低減する。加算して自由度を削減すると、空間−時間軸におけるヌルの形状に制約ができ、妨害やクラッタに対する抑圧度が低減する場合はあるので、抑圧度と処理規模のトレードオフとなる。
この入力を用いて、STAP処理部34において、対象とするPバンクの主chの信号に対して、アダプティブ処理を行う(図2:ステップS16)。この際のアダプティブウェイトの演算方式としては、MSN方式、SMI方式、RLS方式等がある(非特許文献5参照)。このウェイト演算方式の一例として、RLS方式について以下に述べる。
まず、逆行列の漸化式は次式となる。
Figure 2015230285
これを用いて、ウェイトWの漸化式は次の通りである。
Figure 2015230285
STAP演算部34では、図3に示すように、ウェイト演算部342にて上記ウェイトW(=W1〜Wn)を求め、これらのウェイトWをウェイト乗算器3411〜34nにてキャンセレーションCH形成部33で選定された信号に乗算し、その合成結果を加算部343で求めて、減算部344にてPバンクから減算し、これによって不要波を抑圧する(図2:ステップS16)。このようにして得られた不要波を抑圧した結果に対して、パルス圧縮を行う。パルス圧縮を周波数軸で行う方式(非特許文献3参照)の場合は、レンジ軸フーリエ変換(FFTx35)後(図2:ステップS17)、参照信号乗算部36でレンジ参照信号を乗算し(図2:ステップS18)、レンジ軸逆FFT処理部(逆FFTx)37にて逆FFTする(図2:ステップS19)。このようにして得られたパルス圧縮結果を用いて、CFAR処理部38にてCFAR処理することにより(図2:ステップS20)(非特許文献4参照)、信号を検出し、次のサイクルへ移行する。尚、信号を検出した後、測距、測角等の処理が行われるが、ここでは割愛する。
以上のように、第1の実施形態の構成によれば、ポストドップラー型STAP処理の入力として、メインローブクラッタバンクを加えることにより、メインローブクラッタに対して周波数軸のヌルを形成し、抑圧することができる。
(第2の実施形態)
以下、図7乃至図10を参照して第2の実施形態について説明する。但し、図7及び図8において、図1及び図2と同一部分には同一符号を付して示し、ここでは異なる部分について説明する。
図7は、上記レーダ装置の系統構成を示すブロック図、図8はその具体的な処理の流れを示すフローチャートである。図7及び図8において、図1及び図2に示す第1の実施形態と異なる点は、キャンセレーションch形成部33の前段の主アンテナ系、補助アンテナ系の双方にレンジ軸FFT処理部(FFTx)35、35aを配置し、キャンセレーションch形成部33の出力を直接、STAP処理部34に入力する構成とした点にある(図8:ステップS17、S17a)。
第2の実施形態では、目標信号と不要波(クラッタ及び妨害波)のレベル関係による目標信号に対する特性を考える。図9(a)に示すように、目標信号に比べて不要信号が大きい、すなわち妨害が強い場合には、支配的な成分である不要信号を抑圧するように動作し、目標信号に対して影響せず、パルス圧縮に際して目標が正常に圧縮される。一方、図9(b)に示すように、目標信号レベルが相対的に大きい、すなわち妨害が弱い場合には、目標信号に対して影響が出て、STAP処理に際して目標波形が劣化してしまい、パルス圧縮において目標波形がくずれる場合が生じる。
この対策としては、目標信号と不要波の時間波形の広がりの差を大きくするため、STAP処理前にレンジ軸FFT処理(FFTx)を行ってパルス圧縮を実施する方式が考えられる。ただし、この場合、補助ch回路にもパルス圧縮のためのレンジ軸FFT処理(FFTx)が必要となるため、処理規模が増大する。図10に、STAP処理前にパルス圧縮した場合の処理の流れを示す。図10(a)は妨害が強い場合のクラッターバンク、Pバンクにおける目標、クラッタそれぞれの妨害との関係、図10(b)は妨害が弱い場合のクラッターバンク、Pバンクにおける目標、クラッタそれぞれの妨害との関係を示している。
ここで、パルス圧縮の処理の細部は、フーリエ変換を用いる場合の手順としては、
(1)レンジ軸FFT、
(2)参照信号のレンジ軸FFT、
(3)(1)と(2)の乗算、
(4)(3)の逆FFTである。
ここで、(1)のレンジ軸FFTの処理が、図10に示すように、時間軸上の短い信号を拡散する機能があることに着目すると、短い目標信号は拡散されてレベルが低下し、時間軸の広がりともったクラッタや、連続妨害の信号レベルが比較的変化しない。これより、主chと補助chに対して、レンジ(時間)軸の信号をFFTした後、STAP処理し、その後で、(2)、(3)、(4)の処理を行う方式を考えられる。図7及び図8はその処理系統を示している。FFT処理分、補助chの処理規模が増えるが、パルス圧縮の全てを実施する場合に比べて、少ない処理規模のアダプティブ処理により、目標信号の劣化を抑え、その後のパルス圧縮処理で目標信号を抽出することができる。
尚、本実施形態は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…主アンテナ、1a…補助アンテナ、2…主ch送受信器、2a…補助ch送受信器、21,21a…送受信部、22,22a…ビーム制御部、3…主ch信号処理器、3a…補助ch信号処理器、31,31a…AD(Analog-Digital)変換部、32,32a…クロスレンジ軸FFT部(FFTy)、33…キャンセレーションch形成部、34…STAP処理部、35,35a…レンジ軸FFT部(FFTx)、36…参照信号乗算部、37…レンジ軸逆FFT部(逆FFTx)、38…CFAR処理部

Claims (4)

  1. 主アンテナによるレーダ信号の送受信から複数のパルスヒット数を処理する主チャンネル送受信手段と、
    補助アンテナによるレーダ信号の送受信から前記パルスヒット数を処理する補助チャンネル送受信手段と、
    前記主チャンネル送受信手段の受信信号についてフーリエ変換して周波数バンク(Pバンク)の出力とメインローブのクラッタ領域における選定バンク(Qバンク)の出力を取得する主チャンネルバンク取得手段と、
    前記補助チャンネル送受信手段の受信信号についてフーリエ変換して主チャンネル側と同じ周波数バンク(Pバンク)の出力とメインローブのクラッタ領域における選定バンク(Qバンク)の出力を取得する補助チャンネルバンク取得手段と、
    前記補助チャンネルバンク取得手段で取得された周波数バンクの信号と前記主チャンネルバンク取得手段または前記補助チャンネルバンク取得手段で取得された選定バンクの出力、または複数の選定バンクの加算結果を入力として、前記主チャンネルバンク取得手段で取得された周波数バンクの信号に対してアダプティブ処理を行うことで不要信号成分を抑圧する抑圧手段と、
    を具備するレーダ装置。
  2. 前記抑圧手段は、前記主チャンネルバンク取得手段及び補助チャンネルバンク取得手段で得られた時間軸の周波数バンク及び選定バンクをそれぞれフーリエ変換して周波数軸で前記アダプティブ処理を実施し、
    さらに、前記抑圧手段で取得された信号にパルス圧縮のための参照信号をフーリエ変換した信号を乗算し、逆フーリエ変換することでパルス圧縮するパルス圧縮手段を備える請求項1記載のレーダ装置。
  3. 主アンテナによるレーダ信号の送受信から複数のパルスヒット数を処理する主チャンネルの送受信を実施し、
    補助アンテナによるレーダ信号の送受信から前記パルスヒット数を処理する補助チャンネルの送受信を実施し、
    前記主チャンネルの送受信で得られた受信信号についてフーリエ変換して周波数バンク(Pバンク)の出力とメインローブのクラッタ領域における選定バンク(Qバンク)の出力を取得し、
    前記補助チャンネルの送受信で得られた受信信号についてフーリエ変換して主チャンネル側と同じ周波数バンク(Pバンク)の出力とメインローブのクラッタ領域における選定バンク(Qバンク)の出力を取得し、
    前記補助チャンネルで取得された周波数バンクの信号と前記主チャンネルまたは前記補助チャンネルで取得された選定バンクの出力、または複数の選定バンクの加算結果を入力として、前記主チャンネルで取得された周波数バンクの信号に対してアダプティブ処理を行うことで不要信号成分を抑圧するレーダ装置のレーダ信号処理方法。
  4. 前記不要信号成分の抑圧処理は、前記主チャンネル及び補助チャンネルで得られた時間軸の周波数バンク及び選定バンクをそれぞれフーリエ変換して周波数軸で前記アダプティブ処理を実施し、
    さらに、前記不要信号成分の抑圧処理で得られた信号にパルス圧縮のための参照信号をフーリエ変換した信号を乗算し、逆フーリエ変換することでパルス圧縮する請求項3記載のレーダ装置のレーダ信号処理方法。
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