JP2015230243A - マイクロメータ - Google Patents

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Abstract

【課題】測定作業が行われる温度環境に関わらず常に精度よく寸法測定することができるマイクロメータを提供する。
【解決手段】回転操作によってスピンドル3を進退させ得るマイクロメータヘッド2と、該マイクロメータヘッド2が固定されるとともに、当該マイクロメータヘッド2のスピンドル3と対向した部位に測定子4が固定されたフレーム部1とを有し、スピンドル3と測定子4との間に被測定物Wを挟持させて当該被測定物Wの寸法を測定し得るマイクロメータにおいて、フレーム部1は、被測定物Wと略同一の線膨張係数を有した材料から成るものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロメータヘッドのスピンドルと測定子との間に被測定物を挟持させて当該被測定物の外形寸法を測定し得るマイクロメータに関するものである。
マイクロメータは、精密な寸法測定に用いられるもので、例えば特許文献1にて開示されているように、シンブルの回転操作によってスピンドルを進退させ得るマイクロメータヘッドと、該マイクロメータヘッドが固定されるとともに、当該マイクロメータヘッドのスピンドルと対向した部位に測定子が固定されたフレーム部とを具備し、スピンドルと測定子との間に被測定物を挟持させて当該被測定物の外形寸法を測定し得るよう構成されている。
実開平5−57602号公報
しかしながら、上記従来技術においては、室温によって被測定物及びフレーム部がそれぞれ異なった熱変形を生じて誤差が生じないように、室温が所定温度(通常、20℃程度の恒温)環境にて寸法測定する必要があった。しかるに、マイクロメータによる測定作業は、通常、必ずしも温度設定が適宜調整可能な室内で行われるものではなく、室温に応じて誤差が生じてしまう虞があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、測定作業が行われる温度環境に関わらず常に精度よく寸法測定することができるマイクロメータを提供することにある。
請求項1記載の発明は、回転操作によってスピンドルを進退させ得るマイクロメータヘッドと、該マイクロメータヘッドが固定されるとともに、当該マイクロメータヘッドのスピンドルと対向した部位に測定子が固定されたフレーム部とを有し、前記スピンドルと測定子との間に被測定物を挟持させて当該被測定物の寸法を測定し得るマイクロメータにおいて、前記フレーム部は、前記被測定物と略同一の線膨張係数を有した材料から成ることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のマイクロメータにおいて、前記フレーム部及び被測定物は、アルミニウム材から成ることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のマイクロメータにおいて、断熱材から成り、測定者が把持可能な断熱板と、該断熱板とフレーム部との間に所定寸法のクリアランスを形成させつつ当該断熱板をフレーム部に支持させる支持部材とを具備したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のマイクロメータにおいて、前記支持部材は、前記断熱板を先端に固定させる取付ネジと、該取付ネジの外周を覆って取り付けられるパイプ状のカラーとを有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3又は請求項4記載のマイクロメータにおいて、前記フレーム部の表面又は裏面に凹部が形成されるとともに、当該凹部に前記支持部材を介して断熱板が取り付けられたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のマイクロメータにおいて、前記凹部には、前記フレーム部を肉厚方向に貫通する貫通孔が形成されたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項3〜6の何れか1つに記載のマイクロメータにおいて、前記断熱板は、熱変化による前記フレーム部の膨張又は収縮を許容し得る切欠きが形成されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、フレーム部は、被測定物と略同一の線膨張係数を有した材料から成るので、温度変化による膨張又は収縮がフレーム部と被測定物とで略同一となり、測定作業が行われる温度環境に関わらず常に精度よく寸法測定することができる。
請求項2の発明によれば、フレーム部及び被測定物は、アルミニウム材から成るので、温度変化により膨張率又は収縮率が比較的大きいアルミニウム材から成る被測定物を精度よく寸法測定することができる。
請求項3の発明によれば、断熱材から成り、測定者が把持可能な断熱板と、該断熱板とフレーム部との間に所定寸法のクリアランスを形成させつつ当該断熱板をフレーム部に支持させる支持部材とを具備したので、測定者がフレーム部を直接把持して体温が伝わってしまうのを抑制し得るとともに、断熱板とフレーム部との間のクリアランスにより当該フレーム部の外部温度に応じた膨張又は収縮を確実に生じさせることができる。
請求項4の発明によれば、支持部材は、前記断熱板を先端に固定させる取付ネジと、該取付ネジの外周を覆って取り付けられるパイプ状のカラーとを有するので、断熱板を測定者が把持した際、その測定者の体温がフレーム部に伝わるのを抑制することができる。
請求項5の発明によれば、フレーム部の表面又は裏面に凹部が形成されるとともに、当該凹部に支持部材を介して断熱板が取り付けられたので、凹部と断熱板との間のクリアランスを大きく設定することができる。
請求項6の発明によれば、凹部には、フレーム部を肉厚方向に貫通する貫通孔が形成されたので、貫通孔を介して空気の流通を許容させることにより、フレーム部の外部温度に応じた膨張又は収縮をより確実に生じさせることができる。
請求項7の発明によれば、断熱板は、熱変化によるフレーム部の膨張又は収縮を許容し得る切欠きが形成されたので、フレーム部の外部温度に応じた膨張又は収縮を円滑且つ確実に生じさせることができる。
本発明の実施形態に係るマイクロメータを示す正面図 同マイクロメータを示す側面図 図1におけるIII−III線断面図 図1におけるIV−IV線断面図 図1におけるV−V線断面図 図1におけるVI−VI線断面図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るマイクロメータは、図1に示すように、マイクロメータヘッド2のスピンドル3と測定子4との間に被測定物Wを挟持させて当該被測定物Wの外形寸法を測定し得るもので、主にフレーム部1及びマイクロメータヘッド2を有して構成されている。なお、図中符号7は、マイクロメータヘッド2の所定部位に取り付けられたクランプを示している。
マイクロメータヘッド2は、回転操作可能なシンブル2a及びラチェット2bを有して構成されており、シンブル2aを回転操作することによりスピンドル3を回転させつつ軸方向(測定子4に対して近接又は離間する方向)へ進退可能とされている。また、スピンドル3(スピンドル3の突端面)と測定子4(測定子4の突端面)との間に被測定物Wを挟持させた後、ラチェット2bを回転操作することにより、測定圧を一定にすることができるようになっている。
なお、スピンドル3は、炭素鋼から成るピン状部品から成り、図5に示すように、フレーム部1の一端部にステム8を介して保持されている。しかして、スピンドル3は、シンブル2aを回転操作することによりステム8内で移動し、測定子4に向かって進退可能とされている。また、測定子4は、超硬合金から成るピン状部品から成り、図1、6に示すように、フレーム部1の他端部においてマイクロメータヘッド2のスピンドル3と対向した部位に固定されている。
そして、シンブル2aを回転操作することによりスピンドル3を回転させつつ軸方向へ移動(測定子4に近接)させ、スピンドル3と測定子4との間に被測定物Wを挟持させることにより、当該被測定物Wの寸法(外形寸法)を測定することができる。すなわち、マイクロメータヘッド2における精密なネジ機構により、シンブル2a及びスピンドル3の回転角を変位に置き換えて読み取ることで、被測定物Wの寸法を高精度に測定できるのである。
フレーム部1は、正面視で弧状に形成された部材から成り、既述のように、一端部(図1中右端部)にマイクロメータヘッド2が固定されるとともに、他端部(図1中左端部)に測定子4が固定されている。このフレーム部1は、被測定物Wと略同一の線膨張係数を有した材料を成形して成るもので、本実施形態においてはアルミニウム材から成るものとされている。すなわち、フレーム部1及び被測定物Wは、それぞれアルミニウム材から成り、線膨張係数が同一の材料とされているのである。
しかるに、アルミニウムの線膨張係数は23(×10−6/K)、熱伝導率は236(W・m−1・K−1)であり、鋼の線膨張係数11.5(×10−6/K)や熱伝導率83.5(W・m−1・K−1)と比べて高い値とされている。本実施形態においては、フレーム部1及び被測定物Wが同一の線膨張係数の材料とされ、且つ、温度変化による膨張又は収縮が大きい材料に適用するのが好ましい。以下の表1に種々材質についての熱伝導率(20℃)及び線膨張係数を示す。
Figure 2015230243
ところで、本発明は、フレーム部1及び被測定物Wについて、温度変化による膨張又は収縮が大きい材料とするのが好ましく、線膨張係数が20(×10−6/K)(上記表1の20℃の数値)以上の材料から成るものが好ましい。また、フレーム部1の主要部は、肉厚を均一にして成形することにより、外部の温度変化がほぼ同じ時間経過で材料中心部まで至るようにし、均一に膨張又は収縮されるよう構成するのが好ましい。
さらに、本実施形態においては、断熱材から成り、測定者が把持可能な一対の断熱板5と、断熱板5とフレーム部1との間に所定寸法のクリアランスt(15(mm)程度のクリアランスが好ましい)を形成させつつ当該断熱板5をフレーム部1に支持させる支持部材6とを具備している。断熱板5は、例えばエポキシ樹脂(熱伝導率が0.212(W・m−1・K−1))等の断熱効果が高い材質から成り、図2に示すように、フレーム部1の表面側と裏面型との両方において支持部材6を介してそれぞれ取り付けられている。これにより、これら断熱板5を測定者が把持することによりフレーム部1を直接把持しなくても測定が可能とされている。
支持部材6は、図3に示すように、断熱板5を先端に固定させる取付ネジ6aと、該取付ネジ6aの外周を覆って取り付けられるパイプ状のカラー6bとを有して構成されている。取付ネジ6aは、側面(少なくとも両端部の側面)にネジ山が形成された金属製(SUS等)の棒状部材から成り、先端に座金を介して袋ナットhが螺合可能とされている。なお、本実施形態においては、1つの断熱板5に対して3つの支持部材6を有しており、それぞれの支持部材6に取付ネジ6a及びカラー6bが形成されている。
カラー6bは、例えばステンレスなどの熱伝導率が低い(熱伝導率が17.3(W・m−1・K−1))材料から成り、図3に示すように、その長手方向の寸法がフレーム部1の表面及び裏面(本実施形態においてはフレーム部1に形成された凹部1cの底面)から断熱板5の取付位置に至る寸法と同一とされている。また、取付ネジ6aにカラー6bを被せた状態において、取付ネジ6aの外周面とカラー6bの内周面との間に隙間が形成されるようになっている。
一方、フレーム部1及び断熱板5には、取付ネジ6aを挿通させ得る挿通孔1b、5aがそれぞれ形成されており、フレーム部1の挿通孔1bに挿通させた取付ネジ6aの両端部をそれぞれ断熱板5の挿通孔5aに挿通させ得るようになっている。なお、挿通孔1b、5aの開口寸法は、取付ネジ6aの外形寸法より大きく設定されており、取付ネジ6aを挿通孔1b、5aに挿通させた状態において、当該取付ネジ6aの外周面と挿通孔1b、5aの内周面との間に隙間が生じるようになっている。
しかして、フレーム部1の所定位置に形成された挿通孔1bに取付ネジ6aを挿通させるとともにその取付ネジ6aを覆う如く一対のカラー6bを表面側及び裏面側の双方に被せて取り付けた後、取付ネジ6aの先端部に断熱板5を取り付け、座金等を介して袋ナットhにて締め上げることにより、カラー6bを介在させつつフレーム部1の表面側及び裏面側においてそれぞれ断熱板5を支持させることができる。
また、本実施形態に係るカラー6bとフレーム部1及び断熱板5との間には座金jが組み付けられている。すなわち、1本の取付ネジ6aに2本のカラー6bが取り付けられるとともに、それぞれのカラー6bが座金jを介してフレーム部1及び断熱板5の間に組み付けられているのである。これにより、カラー6bがフレーム部1や断熱板5に食い込んでしまうのを防止することができる。
このように、測定者が把持可能な断熱板5と、該断熱板5とフレーム部1との間に所定寸法のクリアランスtを形成させつつ当該断熱板5をフレーム部1に支持させる支持部材6とを具備することにより、測定者がフレーム部1を直接把持して体温が伝わってしまうのを抑制し得るとともに、断熱板5とフレーム部1との間のクリアランスtにより当該フレーム部1の外部温度に応じた膨張又は収縮を確実に生じさせることができる。
すなわち、フレーム部1に断熱板5を直接取り付けた場合、その取付部が外部から遮蔽されてしまい、外部温度に応じたフレーム部1の膨張又は収縮が妨げられてしまうのに対し、クリアランスtを有して断熱板5を取り付けることにより、その断熱板5の取付部が外部から遮蔽されるのを回避でき、外部温度に応じたフレーム部1の膨張又は収縮を良好に行わせることができるのである。
また、本実施形態に係る支持部材6は、断熱板5を先端に固定させる取付ネジ6aと、該取付ネジ6aの外周を覆って取り付けられるパイプ状のカラー6bとを有するので、断熱板5を測定者が把持した際、その測定者の体温がフレーム部1に伝わるのを抑制することができる。すなわち、フレーム部1と断熱板5との間に介在するカラー6bがステンレス等、熱伝導率が低い材料から成るので、断熱板5を測定者が把持した際、体温が断熱板5及びカラー6bを介してフレーム部1に伝達されるのを抑制し、外部温度に応じたフレーム部1の膨張又は収縮を行わせているのである。
さらに、本実施形態においては、フレーム部1の表面及び裏面(具体的には、マイクロメータヘッド2が固定される一端部と測定子4が固定される他端部との間の幅広部位)に凹部1c(図3、4参照)が形成されるとともに、当該凹部1cに支持部材6を介して断熱板5が取り付けられている。これにより、凹部1c(底面)と断熱板5との間のクリアランスtを大きく設定することができる。
またさらに、本実施形態に係る凹部1cには、フレーム部1を肉厚方向に貫通する(即ち、フレーム部1の表面と裏面との間を貫通する)貫通孔1aが複数(本実施形態においては大小の丸形の貫通孔1aが6つ)形成されている。これにより、貫通孔1aを介して空気の流通を許容させることにより、フレーム部1の外部温度に応じた膨張又は収縮をより確実に生じさせることができる。
また、本実施形態に係る断熱板5は、熱変化によるフレーム部1の膨張又は収縮を許容し得る切欠き5bが形成されている。すなわち、フレーム部1には、3つの支持部材6を介して断熱板5が固定されているので、当該フレーム部1が熱変化により膨張又は収縮するのを妨げてしまう虞があるが、当該切欠き5bによってフレーム部1の変形に追従させて断熱材5を変形させることができ、膨張又は収縮をスムーズに許容させることができるのである。
上記実施形態によれば、フレーム部1は、被測定物Wと略同一の線膨張係数を有した材料から成るので、温度変化による膨張又は収縮がフレーム部1と被測定物Wとで略同一となり、温度変化があってもフレーム部1と被測定物Wとの相対寸法を維持させることができ、測定作業が行われる温度環境に関わらず常に精度よく寸法測定することができる。特に、本実施形態に係るフレーム部1及び被測定物Wは、アルミニウム材から成るので、温度変化により膨張率又は収縮率が比較的大きいアルミニウム材から成る被測定物Wを精度よく寸法測定することができる。
本実施形態においては、フレーム部1における温度変化に応じた膨張又は収縮を妨げる要因である測定者の体温の伝達を支持部材6で抑制し、更にクリアランスtや貫通孔1aによって温度変化に応じてフレーム部1を積極的に膨張又は収縮させるものとされているので、温度変化による変形時間のタイムラグを抑制できるとともに、測定作業を行う室温を一定に保持する必要がなく、作業性を向上させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えばフレーム部1及び被測定物Wは、アルミニウム材に代えて、略同一の線膨張係数を有した他の材料から成るものとしてもよく、特に、線膨張係数が20(×10−6/K)(上記表の20℃の数値)以上の材料から成るものとするのが好ましい。また、本実施形態においては、フレーム部1の材質を被測定物Wの材質と同一のものとしているが、強度や剛性等の問題が解消されれば、スピンドル3や測定子4等も同一の材質としてもよい。
フレーム部が被測定物と略同一の線膨張係数を有した材料から成るマイクロメータであれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 フレーム部
2 マイクロメータヘッド
3 スピンドル
4 測定子
5 断熱板
6 支持部材
6a 取付ネジ
6b カラー
7 クランプ
8 ステム

Claims (7)

  1. 回転操作によってスピンドルを進退させ得るマイクロメータヘッドと、
    該マイクロメータヘッドが固定されるとともに、当該マイクロメータヘッドのスピンドルと対向した部位に測定子が固定されたフレーム部と、
    を有し、前記スピンドルと測定子との間に被測定物を挟持させて当該被測定物の寸法を測定し得るマイクロメータにおいて、
    前記フレーム部は、前記被測定物と略同一の線膨張係数を有した材料から成ることを特徴とするマイクロメータ。
  2. 前記フレーム部及び被測定物は、アルミニウム材から成ることを特徴とする請求項1記載のマイクロメータ。
  3. 断熱材から成り、測定者が把持可能な断熱板と、
    該断熱板とフレーム部との間に所定寸法のクリアランスを形成させつつ当該断熱板をフレーム部に支持させる支持部材と、
    を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマイクロメータ。
  4. 前記支持部材は、前記断熱板を先端に固定させる取付ネジと、該取付ネジの外周を覆って取り付けられるパイプ状のカラーとを有することを特徴とする請求項3記載のマイクロメータ。
  5. 前記フレーム部の表面又は裏面に凹部が形成されるとともに、当該凹部に前記支持部材を介して断熱板が取り付けられたことを特徴とする請求項3又は請求項4記載のマイクロメータ。
  6. 前記凹部には、前記フレーム部を肉厚方向に貫通する貫通孔が形成されたことを特徴とする請求項5記載のマイクロメータ。
  7. 前記断熱板は、熱変化による前記フレーム部の膨張又は収縮を許容し得る切欠きが形成されたことを特徴とする請求項3〜6の何れか1つに記載のマイクロメータ。
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