JP2015229588A - 搬送装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、搬送物分離装置の高さを低くして、搬送装置の設置場所の制約を少なくし、搬送対象物の損傷と機外排出とを防止し、効率よく搬送する搬送装置を提供するようにしたものである。
請求項2の発明は、前記回転翼53の基部は縦回転軸52に固定し、各回転翼53の先端は上下両端を開放した内側筒64の内周面に固定し、隣接する回転翼53と内側筒64の内周面とにより形成された繰出室65を形成し、回転翼53と内側筒64とを一体で回転させる構成とした搬送装置としたものである。
請求項3の発明は、前記回転翼53の駆動用のモータ70は前記ケース51の底板60の下面に配置し、タンク20の下部をケース51の供給口56に接続させた搬送装置としたものである。
請求項4の発明は、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21には、搬送風による搬送速度を遅くさせる減速部25を設け、減速部25は、タンク20の手前所定位置の搬送筒21と排気用筒23とを連通用筒26により連結して構成した搬送装置としたものである。
請求項5の発明は、前記連通用筒26の一端27はタンク20の手前の搬送筒21に接続し、連通用筒26と搬送筒21との一端側接続口28とタンク20との間の搬送筒21の部分を減速搬送筒部29とし、一端側接続口28の上手側の搬送筒21内には、連通用筒26に搬送対象物Tが入るのを防止する侵入防止体40を設けた搬送装置としたものである。
請求項6の発明は、前記侵入防止体40は、前記一端側接続口28を開口させた側の面を搬送筒21の内面に合わせた円弧部41に形成し、円弧部41の反対側面は一端側接続口28の手前が一端側接続口28側の搬送筒21の内面に近く、一端側接続口28に近づくに従い一端側接続口28から離れる方向に傾斜させた傾斜面42に形成した搬送装置としたものである。
請求項7の発明は、前記侵入防止体40の先端は、一端側接続口28に臨むように位置させると共に、搬送筒21の軸心方向に移動自在に取付けた搬送装置としたものである。
請求項8の発明は、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21と排気用筒23とを連通用筒26により連結して減速部25を設け、連通用筒26の一端27は搬送筒21の一端側接続口28に接続し、連通用筒26の他端を排気用筒23の接続口30に接続し、接続口30の上手側の連通用筒26に連通開閉バルブ35を設けた搬送装置としたものである。
請求項9の発明は、前記接続口30と前記タンク20との間の排気用筒23を排気筒部31とし、接続口30の上手側の排気筒部31には排気調節用バルブ36を設けた搬送装置としたものである。
請求項10の発明は、前記連通用筒26の所定部分には透明の透視窓47を設けた搬送装置としたものである。
請求項11の発明は、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21とタンク20内を排気する排気用筒23とを連通用筒26により連結し、連通用筒26は鉛直線に対して傾斜または水平状態に配置した搬送装置としたものである。
請求項2の発明では、隣接する回転翼53と内側筒64の繰出室65内の搬送対象物Tを繰り出すので、搬送対象物Tの損傷を抑制することができる。
請求項3の発明では、モータ70をケース51の下面側に配置しているので、タンク20の下部をケース51の供給口56に接続させられ、一層、上下高さを低くして装置全体の高さを低くすることができる。
請求項4の発明では、タンク20に入る搬送対象物Tの流入速度を減速するので、搬送対象物Tの損傷を抑制することができる。
請求項5の発明では、侵入防止体40により排気用筒23側に搬送対象物Tが流れるのを防止でき、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項6の発明では、侵入防止体40により連通用筒26へ搬送対象物Tが洩れるのを防止して、一層、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項7の発明では、侵入防止体40を一層良好に作用させることができ、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項8の発明では、連通開閉バルブ35により連通用筒26内の搬送風の強弱を調節することができ、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項9の発明では、タンク20に入る減速搬送筒部29内の搬送対象物Tの搬送速度を減速させて、搬送対象物Tの損傷を抑制することができる。
請求項10の発明では、透視窓47により搬送状態を視認することができ、作業容易にして、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項11の発明では、送風筒1の配管の上下スペースを小さくし、装置全体の高さを低くすることができる。
送風装置2は公知のものであり、ファン(図示省略)を回転させて、送風装置2の一方側から空気を吸引して他方に排気するように構成する。送風装置2の吸気部3には、前記送風筒1の終端を接続して吸引搬送風路に形成する。5は送風装置2の排気口であり、排気口5に排気用ホース6を接続する。
送風装置2と張り込みホッパー10の間の送風筒1には、張り込みホッパー10からの搬送対象物Tを搬送風と分離する搬送物分離装置15を設ける。搬送物分離装置15の搬送下手側には分離させた搬送対象物Tを別途搬送する搬送装置16を設ける。搬送装置16は次工程への搬送手段であり、本願の要件ではないので、詳細は省略する。搬送装置16は、例えば前記張り込みホッパー10に玄米を投入した場合には精米工程に搬送し、前記張り込みホッパー10に白米を投入したときには炊飯工程に搬送するように構成する。
タンク20の手前の搬送筒21には、搬送風による搬送速度(風速)を遅くさせる減速部25を設ける。減速部25は、搬送速度を遅くさせることにより、タンク20に入る搬送対象物Tがタンク20の内面に衝突して損傷するのを抑制させる。
減速部25は、タンク20の手前の所定位置の搬送筒21と排気用筒23とを連通用筒26により連結接続して構成する。
即ち、搬送筒21を連通用筒26により排気用筒23にタンク20を介さずに連通させることで、排気用筒23が連通用筒26を介して搬送筒21内を吸引し、一端側接続口28の部分で連通用筒26と減速搬送筒部29とに分岐させ、搬送筒21に比し減速搬送筒部29内の搬送速度を減速させる。
接続口30の上手側の連通用筒26には連通開閉バルブ35を設ける。連通開閉バルブ35は搬送対象物Tが一端側接続口28から連通用筒26に侵入すると、締めて、連通用筒26内の風圧・風速を絞って、搬送対象物Tが機外に排出されるのを防止する。
一端側接続口28の上手側の搬送筒21内には、連通用筒26に搬送対象物Tが入るのを防止する侵入防止体40を設ける。侵入防止体40の上面は搬送筒21の内面に合わせた円弧部41に形成し、下面は側面視において一端側接続口28の手前(搬送方向上手側)が搬送筒21の内面に近く、一端側接続口28に近づくに従い搬送筒21の軸心に近づくように傾斜させた傾斜面42に形成する。
そのため、搬送筒21内の搬送対象物Tは、侵入防止体40の傾斜面42により一端側接続口28から離れる方向に誘導させられ、一端側接続口28を通過して減速搬送筒部29を介してタンク20に搬送される。
侵入防止体40の先端は、一端側接続口28のタンク20側に臨むように位置させる。
そして、一端側接続口28を通過すると、減速搬送筒部29で搬送対象物Tは減速させられてタンク20に入る。
したがって、侵入防止体40の先端を、一端側接続口28のタンク20側に臨ませることによって、搬送対象物Tの移動方向の誘導と機外排出の防止作用を発揮させる。
そのため、侵入防止体40の先端と一端側接続口28との位置関係を調節して、搬送対象物Tの機外排出を抑制する。
また、減速搬送筒部29を含めた搬送筒21と排気用筒23と連通用筒26の所定部分には透明の透視窓47を設ける。
そのため、透視窓47により搬送対象物Tの移動状態を把握でき、連通開閉バルブ35と排気調節用バルブ36の調節を一層容易正確にできる。
また、減速搬送筒部29に透視窓47を設けると、減速搬送筒部29内の風速の減速調節するための連通開閉バルブ35と排気調節用バルブ36の調節を容易にする。
また、透視窓47を侵入防止体40の先端付近に設けると、侵入防止体40の位置調節を容易にして好適である。
しかして、減速部25を含めた送風筒1の配管は、理解を容易にするため、図1、図2において、減速搬送筒部29はタンク20の側面に接続し、排気筒部31はタンク20の上部に接続し、搬送筒21と排気用筒23を上下に並設しているが、排気筒部31をタンク20内の搬送対象物Tを吸引排出させない側面所定位置に接続し、減速搬送筒部29と排気筒部31を含めた搬送筒21と排気用筒23および連通用筒26の夫々を水平状態に配置すると、搬送装置全体の高さを低くすることができ、設置場所の制約を少なくできて、好適である。
しかして、タンク20の下部には略一定量ずつ搬送対象物Tを排出する排出繰出機構50を設ける。排出繰出機構50は、円形ドラム形状のケース51の中心に縦回転軸52を軸装する。縦回転軸52には放射方向に突き出る回転翼53を縦回転軸52の回転方向に所定間隔を置いて複数設ける。
ケース51は天板55の上部所定位置に供給口56を形成し、供給口56とタンク20の供給口56との間に接続部材57を設ける。
排出繰出機構50はケース51と回転翼53の軸心方向を縦に配置し、タンク20と排出繰出機構50の上下高さを低くし、搬送物分離装置15を含めた搬送装置全体の高さを低くして設置場所の制約を少なくしている点が重要であり、ケース51や回転翼53の具体的構成は任意あるが、本実施形態における排出繰出機構50の具体的構成を説明する。
回転翼53は縦回転軸52に5〜8枚設けると、ケース51内の機密性を低下させず、好適である。
各回転翼53の基部は縦回転軸52に固定し、各回転翼53の先端は上下両端を開放した内側筒64の内周面に固定し、隣接する回転翼53と内側筒64の内周面とにより形成された繰出室65を形成し、回転翼53と内側筒64とを一体で回転させて、供給口56から繰出室65内に入った搬送対象物Tを排出口61に移動させて繰出排出させる。
排出繰出機構50の排出口61は繰出室65に合わせて平面視において扇形状とし、繰出室65より大きく開口させ、搬送対象物Tの排出落下を確実にして、詰まり発生を防止する。
また、ケース51の円筒状のケース部66に対して天板55と底板60を着脱自在に取付け、分解可能にしてメンテナンスを容易にしている。
67は天板55に設けた点検窓である。
70Aは、モータ70の回転を減速して伝達する伝達部である。
しかして、搬送物分離装置15の送風方向の下手側の排気用筒23には、ダスト用サイクロン71を設ける。ダスト用サイクロン71は、公知のものであり、搬送風(吸引風)に混入した塵埃を分離除去するものであればよく、詳細は省略する。ダスト用サイクロンの下手側の排気用筒23は、エアクリーナー72を介して送風装置2の吸気部3に接続する。
張り込みホッパー10に搬送対象物Tを張り込み、次に、空気通路開閉用バルブ(図示省略)を閉状態にして送風装置2に通電すると、送風筒1内の空気が送風装置2により吸引され、これにより、搬送物分離装置15のタンク20内が負圧になり、張り込みホッパー10内の搬送対象物Tは送風筒1内に吸引され、送風筒1内を流れる吸引風により送風筒1の搬送筒21を通って搬送物分離装置15のタンク20に至る。
搬送物分離装置15は、タンク20に吸引搬送風路4を形成する送風筒1のうちの搬送筒21を接続固定し、タンク20に設けた排気口22に送風筒1のうちの排気用筒23を接続して構成し、タンク20の手前(搬送方向上手側)の搬送筒21には、搬送風による搬送速度を遅くさせる減速部25を設けているので、減速部25がタンク20に入る手前の搬送対象物Tの搬送速度を遅くさせて、タンク20の内面に衝突して損傷するのを抑制する。
連通用筒26の一端27はタンク20の手前の搬送筒21に接続し、連通用筒26と搬送筒21との一端側接続口28とタンク20との間の搬送筒21の部分を減速搬送筒部29とし、連通用筒26は搬送筒21を排気用筒23にタンク20を介さずに連通させることになるので、排気用筒23が連通用筒26を介して搬送筒21内を吸引し、一端側接続口28の部分で連通用筒26と減速搬送筒部29とに分岐させ、搬送筒21に比し減速搬送筒部29内の搬送対象物Tの搬送速度を減速させられる。
接続口30の上手側の連通用筒26には連通開閉バルブ35を設けているので、連通開閉バルブ35により連通用筒26内の風圧・風速を調節することができ、搬送対象物Tが連通用筒26に誤って吸引されて機外に排出されるのを防止する。
例えば、搬送対象物Tが一端側接続口28から連通用筒26に侵入すると、連通開閉バルブ35を締めて、連通用筒26内の風速を絞り、搬送対象物Tが機外に排出されるのを防止する。
即ち、連通開閉バルブ35は連通用筒26内の風速を絞ることは可能であるが、風速を増加させることはできないため、連通開閉バルブ35を全開状態にしても、減速搬送筒部29内の風速の減速が充分でないときには、排気調節用バルブ36を絞って連通用筒26内の風速を早くすることにより、減速搬送筒部29内の風速を減速させる。
侵入防止体40は、搬送筒21の内面に合わせた円弧部41を有し、円弧部41の反対面は一端側接続口28の手前が搬送筒21の内面に近く、一端側接続口28に近づくに従い一端側接続口28から離れる方向に傾斜させた傾斜面42に形成しているので、搬送筒21内の搬送対象物Tは侵入防止体40の傾斜面42により一端側接続口28から離れる方向に誘導させられて一端側接続口28を通過して減速搬送筒部29に入ってタンク20に搬送される。
また、減速搬送筒部29を含めた搬送筒21と排気用筒23と連通用筒26の所定部分には透明の透視窓47を設けているので、各透視窓47により搬送対象物Tの移動状態を把握して、連通開閉バルブ35と排気調節用バルブ36の調節を行える。
搬送筒21と排気用筒23と連通用筒26は略水平状態に配置すると、搬送装置全体の高さを低くすることができ、設置場所の制約を少なくできる。
ケース51は天板55の上部所定位置に供給口56を形成し、ケース51の底板60には排出口61を形成しているので、タンク20内の搬送対象物Tは供給口56から隣接する回転翼53の間の繰出室65内に落下し、複数の回転翼53の間に落下した搬送対象物Tは、縦軸回転する回転翼53により底板60上を排出口61に至るまで移動させられ、排出口61から落下して搬送装置16に供給されて次工程へ搬送される。
各回転翼53の基部は縦回転軸52に固定し、各回転翼53の先端は上下両端を開放した内側筒64の内周面に固定し、隣接する回転翼53と内側筒64の内周面とにより形成された繰出室65を形成し、回転翼53と内側筒64とを一体で回転させて移動させるので、繰出室65内の搬送対象物Tは排出繰出機構50のケース51の内周面に摺接することが無く、繰出室65内の搬送対象物Tが摺接するのはケース51の底板60上面だけとなり、搬送対象物Tの損傷を抑制する。
しかして、搬送物分離装置15の送風方向の下手側の排気用筒23には、ダスト用サイクロン71を設けているので、ダスト用サイクロン71により搬送風(吸引風)に混入した塵埃を分離除去し、更に、エアクリーナ72を介して送風装置2の吸気部3に吸引され、送風装置2の損傷を防止する。
例えば、侵入防止体40の設置方向は、連通用筒26の軸心方向により変化し、円弧部41は必ずしも侵入防止体40の上面に形成されずに側面に形成されることもある。
一端側接続口28の上手側の搬送筒21内には、連通用筒26に搬送対象物Tが入るのを防止する侵入防止体40を設ける。侵入防止体40の上面は搬送筒21の内面に合わせた円弧部41に形成し、下面は側面視において一端側接続口28の手前(搬送方向上手側)が搬送筒21の内面に近く、一端側接続口28に近づくに従い搬送筒21の軸心に近づくように傾斜させた傾斜面42に形成する。
排出繰出機構50はケース51と回転翼53の軸心方向を縦に配置し、タンク20と排出繰出機構50の上下高さを低くし、搬送物分離装置15を含めた搬送装置全体の高さを低くして設置場所の制約を少なくしている点が重要であり、ケース51や回転翼53の具体的構成は任意あるが、本実施形態における排出繰出機構50の具体的構成を説明する。
回転翼53は縦回転軸52に5〜8枚設けると、ケース51内の機密性を低下させず、好適である。
請求項2の発明は、前記回転翼53の駆動用のモータ70は前記ケース51の底板60の下面に配置し、タンク20の下部をケース51の供給口56に接続させた搬送装置としたものである。
請求項3の発明は、前記連通用筒26の一端27はタンク20の手前の搬送筒21に接続し、連通用筒26と搬送筒21との一端側接続口28とタンク20との間の搬送筒21の部分を減速搬送筒部29とし、一端側接続口28の上手側の搬送筒21内に前記侵入防止体40を設けた搬送装置としたものである。
請求項4の発明は、前記侵入防止体40は、前記一端側接続口28を開口させた側の面を搬送筒21の内面に合わせた円弧部41に形成し、円弧部41の反対側面は一端側接続口28の手前が一端側接続口28側の搬送筒21の内面に近く、一端側接続口28に近づくに従い一端側接続口28から離れる方向に傾斜させた傾斜面42に形成した搬送装置としたものである。
請求項5の発明は、前記侵入防止体40の先端は、一端側接続口28に臨むように位置させると共に、搬送筒21の軸心方向に移動自在に取付けた搬送装置としたものである。
請求項6の発明は、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21と排気用筒23とを連通用筒26により連結して減速部25を設け、連通用筒26の一端27は搬送筒21の一端側接続口28に接続し、連通用筒26の他端を排気用筒23の接続口30に接続し、接続口30の上手側の連通用筒26に連通開閉バルブ35を設けた搬送装置としたものである。
請求項7の発明は、前記接続口30と前記タンク20との間の排気用筒23を排気筒部31とし、接続口30の上手側の排気筒部31には排気調節用バルブ36を設けた搬送装置としたものである。
請求項8の発明は、前記連通用筒26の所定部分には透明の透視窓47を設けた搬送装置としたものである。
請求項9の発明は、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21とタンク20内を排気する排気用筒23とを連通用筒26により連結し、連通用筒26は鉛直線に対して傾斜または平行あるいは水平状態に配置した搬送装置としたものである。
請求項2の発明では、モータ70をケース51の下面側に配置しているので、タンク20の下部をケース51の供給口56に接続させられ、一層、上下高さを低くして装置全体の高さを低くすることができる。
請求項3の発明では、侵入防止体40により排気用筒23側に搬送対象物Tが流れるのを防止でき、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項4の発明では、侵入防止体40により連通用筒26へ搬送対象物Tが洩れるのを防止して、一層、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項5の発明では、侵入防止体40を一層良好に作用させることができ、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項6の発明では、連通開閉バルブ35により連通用筒26内の搬送風の強弱を調節することができ、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項7の発明では、タンク20に入る減速搬送筒部29内の搬送対象物Tの搬送速度を減速させて、搬送対象物Tの損傷を抑制することができる。
請求項8の発明では、透視窓47により搬送状態を視認することができ、作業容易にして、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項9の発明では、送風筒1の配管の上下スペースを小さくし、装置全体の高さを低くすることができる。
Claims (11)
- 送風装置2の吸気部3に接続して吸引搬送風により搬送対象物Tを搬送する送風筒1の始端に張り込みホッパー10を接続し、張り込みホッパー10と送風装置2との間の送風筒1には、張り込みホッパー10からの搬送対象物Tを搬送風と分離する搬送物分離装置15を設け、搬送物分離装置15は送風筒1の内径に対して相対的に大きな容積を有して送風筒1からの搬送風と搬送対象物Tと分離するタンク20と該タンク20の下部に設けた搬送対象物Tを排出する排出繰出機構50を有して構成し、該排出繰出機構50は、軸心方向が縦方向の円形ドラム形状のケース51の中心に放射方向に突き出る回転翼53を設けた縦回転軸52を軸装し、ケース51の天板55の上部所定位置に供給口56を形成し、ケース51の底板60に排出口61を形成した搬送装置。
- 請求項1において、前記回転翼53の基部は縦回転軸52に固定し、各回転翼53の先端は上下両端を開放した内側筒64の内周面に固定し、隣接する回転翼53と内側筒64の内周面とにより形成された繰出室65を形成し、回転翼53と内側筒64とを一体で回転させる構成とした搬送装置。
- 請求項2において、前記回転翼53の駆動用のモータ70は前記ケース51の底板60の下面に配置し、タンク20の下部をケース51の供給口56に接続させた搬送装置。
- 請求項1または請求項2または請求項3において、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21には、搬送風による搬送速度を遅くさせる減速部25を設け、減速部25は、タンク20の手前所定位置の搬送筒21と排気用筒23とを連通用筒26により連結して構成した搬送装置。
- 請求項4において、前記連通用筒26の一端27はタンク20の手前の搬送筒21に接続し、連通用筒26と搬送筒21との一端側接続口28とタンク20との間の搬送筒21の部分を減速搬送筒部29とし、一端側接続口28の上手側の搬送筒21内には、連通用筒26に搬送対象物Tが入るのを防止する侵入防止体40を設けた搬送装置。
- 請求項5において、前記侵入防止体40は、前記一端側接続口28を開口させた側の面を搬送筒21の内面に合わせた円弧部41に形成し、円弧部41の反対側面は一端側接続口28の手前が一端側接続口28側の搬送筒21の内面に近く、一端側接続口28に近づくに従い一端側接続口28から離れる方向に傾斜させた傾斜面42に形成した搬送装置。
- 請求項6において、前記侵入防止体40の先端は、一端側接続口28に臨むように位置させると共に、搬送筒21の軸心方向に移動自在に取付けた搬送装置。
- 請求項1乃至請求項7のいずれか一項において、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21と排気用筒23とを連通用筒26により連結して減速部25を設け、連通用筒26の一端27は搬送筒21の一端側接続口28に接続し、連通用筒26の他端を排気用筒23の接続口30に接続し、接続口30の上手側の連通用筒26に連通開閉バルブ35を設けた搬送装置。
- 請求項8において、前記接続口30と前記タンク20との間の排気用筒23を排気筒部31とし、接続口30の上手側の排気筒部31には排気調節用バルブ36を設けた搬送装置。
- 請求項1乃至請求項9のいずれか一項において、前記連通用筒26の所定部分には透明の透視窓47を設けた搬送装置。
- 請求項1乃至請求項10のいずれか一項において、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21とタンク20内を排気する排気用筒23とを連通用筒26により連結し、連通用筒26は鉛直線に対して傾斜または水平状態に配置した搬送装置。
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- 2014-06-06 JP JP2014117703A patent/JP5877876B2/ja active Active
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