JP2015229588A - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送物分離装置のタンクの縦方向の設置スペースの大型化。【解決手段】送風装置2の吸引搬送風により搬送対象物Tを搬送する送風筒1に、搬送対象物Tを搬送風と分離する搬送物分離装置15を設ける。搬送物分離装置15のタンク20下部に排出繰出機構50を設ける。排出繰出機構50は、軸心方向が縦方向の円形ドラム形状のケース51の中心に放射方向に突き出る回転翼53を設けた縦回転軸52を軸装し、ケース51の天板55の上部所定位置に供給口56を形成し、ケース51の底板60に排出口61を形成した搬送装置。【選択図】図1

Description

本発明は、飼料、そば、大豆、あずき、米麦等の搬送対象物を搬送する搬送装置に係るものである。
従来、送風装置に接続して吸引搬送風により搬送対象物を搬送する搬送筒の始端に張り込みホッパーを接続し、張り込みホッパーと送風装置との間の送風筒には、搬送対象物を搬送風と分離する搬送物分離装置を設け、搬送物分離装置は搬送風と搬送対象物と分離するタンクと該タンクの下部の搬送対象物を排出する排出繰出機構を有して構成し、排出繰出機構は、軸心方向が横方向の円形ドラムの中心に放射方向に突き出る回転翼を設けた縦回転軸を軸装した構成は、公知である(特許文献1)。
特開2012−211018号公報
前記公知例では、タンクの上下高さを低くして搬送物分離装置の高さを低くしているが、まだ、充分に搬送物分離装置の高さを低くしていないという課題がある。
本願は、搬送物分離装置の高さを低くして、搬送装置の設置場所の制約を少なくし、搬送対象物の損傷と機外排出とを防止し、効率よく搬送する搬送装置を提供するようにしたものである。
請求項1の発明は、送風装置2の吸気部3に接続して吸引搬送風により搬送対象物Tを搬送する送風筒1の始端に張り込みホッパー10を接続し、張り込みホッパー10と送風装置2との間の送風筒1には、張り込みホッパー10からの搬送対象物Tを搬送風と分離する搬送物分離装置15を設け、搬送物分離装置15は送風筒1の内径に対して相対的に大きな容積を有して送風筒1からの搬送風と搬送対象物Tと分離するタンク20と該タンク20の下部に設けた搬送対象物Tを排出する排出繰出機構50を有して構成し、該排出繰出機構50は、軸心方向が縦方向の円形ドラム形状のケース51の中心に放射方向に突き出る回転翼53を設けた縦回転軸52を軸装し、ケース51の天板55の上部所定位置に供給口56を形成し、ケース51の底板60に排出口61を形成した搬送装置としたものである。
請求項2の発明は、前記回転翼53の基部は縦回転軸52に固定し、各回転翼53の先端は上下両端を開放した内側筒64の内周面に固定し、隣接する回転翼53と内側筒64の内周面とにより形成された繰出室65を形成し、回転翼53と内側筒64とを一体で回転させる構成とした搬送装置としたものである。
請求項3の発明は、前記回転翼53の駆動用のモータ70は前記ケース51の底板60の下面に配置し、タンク20の下部をケース51の供給口56に接続させた搬送装置としたものである。
請求項4の発明は、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21には、搬送風による搬送速度を遅くさせる減速部25を設け、減速部25は、タンク20の手前所定位置の搬送筒21と排気用筒23とを連通用筒26により連結して構成した搬送装置としたものである。
請求項5の発明は、前記連通用筒26の一端27はタンク20の手前の搬送筒21に接続し、連通用筒26と搬送筒21との一端側接続口28とタンク20との間の搬送筒21の部分を減速搬送筒部29とし、一端側接続口28の上手側の搬送筒21内には、連通用筒26に搬送対象物Tが入るのを防止する侵入防止体40を設けた搬送装置としたものである。
請求項6の発明は、前記侵入防止体40は、前記一端側接続口28を開口させた側の面を搬送筒21の内面に合わせた円弧部41に形成し、円弧部41の反対側面は一端側接続口28の手前が一端側接続口28側の搬送筒21の内面に近く、一端側接続口28に近づくに従い一端側接続口28から離れる方向に傾斜させた傾斜面42に形成した搬送装置としたものである。
請求項7の発明は、前記侵入防止体40の先端は、一端側接続口28に臨むように位置させると共に、搬送筒21の軸心方向に移動自在に取付けた搬送装置としたものである。
請求項8の発明は、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21と排気用筒23とを連通用筒26により連結して減速部25を設け、連通用筒26の一端27は搬送筒21の一端側接続口28に接続し、連通用筒26の他端を排気用筒23の接続口30に接続し、接続口30の上手側の連通用筒26に連通開閉バルブ35を設けた搬送装置としたものである。
請求項9の発明は、前記接続口30と前記タンク20との間の排気用筒23を排気筒部31とし、接続口30の上手側の排気筒部31には排気調節用バルブ36を設けた搬送装置としたものである。
請求項10の発明は、前記連通用筒26の所定部分には透明の透視窓47を設けた搬送装置としたものである。
請求項11の発明は、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21とタンク20内を排気する排気用筒23とを連通用筒26により連結し、連通用筒26は鉛直線に対して傾斜または水平状態に配置した搬送装置としたものである。
請求項1の発明では、排出繰出機構50の回転翼53の軸心方向を縦方向とし、軸心方向が横方向の排出繰出機構50に比し繰出量を低くせずに、上下高さを低くして装置全体の高さを低くすることができる。
請求項2の発明では、隣接する回転翼53と内側筒64の繰出室65内の搬送対象物Tを繰り出すので、搬送対象物Tの損傷を抑制することができる。
請求項3の発明では、モータ70をケース51の下面側に配置しているので、タンク20の下部をケース51の供給口56に接続させられ、一層、上下高さを低くして装置全体の高さを低くすることができる。
請求項4の発明では、タンク20に入る搬送対象物Tの流入速度を減速するので、搬送対象物Tの損傷を抑制することができる。
請求項5の発明では、侵入防止体40により排気用筒23側に搬送対象物Tが流れるのを防止でき、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項6の発明では、侵入防止体40により連通用筒26へ搬送対象物Tが洩れるのを防止して、一層、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項7の発明では、侵入防止体40を一層良好に作用させることができ、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項8の発明では、連通開閉バルブ35により連通用筒26内の搬送風の強弱を調節することができ、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項9の発明では、タンク20に入る減速搬送筒部29内の搬送対象物Tの搬送速度を減速させて、搬送対象物Tの損傷を抑制することができる。
請求項10の発明では、透視窓47により搬送状態を視認することができ、作業容易にして、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項11の発明では、送風筒1の配管の上下スペースを小さくし、装置全体の高さを低くすることができる。
搬送装置の一例の概略配置図。 搬送装置の減速部部分の側面図。 バルブの概略断面図。 侵入防止体の縦断面図。 侵入防止体の斜視図。 減速部の他の実施形態の概略図。 減速部の他の実施形態の概略図。 排出繰出機構の側面図。 同平面図。 回転翼の平面図。 同側面図。 ケースの天板の平面図。 ケースの底板の平面図。 排出繰出機構の他の実施形態の概略図。
本発明の一実施例を図面により説明すると、1は、飼料、そば、大豆、あずき、米麦等の搬送対象物Tを搬送する搬送装置Hの搬送通路を構成する送風筒であり、送風筒1の端部には送風装置2を接続する。
送風装置2は公知のものであり、ファン(図示省略)を回転させて、送風装置2の一方側から空気を吸引して他方に排気するように構成する。送風装置2の吸気部3には、前記送風筒1の終端を接続して吸引搬送風路に形成する。5は送風装置2の排気口であり、排気口5に排気用ホース6を接続する。
前記送風筒1の始端部には、張り込みホッパー10の下部を接続する。11は二次空気を吸引する吸引口である。図示は省略するが、送風筒1と張り込みホッパー10との間には、接続を開閉する張り込みシャッターを設ける。
送風装置2と張り込みホッパー10の間の送風筒1には、張り込みホッパー10からの搬送対象物Tを搬送風と分離する搬送物分離装置15を設ける。搬送物分離装置15の搬送下手側には分離させた搬送対象物Tを別途搬送する搬送装置16を設ける。搬送装置16は次工程への搬送手段であり、本願の要件ではないので、詳細は省略する。搬送装置16は、例えば前記張り込みホッパー10に玄米を投入した場合には精米工程に搬送し、前記張り込みホッパー10に白米を投入したときには炊飯工程に搬送するように構成する。
搬送物分離装置15のタンク(レシーバータンク)20には、張り込みホッパー10から搬送対象物Tを搬送する送風筒1のうちの搬送筒21を接続固定する。タンク20に設けた排気口22には送風筒1のうちの排気用筒23を接続する。タンク20は、搬送筒21に対して相対的に大容量(大容積)に形成し、搬送筒21から流入する搬送風の物体に与える圧力である風圧・風速を減衰させて、搬送対象物Tを搬送風から分離する構成としている。
即ち、風圧・風速は風路の通過面積が狭くなると強く(速く)、通過面積が広くなると弱く(遅く)なるから、タンク20を搬送筒21の直径に対して相対的に大容積(容量)となる所定容積になるように形成し、搬送筒21から吹き出す搬送風の風力風圧・風速を、搬送風から搬送対象物Tを略分離するまで減衰するように構成する。
タンク20の手前の搬送筒21には、搬送風による搬送速度(風速)を遅くさせる減速部25を設ける。減速部25は、搬送速度を遅くさせることにより、タンク20に入る搬送対象物Tがタンク20の内面に衝突して損傷するのを抑制させる。
減速部25は、タンク20の手前の所定位置の搬送筒21と排気用筒23とを連通用筒26により連結接続して構成する。
連通用筒26の一端27はタンク20の手前(上手側)の搬送筒21に接続し、連通用筒26と搬送筒21との一端側接続口28とタンク20との間の搬送筒21の部分を減速搬送筒部29とし、一端側接続口28までの搬送筒21の搬送速度(風速)に比し減速搬送筒部29の搬送速度(風速)を遅くさせる。
即ち、搬送筒21を連通用筒26により排気用筒23にタンク20を介さずに連通させることで、排気用筒23が連通用筒26を介して搬送筒21内を吸引し、一端側接続口28の部分で連通用筒26と減速搬送筒部29とに分岐させ、搬送筒21に比し減速搬送筒部29内の搬送速度を減速させる。
30は連通用筒26の他端と排気用筒23との接続口、31はタンク20と接続口30との間の排気筒部である。
接続口30の上手側の連通用筒26には連通開閉バルブ35を設ける。連通開閉バルブ35は搬送対象物Tが一端側接続口28から連通用筒26に侵入すると、締めて、連通用筒26内の風圧・風速を絞って、搬送対象物Tが機外に排出されるのを防止する。
接続口30の上手側の排気筒部31の所定位置には排気調節用バルブ36を設ける。連通用筒26内の風圧・風速が搬送筒21と排気用筒23と連通用筒26との直径や長さ等の条件により種々変化すること、また、搬送対象物Tの形状や比重によって連通開閉バルブ35を全開状態にしても、減速搬送筒部29内の搬送速度の減速が充分でないときには、排気調節用バルブ36を絞って連通用筒26内の風速を早くすることにより、減速搬送筒部29内の搬送速度(風速)を減速させる。
連通開閉バルブ35と排気調節用バルブ36の構成は任意であり、筒内径を変化させて風速を変更調節できる構成であるばよく、例えば、回動板37を調節軸38に取付け、調節軸38を連通用筒26と排気筒部31に回転自在に取り付ければよい。39は調節ダイヤルである。
一端側接続口28の上手側の搬送筒21内には、連通用筒26に搬送対象物Tが入るのを防止する侵入防止体40を設ける。侵入防止体40の上面は搬送筒21の内面に合わせた円弧部41に形成し、下面は側面視において一端側接続口28の手前(搬送方向上手側)が搬送筒21の内面に近く、一端側接続口28に近づくに従い搬送筒21の軸心に近づくように傾斜させた傾斜面42に形成する。
即ち、傾斜面42は、一端側接続口28に近づくに従い一端側接続口28の開口部から離れる方向に傾斜させる。
そのため、搬送筒21内の搬送対象物Tは、侵入防止体40の傾斜面42により一端側接続口28から離れる方向に誘導させられ、一端側接続口28を通過して減速搬送筒部29を介してタンク20に搬送される。
侵入防止体40の先端は、一端側接続口28のタンク20側に臨むように位置させる。
そのため、一端側接続口28の上手側の搬送筒21では、侵入防止体40により風路が通過面積が狭くなるので、風圧・風速は強く(速く)なって、一端側接続口28が臨む位置では、一旦、搬送対象物Tは早く移動して、機外に排出されるのを防止する。
そして、一端側接続口28を通過すると、減速搬送筒部29で搬送対象物Tは減速させられてタンク20に入る。
したがって、侵入防止体40の先端を、一端側接続口28のタンク20側に臨ませることによって、搬送対象物Tの移動方向の誘導と機外排出の防止作用を発揮させる。
43は侵入防止体40を搬送筒21に取付ける取付軸であり、搬送筒21に設けた長孔44に挿入して搬送筒21の軸心方向に移動自在に侵入防止体40を取付ける。
そのため、侵入防止体40の先端と一端側接続口28との位置関係を調節して、搬送対象物Tの機外排出を抑制する。
また、減速搬送筒部29を含めた搬送筒21と排気用筒23と連通用筒26の所定部分には透明の透視窓47を設ける。
そのため、透視窓47により搬送対象物Tの移動状態を把握でき、連通開閉バルブ35と排気調節用バルブ36の調節を一層容易正確にできる。
透視窓47は、少なくとも、連通用筒26に設けると、搬送対象物Tが機外に排出されるのを防止するための連通開閉バルブ35と排気調節用バルブ36の調節を容易にする。
また、減速搬送筒部29に透視窓47を設けると、減速搬送筒部29内の風速の減速調節するための連通開閉バルブ35と排気調節用バルブ36の調節を容易にする。
また、透視窓47を侵入防止体40の先端付近に設けると、侵入防止体40の位置調節を容易にして好適である。
また、透視窓47は、透明部材により送風筒1や連通用筒26の一部または全周に設けて可視化すればよい。
しかして、減速部25を含めた送風筒1の配管は、理解を容易にするため、図1、図2において、減速搬送筒部29はタンク20の側面に接続し、排気筒部31はタンク20の上部に接続し、搬送筒21と排気用筒23を上下に並設しているが、排気筒部31をタンク20内の搬送対象物Tを吸引排出させない側面所定位置に接続し、減速搬送筒部29と排気筒部31を含めた搬送筒21と排気用筒23および連通用筒26の夫々を水平状態に配置すると、搬送装置全体の高さを低くすることができ、設置場所の制約を少なくできて、好適である。
また、連通用筒26は、タンク20の上手側の搬送筒21とタンク20の下手側の排気用筒23を連通させればよいので、連通用筒26の長さ方向の形状は任意であり、図6と図7のように、搬送筒21と排気用筒23に対して斜めに配置してもよい。
しかして、タンク20の下部には略一定量ずつ搬送対象物Tを排出する排出繰出機構50を設ける。排出繰出機構50は、円形ドラム形状のケース51の中心に縦回転軸52を軸装する。縦回転軸52には放射方向に突き出る回転翼53を縦回転軸52の回転方向に所定間隔を置いて複数設ける。
ケース51は天板55の上部所定位置に供給口56を形成し、供給口56とタンク20の供給口56との間に接続部材57を設ける。
ケース51の底板60には排出口61を形成し、排出口61には搬送物分離装置15で分離した搬送対象物Tを別途搬送する前記搬送装置16へ搬送対象物Tを誘導する誘導樋62に上部を取付ける。排出口61の下部は搬送装置16の上方所定位置に臨ませる。
排出繰出機構50はケース51と回転翼53の軸心方向を縦に配置し、タンク20と排出繰出機構50の上下高さを低くし、搬送物分離装置15を含めた搬送装置全体の高さを低くして設置場所の制約を少なくしている点が重要であり、ケース51や回転翼53の具体的構成は任意あるが、本実施形態における排出繰出機構50の具体的構成を説明する。
回転翼53は縦回転軸52に5〜8枚設けると、ケース51内の機密性を低下させず、好適である。
また、各回転翼53の上縁とケース51の天板55の下面との間隔は勿論のこと、各回転翼53の下縁とケース51の底板60の上面との間隔を、搬送対象物Tの大きさに比し狭くして、機密性を向上させている。
各回転翼53の基部は縦回転軸52に固定し、各回転翼53の先端は上下両端を開放した内側筒64の内周面に固定し、隣接する回転翼53と内側筒64の内周面とにより形成された繰出室65を形成し、回転翼53と内側筒64とを一体で回転させて、供給口56から繰出室65内に入った搬送対象物Tを排出口61に移動させて繰出排出させる。
そのため、繰出室65内の搬送対象物Tは排出繰出機構50のケース51の内周面に摺接することが無く、繰出室65内の搬送対象物Tが摺接するのはケース51の底板60上面だけとなり、搬送対象物Tの損傷を抑制する。
排出繰出機構50の排出口61は繰出室65に合わせて平面視において扇形状とし、繰出室65より大きく開口させ、搬送対象物Tの排出落下を確実にして、詰まり発生を防止する。
また、ケース51の円筒状のケース部66に対して天板55と底板60を着脱自在に取付け、分解可能にしてメンテナンスを容易にしている。
67は天板55に設けた点検窓である。
また、回転翼53を回転させるモータ70は、図8においては、ケース51の天板55上に配置しているが、図14のように、ケース51の底板60の下面にモータ70を配置すると、図8の接続部材57を省略してタンク20の下部をケース51の供給口56に接続させるか、または、接続部材57の上下長さを短くできて、搬送物分離装置15の高さを低くすることができ、好適である。
70Aは、モータ70の回転を減速して伝達する伝達部である。
しかして、搬送物分離装置15の送風方向の下手側の排気用筒23には、ダスト用サイクロン71を設ける。ダスト用サイクロン71は、公知のものであり、搬送風(吸引風)に混入した塵埃を分離除去するものであればよく、詳細は省略する。ダスト用サイクロンの下手側の排気用筒23は、エアクリーナー72を介して送風装置2の吸気部3に接続する。
(実施形態の作用)
張り込みホッパー10に搬送対象物Tを張り込み、次に、空気通路開閉用バルブ(図示省略)を閉状態にして送風装置2に通電すると、送風筒1内の空気が送風装置2により吸引され、これにより、搬送物分離装置15のタンク20内が負圧になり、張り込みホッパー10内の搬送対象物Tは送風筒1内に吸引され、送風筒1内を流れる吸引風により送風筒1の搬送筒21を通って搬送物分離装置15のタンク20に至る。
搬送物分離装置15は、任意形状のタンク20を、搬送筒21に対して相対的に大容量に形成し、搬送筒21から吹き出す搬送風の物体に与える圧力である風圧・風速を減衰させるように構成しているから、タンク20内に搬送対象物Tが入ると、搬送風は搬送筒21内を吹いているときよりもタンク20内で減衰されて搬送風と搬送対象物Tは分離され、タンク20内の空気は排気口22から排気され、搬送風から分離されて風の影響から解放された搬送対象物Tはタンク20から排出繰出機構50の供給口56から複数の回転翼53の間に落下する。
排出繰出機構50では、供給口56から複数の回転翼53の間に落下した搬送対象物Tは、縦軸回転する回転翼53により排出口61上に移動させられ、排出口61から落下して搬送装置16に供給されて次工程へ搬送される。
搬送物分離装置15は、タンク20に吸引搬送風路4を形成する送風筒1のうちの搬送筒21を接続固定し、タンク20に設けた排気口22に送風筒1のうちの排気用筒23を接続して構成し、タンク20の手前(搬送方向上手側)の搬送筒21には、搬送風による搬送速度を遅くさせる減速部25を設けているので、減速部25がタンク20に入る手前の搬送対象物Tの搬送速度を遅くさせて、タンク20の内面に衝突して損傷するのを抑制する。
減速部25は、タンク20の手前(上手側)の所定位置の搬送筒21と排気用筒23とを連通用筒26により連結接続しているので、連通用筒26と搬送筒21との接続部分にてタンク20への風路と排気用筒23への風路とに分岐させることになって、連通用筒26よりタンク20側の搬送筒21内の搬送対象物Tの搬送速度を減速する。
連通用筒26の一端27はタンク20の手前の搬送筒21に接続し、連通用筒26と搬送筒21との一端側接続口28とタンク20との間の搬送筒21の部分を減速搬送筒部29とし、連通用筒26は搬送筒21を排気用筒23にタンク20を介さずに連通させることになるので、排気用筒23が連通用筒26を介して搬送筒21内を吸引し、一端側接続口28の部分で連通用筒26と減速搬送筒部29とに分岐させ、搬送筒21に比し減速搬送筒部29内の搬送対象物Tの搬送速度を減速させられる。
また、連通用筒26はタンク20の手前(上手側)の所定位置の搬送筒21と排気用筒23とを連通させているので、連通用筒26との接続部分を、排気用筒23側に吸引排気することになって、タンク20側の搬送筒21内の搬送対象物Tの搬送速度を減速させられる。
接続口30の上手側の連通用筒26には連通開閉バルブ35を設けているので、連通開閉バルブ35により連通用筒26内の風圧・風速を調節することができ、搬送対象物Tが連通用筒26に誤って吸引されて機外に排出されるのを防止する。
例えば、搬送対象物Tが一端側接続口28から連通用筒26に侵入すると、連通開閉バルブ35を締めて、連通用筒26内の風速を絞り、搬送対象物Tが機外に排出されるのを防止する。
接続口30の上手側の排気筒部31の所定位置には排気調節用バルブ36を設けているので、排気調節用バルブ36により排気用筒23から連通用筒26内を吸引圧力を調節することができ、減速搬送筒部29内の搬送対象物Tの搬送速度の減速効率を向上させる。
即ち、連通開閉バルブ35は連通用筒26内の風速を絞ることは可能であるが、風速を増加させることはできないため、連通開閉バルブ35を全開状態にしても、減速搬送筒部29内の風速の減速が充分でないときには、排気調節用バルブ36を絞って連通用筒26内の風速を早くすることにより、減速搬送筒部29内の風速を減速させる。
一端側接続口28の上手側の搬送筒21内には、連通用筒26に搬送対象物Tが入るのを防止する侵入防止体40を設けているので、搬送対象物Tが連通用筒26方向に流れて排気用筒23により機外に排出されるのを防止する。
侵入防止体40は、搬送筒21の内面に合わせた円弧部41を有し、円弧部41の反対面は一端側接続口28の手前が搬送筒21の内面に近く、一端側接続口28に近づくに従い一端側接続口28から離れる方向に傾斜させた傾斜面42に形成しているので、搬送筒21内の搬送対象物Tは侵入防止体40の傾斜面42により一端側接続口28から離れる方向に誘導させられて一端側接続口28を通過して減速搬送筒部29に入ってタンク20に搬送される。
侵入防止体40は取付軸43を長孔44に挿入して搬送筒21の軸心方向に移動自在に取付けているので、侵入防止体40の先端と一端側接続口28との位置関係を調節して、搬送対象物Tの機外排出を抑制する。
また、減速搬送筒部29を含めた搬送筒21と排気用筒23と連通用筒26の所定部分には透明の透視窓47を設けているので、各透視窓47により搬送対象物Tの移動状態を把握して、連通開閉バルブ35と排気調節用バルブ36の調節を行える。
搬送筒21と排気用筒23と連通用筒26は略水平状態に配置すると、搬送装置全体の高さを低くすることができ、設置場所の制約を少なくできる。
また、連通用筒26は、タンク20の上手側の搬送筒21とタンク20の下手側の排気用筒23を連通させればよいので、連通用筒26の長さ方向の形状は任意であり、図6、図7のように、搬送筒21と排気用筒23に対して斜めに配置すると、搬送筒21と排気用筒23との間の間隔を狭くしつつ、連通用筒26の長さを所定長さに確保することができ、連通開閉バルブ35の設置を容易にできるなど、合理的な構成となる。
しかして、タンク20の下部には略一定量ずつ搬送対象物Tを排出する排出繰出機構50を設け、排出繰出機構50は円形ドラム形状のケース51の中心に縦回転軸52を軸装し、縦回転軸52に放射方向に突き出る回転翼53を縦回転軸52の回転方向に所定間隔を置いて複数設けて構成しているので、横軸回転の回転翼53を設けた排出繰出機構50に比し上下高さを低くすることができる。
ケース51は天板55の上部所定位置に供給口56を形成し、ケース51の底板60には排出口61を形成しているので、タンク20内の搬送対象物Tは供給口56から隣接する回転翼53の間の繰出室65内に落下し、複数の回転翼53の間に落下した搬送対象物Tは、縦軸回転する回転翼53により底板60上を排出口61に至るまで移動させられ、排出口61から落下して搬送装置16に供給されて次工程へ搬送される。
回転翼53は縦回転軸52に5〜8枚設けているので、供給口56と排出口61の間の距離(空間容積)を確保でき、各繰出室65の機密性を低下させずに、搬送対象物Tを繰り出すことができる。
各回転翼53の基部は縦回転軸52に固定し、各回転翼53の先端は上下両端を開放した内側筒64の内周面に固定し、隣接する回転翼53と内側筒64の内周面とにより形成された繰出室65を形成し、回転翼53と内側筒64とを一体で回転させて移動させるので、繰出室65内の搬送対象物Tは排出繰出機構50のケース51の内周面に摺接することが無く、繰出室65内の搬送対象物Tが摺接するのはケース51の底板60上面だけとなり、搬送対象物Tの損傷を抑制する。
また、回転翼53を回転させるモータ70は、図8においては、ケース51の天板55上に配置しているが、図14のように、ケース51の底板60の下面にモータ70を配置しているので、図8の接続部材57を省略してタンク20の下部をケース51の供給口56に接続させるか、または、接続部材57の上下長さを短くできて、搬送物分離装置15の高さを低くすることができる。
しかして、搬送物分離装置15の送風方向の下手側の排気用筒23には、ダスト用サイクロン71を設けているので、ダスト用サイクロン71により搬送風(吸引風)に混入した塵埃を分離除去し、更に、エアクリーナ72を介して送風装置2の吸気部3に吸引され、送風装置2の損傷を防止する。
なお、上記実施形態の説明において、理解を容易にするため、上下左右等の方向を記載しているが、便宜上のものであり、こられの記載によって構成は限定されない。
例えば、侵入防止体40の設置方向は、連通用筒26の軸心方向により変化し、円弧部41は必ずしも侵入防止体40の上面に形成されずに側面に形成されることもある。
1…送風筒、2…送風装置、3…吸気部、5…排気口、6…排気用ホース、10…張り込みホッパー、15…搬送物分離装置、16…搬送装置、20…タンク、21…搬送筒、22…排気口、23…排気用筒、25…減速部、26…連通用筒、27…一端、28…一端側接続口、29…減速搬送筒部、30…接続口、31…排気筒部、35…連通開閉バルブ、36…排気調節用バルブ、37…回動板、38…調節軸、39…調節ダイヤル、40…侵入防止体、41…円弧部、42…傾斜面、43…取付軸、44…長孔、47…透視窓、50…排出繰出機構、51…ケース、52…縦回転軸、53…回転翼、55…天板、56…供給口、57…接続部材、60…底板、61…排出口、62…誘導樋、64…内側筒、65…繰出室、66…ケース部、67…点検窓、70…モータ、71…ダスト用サイクロン。
連通開閉バルブ35と排気調節用バルブ36の構成は任意であり、筒内径を変化させて風速を変更調節できる構成であばよく、例えば、回動板37を調節軸38に取付け、調節軸38を連通用筒26と排気筒部31に回転自在に取り付ければよい。39は調節ダイヤルである。
一端側接続口28の上手側の搬送筒21内には、連通用筒26に搬送対象物Tが入るのを防止する侵入防止体40を設ける。侵入防止体40の上面は搬送筒21の内面に合わせた円弧部41に形成し、下面は側面視において一端側接続口28の手前(搬送方向上手側)が搬送筒21の内面に近く、一端側接続口28に近づくに従い搬送筒21の軸心に近づくように傾斜させた傾斜面42に形成する。
ケース51の底板60には排出口61を形成し、排出口61には誘導樋62の上部を取付ける。誘導樋62は、搬送物分離装置15で分離した搬送対象物Tを、別途搬送する前記搬送装置16へ誘導する。排出口61の下部は搬送装置16の上方所定位置に臨ませる。
排出繰出機構50はケース51と回転翼53の軸心方向を縦に配置し、タンク20と排出繰出機構50の上下高さを低くし、搬送物分離装置15を含めた搬送装置全体の高さを低くして設置場所の制約を少なくしている点が重要であり、ケース51や回転翼53の具体的構成は任意あるが、本実施形態における排出繰出機構50の具体的構成を説明する。
回転翼53は縦回転軸52に5〜8枚設けると、ケース51内の機密性を低下させず、好適である。
請求項1の発明は、送風装置2の吸気部3に接続して吸引搬送風により搬送対象物Tを搬送する送風筒1の始端に張り込みホッパー10を接続し、張り込みホッパー10と送風装置2との間の送風筒1には、張り込みホッパー10からの搬送対象物Tを搬送風と分離する搬送物分離装置15を設け、搬送物分離装置15は送風筒1からの搬送風と搬送対象物Tと分離するタンク20と該タンク20の下部に設けた搬送対象物Tを排出する排出繰出機構50を有して構成し、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21には、搬送風による搬送速度を遅くさせる減速部25を設け、該減速部25は、タンク20の手前所定位置の搬送筒21と前記タンク20にて分離した搬送風を排気する排気用筒23とを連通用筒26により連結して構成し、前記連通用筒26の一端27とタンク20の手前の搬送筒21との接続部分には、搬送方向上手側から下手側に至るに従い次第に太くなる形状に形成して搬送筒21の風路の通過面積を狭くする侵入防止体40を設け、前記排出繰出機構50は、軸心方向が縦方向の円形ドラム形状のケース51の中心に縦回転軸52を軸装し、該縦回転軸52に放射方向に突き出る回転翼53の基部を固定し、各回転翼53の先端は上下両端を開放した内側筒64の内周面に固定し、隣接する回転翼53と内側筒64の内周面とにより形成された繰出室65を形成し、回転翼53と内側筒64とを一体で回転させる構成とし、前記ケース51の天板55の中心より外側の所定位置に供給口56を開口させ、ケース51の底板60の中心より外側で前記供給口56と反対側に排出口61を形成し前記排出口61は前記繰出室65に合わせて平面視において扇形状とすると共に、繰出室65より大きく開口させて形成した搬送装置としたものである。
請求項の発明は、前記回転翼53の駆動用のモータ70は前記ケース51の底板60の下面に配置し、タンク20の下部をケース51の供給口56に接続させた搬送装置としたものである。
請求項の発明は、前記連通用筒26の一端27はタンク20の手前の搬送筒21に接続し、連通用筒26と搬送筒21との一端側接続口28とタンク20との間の搬送筒21の部分を減速搬送筒部29とし、一端側接続口28の上手側の搬送筒21内に前記侵入防止体40を設けた搬送装置としたものである。
請求項の発明は、前記侵入防止体40は、前記一端側接続口28を開口させた側の面を搬送筒21の内面に合わせた円弧部41に形成し、円弧部41の反対側面は一端側接続口28の手前が一端側接続口28側の搬送筒21の内面に近く、一端側接続口28に近づくに従い一端側接続口28から離れる方向に傾斜させた傾斜面42に形成した搬送装置としたものである。
請求項の発明は、前記侵入防止体40の先端は、一端側接続口28に臨むように位置させると共に、搬送筒21の軸心方向に移動自在に取付けた搬送装置としたものである。
請求項の発明は、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21と排気用筒23とを連通用筒26により連結して減速部25を設け、連通用筒26の一端27は搬送筒21の一端側接続口28に接続し、連通用筒26の他端を排気用筒23の接続口30に接続し、接続口30の上手側の連通用筒26に連通開閉バルブ35を設けた搬送装置としたものである。
請求項の発明は、前記接続口30と前記タンク20との間の排気用筒23を排気筒部31とし、接続口30の上手側の排気筒部31には排気調節用バルブ36を設けた搬送装置としたものである。
請求項の発明は、前記連通用筒26の所定部分には透明の透視窓47を設けた搬送装置としたものである。
請求項の発明は、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21とタンク20内を排気する排気用筒23とを連通用筒26により連結し、連通用筒26は鉛直線に対して傾斜または平行あるいは水平状態に配置した搬送装置としたものである。
請求項1の発明では、排出繰出機構50の回転翼53の軸心方向を縦方向とし、軸心方向が横方向の排出繰出機構50に比し繰出量を少なくせずに、上下高さを低くして装置全体の高さを低くすることができ、また、隣接する回転翼53と内側筒64の繰出室65内の搬送対象物Tを繰り出すので、搬送対象物Tの損傷を抑制することができ、また、タンク20に入る搬送対象物Tの流入速度を減速するので、搬送対象物Tの損傷を抑制することができる。
請求項の発明では、モータ70をケース51の下面側に配置しているので、タンク20の下部をケース51の供給口56に接続させられ、一層、上下高さを低くして装置全体の高さを低くすることができる。
請求項の発明では、侵入防止体40により排気用筒23側に搬送対象物Tが流れるのを防止でき、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項の発明では、侵入防止体40により連通用筒26へ搬送対象物Tが洩れるのを防止して、一層、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項の発明では、侵入防止体40を一層良好に作用させることができ、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項の発明では、連通開閉バルブ35により連通用筒26内の搬送風の強弱を調節することができ、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項の発明では、タンク20に入る減速搬送筒部29内の搬送対象物Tの搬送速度を減速させて、搬送対象物Tの損傷を抑制することができる。
請求項の発明では、透視窓47により搬送状態を視認することができ、作業容易にして、搬送対象物Tの機外排出を防止することができる。
請求項の発明では、送風筒1の配管の上下スペースを小さくし、装置全体の高さを低くすることができる。

Claims (11)

  1. 送風装置2の吸気部3に接続して吸引搬送風により搬送対象物Tを搬送する送風筒1の始端に張り込みホッパー10を接続し、張り込みホッパー10と送風装置2との間の送風筒1には、張り込みホッパー10からの搬送対象物Tを搬送風と分離する搬送物分離装置15を設け、搬送物分離装置15は送風筒1の内径に対して相対的に大きな容積を有して送風筒1からの搬送風と搬送対象物Tと分離するタンク20と該タンク20の下部に設けた搬送対象物Tを排出する排出繰出機構50を有して構成し、該排出繰出機構50は、軸心方向が縦方向の円形ドラム形状のケース51の中心に放射方向に突き出る回転翼53を設けた縦回転軸52を軸装し、ケース51の天板55の上部所定位置に供給口56を形成し、ケース51の底板60に排出口61を形成した搬送装置。
  2. 請求項1において、前記回転翼53の基部は縦回転軸52に固定し、各回転翼53の先端は上下両端を開放した内側筒64の内周面に固定し、隣接する回転翼53と内側筒64の内周面とにより形成された繰出室65を形成し、回転翼53と内側筒64とを一体で回転させる構成とした搬送装置。
  3. 請求項2において、前記回転翼53の駆動用のモータ70は前記ケース51の底板60の下面に配置し、タンク20の下部をケース51の供給口56に接続させた搬送装置。
  4. 請求項1または請求項2または請求項3において、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21には、搬送風による搬送速度を遅くさせる減速部25を設け、減速部25は、タンク20の手前所定位置の搬送筒21と排気用筒23とを連通用筒26により連結して構成した搬送装置。
  5. 請求項4において、前記連通用筒26の一端27はタンク20の手前の搬送筒21に接続し、連通用筒26と搬送筒21との一端側接続口28とタンク20との間の搬送筒21の部分を減速搬送筒部29とし、一端側接続口28の上手側の搬送筒21内には、連通用筒26に搬送対象物Tが入るのを防止する侵入防止体40を設けた搬送装置。
  6. 請求項5において、前記侵入防止体40は、前記一端側接続口28を開口させた側の面を搬送筒21の内面に合わせた円弧部41に形成し、円弧部41の反対側面は一端側接続口28の手前が一端側接続口28側の搬送筒21の内面に近く、一端側接続口28に近づくに従い一端側接続口28から離れる方向に傾斜させた傾斜面42に形成した搬送装置。
  7. 請求項6において、前記侵入防止体40の先端は、一端側接続口28に臨むように位置させると共に、搬送筒21の軸心方向に移動自在に取付けた搬送装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項において、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21と排気用筒23とを連通用筒26により連結して減速部25を設け、連通用筒26の一端27は搬送筒21の一端側接続口28に接続し、連通用筒26の他端を排気用筒23の接続口30に接続し、接続口30の上手側の連通用筒26に連通開閉バルブ35を設けた搬送装置。
  9. 請求項8において、前記接続口30と前記タンク20との間の排気用筒23を排気筒部31とし、接続口30の上手側の排気筒部31には排気調節用バルブ36を設けた搬送装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項において、前記連通用筒26の所定部分には透明の透視窓47を設けた搬送装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか一項において、前記タンク20の手前の送風筒1の搬送筒21とタンク20内を排気する排気用筒23とを連通用筒26により連結し、連通用筒26は鉛直線に対して傾斜または水平状態に配置した搬送装置。
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