JP2015228076A - 設備機器システム、および、コントローラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スケジュールデータ取得要求部130は、サブコントローラ200にスケジュールデータを要求して取得する。取得したスケジュールデータに対する変更がなされると、スケジュールデータ更新要求部140は、変更されたスケジュールデータをサブコントローラ200に送信して更新を要求する。スケジュールデータ更新処理部230は、更新要求に対する受諾通知をメインコントローラ100に送信し、変更されたスケジュールデータを自身のフラッシュメモリに書き込む。一方、スケジュールデータ更新要求部140は、サブコントローラ200からの受諾通知を契機に、変更後のスケジュールデータを自身のフラッシュメモリに書き込む。
【選択図】図2
Description
また、特許文献1の設備監視システムでは、仮に、監視サーバ装置側でファイルの内容を変更したとしても、監視サーバ装置と監視装置とで一括してファイルを更新することができなかった。つまり、集めたデータを変更したとしても、同一のタイミングで更新することができなかった。
設備機器を制御する第1及び第2のコントローラがネットワークを介して接続された設備機器システムであって、
前記第1のコントローラは、
前記設備機器の制御に関する関連データを格納するための第1の記憶部と、
前記第2のコントローラに対して関連データの取得を要求し、前記第2のコントローラから送られた前記関連データを取得するデータ取得要求部と、
前記第2のコントローラから取得した前記関連データに対する変更が、ユーザの操作に従ってなされると、変更後関連データを前記第2のコントローラに送信して更新を要求するデータ更新要求部と、を備え、
前記第2のコントローラは、
前記設備機器の制御に関する関連データを格納するための第2の記憶部と、
前記第1のコントローラからの取得要求に応答して、前記第2の記憶部に格納されている前記関連データを読み出して前記第1のコントローラに送信するデータ取得処理部と、
前記第1のコントローラから送られた前記変更後関連データ、及び、更新要求に応答して、前記変更後関連データを前記第2の記憶部に書き込むデータ更新処理部と、を備え、
前記第2のコントローラにおける前記データ更新処理部は、前記変更後関連データを前記第2の記憶部に書き込む前に、前記更新要求に対する受諾通知を前記第1のコントローラに送信し、
前記第1のコントローラにおける前記データ更新要求部は、前記第2のコントローラから送られた前記受諾通知を契機に、前記変更後関連データを前記第1の記憶部に書き込む、
ことを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態1に係る空調システム1の全体構成の一例を示すブロック図である。
図示するように、空調システム1は、各空調機300を制御するメインコントローラ100および各サブコントローラ200が、LAN(Local Area Network)等のネットワーク10を介して接続されて構成される。この空調システム1は、例えば、ビル等の建物に配置され、建物内の全ての空調機300を制御(監視等も含む)する。一例として、メインコントローラ100やサブコントローラ200は、各フロアに配置され、それぞれ、フロア内の各空調機300を制御する。
なお、図1に示す空調システム1の構成は一例であり、実際に配置する建物の階数や間取りに応じて、サブコントローラ200や空調機300の数等を適宜変更可能である。
メインコントローラ100および各サブコントローラ200は、ネットワーク10を介して互いに通信を行い、また、制御バス20(20a〜20c)を介して各空調機300を制御する。
なお、メインコントローラ100およびサブコントローラ200の詳細については、後述する。
なお、図1の空調機300は、一例として、天井埋め込み型の空調機(室内機)を示しているが、他に、壁掛け型や据え置き型の空調機であってもよい。
表示部は、例えば、上述した液晶表示ユニットによって実現され、種々の画面(例えば、スケジュール設定画面等)を表示する。また、操作受け付け部は、例えば、上述したタッチパネルによって実現され、表示部に表示された設定画面内に配置されたボタン画像(例えば、スケジュール設定ボタン等)の押下(ユーザの指等による押下操作)を受け付ける。
その際、通信部110は、WebSocketクライアント150の制御に従って、WebSocket規格に沿った通信を行う。このWebSocket規格についての詳細は、後述するWebSocketクライアント150と共に説明する。
スケジュールデータ取得要求部130は、復号化したスケジュールデータをRAM等の一時記憶領域に、仮スケジュールデータとして保存する。
スケジュールデータ更新要求部140は、通信部110を制御して、暗号化したスケジュールデータ(変更されたスケジュールデータ)をサブコントローラ200に送信すると共に、そのスケジュールデータの更新予約を要求する。
なお、WebSocket(ウェブソケット)規格は、コンピュータ・ネットワーク用の通信規格の1つであり、サーバとクライアントとの間の通信のための双方向通信用の技術規格である。このWebSocket規格には、専用のAPI(Application Programming Interface)とプロトコルが規定されており、TCP(Transmission Control Protocol)上で動作する。サーバとクライアント間のデータのやり取りが頻繁に発生する場合、従来のHTTP(Hypertext Transfer Protocol)では、あくまでクライアント側(接続する側)からサーバ側(接続される側)にデータの送信要求を出す部に過ぎず、サーバ側からクライアントにデータをプッシュ配信することが難しかった。これに対して、WebSocket規格では、サーバとクライアントが一度コネクションを行った後は、必要な通信を全てそのコネクション上で専用のプロトコルを用いて行う。そのため、従来の手法に比べて、通信ロスを低減できることや、同一サーバに接続する他のアプリケーションへの影響が少ない(1つのコネクションで全てのデータ送受信が行えるため)などのメリットがある。
例えば、復号化部160は、自身(メインコントローラ100)の秘密鍵を用いて、スケジュールデータを復号化する。つまり、メインコントローラ100の公開鍵にて暗号化されたスケジュールデータを、サブコントローラ200から取得した際に、その暗号化されたスケジュールデータを、メインコントローラ100の秘密鍵を用いて復号化する。
例えば、暗号化部170は、サブコントローラ200の公開鍵を用いて、スケジュールデータを暗号化する。つまり、変更されたスケジュールデータをスケジュールデータ更新要求部140がサブコントローラ200に送る際に、送り先のサブコントローラ200の公開鍵を用いて、そのスケジュールデータを暗号化する。そのために、暗号化部170は、サブコントローラ200a,200b両方の公開鍵を保持している。
なお、フラッシュメモリには、スケジュールデータを格納するための領域として、例えば、A区画およびB区画が設けられている。そして、スケジュールデータ180aは、例えば、A区画に格納されたスケジュールデータを表している。一方、スケジュールデータ180bは、例えば、B区画に格納されたスケジュールデータを表している。これらA区画およびB区画は、以下に説明する使用区画管理部190によって、何れの区画が使用区画(空調機300の制御に使用するための使用区画)であるかが指し示されており、使用区画として指し示されている方のスケジュールデータ180が、空調機300の制御に実際に使用されるようになっている。
また、フラッシュメモリに設けられた区画数は、複数であればよく、例えば、A区画、B区画、及び、C区画からなる3つの区画が設けられていてもよい。その場合、使用区画管理部190は、全区画のうちの1つを、使用区画として指し示すものとする。
上述したように、スケジュールデータ更新要求部140は、使用区画管理部190が使用区画として指し示していない方の区画に、変更されたスケジュールデータを書き込む。
そして、使用区画管理部190は、一定時間後に、使用区画を切り替える。例えば、使用区画管理部190は、上述した更新予約の要求に受諾した旨の通知(より詳細には、スケジュールデータの更新予約完了通知)が、サブコントローラ200から送られた時点から一定時間経過後に、スケジュールデータ更新要求部140がスケジュールデータを書き込んだ区画を、使用区画として指し示す。
また、サブコントローラ200にも、メインコントローラ100と同様に、表示部や操作受け付け部を備えていてもよい。
その際、通信部210は、WebSocketサーバ240の制御に従って、WebSocket規格に沿って通信を行う。
スケジュールデータ取得処理部220は、通信部210を制御して、暗号化したスケジュールデータをメインコントローラ100に送信する。
復号化を通じてスケジュールデータに改竄や欠損がないことを確認すると、スケジュールデータ更新処理部230は、通信部210を制御して、スケジュールデータの更新予約完了通知をメインコントローラ100に送信する。
例えば、復号化部250は、自身(サブコントローラ200)の秘密鍵を用いて、スケジュールデータを復号化する。つまり、サブコントローラ200の公開鍵にて暗号化されたスケジュールデータを、メインコントローラ100から取得した際に、その暗号化されたスケジュールデータを、サブコントローラ200の秘密鍵を用いて復号化する。
例えば、暗号化部260は、メインコントローラ100の公開鍵を用いて、スケジュールデータを暗号化する。つまり、取得が要求されたスケジュールデータをスケジュールデータ取得処理部220がメインコントローラ100に送る際に、メインコントローラ100の公開鍵を用いて、そのスケジュールデータを暗号化する。
なお、フラッシュメモリには、スケジュールデータを格納するための領域として、例えば、A区画およびB区画が設けられている。そして、スケジュールデータ270aは、例えば、A区画に格納されたスケジュールデータを表している。一方、スケジュールデータ270bは、例えば、B区画に格納されたスケジュールデータを表している。これらA区画およびB区画は、以下に説明する使用区画管理部280によって、何れの区画が使用区画であるかが指し示されており、使用区画として指し示されている方のスケジュールデータ270が実際の制御等に使用されるようになっている。
また、フラッシュメモリに設けられた区画数は、複数であればよく、例えば、A区画、B区画、及び、C区画からなる3つの区画が設けられていてもよい。その場合、使用区画管理部280は、全区画のうちの1つを、使用区画として指し示すものとする。
上述したように、スケジュールデータ更新処理部230は、使用区画管理部280が使用区画として指し示していない方の区画に、変更されたスケジュールデータを書き込む。
そして、使用区画管理部280は、一定時間後に、使用区画を切り替える。例えば、使用区画管理部280は、上述した更新予約の要求に受諾した旨の通知(より詳細には、スケジュールデータの更新予約完了通知)を、メインコントローラ100に送った時点から一定時間経過後に、スケジュールデータ更新処理部230がスケジュールデータを書き込んだ区画を、使用区画として指し示す。
例えば、スケジュールデータ取得要求部130は、ユーザに選択された空調機300(スケジュールデータを変更する空調機300)が、何階のフロアに配置されており、何れのサブコントローラ200で管理されているのかを自動判別する。一例として、スケジュールデータ取得要求部130は、各空調機300とフロアとの対応を規定した情報や、各サブコントローラ200とフロアとの対応を規定した情報に基づいて、選択された空調機300のスケジュールデータを管理するサブコントローラ200を特定する。そして、スケジュールデータ取得要求部130は、特定したサブコントローラ200に対して、スケジュールデータの取得を要求する。
すなわち、スケジュールデータ取得処理部220は、通信部210を通じて、スケジュールデータの取得要求をメインコントローラ100から取得すると、自身(サブコントローラ200)のフラッシュメモリからスケジュールデータ(より詳細には、使用区画管理部280が使用区画として指し示されている区画に格納されているスケジュールデータ270)を読み出し、暗号化部260によって暗号化する。つまり、メインコントローラ100の公開鍵を用いて暗号化する。
すなわち、要求したスケジュールデータを、通信部110を通じて取得すると、スケジュールデータ取得要求部130は、取得したスケジュールデータを復号化部160によって復号化する。つまりメインコントローラ100の公開鍵にて暗号化されたスケジュールデータを、自身(メインコントローラ100)の秘密鍵を用いて復号化する。そして、スケジュールデータ取得要求部130は、復号化したスケジュールデータをRAM等の一時記憶領域に、仮スケジュールデータとして保存する。
すなわち、スケジュールデータ取得要求部130は、このように得られた仮スケジュールデータを元にして、メインコントローラ100の液晶ユニットに、サブコントローラ200が管理する空調機300のスケジュール設定画面を表示する。このため、ユーザは、メインコントローラ100のタッチパネル(操作受け付け部)からスケジュール設定画面を操作して、仮スケジュールデータの変更が行えるようになる。
すなわち、スケジュールデータ更新要求部140は、一時スケジュールデータを暗号化部170によって暗号化する。つまり、サブコントローラ200の公開鍵を用いて暗号化する。
すなわち、スケジュールデータ更新要求部140は、通信部110を制御して、暗号化したスケジュールデータ(変更されたスケジュールデータ)をサブコントローラ200に送信すると共に、そのスケジュールデータの更新予約を要求する。
すなわち、スケジュールデータ更新処理部230は、取得したスケジュールデータを復号化部250によって復号化する。つまり、メインコントローラ100から送られるスケジュールデータは、サブコントローラ200の公開鍵にて暗号化されているため、復号化部250にて復号化する。つまり、自身(サブコントローラ200)の秘密鍵を用いて復号化する。
すなわち、スケジュールデータ更新処理部230は、復号化を通じてスケジュールデータに改竄や欠損がないことを確認する。なお、データが欠損していたり、改変されていた場合は、スケジュールデータを正常に復号化できないため、ここで破棄される。
すなわち、更新予約を承諾した旨の通知であるスケジュールデータの更新予約完了通知を、スケジュールデータ更新処理部230は、通信部210を制御して、メインコントローラ100に送信する。
なお、この時点では、メインコントローラ100,サブコントローラ200共に、スケジュールデータを、フラッシュメモリに書き込んでいない。また、スケジュールデータの更新予約完了通知は、非常に小さいデータのため、即時にメインコントローラ100に到着する。すなわち、この間の時間遅れはほとんど無視できる。そして、以下に示すように、この直後に、メインコントローラ100,サブコントローラ200共に、更新されたスケジュールデータをフラッシュメモリ(使用区画とは異なる区画)に書き込み始める。
すなわち、サブコントローラ200からのスケジュールデータの更新予約完了通知を、通信部110を通じて取得すると、スケジュールデータ更新要求部140は、変更されたスケジュールデータを自身(メインコントローラ100)のフラッシュメモリに書き込む。その際、スケジュールデータ更新要求部140は、使用区画管理部190が使用区画として指し示していない方の区画に、変更されたスケジュールデータを書き込む。
すなわち、スケジュールデータ更新処理部230は、復号化したスケジュールデータ(変更されたスケジュールデータ)を自身(サブコントローラ200)のフラッシュメモリに書き込む。その際、スケジュールデータ更新処理部230は、使用区画管理部280が使用区画として指し示していない方の区画に、変更されたスケジュールデータを書き込む。
なお、これらステップS27,S28では、どちらのコントローラも同じ速度でフラッシュメモリに書き込んでいく。フラッシュメモリへの書き込み時間は、書き込むデータのサイズに比例するため、メインコントローラ100,サブコントローラ200共に、ほぼ同時にフラッシュメモリへの書き込みが完了する。
なお、これらステップS29,S30の待ち時間により、スケジュールデータを読み込み中だった場合でも読み込みが完了し、不整合が発生することを防止できる。つまり、使用区画のスケジュールデータの読み込み途中でないことが保証される。
すなわち、スケジュールデータ更新要求部140は、使用区画管理部190に使用区画の切替を指示する。つまり、使用区画管理部190は、上述したステップS27にてスケジュールデータ更新要求部140がスケジュールデータを書き込んだ区画を、使用区画として指し示す。
すなわち、スケジュールデータ更新処理部230は、使用区画管理部280に使用区画の切替を指示する。つまり、使用区画管理部280は、上述したステップS28にてスケジュールデータ更新処理部230がスケジュールデータを書き込んだ区画を、使用区画として指し示す。
なお、これらステップS31,S32により、メインコントローラ100,サブコントローラ200の両方で更新されたスケジュールデータは、同一のタイミングで空調機300の制御に使用可能となる。
これによって、分散して管理されているデータを集めて変更可能とすると共に、変更されたデータを同一のタイミングで更新することができる。
上記の実施形態1に係る空調システム1は、上述した図1に示す構成であったが、他に図5に示すような構成としてもよい。
図5に示す本発明の実施形態2に係る空調システム2では、管理情報表示装置400を構成に追加した点において、実施形態1の空調システム1と異なる。なお、以下の説明において、実施形態1と共通する構成要素などについては、同一の符号を付す。
Webブラウザが実行された管理情報表示装置400は、ネットワーク10を介して、メインコントローラ100のWebサーバ120にアクセスし、メインコントローラ100を操作可能となっている。
つまり、実施形態2に係る空調システム2は、ユーザがメインコントローラ100を直接操作する代わりに、管理情報表示装置400のWebブラウザからメインコントローラ100を間接的に操作する点で、実施形態1の空調システム1と異なっている。
すなわち、メインコントローラ100は、サブコントローラ200に対してスケジュールデータの取得を要求する。サブコントローラ200は、自身のフラッシュメモリに格納されたスケジュールデータ(より詳細には、使用区画管理部280が使用区画として指し示している区画に格納されたスケジュールデータ270)を読み出して、メインコントローラ100に送信する。そして、メインコントローラ100のWebサーバ120によって、管理情報表示装置400のWebブラウザにスケジュール設定画面が表示される。ユーザは、管理情報表示装置400に表示されるスケジュール設定画面を操作して、スケジュールデータの変更が行えるようになる。
すなわち、メインコントローラ100は、変更されたスケジュールデータをサブコントローラ200に送信すると共に、スケジュールデータの更新予約を要求する。サブコントローラ200は、変更されたスケジュールデータを自身のフラッシュメモリに書き込む前に、スケジュールデータの更新予約完了通知をメインコントローラ100に送信する。そして、メインコントローラ100は、このスケジュールデータの更新予約完了通知を契機に、変更されたスケジュールデータを自身のフラッシュメモリに書き込む。
これによって、分散して管理されているデータを集めて変更可能とすると共に、変更されたデータを同一のタイミングで更新することができる。
上記の実施形態1,2では、メインコントローラ100とサブコントローラ200との間で、スケジュールデータを送受信する場合について説明したが、空調システム1,2で使用するデータは、このようなスケジュールデータに限られず他のデータであってもよい。例えば、ログデータや特殊運転(一例として、省エネ運転)のための制御データというように、空調機300の制御に関する関連データであれば、データの内容等は任意である。
Claims (9)
- 設備機器を制御する第1及び第2のコントローラがネットワークを介して接続された設備機器システムであって、
前記第1のコントローラは、
前記設備機器の制御に関する関連データを格納するための第1の記憶部と、
前記第2のコントローラに対して関連データの取得を要求し、前記第2のコントローラから送られた前記関連データを取得するデータ取得要求部と、
前記第2のコントローラから取得した前記関連データに対する変更が、ユーザの操作に従ってなされると、変更後関連データを前記第2のコントローラに送信して更新を要求するデータ更新要求部と、を備え、
前記第2のコントローラは、
前記設備機器の制御に関する関連データを格納するための第2の記憶部と、
前記第1のコントローラからの取得要求に応答して、前記第2の記憶部に格納されている前記関連データを読み出して前記第1のコントローラに送信するデータ取得処理部と、
前記第1のコントローラから送られた前記変更後関連データ、及び、更新要求に応答して、前記変更後関連データを前記第2の記憶部に書き込むデータ更新処理部と、を備え、
前記第2のコントローラにおける前記データ更新処理部は、前記変更後関連データを前記第2の記憶部に書き込む前に、前記更新要求に対する受諾通知を前記第1のコントローラに送信し、
前記第1のコントローラにおける前記データ更新要求部は、前記第2のコントローラから送られた前記受諾通知を契機に、前記変更後関連データを前記第1の記憶部に書き込む、
ことを特徴とする設備機器システム。 - 前記第2のコントローラは、
データの暗号化を行う暗号化部を更に備え、
前記データ取得処理部は、前記暗号化部によって暗号化された前記関連データを、前記第1のコントローラに送信し、
前記第1のコントローラは、
データの復号化を行う復号化部を更に備え、
前記データ取得要求部は、前記第2のコントローラから送られた暗号化された前記関連データを、前記復号化部によって復号化する、
ことを特徴とする請求項1に記載の設備機器システム。 - 前記第1のコントローラは、
データの暗号化を行う暗号化部を更に備え、
前記データ更新要求部は、前記暗号化部によって暗号化された前記変更後関連データを、前記第2のコントローラに送信し、
前記第2のコントローラは、
データの復号化を行う復号化部を更に備え、
前記データ更新処理部は、前記第1のコントローラから送られた暗号化された前記変更後関連データを、前記復号化部によって復号化する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の設備機器システム。 - 前記第1の記憶部には、前記関連データを格納する区画が複数設けられており、
前記第1のコントローラは、
前記第1の記憶部における全区画のうちの1つを、前記設備機器の制御に使用するための使用区画として指し示す使用区画管理部を更に備え、
前記データ取得要求部は、前記使用区画管理部にて前記使用区画として指し示されていない区画に、前記変更後関連データを書き込み、
前記使用区画管理部は、前記第2のコントローラから前記受諾通知が送られた時点から一定時間経過後に、前記データ取得要求部が前記変更後関連データを書き込んだ区画を、使用区画として指し示す、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の設備機器システム。 - 前記第2の記憶部には、前記関連データを格納する区画が複数設けられており、
前記第2のコントローラは、
前記第2の記憶部における全区画のうちの1つを、前記設備機器の制御に使用するための使用区画として指し示す使用区画管理部を更に備え、
前記データ更新処理部は、前記使用区画管理部にて前記使用区画として指し示されていない区画に、前記変更後関連データを書き込み、
前記使用区画管理部は、前記データ更新処理部が前記受諾通知を前記第1のコントローラに送信した時点から一定時間経過後に、前記データ更新処理部が前記変更後関連データを書き込んだ区画を、使用区画として指し示す、
ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の設備機器システム。 - 前記第1のコントローラと前記第2のコントローラとの間は、WebSocket規格に沿って通信が行われる、
ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の設備機器システム。 - 前記設備機器は、空調機であり、
前記関連データは、前記空調機を制御するためのスケジュールデータであり、
前記第1及び第2の記憶部は、フラッシュメモリである、
ことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の設備機器システム。 - 設備機器を制御する他のコントローラと通信可能なコントローラであって、
前記設備機器の制御に関する関連データを格納するための記憶部と、
前記他のコントローラに対して関連データの取得を要求し、前記他のコントローラから送られた前記関連データを取得するデータ取得要求部と、
前記他のコントローラから取得した前記関連データに対する変更が、ユーザの操作に従ってなされると、変更後関連データを前記他のコントローラに送信して更新を要求するデータ更新要求部と、を備え、
前記データ更新要求部は、更新要求に応答して前記他のコントローラから送られた受諾通知を契機に、前記変更後関連データを前記記憶部に書き込む、
ことを特徴とするコントローラ。 - 他のコントローラと通信可能な、設備機器を制御するコントローラであって、
前記設備機器の制御に関する関連データを格納するための記憶部と、
前記他のコントローラからの取得要求に応答して、前記記憶部に格納されている前記関連データを読み出して前記他のコントローラに送信するデータ取得処理部と、
前記他のコントローラから送られた変更後関連データ、及び、更新要求に応答して、前記変更後関連データを前記記憶部に書き込むデータ更新処理部と、を備え、
前記データ更新処理部は、前記変更後関連データを前記記憶部に書き込む前に、前記更新要求に対する受諾通知を前記他のコントローラに送信する、
ことを特徴とするコントローラ。
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